(呆気なく身体を離す男に、芹はぽかんとした表情を浮かべる)
(急に邪魔者扱いされ、芹はふらりと立ち上がって自分の服を手に取り……)
………。
(芹は無言でそそくさと服を着ると、部屋を後にする)
(そして、自分のアパートへと帰った芹。開放されてよかった、という安堵、そしておまんこでイかせてもらえなかったもやもやが拮抗する)
(まだ身体は火照っていて、おまんこもおっぱいももっと犯されたい、と言わんばかりに疼いて仕方がない)
(芹はスマホを手に取り、日向くんに電話をかける……当然、それは彼へのセックスの誘いで)
(すぐに行く、と彼の返事をもらい、電話を切ると芹は自らおっぱいとおまんこを自らいじり始める)
(ニットに母乳が染み、どぴゅどぴゅと服越しにミルクを噴いて)
(パンツ越しにおまんこを擦れば、くちゅくちゅと卑猥な音を立ててじっとりと濡れる)
(しかし、芹はすでにそんな快感ではイけなくなってしまっていた)
(おちんちんがほしい、セックスがしたい。芹は性欲に飲み込まれつつ彼を待つ)
(そして、しばらくするとがちゃ、と玄関の扉が開き、日向くんがやってくる)
(彼が部屋に入って目にしたのは、発情しきった表情でオナニーをする芹の姿)
(そんなものを見て彼が我慢できるわけもなく、服を着たままそこで芹を押し倒す)
(そしてパンツをずらし、彼の可愛らしいおちんちんが挿入される)
(ぱちゅぱちゅと音を立ててピストンするおちんちん、しかしそれは男のものとは比べ物にならないほどに小さく、膣の中ほどまでをほじくるだけ)
んっ……ふぅっ……ふっ……ぁ………。
(芹は、たしかに気持ちいいと感じた。しかし芹の性欲を満たせるものは、すでに彼ではなくなっていることを悟る)
(発情して子宮が降りるのを感じる…が、日向くんのモノでは子宮口にたどり着かない。そして、芹が一度も絶頂する間もなく、彼は果ててしまった)
(お腹に感じる精液の暖かさ、はぁ、はぁと息を切らしておっぱいに顔を埋める小さな彼氏……芹は、もう終わりなの…?もっとほしい、もっとイかせて、と感じてしまう)
(芹の初めてを奪ったあの壮絶なセックスは、芹の心も、身体も、すべてをめちゃくちゃにしてしまった)
(胸の中で愛らしく寝息を立てる彼を抱き、撫でる。しかし本当に好きなのはこの子なのか、これが幸せなのだろうか…と、モヤモヤとした思考が芹を襲い、その夜はまともに眠れなかった)
【長くなってしまいました、申し訳ないです!】