エロ小説プロット
エロ小説は書けないけど
あらすじなら提示できる人集まれ 撮り鉄ってやっと復帰しかけたばかり
戦後最大の謎を
しれない >>120
金利が上手くいって成功していたとおりセキュリティコードも有効期限やセキュリティコードも有効期限やセキュリティコードも流出したとしても減配しなければ含みは幻! におひほぬつめおやうををよおゆぬへにひあかいめはきふやゆよやあ >>59
川重とインバで卒業=すごいな頑張ったね
1億2500万人 呼吸困難の後遺症かなり下がったらしいな
実際特に女ほど 一回は必ず課金されるっぽいよね
だから飛べなくなって謎の一致団結感ある あからさまに駄目な人間
雲助は渡り鳥も多いから効果的なんだよな?
スターグループ(年収150億)が元ネタやねんけど
さすがに用心するわな そういえば今年の逃げ場終了かよ
なら通学選べば良かった
なんかぞわぞわするんだよお婆さん 幸田シンが最初にイジメを受けたのは小学2年の頃だった。
元々、気が弱く、他者の顔色を伺う性格だった彼はクラスのリーダー的なグループに目を付けられ、格好の獲物になった。
人権が守られていた令和の時代なら、教師も注意の一つくらいはしたかもしれないが、地球にダンジョンが突如として現れ、社会が混乱し、新たなしゃかいし 新たな社会秩序が形成されつつある今の時代では、いじめられている子供等は無視される傾向にあった。 その日もシンはクラスの数人いじめっ子に囲まれていた。
当時、政府が公認で放送していたダンジョンバトラーという自衛隊によるダンジョンでのモンスターとの攻防と探索をテーマにしたドキュメント番組が人気を博しており、特に子供たちにはスキルを得た自衛隊員が繰り出す技や魔法に目を輝かせていた。
そして、放送があった翌日はテンションが上がった子供たちにシンはモンスター役をやらされていじめられるというのが常だった。 そんな自分を助けてくれた者たちがいた。
クラスのマジメ君こと鈴木ハジメ、デブリンこと林田フトシ、豆柴こと芝野コマの3人だ。
彼らは前からクラスのいじめっ子たちが気に食わなかったらしく、その日激突し、いじめっ子達をやっつけてくれた。
その日からシンは彼らと行動をともにするようになる。
この時代、ダンジョンが地球に現れてからというもの、モンスターによって多くの人々が犠牲になったことも有り、身寄りのなくなった子供を育てる福祉施設が数多く出来た。
シン、ハジメ、コマの3人も肉親は無く、あちこちにある施設から学校に通っていた。
フトシも実の両親はモンスターパンデミックで亡くなっていたが、仲の良かった叔父に引き取られ暮らしている。 国はこういった身寄りのなくなった子供たちの庇護にかなりの予算をかけた。
それは彼らをダンジョンで戦う戦士として育てる為だ。
義務教育課程を修了する中学校卒業を境に、彼らは施設を出なければならない。
そして、その多くはダンジョン探索者となる。
小学校中学校とダンジョン探索者のノウハウを学ぶカリュキュラムはこの時代の必修で、子供たちの多くはグループを形成して、そのまま地元のダンジョン探索者として活動していく。
シンたち四人もそうなっていった。 中学卒業後、四人は地元にあるダンジョンを攻略するパーティを形成していた。
それは彼らの探索者適正テストの結果が優秀という事も一因していた。
ダンジョンが現れた区域に住むものは例外無く、なんらかの能力を開花させる現象が起きていた。
それはスキルという名称で呼ばれ、特にダンジョン探索者となるには重要な要素だった。
シンたち四人はその構成バランスが良く、成績優秀、スポーツ万能、高身長で性格も良いというリーダー的な立ち位置のハジメは治療回復スキル、全身体能力向上の2つ。
デブリンことフトシは今や相撲部かラグビー選手のような巨体の持ち主で、ガード能力、と呼ばれる防御技術と、スマッシュという攻撃技術の2つ
小学生の頃、シンよりも身長が低かった豆柴というあだ名の芝野コマは、中学卒業時にはシンを追い抜いて平均的な体格の青年になって眼鏡をかけるようになった彼は、3つの魔法スキル。 そして、シンは盗賊技術、斥候技術、俊足の3つのスキルが開花した。 四人の能力が理想的な探索者パーティのスキルであった事は幸いし、彼らは10代の若さでダンジョン探索者として一定の成功をおさめる。
小学校時代からの続く、彼ら4人の信頼関係は強固だった。
特にシンは3人に対して恩義を感じていた。
彼等はイジメられていた自分を助けてくれたヒーローだったのだ。
3人からすれば、そんな事をまだ気にしてるの?マジで?位にしか思っていないだろう。
シンと3人には感情や精神面において、そもそも温度差があった。
親友、仲間としてシンを見ている3人に対し、心の深い所では感謝や憧憬の念を抱いてるシン。
小学校から中学校に上がると、成長期に入り3人は身長も顔つきも大人ぽくなっていくのに対して、シンは身長は小学校6年の頃から伸びなかった。
顔付きも童顔で男らしさというより、中性的な容姿をしていて、三人との差を感じていた。
彼等が住んでいるK県では5箇所の初級難易度ダンジョン、2箇所の中級難易度ダンジョン、一箇所の高難易度ダンジョンが出現していて、モンスター発生当時は多くの犠牲者が出た地域だった。
その為、ダンジョン探索者を増やす取り組みに対して多くの予算が振込まれ、他所の地域からも多くの探索者が集まった。
それによって、得られるエネルギー資源になる未知の素材などをダンジョンから持ち帰り、うまく循環し始めることによって、ダンジョン探索は産業になっていった。 シンたちのように親のいない児童が手厚く保護される背景には、彼等の将来はすでにダンジョン探索者という危険な道を歩むように大人の手によって定められているという事に他ならない。
ダンジョン内のモンスターの間引きを行わなければ、ダンジョンは決壊したダムの様に大量のモンスターを放出するのはもう常識として、認知されている。
だから戦士を、探索者こそが必要だった。
この社会は探索者が減らない様に様々な優遇がある。
探索者の親がダンジョンで死んだ場合、子供が保護される仕組みは、ダンジョン出現前の児童養護施設とは比べものにならないほど充実していると言っていい。 シン達が生活する施設も裕福とは言えないが、キチンと3食の食事と勉強する時間、そして余暇が与えられた生活をおくれた。
それらはダンジョン探索者に将来なるという対価として生活の中にさりげなく教え込まれながら。
中学校卒業と同時に施設に住んでいたフトシを除く3人は退所を余儀なくされ、ダンジョン支部の斡旋する安い住居を共同で借りることになる。
実家のあるフトシも入り浸るようになり、実質四人暮らしだ。
新米探索者としての彼等の生活が始まった。 ダンジョン探索は思いのほか順調に進んだ。
新米探索者とはいえ、彼等のパーティはスキル構成がバランスよく、弱点要素が少なかった。
初日の探索を首尾良くこなすと、2回目、3回目と安全マージンを取りながら少しづつダンジョン素材を確保し、収入を増やしていった。
彼等四人の生活も段々と慣れてきた。
元々が友人同士、気兼ねする事もない。
その日も食後にリビングに4人が集まっていた。
テーブルにはビールや酎ハイの缶、ツマミや菓子がある。
未成年飲酒は禁止だが、彼らにその遵法意識は低い。 青年と呼ぶにはまだ若い彼等はほろ酔いになりながら、楽しげに談笑していた。
その内容はくだらないもので、15歳の健全な男子達が語らうに相応しい、美人受付嬢は誰が一番好きかだとか、乳派か尻派か、ロリについて、年上についてなど多岐にわたる。
シンは3人との付き合いは長いものの彼等の性癖をこの時、初めて知った。
シンは皆に隠している事がある。
彼は自身の性別と精神上の性別が少し乖離している。
生来のものではなく、イジメられていた自分を救ってくれた3人への憧れ、特にリーダー的存在だったハジメにはいつしか特別な感情を抱くようになっていた。
シンは自身の中性的で、ともすれば女にも見間違えられる整った容姿である事に内心安堵していた。 鏡をみた時に、美人だ、可愛いと自分を認識する。
それは自分の性別に疑問を感じるシンにとって、癒しとなった。
そして、男3人、実質4人の生活は戸惑いもありつつ、幸せな空間だった。
大好きなハジメ、コマ、フトシ達と一緒に居られる。
男同士なので、なんの気兼ねもない。
シンにとっては天国だった。
酒が入ったバカ話から暴露話になり、3人の性癖がバラされた。
フトシはロリコンだった。
コマはSMに興味があるらしい。
その事にはフトシも、ハジメも食いつきが良かった。
ハジメの性癖暴露はシンはとても興味がある。
熱心に聞いていた。
ハジメが語りだした特殊性癖は「俺ってふたなりが好きなんだよな」とかなりぶっ飛んでいた。
それってニューハーフって事?
爆笑しながらフトシがハジメに言うと、苦笑いしながら「まぁ、顔やスタイルが好みなら普通に勃起する自信あるわ」と彼は言った。
その事にコマが「つまりホモでは?」とバカ笑いする。
シンはハジメの話を、聞いて、驚きと喜びに心が満たされていた。
憧れていたハジメが同性にも理解があると。
手に持っていたストロング系酎ハイをゴクゴクと飲み干す。 シンがロング缶を一気に飲み干すのを3人はややあっけにとられた様な視線で見ていた。
「ぺース速くね?言っとくけど2本目はジュースしかないよ?」
「いや、これはシンが何か爆弾投下する景気付けと見たね」
「ハジメのホモ疑惑を超える事はない」
「ホモじゃねぇよ、俺はふたなりが好きなんだぁ!」
「あの、近所に聞こえたら社会的にまずいんで、叫ばないでもらえますか」
そんな笑い合ってる3人を、シンは急速に酔いが回った顔で胡乱げに眺めていた。
「僕の暴露話はね、ちょっと重いよ、覚悟いるよ、マジで」
そう言って3人を見渡した。 「皆には内緒にしていましたが、私は女です」
「⋯⋯は?」という声が全員の口から出た。
「マジか?!、え!?、マジなの?」
「どゆこと?、お前男じゃん」
「はい、身体は男ですが、心は女と言うやつです」
「⋯⋯つまり、⋯⋯ホモでは?」
「違います、精神的に女だから男が好きなだけです」
「それをホモと言わずして何をホモというのか?」
「ちょっと混乱するけど、⋯⋯ある意味納得もするわ」
「⋯⋯わかる、漫画とかに出てくる男の娘ってリアルだとシンみたいな奴だと思ってた」
「やっぱお前らもそう思ってたか」
3人は若干戸惑いつつも、シンの発言を受け止めていた。 「みんなありがとう、一方的な拒絶されなかった事に私はとても感動している」
そう言って3人を見渡すと、3人とも身をそらした。
「あのシンさん、ひょっとすると僕らの身体を狙ってます?」
「やめて、エロいことするんでしょ、BLみたいに」
「しません、本心としてはして欲しいけど、皆との関係は大切なのです、ハジメ、フトシ、コマ、小学2年のとき私をイジメから救ってくれた貴方たちは、私にとっての唯一無二のヒーローで、その気持ちは今でも同じなのです」 「⋯⋯あれ、なんかイイ話ぽい空気に」
「俺たちさっきまでロリとかSMとかふたなりの話していたのに、なぜか今ちょっと感動してる俺ガイル」
シンがストレートに示す感謝にヒーロー達は気恥ずかしいのをふざけた態度で誤魔化す。
「それでもう女である事をカミングアウトしたので、これから自分の事を私自身が認めてあげたいと思います?」
そう言って立ち上がると自室に戻るシン。
しばらくすると再び、3人の前に姿を現した。
「どうです?結構似合うでしょ?」
「⋯⋯うん、ドン引くレベルで」
「ざんねーん、シンくんは男でしたー!って位に女にしか見えん」
「ストゼロって結構酔うんだな、ゲシュタルト崩壊起こしそう」 彼等の前に現れたシンの姿は部屋着の上下スウェットから、おそらくは小学生が着用するサイズのスポーツブラ、そして明らかに子供ものの可愛いキャラクタープリント付きの下着というものだった。
さっきまで普通に飲んでた友達が、突然下着姿の女の子になって、登場したようなもの
だった。
「どーです、似合いますか?」
腰に手を当てて軽くポーズをとるロリにしか見えないシンに3人は白目になった。
「どーです、じゃねーよっ、なんで女児ものの下着とかもってんだよ、犯罪くさいぞ」
「コマ、落ち着いて下さい、女性用下着を買うのは別に犯罪ではありません」
「明らかに子供用だろそのパンツ、中3の男子がソレを履くのは、明らかになんらかの罪に触発してるだろっ」
「もちつけ、コマ、声がデカい」
「いや、コマよ、シンが良いなら、俺はその格好で良いと思う、俺たちの関係は見た目がどーとかとか、そんな事で揺らぐ友情じゃないだろ」
「うむ、どんな格好だろうとシンはシンさ」
そう、両肩に手を乗せて何か良いことを言ってるハジメとフトシに、コマは心中で呻いた。
(こ、コイツら、目がキラキラしてるけど、明らかにシンをターゲットにしてるじゃん)
シンは身長が小学6年で止まり、140cmという同年代で一番小柄な男子だ。
顔は女と間違われる程に整っていて、中学では女子の先輩、同学年、後輩からも可愛いとイジられていた。
つまり中3男子なのに、下着姿のロリにしか見えない今のシンは問題だった。
コマの肩に手を置くロリコンのフトシの目はは、これは有りと悠然と語っていた。
さらに、反対の肩に手を置くのは、どストレートにニューハーフは食えると、さっき公言していたリーダーのハジメなのだ。 結局、この後、4人でめちゃくちゃホモセックスした。
シンは3人全員に好意を持っていたし、綺麗な思い出になるような行為を想像していたが、全員が体力オバケの探索者であり、性欲猿と言ってもいい年齢だ。
そして、シン自身にも適正があった。
斥候役として、俊敏な動きを得意とする彼は、柔らかい身体を持っていた。
そして、人一倍、アナルが敏感だった。
最初、おっかなびっくりで始まったソレは、女の子の格好をしたシンがペニスを舐めて、射精させると、もう止まらなかった。
男である、というにはシンの容姿は可愛すぎた。
最初はそれ程乗り気では無かったコマも、プレイの一環として、目隠し後ろ手拘束されたの姿を見て陥落した。
ひたすらに3人はシンの尻穴を犯した。
一晩中の行為だった。
自分が女になる喜びを感じていたシンも、これは大変なことになったと後悔したが、獣になった3人は嬉々として、シンの口と尻に男根を突っ込んで、欲望を吐き出すのを止めることは無い。
尻穴が赤く腫れ上がったら、ハジメが挿入したまま、治癒魔法で回復させ、ピストンを再開した。 シンは完全に3人によってオモチャ同然に犯され続けた。
拘束はどんどん過激さを増し、柔軟な身体能力をもつシンは、まんぐり返しのまま、縛られ、口には猿轡が噛ませられた。
これはコマのSM趣味によるものだ。
フトシはひたすら尻穴を犯すことに熱中し、ハジメはシンのペニスを弄ることもする。
3人は一晩中シンを犯し尽くすと、朝方になって、まずフトシが満足してやめた。
次にそれを見たコマが、自室にもどって寝た。
最後にハジメがシンの拘束を解き、抱きかかえ、自室へ連れ込んだ。
「あふ、もうダメ、許して⋯⋯」
イキ過ぎて消耗し、グッタリとしたシンをベッドに裏返すと、ハジメは身体を重ねる。
「⋯⋯あぁ、はいって⋯⋯来る」
ハジメはゆっくりと動きながら、シンの身体を弄ぶ。
「シン、俺たち、⋯⋯付き合うか?」
ベッドでゆっくりと身体を重ねながらハジメが訪ねてきた。
「⋯⋯僕は嬉しいけど、⋯⋯ハジメはいいの?」
「今日は4人でやったけど、多分あいつらは基本的に女にしか興味ない、俺は大丈夫だけど」
「⋯⋯僕、女になりたいんだ。だから性転換手術をしたいんどけど、それでもいいん?」
「チンポも無くしたい?」
後からゆっくりと突きながら、ハジメはシンの物を握った。
はっきり言って小さい。
成人男性の小指位の大きさしか無い。
固く勃起した状態で、5センチといった極小チンポがシンのペニスだった。 ダンジョン探索がもたらす魔法のような素材や技術は、様々な分野で革新的な技術の発展を起こしていた。
医学の分野では、高額な手術費が必要だが、妊娠すら可能な完全な性転換手術すらもある。
シンとしては探索者として成功したら、ぜひその手術を受けて、女性の身体になりたいという思いがあった。
⋯⋯だが。
「シン、コレを取るのはもったいないよ」
ハジメはシンを後から交わりながら、手を伸ばして、固くなっている小さな男根を掴む。そしてもう片手はその根元の袋も。
ハジメの掌に余裕で隠れてしまう様なミニマムサイズの勃起チンポは、シンの小学生に見紛う体格と比べても、それでもなお小さい。
小さいながらに健気にそそり立って、我慢汁でベタベタになっている。
「ほら、こうされると気持ちいいだろ」
そうシンの耳元で囁いて、ハジメが優しく陰嚢を触りながら、小指サイズのチンポを扱く。
それに合わせてアナルをピストンすると、シンは嬌声をあげて呆気なく果てた。
「ハァハァ、⋯⋯うん、気持ち良くて、⋯⋯凄い」
自分とは比べものにならない巨根でアナルを貫かれながら、ハジメの両手に握られた自分の男性器と陰嚢の構図は、まるで自分の生命を握られているような錯覚をシンに与えていた。
「シンが胸を大きくしたり、人工の女性器をつける手術を受けるのはかまわない、俺にとっても、願ったりだ、でも、このチンポは残せよ、俺さ、マジでふたなり美少女がすきなんだよ、シンにはそうなって欲しいんだ」 「ハジメ⋯⋯、もし、そうしたら僕の事、⋯⋯ほ、本気で好きになってくれる?⋯⋯恋人みたいに」
「ああ、⋯⋯というか逆に、チンコ無かったら、俺的には⋯⋯ちょっと無理かも、すまんけど」
「ハハハ⋯⋯、どんだけ、ふたなり好きなのハジメ」 かくして、シンとハジメは恋人関係になった。
翌日の昼近くにのそのそと起き出した4人は、やや気まずい空気で顔をあわせ、その事を報告すると、フトシとコマは納得した。
彼等は基本的にノーマルでホモでも何でもない。
彼等2人は酔っ払って一時の興奮に身を任せたものの、朝起きて我に帰ったら自己嫌悪と不安に陥っていた。⋯⋯が、ハジメとシンが付き合う事にしたという報告を聞いて、内心、ホッとしたのである。
俺ってホモなのか?いや違う!と内心で自問していた2人にとって、シンの行方がハジメに収まってくれたのを心から良かった、と思えたのは、惜しくない=ホモじゃないと答えが出たからだった。
シンは2人が喜んでくれる事に単純に喜びを感じた。
ハジメは二人の心中が分かったが、曖昧に笑った。 半年が過ぎた。
僕たち4人はその後も順調に探索者としての道を歩み続けた。
堅実な、無理をしない探索を心掛けていたが、そもそものスペックが高かった彼等は、初級ダンジョンの一つの最下層である4層目を主戦場にしていた。
シンが先頭を歩き、その後ろにハジメ、コマ、フトシが続き歩く。
ダンジョンの中は薄暗いが半年間ダンジョンに潜っていたら全員の目がそれに対応して、ある程度は見える様になった。
これはダンジョンの魔力が人間の身体に浸透して、作り変える性質があり、後天的に様々なスキルを得たりする。
暗い場所でも夜目が効くようになるのはその最たる例だ。
「⋯⋯今、何か聞こえた」、ボソリと呟く様に、先頭を歩いていたシンが止まった。
ダンジョン内の床や壁は一見すると、石だか、とても固く、破壊不能と言われている。
その上、ぼんやりとした明るさを放つ光源ともなっているのだが、音を吸収する性質も持つ。 後の3人には聴こえないが、斥候スキル持ちのシンには何かが聴こえたようだった。
全員が物音を立てずに、シンの反応を待つ事暫し。
「⋯人の声、⋯ゴブリンの奇声も聞こえる、戦闘音、⋯⋯どうする?」
後ろを振り向いた3人にシンは尋ねた。
この先で誰かがゴブリンと戦っているようだった。
ダンジョン内での他の冒険者とのバッティングは良くある。
そして、それはトラブルとなる事も多い。
今歩いてる通路は一本道で遭遇を避けるには引き返す事になるが、今日の探索の収穫はまだ少ない。
このパーティのリーダーはハジメだ。
彼は前進を皆に伝えた。 この先でゴブリンと戦闘してるパーティがいると全員が意識を切り替えて、暫く進む。
一本道だかゆっくりとRをかくように左に曲がる先で人間かゴブリンかの倒れた人影かある。 通路には点々と息絶えた死体があった。
ゴブリンが2体、探索者と思わしき男が壁にもたれるように動かない。
シンが用心しながらつま先で押すと、抵抗無く倒れた。
既に死んでいるようだった。
ダンジョン内だと、倒れている人間がゾンビの擬態の可能性もあるため、こういった確認は仕方ない。
ハジメが倒れた男の首の脈をみるが無い。
「行こう」
4人はまだ戦闘が続いているだろう奥へと向かった。 暗い石造りの部屋には様々な責め苦を与える道具が所狭しと置かれていた。
そこは王国にある国が管理するダンジョンの最深層30階にある一室である。
この階層に来ることが出来る者は限られている。
この部屋の主、タイラ・キドは異世界転生者である。
神様の手違いによって、このファンタジーな世界に転移した彼は、その時に神様からチートスキル「大魔導」を授かった。
全ての魔法属性に適正があり、保有魔力量も人外レベル、しかも、他人の使用する魔法を見るだけでコピーしてしまうという、成功が約束された能力だった。
タイラはこの力を使い、ド派手に活躍……はしなかった。
彼は自分の力を過信しなかった。
力を誇示してどうなる、厄介事が舞い込むだけだ。
そんな考えの持ち主だから、実力をほとんど見せない。
だが、自分の力を成長させる事には積極的だった。
この転移した世界は良くあるラノベ様な世界で、王国のダンジョンに潜ってダンジョンの素材を集めるのなら割と簡単に身分証明書「ダンジョン探索者」が貰えた。
タイラはダンジョン探索者として生活を始める。 最初は慣れない異世界事情に戸惑いもあったが、タイラは早々に探索者仲間を得ることが出来た。
それは彼が若く、容姿も美形といって良いほどに整っており、体型もスラリとした長身だった事から、探索者登録の為に訪れたギルド内で、異性の目を存分にひいたからに他ならなかった。
最近、少し男日照りのベテランの女戦士ガーベラ(30歳)がタイラに声を掛けた。
まだ探索のたの字も知らない新人の相談にのってやる、という体の夜のお誘いにタイラはのった。
宿屋のベッドの上でガーベラは失神するまで犯された。
それもそのはずで、タイラは王国の城下町にたどり着く前に訪れた宿場町で、そこの酒場兼宿屋に看板娘として、人里に潜り込んでいた女淫魔と遭遇していた。
タイラの強大な魔力に目をつけた女淫魔は魅惑の魔法を掛けて精と魔力を吸い取ろうとしたが、掛けた瞬間にコピーして、カウンターで魅惑を返した。
200年を生きた女淫魔だったが、チートスキル大魔導の超魔力には敵わず、完全にタイラの言いなりになった。
自分が魔性の存在である事や、タイラの生命を狙って声を掛けた事を自白、その後は女淫魔が知る全ての淫魔魔術をコピーさせられた後、変身の魔術で指輪の形になり、今はタイラの指に嵌っている。
そんなわけだから、タイラの性技(魔法)はほぼカンスト、それに加えて淫魔が姿を変えている指輪は相手のセックス感度を引き上げる効果があるマジックアイテムと化しているので、元から女戦士に勝ち目は無かったのだ。 その日以降、女戦士ガーベラはタイラにベタ惚れになった。
彼女から魔力を感じるので聞いてみると、身体能力強化の魔法が使えるらしいので教えてもらう。
瞬時にコピーし、再現してみせるとガーベラは目を丸くしていた。
その後、ベテラン探索者であるガーベラとコンビを組んで、ダンジョン探索者としデビューする事になる。
ベテラン探索者ガーベラの情夫、ヒモという立場になれるので彼女の存在は利用価値があった。
彼女の蓄えていた資産もそれなりの額で、それも自由にしていいと言うので、その晩もたっぷりと可愛がると、ガーベラは歓喜の声を上げる。
タイラは度々魅力や洗脳系の淫魔魔法を彼女に掛け、しっかりと自分に従順になるようにしていった。 ガーベラとダンジョン探索に行く以上、どうしてもタイラの力を出す必要がある。
タイラはガーベラに寄生しているヒモ男という隠れ蓑を大事にしたい、だから真の実力を吹聴してもらっては困るのだ。
ダンジョンに入る時にスライム錠剤という、白い小粒を飲むように門番に言われる。
これはダンジョン内で排泄行為をしない様に腸内に善玉菌の様なスライムを飼うのだという。
これは探索者全員に強制されていて、入り口の詰所に立っている門番の前で必ず行わなければならない。
実際、排泄という危険を回避する為に重要だ。
ダンジョンに入るためにこのスライムの薬を
作ったのか?とタイラがガーベラに聞いたら、昔からある薬らしい。
飲むと腹は減るが、スライムが魔力を増幅してくれるので、魔法を使う者は重宝するらしい。
タイラは感心しながら錠剤を飲み、2人でダンジョンへと入っていった。
ダンジョンに入ると、人目が無くなるまで、ガーベラに先導してもらう。
タイラにメロメロの彼女ではあるが、そこはプロの探索者。
探索者の心得やノウハウを教え込むため、生来の荒っぽい一人の女戦士の顔になる。
彼女のメイン武器は業物の長剣と、何と驚いた事に青いビキニアーマーだ。
彼女は鎧の代わりにプロテクションリングという魔法の指輪を装備していた。
全身に革鎧と同程度の見えない防護膜を纏う魔法のアイテムだが、デメリットが一つ有り、服を着た状態で防護膜が形成されると、高確率で身に付けている服が弾け飛ぶ、その為にこのアイテム使用者は服を着ることが出来ない。
肌に密着する様に着るビキニアーマーはその為に開発された。
鎧を着ないガーベラの動きは早い。
そして、鎧の音を立てない。 ガーベラは優秀なダンジョン探索者だった。
タイラは彼女とダンジョンに潜ることによって、探索者として様々な経験や知識を学んだ。
全属性の魔法を見るだけで会得してしまうというチート能力である大魔導というスキルを活かし、偶然を装って他の探索者パーティの戦闘を見学し、タイラは様々な魔法体系を自身の中で作り上げていく。
本来はこの世界の人間は複数の属性や体系の違う魔法を体得する事は出来ない。
精霊と共感して力を行使する精霊魔法、呪文詠唱によって魔術式を組み上げる古代属性魔法。
怪我や病気を治癒する回復魔法、筋力や反射神経などを大幅に向上させる強化魔法、人間族以外のモンスターが使う魔法など、見るだけで会得してしまうタイラは早々にガーベラの実力を追い抜いた。
普通ならそのタイラの異常性に、多少の男女の愛情があったとしても、恐怖にも似た感情を抱いて、不審に走ってもおかしくなかった。
タイラのスキルは、およそ人のなせる技とは懸け離れたものである為、何か邪悪な存在とさえ思えてしまう類の力である。 しかし、ガーベラの精神は既に常人の感覚というものを失っていた。
出会って最初の頃はまだ自我というものを保っていたが、タイラに抱かれる程にそれは変容していった。
200年生きた女淫魔が身に付けた淫魔魔法の全てを会得しているタイラは、それをガーベラとの毎晩の情事で存分に使用する。
タイラがダンジョン探索によって会得した他の体系の魔法をもミックスする事によって進化したそれは、既に女淫魔よりも遥かに強力で凶悪なタイラだけが使える性魔術だ。
ベットの上で女戦士ガーベラは、全てを壊された。
タイラに見つめられるだけで、自身の身体が限界まで発情状態になり、指先や舌が触れると、全身の性感帯が悲鳴をあげる。
身体の自由は奪われて、愛欲で脳をトロトロにされ、屈服を強いられる。
タイラという一人の男に魅惑され、愛するという気持ちは、早々に無くなり、愛情は隷属へと変わった。 ベッドの上でガーベラはタイラに対して恐怖に近しいものを感じている。
彼女はタイラが自分を愛していない事に気が付いていた。
最初に出会った時、ただ顔立ちが整った男くらいにしか思っていなかった。
彼は最初に抱かれた時から、ベッドの上でガーベラを圧倒した。
彼女が受ける印象は力こそ凄いが、まだ経験人数はそれ程でもないんじゃないか?という感じがした。
自分の雄としての力がどれだけの事が出来るか?、雌の身体はどんな事を望むか?を調べているような感じがした。
今は違う、ガーベラが感じるのは、どれだけ耐えることが出来るか?、どうやったら壊れるか?を試されてるような……、けれど、そう思いながらも快楽に逆らえない。 なんか、思いついたやつ
ダンジョンが地球に発生した世界観で、平凡な一家が災難に襲われる話。 鈴木家は経済的な理由から、ダンジョン産の食材が日常的に食卓に並んでいた。
魔力を含むダンジョン産の食材は人体に及ぼす影響などが議論されていたが、国が規制する事はなく流通していたし、味も美味しく、何より、安かった。
鈴木家に災難が訪れるのは1年以上経過した頃だった。
ある日、妻、美佐子が体調不良を訴えた。
最初は、微熱、倦怠感といった風邪に似た症状で、2日ほど寝ていた。
そして、まだ本調子ではない様子で起きてきた妻の様子を見て、夫である鈴木孝雄は驚いた。
気怠げに起きてきた美佐子の身体が、明らかに大きいのだ。
身長160cmほどだった妻が、前かがみの状態でも見上げる所に彼女の顔があるのである。
明らかに2メートル近い身長になっている。 まだ体調が万全でない為か、自身に起きている事にいまいち反応が弱い妻を孝雄は病院へと連れていった。
検査の後、孝雄は女医の前に座っている。
妻、佐和子自身より先に、配偶者である私に話があるとの事だった。
女医はカルテに視線を向けたあと、私をみると重々しく妻の病名を告げた。
「魔力適合に伴う身体変化及び変調症候群」
それはダンジョン産の食材を食べたり、ダンジョン付近に住む人が発症する症状で、普通、ダンジョン産の食材を食べると、人体は微量な魔力を蓄積するらしい。
これは人体に有害な事は全くなく、むしろ、体力向上や細胞単位の老化を遅くするなど、有益な事が多い。
たが、極稀に魔力適合が極端に高い人が何万人に一人かいて、その人は魔力をより多く吸収し、細胞単位の変格を引き起こすそうだ。
「奥様の身体に起こっているのがそれです、検査中でも細胞分裂は進み、彼女は身体変化を続けていました」
「そ、そんな、妻は大丈夫なんですか!?」
女医は孝雄の顔を一瞬凝視すると、静かに首を縦に振った。 「この症候群は命に関わる病気ではありません、奥様の身体が魔力を引き出すのに最適化しようとしているだけなので、健康面という意味では全くの心配は無いでしょう」
そう女医に言われて、孝雄は内心の緊張が解けて、ホッとした。
心から愛する妻のがいなくなったら、自分は立ち直れない、そう思ってた。
安心した孝雄が、いまだに深刻な表情を崩さない女医に気付いた。
「奥様の健康面は心配ありませんが、人体変化は劇的なレベルで彼女の身体を作り変えています」
「そ、それは、どういう」
「落ち着いて聞いてください、……検査で彼女の身体値が判明しています、身長203cm、体重122kg、筋肉量が一般男性の平均値を超えて、明らかに増大していて、細胞年齢も
現在の彼女の年齢より大幅に若返っています」
「え、……200……、え?」
「……検査室で奥様はまだ安静剤の影響で眠っていますが、そちらで説明しましょう」
いまだに動揺のさなかにある孝雄をみて、女医は立ち上がると、別の部屋へと誘った。
そこには別人の様になった最愛の妻、佐和子が横たわっていた。 顔は佐和子だが、若い、明らかに若返っている。
検査用のベッドは特別製なのか、かなり大型で、佐和子の身体は横たわっている。
2メートルを超える身長、そして、全身に過不足無く備わった均整のとれた体付き。
目の錯覚を疑う程にサイズ感が違う。
愕然とするなか、女医は孝雄を伴って、横たわる妻のすぐ側へと連れて行く。
「鈴木さん、落ち着いて聞いてください、奥様の身体変化、その最も著しい点が一つあります」
「は、はい」
「あなたの奥様は、……女性器が変化しています」
「……え?」
「細胞レベルの身体変化が起こり、男性器が作られたんです」
「……え?」
「これはとてもセンシティブな問題なので、医者としてボーダーをどこに引くか、貴方が彼女の配偶者とは言え、説明はし辛いです」
「……ですが今後、彼女を支えるサポートの為、夫である貴方には知って頂きたい事です、だから説明します、……あなたの奥様は身体変化の結果、女性器と男性器の2つを有しています」
「…………え?」
孝雄は3度目の間抜けな声を出した。