「危険な色に濡れたバカンス」
西原ひとみの裸身は後ろ手胸縄を掛けられ、囲炉裏の部屋で仰向けにされている
長時間露天風呂に浸かりほてった体は、白い肌にほのかに赤みを帯びさせていた
上下にきつく掛けられたザイルにより、ふたたび彼女の乳房は絞り出すようにはじかれ、艷やかな張りを見せている
今はそれぞれの足首にもザイルが巻かれ、そこから引き伸ばされたザイルは、先にある左右の柱に巻きつけられ、ひとみの両脚は左右に大きく引き広げられていた
薄暗いランプの灯に照らされるひとみの肢体を鑑賞しながら酒を楽しむ杉本と青田である
二人の男は、今度は一人の女を二人で同時に愉しもうと話をしていた
宮本真佐美は隣の畳部屋で全裸のまま縛られ、立位で梁に吊るされている