秋月夫婦のたてまえは

唯子さん
家族を裏切って卍を愛してしまった私を見捨てないで許してくれた暁年さん。
卍さんとの関係はだめだとわかっているのにやめられない。
ごめんなさい、だから自宅にいるときは家族に尽くそう。

旦那
どんなに変わってしまっても君を愛している。家族への愛情が少しでも
残っているなら別れたくない。いつまでも君を支え続ける。

とは思いたいが

唯子さん
失踪先まで追いかけてくれたのは少しはうれしかったが、もう私は卍さんのもの。
卍さんの命令だから仕方なく戻ったが、やっぱり罪悪感半端なく一緒にいたくない
いつでも抱いてもらえないし。

旦那
たとえ、私への愛情がなくとも、卍に渡すものか、一生、この家に閉じ込めて
自由は奪ってやる。優しく接することで罪悪感を感じているならそれが君への罰だ。

夫婦にはこんな気持ちもあるかなと。
お互いに傷つけあっている、似たもの夫婦にも感じる。