黒井剣「人妻女教師」(フランス書院)
海外出張が続く夫、典義(実は浮気している)にセックスしてもらえず、悶々として
いる中学教師、岩佐美佐子(27歳)は問題児、恵一の家に家庭訪問した際、恵一と
その友人、テツ、純に輪姦される。猿轡され、抑え込まれ、下着を下ろされたときの

「恥毛が少年たちの吐息とも外気ともつかぬ生暖かい風に揺れた」

とかがいいです。最初にヒロインを犯す恵一君のアレも

「太くはないが亀頭は露出し、先端に一筋の露が光っている」

ってのも「剛直」とかとは逆の意味で良い。あとテツと純は童貞設定なのか、
ヒロインが乳房を吸われたときに

「赤ん坊のように吸い付かれ、痛みすら感じた」

とか、終わった後の恵一のモノローグで

「テツも純も初めての女だったんじゃないか」

とかもいい。ものすごく稚拙な腰使いとか、あっという間に情けない声をあげて
果てたのか、とか。恵一が挿入した後、場面が切り替わり
→夫の浮気場面→ヒロインが犯された事後
なので、どうだったかはわからないんですけどね。
あとヒロインの感じ方(三人目の純のこわばりが入ってきたとき、悦びの声を
恥ずかしげもなく上げていた)とか、犯された後の苦悩が昭和?ぽくて味があります。

ふと思い出したけど、恵一君は中三。その恵一をテツか純が

「先輩、もうたまんねえ!」

とか言ってたな。え?じゃあ中二とかだったの?