今日エロゲ何したよ? 4周目
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前スレ:
今日エロゲ何したよ?2周目 (実質3)
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1068308662/ >>70
なんかそう言われるとすごいクソゲーのような気がしてくるのですぅ… とらかぷっ! 終了 70点
四方山温泉郷で60年に一度開催される祭。
それは3柱の神と、神に選ばれた獲り手と呼ばれる人間が
邪悪なもの(黒)を祓う数を競うというものだった。
そして獣の神の獲り手となってしまった主人公は・・・
pulltopらしいドタバタコメディーだね。
歌夜(眼鏡、巨乳、ボケ担当)がいい味出してておもしろかった。
なんで眼鏡キャラってのは糞真面目かボケ担当なんだろうな。
普通の眼鏡っ娘ってのもいていいと思うんだけど。
いや、好きなんだけどね、こういうキャラ。
シナリオはいまいち。
最後におまけシナリオやったら謎がすべて解決って作りで、
ちょっと前にやったお願いお星様と構造が同じ(ループの外に出るってやつ)。
「なんだまたこのパターンか」って思ったら、ね。
(発売順はこっちが前だから、お願いお星様がとらかぷっ!と同パターン)
それと、おまけシナリオは最後のまとめにしてはあっさりしすぎかな。
伏線はうまい具合になってるから、もうちょっと詳しく描いてもいいと思うんだが。
あと、このゲームには黒払いっていうミニゲームがあって、平日は毎日やる必要がある。
クリアするだけなら至って簡単だし、ゲーム進行上ウザイと感じることもない。
ただ高得点とるのはなかなか骨。そして高得点取ると壁紙がご褒美にある。
うまいね。ついついオール神を目指してしまった。(あとひとつだが、これが難しい)
エロは使えない。
ほのぼのドタバタコメディーが好きな人にはいいのでは。廉価版もあることだし。 「積みゲ促進スレ」にて指定された「野々村病院の人々をフルコンプでクリア。
話のあらすじは――
ふとしたことで「野々村病院」に入院する羽目になった、悪名高き天才探偵で
ある主人公「海原琢磨呂」。
そんな彼に、院長夫人から事件を依頼される。
それは、一見自殺とも取れる夫・院長の死因解明だった。
妖艶な院長夫人と不気味な執事。そして愛らしい看護婦たち。
彼はこの難解かつ倒錯的な事件を解決へと導くことが出来るのだろうか――
といったもの。
感想ですが――
元がPC98からの移植ゲームとあって、主人公が昔の――いや、蛭田主人公と
言うべきだろうか、そういった懐かしさを感じさせ、個人的にはとても楽しくプレイ
出来ました。
選択肢が中々シビアで、簡単には真相ENDに辿り着きませんが、相手に選んだ
女性次第で得られるヒントが多少異なり、それでいて同じ結末に辿り着くという、
一見当たり前と思える所がよかったです。(同じ事件でも攻略キャラ毎に真相が
違うことがたまにあるので) 指名ソフトを差し置いて「淫妖蟲 蝕」フルコンプ。
総合:C+ シナリオ:C キャラ:B− CG:A エロ:A システム:D 音楽:B
一言で言えばよく出来た触手ゲー。だが、触手の枠に収まりきらないエロさを
持った作品だと思う。何故なら触手属性ゼロの自分にも使えるエロだったからな。
ちなみに俺は、前作はグロさにどん引きしてスルーした口だ。
退魔師のヒロイン×3人がロリの助力を得つつ「冥王鬼」と称する妖魔と対決する、
というベッタベタのストーリー運びなんだけど、まあ抜きゲにしては話の流れや
キャラたちの行動などへの違和感はさほどなく、それなりに練るところは練ってある、
て感じだった。複数周回するのが前提の構成なんだけど、段々と突っ込んだ話に
なっていくように組み立てられていて、遊んでいてボリューム感がある。それに、
プレイ後に振り返ってみて構成のすっきり感があるのは良いよ、やっぱし。
痛々しいシーンでもヒロインがさほど痛がらず、感じてしまうという処置もGOOD
(単に痛いの嫌いってだけなんだけどね)。
更にヒロインの淫乱化に関しても蟲の催淫効果とか封印とか、何かと説明をつけてる
のも天晴れ。投げっぱなしじゃないならいいんです、説得力なんか無くても。
だって触手じゃん。今さら、ねえ?
CGは80枚(差分含まず)。めっちゃいい絵だねこれ。女性的で繊細に整った線が
特徴的。塗りはやや野暮ったいかな?と思える絵もあるが、おおむね綺麗だし。
で、この気合の入りまくった触手絵はなんですか? ちゃんと種類別に書き分けw
出来てるし、ニホンオオイボショクシュとか和名が付いてそうな緻密さだな。
つづき。
エロは触手一辺倒ではなく、人間によるリンカーンも装備済み。回想84枠、尺は長い。
個人的には長すぎな位っス。1つのエロシーンが複数に分割されて回想に登録される
んだが、これはワンシーンで何度も抜けということか、そうですか。
退魔師は3人ともエロくて魅力的。深琴は絶叫が、武はクールさが、水衣は得体の知れ
ないエロさがツボに嵌った。ロリは属性無いんだが何故かエロかった。但しひぎぃ&白目
は耐性無くてSKIPした。とほほ。
音楽は大して期待してなかったせいか、肩透かしに良かった。個人的には「菊花」が
お気に入り。主題歌もイイ感じ。そういや前作も主題歌が良かった記憶があるな。
声は…深琴の中の人、上手いですな。武はまあ普通。水依は下手なのにエロいという
不思議な演技。まあいいか、エロゲだから。
パッケはグロさ全開で手に取るのをためらいそうだが、それ程のショクシャーでなくても
ある程度の耐性があればしのげるレベル(と思う)。まー体験版はやっといた方が安全
ではある。そこんとこクリアしてれば、エロ目的で購入するならハズレはまず無い。
NTRや独占などの明らかなNGがあるなら論外だけど。
ところで深琴抱き枕、めっさ可愛いんですが購入する度胸がありません。とか言ってる
うちに受付終了。道を踏み外さずにすんだ……(のか?) 指名ソフトを差し置いて「彼女たちの流儀」フルコンプ。
総合:B− シナリオ:C キャラ:B CG:A エロ:C システム:B 音楽:A
購入動機は主題歌。つーことで特典目当てに予約買いした。まーサントラも
買うわけだがね。9月はカネ無いよ…。
吸血鬼をモチーフにして孤高の少女を描こうとした…て感じの本作。正直、
イメージ先行のイベントが多く、はっきりとポイントを突いたストーリーの本流が
無い。そういう意味ではシナリオ的に弱いと言わざるを得ないね。
さっくり紹介すると、5年間離れて暮らしていた姉との距離を気に病むうち、演劇と
いう姉と共通の目的を得、交流を深めていく、てなストーリーなのだが、この姉
(鳥羽莉)の孤高っぷりを如何にカッコ良く描くかがこのゲームの肝だったように思う。
序盤の鳥羽莉は冷ややかで主人公、胡太郎を性の玩具にして翻弄するような存在
であり、確かにカッコ良いのだが、これらが氷解したラストの彼女を知ってしまうと
肩透かし感を禁じ得ない。鳥羽莉が口をゆがめて笑いつつ放つ、「弟とするのが
どういうものなのか、興味があったのよ」のセリフに萌えてしまった自分としては、
何だ全部強がりかよ(´・ω・`)ショボーン となってしまった。もうちょい彼女の心理の
移り変わりを見せてくれればよかったのにな。
といって鳥羽莉より描けているヒロインがいるわけでもなく、結局このゲーム、自分に
とっては胡太郎ゲーだったな。敢えて男のあえぎ声を入れて、萌えさせるという高等技
を見せてもらいました。ノリコ最高、セレス最強。女性声優のキャスティングは好判断だね。 つづき
CGは全部で90枚。絵師がライターを兼任してるせいか、どの絵もキャラクター性
をよく掴んている。前述の「口をゆがめて笑う鳥羽莉」は塗りもあいまって自分的
に神。やや人を選ぶ絵柄ではあるが、品のよさを感じる絵だと思う。塗りも美麗。
瞳の塗り方が独特でいいね。枚数はやや不足気味なんだが、1枚1枚がクォリティ
高かったので、まあいいか。
エロは、胡太郎ゲーってことで前提がエロゲじゃない気もするが、まあエロかった
のでよしとしよう(?)。回想は34枠だが半分以上が鳥羽莉・朱音の姉妹に占められ
ていて、お気に入りのキャラが別にいるってな場合は欲求不満になるかもしれない。
吸血鬼、という設定はロリ絵の言い訳くらいにはなってるのかな。
BGMは23曲、ボーカルはOP&EDの2曲。音楽はなかなかレベルが高い。flipsideて
よく知らんのだけど、思わずCD購入を検討してしまったほど。テクノ(?)ぽいのが
多い中、弦楽器を前面に押し出してる曲とか、ジャズっぽいのとか混じってて面白い
と思った。
声の演技は約2名を除いて問題なし。てか「淫妖蟲・蝕」と連チャンでやった自分は
涼森嬢の演技力にビックリですよ。残念だったのはメイド。キャラは好みなんだが声が…。
やたら比重が鳥羽莉・朱音姉妹に偏ってたり、シナリオが煮詰め不足だったりと粗も
ある本作だけど、作品中に上品な雰囲気が漂ってることに偽りはない。おまけモードの
画面がシンプルながら綺麗にデザインされてたりして、作り手の思い入れみたいなもの
が感じられるのもいい。
プリブラはFDが出たことだし(麻雀だけど)、本作のFDも期待したい。「月の箱庭」(劇中劇)
を最初から最後までちゃんと見てみたいし、ノリコシナリオ(笑)もやりたいしね。 崩しスレPart7>>942で指名の「ロケットの夏フルボイス」フルコンプ。
既にボイス無し版はコンプして感想を書いてるので、本作品については「ロケ夏(声部分)」、
「宇宙島へ行く少年」、「ぼくのたからもの」の感想のみってことで。
まずは「宇宙島〜」だけど、ホントおまけ程度のボリュームしかない。まあ、そんなもん
なんだろうけど。
本編の後日談てことになっているんだけど、各キャラとのまったりほのぼのした雰囲気を
味わうことができる。はるひ先生のボケとかはるひ先生の人望集めっぷりとか…。
ああ、やっぱはるひ先生はええわ。( ´ー`)y-~~
緊迫シーンもあるにはあるけどお手軽っぽさが拭えず、あまりドキドキすることはできなかった。
本作はファン向けサービス品と考えたほうが良いだろうね。
「ぼくの〜」の方は序盤のシナリオに強い吸引力を感じた。ケミカルというグロい設定が特にいい。
憧れの女の子とキモイ生き物(?)の対比で主人公のショックがよく伝わってきた。中盤あたり
は主人公の反抗に青臭さを感じたものの、まあ生温かく見守れるレベルだったんだが、終盤での
壊れていく茉優子への執着はガキ臭すぎてNG。茉優子のお陰で生き長らえた主人公の精神的な
成長ぶりまで描ききっていれば作品への印象もまた違ったのになあ。惜しい。
絵はさらっと着色した水彩っぽい塗りがさわやかさを感じさせてGOOD。絵柄も可愛い。音楽は
シンプルだけど地味に良い曲がそろっていたと思う。声は…主人公の声がちょい人を選ぶ感じだな。
他は問題なし。 つづき。
んで、最後に「ロケ夏(声部分)」。ヒロインの声はどれも文句無し。特にベルチアの声(風音嬢)は
イイね。この人が声当てたキャラはロリしか知らなかったので目からウロコでした。主人公(「ぼくの〜」
と同じ人)は演技が固くて今ひとつ。まー主人公の声は切ってプレイする人が多いから、大した問題
にはならんのかも知れんけど。
先にボイス無し版をコンプした自分としては、声はあってもいいけど必須って程でもなかった。
フルボイス版の魅力は声よりも「ぼくの〜」がプレイできるってことの方がデカイんじゃなかろうか。
後、サントラが思いのほか良かった。ロケ夏の音楽ってCDでまとめて聞くほうが何だか映える。何故だろう。
緩やかに降り注ぐ雨と、生暖かい血溜りの中、瀕死の危機に直面した、主人公「時任将路」は、
自らをレイリアと称する少女「藍」と出会い、アーミット・ケルベルスを纏う能力を得る。
九死に一生を得た将路だが、それは悲しい戦いへと進む事を意味した。(OHPより)
久しぶりの燃えゲ。
各所でクソゲだの地雷だのよく聞くが、それほどとも思わなかったな。
まぁ良い出来とはいえないけど。
シナリオはとにかく説明不足。
風呂敷広げるだけ広げて、畳めなくなりましたって感じ。
ストーリー全体で見ればそこそこ燃えれるし、面白い部類だと思うんだが、残念。
まず、不要なキャラ(意味ありげで意味がないキャラ)が多い。
柘、保険の先生、詠美辺りが特にそうだが、全く意味不明。
おそらく当初何らかの形でストーリーに絡む予定だったのが、変更されてそのままになったんだろう。
なーんにも役に立ってない。いらない。むしろ邪魔。
そんな不要キャラが出張るくせしてストーリ上肝心なことは書かれていない。
藍の生誕エピソードとか、アーミット製造の話とか、もっと詳しく書くべきことは
いっぱいあるんだがなぁ。なんか忘れ去られてる?
サブエピソードとか書いてる暇あったら本編に手を加えてろよ。
バトルゲーム部分はやけに凝ってるね。
1回しか使われない必殺技まで手抜きなく作られてるし、通常技もポリゴンが
動きまくるのがとても綺麗で見てて気持ちいい。
ただ、初回に簡単なチュートリアルくらいは欲しいな。取説も簡略すぎてわかりにくい。
かなり延期したはずだがそれでも見切り発車感があるな。 コピペミス。
>80は「lost child」です。 さくらむすび 終了。
ものすごいポテンシャルを秘めたゲームだと思います。
ですが、哀しいかな。少々消化不良の部分が見受けられます。
このあたりは自分で考えろってことなんですか? わざと含みを入れたのでしょうか?
ある日、ふと気が付くこと。
周りの景色、心地よい音、そして、自分の気持ち。
日常の中の異質。異質の中の本当。本当の中の日常。
繰り返されるもの、しかし元には戻らないもの。そんな、生活。
これは、卒業の物語であると思うのです。タイトルもタイトルですし。
桜シナリオと紅葉シナリオが対になっているのはまぁ読めなくもないですが、
第三の選択として、可憐シナリオがちゃんと存在している。
そこに「選択」としての矛盾が感じられないのはなかなかすごいと思いますね。
シナリオの強引さはともかくとて。
プレイしていて、演出面で「無音」の使用が上手い。と思いました。
優しさ、侘しさなどの表現がすごい。伝わってくる感じ。
やっていて一抹の苛立ちを感じるかもしれませんが、できは悪くない作品、というところでしょうか。
ですが、私は、この作品に相当なモノを感じてしまったのです。
まったく個人的なところですが、それは以下に。 突然ですが、私の属性は「妹」です。
どこにも大抵いますが、この作品にも妹がいます。それが桜。
巷では、結構なウザキャラで評判? とか聞いたこともあります。
まぁベタベタしすぎなのはわかりますが。
ですが、桜シナリオは、その「属性:妹」を粉砕します。
いや、正確には「属性:妹」の中身としてのものを、でしょうか。
物事には、結果、もしくは結論が存在します。
ですが、近親姦というのはほとんどにおいてその先には絶望が潜んでおり、
「結果として」幸せになるということはあまりない。
誰もが正面に立たない問題に、この主人公はぶち当たるしかなかったのです。
そして、結果が幸せであることを、強く望み――
「結果として」得るもの、失うものがあったりするのです。
ようするに、終わらない日常(のろけ)というのが私の望みだったらしいのです。
しかし、「桜結び」はそれを否定します。
そういう意味で、桜シナリオはやっぱりこのゲームの主軸なのではないか。
そう思ったりします。
さくらむすびは、狂気と正気の物語。
思うこともいろいろありますが、まぁとりあずそんな感じ。
しかし……「紅葉」を「くれは」と無意識に読んでしまうのは
某ゲームの影響に他ならないだろうなぁ…… 私立アキハバラ学園 終了 80点
オタクの、オタクによる、オタクのための学園、私立アキハバラ学園。
妹の策略によりその学園に編入することになった主人公は・・・
なんとも濃いゲームだね。
実は発売当初には体験版やって、これは狙いすぎだろって思って回避してたんだけど、
実際プレイして馴れてくるとすごく面白い。
なにがすごいってやっぱりジェットとネコミミ。このコンビ(+ジャネット)はBMGにも出てるけど、
こっちの方が数倍破壊力ある。
ヒロインの存在を食っちゃった感があるのはエロゲとしてどうかと思うが、面白いから良いか。
とにかく声優さんグッジョブ。笑わせてもらった。
あと声が良かったのがシンシア。関西弁キャラなんだけどかなり自然。
関西人の俺が聞いててもほとんど違和感なかったな。すばらしい。
あの「あかん、あかんて・・」って喘ぎがいいんだよ。
シナリオ全体の流れはオタクの恋愛もの。
特段印象に残ったものはないが、悪くはない。
文(エロゲオタキャラ)シナリオの最後のオチは良かったな。エロゲオタの鏡だね。
ただシステム面がちょっと・・・
俺の環境では正常に終了できないで変なエラーメッセージが出て終わるっていう症状が出た。
たまにIEとか巻き込んで落ちたり。
ま、それも終了時だけで、ゲームしてる最中になんか出るって事はなかったけど。
隠れオタの身としてはこんな学園もいいな、とちょっとだけ思った。 指名ソフトを差し置いて「君と恋して結ばれて」フルコンプ。
総合:C シナリオ:B− キャラ:C CG:D エロ:C システム:C+ 音楽・声:C
あらすじ:
海晴坂学園に通う陽輔、章一、航太の3人は、陽気、沈着冷静、温厚、と全く異なる
性格の持ち主ながらも、不思議とお互いにウマの合う仲間。
学園3年生となった年の4月、そんな彼らの前に3人の少女が現れることとなる。
3人は三様にその少女たちと相対し、青春を謳歌していくのだった……。
シナリオ:B−
3人の主人公に対してそれぞれ1人の固定ヒロインが用意され、各主人公のストーリー
をオムニバス形式で体験していくという趣向の変わった構成。各ストーリーでヒロインは
固定だが、攻略対象外の他ヒロインや他主人公はサブキャラとして位置付けられ、
ストーリーに関わっていく。この形式は恋愛を臨場感を持って描くこと、そしてキャラを
多面的に掘り下げることに非常に有効なのだと実感した。カップルを取り巻く環境
(冷やかしたり、励ましたり…etc)とか、相手によって態度を使い分ける(想い人と兄、
幼なじみ…etc)ヒロインとか、こんな情景・キャラを描いたエロゲーは正直、初めて
プレイした。ユニークな試みに拍手、である。
3つのストーリーは微妙に開始時期がずれており、他2つのストーリーとオーバーラップ
しながら進行していく。この仕掛けのおかげで、先行して進むストーリーのヒロインの
「進んでる」様子に後行のヒロインが焦ったり自己嫌悪したり、という生々しいシーンが
拝めたりする。構成をよく練らないと破綻してしまっただろうが、本作はなかなかカッチリ
と作りこんであって安心してプレイできた。
とまあ、構成は非常によく出来ているのだが、シナリオ自体を眺めると今ひとつ平凡で
もの足りない。まったり付き合う内に試練が訪れ、だが周囲の応援もあって乗り越える
二人──という共通の枠に全ストーリーがはまっちゃってるんだね。そのせいか、どうも
使いまわし感というか、チープっぽさが作品全体に漂ってしまってる。各ストーリーで
キャラの個性をもっと表現できてれば評価が伸びたのに、そこんとこはちょい惜しいな。 続き
キャラ:C
前述の通りキャラは個性をもっと打ち出して欲しいところだけど、個々で見ればそんなに
悪くはない。自分的には、期待が最も低かった陽輔&ひなたがとても良かった。ひなたの
「明るくてパッパラパー(死語?)」+「クレヴァーな世話女房」なキャラメイキングが、明るく
見えて実は暗い過去を引きずっている陽輔にジャストフィット。てかウラヤマシカ陽輔。
逆に期待外れだったのは空。ワガママを押し付けること自体は描写としてアリだと思うが、
それをどう解決していくか、という試みが二人の間で全くされず、強制的に服従させられる
のはプレイヤーとしてストレスだった。つか、なんですかこの性悪。ウザいわ。
航太&渚緒は修羅場での行動がつまんなさ杉だった。もっと頭を抱える描写があっても
良かったんじゃね? イイヤツってことを表したいんだろうけど、あれじゃ人間味がないよ。
あと、エロゲの評価とは関係ないかもしれんけど、陽輔が航太をバスケチームに誘うエピ
ソードがすごく良かった。こういう友達って学校以外じゃなかなか出来ない。自分みたいな
年寄りにとっては正直、グッと来たよ。
CG:D
枚数は88枚(差分含まず)。少女漫画然としたおっきなおめめが特徴的な、いわゆる萌え絵。
やや体つきのぎこちない絵が混じっており、技量的にはお察しください、なレベル。ヒロイン
だけでなく主人公×3人も少女漫画絵。「り○ん」とかに載ってそうである。最初BL?とか思った。
塗りは単調でちょっと野暮ったいね。配色デザインもメリハリが足りないし、チープさに拍車
をかけてる感じ。
立ち絵のバリエーションが冬制服、夏制服、冬私服、夏私服、水着、ハダカ(他あったっけ?)
とバリエーション豊富なのは好印象。背景は足りなさ気味。もうちょいがんがれ。
エロ:C
回想は本編・おまけ合わせて23枠。本編の他に「おまけH」なるものが各ヒロイン×2枠用意
されているのだが、場所やシーン設定がぶつ切り&唐突で感情移入しにくい。本編エロの
補完なんだろうけど、こういうの、本編内に盛り込めなかったのがミエミエなんだよね。まあ
使う分には関係ないのかもしれんけど。
一番良かったのは渚緒かな。テニス少女の引き締まった身体が次第に…というのがエロかった。 続き
音楽・声:C
BGM23曲、ヴォーカルはOP/ED各1曲。BGMは可も無く不可も無く、毒にも薬にも
ならず、てな感じ。まあ作品の雰囲気をぶち壊すようなレベルでもないが、ほとんど
印象に残ってないつーのが正直なところ。薄味すぎて醤油をぶっかけたくなる、と
でも言おうか。
ヴォーカル曲については、OPは学校の卒業式を連想させるピアノ伴奏の曲で、まあ
狙いはわかる。だが……EDの早送りっぷりには引いたw どーしたらこんな仕上がり
になるのか謎だ。
声の演技はまずまずなんだが、キャスティング的にひなたの声がミスマッチだったよう
に思う。もっとはっちゃけた声が良かったなあ。ちょっと溌剌さが足りないと思った。
構成上、当然と言うべきか、男キャラにも声がついている。それはいいんだが、肝心の
本人が主人公であるルートでは声が入らないようになっているんだよねえ…。男の声
なんかイラネっていう気持ちもわかるが、あったほうがキャラ立ちが良くなって自分として
は面白いんだけどなあ。だから声OFF機能を(ry
システム:C+
何度か不正処理でゲームが落ちたり、そうすっとそれまでのプレイが既読にカウント
されなかったりと、とほほな面がいくつかあった。パッチあててるのに何で!とOHP内を
探し回ったら何故かBBSに別パッチが上がってたw まあそれをあてたら直ったけどさ。
バックログがちょっと使いづらいね。まとめて表示されないし、表示の仕方が現在進行中
のものと変わらないのでやや混乱する。テキストの色を変えたりしねーか普通?
既読スキップや音量調節、キャラ毎のヴォイスON/OFFなど、基本的な機能は揃ってる。
コンプするとタイトル画面が変わる仕掛けアリ。こういう遊び心は好きだな。 続き。長いorz
総合:C
3人の固定主人公・固定ヒロインによるオムニバス形式という試みは良かった。しかも単
なる実験作に留まらず、要所のストーリーも締まってるし、手堅く作られた佳作と思う。
だが、この作品のB級臭はどうにもいただけない。フリだけでもいいからもっと高級感と
いうか、洗練された雰囲気を出すようにした方がいい(言い方が悪いかもだけど!)。
これに5-6Kも払えるかと聞かれたら、自分はNoだなあ。
と言って、\1980で買い叩かれるようなクォリティではないんだけどね。そういう意味で、
本作の現在の市場値は「買い」。どうしてこんなに値崩れしたんだか…RusKの今後に
期待、つか心配(?)。 促進スレPart7>>822で4番手に指名の「プリンセスうぃっちぃず(非Ex)」フルコンプ。
ついでにプリっちアペンドDiskもコンプ(?)。
総合:C+ シナリオ:C キャラ:A− CG:B エロ:C システム:B 音楽・声:C−
あらすじ:
ヒーローを夢見る少年、御堂真樹(主人公)が通う学園では、夜な夜な女子生徒が
襲われる事件が起きていた。夜のパトロールと称した散歩で彼がある晩出くわした
のは、魔法服に身を包んだ光の魔女のプリンセス、クルルだった。学園の転校生
でもあった彼女と共に“魔女っ娘委員会”を立ち上げ、事件の解決に乗り出す真樹。
幼なじみの林檎や委員長、謎の転校生かれんを委員会に加え、学園を救うヒーロー
となるべく、夢に向かって歩き出す彼だったが……。
シナリオ:C
全18話。ルートによってENDは変わるものの、基本的に一本道のシナリオ。ある種の
ENDを迎えないと、その先のルートがOPENしない仕組みになっている(正義編→真実編→英雄編)。
英雄編で全ての伏線がつながるんだけど、そこに辿り着くまでに迎えるEND(正義編、
真実編)がオチてないので不完全燃焼感が高くてフラストレーションがたまる。てか
英雄編に辿り着くまでが長い、長いよ!! 途中に戦闘も複数回挟むし、この構成は
ちょっと疲れたな〜
ストーリー的には「明るく楽しくほのぼのと!」の前半と「深刻、生真面目、自己犠牲」
の後半にくっきりと分かれる。絵や音楽、キャラ造形なんかは前者の雰囲気で、ここらは
気持ちよく馴染んでプレイできた。が、ゲームを進めるうちに暗い色調の画面が増えていき、
ミョーに自分を責め出すキャラ達。正直、( ゚д゚)ポカーンですた。
ライター氏はおそらく「明るく楽しく」な雰囲気の方が得意なんだろう。テキストは特別
うまくはないが、あったかいニュアンスが出せる人なんだな、と感じた。せっかくそれが
成功しているのに、後半のせいで作品全体の基調が曖昧になってしまってる。前半の
明るい雰囲気がとても良いだけに、もったいないね。何か作り手が頑張りすぎて空回り
しちゃった感じだな。 続き
キャラ:A−
「このキャラだったらこんな時どう対処するか?」がよく考えられたキャラ造形。
コミカルシーンはあくまで馬鹿キャラだが、頑張るべきところは血反吐を吐いてでも責任を
全うする、みたいな。その態度の使い分けっぷりに常識的な思考が滲み出て作品全体に
品の良さを醸し出してる。
その傾向は主人公が特に顕著で、バトルものにうまくハマってるね。バカやる反面、ヒロイン
を深く想う描写は爺むさく見えるほど大人なのだが、それが(・∀・)イイというか。自分の力を
磨こうと努力しているところもいい。
ヒロインの中では特にクルルが気に入った。明るくおバカで、でも芯が強くて実はクレヴァー、
つうのが属性にヒットしてしまったもんで。
だが、性善説が前提のキャラメイキングなせいでシリアスストーリーにはどうも馴染んでない。
既に述べたけど、わいわいほのぼのストーリーで攻めた方が良かった気がするよ。
CG:B
枚数はチェックする前にアンインスコしてもうたorzので割愛。絵柄は可愛い、というか幼い。
ょぅじょが喜んで手に取りそうなパッケですな。まあいいけど。
個性で勝負!な絵柄なのでデッサンがどうとかヒラメ(ryとか言う気にはなれまへん。
配色とか魔女服のデザインとか綺麗に出来てるし、塗りも極上だし、可愛いんだからいい
んじゃ!てな感じだね。
背景はやや枚数が足りなさ気。魔女界の背景というかデザインはありきたり杉だと思った。
もっと異界めいた雰囲気を出して欲しかったな。
エロ:C
回想は22枠。メーカーの主張では「これはエロい!」(たぶん当社比)らしいが、特に本作
ならではのポイントとなるシチュもなく、平凡なエロさだった。せーえきを拭かないからって、
だから何?てなもんだろうに。
だが、あくまでも個人的にだが、制服着衣時のクルルの胸あたりの塗りが非常にエロかった。
あの童顔とあのムネのボリューム、つーのがヒットしてしまったらしい(;´Д`)ハァハァ
てか触りたいです。(もう駄目だな俺) 音楽・声:C−
なんか一昔前のスーファミのシューティングみたいな曲が多い。つか、ぶっちゃけグラ○ィウス?
みたいな。どうも音源が安っぽいというかアレンジがチャカチャカ言っててうるさいというか。
いやサントラ買ったけどさ。
高音がキンキンしてるか(前半使用曲)低音がズンズンしてるか(後半使用曲)のどっちかで、
しっとりした曲がない。OP/EDのヴォーカルは悪くないんだけどね。
声は無難にいい感じ。特にクルルの中の人(大波こなみ嬢)はうまいしキャスティングもぴったり。
あと主人公に声がついてた(戦闘時だけだけど)のもGOOD。グリリバ頑張るなあ。
システム:B
カードバトルはよく頑張った!の一言。いや面白いじゃないのこれ。コンボつなげるのがクセに
なるね。って、自分は「がんばりましょう」の評価ばっかりだったけどw
キャラ選択の方式とか、水・火・雷の効果とかも派手でいい。いや本音では変身シーンが一番
好きですが。
セーブ、ロード、バックログ表示、スキップなどももちろん完備。システム画面のデザインもこれ
また可愛い。こういう気遣いができてるゲームは好きだ。
総合:C+
ぱじゃまとしては、ユーザーを「いい意味で」裏切りたかったんだろうと思うが、結果としては
「悪い意味で」裏切っちゃったね。後半の鬱グロ進行ははっきり言って邪魔だった。それでも
キャラ萌えは十分だし、カードバトルもよく出来てたし、ゲームとしては楽しめたけど。
ところで、委員長は結局、最後まで委員長としか呼ばれなかったが、自分的にこれはちょっと
味気ない。委員長と結ばれたルートくらい、名前で呼ばせてもらいたかったな。できれば和風の
名前で。だってあの真の名前じゃしっくりこなさ過ぎだから。
補足:
プリっちアペンドDiskですが、自分がかれんに思い入れがなかったせいか「ふ〜ん」てな感想
しか出てこなかった。どっちかというと林檎を補完して欲しかったよなあ。
まあメイヴィスさん・かれんとの3Pがあったのは評価するが。でもどっちかというとセシリアさんを補完(ry 群青の空を越えて 終了 80点
故・萩野憲二が唱えた円経済圏構想に従い、独立しようとする関東と
それを阻止しようとする関西は戦争状態にあった。
萩野憲二の息子である社(主人公)は父に反発しながらも筑波航空学校に
所属する戦闘機パイロットになろうとしていた。
明らかに不利な戦局の中、主人公等はどのような選択をするのか・・・
OHPの紹介を見る限り「戦闘機がガンガン活躍しますよ」って見れるんだが、
残念ながらそんなことはない。
戦闘シーンの描写は確かにあるが、大半はコクピット内の絵だけだし、テキストの方も
派手なドッグファイトとかはないので、それを期待すると肩透かしを食らうかも。
このゲームは戦闘そのものを描きたいんじゃなく、あくまで戦争っていう背景
のなかでのドラマを描きたいんだろうね。
戦時下の青春って感じでとても面白く読めた。
主人公が大活躍して戦争に勝利、とかそういうとんでもない展開にもならないし、
どんなに頑張っても変えられない未来に対して必死に抗う姿がなかなかの見物。
脇役キャラ、ヒロイン達もそれぞれ色んなドラマ性を持たせてあるし、
個別ルートが似通った展開にならずに退屈させない。
最後がやけにあっさりしてる気がするのが、ちょっと残念かな。
後日談みたいなのがあってもいいと思うんだが。
と、ここまでは本編の感想。
このゲームでは全キャラクリア後に入れるおまけシナリオがあって、こっちはかなり強引な展開。
それでも結構面白く読めた。
最後の、各キャラがそれぞれの持ち場で自らが出来る限りのことをってシーンはすばらしい出来。
全キャラ大活躍なルートもちゃんとあるよってことで。 指名タイトルを放置して「H2O」フルコンプ。
と書くと面白くてしょうがなかったように見えるが…待てそれは(ry
総合:D− シナリオ:E キャラ:D CG:C エロ:D 音楽・声:C システム:C
あらすじ:
盲目の少年、弘瀬琢磨(主人公)が預けられた村。そこは都会とは隔絶した、独自の
ルールを持つ場所だった。
クラスメイトにいじめられ、教師からも無視の扱いを受ける小日向はやみ。村長の娘で
おっとりした中にも影を漂わせる神楽ひなた。そして、琢磨以外の誰にも見えない「時の
音の妖精」音羽。彼女らと触れ合いながら、彼は村のルールと相対してゆくが…。
シナリオ:E
選択肢もあるにはあるが、ストーリーは1本道と言っていい作り。さらに、ネタバレの都合
上キャラの攻略順序が制限されており、プレイの自由度は低め。まあ、周回を重ねるごと
に少しずつ全体像が見えるような工夫はされてるけどね。
テキストはクセの強い装飾過多な文体。ただ、某きのこみたいな大仰な装飾じゃなくて、
謎かけみたいな、仏映画みたいな回りくどい言い回しをわざとやってるって感じ。これは
これでいいと思うけれどいかんせん、時折はさまるコミカルなシーンとの食い合わせが非常
に悪い。本作のギャグで一個所も笑えなかった身としては、無理せんと前衛芸術どっぷり
な世界を描いた方が良かったんちゃうかライター氏? てなところ。自分はケロQのゲーム
は未体験なのだが、終ノ空あたりをプレイすればこのライター本来の持ち味を楽しめるの
だろうか。
ストーリーは序盤、はやみの差別問題で話に引き込み、はやみ自宅襲撃〜問題解決の個所
あたりがクライマックスになっている。テーマ自体は大変ヘビーで、何故エロゲで敢えてやる
のかが自分の最大の興味だったのだが、結論としては単なる「掴み」のギミックに使われた
だけ。DQN節でもいいからメッセージ性の片鱗でもあればまだ納得できたのになあ。まあ、
はやみの萌えのギミックにもなってるからいいのか…?(本当にいいのかよ???) つづき
キャラ:D
シナリオが空中分解してる割にはキャラはなかなかしっかり立っている。ただ、本作の
テーマを考えるとメインヒロインははやみなのだろうが、最終的に真ヒロインは音羽みた
いにも受け取れてしまい、各ヒロインの役割が明確になってない感じがした。ここらは
構成のgdgdさが現れてしまったね。ちょっとの工夫で回避できそうなのに惜しい。
個人的インプレッションははやみ>音羽>>>>>ひなた。ひなた(=ほたる)のキャラ
造形が今ひとつだった。主人公を持ち上げるわざとらしさが鼻につくし、〜様とか呼ばれる
のもなんか嫌味でなあ。やっぱ前述の萌えのギミックのせいで、はやみが一番好印象
だったな。
CG:C
枚数は126枚。ただし、落書k(ryコミカルなCGが34枚含まれており、いわゆるイベントの
1枚絵の量としては平均レベルってとこ。
絵柄は複数ゲンガーなのが信じられないほど統一が取れていて、且つどの娘も可愛らしく、
良く映える萌え絵と言える。
だが、全体的にモノトーン寄りのやや渋い色調になっていて「ただの萌え絵じゃねーんだよ」
みたいなゲンガー達の気概?を感じた。気のせいかもしれんけど。
画面の色味が渋いのは別にいいんだけど、デザイン的に各ヒロインに際立った特長がない
ため、ポイントがあやふやっつうか、どの娘に萌えていいんだかわからん、てな状況を作り
出してるのも事実。唯一、視覚に訴えるヒロインははまじだと思う。錠前とか、実は男なのに
スク水とか。ばっさり髪を切っちゃうのも良いね。
背景は秀逸。特に踏み切りシーンの赤と紺の風景は琢磨の心情をよく伝えていてGJ。赤と
青の組み合わせが上手く、他にも夕焼けとか月夜とか海とか見ごたえがある。どうも猟奇的
な雰囲気が得意そうだね、ここのビジュアルスタッフ。 つづき
エロ:D
回想は13枠だが、枠数では語れないほどにエロは薄い。エロシーン自体、はやみ差別
問題より数年後の後日談的な扱いになっていて感情移入にも無理があるし、エロ補完
目的と思われる「ATO−GAME」は所詮おまけだし。つか、シナリオ的にアレなおまけ
をつけられてもな。ATO−GAMEで得をしたのはゆいだけってな気がするんですが。
はやみと結ばれるにあたって、例の差別問題を絡めなかったのは故意なのだろうか。
やりようによってはかなり威力を発揮する設定なんだがなあ。(俺って鬼畜?)
音楽・声:C
BGMは28曲、ヴォーカルはOP1曲、ED1曲(但し3バリエーションあり)、真ED曲(?)1曲。
特典サントラがショートだったのにはムッとしました、ええw
BGMはアコギとかピアノとか、アコースティックっぽい編成の曲が多い。曲調も爽やか
で素朴な雰囲気で、作品のイメージ付けに威力を発揮してると思う。ヴォーカル曲も
いいね。前述の通り、なんだか重たいイメージのビジュアルを和らげてる。
声はキャスティングも演技もGOODですよ。特にはやみの中の人いいわ。
システム:C
単純なノベルゲーゆえ、ややこしい機能は不要であり、ごく普通のシステムで及第点。
既読スキップ、バックログ、オートなど一般的な機能はすべて揃っている。システム画面
はシンプルでとっつきやすく、良いと思う。時々BGMの再生にトチるのはちょい閉口した
けど。
それから本作、文章が画面全体を覆うように表示されるタイプなのだが、薄いグレーの
下敷き(?)が絵にかぶってしまい、見えにくい。ちょっともどかしかった。
主人公が盲目のためBlindnessモードが用意されているが、これ、画面が白黒になって
しまうっつー代物。自分にとっては無用の長物だったわ。 つづき。これで終わり。
総合:D−
新興ブランドとは言いつつ、ある程度の実績を持つスタッフが揃っているし、確かに平均点
はクリアしてる。けれど、どうもまとまりがない作品だな、と感じた。すごく尖がった持ち味
を感じるのに、テーマの追求はついてきていないし、ギャグシーンは持ち味を殺してるし、
萌えゲにしては変に斜に構えた空気が作品中に流れてるし…それぞれの要素のベクトル
があっちゃこっちゃ他所を向きすぎでないかい?
シナリオについては苦言を呈したけれど、パワーを感じなかったわけじゃない。(たぶん
ライター氏の得意技と思われる)鬱とか泣きとかデカダンとかにユーザを引きずり込む
吸引力をもっと生かしていれば、もうちょい違った感想になっていたと思うよ、うん。 促進スレPart7>>942で指定を受けた「Quartett!」、コンプ。
総合:C− シナリオ:D− キャラ:D CG:A エロ:D 音楽:C+ システム:A
あらすじ:
祖父のヴァイオリン工房を手伝う青年、フィル・ユンハース(主人公)はクリスマス・ミサ
でのヴァイオリン演奏の腕を買われ、名門・マグノリア音楽院で学ぶこととなる。そこで
彼は、メンバーを一人失ったカルテットに急遽、穴埋め要員として迎えられるのだが、
勝気な第一ヴァイオリンのシャル、マイペースなヴィオラのユニ、寡黙でお茶目なチェロ
の李淑花(リ・スーファ)、とメンバーはみな個性派の曲者ばかり。カルテットのまとめ役
として、フィルの多難な日々が幕を開ける……。
シナリオ:D−
路線としてはやや少女漫画寄りのほのぼの系。ストーリー運びは良くも悪くもキャラ達
の心情がトリガーとなっており、結果、イベントの果たす役割が曖昧になったせいか、
流れが予定調和的になってしまってる。“転”がないんだよね。心情がトリガーというのは
女性に好かれそうではあるけれど……どうも話にメリハリが感じられなかった。
また、このタイプの話はキャラにどれだけ感情移入できるかが鍵だと思うんだが、
FLOATING・FRAME・DIRECTOR(以下FFD)という独特のシステムのせいもあって、心情
描写がまことにマンガ的。単純に“怒る”という描写だけ取ってもやたら大仰に感じられて
しまい、うそ臭い。何だかネタっぽいんだよ。自分はあんまりマンガを読まない性質なので
個人差なんだろうが、心情的にあまりのめりこめなかった。
文句ばかり書いたが、いわゆるほのぼの話にちゃんと仕上がっているし、ストーリーに破綻
もないし、うまくまとまっているとは思う。だが、複数ルートの構成が織りなす妙とか、キャラ
が内包する矛盾とかを味わうのが好きな自分には、申し訳ないがこーゆーノリは合わなかったっス。 つづき
キャラ:D
主人公が加わるカルテットはクラリサ先生によると「院内屈指の曲者チーム」ならしいが、
キャラ造形にはそれ程の個性は感じなかった。なんつーか、怒ってるのがシャル、てきとー
に流すのがユニ、みたいに個性の味付けが単純なんだよね。やっぱマンガ的というか。
特に、怒りっぽいキャラ付けのシャルは前述の通り“怒り”がさっぱり伝わってこなくてなあ。
彼女はメインヒロインなだけに、ボリュームの薄い本作で最も濃い描写がされている──はず
なんだけど、せっかく焦りや苛立ち、怒りを(それなりに)表現しても、さしたる根拠も無くそれ
が氷解してしまい、嘘っぽさに拍車をかけちゃってる。何とか特異さを出せてたのはスーファ
かなあ。それも設定のお陰なんだけどね。
逆にサブキャラはテキスト的な影響もさほど無く、絵の表現力の高さもあってなかなかキャラ
が良く立ってた。リーナやシニーナ、メイなんかはいい味を出してた。メイルートが無いのは
惜しまれる。
CG:A
枚数は180枚。シナリオやキャラ立ちが悲惨なことになっている分(?)、絵の表現力はすんげえ
突出している。いわゆる萌え絵ではなく、判子絵の存在なんぞ許さないってな個性絵だが、
描き分けやポーズ付け、表情の演技などに圧倒的な力量を感じた。テキストより絵でキャラが
立ってると言っても過言じゃない。ユニ・メイの双子は表情だけで見分けられるしな。
塗りがまためっちゃ上手い。大槍絵でこの塗り以外は考えられんね、正直。
背景もOK、OK。小洒落た西欧の雰囲気が良く出てる。キャラ絵、背景ともにFFDの特性上とん
でもない枚数を要したみたいだけど、それが本作の最大の魅力となっているのも事実。まー、
オーヤリズムが鼻につきまくるのは別としてなw てかホント、バタ臭い絵だ罠。 またつづき
エロ:D
回想は16枠(非エロ含む)。基本的にヒロイン一人につき2回のHシーン、サブキャラ二人にそれぞれ
1回のHシーンがある。エロ絵数枚をなめるようなカメラワークで見せ、吹き出しと枠内のテキストを
読ませる仕組みになってるが、エロとFFDとの相性は良くも無く悪くも無く、まーいいんじゃね? てな
程度。特別エロいわけではない。てか大槍絵のさだめではあるが、もうどうしようもなくペド。巨乳な
はずのスーファでさえ、あの小ぶりなお尻じゃなあ。
……好きな人にはいいんじゃない? ペドどころか炉属性さえ無い自分にはコメントつける資格も無い
んだと思うよ、たぶん。
音楽:C+
BGMは39曲、ヴォーカルはOP1曲、ED3曲、合計4曲。BGMには6曲のクラシック曲を含む。弦楽四重奏
の個所は生演奏とのことで、曲数も多いしエロゲにしては贅沢な作りと言えよう。ただ、曲数の割に同じ
曲ばかりが流れた印象がある(特にエロシーン)。要は作品のテーマ上、曲数を割く必要があったってこと
なんだろうな。
曲の出来自体は悪くない。ほのぼのした本作の雰囲気に合った明るめの曲調が多く、ヴォーカル曲はこっ
ぱずかしい程の甘々メロディ。全体的にクラシックっぽくしてるのも統一感があっていい。
だがしかし、フィルたちカルテットが取り組む課題曲(SetPiece)は1Versionしかないのだ。つまり同じデータ
の曲が劇中で何度も流れ、「こんな演奏じゃダメだ」とか「まとまってきた」とか言ってストーリーが進むわけ
で、個人的にスゲー変だと思った。だって演奏変わって無いじゃん。なぜ上手Versionと下手Versionを収録
しなかったんだろうか。音楽には力を入れたみたいだし、もうちょい配慮が欲しかったな。 またまたつづき。これで終わり
システム:A
前述の通りFFD採用。LittleWitchの独自システムだが、パッチは出てないし動作も安定している。具体的
には、マンガのごとく各キャラの顔近くに表示される吹き出し内にテキストが表示され、その吹き出しが消え
てはまた別の個所に次々と表示されるようになっている。画面構成もマンガのコマ割りのように様々なアン
グルでキャラが描き出され、標準的なADVの固定フレームとはまるで臨場感が違う。それに、何と言っても
読みやすかった。ボリューム薄と言われる本作だけど、読みやすいがために短時間で量を読みこなせちゃう
のもその一因になってるかも。
欠点としては先に述べた通り、描写がマンガっぽくなってしまうことやかなりの枚数の絵が必要となること、
CVをつけるのが難しいことだろうか。だが、こんなプレイ感のゲームは正直貴重だと思う。
システム画面はとても綺麗にデザインされていてオーヤリズム本領発揮。Galleryのバックがランダムで変わる
のも何かいい。こういうちょっとした工夫、自分は好きだなあ。
総合:C−
正確に測った訳ではないが、本作のコンプには半日を要さなかった。プレイ感は正にマンガをぱらぱらっと
めくった、みたいな感じ。プレイ時間が短いということはそれだけ印象に残りにくいわけで、話自体はまとまっ
てるのだけれど、それだけに尚更。加えて、ストーリーにもあんまり起伏が無いし……洪水のような絵の情報
とちょっと変わったシステム、というのが一番記憶に残っている。
LittleWitchにとって、良い絵と好システムは大きなアドバンテージだけど、シナリオの強化が急務なのも否め
ない。自分としては、もちっと賢そうなキャラ造形の大槍ガールを見てみたいというのが本音(失礼!)。後は、
オーヤリズムをもう少し引っ込めてくれれば言うことないんだが……あり得ない罠。 とりあえず、エロゲに向いてないような気がしてきた。
ロミオ以外読まないとか、そういう方向の人間に思える。 一週間前のにレスだが、エロゲで部落問題が読みたけりゃさくらむすびもやっとけ Angel Breath >44-46
AR〜忘れられた夏〜 >65
H2O >93-96
Quartett! >97-100
Canvas2〜茜色のパレット〜 >69
Dear My Friend 完全版 >39-41
Fate/hollow ataraxia >24
Lost Child >80
Maple Colors >35
Mindead Blood〜支配者のための狂死曲〜 >16-17
SWAN SONG >25
アカルイミライ >32-33
淫妖蟲 蝕 >74-75
エーテルの砂時計 >49-52
お願いお星様 >66
おまな2〜おまえんち萌えてるぞ〜 >19
彼女たちの流儀 >76-77
義母と叔母〜そして友人の母〜 >10
君と恋して結ばれて >85-88
群青の空を越えて >53-54 >92
ご主人様 >42
さくらむすび >82-83
思春期 >47-48
車輪の国、向日葵の少女 >68 処女宮〜栗毛の潮吹少女たち〜 >26
私立アキハバラ学園 >84
水夏 >18
水仙花 >23
スカーレット >58
その横顔を見つめてしまう〜A Profile 完全版〜 >27-29
それは舞い散る桜のように >57
たう唄 >70
とらかぷっ! >72
奴隷市場-renaissance- >59 (>60-63)
夏空少女 >9 (>13-14)
夏の燈火 >18
野々村病院の人々 >73
刃鳴散らす >11-12
プリンセスうぃっちぃず(非EX) >89-91
ボーイミーツガール >64
マスカレード〜地獄学園SO/DO/MU〜 >55-56
モノごころ、モノむすめ >30
ゆりね〜おねえさまがおしえてくれた〜 >67
よつのは >43
林間学校 >34
レイプ!レイプ!レイプ! >15
ロケットの夏フルボイス版 >78-79
200超えたらまた。 H2O〜FOOTPRINTS IN THE SAND 終了 30点
あらすじは割愛。すぐ上(>>93)にもレビューがあるし。
差別イジメ問題がテーマだと思うんだが、なんか焦点が絞りきれてないな、という印象。
はやみシナリオはまぁいい。おまけも含めて結構良い出来だと思うよ。
問題が解決したとは言い難いがそれで幸せになれるならok。ちょっと切ない良い話だ。
だが他のルートはなぁ・・・
まず、ひなたシナリオだが、何ですかこの解決方法は?
土壇場の山場で、それまでいっさい関係なかったキャラが出てきて問題解決って、
そんなんでプレイヤーが満足すると思ってんのか?
そこは多少ご都合展開でもいいから、主人公等の当事者が解決すべきだろ?
そこまでの主人公の行動の意味がないじゃん。
次は音羽シナリオだが、主人公はここに来て何もやらなくなった。
ただその場にいただけ。勝手に問題が解決してなぜか感謝される。もういいよ・・・
ついでに言っておくが、音羽のおまけシナリオな、最後の陳さんはナンデスカ?
そんなぽっと出のパクリキャラにしたり顔で語られて、話が締まると思ってんのか?
馬鹿にすんのもいい加減にしろ。
はやみシナリオ以外はすべておまけ。
このゲームは値段がちょっと安めだが、いっそはやみシナリオのみで3kで売れば名作だったろう。
で、ふたなりは?何故はまじが攻略できないの?
おまけシナリオ入った瞬間思ったさ。数年後とかなってるし。
きっとオパーイとマムコだけ手術済みで、棒はお金足りなくてそのまんまなはまじが出てくるって。
メーカーは猛省して欲しい。 PP-ピアニッシモ- 終了 20点
時は昭和11年。226事件等が起こり、不穏な空気が漂う時代。
ジャズバーのピアノ弾きの主人公は、ある夜帰り道で若い芸妓に襲われる。
その場は何とか逃れることができたが、あくる日その女の死亡を知らされる・・・
あー・・・
音楽以外に褒めるところが見当たらないね。
ピアノ基調のBGMはなかなかのもの。
ジャズバーってことでピアノ&サックスの演奏シーンもある(1回だけ)が、これも良かった。
肝心のシナリオはダメダメ。
推理サスペンスものなんだろうけど、しかけがあまりにも荒唐無稽ではなかろうか。
エロゲ的といえばそれまでだけど。
でもさ、推理モノってのは、それまで与えられたヒントから仕掛けを考えるものだろ。
そんなドラえもんアイテムの存在なんか読めないから。
なぜ、どうやって、とか考えさせるなら、考えが及ぶものにしてくれよ。
事件の背景が深くてそれが面白いんなら、こんなトンデモアイテムの存在も認められるんだが、
そんなわけないわな。
とりあえずメインヒロインが最も主人公とのかかわりが薄いって時点でやばいね。
それじゃあ深いドラマ性なんか求められるわけも無し。
拳銃の弾を刀で斬っちゃった時はディスク叩き割りたくなったよ。
こいつの発売日には、おたくまっしぐらとどっちにしようか迷いつつこっちにしたんだが、
どっちにしても茨の道だったわけか・・・ 促進スレPart8>>126で指定を受けた「ダイアの約束」フルコンプ。
総合:B− シナリオ:B キャラ:B− CG:D− エロ:C 音楽:C+ システム:C
あらすじ:
念願の玩具会社に就職し、新社会人となったばかりの御厨潤一郎(みくりや・じゅん
いちろう=主人公)。接待の飲み会で酔っ払って帰宅すると田舎の母から小包が
届いていたのはいいが、何故かその中に“お守り”と称したおもちゃの携帯電話が
入っていた。玩具を作りたいという夢を抱いたきっかけを思い出し、苦笑する潤一郎
だったが、次の瞬間、電池も入っていないはずのそのおもちゃが鋭い呼び出し音を
発した。電話から響いたのはノイズに混じった少女の声──
「絶対、あなたのお嫁さんに、なりに行くから……」
シナリオ:B
非常に整った読みやすいテキスト。誤字やおかしな文章もほとんど無いし、変なクセ
も感じられず、いい感じだった。ストーリーはちょっとした選択の違いで純愛・ホラー・
コメディと全く異なる様相を呈するのだが、基本的なテーマ「幽霊との恋愛」はきちん
と共通に貫かれていて好印象である。企画の発想としては一粒で三度美味しい、みたい
なところを狙ったのかもしれないが、個人的には、ちょっとした選択の違いで人生って
全く変わるんだなあ、てな感慨を覚えてしまった。純愛で結ばれた可憐なヒロインが違う
ルートでは赤目を光らせて舌なめずりしてたりして…ええ、凄く面白かったですよ。
これだけ毛色の違う話をひとつのゲームに詰め込んだらまとまりに欠けそうなものなのに、
本作はひとつのテーマが貫かれている、それぞれのシチュエーションに相対する各人物
のキャラにばらつきが無い等、土台がしっかり築かれていて、ちゃんと統一感が取れてますな。
もちろん欠点もある。ボリュームは薄目だし、霊というファンタジーな設定を用いていながら
話の筋はえらく現実的(つか世俗的)で正直、ストーリーに華がない。エロ雑誌の巻末に
ちょろっと載ってるショートストーリーみたいな匂いがするなあ、何となく。
学生より社会人向けなシナリオと言えるだろうね。とりあえず、自分的にはヒットだった。 つづき。
キャラ:B−
まずは主人公が驚くほどまとも。奇妙な自己犠牲とかわざとらしい正義感とか一切
無しで普通にいい奴なのだが、これがエロゲに侵された自分の脳にはミョーに新鮮
だった。物語の端々でぽろっとこぼす本音なんかもついクスッとするようなウィットが
あって良し。最後の最後で言えなかったヒロインへの想いをやっと言葉にする、つう
のもいいね。
メインヒロインの桜と愛里は一言で言えば“めちゃ濃い”キャラ造形。二人とも人間
ではないのだが、そこを生かして逆に妄執とか強欲とかの人間臭さを体現するような
キャラに仕上がっている。特に桜はエゴの凝縮体みたいなもので、魔を見せて人間性
を感じさせる、てな作りが効いてたと思う。愛里もかなりぎらぎらした二面性の持ち主で
(僅かな選択肢の違いで殺されるor純愛が分岐するのだ)、その落差がたまらなく可愛
かった。つか、殺されかけたのに愛里にはマジで惚れた。ヤヴァイw
更にコメディルートでは桜は今時のコギャルに、愛里は乱暴者、いやしっかり者の
お姉さまに変貌と、とにかくルートごとでのギャップがすごい。惹きつけられました。
メインヒロイン二人に比べ、サブの果夏(主人公の妹)や桜の父などははっきり言って
ストーリー作りの道具扱い。桜父の心情とかも見たかったのに。
エロゲだから桜父はともかく、果夏はもっとブラコンの設定を生かしたイベントが欲し
かったな。まあ、そうすると本筋と離れてしまうわけだがね。
つづき。
CG:D−
枚数は82枚。古臭くて野暮ったい絵柄で、お世辞にも萌えは感じられない。劇画調の
画風を無理して萌え絵に近づけてるっぽいのも寒いし。決して下手な絵ではないのだが、
桜の大げさなアホ毛とかキレたセンスの服装とか、色々マズイでしょうこれは。
立ち絵のバリエーションは結構あるんだけど、上記の理由であんまり恩恵を感じられ
ないな。一枚絵の構図とかホラー絵の雰囲気とかはいいんだけどねえ。
塗りはべったりのアニメ塗りでチープな印象。配色センスはどぎつくて「すげぇセンス」
なのだが、全体的に見るとバランスは取れているという不思議な出来。
ギャグ絵の方が却って突き抜けた清々しさがあっていい。愛里のヒッチハイク絵とかなw
ホラー絵はかなり怖い。ゲンガー氏本来の画風で行けばそれなりに良かったかもしれないのに。
エロ:C
回想は18枠。寝取られもあり、陵辱・輪姦もあり、ふたなりもあり、レズもあり、とかなり
属性を選ぶエロになっているが、自分はそういうのに拘りゼロなので無問題だった。つか、
ヒロインは基本的に人外だしな。
本作のエロは結構陰惨な背景があったりして、純愛でさえどことなく「汚れた」エロってな
空気が漂う(背徳感ではない)。それが気にならなければかなりエロい。汁気は多いし、
構図もバッチリエロエロである。
実妹、果夏とのエッチはなし。しかし幽体離脱エッチはないだろ。ちょっと笑ったが。
音楽:C+
BGMは11曲と少な目。ヴォーカルはなし。大して期待していなかった割に結構良くて
ちょっとビックリ。スタッフロールを見たら、音楽担当はAngelNoteだった。ちょっと短めだ
けどなかなか良い。惜しむらくは曲数が少ないことと、アレンジが単調なことかね。予算の都合?
声の演技は微妙。桜の中の人が一番上手かな。愛里はキャラはよく出来てるのに演技が
硬くて残念。果夏もイマイチ。まあ、やっぱ予算かねえ。 つづき。これでラスト
システム:C
パッチは出てないし、動作は安定してるし、ノベルゲーの基本機能(スキップ、既読判定、
バックログ等)は一通り揃ってるし、平均点はクリアしてる。特にスキップが速いのはえらい
えらい。エフェクトカットや確認メッセージのON/OFFなんかの小技も搭載されてるし、地味
に良く出来てる感じ。だが、ボタンやシステム画面のデザインは野暮ったくてどうもチープ
だなあ。特にMUSICモード画面はカッコワリィの一言だわ。どうも本作はビジュアル面で
損してる傾向があるな。
総合:B−
思いがけない良作。これがワゴンゲーだなんて、やっぱエロゲは絵なんだなあ、とひしひし
感じた。本作の魅力は何と言ってもキャラのギャップで、一人のキャラに対して各ルートごと
に愛しかったりゾッとしたり、しんみりしたりバカ笑い出来たりする。お話もよく練ってあるし
システムも地味に良く出来てるし、ビジュアル至上主義者でないなら十二分に楽しめるでしょう。
ところで本作、攻略ページが見つからなくてねえ(セーブデータはあるんだけど)。フルコンプ
がてら自分で攻略メモを作っちゃったよw
まあ大した難易度じゃないんだけど、そんなもん作るほど繰り返し遊んで楽しめた、つうことで。 同じく促進スレ>>181で指名を受けた「海からくるもの」フルコンプ。長文で失礼。
あらすじ
怠惰な生活の中、学校を恐怖で染めてやろうとする少年…。
野心を抱き『レフ』の力を利用する為、少年に近づく男…。
かりそめの平和に疑問を持つ二人の男が、それを突き崩す力を欲していた。
怠惰な生活の中、学校を恐怖で染めてやろうとする少年、友紀。
そして、彼の秘めた力を追う街のチンピラ滝沢。
彼らは、まだ自分達が見えない思惑に生かされていることを気が付いてはいなかった。
力を求め自らを暴力の中に投じる二人は、やがて、人々から闘争本能と憎しみを奪った者の正体を知る。
すべてが、発掘される遺跡のテクノロジーで作られた世界。
野を駆ける人類をわずか数百年で文明社会に成長させた先史人類ノイルマギ。
人々はまだその恩恵の中で暮らしていられたが。彼らは滅びへの道もまた、人々に用意していた。
世界観
『ノイルマギ』と呼ばれる先史人類の遺跡で成り立つ世界。
文化文明のすべては、彼らの歴史を辿っている。
そんな世界に突如生まれた『レフ』と呼ばれる特殊能力の保有者。
多くのレフは国家に登録され管理されていたが、人知れず潜伏しているレフの中には、
その強大な力の暴力性に魅入られ人々に恐怖を与えることを喜ぶ性質に変異した者もいた。
楠田友紀もその中の一人。
※公式サイトが既に閉鎖しているため、あらすじ・世界観はげっちゅ屋の作品紹介を参考に致しました。 つづき
シナリオ:B+
プレイ時間は1周あたり6〜9時間程度(どの程度ボイススキップするかによります)。
大作をやるのはしんどいけど、ちょっとした良作楽しみたい、という人には丁度よいボリュームなのでは。
本編で書けなかった部分も、クリア後のおまけシナリオで保管されているのが良。
狂気に身を任せつつも、最後の一線は中々越えられず苦悩する者、
力を信奉しつつも『レフ』の力を拒み、物語を最後まで見届ける者、
主人公二人の対比がよく書けていると思います。
グロテスクなシーンは思っていたより少なかったですが、
ホラー映画でも見ているかのような、「おぞましい」系の怖さですね。
1周で概ね掴めてしまいますが、ちょっとした叙述トリックも効いています。
ただ、あくまでこれは人間の心の闇に焦点を当てた作品であって、
異能力者同士のバトルを前面に押しているわけではないので、購入検討者は注意です。
(後述ですが)人物が必要量描けていること、ストーリーに破綻がないことから、
読み物として十分合格点だと思います。
個人的には、1周目はTrueEndではなくBadEnd1狙いをお勧めします。
ゲームを終えて、改めてタイトル画面の相沢が綺麗だ、とそう思いました。
キャラクター:C
登場する全キャラクターそれぞれに心の暗部があり、
それがどう昇華されていくのか、あるいはされないのか、という点も
本作品の見所ですが、サブキャラ含め、よく書ききっていると思います。
ただ、ダブルヒーロー制の宿命でもありますが、
特異な世界観も相まって主人公への感情移入はしにくいです。
女性キャラクターについては、相沢・藤木・加賀見以外のキャラクターは
物語に翻弄される側、というスタンスのため描写に乏しいです。
まあ、相手に好意を寄せ達成するのが目的でないゲームではないので、
そこはあまり気にはなりませんでしたが。 つづき
音楽:B
ボーカル曲こそないものの、定評のあるFunczion SOUNDSによる全17曲。
中でも、オープニング・エンディング両方に使用されている「終わりなき迷走」、
タイトル曲の「海からくるもの」は、作品の雰囲気が良く出ていると思います。
個人的には、日常シーンでよく使われる「閉じた記憶」もお気に入り。
同じくFunczion SOUNDSによるCROSS†CHANNELの「クリスクロス」を
退廃的にした感じとでも言えば雰囲気伝わるでしょうかね。
本作品は、主人公が進んで狂気に走る部分がありますのでマッチしています。
ただ、これはあくまで主観ですが全体的に音質が安っぽい感があります。
CD複数枚が当たり前のご時世、CD1枚でのリリースということが
容量的な足枷になったのではないか、と思わずにいられません。
エロ:D+
回想15枠。うち和姦6、輪姦1。
基本的にレイプだと思っていたけど、数えてみると意外と和姦も多いな。
原画は「教室」シリーズでもお世話になった真木八尋氏ということもあって
エロにも期待していましたが、こちらはやや肩透かし。
複数回戦やるシーンもあるので、全く使えないということではありませんが、
テキスト量は少ないと思います。
陵辱ものとして見ても、プレイがワンパターンなので物足りませんね。
少し前のゲームなので、ウインドウ時640×480という画面の小ささも痛いです。
つづき
システム:C
可もなく不可もなくです。
2003年のFSと同じシステムだと思っていただければいいかと
(また引き合いに出して申し訳ないですがCROSS†CHANNELと全く同じシステムです)。
このシステムはオート時の設定がかなり細かくできるのが良いですね。
不満は、主人公に設けられた「パラメータ」。
これの大小でシナリオ分岐する場合があるのですが、
正直、あまり必要性を感じませんでした。
総評:B−
プロデューサーに「教室」シリーズのKeN氏、原画に同じく「教室」シリーズの真木八尋氏
シナリオに「虜」シリーズの広崎悠意氏、音楽にFunczion SOUNDSという鉄板構成ながら、
やたらと地味な本作。
まあ、当時は「生贄の教室」で巻き起こった「KeNショック」がまだ尾を引いていましたし、
同じFS系列の話題作、「CROSS†CHANNEL」と同月発売でしたから仕方ないのかもしれませんね。
小粒な良作、というと耳障りは良いですが、やはりボリューム不足は否めません。
ストーリーも人物も良く書けているだけに残念。
読み物として十分楽しめる出来だと思うので、興味ある方は是非。
何か促進スレの感想を長文で書くスレみたいだけど
テンプレに何でもありって書いてあるから作品別のスレには書きにくいことを
Nursery Rhyme -ナーサリィ☆ライム-
発売から一年が経とうとした今になってプレイ
結論から言うと有希奈が素晴らしすぎた
エロゲを始めて1年、プレイした本数は35とまだまだ新参だが、今までで最高のキャラに出会ったと言いたい
主人公と関わりのない年上の人物に恋をし、その男が婚約したと知って落胆する有希奈
これだけで疎外感に身悶られるというのに、その穴を埋めるという名目で主人公と形だけ付き合い始め
双子の妹にビンタをかまし、幼馴染にビンタをかまされといった、気が重くなるようなシーンを繰り返し
主人公には虚ろな目を向けながら乾いた笑いを見せる…最高だ
最後はいろいろあってデレるが、このときの掌を返した感じが素晴らしい
どこかのスレで見た「湿地帯をフル装備で行軍している感じ」という表現がよくあてはまる良ゲーだった 逃亡者毒島音露 砂時計のメイド編
あらすじ
逃亡者毒島音露は逃げていたら洋館にたどり着いた
美女が3人!!こりゃラッキー
内容
犯罪者毒島音露は洋館に何日か住む
館での至れり尽くせりな対応に平穏を夢見始める音露
しかしその夢は脆くも崩れ去る
カイジ好きな俺は頭の中で思わずざわざわしてしまった
2940円 オッパイとメイドが好きならやっていいかもね
でもなんか本当カイジチック
いや、カイジとは逆!まさに逆の内容ッ
思わずグニャー > 何か促進スレの感想を長文で書くスレみたいだけど
や、違いますよ。
促進と提携してるのは積みゲ崩しスレのはずなんだけど……
ママトト。一周終わり。
戦闘自体は昔のゲームと思えないほど面白い。
後半、(戦略が固定されて)だれてくる部分もあるけど、
バランスも良いし何より考える。
反面、シナリオは大筋以外はいまいち。
アーヴィエンドだったけど、ありゃあなぁ……
キャラは魅力的だけど、全然描けずに終わってる感じ。
つーかすっごい気になるのは、
「ママトトの移動手段は足」
ってことなんだけど……足ってなんなのさ。 まあ、過疎ってるスレだし有効活用する分にはどこのスレからだろうがいいんじゃないか ずっと積んでいた『御魂のゆき』をプレイ開始
とある閉鎖的な村の村長に招かれた妹と共に、その村を訪れる兄(プレイヤー)
確か1000円前後の特売ソフトだったが、サウンドトラックと画集も同梱で嬉しい誤算
女性キャラフルボイス(シーンによってはボイスに合わせてキャラの口が動く)
まだ始めたばかりだけど、取っ付きもプレイ感も良く好印象 「つよきす」終了 70点
これはツンデレじゃないね。
ま、それに期待して買ったわけじゃないからいいけど。
このゲームはなんと言ってもカニ。
すばらしい。
ぶっちゃけ、カニ以外のキャラはおまけ程度にしか思えなかった。
最高なのがカニとのエロシーン。エロシーンでこんなに笑えたのは初めてだ。
これだけでもプレイする価値はあると思う。
他のキャラで印象に残ったのって、スバル(♂)フカヒレ(♂)の友人コンビと土永さん(オウム)か。
フカヒレはいじられキャラとしていい味出してるね。
こんなのばっかが目立ってヒロインはいまいちだなぁ・・・
それぞれ個性的だけど、それで笑えるかっていうと、もう一歩足りない感じ。
このゲームすごい売れてるらしいんで、さぞかし面白いのかと思ったが、それほどでも・・・
俺の感性はそんなに世間とずれてるんだろうか。 先日入手した体験版が気に入って購入した緋の月をプレイ中
二週間経っても音沙汰無しだったけど、ようやく師匠とそういった雰囲気になってきてテカワク状態♪
なんたって主人公(男)にもボイス有り、しかもそれが女声優、言わばHシーンはレズトーク♪
それ以外の部分でもなかなか楽しめて俺的には当たりゲームだ とらぶるトラップLaboratory 終了 80点
会社が突然倒産して無職になってしまった主人公は、努力の甲斐もあり、
ようやく就職先を見つけることが出来た。
しかしその仕事はマッドサイエンティストのエロ人体実験の材料だった・・・
バカゲかつ抜きゲとしてかなりいい出来。
つい最近某スレで話題になってたから買ってみたんだが、当たりだな。
このブランド、一作だけで消えちゃったらしいけど、売れなかったのかな?
シナリオはあってないようなもの。
キャラはロリツンデレな所長、眼鏡天然の香保、自爆キャラきぬ、の3人だけ。
キャラ立てが良いので3人の掛け合い(つまりきぬの自爆シーン)がとても面白い。
きぬの自爆っぷりはとてもよい。
お約束のタイミングで出てきて、お約束の展開でやられる。
なんつーかね、ヤッターマンのドロンジョ一味みたいな感じ?
所長のツンデレ具合もいい感じ。豊胸薬を必死で隠すところとか、
自分でも何故かわからないまま主人公をきぬと取り合うところとか、まさに正統派。
だがこれがいい。
実用性はとても高い。
普通のエチの他にもフタナリ化や触手もあるし、エロイ。抜ける。
俺としてはもっと所長の濃いエチが見たかったんだが、ちょっと残念。
ボリューム不足感はあるけど、それ以外は満足。小粒な良作だな。 >126
ちなみにそれと同じ原画、シナリオなのが、
悪名高き「おまかせ!とらぶる天使」(ぼとむれす)
だったりする訳で…… それは知ってる。(とらぶる(ryを買った後で知った。)
何か良くわからんシール届いたらしいが、出るのかね?
出るなら買うんだけど。 「戦国ランス」正史・蘭・謙信ルートまで終了。
アリスの地域制圧型SLGって事で「大番長」辺りをやった事ある人ならすんなり入れると思います。
内政・外交・戦略等は非常にシンプル。
戦闘は集団戦と個人戦がありますがどちらにせよSLGというよりはRPGみたいな感じです。
どちらかと言えばイベントを楽しむタイプですが、ゲーム自体も不思議とのめり込んでしまうのは
バランス調整の妙でしょうか。
今回はお金や好感度で悩まされる事が少なく、ミスに対しペナルティを課すことより成功で得られる
特典を充実させる方向に進んでるのは好印象ですね。
とりあえず時間さえかければ誰でもクリア出来るバランスにはなっていると思います。
一応一本筋の通ったストーリーがあるのですが、それよりも魅力的なキャラ達と彼らの織り成す
数々の物語を楽しむ群像劇だと思います。
というか個人的にはメインストーリーはどれも中途半端というか、ストーリー上の都合で世界全体が
引っ掻き回されてしまうのが残念なところです。
マルチエンドにした結果イベントも分散してしまった感は拭えません。長いゲームなんだし、一度の
プレイで一通りは楽しめる作りにして欲しかった気もしますね。(細かい分岐はともかく)
いかにクリア特典があるとは言え同じことを何回もするのは流石に飽きてきます。
総評としてはランスをずっとやってきた人やアリス謹製SLGが麹Dきな人ならオャXスメ。
封s満点もありまbキがやはり出来bヘ非常に良いと試vいます。
それ以外の人でも慣れればすんなり遊べるようにはなりますよ。他のランスシリーズと比べると
旧キャラの出番が控え目ですし。ただ、アリスらしい救われないイベントも多いのでキツい描写に
耐性無い方は避けたほうがいいかも… 「ユメミルクスリ」終了 90点
主人公は、ある時、3人の風変わりな少女と知り合う。
クラスで総スカンをくらっている女、
ヤク決めて繁華街で妖精を名乗るサイケな夜遊び娘、
そしてすっげえ秀才なのにひたすら将来から逃げ続けることに頑張る先輩。
そんな四人のいまどきっ子が、手を取り合って落ちていく。
ロミオに釣られて買ったが、後で企画だけってことを知って、
なんじゃそりゃと思いつつ積んでたんだが、やってみたら・・・おもしろいじゃないか。
攻略可能キャラは3人と少なめだが、その分ちゃんとシナリオが書き込まれてる。
それにそれぞれのシナリオの中でちゃんと印象的な見せ場が用意されてるし、
その見せ方がうまいね。
先輩とホテルで・・のシーン、あえかが屋上から・・のシーン、校長室でねこ子・・のシーン、
それぞれCGの構図もいいんだろうな、映画的というか、見ててドキドキするような、
とてもいいシーンだと思う。
差分の使い方とか、同じ絵で引いたりアップにしたりとか、そういう地味な効果がいい感じだ。
エロシーンは、どうなんだろ。意見が分かれそうだが。
というのは、このゲームではエロシーンのなかで結構重要な会話がある。
物語の流れの中からそのシーンだけが浮いて見えるようなことがないし、
俺はこういうの好きだけどね。
抜けるかどうかって点は、尺は短めだが数は多い。ま、こんなもんじゃないかな。
シナリオゲーだと考えると十分だろう。
なんか去年は積みゲばっかやってたな。つか、一昨年ってすごい大当たりな年だった気がする。
(´-`).。oO(綾は義妹のくせにどうして攻略不可なんだろう・・・) 「彼女たちの流儀」コンプしました。
久しぶりに再会した二人の姉は吸血鬼になっていました…といういささか唐突な状況から
はじまる物語ですが、正直その唐突感は作中ずっとつきまとうように思います。
共通パートが長めで終盤だけ個別ルート、という構成なのでそこで急展開になりがちなのと
普通の学園モノらしからぬ設定のわりに一本筋の通ったテーマがあるわけでもないので
何を書きたいのかイマイチ伝わってこない辺りでそう感じるのでしょうか。
文化祭で上演する演劇への準備、というものに共通パートでは比重を置いているのですが、
個別パートで演劇を有効活用してるシナリオって姉二人くらいなのも、ね。
もっとも、唐突さに振り回されることそのものが作品テーマなのかも知れませんけど。
それと最初の印象ほど妖しい雰囲気や背徳感をあまり感じられないのもマイナス点。
CGは非常に雰囲気を作ることに成功していると思うのですが、シナリオ面においては
ところどころで変にコミカルだったりして雰囲気壊してるように感じますね。
背徳感の欠如はそもそも主人公達にそういう気持ちが薄いせいかな。
Hシーンはゲーム全体の長さのわりには多いと思います。
基本的に主人公総受け。主人公にも声がありますが耳障りには感じないのは状況的に主人公が
ヒロインみたいなものだからでしょうか(笑)
半数は双子の姉との絡みですが、他のキャラも3〜4回はHシーンが存在します。
総評としてはヒロインに翻弄されるタイプのHシーン目的、あるいはCG目的で買うのなら。
シナリオはお世辞にも良く出来てるとは言い難いし、パッケージが醸し出す雰囲気に期待すると
肩透かしになる可能性が高い気がしますね。
追記
主人公の声やってる方は「演劇で女性役を演じる男性の声」を演じてるんですよね。
プロだから出来て当然、なのかも知れませんがやはり素晴らしいと思います。 淫皇覇伝アマツ 1キャラクリア
あかん、これは踏んだレベル。
とにかくテキストが拙い。正確にはまとめてる奴のレベルが低いか。
視点がとっちらかってる割に、切り替え演出はほとんどないし
(キャッチアップ自体は普通にあるのに)
シナリオ展開を、ト書きで『実は〜だった』と、くどくど説明させるようではダメでしょう。
何よりがっかりなのは、エロがエロくないという一点に尽きる。
いや、描写は相応に書けてるし、尺も、声もちゃんとしてる。
でも、このシチュの盛り上がらなさは何。フル化して回想だけ見てる訳じゃないのに
唐突に始まって、何の蓄積もなく忘れた頃に次のシーン。
せっかく架空世界で色々出来る土壌があるのに、平々凡々なシーンばかりだし
立場上エロ慣れしてるキャラばかりだからにしても、もう少し心の揺れを見せて欲しかった。
なまじパッケージとしてボリュームとかシステム周りがきっちりしてるだけに
構成のグダグダ感と言うか、退屈さが際立つゲームでした。
かぐやの中と言わず、全体で見てもちょっと酷いなあ。ゲンジいなきゃどうなってたか。 「レイナナ」
玲奈と千夜までクリアした時点で挫折しました…
育成SLG+ノベル+STGという構成ですが、全てにおいて物足りません。
育成パートは特訓や会話といった行動を選択し、それに対してキャラが成長したり
好感度が上がったりイベントや会話が発生したりしますが、特に工夫のしどころが
ある訳でもない単純なものだし、選択に対するリアクションも会話以外は2〜3行の
メッセージだけなので面白みも何もあったもんじゃないです。
その会話もどのキャラが相手でもある穴埋めみたいなもの(好きな食べ物は?とか)や
ほんの二言三言交わすだけなのが少なくありません。
ある程度重要そうな会話はそこそこ長いけど、キャラに思い入れ持ったり主人公との
関係の変化を感じるには薄すぎると思います。
ただなんとなく会話重ねたらいつの間にか相思相愛になっててHしてエンディング。
上記の二人はこんな印象でした。
ストーリーもヒーロー物って題材はともかく、本筋に絡むイベントが少ない上に
玲奈シナリオはさあここからだ、というところで終わってしまうし、千夜に至っては
そこまでの展開無視して突然千夜の個人的な都合で終わり。
残り二人はやってませんがこの二つだけでも萎えることしきり。
STGは…PS版東鳩のおまけSTG以下の出来ですね。こっちはまあ最初から期待
してませんでしたが。Yack.の音楽が勿体無い…
絵は味があるを通り越して単純に気持ち悪かったです。おっぱいの描き方とか…
全体として、とにかくボリューム不足。
もっと直接的に言えば手抜き作品としか思えません。
お手軽に楽しめる単純明快ヒーロー物、なんて書くと褒め過ぎな気がします。 ダンジョンクルセイダーズ
誰かクリアっつーか一本道らしいし・・・・
今6章あたりだっけな。まぁRPG要素が一応面白いのが幸いだが敵のエンカウント率が高すぎる希ガス。
マウスで動かすと激タカになるらしい。キーボードの方向キーから入力したほうがいいな。
とりあえずアトリエかぐや風味のエロはちらほら見えるから満足。
・・・さてボスまでもうひとふんばり。 レヴォラシオンのおまけのラヴィドシャトウクリアしました。
パラメーターをあげる作業、これ必要でしょうか?
特にイベントも起こらないのに各キャラに会う作業必要でしょうか?
イベントの展開、急過ぎやしませんか?
ノベルゲーのアンチテーゼですか?わかりません
なぜこんなゲームが世に出せるんでしょう?
疲れたよ、パトラッシュ…… >>135
大変でしたね。なんか他人事と思えませんですよ
促進スレPart7>>822で5番手に指名の「プレゼンス」フルコンプ。
崩すのに1年以上かかった…以下、相当長文。
総合:B シナリオ:C− キャラ:D+ CG:B エロ:B+ システム:C 音楽:A
あらすじ:
不仲な兄の婚約者、柚美花(ゆみか)に心を寄せる亨(主人公)はある日、思い余って
半ば強引に彼女と関係を持ってしまう。その翌週、彼は済んだはずの期末試験日が
再び巡ってきたことに呆然となった。亨は柚美花とのあの日の翌日から1週間の
サイクルを延々とループする“時の回廊”に閉じ込められてしまったのだ。
他になす術もなく、彼はここで様々な“ルート”を手探りで見つけていく。その中に、
回廊から逃れ得るルートがあるのかもわからないまま──。 シナリオ:C−
1ルートにつき、7/14(月)から7/20(日)までの1週間を何度も繰り返して体験すると
いう文字通りのループもの。大体どのルートも1週間を3-4周くらいしなければならない
のだが、ほぼ同じイベントが毎週繰り返されるため1プレイの体感時間が長っ!だるっ!
主人公の言動は各周回で異なるのでそれで何とか間は持ってるけど、飽きる人もいそう。
あんまりいい構成とは思えないな。
テキストの質はややバラツキあり(ライター総勢5名!)。基本的に官能小説のノリで、
ヘンな修飾語がかなり鬱陶しかったが、所々に「読ませるなあ」と感じさせる個所もあって
何とか我慢。
このゲーム、「純愛陵辱羞恥ADV」と謳ってる通り、純愛・陵辱両ルートが存在する。だが
“オスとしての自我=柚美花”にひたすら妄執するガキんちょというキャラがさっぱり純愛
には馴染まず、純愛ルートはどうにも薄っぺらかった。せっかくのキャラ付けを生かして、
思春期の少年をストレートに描いた方が良かったのに……って、そんな技量、くろあぷには
無いか。
逆に陵辱ルートでは、自分への愛を確かめたいばかりにえぐるような虐待をヒロインに繰り
返す様がこのキャラにぴったり嵌ってる。亜衣を同級生に犯させるシーンは亜衣の健気さ
もあいまって興奮度大で、抜きのシチュは流石におさえてるな、と唸らされた。
だがコンプし終わった今、最も印象に残っているのは兄貴との確執のエピソードである。
エロゲの評価とは別物になるけど、「兄貴がもっと尊敬できる人物だったら柚美花さんを
諦めきれるのに」とか「兄貴とは楽しいケンカは出来そうにない」とか、色々と思い惑う主人公
に妙にシンクロしてしまい、やるせなかった。こういう埋められない溝って確かにあるよなあ。
この兄弟間の人間関係の描写は主人公の行動原理やキャラ造形にも反映されていてなか
なか面白い。まあ、間違ってもシナリオゲーとは呼べない出来なんだけどな。 キャラ:D+
典型的な記号当てはめキャラのオンパレード。わかりやすいっちゃわかりやすいけど、
あまりに記号そのもの過ぎて少々どぎついんだよね(ここのゲームは大概そうなんだが)。
見るところがあるキャラ造形をしてたのは亜衣。じゃじゃ馬一辺倒の描写にならず、恥らっ
たり見栄を張ったりと多面的に表現されていた。それでも、その多面的な性格付けがいち
いちどぎついんだけどね……。
柚美花はド下手な声の演技と立ち絵の奇乳っぷりがキャラ造形に悪影響を及ぼしてる。
おっとり優しい年上の女性と見せたいのだろうけど、正直おばさんくさっ。メガネもどうもなあ。
その他、会話内容を一見しただけでDQN丸出しのヒロインが混じってたのは閉口。謎の
少女、刹那に至っては文字通り投げっぱなしジャーマンだし。丁寧にキャラ造形を試みた
のは亜衣だけなんじゃなかろうか。
陵辱ルートでのヒロインの最期は基本的に鬱展開なのだが、自殺したり露出狂になったり、
公衆便所になったり殺人を企てたりと壊れっぷりもどぎつい。まるで記号の見本市だな。
ヒロインに比べ、男キャラやサブキャラの方がよく出来てるような気がする。久賀ちゃんや
エリ先輩との掛け合いは楽しかったし、憎たらしい兄貴との会話の応酬もなかなか読ませる。
CG:B
枚数は255枚。ヒロイン一人につき50-31枚とややばらつきはあるが、枚数的には絵師は
頑張ってると思う。だけどこの枚数でもエロイベント中に絵が無いシチュがあったりして、
やっぱり絵が足りてないんだよな。だがその反面、膨大なCGの回収には相当時間が
かかった。重要イベント(無論エロシーン)にCGを重点的に配分した方が良かったな。
背景・塗りは全く問題ない。基本的にアニメ塗りだが、影のつけ方が細かくて綺麗だと
思った。各キャラの配色とかデザインにメリハリがあるのもいいね。この作品、出た当時
の広告の絵(=パッケ絵)がかなり印象に残っている。清楚っぽい黒髪+ブルー系の服装
で何故か赤フレームメガネ、赤眼のメインヒロインが物憂げな表情で柔らかく縛られている……
という。一体どんなゲームなんだろう、と興味をそそられた。こういうところ、くろあぷは本当に
うまいよな〜。まあ、自分はしのづかあつと氏のファンなのでたぶん儲フィルターがかかって
るんだろうがな。 エロ:B+
回想は80枠。枠数は一見多いが、正直あっという間に終わってしまう枠もあり、そう喜んで
もいられないってところかな。決して主人公は早漏ではないんだが、「その後もおれは
優ちゃんの身体を楽しんだ」みたいに一文で済ませられてしまうシーンが結構ある。
前述の通り絵が無いシチュもあったりと、濃いエロと呼ぶには2歩ほど足らん感じ。
それでもシチュが好みに嵌ると結構使えるのも確かで、自分はまあまあ満足できた。
くろあぷ色が良く出たどぎっついエロの流れはかろうじてくんでると思う。1つ1つのシーン
は大したことなくても、気分によって陵辱したり甘い言葉を囁いて和姦したりとヒロインを
正にオモチャにできるってトコが妙に高揚感を呼ぶわけで。ヤヴァイか俺?
メーカー儲的には許せないエロ薄ならしいが、年寄りの自分にはコレ位で充分ですってことで。
音楽:A
LittleWingですよWind of cronusですよ。音楽はかなりのハイレベル、って自分が改めて
言うことでもないが、かなりイイですよこれ。
BGM14曲、ヴォーカル(Wind of cronus)1曲、合計15曲と曲数はこじんまりとしてるんだが、
ハズレ曲がないという隙のなさ。個人的には「幼い日の約束」イチオシだな。この曲をバック
に主人公の柚美花への想いが切々と語られるシーンが凄く良かった。この曲が「プレゼンス」
の顔って気がする。
ヴォーカル曲は今ひとつ微妙な歌唱力が気になるが、名曲だと思う。ああ、サントラ欲しい。
くろあぷ屋よ販売してくれ。
声の演技は、とにかく柚美花がダメ。ダメすぎる。エロシーンがこんなにエロくない声優って
未だかつて遭遇したことがねえよ。メインヒロインなのに。CG枚数47枚も割いてるのに。
あーモッタイナス。
逆に素晴らしかったのは北斗南さん。Sっぽい責めの口調がGJ。「うるさいわねっ!柚美花
がいけないのよ!こんなイヤらしいオッパイしてるからっ!」 ああっもっと言ってください七音様!
……ここで、対する柚美花がヘナヘナになるシチュはなんだか笑えた。
その他の声優陣はまあ、可も無く不可も無くってところか。 システム:C
悪名高いくろあぷにしては頑張ってると言える。スキップがもたもたしてても、メニュー
表示(画面上部にカーソルを持っていくとメニューが現れる)がのたのたしてても、ちゃん
と動くんだからありがたい──とか思えちゃう不思議なメーカーだよね、ココ。
既読判定も効くし、バックログ機能もある。標準的な機能は実装されてるな。バックログ
の音声再生機能が無いのがちょい不満だが、パートヴォイスなんだし、まあいいか。
しかし、ここまで無難なシステムを組んでおいて、何故レクイエムの醜態を晒したんだか。
ここのPGの体制は一体どうなってんだ。
総合:B
とってもくろあぷらしいゲームだったと思う。無計画なCG配分とか、情緒もへったくれも
ない記号そのもののヒロインとか、もっさりしたシステムとか。適当にぶち込んだみたいな
フラグON/OFFの分岐とか、やたら豪華な音楽とか絵とか。かけなしの「おめーらヲタは
こーゆーのが好きなんだろ、あぁん?」とか言う声が聞こえて来そうである。
本作のコンプには冗談抜きで1年以上かかった(崩し指名時に既にいくらかプレイ済み)。
その間に飼い慣らされてしまったらしく、そういうくろあぷらしさへの耐性を身につけた自分
がここにいる。まー、自分、Mっ気があるらしいし(?)。
つーわけで、本作の(ほのかに)続編ならしい「センチネル」もきっと購入するだろう。きっと
「プレゼンス」と同じプレイ感なんだろうな、とか思いながら。
でも、いくら俺がMでもここのゲームは絶対予約買いしないぞ。うん。 雪のち、ふるるっ!〜ところにより、恋もよう〜 終了 70点
ある朝、主人公は雪の降る丘で一人の少女と出会う。
彼女は蒸発した雪の王様を探すため、人間界にやってきた雪のプリンセスだった。
人間界と妖精界に安定を取り戻すため、主人公たちは・・・
可もなく不可もなく、ごくふつーの学園モノ。
ふるるが妖精って設定だが、だからどうってもんでもない。
ミニゲーム(音ゲー)もそれにはまれる程のものじゃないし。
ま、絵買いだからこのくらいの出来なら文句はないけどね。
ちょっと変わったところがあるすれば、攻略可能キャラ5人のうち、3人が
ショートカットってことかな。
おれは特段こだわりはないけど、ショートカットが好きな人にはいいんじゃないかな。
絵は良くなった。というか、ちょっと前の絵に戻った感じ。
特に目の描き方(塗り)はこの方がいいね。
立絵の表情もそこそこ多いし、裸の立絵なんかもあってとてもいい感じだ。
髪の塗りも手抜感がないし、総じて絵は丁寧に仕上げてるなと思う。
エロは及第点。後ろも全キャラに装備。そこで気になったのは以下のシーン。
1ラウンド目 前でエチ 選択肢なしの中田氏。
2ラウンド目 後ろでエチ 中/外の選択肢出現。
こんなの初めて見たよw 夏めろ 終了。
普通の萌えゲー、なんだけど、
なんかよくわかんない求心力を持っているようなそうでないような。
やってる間はそりゃ楽しいわけです。
特にらぶらぶになってからはこりゃ転がる。
テキストも気の利いた文章でサクサク進む。
だけど、なんだろう。心の中にドロドロとしたものが残る感じ。
たぶんエロテキストが暴力的すぎて疲れちゃっただけだと思うけど。
エロシーンは破壊(もしくは破戒)的過ぎないかなぁ。確かにエロいけど。
終わり方もスカッとした「2人なら何だってできる」的なもので非常に良いのですが、
なーんかしこりが残るゲームでした。
悪いゲームじゃないんですよ。良いゲームなんですよ。
「女の子の服は、脱がすためにあるんですよ?」とかクラクラします。
ただ、ちょっと気になる点がある。それだけです。
あ、あとエロは(愛のある)攻めか受けしかないのでそこんとこ注意。 カタハネ 終了 90点
王女を裏切った逆賊アイン。そのアインが捕らえられたのは、王女に仕えていた人形の導きからであった。
この史劇「天使の導き」に異を唱える劇をやろうとするワカバ。それに巻き込まれた人々と人形達は
劇を作る過程で何を見るのか・・・
ゲームは現代編→過去編→現代編と進んで、最後に過去の因縁とかがすっきりするというつくり。
群像劇と銘打っていて、一人称で進むんだが明確な主人公を置かず、視点がコロコロ変化する。
作品全体の雰囲気がすごくいい。
ココ(本物語での最重要キャラの人形)の性格によるものだろうけど、鬱展開でも
妙にさっぱりと語られて、後味がとてもよい。
ココは純真無垢で、悲しいことが起きていても「理解できない」キャラとして作られている。
だからこそ、ココに悲しい出来事が起こると、逆にとてもかわいそうだと思えるし、
幸せになれるといいなと思える。とても感情移入しやすいキャラだ。
これが何かあれば泣き叫んだり、落ち込んだりするキャラだと( ´_ゝ`)フーンってな
もんなんだろうけどな。愛すべきキャラだと思う。エロシーンはないし、あったらいやだけど。
シナリオはいい部類。
取り立てて手の込んだ話かというとそうでもないが[いい話」に仕上がってる。
過去編から現代編への繋がり方はやや雑な気もするが、ココ編の終わり方はすごくいい。泣けたよ。
伏線投げっぱなしとか、張り忘れみたいなのがやや目に付くのがちょっと残念。
演出は結構凝っていて、立絵で進む部分を減らして、その分を大きな一枚絵を
引いたりアップにしたり、映画的に見せようとしている。
そのせいでイベント絵はかなり多い。その分エチシーンが割り食ってるわけだが。
雰囲気良さげと思って買ったが、大当たりだったな。 ユメミルクスリ、終了。
救いがあった。
鬱ゲーとして挙げられることが多いし、実際、鬱ゲーの範疇に入ると思うけど
終盤〜エンディングは涙腺が緩むし、明るい気持ちになれる。
少しメタっぽいところが気になるけども、良ゲーと旨をはっていえる。
男でありながら主人公よりもヒロインに強く感情移入できる異質なゲームだった。
ここのところ彩度が高くてテカテカした絵のエロゲばかりやっていたので
淡い塗りの絵と落ち着いた感じの音の組み合わせににやられた。
あと特筆すべきは声。柚木かなめ、一色ヒカル、茶谷やすらと聴き慣れた面子のはずなのに
やたら上手く聞こえた。それぞれの最高傑作と言いたくなるくらいに。 Cross Fire 終了 20点
ネタバレあり。注意。
主人公天海戒の通う学園に、ある日転校生神威玲鳴がやってきた。
同時期に主人公の周りで起こる不審な出来事。
玲鳴は戒に言う。「あなたを護る。それが私に課せられた使命」・・・
シナリオがかなりお粗末。
やたら厨くさい複雑な設定ってだけならいいけど、その設定を全然生かしきれてない。
主人公は自覚してないがすごい能力を持っていて、
それを狙う組織同士の対立に巻き込まれるって構図なんだが、変に懲りすぎ。
唐突に新たな対立軸が出てきたと思ったら、最後どうなったか語られないまま終わるし。
なんかゲーム終わっちゃったけどちっとも問題解決してませんよ?いいのか?
あ、いいのか。だって最後の方でラスボスが言うもんな。
「あれは全て”操作された記憶”」だと。
ちょwおまwww 今まで読んだの全部台無しかよ!
あれだけ過去の記憶とか引っ張っておいてそう来たか。しかも、そんなことする必要ねーし。
収拾付かなくなったってのがミエミエ。これはあんまりです。
演出、テキストも懲りすぎ。
過去回想のシーンが多いんだが、やたらパカパカと絵が一瞬表示されるのが多い。
いちいち操作不能。テンポが悪くなるだけだ。うざい。
テキストもさして重要でないシーンのくせに変にカッコつけた表現が多い。
そういう演出とか表現とかはここぞという時に使うもんだ。乱発されると返って鬱陶しい。
なんかいい所がないなぁ。
あ、乳首の塗りだけは良かった。 指名ソフトをほったらかして「ef - the first tale.」フルコンプ。
総合:C シナリオ:C キャラ:C CG:A エロ:D システム:B 音楽:C+
購入動機は絵買い。個人的にはF&Cの七尾絵よりminoriの七尾絵がそそるので。
ひたすら特典が豪華だったな、これ。収納BOXは片方がパカパカだけどさ。
旧知の仲(らしい)雨宮優子と火村夕とが教会で再会し、自分が関わってきた人々
の物語を優子が語り始める──というのがプロローグになっている。彼女の回想
内容が本編にあたるのだが、具体的には「紘&みやこ」「京介&景」4名2カップル
のストーリーがそれぞれ別エピソードとして語られる。それら2つを併せて第1部
「the first tale」としているんだが、後に「the latter tale」(第2部)の発売が控えてる
訳で。まあその、まごうかたなき分割商法ですな。
構成上、第1部は単体でそれなりに完結してることが求められるが、どっちのエピ
ソードもそれはクリア。気になる謎(優子の正体とか夕との過去とか)も残ってはいる
が、firstではその謎に手も触れない。結果、せっかくの謎が気にならないっつーか、
どうでもいいわそれ、みたいな扱いになってる。latterが出るかどうか疑問視する声が
多いが、出なくても精神的ダメージは大して無さそうである。変なところできちんと
予防線が張ってあるなあminoriって。
本作はいわゆる紙芝居エロゲに比べてかなりカメラワークが自由自在である。
ヒロインも立ち絵以外に背中やら横顔やらの絵が豊富に用意してあり、主人公の
目線が臨場感を伴って感じられる作りになっている。そのせいか、地の文はほと
んど(てか全く?)存在しない。各キャラの心情も声優が読み上げるし、シナリオ
の書き方としてはアニメに近いんじゃないのかな、これ。
そうなってくると次はテンポなんだが、やっぱCG枚数にも限度があるらしく、良い
テンポとは言い難い。主観ではギリギリ眠くならないレベル。だがストーリー自体、
息を呑むような展開はないし、CG使いまわしの多用もあいまって睡眠導入剤に
なっちゃった人もいるだろうな。 つづき。
だが、絵的にナチュラルな雰囲気を醸し出せているのは確か。色彩も派手さはない
が品の良いシックな配色になっているし、音楽もインパクト一発勝負とは真逆の、
地味かつ高品質を狙ったってな感じで、総合的には紅茶の香り漂うような、上品な
出来上がりになっていると思う。これが投資の仕方として正しいかどうかは別だが
……こちとらユーザーは楽しめれば文句はないしね。
システムはなかなかいい出来。画面右下にマウスカーソルをあてるとメニューが
ポップアップする仕様だが、右クリックでも簡易的にメニューが出るし、反応早いし、
操作性がいい。デザインは茶系統主体で雰囲気を壊さないよう配慮されていてGJ。
メッセージスピードは細かく調整できるし、VOICEカットもキャラ単位でできるし、
MUSICモードは凝ってるし、いいんでないかい。
キャラ立ちはまあ平均。みやこが看板的存在になっているが、キャラとしての味わい
は景の方が上だと思う。悩んだり挫折したり拒絶に苦しんだり、といった描写が強み
になってる。みやこは台風娘っぽい性格付けのはずが、最終的には人好きのする
いい娘で止まっちゃってるなあ。
同じ意味で紘も京介よりやや見劣りがした。紘は少女漫画家という変わった設定を
持っているんだが、あまり生かせてないと思う。別に少女漫画家である必要ない
じゃん(first時点では)。少女漫画と現役の男子学生という取り合わせの突飛さを感じ
させるような、それっぽいイベントが欲しかった。
個人的には、景と京介の1回目〜2回目Hのあたりの二人の行動が面白かった。
つか、潔癖症で頑なな思い込み少女(=景)のえちぃにハマっただけかもしれんけど。
そういう意味で、エロさも景>>>みやこ。意外性がエロいっつうか、開けっぴろげな
女(=みやこ)だと艶がないというか…。だが、惜しいことに景の中の人の演技がどう
しようもない。割舌悪いっス。みやこと優子の声の演技は問題ないんだけどね。 これで終わり。
ストーリーは無難な学園モノ、キャラ立ちは平均レベル、音楽もシステムも、勿論
CGもバッチリ。なのに評判は芳しくないんだよね、このゲーム。
まー評判は置いておいて、自分としてはそんなに悪くなかった。もともと絵買い
だったけどCGは豪華の一言。絵柄の崩れもないし、塗りは丁寧だし、背景も綺麗。
ストーリーが変に萌え萌えしてないのも好みに合った。
今ひとつだと思うのはプレイ時間とエロ、それと分割商法。プレイ時間、これちょっと
食い足りないよ。エロシーンは短いし(薄いとは思わなかった)……と言いつつ、
景はよく使ってるんだけどさ。
市場価格は結構値崩れしてるみたいだし、手軽にコンプできるし(皮肉じゃないです)、
latterをまったり待つ度量があるなら手を出してみてもいいんじゃないかな。
自分は……latterまでに崩し終えないと思われる積みがあるのでモーマンターイ。 コンプしての感想書くスレっぽいけど
>>1で何でもありってなってるし作品別で言うような事でもなさそうなんでちょいと愚痴らせてくれ
積んでたとらハ123DVD崩してるんだが
2で知佳ルート入るとみなみが前作主人公と付き合うようになるのが気に入らない
別に独占厨ってわけでもないし、攻略キャラ以外が彼氏作ること自体は別にいいんだが
1でも2でも攻略キャラの瞳と違ってみなみは2からのキャラだし
前作主人公には小鳥なりさくらなり七瀬なり居るだろうに
みなみは先にクリアして結構気に入ってたし、前作も結構好きだったから何かがっかりした 個人的にはあれは全然OKだと思いました。
前作主人公が展開によって小鳥なりさくらなり七瀬なりと恋仲になるように、
みなみと恋仲になる世界があってもいいじゃないですか、と私は思います。 1のキャラ同士がくっつく分にはともかく、
大してシナリオ上の接点も乏しいのに、
2のヒロインと1のヒロインがくっつく、というのは
別に嫌とは思わなかったけど、何か変な感じだなあ、とは思った。 1のヒロインじゃねえ、1の主人公の間違いだ。
……いや、ある意味間違ってないかもしれんがw 「潮風の消える海に」終了。
終了と言っても選択肢ゼロの完全一本道なのでゲームというより
純然たるノベルですね。
ボリューム的には数時間もあれば読み終わる程度で、Hシーンも
メインヒロインのみで2回だけ。
廉価なので値段相応とも言えますが。
海に沈んだヨットを引き上げ、修理して海の向こうへ行こう、という
思い付きから始まる物語ですが、内容的にはそれを絡めた4人の
若者の青春ドラマといった趣ですね。
計画の開始から実際航海に出るまで作中で3年の時間が流れる為
過程の部分はそれなりに本格的です。もっともちゃんとヨット操船を
やってるような人から見たら突っ込み所満載かも知れませんが。
人間ドラマとしての部分は主に主人公とヒロインの親やお互いに対する
懊悩に重点が置かれていますが、この辺もしっかりしていて読み応えが
ありましたね。読んでてガキの理屈だなあ、と思わずにいられないのも
含めて(笑)
シナリオが僕夏の早狩氏と言う事で、僕夏を楽しめた人ならこれも十分
堪能出来るのではないでしょうか。
後は一本道数時間のシナリオに半エロゲ分のお金を出す気になるかどうか。 ゴア・スクリーミング・ショウ 終了 90点
両親の海外出張に伴い、恭司は故郷に帰ってきた。
そこで彼は不思議な少女と出会う。名前はユカ。
そして、狂気と絶望に彩られた舞台が幕を開ける・・・
ホラーである。
少なくともおれは結構怖いと思ったし、怖いと思えればホラーとして良作だろう。
スプラッターやびっくり系(13日の金曜日とか)じゃなくて、
精神的にくるような怖さで、なんとも不気味な雰囲気のゲーム。
ユカとゴアのペアが子供としか思えないような理屈を振りかざしてくるところがいいのかな。
基本的に子供って残酷だしね。
理屈が通じず、思いつきだけで動き、何を考えてるかわからず、
気分を害したら何をされるかわからない。
(・・・こう書くとウチの上司みたいだな。ウチのは会話が通じることもあるが。)
特にゴアのキャラ作りは造形といい喋り方といい、完璧だな。
台詞はいちいち狂ってますと言わんばかりのもので、
これはライターさんと声優さんグッジョブ。すばらしい。
基本的にユカとゴアは敵キャラなんだけど、ちゃんとユカルートもある。
ユカと恭司の因縁についてはちょっと弱い気もするが、ま、こんなもんかな。
グッドエンドもあれば、恭司が狂っちゃうルートもあって至れり尽くせり。
グロはあんまりたいしたことないな。
各キャラ一回ずつ程度喰われるけど、それぐらい。
その分は陵辱系のエロシーンに振り分けられてる。エロゲだし、当たり前か。
ただあんまり抜けなかった。あの、グボァオッ!って感じの射精音がなんとも・・・
陵辱系とかほとんどやらないんだけど、これは良かったな。 ランス6 とるぅえんど見たのでクリア
ずーっとやってたんだけどやっとクリアできた。
アリスのゲームですごいなと思えるところは、プレイヤーが
遊び込めるための環境作りがとにかく上手というところです。
インターフェイスの扱いやすさをはじめ、徹底的にストレスとなりそうな
要素を排除して、とにかく気持ちよくプレイできるよう気を遣っています。
だから、ランス6だってダンジョンのマップを全て踏破するという、普通だったら
まず間違いなく投げてしまいそうな作業もそれほど気にならずに楽しめる。
ストーリーは……ゼスを舞台にした崩壊と復興のお話で、まあランスらしい
御都合主義でホイホイ進みます。ランスだからいいんじゃね、という感じのユルさ。
魔法使いとそれ以外の区別等なかなか面白い設定だったとは思います。
キャラクターは相変わらず魅力的で楽しめました。
でもまあ、やっぱり長いよね。えらい時間かかった気がする。
あとそこはかとなくage D+VINE[LUV]
エンディングロールを見るところまでやったのでクリア。
2回目のプレイだけど、初回プレイのときは平均的に能力を上げたおかげでとても苦労したが
今回は、偏った育て方をしたので結構楽だった。
ここで本日の格言、”主人公の育成は計画的に” 遥かに仰ぎ、麗しの 終了 80点
超お嬢様が集まることで有名な名門女子校(の分校)に新任教師として
赴任した主人公の話。
面白かった・・・が、ちょっと長すぎかな。
最近忙しかったのもあるけど、終わらせるのに一ヶ月以上かかったよ。
ヒロインは6名。それぞれ結構長い個別ルートがあって、しかもかなり丁寧に書かれている。
ゲーム内のオープニングからエンディングまで約1年。
徐々に主人公との距離が縮まって行く様子がよく書かれてるし、
ちょこちょこ季節感のあるイベントもあるし、手抜感が感じられない。
一人目、二人目とクリアしていくうちはすごいゲームだな、と思った。
ただ、それも飽きるね。
いや、飽きると言うと言い方が悪いな。
やってるうちは面白いんだけど、4人目クリアしたころには「まだ二人いるのか・・」と
つい思っちゃった。(最後まで楽しめたのは確かだが)
攻略対象は本校ルート、分校ルート各二人くらいでちょうどよい気がするな。
で、減った分のイベントCGを割り振って。
さて、このゲームは本校ルートと分校ルートに大きく分けることが出来て、ライターが違う。
複数ライターのゲームは珍しくもないけど、ルートによって主人公の性格がかなり違うのはいただけない。
おれの好みは本校ルート。ちゃんと主人公が活躍するしね。
分校ルートの主人公は全然動かないし、ただの傍観者になってるのがなー。
あと、分校ルートの使いまわしエロシーンいらね。
最後に、みやびちゃんぷりちー どんどこドーン!〜真夏のこーふんどC〜 終了 50点
大学で民俗学を専攻する主人公はレポートの作成のため、
ある祭の調査のため、奥玉藻を訪れた。
そこでは、祭りの期間中女性はふんどしを着用するという風習があったのである。
タイトルそのまんま。
とにかくふんどしにこだわったエロゲ。
世の中いろんなフェチの人がいるんだろうけど、ふんどしフェチって人もいるのかな?
さすがに隙間狙いすぎなんじゃ・・・
おれは別にふんどしには全くこだわりはなくて、そこそこ笑えるバカゲならいいなと思って
買ったんだけど、そういう意味ではイマイチ。
バカゲに徹し切れてないなと言う印象。
特段ギャグで笑わそうというような作りでもないしなぁ。
(´-`).。oO(本気でふんどしフェチの人を狙ってたんだろうか・・・)
エロは満足。
ちょっと尺が短めだが回想数35、ソフトSMっぽいのとか親子丼とか、
いろんなシチュもあるしな。当然全部ふんどしだが。
ふんどし好きの方は是非。
それ以外の人もデモは一見の価値があるので見て欲しい。
(OHPからは消えてるみたいだが、そこから行けるミラーには残ってる) Cielの「そらのいろ、みずのいろ」も"ふんどし"シチュエーションに力を
入れていた。
ライターの嘘屋が制作当時の日記で熱い思い入れを書いていたが、
俺自身のプレイ時の感想はやはりバカゲー的というかお笑い的な印象が
強くて、Tony絵といえどもエロにはほとんど繋がらなかった。
羞恥プレイ的に捉えるべきなのか、野性味あるエロみたいに楽しむのか、
どうにも難しい。
とはいえ、どうやら一部には"ふんどし"にエロティシズムを感じる層が
いるっぽい。 指名ソフトを放置して「見上げた空におちていく」フルコンプ。
総合:D シナリオ:D キャラ:C CG:D エロ:D 音楽:B
OPムービーにヒロインのシルエットが出るあかべぇ作品に良作はないと知っていた
のに、それでもBGMの秀曲っぷり、OP曲のGJっぷりに負けてしまい購入したの
だった。結果は……。
あらすじ:
事の発端は主人公、椋木 悠斗(むくのき ゆうと)の父が勤務する研究所の火災。
それが元で父とたまたま居合わせた兄は帰らぬ人となってしまった。加えて火元へ
の疑惑や研究の遺物に対する欲望などが悠斗や母の優子、加えて研究所所長の
一人娘、真央の周囲を脅かす。力を併せて切り抜け、早5年、人並みに暮らしていた
彼らを今度は地震が襲った。それでも悠斗宅にはさして被害も無く、いつもの日常を
送っていた。が、そんな時、彼の前に「白い少女」ユキが現れた。彼女の存在がかつ
ての火災の記憶、そして傷痕を露にしていく── シナリオ:D
とにかく、ごちゃごちゃと事件が積み重なったストーリーです。この作品ではエピソード
イコール事件、なんですよね。で、事件が起きる度に裏事情だの過去の出来事だのの
情報が追加されていくんですが、それぞれの事件の印象が似てるので、どれがどの
事件だったか、時系列的にかなり混乱しました。寝る前に主人公が頭を整理したりします
が、今ひとつまとめの要領が悪い。簡潔じゃないんですねえ。これじゃ整理できねー
ですよ正直。
描写はなかなか緊迫感があるんですが、いざって時に敵があっさりドジ踏んだり能天気
ヒロインが突然出現したりと腰くだけなオチが多かったのがちょっと。なんか力量的に
ライター無理してるんじゃないかな〜という印象です。もうちょい情報の出し方をスッキリ
させることと、言い回しとか表現とかをしっかり推敲してほしかった。この方のテキストには
清涼感があるのでそこを生かせればグッと良くなるかと。そんなトコです。
キャラ:C
キャラ立ちはあんまり良くないですね。キャラとキャラが出会った時のリアクションがほぼ
同じで緊張感がなく、お前ら全員家族かよと突っ込みたくなります。
たぶんキャラ描写に一番労力を割かれているユキですが、「可愛い」表現が貧困なのでは。
他キャラに「可愛い〜!」言わせてばっかりで少々げんなり。ヒロインとしては真央との日常
的かけ合いのまったり具合が光っていると思…ったんですが、窮地に立った彼女の芯の弱さ
に肩すかし食らいました。せっかく萌えそうだったのに、どうもさじ加減が悪いなあ。探偵コンビ
との関わり合いもよくわからないし、いっそのこと主人公が探偵だったらスッキリしたのかも。
と、けちょんけちょんですが、唯一アルだけは好感触。前述の緊張感がありまくりです。事件の
局面によって翳りがちだった表情が明るくなったりいきなり冷めたり、と変化に富んでいますし、
自律的な行動っぷりも魅力。が、このライター氏じゃ彼女(アル)中心の話にするとせっかくの
魅力が枯れそうだし。まあ、偶然の産物的なキャラではありますね。 OPムービーにヒロインのシルエットが出るあかべぇ作品に良作はないと知っていた
CG:D
枚数102枚(差分含まず)。絵は安定してダメです。同人でももっと上手な人がいそうな
(特に手が)下手くそな絵師ですね。でも、ほんわかした可愛らしい絵柄がライター氏
の作風に合っているようで、そこがこの作品の大きな魅力なのも確か。塗りもまあまあ
(あかべぇの塗り師?)だし、結果オーライな感じです。
背景はもうダメダメ。それとキャラの配色や服のデザインなんかもダメダメ。てーか、脚、
特に足首が綺麗に描けない絵師は却下です却下(主観丸出し)。絵柄はキャッチーで
可愛いんだし、絵師の今後の精進に期待します。
エロ:D
攻略可能ヒロインは三人で、回想はそれぞれ2枠ずつ合計6枠。ただし、うち3枠は「Fragment」
というおまけシナリオ(?)で堪能できるもので、攻略ルートには組み込まれていない。
つまりは攻略中にできるHはイッカイズツという…だからエロやる気ないんなら一般で
出せよと言いたくなるエロ薄構成です。といって、このかったるいストーリーでエロもない
のにコンプするかっつったら言わずもがなですけどねえ。
個人的意見ですがこの絵師は後背位の際のオパーイがエロい。その点で真央はGJ。しかも
巨乳だし。ユキもまあまあ。心音のみ、そのアングルがなくてガッカリ。超個人的意見ですが、ええ。
まあ、下手な割にはエロい絵だったかと。
音楽:B
BGMは29曲、OP曲、ED曲はボーカル付き、それぞれ1曲ずつ。全部で31曲をサウンドモード
で聴けます。アップテンポな曲、シリアスな曲、重厚な曲、etc,etcと幅広くそろっており、どれ
も手堅い秀曲です。全体的にヒューマンドラマっぽさを意識した曲調が多いかな。本作品で
最も魅力的な仕上がりになっていると思います。OPがややサスペンスっぽくてこれまた出来
が良いんですが…自分はばっちり釣られましたとも、HAHAHAHAHA。
しかし、サントラが予約特典(初回特典ではない)という鬼仕様のため、後に涙をのんだ人も
多かったんでは。そこはそれ、個人でなんとかするしかないですね。(自分はしっかり手に
入れましたが) 総合:D
買って損した、とまでは思いませんが、フルコンプした今、もう一度やり直してみたい
とは思えないゲームですね。原因としてはごちゃごちゃしたテキストとか、萌えない
ヒロインとか、オチの弱さとか。でもサントラだけは手元においてヘビロテするでしょうな。
市場価格は\2000を切る勢いのようですから、絵が気に入って尚且つサントラ付きなら
買って損はしないでしょう。
次回作の発表は未だですが抱き枕などの商品展開がされているようで、死亡は免れた
のかな、このブランド。次回作があるなら更に頑張ってほしいです。
最後に全くの蛇足ですが、抱き枕の通販ページに一緒に洗濯機を載せる祖父って、
なんて商売上手なんだw
貼り付け失敗orz
>>164の1行目はなかったことに…(ノ∀`) 螺旋回廊 終了
よく聞くタイトルで復刻版も出たし買ってみた。
おれにはこういうのはやっぱり合わない、というのがよくわかった。
調教して奴隷化って言われてもあんまり興奮しないしな。
つーかおれの息子が反応しないんだよね。
シナリオはそこそこ。
周回進めるごとに謎が明らかに、ってタイプなんだが、
その点はまぁこんなもんかな。
結局webmasaterが誰かはわからなかったけど。
周回数が多すぎるので同じようなの何回も読まされるのが苦痛。
少なくともハッピーエンドルートはいらないな。
マルチアングルは・・・こういうの好きな人は女視点の描写だと興奮したりするのかな。
価値がわからないおれには無駄なルートにしか感じられなかった。
それと、復刻版ってことで当時のをそのまま出したんだろうけど、
誤字くらいは直してくれよ。
名作と言えども合わないゲームはやるもんじゃないね。
当然2もインストール済みなんだが、どうしようかな・・・ 「螺旋回廊」はネットがオカルトたりえた時代の産物だと思ってます。
今やるには色々と辛い部分が多いような(主人公のネットに対する無知っぷりとか)。
ゲーム的な欠点は今も昔も変わりませんけどね。 秋のうららの〜あかね色商店街〜 終了。
いい要素はいっぱい持ってるけど駄目な要素のせいで凡作並になってしまった印象。
それでもいい部分はすごくいいんです。雰囲気とか色々。
とにかくキャラクタの魅力が素晴らしい。
「あー、このう、可愛いな」とかつぶやきながらプレイさせていただきました。
メインの姉妹は勿論、ツンデレ幼馴染もほんわかおねーさんも非常に良い。
ちょっとした行動が可愛くて「くはぁ」って感じになる。くっついてからは可愛さ増量ですし。
あと絵も良いですね。ちょっと一枚絵の枚数は少なめですが。
エロの尺はそんなに長くないですが絵がとにかくエロい。ちょっと勿体無いかも。
テキストとうまく連動してない部分もあるし、差分もそんなにないし、やっぱり勿体無いなあ。
行為後のピロートーク時の絵もあるのは個人的にプラス。
で、すべてにおいて足を引っ張っているのが物語の構成の弱さ(稚拙さ)だと思います。
「違うって、こうしてくれればいいんだよ」と何度思ったことか。
物語において重要な部分の捉え方がライターさんと違うだけなんでしょうか?
特に個別ルートはなんか無理矢理感が漂ってしまっているのが非常に残念。
てか基本的に皆いい人なのに修羅場を作ろうとすること自体無理があるよなあ。
物語において、想いは出来事の積み重ねで出来て欲しいと私は思っています。
そういうものを真摯に描いていてくれたら、この作品は(私にとっての)名作となったことでしょう。
テキストは悪くないので構成を考える人が別にいればよかったのかもしれませんね。
あんなに可愛い妹たちがいれば貧乏だって絶対楽しいと思う。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています