朝起きたら、妹に その15
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001桐莉兄2008/08/11(月) 13:55:57ID:mdGf7dDA0
桐莉「兄ちゃん、兄ちゃん、ついに15スレ目に突入だぁーっ」
隆浩「……え?まだ続いてたのか、このスレ?」
七華「続いてるよ、たかくんっ!!!」
由紀「ボク達の物語が終わっても、兄と妹の伝説は何処までも続いて行くんだよっ!!!」
桐莉「……まぁ、何時終わっちゃってもおかしくない過疎りっぷりッスけど……」
七華「桐莉ちゃん、電波分の補給宜しくっ!!」
ゆかな「ドミ狩る分はゆかなが引き継ぐのですよーっ!!」
月華「はいはい、犬神分犬神分」
雪帆「ボクと兄さまと月ちゃんも宜しくねー」

果たして命脈は何処まで続くのか、兄と妹のラブラブ電波でちょっぴり切なくいやらしい数々のストーリーが今ここにON AIRっ!?

七華「永遠はあるよ、此処にあるんだよっ!!!」
桐莉「幼馴染キャラは引っ込んでるっ!!!」


 前スレ:朝起きたら、妹に その14
    http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1180380183/
 保管庫
    朝妹スレ私設まとめ(ハル氏)
    http://asaimo.h.fc2.com/
 ログ置き場(保管庫完成までの暫定設置)
    朝起きたら妹に、ログ置き場
    http://www.geocities.jp/asaimo0/
0352285 ◆V16zmGSouU 2010/03/04(木) 23:44:45ID:kUpOqPCz0
「信用しろって」
 後ろからぎゅっと抱きしめてみる。本当はちょっと挿れたいって思っちゃったけどな!
「は、はわぅ。わかった……」
 妹の身体が弛緩する。ハグや言葉のほうが感性が揺さぶられるらしい。
「愛液が出れば一番いいんだろうけど難しそうだな。唾液で代用するか」
 そう言って俺は唾液を左手にこぼすと妹の性器周辺にぬりたくった。素っ頓狂な声はこ
の際無視。妹の股間が濡れ濡れになり準備完了。語弊あれど嘘ではない。
「それいくぞ」
 再び腰を突き出すと、篭った水音がくちゅくちゅとなり、手でする時とはまた違う快感
が雷鳴のように脳を刺激した。亀頭がスリットにこすり付けられる度に言知れない倒錯感
に陥る。近い……。少し角度を変えるだけで自分の性器が女の子の性器に挿れられるとい
う状況は、理性のタガを外すには十分すぎてヤバイ。
「や、お兄ちゃん、ちょっと……熱い」
「すまん……大分余裕が、無い感じに」
 両手で妹のスリットを開くと、会陰からクリトリスまでを一直線に擦った。
「――ひっ!」
 妹の身体が強張った。下半身がピーンとつま先立ちになり、内股気味になった太ももに
陰茎が圧迫される。
「ぅ……お兄ちゃん、い、今のもっかい」
 行為をなぞる。二度、三度と陰茎を擦り付けると妹の身体が崩れそうに弛緩する。とっ
さに片手で抱きとめるように支えると、妹が初めて甲高い甘い声をもらした。
「なんか、変なの、きた、かも……んっ!」
 なんだか頭がぼんやりして妹の言葉が耳に入らない。ただ性器に刺激を与えたいという
欲求だけが肥大化する。腰を振る速度が速まる。粘液の混ざり合う音がやけに耳朶に響く。
「あッ――おにいちゃ、んッ! ッあ――すごい」
 こする、擦る、こする。心臓が早鐘を打ち、息が荒くなる。刺激が――足りない。
「っは、っは……もっと、そ、こぉ……」
 興奮のあまり、勢いあまって陰茎が滑って抜けた。
 妹が振り返り、表情が視界に入った。紅潮した頬と緩んだ口元。吐息が漏れ、とろんと
した焦点のあってない眼が俺のほうを見ていた。
 それで、思考が、寸断された。
0353285 ◆V16zmGSouU 2010/03/04(木) 23:49:34ID:kUpOqPCz0
 俺はモノを手に持ち、再び妹の股へと持っていくと先端をスリットに押し付けた。
「ひゃ――や、ちょっと、お、にいちゃん?」
 もう片方の手で尻の肉を開き膣口を露出させると、亀頭をそこにあてがった。ぷちゅり、
と音がなり、中から透明な液体が零れ落ちた。
「おにいちゃ、そこダメ、ちが――」
 力を入れた。前に。
「ひうッ、入れちゃ、だめだって……!」
 亀頭が膣口に少し埋まった。しかしそこから先が狭い。針の穴ほどしかないかのようだ。
僅かに突き入れるが、すぐに強い粘膜のようなものに押し戻された。粘膜……膜?
「お、にいちゃ――痛い、いたいよぉ……っ」
 悲痛な妹の泣き声。
 声が――意識を――呼び覚ました。
「おわぁ!」
 一瞬で自分がやったことを理解した俺は、ものすごい勢いで腰を引いた。腰というか身
体全てを。衝撃がドアを襲い、そのまま身体が後ろに傾いた。
「ちょ――おお?」
 突然のことに受身すら取れず背中から床に叩きつけられる。後頭部にも衝撃。
 トイレのドアが開いたのだった。
「お、お兄ちゃん!」妹がすぐ駆け寄り俺の頭と胸に手を添えた。「大丈夫?」
「お、俺のことはいい。お前こそ大丈夫か?」
「ん……だいじょぶだった」
 半分涙声。
「すまん、我を失っていた」
「ん……途中でやめてくれたからいい」
 未遂だったか。思わず安堵した。
「良かった。ってかドア開いたな」
 ひんやり冷えた空気がトイレの中がいかに暑くなっていたのかを物語っていた。狂った
ような興奮も一気にしぼんでしまったようだった。
「はー、まぁ出れて良かった――ってお前、なにしてんだ!」
 倒れた俺に妹が馬乗りになっていた。腰をくねらせ自分の性器を俺のそれに押し付ける。
「ん……だって……なんか、きそうなんだもん」
0354285 ◆V16zmGSouU 2010/03/04(木) 23:52:07ID:kUpOqPCz0
 妹がぐりぐりと股間を押し付ける。それこそ、さっきの歯止めがきかなくなった俺のよ
うに。
 腰が前後する。妹は自分の上着をたくし上げ、お腹の上をまさぐり始めた。でたらめに
身体に指を這わす。こいつの様子は……。
 蕩けた表情。耳まで真っ赤になった肌。眼は虚ろ。唾液が口からしたたり落ち、俺の腹
部を濡らす。もはや妹は本能に準じていた。
「はぅ、あぁ……おにいひゃ……ああ、ぁあ」
 亀頭にクリトリスが押し付けられ、円を描き、線上に動き、軽く上下する。愛液が互い
の性器が離れるのを惜しむよう糸を引いた。
 揺れ動く妹が見ると性交を行っているような錯覚に陥る。
「に、にぃ……ひゃ、くぅ……アっ、ん――おにー……ちゃ」
 妹の挙動が早まり、喘ぎ声が廊下全体に響き渡る。
 射精感が睾丸からせり上がり、俺の腰がひかれる。同時に妹が痙攣しながら弓のように
身体を湾曲させた。
「う゛ぅ〜〜〜ッ」
 未知の快楽に抵抗するように押し殺された嬌声を妹が上げ、同じようにこれまで味わっ
たことのないような快楽を俺は射出していた。びくんびくんと陰茎が脈を打つ。
 妹が身体を起こし両手を俺の胸に置く。肩で息をしながら何が起こったか自分でもわか
ってないように、色々な感情の綯い交ざった、えも言われぬ表情をした。
「はぁぅう……信じらんない……」
 泣きやがる。なんでだよ。
「びっくりしたぁ。すごいよお兄ちゃん。おなにーすごい」
 泣きながらはしゃぐ。なんなんですか。
「誰がどう見てもオナニーじゃありませんから、セックス一歩手前ですから」
 どれだけ偏った知識なんだ。エロ本が教科書じゃしょうがないといえばそれまでだが。
「せっ――」
 また硬直する。あーもう!
「いいから風呂入るぞ。ぬるぬると気持ち悪くてしょうがない」
 賢者モード突入。
「い、一緒にはいるの……? はだかで?」
 こいつはバカだ、絶対バカだ。
0355285 ◆V16zmGSouU 2010/03/04(木) 23:53:55ID:kUpOqPCz0
「一緒に入ろう」
 そう言って妹をぎゅっと抱きしめた。
「……うん、入る」
「やれやれ」
 ウチの妹はバカワイイ。 
0356285 ◆V16zmGSouU 2010/03/04(木) 23:56:14ID:kUpOqPCz0
 長い! ごめんね!
 いまさらながら桃の節句ネタ入れておけばよかったとか思った。桃のセック……ちょっと死ぬわ。
0360TS ◆2Z9GE9yyj. 2010/03/07(日) 12:39:35ID:PUP0DMO10
朝起きたら妹に、着替えさせられていた。
「おはよう、瑞希……TSプレイ?」
「私より、よっぽど可愛い……ずるい、です……」
2人して中性的なこともあってか、性別を間違えられることもしばしばだったが
着せ替えさせられるのは、正直初めてだった。
「……窮屈、ですか?……私のパンツと解って、興奮しているんですか?」
シルクの下着の上から、包み込むように撫でてくる。
朝だからという言葉が頭をよぎったが、
敢えて野暮なことは言わず、妹にされるがまま任せてみることにした。
「二律背反ですかね……これのせいで振られたなんて、可哀想な兄さん……」
特別大きくはないと思うけど、女の子みたいと言われることも少なくない


「……兄さんに合うサイズの服を探して、
2組のうちの片方を、直してもらったこともありました」
「でも、それも、産まれてくる性別を間違えたんじゃないかって、悩んでいたからなんです。」
「男の人が苦手ですし、女の子しか愛せませんし……
だから嬉しかったんです、唯一愛せる男の人[にいさん]に、受け入れて貰えて」



「間違っていませんよね……このままで良いんですよね」
頭を撫でてあげると擦り寄ってくるのが可愛くて、
妹離れできなくても、皆に理解してもらえなくても良いと、改めて思うのだった。
0362ハル ◆2Z9GE9yyj. 2010/03/07(日) 13:36:52ID:PUP0DMO10
偽妹・脳内妹スレの保守用に投下した小ネタの改良版のつもりが
360では途中送信してしまったので、
後日訂正版を投下した上でレス削除依頼を出しておきます。すみませんorz
<近況報告>
久しぶりに2428を読みに行ったら、結構更新されていてびっくりしました。
純佳みたいな妹も欲し(ry
0363ハル ◆2Z9GE9yyj. 2010/03/13(土) 00:32:41ID:ZD6qi0jI0
お題:朝起きたら妹に、着せ替えさせられていた。
理由を尋ねると、一日入れ替わってみない?と言われた。
<<概要>>
・360の書き直しです。当初予定していたものを+αしました。
・合計で2〜3レス程度お借りする予定です。
03651日お姉さん ◆2Z9GE9yyj. 2010/03/13(土) 03:01:53ID:ZD6qi0jI0
朝起きたら妹に、着替えさせられていた。
「おはよう、瑞希……TSプレイ?」
「私より、よっぽど可愛い……ずるい、です……」
心もち傷ついた様子の彼女に、理由を尋ねたのが間違いだった。
2人して中性的なこともあってか、性別を間違えられることもしばしばだったが
着せ替えさせられるのは初めてだった。

――閑話休題

「大丈夫。こんなに可愛いのに"男の娘"だなんて、誰も思いませんよ」
結局、私服を交換した状態のままでデートすることになってしまい、内心気が気でない。
気を紛らわせようと彼女を見やると、
金具で固定するタイプの穴のないベルトのおかげか
スマートに着こなしているように見えた。
「さらしを巻けばぴったりで、殆どサイズ同じなんだなと思ったんです。」
0366ハル ◆2Z9GE9yyj. 2010/03/13(土) 06:55:33ID:ZD6qi0jI0
寝落ちしてしまいましたorz
とりあえず、続きはまたにします。すみません。
0367早めのホワイトデーネタ ◆S1TzStjJG6 2010/03/13(土) 13:57:09ID:pTiPGeLQ0
■兄と妹と手作りクッキー(1/2)

「あーあ、今年もお返しゼロかぁ……虚しいなぁ……」

 諦めと悔しさが混ざったため息が、俺の部屋に漏れた。

「そういうセリフはチョコの一つでもプレゼントしたヤツが言うものであって、一つもあげてない人間が言うものじゃない」

 何度注意しようが、断固として俺のプライベートを侵害してくる妹にため息を吐き返す。

「ホワイトデーに一つもお返しをしていないお兄ちゃんにだけは言われたくないよ」
「お前が全部食ってたからだろうがっ! 今年はするよ!」

 もうご存知だと思いますが、ウチの妹の頭には締めるべきネジがありません。

「ねえ、お兄ちゃん」
「なんだよ」
「今からでも遅くないからお礼参りした方がいいよ」
「お礼返し! なんでチョコ貰った人間に暴力振るわなきゃいけないんだよ!」
「そんな需要も無くはない」
「そんな需要を望んでる人間にはお近付きになりたくないねぇ」
「お兄ちゃんはハードSMもできないヘタレ……と。あ、あああぁお兄ちゃん、無言で部屋から押し出そうとしないでっ! ああっでもそこがいい!」

「お兄ちゃんはお返し作るんだよね? そのホワイトクッキー」
「ああ、そうだよ」
「じゃあ、
 『 ホ ワ イ ト ジ ャ ム 』をたくさん使うんだよね?」 ※精液を詰めた瓶の俗称
「……Just a moment?」
0368早めのホワイトデーネタ ◆S1TzStjJG6 2010/03/13(土) 13:57:30ID:pTiPGeLQ0
■兄と妹と手作りクッキー(2/2)

「…………あい うぇいてぃどぅ ふぉー あ りとる ほいーる」
「whileの間違いだろ」

 ちょっと英語の出来るフリをして見事に墓穴を掘っていた。そのまま埋葬してやりたい。

「つまり俺は、心の篭もったチョコに対して、きわめて変態的で特殊性癖を晒しながら感謝の気持ちを送るような人間だと言いたいのか?」
「大丈夫、お兄ちゃんの自由は法律が認めている!」
「自由には責任がつきまとうことを覚えような! あるのは自由だけじゃないからな、勘違いするなよ!」
「ひぃっ、お兄ちゃんがまともなことを言っている!」
「それがまともだと理解できる脳みそがあることに驚きだ」
「いやぁ、お兄ちゃんに褒められちゃったよ。15年ぶりかな?」

 ちなみに妹は15歳です。そんなに褒めてなかったかと思ったが、そんな気がしないでもないのは、逆に悲しくなる。

「味見するなら皿まで食う心積もりですので、食べられるお皿でお願いします。手伝えることなら何でも手伝うよ!」
「じゃあ、卵を用意しろ」
「そんな……。排卵日まではあと2日くらいあるよ……」
「嫌な個人情報吹き込むな。ええい、卵はいらんっ! 牛乳寄越せ!」
「ひ、ひどいっ! こんな皿乳捕まえてミルクを出せだなにゃうぅぅぅぅいっ! 痛いよお兄ちゃん!」
「俺はお前をそんな下品な女に育てた覚えはないぞ」
「私、お兄ちゃんに育てられた覚えしかないのにぃ!! あの夜も、この夜もっ……あ、待って、すりこぎ棒はダメ、そんなぶっといの壊れちゃう」
「うるせぇ、お前さっきから邪魔するだけじゃねぇか。あっち行ってろ。でないと、お兄ちゃん、”赤い”ホワイトクッキーを作ってしまいそうになる」
「お兄ちゃん、そんなになるまで出すつもりなのっ? 若いからってムリしちゃダ……ぴぎゃーーーっ!!!」

 そうこう言いながらも俺達は今日も仲良く過ごしています。

「はぁ……はぁ……ちょっと目覚めてきたかも……」
「だめだこいつ、早くなんとかしないと……!」<終>
0369名無しさん@初回限定2010/03/13(土) 13:59:22ID:pTiPGeLQ0
すみません、あげてしまいました。orz

お目汚しも甚だしいかもしれませんが、ホワイトデーネタです。
相変わらずアホのコです。

最近、ちょっとずつ盛り返しているようでちょっと嬉しいです。
0371昔、勢いで作ったエロ小説・・・ part12010/03/26(金) 19:46:52ID:i+umneGX0
朝起きたら・・・妹に

妹「お兄ちゃ〜ん早く起きて〜」
俺「キスしてくれたら起きるよ。」
妹「え〜〜そんなの出来ないよ〜(もじもじ)」
俺「じゃあ起きない」
妹「も〜、お兄ちゃんのエッチ(はあと)」
俺「すやすや(芝居)」
妹「ねえ、キスもしたんだから早く起きてよ〜」
俺「だけどほら、キスなんてしちゃったから・・・」
妹「あれ〜?なんだか布団が膨らんでるよ?どうして?」
俺「うっ、それは・・・」
妹「あっ、わかった!何か隠してるんでしょ。えいっ」
ぎゅっと布団の上から握られる。
0372昔、勢いで作ったエロ小説・・・ part22010/03/26(金) 19:47:28ID:i+umneGX0
俺「うあっ」
妹「何だろ〜これ?なんだか凄くかた〜い。ねえねえお兄ちゃん。これ、なぁに?」
にぎにぎと握ってくる。
俺「そ、それは・・その・・」
妹「隠す所が怪しいなぁ〜えいっ!」
さらに強く握って来る。
俺「うあああぁっ!!」
寝起きの敏感な所を強く刺激されたために、すぐに射精してしまう。
妹「わっなんかビクビクしてる。」
布団の上からなので外までは染みていない。
俺「はあっ、はあっ」
妹「お兄ちゃんどうしたの?大丈夫」
俺「あ、ああ、大丈夫だ。妹よ、着替えるから少し出て行ってくれるかな。」
妹「う、うんわかった。」
流石に何か大変な事をしたのを感じたのかすぐに出て行った。
俺「はあ〜、しかしどうするんだよ、これ。」
後にはベタベタになった下着とパジャマだけが残された・・・。

朝起きたら・・・妹に抜かれた・・・
0373名無しさん@初回限定2010/03/26(金) 19:50:22ID:i+umneGX0
何だろ・・・今見ると、明らかに文章が馬鹿っぽい・・・
何時作ったのかさえ思い出せない位に前に作った奴なので、出来が悪いのは勘弁してください・・・
0376名無しさん@初回限定2010/04/06(火) 09:51:02ID:bBYasFz70
朝起きたら、妹が「えいぷりるふーる」に何も嘘吐かれなかったと不貞腐れていた。
0379とある2010/05/17(月) 21:12:00ID:kWDmaLqb0
朝目が覚めたら、妹がえいぷりるふーるに誰にも嘘をつかれなかったと不貞腐れていた。

「どうしてなの!?」
いや、いきなりどうしてとか言われてもだな・・・何の事だかさっぱりなんだが・・・
「どうしてエイプリルフールに誰も嘘付いてくれなかったのよ!?」
それって、そんなに怒るような事か・・・?
「そうよ!だって、折角の嘘をついても良い日に誰も嘘をついてくれないなんて・・・
兄さんだって嘘付いてくれなかったじゃない!?私の価値ってそんなものなの!?」
分かった分かった、じゃあ俺が今から嘘付いてやるから・・・
「嘘付くって宣言してから嘘付かれても意味ないじゃない・・・」
そうか、じゃあ諦めるんだな。
「う〜・・・」
0380とある2010/05/17(月) 21:12:25ID:kWDmaLqb0
翌日

妹よ、実は俺たちは血がつながってなかったらしいんだ!
「え!?それってホント!?」
ああ、どうやら本当らしい、俺も初めて知ったんだ。(嘘だが)
「良かった・・・」
ん?何でだ?
「だって、血が繋がって無いんだったら兄さんの事好きだったって何も問題ないでしょ?」
なっ!?お前・・・俺の事好きだったのか!?
本当にそうだったら困るぞ・・・さっきのは嘘なんだから・・・
「こっちも嘘だけど?」
・・・・・デスヨネーーー
まあ、当然だよな、兄妹なんだし。

「何で嘘って信じるかな・・・兄さんの馬鹿・・・」
ん?何か言ったか?
「な、何も無いわよ!?」

えいぷりるふーるに誰にも嘘付かれなくて不貞腐れてた妹を、慰めようと思ったら逆に嘘を付かれた・・・んだよなぁ?
0381とある2010/05/17(月) 21:17:23ID:kWDmaLqb0
元・ID:i+umneGX0だ
俺のせいでスレが止まってるような気がして、書き込んでみました。
何故か、一ヶ月以上書き込めなくなってたんで、今更エイプリルフールネタに
特に面白くも無いだろうけど・・・
0384名無しさん@初回限定2010/05/23(日) 00:09:16ID:zXnuI6KI0
朝起きたら妹に、
「お兄ちゃんは彼女を作っちゃダメなんだからね!」と言われた。
0385名無しさん@初回限定2010/05/23(日) 14:03:39ID:zCvk0w7h0
兄「…(セフレなら問題ないな)…理不尽だがその要求を呑もう」
0386でんぱ1/32010/05/27(木) 00:36:07ID:iq/Ze0vO0
「……」
「……お、おっはー」
「ありえない物が見える。寝直そう」
「ちょ、見捨てないで欲しいッス! にーちゃん!」
「やっぱりお前かー! 分かったから乗るな! 跳ねるな!」

朝起きたら、妹が巨大キノコになっていた。

「ベニテングタケ、っぽいなぁ、ちとデフォルメ入ってるが」
「えー、そんな毒キノコイヤっすよー」
「アミガサタケの方が良かったか?」
「乙女として全力で拒否するッス」
「で、何を拾い食いしたらこんなことになったんだ?」
「うーん、毎晩、にーちゃんの部屋に忍び込んでキノコの味見してたからッスかねー」
「サルマタケを栽培した記憶はないが」
「今、板的にありえないスルーをされたッス。男の下着とか誰も想起したく無いッス」
「そういえば服とかどうなったんだ」
「最近、全裸健康法がマイブームだったっッス」
「……つまり、その格好は紛いよーもなく全裸だと」
「ぽっ……ッス」
「軸を染めるな」
「全裸の乙女を前にしてその冷静な反応は無いと思うッス」
「地底旅行的な巨大キノコを前にして何を反応しろと」
「そんなにでかくなったつもりは無いッス。腕の中に収まるお手頃サイズっすよ?」
「収めてどうしろと言うんだ。大体、キノコってのは男のアレと相場が決まってるだろう」
「目につく所だけにとらわれるのは良くないッス。見えない菌糸をぞわぞわと浸透させて相手をじっくりと解体していく様は、経国の美女も真っ青ッス」
「そして咲かすは紅い花…生殖器…まて、まさか胞子とかばらまいてないよな?」
「いや、キノコの形になったからには、多分絶讃バラマキ中ッスね」
「ちょっと見てみるか。確かカサの裏のヒダヒダから出すんだっけ?」
0387でんぱ2/32010/05/27(木) 00:39:33ID:iq/Ze0vO0
「……下からのぞき込まれるとかなり照れるッス」
「我慢しろ。というか、目とか耳とかどうなったんだ。見えてるのか?」
「まぁ何となくッスけど。前と後ろもあるッスよ?」
「そのナリで歩いてるしな……んー、綺麗なヒダだなー、意外と柔らかそうな……」
「ひゃわっ!」
「変な声出すなっ!」
「変な所触るなぁっ……ッス!」
「変な所だったのか?」
「た、多分胞子を出す所ッスから……」
「あー、なるほど──軸は?」
「ちょ、ちょっとくすぐったいッス」
「……このささくれの所とか」
「む、ムズムズするッス。爪の隙間みたいな」
「カサの方は……おお、意外とふわふわな。妖精さんが座りたくなる感じだな」
「アレって実はヴィクトリアン・エロ本らしいっッスけど。とゆーか、お兄ぃに乗られたら潰れるッス」
「分かってるって。なでなで」
「あ、あんまり触らないで……ッス」
「こう……カサの外と中の境界辺りは……」
「ひゃうううっ!!」
「ああ、この辺が効くのか」
「「この辺が効くのか」じゃないッス! 一体何なんスか! 冷静なフリして、妹のカラダなでなで大探検とか! アリエナイッス!」
0389でんぱ3/32010/05/27(木) 00:41:48ID:iq/Ze0vO0
「あ……すまん、つい」
「今頃気づいたフリしたって無駄ッス! せ、責任取って最後まで食べてもらうッス!」
「いや、毒キノコはちょっと」
「大丈夫ッス! ベニテングタケの毒は旨味成分で美味しいらしいッス! 幻覚作用に酔いしれるがいいッス!」
「落ち着け、毒キノコはギリギリアリだが、人食いはアウトだ」
「どうぜ毒キノコッス! こんなお化けキノコどうにもならないッス! 食べられるのが幸せッス!」
「あー、もー」
「にゃっ……

 ……いきなり抱きしめるとか、卑怯っすよ」
「お手頃サイズなんだろ?」
「お化けキノコっすよ?」
「俺の妹だろ?」
「……毒キノコっすよ?」
「美味しいんだろ? ……キスしていいか?」
「……か、カサの上なら……」

 ぺろっ

「──それ……キスじゃないッス。兄ちゃん」
0391妹おおおおお2010/05/27(木) 02:01:22ID:RQngTtFI0
朝起きたら、妹から駅に迎えに来いと電話があった。

「おにーちゃん、なんで傘を私に持たすわけ?」

部活の合宿の朝帰り、運悪く雨が降ってしまい、妹のために
しぶしぶ傘を駅まで持って行った。

それなのに、この口のきき方である。

「人に傘を持ってこさせたんだから、傘ぐらい自分で持て」

「ちょ、ちょっとあんまりこっちよらないでよ…、肌がくっつくじゃない、キモッ」

傘を二本持っていくのがめんどくさく、1本だけを持ってきたのが間違いだった。
予想していたとはいえ、この妹・美春と二人で相合傘とは……。

それに、そんなに兄を邪険にすることはないじゃないか。

「キモいはないだろう、キモいは」

「もっと離れて歩いて! 10メートルくらい後ろからヒタヒタと歩くことは許してあげる」

「ストーカーかよ! キモさ越えて怖いだろッ、それはもう」
0392妹おおおおお2010/05/27(木) 02:02:05ID:RQngTtFI0
「だって……、相合傘で女性に傘を持たせる男なんて、ストーカーと一緒よ。
お兄ちゃんには俺が持ってやろうかっていう、優しが足りないのよ」

拗ねたように下を向いた美春が妙にしおらしく見える。

「あー、もう、分かったよ。傘持ちゃいいんだろ、貸せよ」

「そんな言い方はイヤ」

「ええ? 何が気に食わないんだよ」

「言い方がスゴイ偉そうなんだもん、謝って!
全国民に謝って!」

「スケールでかいな、おい。 分かったよ、悪かったって。気が利かなかったな」

「……、それだけ?」

「他にどうすりゃいいんだよ」

「……、『美春はいつも可愛いな』って謝ってくれたら許してあげる……」

「おい! それ謝罪と違うだろ、なんで口説いてんだよ」
0393妹おおおおお2010/05/27(木) 02:02:38ID:RQngTtFI0
「あああ、えええと、そう! 間違った。
本当は『美春はいつも可愛いな。 ヒタヒタと歩いてごめんな、俺』よ」

「俺、そんな歩き方してるの!? しかも後半自分で自分に謝っちゃってるし」

「あー、もうおにーちゃん、うるさいっ! 謝る気があるの?ないの?」

「あります」

「……ファイナルアンサー?」

「古いよ!」

とにかく、その後すぐ謝って美春の機嫌を何とか直すことに成功した。

「ったく、俺に傘を持たせるのがそんなに重要なことかね」

「えっ?」

俺が傘を持つようになってから、美春が急に上の空になった。
しかもさっきからチラッ、チラッと俺の方を見てくるし。

「俺の話、聞いてるか?」

「ききき、聞いてるわよ」

「……、ったく、ほらもうすぐ家に着くぞ」
0394妹おおおおお2010/05/27(木) 02:03:06ID:RQngTtFI0
なんだかんだで市街地を抜けて住宅街。
俺たちの自宅まで徒歩5分に迫っていた。

「おにーちゃん、ちょっと」

突然、左横を歩いていた美春とピタリと足を止める。

「どうした?」

「えっと……、その……」

妙に顔を真っ赤にしながら美春が俺を見上げてくる。

「どうした?トレイか?」

「違うわよっ、バカ!」

「そんな大声でどなるなって、どうしたんだ?
言いたいことがあれば早く言え」

「いいの?」

「何だよ、言ってみ」

「えいっ」

「えっ!?」
0395妹おおおおお2010/05/27(木) 02:04:38ID:RQngTtFI0
一瞬、何が起こったか信じられなかった。
美春が俺の左腕を取ると、美春の右腕を絡めてきたのだ。
カップルがよくやる「腕組み」というヤツである。

「おい、一体どういう……?」

「おにーちゃん、私の好きにしていいって言ったじゃん……」

「いや、言ってないし」

「私疲れてるから、こっちの方が歩きやすいの」

「ったく……」

これがやりたかったから、俺に傘を持たせようと躍起になってたってわけか。
美春が傘持ってたらできないもんな……。
素直じゃねーんだから。

次回:おにーちゃんに彼女ができた!その時、美春はどーなってしまうのかっ!の巻
0398名無しさん@初回限定2010/05/31(月) 15:59:43ID:Kboyh4n00
┌─────┐
│   乙    |
└∩───∩┘
  ヽ(`・ω・´)ノ
0400名無しさん@初回限定2010/06/21(月) 01:29:00ID:1s1tJKja0
▼朝起きたら妹が、「お兄ちゃんは私の」と言い合っていた。
 ……いつから我が家は妹が複数形になってしまったのだろうと、ベッドの中で天を仰ぐと
 そこには水玉模様が広がっていた。
「やん、お兄ちゃんのエッチっ♪」
「私から言わせて貰えば、人の頭の上にまたがる貴方の方がよほどいやらしい人だと思います」
「ああぁぁ、そんな冷静に突っ込まないで」
 どういうわけか、私の妹”りの”は喜んでいる。
 私は貴方の行動を非難したわけですから、喜ぶより前に反省いえ、どいてください。
「ちょっと、突っ込むってどういうことっ!? まさかお兄ちゃんのお口のヌメヌメしたモノが入り込んだのっ!?」
 もう一つの声が聞こえて、複数形になっていた妹の正体が判明した。
 従姉妹の”みお”か……。
「ちょっとお兄ちゃん、実の妹に手を出す……いえ、舌を入れるなんてどういうコト? ならばあたしはお兄ちゃんに手を、いえ口に入れる」
「何をっ! ちょっと、みおちゃんっ、あなた何をしているんですっ!? こら、手を離しなさい」
「いやっ、お兄ちゃんのを一目、いえ、一口味わうまではっ!」
「味わうとかバカなこと言ってるんじゃありませんっ! ほら、ご近所さんの目もありますし!」
「りのの情報網によれば、お父さん達は今夜は帰りません。ご近所さんもいません。つまりここは完全密室。いくら喘いでも泣かされてもOK♪」
「ふふふっ、あたしとりのちゃん、2人がかりで、お兄ちゃんを好き放題♪ どんなプレイでもOK☆」
「OKじゃありませんっ! 目を覚ましなさい2人とも」
「りの達はもうバッチリ目が覚めてるよ」
「お兄ちゃんが、あたし達の愛で目覚める番……」

 そう言って、2人の妹が私の両サイドを陣取ると、頬に息がかかるくらいに顔を接近させてきた。
 暖かく柔らかい唇が触れた瞬間、とてもイケないことをしているような気分になり、心がざわめいた。

「遊びはここまでだよ、お兄ちゃん」
「今日は寝かせないからね、お兄ちゃん」

 まだ起きたばかりだというのに妹達は気が早かった。
0401 ◆S1TzStjJG6 2010/06/21(月) 01:32:49ID:1s1tJKja0
「邪気眼の妹」って題材で書いてるのがなかなか終わらなかったんで、
>>399氏のお題で、軽く書いてみた。

お目汚し失礼。少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
0405 ◆S1TzStjJG6 2010/06/29(火) 09:42:33ID:CDPSJYK70
◆朝起きたら、妹が右手を鎮めようと必死になっていた 1/3

6月29日 早朝──

 私今、兄さんの部屋の中で戦っていた。
 自らの意思に反して、兄さんを求める右手を抑えるのに必死なのだ。
(だ、ダメよ……いくら兄さんがタオルケット一枚で無防備だからって、勝手に……その……男の人のアレを見ちゃうなんて)
「しかもあまつさえ触っちゃうなんてっ! はぅ」
 勝手に暴れる右手が私の口を塞ぐ。そう、気付かれてはいけない。
 というか、兄さん、逃げてっ! これから私の右手があなたにイケないことをするわっ!
「……すぅー……すぅー……」
 しかし兄さんは私の願いなど無視するかのように安らかな寝息を立てている。
 このままでは私の意思から切り離された邪悪な右手によって、文字に書き表すにも恥ずかしいことをされてしまう。
(あ、ああ……だ、だめぇ……)
 私の意志に反して、右手が薄いタオルケットの中に忍び込む。
 するするとシーツの中に潜り込み、兄の太腿を掴んだ。
 筋肉質な腿の感触が伝わる。どうやら兄はトランクスとシャツで寝ているようだった。
(兄さん、不出来な妹をお許し下さいっ)
 心の中で兄さんに謝りつつ、ゆっくりと指先を股に向けて進めた。
 恥ずかしいっ、いけないっ……そんな感情が心の奥から湧き上がってくる。
 しかし、私の邪悪な欲望と好奇心は止まらなかった。
 未知への接触、そして兄さんへのご奉仕という甘い誘惑が私の指を動かす。
(触れてはいけないっ……触れたら……火傷しちゃうっ……!)
 いけないと分かっても、指先はどんどんと先へ進んでいく。
 そして、薄い布越しにソレに触れてしまった。
「はゎぅ」
 変な声を出してしまった。
 幸いにして兄さんが起きた様子はない。
(……兄さんの硬くなってる……。まだ触ってなかったのに、これが『朝勃ち』ってヤツなのかなぁ……)
 心臓がドキドキ高鳴るのが分かる。私の心音は今にも口から飛び出しそうだった。
0406 ◆S1TzStjJG6 2010/06/29(火) 09:45:05ID:CDPSJYK70
◆朝起きたら、妹が右手を鎮めようと必死になっていた 2/3
「ん、あ、ああ……」
 兄さんの声が小さく、部屋の中に響いた。
 私の指先が兄さんの大事な部分を優しく擦ったからだ。
(だ、だめよ、そんなことしちゃ……だって、だって兄さんは寝ているのよ……)
 指の腹でぐいっと押すと、高くそびえる男性のテントの支柱はそのまま、横に倒れた。
 ぐらぐらと揺れるも、芯がしっかりしているのか、すぐに元の形に戻る。
「ふふっ……兄さんのココ、面白い……」
(──って、ダメだよ私っ! 兄さんの大事な場所で遊んじゃ……)
 と言いつつも、私の視線は兄さんの顔と股間に完全にロックオンされていて、離せない。
(もうだめよっ、これ以上はだめよ!)
 必死で脳内では叫んでいるのに、私の暴走する右手は、更に大胆に兄さんの太腿からトランクスの中へと侵入した。
(どうしてっ!? こんなことしてたら、私、兄さんに嫌われちゃうのにっ!)
 指先が目的の場所に辿り付く。そこは、灼熱のように燃え上がった棒があった。
(こ、これが兄さんの……お、おちんちん……熱くて、硬くて……大きいっ! こんなの私の中に入るのかなぁ……)
 ちらりと自分の股間に目をやった。私の割れ目の大きさは指一本が入るのがやっとくらいの大きさの穴しかないハズである。
 しかし、ここから子どもが生まれてくることを考えると、兄さんのおちんちんが飲み込めないハズはない。
 考えれば考えるほど、私の子宮がきゅんっと甘く疼き、呼吸を荒くさせる。
 気付けば、私の右手は兄の熱棒を手の平でしっかりと包み込み、上下に動かし始めていた。
(ああ、だめええぇっ……そんなにスリスリしたら、兄さん起きちゃうっ……)
0407 ◆S1TzStjJG6 2010/06/29(火) 09:45:52ID:CDPSJYK70
◆朝起きたら、妹が右手を鎮めようと必死になっていた 3/3
 血管が浮き出ているのすら感じる兄さんのチンポの表面を軽く握り、リズムよく上下に揺らす私の右手。
 気付けば私の左手の自由も奪われており、兄さんの……その……き、きんたまぶくろに……。
(いけないよっ……そんなの……そんなのだめっ……)
 私は懸命に抵抗をするも、腕は関係ないとばかりに兄へのご奉仕を続ける。
 兄さん、気持ちいいのかな……と心配しつつも、いつ兄さんが起きるか気が気ではない。
 しかし、一度暴走を始めた右手は目的を完遂するまでは、コントロールを取り返すのは難しいかも知れない。
(いいのっ、兄さんに嫌われてもっ……!? 今までずっと仲良くしてきたじゃないっ!)
 気付けば私の左手の自由も奪われており、兄さんの……その……き、きんたまぶくろに……。
(いけないよっ……そんなの……そんなのだめっ……)
 私は懸命に抵抗をするも、腕は関係ないとばかりに兄へのご奉仕を続ける。
 兄さん、気持ちいいのかな……と心配しつつも、いつ兄さんが起きるか気が気ではない。
 しかし、一度暴走を始めた右手は目的を完遂するまでは、コントロールを取り返すのは難しいかも知れない。
(いいのっ、兄さんに嫌われてもっ……!? 今までずっと仲良くしてきたじゃないっ!)
 もし兄さんが目覚めたときの反応が恐ろしい。
 なのに、私の両手は更に激しく兄さんの股間を責めたて続けた。
(もしかしたら、目覚めた兄さんが怒って、私に仕返しをするかもしれない……)
 ふと甘い予感が身体を巡る。もしそうなったらと思うと……。
(私、抵抗できないかも知れない……ううん、もしかしたら喜んで受け入れちゃうかも……ああ、でもそんなはしたない!)
 いやいやと頭を揺らしつつも、私の身体も徐々に熱っているのが分かった。
 兄さんの股間の熱さが私の掌から伝わり、身体全体を火照らせているに違いない。
(ああぁ……ごめんなさい、兄さん。こんなはしたない妹で……)
0408 ◆S1TzStjJG6 2010/06/29(火) 09:46:15ID:CDPSJYK70
◆朝起きたら、妹が右手を鎮めようと必死になっていた 4/3
 後悔にズキリと胸が痛みつつも、指先を立派なペニスに滑らせる。腕の振りが心地よいリズムを作り、小刻みに揺れ始める。
 兄さんの盛り上がったテントの先端が黒ずみ、トランクスが硬く張り詰めた。
 さっきまできんたまぶくろを弄っていた左手が、兄さんの頼りがいがあるたくましい胸板をまさぐっていた。
(あああぁ……兄さんの胸……うっとりしちゃう……)
 少し汗のにおいを感じる。それがたまらなく私を引き付け、興奮させる。
 正常な意識が霞み、このまま兄さんに抱きつき、キスをして、全てを捧げたい気分になる。
(いけないよっ……だって私達、兄妹じゃない……。本当ならこんなこともしちゃいけないのよっ! だから、もうやめてっ!)
 心の中で叫びつつも、兄さんへのご奉仕に更に熱が篭り、陰茎を刺激する。
 グンッと肉棒が一瞬、膨らんだのを感じたかと思うと、肉棒の裏側を掴んでいた指先に何かが流れるのを感じた。
「あ、あ、ああぁあ……」
 ドクンッドクンッとまるで心臓の鼓動のように兄さんの男のシンボルが脈打つと、パンツの中のシミが大きく広がる。
 それと同時に私の右手にも熱い飛沫が降りかかる。
 すると、呪縛が解けたように私の右手に自由が戻った。

(ま、また……やってしまった……。ごめんね、兄さん)
 私は絶頂を迎えて疲れている兄さんに深々と謝罪する。
 兄さんの匂いがしみこんだ右手……。
 この右手が、いつしか私達の兄妹という関係を打ち砕いてくれるかも知れない。
(でも……今はまだ、眠ってて……)
 私の気持ちと共に……
<終わり>
0409 ◆S1TzStjJG6 2010/06/29(火) 09:48:02ID:CDPSJYK70
お目汚し失礼です。>>404を1時間でやりました。後悔はしていない。

3分割のつもりが、思いのほか文字数制限に引っかかってしまったので、4つに分けました。
そのせいで、4/3というワケのわからない表記が出来ました。でも、気にしない。

少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
0411 ◆S1TzStjJG6 2010/06/30(水) 09:58:53ID:xeip/ACg0
> 気付けば私の左手の自由も奪われており、兄さんの……その……き、きんたまぶくろに……。
>(いけないよっ……そんなの……そんなのだめっ……)
> 私は懸命に抵抗をするも、腕は関係ないとばかりに兄へのご奉仕を続ける。
> 兄さん、気持ちいいのかな……と心配しつつも、いつ兄さんが起きるか気が気ではない。
> しかし、一度暴走を始めた右手は目的を完遂するまでは、コントロールを取り返すのは難しいかも知れない。
>(いいのっ、兄さんに嫌われてもっ……!? 今までずっと仲良くしてきたじゃないっ!)

 3ページ目のこの文章が二重投稿されてる……。
 すみません。
0412名無しさん@初回限定2010/06/30(水) 10:04:48ID:ThpuEzH8P
そもそも、兄は起きてない様子だから、朝起きたら〜になってないなどと突っ込みを…

それとも、賢者タイムの為に寝たフリしてるのか?
0413 ◆S1TzStjJG6 2010/07/01(木) 02:27:21ID:GVQg8MB+0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めようと必死になっていた。 take02 1/4

「こ、この手が勝手にっ……くっ、だ、だめよっ、だめっ……ここはぐっと抑えるのよ」
 朝起きたら、妹が右手を鎮めようと必死になっていた。
「いけないわ、で、でも……」
 眠っている俺の身体の上に這い回る僅かな感触が、ゾクゾクとした刺激を走らせる。
 夏になって、タオルケット一枚で寝ている俺の隣にそっと座っている妹の優奈。
 ゆっくりと入り込んでくる指先が、何かを求めるようにして太ももの上を行ったり来たりしていた。
「私の腕ぇ……そこは兄さんの大事な場所なの……迂闊に触れたらヤケドしてしまうわ」
 そう言いつつも、俺が起きていることに気付いていない優奈はするすると股間の中に手を伸ばす。
 それはもう完全に慣れた手付きで、迷うことなくパンツの中に忍び込んできていた。
「兄さん……ごめんなさい。こ、これは私の意思じゃないの」
 小さくつぶやく優奈の声が妙に色っぽく感じた。
「きゃぅ……兄さんのおちんちん……今日は一段とたくましい……」
 頬を赤く染め、細く整った眉を下げながらも、じっと俺のペニスを感じている優奈。
 ゆっくりとタオルケットを避け、パンツのゴムを引っ張る。
(さ、さすがにちょっと恥ずかしいが……)
 妹の真摯に見つめる視線が俺に更なる興奮を与え、肉棒を反り返らせる。
 優奈だってもう16歳、色を知る歳だ。こういうことに興味を持つのはおかしいことじゃない。
(しかし、最近、妙に夢精が多いと思ったら……こういうことだったのか)
 俺は知らないうちに実の妹に性のオモチャにされていたようだった。
「兄さんのすごい……こ、これが……」
 小さめの瞳をパチクリとしながら、指先をチンポの根元に滑らせる。
 ちらりと俺に視線を送ったのがわかった。
0414 ◆S1TzStjJG6 2010/07/01(木) 02:27:52ID:GVQg8MB+0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めようと必死になっていた。take02  2/4

 サラサラの黒い髪が揺れ、太ももをくすぐる。
 今時珍しく髪を染めていないので、撫でた時の心地よさは抜群だ。
 その心地よさが好きで今でもよく頭を撫でている。
「兄さん……まだ寝てるよね……。ちょ、ちょっとだけなら……」
 優奈は白く細い喉を鳴らし、じっと俺の男根を見つめる。
 チリチリとした刺激がむず痒い。
 俺のモノをしごいていた手は止まり、その代わりに揺れる空気を剥き出しになった肉茸にかかる。
(も、もしかして……咥え込むつもりなのか……!?)
 俺の心臓が期待にハッスルを始める。
 妹以外の女の子にはモテた試しが無い俺にとってそれは初めての経験になる。
 優奈はその身体をベッドに預け上半身を俺の下半身にかぶせる。
「兄さん、これは全部、私を意思に背いて勝手に動く右手が悪いの……」
 いや、右手どころの話じゃねぇだろ、お前。
 だが、可愛い妹のためにひと肌脱ぐのが兄の役目。ここは黙って恥辱に耐えるのみだ。
 ゆっくりと唇が俺のチンポに近付く。
(ああ、思えば優奈にキスされたのっていつだろうか……)
 桃色の弾力のある唇がゆっくりとキノコのカサの部分を飲み込んでいく。
「う、あ、ああぁ……」
 思わず俺は声をあげてしまった。
(ヤバい、起きてることに気付かれたか?)
「兄さん、声出してる……気持ちいいんだ……」
 俺の生理現象を把握しているのか、狸寝入りしていることには気付いていない。
「ちゅぅ……ん、ふぅ……んんんーー、ふぅー」
0415 ◆S1TzStjJG6 2010/07/01(木) 02:28:23ID:GVQg8MB+0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めようと必死になっていた。take02  3/4

 亀頭が暖かい感触に包まれると、一気に俺の体温が上がったような気がした。
(や、やばいっ、なんだ、この感触っ……気持ちいいっ!)
 妹の口なのに、ヌメヌメとしていて、暖かくて、舌が触れた瞬間背筋に心地よい電流が走った。
「はあ、ああぁぁ……」
「兄さん……ごめんね……んっちゅぅ……ふぅ……じゅるるる……」
 どこでそんな知識を得たのか、優奈は俺のチンポに唾液を絡めて吸い上げる。
 全身の毛が逆立ち、腰の奥が強く痺れた。
(あああぁぁ、妹にエッチなことされてっ……俺、もうイキそうだ……!)
 妹の唇で吸い上げられて、俺の肉棒はもう限界まで硬くなっていた。
「兄さんのおちんちん大きくなってる……はあぁ……あぁ……」
 勝手に動くという右手が茎の部分を上下に往復する。
 妹の……女の子の手の平がこんなにも気持ちいいなんて知らなかった。
「兄さん……ちゅぅ……兄さん……」
 ぬちゃ、くちゃ……と可愛らしい舌を動かして、チンポをベトベトにしていく優奈。
 俺のチンポの先は甘痺れして、カウパーを溢れさせていた。
「はああぁ……あ、ああぁ……優奈ぁ……」
「兄さん……。もっといっぱい気持ちよくなって……出してね」
 優奈の舌先が、亀頭部分をついばみ、尿道口をなぞりあげた瞬間、俺の脳が一瞬飛んだ。
「んむぅぅっっ、んん、んんんっ……!?」
 陰棒の中を、俺の精子が駆け抜け、鈴口から一気に飛び出す。
 それを優奈は唇をすぼめてしっかりと喉で受け止める。
「んんんぅーーー、んんー、んんんんんぅぅぅーーー……」
 少し涙目になりながらも、喉を鳴らし、俺が放った汚濁を飲み込んでいった。
0416 ◆S1TzStjJG6 2010/07/01(木) 02:28:57ID:GVQg8MB+0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めようと必死になっていた。take02  4/4

(俺……妹に射精してしまった……。しかも口に出して……飲まれた……)
 ただ妹に一方的にされていただけだが、俺の中に強い背徳感が芽生えた。
「これが……兄さんの味……」
 しゅっしゅっと右手を動かして、尿道口に残った残滓までも搾り取る。
「ごめんね、兄さん……汚しちゃって……。今、綺麗にしますから……」
 優奈は優しく俺の息子にキスすると、ペロペロと表面を舐めていく。
 一通り舐めると、トランクスとタオルケットを元に戻し、
 そっと音を立てないように部屋から出て行った。

 俺は……優奈を叱るべきだろうか?
 ほめるべきだろうか?

 それとも、このまま、おいしいシチュエーションを楽しむべきだろうか……。

 優奈の手の感触を思い出し、俺は出したばかりだというのにまた勃起してしまう。
 可愛いから、でも……妹だから……。
 好きになっちゃいけない。
 だからこんなことをするべきじゃない。

 去っていった優奈の残り香を嗅ぎながら、俺は一人、勃起したペニスの処理をした。<終わり>
0417 ◆S1TzStjJG6 2010/07/01(木) 02:31:30ID:GVQg8MB+0
>>412
はわっ、しまった! 修正するついでに、続きを投下させていただきました。

このたびは、本当にお目汚し失礼しました。
0420 ◆S1TzStjJG6 2010/07/02(金) 01:56:14ID:nPDUA61F0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take03 1/3

「はあぁ……今日もやってしまった……」
 心の中で溜め息を吐く我が妹、優奈。その感想は俺も同じである。
 朝意識が覚醒すると、妹は俺の下半身に口付けをしていた。
 おいしそうにしゃぶる快感がたまらなく気持ちよくて、俺は狸寝入りを続けてしまう。
 そう、寝ている間の悪戯なら仕方ないと自分に言い聞かせて……。
 証拠が残らないように、俺が放った精液を全て飲み込み、お掃除フェラまでする『毎日』。
 日に日に欲望が高まるのは無理も無かった。

 妹とのご奉仕を毎日受ける。でも普段はそんな淫靡なことなど露知らずといった感じで接している。
 今日もそんな一日だと思っていた。
「兄さんと一緒にお買い物なんて久しぶり、だね」
「ああ、そうだな……」
 一緒の電車に乗り、街へと向かう俺達。
 電車に乗り、3分後……優奈を見ると震えていた。
「……ぅぅ……だ、だめ……だめ……」
「どうした、優奈? もしかして痴漢か?」
 ぐっと可愛い妹の頭を抱いて、自分に近付ける。
 周囲を鋭く見渡して、妹に危害を加えそうな輩を探す。
「あうっ、に、兄さん……だめっ、そんなことしちゃ……」
「えっ? 俺、変なところ触って……ぽぅっ!」
 胸板に顔を埋めて恥らう優奈の手がそっと俺の股間に伸びていた。
0421 ◆S1TzStjJG6 2010/07/02(金) 01:56:40ID:nPDUA61F0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take03 2/3

「ちょ、ちょっ…………お前っ……何やって……」
 我が家の俺の部屋とはワケが違う。こんな公共の、しかも人の中で突然触られてしまっているのである。
「ご、ごめんなさい、兄さん……! ぐ、偶然なの、これはっ……すぐに……」
 慌てたように右手を離そうと、左手を添える。
 妙な光景だが、最近の優奈はしきりに右手と格闘しているのは知っている。
 俺にエロいことをしているのも、右手のせいと何度も言っていたな。
「優奈……どうしてまさぐるんだ?」
 優奈は泣きそうな表情を浮かべながらも、慌てて肩を引いていた。
「ご、ごめんなさいっ……右手が勝手に……。わ、私の意志じゃないの」
 優奈の瞳は悲しげに揺れ、眉尻は垂れ下がっていた。唇は震え、顔色は良くない。
 そう言いつつも、ゆっくりと右手は社会の窓の上から、俺の股間をゲットだぜ、である。
(優奈はいつも、そんなことを言っているな……)
「そうなのか?」
 俺は優奈の手を掴むと、強引に股間をまさぐる悪いコ股間から離した。
「あうぅ……兄さん、ごめんなさい。あ、ああぁ……また手が……」
 まるで手が磁石に引き寄せられるかのように、俺の股間へと向かっていく。
「だ、だめっ……人前なのに……あ、ああぁ……いやあぁ……」
 優奈はイヤがっているのに、右手だけはその意思を無視したように股間へと吸い寄せられている。
 とても嘘をついている様子には見えない。本当に、右手が勝手に動いているようだ。
 しかしまあ、よく考えてみれば、股間をガードしていれば問題ないよな。

 さわさわさわさわ。お尻触られました。
 最初、コイツが痴漢されてるのかと思ったら、コイツが痴漢そのものだった。
0422 ◆S1TzStjJG6 2010/07/02(金) 01:57:33ID:nPDUA61F0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take03 3/3

「ちょっと妹さん……」
 なんて笑えない状態だ。
「ご、ごめんなさい……自分ではどうしようもなくてっ……ああ、手が勝手に動いちゃうっ」
 羞恥で泣きそうな表情で謝りつつも、左手までもが俺のお尻をナデナデしてくる。
 自分の意思ではどうすることも出来ない悔しさと、俺に迷惑をかけているという申し訳なさが感じられるような感じられないような……。
「仕方ないヤツだな……」
 俺は優奈の右手をそっと掴んだ。そして、恋人同士がよくやるように、指同士を絡ませて握りしめる。
「こうすれば悪戯出来ないだろ?」
 人前で妹と手を繋ぐなんて恥ずかしさもあったが、これ以上優奈に人前で恥ずかしい行為をさせるのは見るに耐えなかった。
 俺が手を握った瞬間、優奈の普段は色白の顔が、トマトが熟したように真っ赤になる。
「兄さん……♪」
 優奈は蕩けてしまいそうな笑みを浮かべながら、黙って俺の手を強く握り返す。
 それから、電車を下りるまで優奈の右手が暴走することは無かった。 <終了>



自分の意思に反して悪戯しまくる優奈とその兄の災難はまだまだ続く。(笑)
優奈、いいなぁ……。セクハラじゃない、いじめでもない。だけど行く先々でエロいことをしちゃう。
書いてて楽しいですコレ。色んなシチュエーションが想像できますよね。全部お兄ちゃんが悪戯されるワケなんですが。

>>419さん
感想はあるともちろん嬉しいですが、
例え読んでなくても『乙』と一言あるだけで、投下して良かったと思えます。
一時期、本当に乙すら書く人がいなくて辛かったですから。
0423名無しさん@初回限定2010/07/02(金) 04:07:23ID:UiaIJWZAP
>>422
412だが、書き直し投稿するとは思ってなかった。
エスカレートして、フェラも毎日ですか… 本番しちゃう日も近そうだな。
その前に、フェラしながら自分を慰めるとかw
0424名無しさん@初回限定2010/07/02(金) 08:06:45ID:aMnjNefw0
>>422
邪気眼妹とのことでしたので
なんとなく"右手が"とコメントしてみたのですが、
効果は大ありだったようですねw
乙、そしてGJです!
0426 ◆S1TzStjJG6 2010/07/03(土) 06:32:35ID:1VttkzoX0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take04 1/4

「兄さん……だめっ……また……手が勝手にっ」
 妹の優奈はどういう理由か分からないが、時々右手の自由が効かなくなるようだ。
 それは不随ではなく、まるで誰かに操られるような形で、自由を奪われる。
「ごめんね、兄さん……本当にごめんね」
 何度も謝りながらも優奈の右手が俺の反り返る男性部分を上下にしごく。
 そして、飲むのだ、俺の精液を。おいしそうに、一滴も残さずに……。
 その時の甘美な陶酔感に酔いしれ、俺は今でも優奈の前で狸寝入りしている。

 今日はそんな困った妹・優奈と買い物に来ていたのだが、
 なんとこともあろうに電車の中でその悪癖が登場してしまったのだから大変。
 公然と股間を触り始めてしまったのだ。
 一応、俺は寝ている間に悪戯されていることは知らない身。きっちりその理由を問いたださないといけない。
 俺は電車を下りると駅前にあるファーストフード店『マゾニナルド』に優奈を連れ込んだ。
 コーヒーとバニラシェイクを注文すると、店の一番奥の壁側の席に2人並んで座った。
「そ、その……お前……いつも、あんなことしてるのか?」
「し、してないよっ! 私、そういう女の子じゃないもんっ!」
 俺の質問に優奈は泣きそうな表情を浮かべて答える。かっと顔が赤くなる。
 小さく持ち上げられた両手が拳を作る。
「そうだよな……お前がこんなことするヤツだなんて俺も信じられないからな」
 しかし毎朝俺の部屋に忍び込んでは、フェラチオをしているのは間違いない。
「だ、だから……兄さん……。あっ!」
 ……優奈の手がもじもぞと俺の股間をまさぐっていた。
0427 ◆S1TzStjJG6 2010/07/03(土) 06:33:01ID:1VttkzoX0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take04 2/4

「ちょ、ちょっと待て優奈! ここじゃマズいだろ」
 俺は慌てて周りを確認する。幸いにしてここは壁際の席で、俺は一番奥まった場所に座っているため、完全に死角になっている。
 細くなめらかな優奈の指が、ズボンのジッパーを探し当てると、親指と人差し指でゆっくりと金具を下ろす。
「に、兄さん……お願いっ……私の右手を止めてっ」
「優奈……もう俺にくっつけ。周りに見つかったら大変だぞ」
 そっと肩を抱いて優奈を抱き寄せると、妹は素直に身体を寄せてきた。
 肩の辺りに乗りそうな頭とふわりと柔らかく甘い香りが俺の鼻腔をくすぐる。
 実の兄と一緒に買い物に出かけるだけなのに、香水をつけるなんてさすが女の子だ。
「そ、そんな……ここでそんなこと……だめだよ兄さんっ」
 優奈はせわしなく周りを見渡しながら、右手をズボンの中に忍ばせてくる。
 スルリと入ってきた白魚のような手の平は、俺のトランクスの穴からペニスをゆっくりと引き抜いた。
「兄さんのえっち……兄さんのえっち……。もう恥ずかしくて、頭の中燃えちゃいそうだよ」
 消え入りそうな声をあげながら、優奈はチンポをシゴき続ける。
「エッチなのはどっちだよ。実の兄のチンポをこんなところで触ってくるヤツは『痴女』って言われても文句は言えないぞ」
 いつ周りの人間にバレるか分からない。心臓が緊張で強く脈打ち、僅かに息苦しさを感じた。
「わ、私、痴女じゃないもん……」
 泣きながら抗議する妹の手は、それでも動きを止めない。
 揚げたてのフライドポテトのように、カリッと硬い肉棒の先端からは、透明なシロップが溢れ出した。
「お願い、兄さん……こんなこと辞めよう? ねえ?」
 自分行為を否定するような言葉を言いつつも、優奈の指先は先っぽのピンク宝珠をスリスリと弄っていた。
 戸惑うことなくカウパーを伸ばし、亀頭部分全体に引き伸ばす。
「ここまでされて……はぁ……やめられた、俺が辛いって……」
「そ、そうなんだ。ごめん、そういうことなら、私頑張る……兄さん、もっと気持ちよくなってね」
0428 ◆S1TzStjJG6 2010/07/03(土) 06:33:43ID:1VttkzoX0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take04 3/4

「兄さん……気持ちいい?」
 優奈の指先が俺の豪根の上で忙しなく動く。カウパーで滑りが良くなった男の部分からはチリチリと強烈な電気が走る。
「あ、あああっ……い、いいぞ、優奈」
 優しく優奈の黒髪を撫でると、少し恥ずかしそうにしながらも頬をほころばせて、小さく笑みを浮かべる。
「ん……兄さん……。私、もっと頑張る」
 頭を撫でられてやる気になったのか、右手だけでなく左手も使って擦り始める優奈。
 ゾクゾクとした刺激が俺の全身を駆け巡り、快楽で脳がスパークしそうになる。
「あれー? 優奈じゃーんっ? おはおはー♪」
 俺達の鼓膜に届いた声で背筋が凍りつく。
「みっちゃんっ! こ、こんにちはっ」
 優奈は顔だけをみっちゃんと呼ぶ女の子に向け、左手をあげて挨拶を返す。
 そこにはちょこんと左側だけにサイドテールを作った、少し幼い感じの活発そうな女の子がいた。
(優奈の友達か……って、右手っ!?)
 友達が来たというのに、優奈の右手は依然として俺の肉棒を扱き続けている。
 こんなところみっちゃんとやらに見られたら、優奈も俺も大変だ。
(頼むからこっちに来ないでくれっ!)
 俺は心からそう願うしかなかった。冷や汗がじわりと浮かぶ。
 一歩、また一歩と近付いてくる友人みっちゃん。
(だ、だめだっ……それ以上来るなっ……)
 緊張感が俺達の間に走る。しかし、股間に与え続けられる快楽は強くなっていく。
 近付いた隣にいる俺の存在を確認すると、いやらしい笑みを浮かべて、手で口元を押さえる。
「あ……ごめんなさい。お邪魔だったね? それじゃ、仲良くね。今度、その紹介してね、その彼氏♪」
「か、彼氏じゃ……」
0429 ◆S1TzStjJG6 2010/07/03(土) 06:34:10ID:1VttkzoX0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take04 4/4

 優奈は口の中でもごもごと言葉を転がしながらも、これ以上接近されないようにするためには否定する言葉を飲み込んだ。
 みっちゃんとやらはくふふふふ〜と笑いながら、窓側の席へとステップしていった。
「兄さん……ごめん……。たぶん、みっちゃん、兄さんのこと、恋人だと思ってるよ」
 股間を握り締めたまま申し訳なさそうな表情を見せる。
 しかし、一難去って安堵感が増した瞬間、俺の中の限界がすぐそこまで来ていることに気付いた。
「ゆ、優奈……それはいいから……も、もう出る……!」
 ジンジンと痺れている男根の先端が強く張り詰める。
「うん……兄さん。出して……」
 そっと囁いた妹の声は妙に大人っぽくて……喧騒の中でもハッキリと聞こえた。
 じわっと亀頭の亀裂から白い液がにじみ出た直後、勢いよく射精した。
 どくどくと湧き水が湧き出るようにほとばしり、ペニスを握る妹の白い指に絡み付いていく。
「兄さんの精液……ビュクッビュクだね……。熱くて……濃いよ」
「う……そういうこと言うなよ。恥ずかしいの我慢してたんだから」
 でも、すっげぇ興奮した。生まれて初めてで、胸がジンジンして、まだ鼻息が荒い。
「兄さんのバニラシェイク……」
 そういって優奈は手の平に降りかかった精液をペロリと舐めとった。
「あっ……! あのっ……これは、右手が勝手に」
 俺が見ていることも忘れて、精液を飲んでしまったことに気付いて慌てて言い訳をしていた。
「ありがとう……優奈。飲んでくれて、俺すごく嬉しいよ」
 髪の毛を優しく撫でてやると、安堵と共に喜びを顔いっぱいに張り付かせた。
「ん〜〜、やぁ〜、兄さん……ちょっと、恥ずかしいよぉ……♪」
 ころころと笑いながら、優奈は俺に頭を預ける。
 とりあえず、優奈の右手の自由が戻りほっと一安心した。(続く)
0431 ◆S1TzStjJG6 2010/07/03(土) 06:43:44ID:1VttkzoX0
>>423
感想ありがとうございます。
次はフェラしながら、自分を慰めるパターンでいきましょう!

>>424
感想ありがとうございます。
邪気眼の妹なんて無かった! 
兄のハーゲンダッツ食っておしおきされる妹なんていなかった!

>>425
乙ありであります (`・ω・´)ゞ

いつも読んでくださり、ありがとうございます。
未熟ながら続きを書かせていただいております。
少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
次回の話はお買い物中の話になります。
0432 ◆S1TzStjJG6 2010/07/03(土) 06:44:15ID:1VttkzoX0
>>430
早っ! 乙、ありがとうございます。
0433 ◆S1TzStjJG6 2010/07/05(月) 22:16:57ID:AbfTmkdN0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take05 1/5

 実は私、優奈はここ最近、毎日のように兄の部屋に忍び込み、そ、その……兄さんのアソコを弄っています。
 それにはワケがあるんです。実は私、16歳になったあの日から、時々右手の自由が効かなくなるんです。
 まるで操り人形のように勝手に手が動いて、兄を求めてしまいます。
 兄にこういう淫らなことをするのがイヤというワケでは……ないのですが……その、自主的にするのも恥ずかしくて。
 それに何より、兄さんが寝ている隙を狙ってしているということがすごく申し訳なくて……。
 今日も……兄さんの寝顔を見つめては、いけないことをしているということが分かりつつも、オチンチンを弄ってしまいました。
「兄さんの今日も元気だね……すっごくたくましいよ……はぁ……はぁ……」
 どうしてかな、最近兄さんのおちんちんを見ていると、身体の奥がきゅんっと疼くの。
 胸も切ないけど、特に股間の部分が……。
 私は身体の異常を確かめるために左手を下半身に伸ばしました。
「ふぅっんんんっ……!」
 少し触れただけなのに、ピリピリッと気持ちいい電流が走りました。そこはまるでかゆみのように、さらに刺激を欲して疼きます。
 自由の効かない右手がスナップを効かせながら兄さんのたくましい部分を刺激し続けていくうちに私の頭もモヤがかかったようになってきました。
 左手までも私の意志を無視するかのようにアソコを弄り始めます。
(んんっ、だ、だめ……。で、でも……気持ちいい……)
 下着が濡れちゃうのが恥ずかしくて、でもその恥ずかしさも気持ちよさに変わっていくようで……私の意識は完全に蕩けそうになっていた。
(兄さんのおちんちんが熱く硬くなってる。私のアソコと一緒……)
 身体が芯から熱くなって、燃え上がりそうで、指が勝手に秘唇を弄り、濡れ花弁を刺激して私の脳をショートさせる。
 だんだん、兄さんと意識がシンクロしてくるみたいで……私は……その心地よさに私の意識は天に昇っていくようでした。
「はあぁ……はあぁ、またやっちゃった……兄さんごめんね……」
 私は兄さんの先端から溢れ出てきた白くてちょっぴり苦いミルクを舐め取って、自分がした過ちの証拠を隠滅した。
(兄さんが今日も起きなくて良かった……)
0434 ◆S1TzStjJG6 2010/07/05(月) 22:17:23ID:AbfTmkdN0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take05 2/5

 そんなことを思い出していると、急に顔が熱くなってしまった。
(やだっ……最近、私。兄さんとエッチなことしかしてないみたいじゃないっ……)
 さっきもお店の中なのに、兄さんのおちんちん触っちゃうし……。
(このままじゃきっと兄さんにエッチなコだって思われて嫌われちゃうっ……。もっと、しっかりしないとっ!)
「おーい、優奈……頼まれた買い物終わったぞー。他に何か買っていきたいものが無ければ帰るぞ」
「ねえ、兄さん。そろそろ海開きも近いし、水着買って行きたいんだけど……いいかな?」
 私は気をしっかり持って、兄さんの右側に並ぶ。右手が近いからいけないんだよね。
 私が兄さんを見上げると、兄さんは少し驚いた顔を見せる。
「そ、そういうのは友達同士とか……の方がいいんじゃないか? さっきのみっちゃんとか、さ」
 むぅ……兄さん、今恋人とか言おうとしたな。ふーんだ、どーせ私にはそんな人いませんよーだ。
「んー……それもそうなんだけど、せっかく久しぶりに兄さんと買い物に来たんだし、色々買いたくて」
「あ、さては俺に少し出させるつもりだな? いいぜ、水着一着くらいなら」
「ふふーん、じゃあ私も兄さんに服買ってあげる♪ 兄さん、いっつも着ている服には無頓着なんだから」
 私が買ってあげないと兄さんはいっつも同じ服ばっかり着てるんだから。でも、兄さん高いの買おうとすると遠慮するんだよね……。
 私ももう子どもじゃないし、バイトもしてるから、もっと頼ってくれてもいいんだけどな。
「ははは、そうだな。いつまでもお前に選んでもらってばかりじゃダメだもんな」
(私は別にそれでもいいんだけどな……って、あれ? それじゃ妹としてダメなのかな?)
 兄さんの面倒を私以外の女の人が見る……私が兄さん以外の男の人に尽くす……。どうしてだろう……なんかイヤな気分……。
(やっぱり私、兄さんのこと……異性として好きなのかな……?)
 胸がキュンとなって苦しくなる……。心臓が破裂しちゃいそうなくらい、鳴ってる……。
 でも、私と兄さんは兄妹……決して結婚できなくて、兄さんの子どもも作ることは許されない。
(そう、好きになっちゃ……いけない……の……)
0435 ◆S1TzStjJG6 2010/07/05(月) 22:17:48ID:AbfTmkdN0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take05 3/5

 私は今にも沈んでしまいそうな気分を振り払うように気合を入れて水着を選ぶことにした。
「優奈、そろそろ手を離してくれてもいいんじゃないか? 女物の水着コーナー居心地悪いんだが」
「何いってるの、兄さんに選んで欲しいな。それまで絶対離さない」
 ぎゅっと腕に絡みつく。兄さんはちょっと困った顔をして、頬を赤くしたの。
(良かった、私女の子って意識されてる)
「そんなこと言われても、俺ファッションセンスないし、もしかしたらすごくエロい水着選ぶかも知れないぜ」
 エッチな水着を着たら兄さん、私のこともっと女の子だって思ってくれるかな?
「い、いいよっ……兄さんが見たいって言うならっ……私、恥ずかしいけど……着る……」
 ああ、私っなんてコト言ってるのっ!? 恥ずかしいぃい〜〜〜っ!
「おいおい、お前が遊びに行くために着る水着だろうが。スクール水着選んで恥ずかしい思いをさせるぞ」
「うっ……それは確かにヤダ」
 あんな地味な水着より、もっと可愛い水着がいい。あ、でも男の人ってそういう水着が好きな人がいるって、みっちゃんが言ってたような……?
 兄さんを見つめると、真剣に水着を選んでくれているようだった。
 お店に並んでいる水着を選んでいるみたい。兄さんの瞳は白いビキニで止まっていた。
 三角布の生地と少し切れ込みのあるハイレグ。パレオもついている。
(ちょっと可愛いけど、あれを着るのは恥ずかしいな……でも、兄さんはあーいうのが好みなのかな?)
 兄さんの目がくるぅりと一周すると、再び白のビキニに目が止まる。
「お前にはあの水着が似合うんじゃないか?」
 兄さんが指差したのは、ちょっとセクシーン白のビキニ……の隣にあったチェック柄のレオタードタイプ。
(もうっ兄さんが隣のビキニを見てたのは知ってるんだぞっ! 私はそれでも着るのに……)
 でも、兄さんが選んでくれた水着も可愛い……やっぱり私に似合うって思って選んでくれてるんだよね?
「すみませ〜ん、あの水着試着させてください」
 私は空いている方の手を水着を指そうとすると……不意に右手が自分の意思に逆らい始めた。
0436 ◆S1TzStjJG6 2010/07/05(月) 22:18:14ID:AbfTmkdN0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take05 4/5

(えっ……ちょ、ちょっと、やめて……そっちじゃないのっ)
 私の右手は兄さんが選んでくれた水着の隣、過激な白のビキニを指定していた。
 兄さんはびっくりした表情で私を見ていた。
(い、いや……違うの……本当はその隣の可愛いチェックの水着なのに……)
 私は腕が引きつりそうになりながらも、兄さんが選んでくれた水着に指を向けた。
(……兄さんが選んでくれたんだもんっ! やっぱり着なくちゃダメッ!)
 勝手に動き出す右手を必死で抑えて、私はチェックの水着をロックオンした。
 すると店員さんはすぐにその水着を持ってきてくれる。
「はあぁ〜……びっくりした。一瞬、ビキニを選んだかと思ったぁ」
 兄さんは少しだけほっとした表情を見せた。でも、兄さん。私は兄さんの下心なんてお見通しだからね。
「ふふーん、残念でしたー☆ じぃ〜っと見てたもんねー」
「ギクッ……い、いやぁ……なんのことかな……?」
 ふふっ……兄さん、可愛い。
「せっかくでしたら、そちらも試着してみますか? お客様でしたら大変お似合いになると思いますよ」
 店員さんが私達の会話を効いて、気を利かせてそんなことを言う。
「え、いや、そのっ……」
 慌てる兄さんが面白くて……。
「はい、せっかくですから試しちゃいます♪」
 ちょっとだけ思い切って、そう言うと兄さんはもう飛び上がるくらい驚いてしまっていた。
「おいおいっ……そんな水着、お前恥ずかしくて着れないだろ?」
「え、でも可愛いよ。じっと見ていたエッチな人のために着てあげる♪」
 私は2つの水着を持って、更衣室へと入った。
0437 ◆S1TzStjJG6 2010/07/05(月) 22:18:40ID:AbfTmkdN0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take05 5/5

 それにしてもどうして右手が勝手に動き出しちゃうんだろう?
(まるで兄さんのして欲しいことを感知して動いてたりするのかな?)
 だとするのなら、兄さんは毎朝の行為を望んでいることになるの? 兄さんが喜んでくれるなら私、頑張るけど……。
(あっ、ヤダッ。乳首勃ってきちゃった……)
 あー、もう最近の私、どんどんエッチになってるような気がするよぉ……。兄さんごめんなさい、私は悪いコになっちゃいました。
 私はこれ以上、余計なことを考えないようにして、チェックの水着を身につけて兄さんに見せる。
「おっ……やっぱり可愛いなぁ……」
 兄さんは開口一番そう言った。
 明後日の方向を見ながら。
「兄さん、恥ずかしがってないでちゃんと見て言ってよっ!」
 私だって恥ずかしいけど、見てもらえない方がもっと恥ずかしいんだから。
「い、いや……い、妹とは言え、その女の子の身体をじっと見るのは……その……」
 あ、兄さん照れてるんだ。ふふーん、私のことちゃんと女の子なんだって見てるんだ。
「いいよ、兄さんになら、どんな目で見られても……」
(わわっ私今、すごく大胆なこと言っちゃってるっ!)
 私の右手が横を向いた顔を、そっと自分に向けさせる。
 兄さんの視線が私の身体のあちこちを舐め回すように動く。特に胸の部分は熱くなるくらいだった。
(もお、兄さんはえっちだなぁ……でも、妹なのにえっちな目で見てくれるのが嬉しい……♪)
「どう、兄さん」
「えっ……あ、ああっ! すごく……似合ってるよ」
 ちょっと困った顔で恥ずかしそうにそう言った兄さん。
 私は嬉しくて、もっと、見て欲しい……兄さんだけに見つめていてほしい、そんな気持ちが次から次へと溢れ出してきた。
「に、兄さん……こっちの水着も……見て、くれるよね?」
 私は白いビキニをちょんと摘んで見せると、兄さんの顔はますます真っ赤になっていくのが分かった。<終了>
0440285 ◆nwaIZCwhPQZ7 2010/07/06(火) 22:47:59ID:el4H3w1o0
 喘ぎ声で目が覚めた。
 混濁する意識は型の合わないパズルピースのように現実と噛みあわず、夢の中の夢でも
見ているのかと思ったが、枕に突っ伏そうとした俺の意識を再びつかまえたのは、やはり
何処からか聞こえる喘ぎ声だった。
「ん……あ、はぁ……」艶声が耳を通過する。今度こそ紛うまい、これは現実だ。
 朝の日差しがカーテンの隙間から部屋に射しこむ。机二台と二段ベッド、小さな本棚が
一つ配置された六畳部屋はあまりにも狭苦しい。
 高校生にもなって子供部屋が共有なのはひとえに我が家の逼迫した経済の織り成す現実
であり、己にできるのはせいぜい『一人部屋』という甘美な響きに思いを馳せる程度か。
そしてその二段ベッドの下段にて俺の安眠を妨害したのは、誰であろう俺の妹だ。己と同
じ遺伝子構造を持っているとはにわかに信じがたい、と前説につけておこう。理由は明白。
「ん、んぅ、く……ふ」
 多少押し殺されてはいるが、同室の徒に聞こえぬほどではない。意を決し、ベッドを降
りる。これ見よがしにダンダンと音を立てながら。
「――ひ、ひゃぁあああ! ちょ、お兄ちゃんいたの――ッ?」と、顔を真っ赤にしなが
ら、今の声は寝言だったんだよ! みたいに苦しい言い訳で必死に取り繕う妹。
 ――だったら、可愛かったんだけどなァ。
 湿った水音が艶に染まった声に寄り添いながら耳朶に届く。俺のあきれた目線の先では、
取り繕うの『と』の字も見せない妹、七海が現在進行形で秘所に指を這わせていた。

 あ、ありのままに今起こったことを話すぜ。
 朝起きたら妹がオナニーしてた。何を言っているかわからねーと思うが以下略。

 俺の妹、七海には困った癖がある。或いは欠点と言い換えてもいい。
 一言で説明できる以上、一言で説明したいところなのだが、性に関する事柄は、高校生
男子には口に出しづらい。そんな話題を憚らない連中も存在するが俺はそのカテゴリー内
にはいない。純情なのだ。
 恥を忍んで言ってしまえば、妹が同じ部屋に兄がいるのに気にせず自慰をするというこ
とで、身も蓋もない話だがそういうことなのだ。
0441285 2 ◆V16zmGSouU 2010/07/06(火) 22:51:41ID:el4H3w1o0
 妹の名誉のために言っておくが、彼女は別に性に奔放なギャルでもないし、家の外では
割と優等生で通っている。七海が残念になるのは俺の知る限りこの部屋だけだと思う。が、
問題であることには変わりないわけで。
「おい、バカ妹」できるだけ機嫌の悪さを前面に出すように言う。
「え……? なに、ちょ、っと、まって……ふぁ、もうちょっちょ」
 兄の登場など意にも返さず七海は、紅潮して蕩けた顔を半分枕にうずめながら不規則な
痙攣を繰り返す。口もとからはだらしなくよだれが胸元まで零れ落ち、てらてらと濡れ輝
いている。秘所をまさぐる指先だけは精緻に執拗に陰核に刺激を与え続け、やがてその動
きが小刻みになると、七海の身体全体が硬直していく。
「あっ、や……まだ、もう、ちょっと……」そう言いながら、七海はびくんと大きく痙攣
したかと思うと、一気に弛緩してベッドに倒れこんだ。
「はぁ〜、五十五点」傍目には恍惚の表情にしか見えない満足しきった顔のまま、不遜な
得点をつけやがる。
 いや、女の子の絶頂が羨ましいわけでは……なくもないのだが、今はそれは思慮の対象
ではなくて。
「七海。ちょっとそこに座りなさい」床に座布団を二枚敷き、昭和父の物言いで言う。
「イッたばっかはダメ。ちょっと、待って」
 仕方なく待つ。
 やがて余韻冷めぬ身体を起こし、ゆっくりとした動作で七海がベッドの柵を越える。
「パンツ履きなさい」
「やだよ、ベタつくもん。お風呂入るから話あるなら早くして」一転して凛としたスタッ
カートの声音。
 七海は正座するわけでもなくあぐらをかいて、俺の正面に座る。
 ゆるいウェーブのかかった長い髪は行為の影響で乱れ頬に張り付いている。その肌は未
だ冷めやらぬ水滴にしっとりと濡れ、シミ一つない肌に確かな色を添えている。個々の
パーツに限れば目は一重、唇は薄く、鼻もあまり高いとは言えないが突出した部分がない
分、調和が取れており、一言で表すなら素朴系美少女といったところか。
 分水嶺を違えたのは内面だけではないということだ。しかし如何せんその内面はあまり
にも特殊すぎた。
0442285 3 ◆V16zmGSouU 2010/07/06(火) 22:53:56ID:el4H3w1o0
 七海はぱんつはいてないので当然、見てはイケナイ部分が否応にも視覚に入ってしまい、
まだあまり捲れていないんだな……ってそうじゃなくて、ようやく生えてきたのか……っ
てそうでもなくて。
「お前には恥じらいというものが無いのか?」
「あるある、すげーある。徳川埋蔵金くらいある」
「それは無いと同義だ。とにかく隠せ」傍らに置いてあったミニタオルを投げつける。七
海はおざなりに陰部を隠すが、見えそうで見えない絶妙な均衡具合が逆にそそるというか、
着衣こそ至高というか――違うそうじゃない。
「とにかくお前はおかしい!」邪念を振り払うように大声を出す。
「はーもう説教は聞き飽きたよ。お風呂入ってきていい?」
「駄目だ。今日という今日はお前に言い聞かせなければ気がすまん。一人エッチをするな
とは言わん。が、せめて隠れてやるくらいの配慮はできないのか。いや、我が家にそんな
場所がないのはわかる。しかしそれならば、せめて俺のいない時間帯にするとか選択肢は
あろう?」
 七海はうーん、と思案めいた表情になり、段々と眉をひそめ、唇をへの字に折れ曲げ、
「じゃあ、するときメールするね」とか言いやがる。
 こいつは本気でダメかもわからんね。
「なにさ、そんな顔すんなよー。しょうがないじゃん、ビビッと来たらしたくなるんだか
ら」
 少女漫画で少女がイケメンにキュンときちゃうような感じだろうか。いや、どっちかと
いうとエロ漫画の少女が男(面の良さは問わず)にキュンと濡れちゃう、のほうだろうか。
「お前はそのビビさんを受信したらトコロ構わずしてしまう快楽主義者なのか?」
「んー、学校とかで、来たらやばいなーって一時期思ってたんだけど、この部屋以外では
来ないんだよね。不思議」
「なにこの部屋特殊なフェロモンでも出してるわけ?」
 なにそれこわい。
「んー、フェロモンていうか匂い?」
「どんな」
「なんか栗の花みたいな? たまにすごい密度で充満してる時あって、アレ嗅ぐとどうし
てもダメなんだよね」
 時が止まる。栗の花?
0443285 4 ◆V16zmGSouU 2010/07/06(火) 22:55:47ID:el4H3w1o0
 中学生の頃、小耳に挟んだ『精液の匂いは簡単にばれる』というクラスメイトの会話に
本気であせった俺は、当時パソコンを持っていた従兄の家まで行き、ネットを駆け回りな
がら情報を集めたことがあった。そこに確か、精液は時間が経つと栗の花の匂いがすると
書いてあったような記憶がある。
 ちなみに、2chで懇切丁寧に従兄の本名とメールアドレスまで書き入れて、
『精液の匂いってバレるんでしょうか? 一コ下の妹と部屋が一緒のせいでオナニーでき
ません。どうしたらいいですか?』と書き込んだところ、ものの見事に釣り師認定された
のはいい思い出である。
 言うまでもなく、後日従兄から呼び出しを受けた俺は、パソコンの検索履歴やいんたー
ねっつの恐怖を諭すように聞かされた。あの時が俺の人生における生き恥の頂点だったと
思う。以来、従兄は一番会いたくない仇敵となった。
 そして辿る記憶の糸は短く、昨日の夜へ。
 ――ああ、確か七海が友達の家で試験勉強するとかで一晩家に帰らないことをいいこと
に己が限界に挑戦したんだった。確か十二回。その残滓はゴミ箱を孕ませんばかりに溢れ
かえっているはず。すいません純情とか言ったけどただのムッツリです、すいません。
 つまり包括すると、
『妹がエッチになっちゃうのはお兄ちゃんの××のせいなんだからねっ☆ 初回限定版』
 こんな感じというわけだ。ものの見事に生き恥レコード更新というわけだ。
「死ぬわ俺」
「は? なんで?」
「いいんだ。全部俺が悪かった。七海、もうお前がビビッチと来ることはなくなるから安
心するんだ」
 そう、俺は自らを律する。この末代までの恥を懺悔するには本来なら死んで然るべきな
のだが、さすがに死ぬ理由としてはかっこ悪すぎる上に、死んだら俺が末代になってしま
うので一年間のオナ禁くらいを課して代案としよう。
 俺さえ清くなれば妹にあのような破廉恥な真似をさせることもなくなる。この愚かな性
者を聖者へとジョブチェンジさせる道は艱難辛苦に満ち溢れているだろうが、やり遂げて
みせよう。妹よ、俺の門出を祝ってくれ!
「それは困る」
「えっ?」予想外のお言葉に脳がビジー状態に陥る。
「困るよ。楽しみにしてるんだから」
0444285 5 ◆V16zmGSouU 2010/07/06(火) 22:57:45ID:el4H3w1o0
「え? 何を? 妹精(妹がエッチになっちゃうのは〜の略称)の初回特典?」
「なにそれ。そうじゃなくて一人エッチ。ていうか、にーちゃん、あの匂いの正体知って
るの?」七海は宝の地図を求める海賊の貪欲さでこちらを見つめてくる。
 俺の精液だ。とか身も蓋も無いこと言っていいんだろうか。誤魔化そうにも七海は既に
詰問モード。仕方なく俺は妹を招きよせ、耳もとでそっと囁く。直截的な表現を普通に口
にするのは恥ずかしいだろう常識的に考えて。
「せーえき?」
 どうしようもなく俺の妹はマイノリティだった。
「うっそ、あれにーちゃんが作ってたの?」
「あーそうだよ、どうせ俺は性欲大魔神だよ。非生産的な精子生産工場だよ、何とでも言
うがいい」
 自棄になりかけた俺を横目に七海は何か思うところがあるのか思案にふけっている。た
っぷり一分ほど考え込んでから七海は意を決したようにこちらを見た。
「にーちゃん、今日家にいる? デートとか無い?」
「あるわけねーだろハゲ。売るか喧嘩、買うぞ即金」
 休みの日は家でゲームするものだ。デート? なにそれおいしいの?
「いや確認だよ、一応。彼女いたら困るしね」
「どういうことだ」嫌な脂汗が背中を伝うのを感じる。ジブリ汗、あんな感じ。
「みなまで言わせる気かい」
「選択肢とかないの? まさかルート固定?」以降の選択肢は外か中かでエンディング絵
の差分違いとかそんな感じ? やだなにその妊娠エンド。――っていやいや、いくらなん
でもその妄想は飛躍しすぎでしょう。
「まいいやお風呂入ってこよ。その後寝るから昼過ぎになったら起こしてちょ、んだば」
 颯爽と部屋を出て行く七海。尻丸出しで。
 残されたのは惚けた顔をしているであろう男一人。
 徐に立ち上がった俺はウロウロと狭い部屋の中をうろつきまわる。
 超展開についていこうと必死に話の流れを追おうとするが、妹の性格をイマイチ読むこ
とができず、先の展開を詳細に構築できない。
 どうしようスゴイ嫌な予感しかしないんですけど。
 ふとカーテンを開けてみると、さっきまで部屋に差し込んでいた太陽の光はそこにはな
く、すでに機嫌を崩した曇天が空を覆いつくしていた。
0445285 ◆V16zmGSouU 2010/07/06(火) 23:00:33ID:el4H3w1o0
久しぶりに投下ー。
夏だー。扇風機、セミ、汗、エロ。
書くしかねー。
440はー、トリップミスだー。うぇーい。
0448 ◆S1TzStjJG6 2010/07/07(水) 23:16:49ID:BAVuNGiy0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take06 1/3

 俺は優奈の誕生日を迎えた朝のこと、近所の神社で一つの願いをかけた。
「俺と妹に素敵な恋人が見つかりますように、と」
 そう願いをかけたのは他でもない。最近妹が可愛くて思えて仕方が無いのだ。
 このままでは、同じ部屋にいるだけで襲い掛かってしまうのではないかと思ってしまうほどだ。
 とにかく最近の優奈は可愛いっ! 兄バカと言われようが構わない。だが、過ちを犯すわけにはいかないと思って神頼みをした。

 最近、兄さんを兄さんとして見れなくなってきました。
 見ているだけでドキドキして……胸が苦しくて……もっと兄さんの傍にいたいと思うようになりました。
 だけど私達は兄妹……兄さんと恋人にはなれても夫婦にはなれない……。
 好きになっちゃいけない存在なのに……どうして惹かれちゃうんだろう……?

「はあぁ……」
 俺達は帰りの電車の中、同時に溜め息を吐いていた。
 しっかりと握られた俺の左手と妹の右手。別に恋人を気取っているワケではない。悪戯しないための対策だ。
「兄さんも何か悩み事?」
 優奈はちらりと下から俺を覗き込む。その下から覗き込むのヤメっ! どうしてそう可愛い仕草を取るかな、お前は?
 だいたい、お前、そういうことすると胸元ががら空きになるんだぞ? ブラが……。
「い、いや……そういうお前こそ溜め息なんて吐いてどうしたんだ?」
「んっ……何でもない♪」
 そう言いながら俺の肩に甘えてくる。滑らかな髪と幸せな重さが心地よかった。
 優奈の嬉しそうな表情を眺めつつも、俺達が兄妹でなければ幸せな恋人同士になれるのかな、と思うと複雑な思いである。
「あ、こんちゃー☆ また会ったね、お2人さん♪」
 ふと顔を上げると、先程入ったファーストフード店で出会った活発そうな少女がいた。
0449 ◆S1TzStjJG6 2010/07/07(水) 23:17:14ID:BAVuNGiy0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take06 2/3

「みっちゃんっ……どうして……?」
 俺達を見るとニパッ☆と笑顔を見せる。
「いえいえ、偶然とは恐ろしいものですなあ……一日に2回も会うとは。それにしても2人は仲がよろしいようで」
 チラリと繋がれた俺達の手を見つめる。
「あ、あのこれは……その……その、ね?」
 ぐっぐっ。
 優奈は慌てて手を振りほどこうとするが、俺はそれを許さない。この場面で股間を握られたら大変だ。
「初めまして、優奈の恋人さん。あたしは深柚那(みゆな)って言いまーす♪」
「俺は……」
 あれ? なんだこの既知感は。初めて会ったハズなのに、ずっと前から知ってるような気がする……。
「どうしたの、兄さん? 挨拶を返さないと失礼だよ」
「あ、この人がいつも優奈が話してる『自慢の兄さん』なんだ。いつも優奈がお世話になっております」
 深々と頭を下げながら、なぜかウチの妹が世話になってるとか言われる。世話になっていると言うのは俺……いや……。
  下 の 世 話 な ら し て も ら っ て る け ど な 。
「じゃあ、あたしもお兄ちゃんって呼ぶー♪ いいよね、お兄ちゃん?」
「ああ、そんな呼び名で良ければ好きなように呼んでくれ」
 不思議としっくりとくる呼び方に俺は頷いた。
 深柚那の人懐っこい性格のせいか、まるで数年も前から付き合いがあるような感覚だった。
「じゃあ、お兄ちゃん、『ご主人様』って呼んでもいい?」
「それはやめてくれ。周りから冷たい視線で攻撃されてしまう」
「ところで、優奈ぁ〜? その自慢の兄さんと仲良くデートしてたり、イチャイチャしているのはどういうことかなぁ? ニヤニヤ」
「えっ、あぅ……か、からかわないでよ」
 うん、中々ノリのいいコだ。これなら簡単に打ち解けることが出来そうだ。
0450 ◆S1TzStjJG6 2010/07/07(水) 23:17:43ID:BAVuNGiy0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take06 3/3

 電車の中で話しに夢中になり、優奈の手が徐々に俺の股間へと近付いていることに気付いていなかった。
 手の甲がすりすりとズボンのジッパーの上で往復を始めてようやくコトの重大さに気付く。
(またか、妹よっ!?)
 これは家に帰ったらたっぷりオシオキが必要だと思いながらも、俺は何気ない顔をしながら深柚那と会話する。
 妹の友人の目の前でズボン越しにスリスリと弄られるのは、冷や汗モノだ。
 しかし、クセになるような強い鼓動が身体を支配し、それが心地よくさえ思えてしまう。
「お兄ちゃん、どうしたの? ちょっと顔色が悪いねぇ? あ、もしかして……うふふふふ」
(気付かれたっ!?)
 初対面なのにこんな人前で妹の手で股間を弄らせるような変態だと思われるっ!?
「み、みっちゃん……これはそのっ……」
 妹は自分の右手が勝手に動いているとでも言うのか、慌てて事態の説明をしようとしていた。
「いいの、優奈。私達の友情はその程度では壊れないわっ! いえ、むしろそういうことに興味を持っててアタシは嬉しい」
 突然妙なことを言い出すと、深柚那はそっとスカートの裾をめくる。
 短いスカートの裾から、僅かにピンクの縞パンが覗く。
 妹の手の甲で抑えられたペニスがグンと膨らんだ。なんというか、最近の俺、エロフラグ立ち過ぎ!
「こういうことってアタシ初めてだけど、興奮するね……お兄ちゃん☆」
 ニコっと幼い顔立ちの表情が笑顔を浮かべると、無邪気さの中にも淫靡さが強く現れる。
(妹の友達の前で、しかも電車の中でこんなこと……)
 あまりにも倒錯的なシチュエーションに俺の興奮のボルテージは最高潮に達しそうになる。
「ダメッ」
 『ぎにゅっ☆』と、妹様が俺の息子に無慈悲なアイアンクローをかましてくれる。
「────!」
 声にならない悲鳴をあげる俺を、ぷーっと頬を膨らませて嫉妬の表情で睨む優奈。
 帰ったら絶対オシオキしてやる。<終了>
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況