>>32
(巨大な胸を、肉厚の股間を握りしめる度に、手のひらがぬるぬると濡れていく)
(股間が快感に濡れるのはともかく、胸の方は、と訝しむが)
(強さを増す乳臭い香りから、その正体は言わずとも知れた)
(学生のくせにもう妊娠してんのか、いっそ都合がいい)
(今夜は楽しくなりそうだ、と茹だった頭で考え、手のひらで少女の股間から吹き出た潮を受け止めた)

(ドアが開き、満員の乗客が我先にと電車を降りる)
(その流れに乗るように、だが少女の手をガッチリと掴んだまま、ホームに降りた)
(人間は、人波の中ではお互いの顔など逆に気にもしない)
(改札を勢いで突破し、駅を出る)
(大通りを渡り、すぐに横道に逸れ、細い道をグネグネと歩く)
(駅近ではあるが、入り組んだ路地の先の古いアパート、それが我が家だった)
(一回の角部屋の鍵を開け、少女を引きずり込み、鍵を掛ける)
(普段使わないチェーンも掛け、とっさに飛び出せないようにして)

――じゅうっ!
ちゅっ、じゅっ、じゅるるっ!
(壁に押さえつけ、顎を掴んで固定すると、食いつくように唇に吸い付いた)
(もう一方の手で後頭部も押さえ、ガッチリと捕まえて、唇を貪る)
(柔らかい唇と舌を、ざらついた自分の舌で舐め回し、唾液を啜って)
(顎を掴んでいた手を離し、ベルトを外す)
(慌てているのか、少しだけ手間取ったが、革製の安いベルトを開放し、トランクスごとスラックスをずり下ろした)
(途端に、むわっ……と生臭い匂いが立ち込める)
(既にガチガチに勃起している肉棒は、先端から透明の汁を滴らせ)
(亀頭を光らせていて)

(スカートを捲り、片手でスパッツの股間をむしるように千切り、顕になった股間に手探りで亀頭を押し当てて……)

(ずぶっ、ずぶぶぶぶぶ……ぐちっ)
(驚くほどにあっさりと、なんの感慨もなく、亀頭が最奥まで差し込まれ)
(びゅぐっ、びゅるるるるっ、ぶびゅびゅびゅびゅ……)
(豊満な肉体を蹂躙する興奮と期待に限界ギリギリだった肉棒は、あっさりと決壊した)
(最奥に亀頭を埋めたまま、溜め込まれていた粘ついた精液を大量に吐き出す)
(久しぶりの射精の感覚にバチバチと頭の中で火花を上げながら、快感に酔いしれ、口内を舐め回す)
(繋がったまま少女を抱きしめ、スラックスと靴をその場に脱ぎ捨てて室内に向かい)
(敷きっぱなしの布団の上に少女を組み伏せると、そのまま腰を持ち上げ、打ち下ろした)
(ずぐっ、と最奥を亀頭が叩き、それがすぐに勢いよく繰り返される)
(言葉も発さずに、ただただ目の前の女を犯したくて仕方がない、そんな思いを主張するように、腰が振りたくられて)

【すいません、大変おまたせしました】
【今夜もよろしくお願いします】