今日は何か体の調子が悪くて学校を早退して家に帰った
中学生の加奈は最近生理が始まったばかりのからだだからまだ慣れなくて気分を悪くしていると思った
加奈の家族は母子家庭で 母の仕事は書き物の仕事で いつも家で仕事をしている
こんな早く帰ったらお母さん びっくりするだろうな
そう考えては 加奈は急いで家路と急ぐのだった
加奈は母の仕事や性格や とても子供を産んだことが有るとは思えないほどの綺麗で均整のとれたからだや
年齢にしては本当に若く見える かなと買い物に行くときも親子であるとは思えないほど若い母親を心の底から好きで
休みの日も友達と遊ぶより母と一緒にいたいと思うほど母が好きだった
ようやく家に着いた加奈は ちょっと意地悪をしようと思った
いつもは元気よく家に帰るのだが、今日はいつも帰る時間ではないので そうっと入って母を驚かせてやろうと思いついた
ゆっくり音を出さずにドアを開け そうっと忍び足で部屋に入ったその時だった
なんか変な 何か押し殺したようで 苦しそうな声が洗い場から聞こえてくるのだ