>>496
アテラハン・カルミアは200話参照

>アテラハン家次期当主として知っておく必要があるのです、という体裁は完璧に整っている。しかし、カルミアの本心は別にあった。
>彼女はただ、愛する婚約者が王都でどのような日々を過ごしていたのか、本人の報告書以外の視点から知りたかっただけなのだ。
>好きな男性の、自分が知らない姿を知りたい。それは16歳、年頃の女の子らしい素直な気持ちであった。