111話だね

(111話より抜き出し)
「あなたがたが味わう快楽を、体験することはかないませんが」
「わたくし、それに負けないくらいの快楽を知っています」
 その快楽地獄には、今も強烈な飢餓感を憶えるが、それを唯一抑えられる手段を発見した。

 そ・れ・は、

 ミサトの淫花がヒクヒクと震えていた。欲情よりも激しい興奮で、全身の体毛が逆立つ。

「こうやって?あなたがた変態を、この媚薬で捕らえて!」
「虜にして!」ミサトは牙を剥いて笑っていた。
「奴隷にすることっ」
「精神を犯し、」「全てを破壊するような快楽で、」「醜く歪ませて差し上げることっ」


>「あなたがたの大きく、強大で、なんの障害もない人生に大きな通せんぼをして、わたしの脚の間をくぐらせてあげること」
ミサトの両足は、何人もの犠牲者がその間をくぐり抜けてきた関門である。ひとたび、くぐると、その瞬間から人生が変わってしまう。