>>889
(千歳の変身に、おとうさんも少なからず驚いているようだった)
(自分の子供が男の娘の魔法少女で、変身のたびに全裸になっていて)
(さらにその様子を動画にされていたら驚くのも無理はないかもしれない)
(おとうさんも混乱しているのか、小さく返事をするだけだった)
うん…いつか治ればいいんだけど
(記憶に微かに残る、自分をホテルに連れ去った怪人)
(たぶんあの怪人に重要なヒントがあるんだと、何となくは分かっていた)

(おとうさんの手伝いもあって、引っ越しはスムーズに進んだ)
(1人暮らししていた部屋もあまり家具とかは置いていなかったから、業者に頼む必要もなかったくらいだ)
(そして自分の家に戻った千歳は、前と同じ部屋を使うことになった)
(おとうさんが部屋の中をいじっていなかったから、前の時と全く違和感なく使えた)
(そして始まった生活だけど、やっぱり違うのは、2人で怪人退治に行ける事)
(身近な人が一緒というのは、千歳にとってとても心強い事だった)
(今日もまた現れた怪人を倒して帰ってくると、まずはおとうさんが変身を解いた)
シロくん、変身解くの撮っちゃヤダよっ
(そして人の目がないことを確認して、千歳も変身を解く)
(家の中で変身を解くから、その姿を見られるのは基本的におとうさんだけ)
(もちろん恥ずかしさはあるけど、世界で一番身近な人の視線なら平気だと思えた)
(今日も変身を解いて、全裸の千歳がゆっくりと人の姿に戻っていく)
(そして感じるおとうさんの視線)
(薄目を開けると、おとうさんがしゃがんでいるのが見える)
(その位置からは、千歳のおちんちんやおしりの穴がよく見えてしまう)
(訳も分からずドキドキしながら変身解除を終えて、人の姿に戻った)
…もぉっ…おとうさんのえっちっ
(胸のドキドキを紛らわすため、頬を膨らませておとうさんの頭をぽかぽかする千歳)

【うん、時間になるしこれで凍結おねがいしますっ】
【次の予定だけど、ぼくは明日の19時くらいに来れる、かも?】
【まだわかんないけど、おじさんはその時間に来れそう?】