朝起きたら、妹に その15
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桐莉「兄ちゃん、兄ちゃん、ついに15スレ目に突入だぁーっ」
隆浩「……え?まだ続いてたのか、このスレ?」
七華「続いてるよ、たかくんっ!!!」
由紀「ボク達の物語が終わっても、兄と妹の伝説は何処までも続いて行くんだよっ!!!」
桐莉「……まぁ、何時終わっちゃってもおかしくない過疎りっぷりッスけど……」
七華「桐莉ちゃん、電波分の補給宜しくっ!!」
ゆかな「ドミ狩る分はゆかなが引き継ぐのですよーっ!!」
月華「はいはい、犬神分犬神分」
雪帆「ボクと兄さまと月ちゃんも宜しくねー」
果たして命脈は何処まで続くのか、兄と妹のラブラブ電波でちょっぴり切なくいやらしい数々のストーリーが今ここにON AIRっ!?
七華「永遠はあるよ、此処にあるんだよっ!!!」
桐莉「幼馴染キャラは引っ込んでるっ!!!」
前スレ:朝起きたら、妹に その14
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1180380183/
保管庫
朝妹スレ私設まとめ(ハル氏)
http://asaimo.h.fc2.com/
ログ置き場(保管庫完成までの暫定設置)
朝起きたら妹に、ログ置き場
http://www.geocities.jp/asaimo0/
朝起きたら、妹から駅に迎えに来いと電話があった。
「おにーちゃん、なんで傘を私に持たすわけ?」
部活の合宿の朝帰り、運悪く雨が降ってしまい、妹のために
しぶしぶ傘を駅まで持って行った。
それなのに、この口のきき方である。
「人に傘を持ってこさせたんだから、傘ぐらい自分で持て」
「ちょ、ちょっとあんまりこっちよらないでよ…、肌がくっつくじゃない、キモッ」
傘を二本持っていくのがめんどくさく、1本だけを持ってきたのが間違いだった。
予想していたとはいえ、この妹・美春と二人で相合傘とは……。
それに、そんなに兄を邪険にすることはないじゃないか。
「キモいはないだろう、キモいは」
「もっと離れて歩いて! 10メートルくらい後ろからヒタヒタと歩くことは許してあげる」
「ストーカーかよ! キモさ越えて怖いだろッ、それはもう」
「だって……、相合傘で女性に傘を持たせる男なんて、ストーカーと一緒よ。
お兄ちゃんには俺が持ってやろうかっていう、優しが足りないのよ」
拗ねたように下を向いた美春が妙にしおらしく見える。
「あー、もう、分かったよ。傘持ちゃいいんだろ、貸せよ」
「そんな言い方はイヤ」
「ええ? 何が気に食わないんだよ」
「言い方がスゴイ偉そうなんだもん、謝って!
全国民に謝って!」
「スケールでかいな、おい。 分かったよ、悪かったって。気が利かなかったな」
「……、それだけ?」
「他にどうすりゃいいんだよ」
「……、『美春はいつも可愛いな』って謝ってくれたら許してあげる……」
「おい! それ謝罪と違うだろ、なんで口説いてんだよ」
「あああ、えええと、そう! 間違った。
本当は『美春はいつも可愛いな。 ヒタヒタと歩いてごめんな、俺』よ」
「俺、そんな歩き方してるの!? しかも後半自分で自分に謝っちゃってるし」
「あー、もうおにーちゃん、うるさいっ! 謝る気があるの?ないの?」
「あります」
「……ファイナルアンサー?」
「古いよ!」
とにかく、その後すぐ謝って美春の機嫌を何とか直すことに成功した。
「ったく、俺に傘を持たせるのがそんなに重要なことかね」
「えっ?」
俺が傘を持つようになってから、美春が急に上の空になった。
しかもさっきからチラッ、チラッと俺の方を見てくるし。
「俺の話、聞いてるか?」
「ききき、聞いてるわよ」
「……、ったく、ほらもうすぐ家に着くぞ」
なんだかんだで市街地を抜けて住宅街。
俺たちの自宅まで徒歩5分に迫っていた。
「おにーちゃん、ちょっと」
突然、左横を歩いていた美春とピタリと足を止める。
「どうした?」
「えっと……、その……」
妙に顔を真っ赤にしながら美春が俺を見上げてくる。
「どうした?トレイか?」
「違うわよっ、バカ!」
「そんな大声でどなるなって、どうしたんだ?
言いたいことがあれば早く言え」
「いいの?」
「何だよ、言ってみ」
「えいっ」
「えっ!?」
一瞬、何が起こったか信じられなかった。
美春が俺の左腕を取ると、美春の右腕を絡めてきたのだ。
カップルがよくやる「腕組み」というヤツである。
「おい、一体どういう……?」
「おにーちゃん、私の好きにしていいって言ったじゃん……」
「いや、言ってないし」
「私疲れてるから、こっちの方が歩きやすいの」
「ったく……」
これがやりたかったから、俺に傘を持たせようと躍起になってたってわけか。
美春が傘持ってたらできないもんな……。
素直じゃねーんだから。
次回:おにーちゃんに彼女ができた!その時、美春はどーなってしまうのかっ!の巻 ┌─────┐
│ 乙 |
└∩───∩┘
ヽ(`・ω・´)ノ 朝起きたら妹が
お兄ちゃんは私のと言い合っていた。 ▼朝起きたら妹が、「お兄ちゃんは私の」と言い合っていた。
……いつから我が家は妹が複数形になってしまったのだろうと、ベッドの中で天を仰ぐと
そこには水玉模様が広がっていた。
「やん、お兄ちゃんのエッチっ♪」
「私から言わせて貰えば、人の頭の上にまたがる貴方の方がよほどいやらしい人だと思います」
「ああぁぁ、そんな冷静に突っ込まないで」
どういうわけか、私の妹”りの”は喜んでいる。
私は貴方の行動を非難したわけですから、喜ぶより前に反省いえ、どいてください。
「ちょっと、突っ込むってどういうことっ!? まさかお兄ちゃんのお口のヌメヌメしたモノが入り込んだのっ!?」
もう一つの声が聞こえて、複数形になっていた妹の正体が判明した。
従姉妹の”みお”か……。
「ちょっとお兄ちゃん、実の妹に手を出す……いえ、舌を入れるなんてどういうコト? ならばあたしはお兄ちゃんに手を、いえ口に入れる」
「何をっ! ちょっと、みおちゃんっ、あなた何をしているんですっ!? こら、手を離しなさい」
「いやっ、お兄ちゃんのを一目、いえ、一口味わうまではっ!」
「味わうとかバカなこと言ってるんじゃありませんっ! ほら、ご近所さんの目もありますし!」
「りのの情報網によれば、お父さん達は今夜は帰りません。ご近所さんもいません。つまりここは完全密室。いくら喘いでも泣かされてもOK♪」
「ふふふっ、あたしとりのちゃん、2人がかりで、お兄ちゃんを好き放題♪ どんなプレイでもOK☆」
「OKじゃありませんっ! 目を覚ましなさい2人とも」
「りの達はもうバッチリ目が覚めてるよ」
「お兄ちゃんが、あたし達の愛で目覚める番……」
そう言って、2人の妹が私の両サイドを陣取ると、頬に息がかかるくらいに顔を接近させてきた。
暖かく柔らかい唇が触れた瞬間、とてもイケないことをしているような気分になり、心がざわめいた。
「遊びはここまでだよ、お兄ちゃん」
「今日は寝かせないからね、お兄ちゃん」
まだ起きたばかりだというのに妹達は気が早かった。
「邪気眼の妹」って題材で書いてるのがなかなか終わらなかったんで、
>>399氏のお題で、軽く書いてみた。
お目汚し失礼。少しでも楽しんでいただけたら幸いです。 朝起きたら妹が
右手を鎮めようと必死になっていた。 ◆朝起きたら、妹が右手を鎮めようと必死になっていた 1/3
6月29日 早朝──
私今、兄さんの部屋の中で戦っていた。
自らの意思に反して、兄さんを求める右手を抑えるのに必死なのだ。
(だ、ダメよ……いくら兄さんがタオルケット一枚で無防備だからって、勝手に……その……男の人のアレを見ちゃうなんて)
「しかもあまつさえ触っちゃうなんてっ! はぅ」
勝手に暴れる右手が私の口を塞ぐ。そう、気付かれてはいけない。
というか、兄さん、逃げてっ! これから私の右手があなたにイケないことをするわっ!
「……すぅー……すぅー……」
しかし兄さんは私の願いなど無視するかのように安らかな寝息を立てている。
このままでは私の意思から切り離された邪悪な右手によって、文字に書き表すにも恥ずかしいことをされてしまう。
(あ、ああ……だ、だめぇ……)
私の意志に反して、右手が薄いタオルケットの中に忍び込む。
するするとシーツの中に潜り込み、兄の太腿を掴んだ。
筋肉質な腿の感触が伝わる。どうやら兄はトランクスとシャツで寝ているようだった。
(兄さん、不出来な妹をお許し下さいっ)
心の中で兄さんに謝りつつ、ゆっくりと指先を股に向けて進めた。
恥ずかしいっ、いけないっ……そんな感情が心の奥から湧き上がってくる。
しかし、私の邪悪な欲望と好奇心は止まらなかった。
未知への接触、そして兄さんへのご奉仕という甘い誘惑が私の指を動かす。
(触れてはいけないっ……触れたら……火傷しちゃうっ……!)
いけないと分かっても、指先はどんどんと先へ進んでいく。
そして、薄い布越しにソレに触れてしまった。
「はゎぅ」
変な声を出してしまった。
幸いにして兄さんが起きた様子はない。
(……兄さんの硬くなってる……。まだ触ってなかったのに、これが『朝勃ち』ってヤツなのかなぁ……)
心臓がドキドキ高鳴るのが分かる。私の心音は今にも口から飛び出しそうだった。 ◆朝起きたら、妹が右手を鎮めようと必死になっていた 2/3
「ん、あ、ああ……」
兄さんの声が小さく、部屋の中に響いた。
私の指先が兄さんの大事な部分を優しく擦ったからだ。
(だ、だめよ、そんなことしちゃ……だって、だって兄さんは寝ているのよ……)
指の腹でぐいっと押すと、高くそびえる男性のテントの支柱はそのまま、横に倒れた。
ぐらぐらと揺れるも、芯がしっかりしているのか、すぐに元の形に戻る。
「ふふっ……兄さんのココ、面白い……」
(──って、ダメだよ私っ! 兄さんの大事な場所で遊んじゃ……)
と言いつつも、私の視線は兄さんの顔と股間に完全にロックオンされていて、離せない。
(もうだめよっ、これ以上はだめよ!)
必死で脳内では叫んでいるのに、私の暴走する右手は、更に大胆に兄さんの太腿からトランクスの中へと侵入した。
(どうしてっ!? こんなことしてたら、私、兄さんに嫌われちゃうのにっ!)
指先が目的の場所に辿り付く。そこは、灼熱のように燃え上がった棒があった。
(こ、これが兄さんの……お、おちんちん……熱くて、硬くて……大きいっ! こんなの私の中に入るのかなぁ……)
ちらりと自分の股間に目をやった。私の割れ目の大きさは指一本が入るのがやっとくらいの大きさの穴しかないハズである。
しかし、ここから子どもが生まれてくることを考えると、兄さんのおちんちんが飲み込めないハズはない。
考えれば考えるほど、私の子宮がきゅんっと甘く疼き、呼吸を荒くさせる。
気付けば、私の右手は兄の熱棒を手の平でしっかりと包み込み、上下に動かし始めていた。
(ああ、だめええぇっ……そんなにスリスリしたら、兄さん起きちゃうっ……)
◆朝起きたら、妹が右手を鎮めようと必死になっていた 3/3
血管が浮き出ているのすら感じる兄さんのチンポの表面を軽く握り、リズムよく上下に揺らす私の右手。
気付けば私の左手の自由も奪われており、兄さんの……その……き、きんたまぶくろに……。
(いけないよっ……そんなの……そんなのだめっ……)
私は懸命に抵抗をするも、腕は関係ないとばかりに兄へのご奉仕を続ける。
兄さん、気持ちいいのかな……と心配しつつも、いつ兄さんが起きるか気が気ではない。
しかし、一度暴走を始めた右手は目的を完遂するまでは、コントロールを取り返すのは難しいかも知れない。
(いいのっ、兄さんに嫌われてもっ……!? 今までずっと仲良くしてきたじゃないっ!)
気付けば私の左手の自由も奪われており、兄さんの……その……き、きんたまぶくろに……。
(いけないよっ……そんなの……そんなのだめっ……)
私は懸命に抵抗をするも、腕は関係ないとばかりに兄へのご奉仕を続ける。
兄さん、気持ちいいのかな……と心配しつつも、いつ兄さんが起きるか気が気ではない。
しかし、一度暴走を始めた右手は目的を完遂するまでは、コントロールを取り返すのは難しいかも知れない。
(いいのっ、兄さんに嫌われてもっ……!? 今までずっと仲良くしてきたじゃないっ!)
もし兄さんが目覚めたときの反応が恐ろしい。
なのに、私の両手は更に激しく兄さんの股間を責めたて続けた。
(もしかしたら、目覚めた兄さんが怒って、私に仕返しをするかもしれない……)
ふと甘い予感が身体を巡る。もしそうなったらと思うと……。
(私、抵抗できないかも知れない……ううん、もしかしたら喜んで受け入れちゃうかも……ああ、でもそんなはしたない!)
いやいやと頭を揺らしつつも、私の身体も徐々に熱っているのが分かった。
兄さんの股間の熱さが私の掌から伝わり、身体全体を火照らせているに違いない。
(ああぁ……ごめんなさい、兄さん。こんなはしたない妹で……) ◆朝起きたら、妹が右手を鎮めようと必死になっていた 4/3
後悔にズキリと胸が痛みつつも、指先を立派なペニスに滑らせる。腕の振りが心地よいリズムを作り、小刻みに揺れ始める。
兄さんの盛り上がったテントの先端が黒ずみ、トランクスが硬く張り詰めた。
さっきまできんたまぶくろを弄っていた左手が、兄さんの頼りがいがあるたくましい胸板をまさぐっていた。
(あああぁ……兄さんの胸……うっとりしちゃう……)
少し汗のにおいを感じる。それがたまらなく私を引き付け、興奮させる。
正常な意識が霞み、このまま兄さんに抱きつき、キスをして、全てを捧げたい気分になる。
(いけないよっ……だって私達、兄妹じゃない……。本当ならこんなこともしちゃいけないのよっ! だから、もうやめてっ!)
心の中で叫びつつも、兄さんへのご奉仕に更に熱が篭り、陰茎を刺激する。
グンッと肉棒が一瞬、膨らんだのを感じたかと思うと、肉棒の裏側を掴んでいた指先に何かが流れるのを感じた。
「あ、あ、ああぁあ……」
ドクンッドクンッとまるで心臓の鼓動のように兄さんの男のシンボルが脈打つと、パンツの中のシミが大きく広がる。
それと同時に私の右手にも熱い飛沫が降りかかる。
すると、呪縛が解けたように私の右手に自由が戻った。
(ま、また……やってしまった……。ごめんね、兄さん)
私は絶頂を迎えて疲れている兄さんに深々と謝罪する。
兄さんの匂いがしみこんだ右手……。
この右手が、いつしか私達の兄妹という関係を打ち砕いてくれるかも知れない。
(でも……今はまだ、眠ってて……)
私の気持ちと共に……
<終わり> お目汚し失礼です。>>404を1時間でやりました。後悔はしていない。
3分割のつもりが、思いのほか文字数制限に引っかかってしまったので、4つに分けました。
そのせいで、4/3というワケのわからない表記が出来ました。でも、気にしない。
少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
> 気付けば私の左手の自由も奪われており、兄さんの……その……き、きんたまぶくろに……。
>(いけないよっ……そんなの……そんなのだめっ……)
> 私は懸命に抵抗をするも、腕は関係ないとばかりに兄へのご奉仕を続ける。
> 兄さん、気持ちいいのかな……と心配しつつも、いつ兄さんが起きるか気が気ではない。
> しかし、一度暴走を始めた右手は目的を完遂するまでは、コントロールを取り返すのは難しいかも知れない。
>(いいのっ、兄さんに嫌われてもっ……!? 今までずっと仲良くしてきたじゃないっ!)
3ページ目のこの文章が二重投稿されてる……。
すみません。
そもそも、兄は起きてない様子だから、朝起きたら〜になってないなどと突っ込みを…
それとも、賢者タイムの為に寝たフリしてるのか? ▼朝起きたら妹が右手を鎮めようと必死になっていた。 take02 1/4
「こ、この手が勝手にっ……くっ、だ、だめよっ、だめっ……ここはぐっと抑えるのよ」
朝起きたら、妹が右手を鎮めようと必死になっていた。
「いけないわ、で、でも……」
眠っている俺の身体の上に這い回る僅かな感触が、ゾクゾクとした刺激を走らせる。
夏になって、タオルケット一枚で寝ている俺の隣にそっと座っている妹の優奈。
ゆっくりと入り込んでくる指先が、何かを求めるようにして太ももの上を行ったり来たりしていた。
「私の腕ぇ……そこは兄さんの大事な場所なの……迂闊に触れたらヤケドしてしまうわ」
そう言いつつも、俺が起きていることに気付いていない優奈はするすると股間の中に手を伸ばす。
それはもう完全に慣れた手付きで、迷うことなくパンツの中に忍び込んできていた。
「兄さん……ごめんなさい。こ、これは私の意思じゃないの」
小さくつぶやく優奈の声が妙に色っぽく感じた。
「きゃぅ……兄さんのおちんちん……今日は一段とたくましい……」
頬を赤く染め、細く整った眉を下げながらも、じっと俺のペニスを感じている優奈。
ゆっくりとタオルケットを避け、パンツのゴムを引っ張る。
(さ、さすがにちょっと恥ずかしいが……)
妹の真摯に見つめる視線が俺に更なる興奮を与え、肉棒を反り返らせる。
優奈だってもう16歳、色を知る歳だ。こういうことに興味を持つのはおかしいことじゃない。
(しかし、最近、妙に夢精が多いと思ったら……こういうことだったのか)
俺は知らないうちに実の妹に性のオモチャにされていたようだった。
「兄さんのすごい……こ、これが……」
小さめの瞳をパチクリとしながら、指先をチンポの根元に滑らせる。
ちらりと俺に視線を送ったのがわかった。 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めようと必死になっていた。take02 2/4
サラサラの黒い髪が揺れ、太ももをくすぐる。
今時珍しく髪を染めていないので、撫でた時の心地よさは抜群だ。
その心地よさが好きで今でもよく頭を撫でている。
「兄さん……まだ寝てるよね……。ちょ、ちょっとだけなら……」
優奈は白く細い喉を鳴らし、じっと俺の男根を見つめる。
チリチリとした刺激がむず痒い。
俺のモノをしごいていた手は止まり、その代わりに揺れる空気を剥き出しになった肉茸にかかる。
(も、もしかして……咥え込むつもりなのか……!?)
俺の心臓が期待にハッスルを始める。
妹以外の女の子にはモテた試しが無い俺にとってそれは初めての経験になる。
優奈はその身体をベッドに預け上半身を俺の下半身にかぶせる。
「兄さん、これは全部、私を意思に背いて勝手に動く右手が悪いの……」
いや、右手どころの話じゃねぇだろ、お前。
だが、可愛い妹のためにひと肌脱ぐのが兄の役目。ここは黙って恥辱に耐えるのみだ。
ゆっくりと唇が俺のチンポに近付く。
(ああ、思えば優奈にキスされたのっていつだろうか……)
桃色の弾力のある唇がゆっくりとキノコのカサの部分を飲み込んでいく。
「う、あ、ああぁ……」
思わず俺は声をあげてしまった。
(ヤバい、起きてることに気付かれたか?)
「兄さん、声出してる……気持ちいいんだ……」
俺の生理現象を把握しているのか、狸寝入りしていることには気付いていない。
「ちゅぅ……ん、ふぅ……んんんーー、ふぅー」 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めようと必死になっていた。take02 3/4
亀頭が暖かい感触に包まれると、一気に俺の体温が上がったような気がした。
(や、やばいっ、なんだ、この感触っ……気持ちいいっ!)
妹の口なのに、ヌメヌメとしていて、暖かくて、舌が触れた瞬間背筋に心地よい電流が走った。
「はあ、ああぁぁ……」
「兄さん……ごめんね……んっちゅぅ……ふぅ……じゅるるる……」
どこでそんな知識を得たのか、優奈は俺のチンポに唾液を絡めて吸い上げる。
全身の毛が逆立ち、腰の奥が強く痺れた。
(あああぁぁ、妹にエッチなことされてっ……俺、もうイキそうだ……!)
妹の唇で吸い上げられて、俺の肉棒はもう限界まで硬くなっていた。
「兄さんのおちんちん大きくなってる……はあぁ……あぁ……」
勝手に動くという右手が茎の部分を上下に往復する。
妹の……女の子の手の平がこんなにも気持ちいいなんて知らなかった。
「兄さん……ちゅぅ……兄さん……」
ぬちゃ、くちゃ……と可愛らしい舌を動かして、チンポをベトベトにしていく優奈。
俺のチンポの先は甘痺れして、カウパーを溢れさせていた。
「はああぁ……あ、ああぁ……優奈ぁ……」
「兄さん……。もっといっぱい気持ちよくなって……出してね」
優奈の舌先が、亀頭部分をついばみ、尿道口をなぞりあげた瞬間、俺の脳が一瞬飛んだ。
「んむぅぅっっ、んん、んんんっ……!?」
陰棒の中を、俺の精子が駆け抜け、鈴口から一気に飛び出す。
それを優奈は唇をすぼめてしっかりと喉で受け止める。
「んんんぅーーー、んんー、んんんんんぅぅぅーーー……」
少し涙目になりながらも、喉を鳴らし、俺が放った汚濁を飲み込んでいった。 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めようと必死になっていた。take02 4/4
(俺……妹に射精してしまった……。しかも口に出して……飲まれた……)
ただ妹に一方的にされていただけだが、俺の中に強い背徳感が芽生えた。
「これが……兄さんの味……」
しゅっしゅっと右手を動かして、尿道口に残った残滓までも搾り取る。
「ごめんね、兄さん……汚しちゃって……。今、綺麗にしますから……」
優奈は優しく俺の息子にキスすると、ペロペロと表面を舐めていく。
一通り舐めると、トランクスとタオルケットを元に戻し、
そっと音を立てないように部屋から出て行った。
俺は……優奈を叱るべきだろうか?
ほめるべきだろうか?
それとも、このまま、おいしいシチュエーションを楽しむべきだろうか……。
優奈の手の感触を思い出し、俺は出したばかりだというのにまた勃起してしまう。
可愛いから、でも……妹だから……。
好きになっちゃいけない。
だからこんなことをするべきじゃない。
去っていった優奈の残り香を嗅ぎながら、俺は一人、勃起したペニスの処理をした。<終わり> >>412
はわっ、しまった! 修正するついでに、続きを投下させていただきました。
このたびは、本当にお目汚し失礼しました。 >>413-417
乙であります (`・ω・´)ゞ
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take03 1/3
「はあぁ……今日もやってしまった……」
心の中で溜め息を吐く我が妹、優奈。その感想は俺も同じである。
朝意識が覚醒すると、妹は俺の下半身に口付けをしていた。
おいしそうにしゃぶる快感がたまらなく気持ちよくて、俺は狸寝入りを続けてしまう。
そう、寝ている間の悪戯なら仕方ないと自分に言い聞かせて……。
証拠が残らないように、俺が放った精液を全て飲み込み、お掃除フェラまでする『毎日』。
日に日に欲望が高まるのは無理も無かった。
妹とのご奉仕を毎日受ける。でも普段はそんな淫靡なことなど露知らずといった感じで接している。
今日もそんな一日だと思っていた。
「兄さんと一緒にお買い物なんて久しぶり、だね」
「ああ、そうだな……」
一緒の電車に乗り、街へと向かう俺達。
電車に乗り、3分後……優奈を見ると震えていた。
「……ぅぅ……だ、だめ……だめ……」
「どうした、優奈? もしかして痴漢か?」
ぐっと可愛い妹の頭を抱いて、自分に近付ける。
周囲を鋭く見渡して、妹に危害を加えそうな輩を探す。
「あうっ、に、兄さん……だめっ、そんなことしちゃ……」
「えっ? 俺、変なところ触って……ぽぅっ!」
胸板に顔を埋めて恥らう優奈の手がそっと俺の股間に伸びていた。 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take03 2/3
「ちょ、ちょっ…………お前っ……何やって……」
我が家の俺の部屋とはワケが違う。こんな公共の、しかも人の中で突然触られてしまっているのである。
「ご、ごめんなさい、兄さん……! ぐ、偶然なの、これはっ……すぐに……」
慌てたように右手を離そうと、左手を添える。
妙な光景だが、最近の優奈はしきりに右手と格闘しているのは知っている。
俺にエロいことをしているのも、右手のせいと何度も言っていたな。
「優奈……どうしてまさぐるんだ?」
優奈は泣きそうな表情を浮かべながらも、慌てて肩を引いていた。
「ご、ごめんなさいっ……右手が勝手に……。わ、私の意志じゃないの」
優奈の瞳は悲しげに揺れ、眉尻は垂れ下がっていた。唇は震え、顔色は良くない。
そう言いつつも、ゆっくりと右手は社会の窓の上から、俺の股間をゲットだぜ、である。
(優奈はいつも、そんなことを言っているな……)
「そうなのか?」
俺は優奈の手を掴むと、強引に股間をまさぐる悪いコ股間から離した。
「あうぅ……兄さん、ごめんなさい。あ、ああぁ……また手が……」
まるで手が磁石に引き寄せられるかのように、俺の股間へと向かっていく。
「だ、だめっ……人前なのに……あ、ああぁ……いやあぁ……」
優奈はイヤがっているのに、右手だけはその意思を無視したように股間へと吸い寄せられている。
とても嘘をついている様子には見えない。本当に、右手が勝手に動いているようだ。
しかしまあ、よく考えてみれば、股間をガードしていれば問題ないよな。
さわさわさわさわ。お尻触られました。
最初、コイツが痴漢されてるのかと思ったら、コイツが痴漢そのものだった。 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take03 3/3
「ちょっと妹さん……」
なんて笑えない状態だ。
「ご、ごめんなさい……自分ではどうしようもなくてっ……ああ、手が勝手に動いちゃうっ」
羞恥で泣きそうな表情で謝りつつも、左手までもが俺のお尻をナデナデしてくる。
自分の意思ではどうすることも出来ない悔しさと、俺に迷惑をかけているという申し訳なさが感じられるような感じられないような……。
「仕方ないヤツだな……」
俺は優奈の右手をそっと掴んだ。そして、恋人同士がよくやるように、指同士を絡ませて握りしめる。
「こうすれば悪戯出来ないだろ?」
人前で妹と手を繋ぐなんて恥ずかしさもあったが、これ以上優奈に人前で恥ずかしい行為をさせるのは見るに耐えなかった。
俺が手を握った瞬間、優奈の普段は色白の顔が、トマトが熟したように真っ赤になる。
「兄さん……♪」
優奈は蕩けてしまいそうな笑みを浮かべながら、黙って俺の手を強く握り返す。
それから、電車を下りるまで優奈の右手が暴走することは無かった。 <終了>
◆
自分の意思に反して悪戯しまくる優奈とその兄の災難はまだまだ続く。(笑)
優奈、いいなぁ……。セクハラじゃない、いじめでもない。だけど行く先々でエロいことをしちゃう。
書いてて楽しいですコレ。色んなシチュエーションが想像できますよね。全部お兄ちゃんが悪戯されるワケなんですが。
>>419さん
感想はあるともちろん嬉しいですが、
例え読んでなくても『乙』と一言あるだけで、投下して良かったと思えます。
一時期、本当に乙すら書く人がいなくて辛かったですから。 >>422 乙
412だが、書き直し投稿するとは思ってなかった。
エスカレートして、フェラも毎日ですか… 本番しちゃう日も近そうだな。
その前に、フェラしながら自分を慰めるとかw >>422
邪気眼妹とのことでしたので
なんとなく"右手が"とコメントしてみたのですが、
効果は大ありだったようですねw
乙、そしてGJです! >>420-422
乙であります (`・ω・´)ゞ
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take04 1/4
「兄さん……だめっ……また……手が勝手にっ」
妹の優奈はどういう理由か分からないが、時々右手の自由が効かなくなるようだ。
それは不随ではなく、まるで誰かに操られるような形で、自由を奪われる。
「ごめんね、兄さん……本当にごめんね」
何度も謝りながらも優奈の右手が俺の反り返る男性部分を上下にしごく。
そして、飲むのだ、俺の精液を。おいしそうに、一滴も残さずに……。
その時の甘美な陶酔感に酔いしれ、俺は今でも優奈の前で狸寝入りしている。
今日はそんな困った妹・優奈と買い物に来ていたのだが、
なんとこともあろうに電車の中でその悪癖が登場してしまったのだから大変。
公然と股間を触り始めてしまったのだ。
一応、俺は寝ている間に悪戯されていることは知らない身。きっちりその理由を問いたださないといけない。
俺は電車を下りると駅前にあるファーストフード店『マゾニナルド』に優奈を連れ込んだ。
コーヒーとバニラシェイクを注文すると、店の一番奥の壁側の席に2人並んで座った。
「そ、その……お前……いつも、あんなことしてるのか?」
「し、してないよっ! 私、そういう女の子じゃないもんっ!」
俺の質問に優奈は泣きそうな表情を浮かべて答える。かっと顔が赤くなる。
小さく持ち上げられた両手が拳を作る。
「そうだよな……お前がこんなことするヤツだなんて俺も信じられないからな」
しかし毎朝俺の部屋に忍び込んでは、フェラチオをしているのは間違いない。
「だ、だから……兄さん……。あっ!」
……優奈の手がもじもぞと俺の股間をまさぐっていた。 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take04 2/4
「ちょ、ちょっと待て優奈! ここじゃマズいだろ」
俺は慌てて周りを確認する。幸いにしてここは壁際の席で、俺は一番奥まった場所に座っているため、完全に死角になっている。
細くなめらかな優奈の指が、ズボンのジッパーを探し当てると、親指と人差し指でゆっくりと金具を下ろす。
「に、兄さん……お願いっ……私の右手を止めてっ」
「優奈……もう俺にくっつけ。周りに見つかったら大変だぞ」
そっと肩を抱いて優奈を抱き寄せると、妹は素直に身体を寄せてきた。
肩の辺りに乗りそうな頭とふわりと柔らかく甘い香りが俺の鼻腔をくすぐる。
実の兄と一緒に買い物に出かけるだけなのに、香水をつけるなんてさすが女の子だ。
「そ、そんな……ここでそんなこと……だめだよ兄さんっ」
優奈はせわしなく周りを見渡しながら、右手をズボンの中に忍ばせてくる。
スルリと入ってきた白魚のような手の平は、俺のトランクスの穴からペニスをゆっくりと引き抜いた。
「兄さんのえっち……兄さんのえっち……。もう恥ずかしくて、頭の中燃えちゃいそうだよ」
消え入りそうな声をあげながら、優奈はチンポをシゴき続ける。
「エッチなのはどっちだよ。実の兄のチンポをこんなところで触ってくるヤツは『痴女』って言われても文句は言えないぞ」
いつ周りの人間にバレるか分からない。心臓が緊張で強く脈打ち、僅かに息苦しさを感じた。
「わ、私、痴女じゃないもん……」
泣きながら抗議する妹の手は、それでも動きを止めない。
揚げたてのフライドポテトのように、カリッと硬い肉棒の先端からは、透明なシロップが溢れ出した。
「お願い、兄さん……こんなこと辞めよう? ねえ?」
自分行為を否定するような言葉を言いつつも、優奈の指先は先っぽのピンク宝珠をスリスリと弄っていた。
戸惑うことなくカウパーを伸ばし、亀頭部分全体に引き伸ばす。
「ここまでされて……はぁ……やめられた、俺が辛いって……」
「そ、そうなんだ。ごめん、そういうことなら、私頑張る……兄さん、もっと気持ちよくなってね」 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take04 3/4
「兄さん……気持ちいい?」
優奈の指先が俺の豪根の上で忙しなく動く。カウパーで滑りが良くなった男の部分からはチリチリと強烈な電気が走る。
「あ、あああっ……い、いいぞ、優奈」
優しく優奈の黒髪を撫でると、少し恥ずかしそうにしながらも頬をほころばせて、小さく笑みを浮かべる。
「ん……兄さん……。私、もっと頑張る」
頭を撫でられてやる気になったのか、右手だけでなく左手も使って擦り始める優奈。
ゾクゾクとした刺激が俺の全身を駆け巡り、快楽で脳がスパークしそうになる。
「あれー? 優奈じゃーんっ? おはおはー♪」
俺達の鼓膜に届いた声で背筋が凍りつく。
「みっちゃんっ! こ、こんにちはっ」
優奈は顔だけをみっちゃんと呼ぶ女の子に向け、左手をあげて挨拶を返す。
そこにはちょこんと左側だけにサイドテールを作った、少し幼い感じの活発そうな女の子がいた。
(優奈の友達か……って、右手っ!?)
友達が来たというのに、優奈の右手は依然として俺の肉棒を扱き続けている。
こんなところみっちゃんとやらに見られたら、優奈も俺も大変だ。
(頼むからこっちに来ないでくれっ!)
俺は心からそう願うしかなかった。冷や汗がじわりと浮かぶ。
一歩、また一歩と近付いてくる友人みっちゃん。
(だ、だめだっ……それ以上来るなっ……)
緊張感が俺達の間に走る。しかし、股間に与え続けられる快楽は強くなっていく。
近付いた隣にいる俺の存在を確認すると、いやらしい笑みを浮かべて、手で口元を押さえる。
「あ……ごめんなさい。お邪魔だったね? それじゃ、仲良くね。今度、その紹介してね、その彼氏♪」
「か、彼氏じゃ……」 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take04 4/4
優奈は口の中でもごもごと言葉を転がしながらも、これ以上接近されないようにするためには否定する言葉を飲み込んだ。
みっちゃんとやらはくふふふふ〜と笑いながら、窓側の席へとステップしていった。
「兄さん……ごめん……。たぶん、みっちゃん、兄さんのこと、恋人だと思ってるよ」
股間を握り締めたまま申し訳なさそうな表情を見せる。
しかし、一難去って安堵感が増した瞬間、俺の中の限界がすぐそこまで来ていることに気付いた。
「ゆ、優奈……それはいいから……も、もう出る……!」
ジンジンと痺れている男根の先端が強く張り詰める。
「うん……兄さん。出して……」
そっと囁いた妹の声は妙に大人っぽくて……喧騒の中でもハッキリと聞こえた。
じわっと亀頭の亀裂から白い液がにじみ出た直後、勢いよく射精した。
どくどくと湧き水が湧き出るようにほとばしり、ペニスを握る妹の白い指に絡み付いていく。
「兄さんの精液……ビュクッビュクだね……。熱くて……濃いよ」
「う……そういうこと言うなよ。恥ずかしいの我慢してたんだから」
でも、すっげぇ興奮した。生まれて初めてで、胸がジンジンして、まだ鼻息が荒い。
「兄さんのバニラシェイク……」
そういって優奈は手の平に降りかかった精液をペロリと舐めとった。
「あっ……! あのっ……これは、右手が勝手に」
俺が見ていることも忘れて、精液を飲んでしまったことに気付いて慌てて言い訳をしていた。
「ありがとう……優奈。飲んでくれて、俺すごく嬉しいよ」
髪の毛を優しく撫でてやると、安堵と共に喜びを顔いっぱいに張り付かせた。
「ん〜〜、やぁ〜、兄さん……ちょっと、恥ずかしいよぉ……♪」
ころころと笑いながら、優奈は俺に頭を預ける。
とりあえず、優奈の右手の自由が戻りほっと一安心した。(続く) >>426-429
乙であります (`・ω・´)ゞ >>423
感想ありがとうございます。
次はフェラしながら、自分を慰めるパターンでいきましょう!
>>424
感想ありがとうございます。
邪気眼の妹なんて無かった!
兄のハーゲンダッツ食っておしおきされる妹なんていなかった!
>>425
乙ありであります (`・ω・´)ゞ
いつも読んでくださり、ありがとうございます。
未熟ながら続きを書かせていただいております。
少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
次回の話はお買い物中の話になります。 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take05 1/5
実は私、優奈はここ最近、毎日のように兄の部屋に忍び込み、そ、その……兄さんのアソコを弄っています。
それにはワケがあるんです。実は私、16歳になったあの日から、時々右手の自由が効かなくなるんです。
まるで操り人形のように勝手に手が動いて、兄を求めてしまいます。
兄にこういう淫らなことをするのがイヤというワケでは……ないのですが……その、自主的にするのも恥ずかしくて。
それに何より、兄さんが寝ている隙を狙ってしているということがすごく申し訳なくて……。
今日も……兄さんの寝顔を見つめては、いけないことをしているということが分かりつつも、オチンチンを弄ってしまいました。
「兄さんの今日も元気だね……すっごくたくましいよ……はぁ……はぁ……」
どうしてかな、最近兄さんのおちんちんを見ていると、身体の奥がきゅんっと疼くの。
胸も切ないけど、特に股間の部分が……。
私は身体の異常を確かめるために左手を下半身に伸ばしました。
「ふぅっんんんっ……!」
少し触れただけなのに、ピリピリッと気持ちいい電流が走りました。そこはまるでかゆみのように、さらに刺激を欲して疼きます。
自由の効かない右手がスナップを効かせながら兄さんのたくましい部分を刺激し続けていくうちに私の頭もモヤがかかったようになってきました。
左手までも私の意志を無視するかのようにアソコを弄り始めます。
(んんっ、だ、だめ……。で、でも……気持ちいい……)
下着が濡れちゃうのが恥ずかしくて、でもその恥ずかしさも気持ちよさに変わっていくようで……私の意識は完全に蕩けそうになっていた。
(兄さんのおちんちんが熱く硬くなってる。私のアソコと一緒……)
身体が芯から熱くなって、燃え上がりそうで、指が勝手に秘唇を弄り、濡れ花弁を刺激して私の脳をショートさせる。
だんだん、兄さんと意識がシンクロしてくるみたいで……私は……その心地よさに私の意識は天に昇っていくようでした。
「はあぁ……はあぁ、またやっちゃった……兄さんごめんね……」
私は兄さんの先端から溢れ出てきた白くてちょっぴり苦いミルクを舐め取って、自分がした過ちの証拠を隠滅した。
(兄さんが今日も起きなくて良かった……)
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take05 2/5
そんなことを思い出していると、急に顔が熱くなってしまった。
(やだっ……最近、私。兄さんとエッチなことしかしてないみたいじゃないっ……)
さっきもお店の中なのに、兄さんのおちんちん触っちゃうし……。
(このままじゃきっと兄さんにエッチなコだって思われて嫌われちゃうっ……。もっと、しっかりしないとっ!)
「おーい、優奈……頼まれた買い物終わったぞー。他に何か買っていきたいものが無ければ帰るぞ」
「ねえ、兄さん。そろそろ海開きも近いし、水着買って行きたいんだけど……いいかな?」
私は気をしっかり持って、兄さんの右側に並ぶ。右手が近いからいけないんだよね。
私が兄さんを見上げると、兄さんは少し驚いた顔を見せる。
「そ、そういうのは友達同士とか……の方がいいんじゃないか? さっきのみっちゃんとか、さ」
むぅ……兄さん、今恋人とか言おうとしたな。ふーんだ、どーせ私にはそんな人いませんよーだ。
「んー……それもそうなんだけど、せっかく久しぶりに兄さんと買い物に来たんだし、色々買いたくて」
「あ、さては俺に少し出させるつもりだな? いいぜ、水着一着くらいなら」
「ふふーん、じゃあ私も兄さんに服買ってあげる♪ 兄さん、いっつも着ている服には無頓着なんだから」
私が買ってあげないと兄さんはいっつも同じ服ばっかり着てるんだから。でも、兄さん高いの買おうとすると遠慮するんだよね……。
私ももう子どもじゃないし、バイトもしてるから、もっと頼ってくれてもいいんだけどな。
「ははは、そうだな。いつまでもお前に選んでもらってばかりじゃダメだもんな」
(私は別にそれでもいいんだけどな……って、あれ? それじゃ妹としてダメなのかな?)
兄さんの面倒を私以外の女の人が見る……私が兄さん以外の男の人に尽くす……。どうしてだろう……なんかイヤな気分……。
(やっぱり私、兄さんのこと……異性として好きなのかな……?)
胸がキュンとなって苦しくなる……。心臓が破裂しちゃいそうなくらい、鳴ってる……。
でも、私と兄さんは兄妹……決して結婚できなくて、兄さんの子どもも作ることは許されない。
(そう、好きになっちゃ……いけない……の……)
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take05 3/5
私は今にも沈んでしまいそうな気分を振り払うように気合を入れて水着を選ぶことにした。
「優奈、そろそろ手を離してくれてもいいんじゃないか? 女物の水着コーナー居心地悪いんだが」
「何いってるの、兄さんに選んで欲しいな。それまで絶対離さない」
ぎゅっと腕に絡みつく。兄さんはちょっと困った顔をして、頬を赤くしたの。
(良かった、私女の子って意識されてる)
「そんなこと言われても、俺ファッションセンスないし、もしかしたらすごくエロい水着選ぶかも知れないぜ」
エッチな水着を着たら兄さん、私のこともっと女の子だって思ってくれるかな?
「い、いいよっ……兄さんが見たいって言うならっ……私、恥ずかしいけど……着る……」
ああ、私っなんてコト言ってるのっ!? 恥ずかしいぃい〜〜〜っ!
「おいおい、お前が遊びに行くために着る水着だろうが。スクール水着選んで恥ずかしい思いをさせるぞ」
「うっ……それは確かにヤダ」
あんな地味な水着より、もっと可愛い水着がいい。あ、でも男の人ってそういう水着が好きな人がいるって、みっちゃんが言ってたような……?
兄さんを見つめると、真剣に水着を選んでくれているようだった。
お店に並んでいる水着を選んでいるみたい。兄さんの瞳は白いビキニで止まっていた。
三角布の生地と少し切れ込みのあるハイレグ。パレオもついている。
(ちょっと可愛いけど、あれを着るのは恥ずかしいな……でも、兄さんはあーいうのが好みなのかな?)
兄さんの目がくるぅりと一周すると、再び白のビキニに目が止まる。
「お前にはあの水着が似合うんじゃないか?」
兄さんが指差したのは、ちょっとセクシーン白のビキニ……の隣にあったチェック柄のレオタードタイプ。
(もうっ兄さんが隣のビキニを見てたのは知ってるんだぞっ! 私はそれでも着るのに……)
でも、兄さんが選んでくれた水着も可愛い……やっぱり私に似合うって思って選んでくれてるんだよね?
「すみませ〜ん、あの水着試着させてください」
私は空いている方の手を水着を指そうとすると……不意に右手が自分の意思に逆らい始めた。 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take05 4/5
(えっ……ちょ、ちょっと、やめて……そっちじゃないのっ)
私の右手は兄さんが選んでくれた水着の隣、過激な白のビキニを指定していた。
兄さんはびっくりした表情で私を見ていた。
(い、いや……違うの……本当はその隣の可愛いチェックの水着なのに……)
私は腕が引きつりそうになりながらも、兄さんが選んでくれた水着に指を向けた。
(……兄さんが選んでくれたんだもんっ! やっぱり着なくちゃダメッ!)
勝手に動き出す右手を必死で抑えて、私はチェックの水着をロックオンした。
すると店員さんはすぐにその水着を持ってきてくれる。
「はあぁ〜……びっくりした。一瞬、ビキニを選んだかと思ったぁ」
兄さんは少しだけほっとした表情を見せた。でも、兄さん。私は兄さんの下心なんてお見通しだからね。
「ふふーん、残念でしたー☆ じぃ〜っと見てたもんねー」
「ギクッ……い、いやぁ……なんのことかな……?」
ふふっ……兄さん、可愛い。
「せっかくでしたら、そちらも試着してみますか? お客様でしたら大変お似合いになると思いますよ」
店員さんが私達の会話を効いて、気を利かせてそんなことを言う。
「え、いや、そのっ……」
慌てる兄さんが面白くて……。
「はい、せっかくですから試しちゃいます♪」
ちょっとだけ思い切って、そう言うと兄さんはもう飛び上がるくらい驚いてしまっていた。
「おいおいっ……そんな水着、お前恥ずかしくて着れないだろ?」
「え、でも可愛いよ。じっと見ていたエッチな人のために着てあげる♪」
私は2つの水着を持って、更衣室へと入った。 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take05 5/5
それにしてもどうして右手が勝手に動き出しちゃうんだろう?
(まるで兄さんのして欲しいことを感知して動いてたりするのかな?)
だとするのなら、兄さんは毎朝の行為を望んでいることになるの? 兄さんが喜んでくれるなら私、頑張るけど……。
(あっ、ヤダッ。乳首勃ってきちゃった……)
あー、もう最近の私、どんどんエッチになってるような気がするよぉ……。兄さんごめんなさい、私は悪いコになっちゃいました。
私はこれ以上、余計なことを考えないようにして、チェックの水着を身につけて兄さんに見せる。
「おっ……やっぱり可愛いなぁ……」
兄さんは開口一番そう言った。
明後日の方向を見ながら。
「兄さん、恥ずかしがってないでちゃんと見て言ってよっ!」
私だって恥ずかしいけど、見てもらえない方がもっと恥ずかしいんだから。
「い、いや……い、妹とは言え、その女の子の身体をじっと見るのは……その……」
あ、兄さん照れてるんだ。ふふーん、私のことちゃんと女の子なんだって見てるんだ。
「いいよ、兄さんになら、どんな目で見られても……」
(わわっ私今、すごく大胆なこと言っちゃってるっ!)
私の右手が横を向いた顔を、そっと自分に向けさせる。
兄さんの視線が私の身体のあちこちを舐め回すように動く。特に胸の部分は熱くなるくらいだった。
(もお、兄さんはえっちだなぁ……でも、妹なのにえっちな目で見てくれるのが嬉しい……♪)
「どう、兄さん」
「えっ……あ、ああっ! すごく……似合ってるよ」
ちょっと困った顔で恥ずかしそうにそう言った兄さん。
私は嬉しくて、もっと、見て欲しい……兄さんだけに見つめていてほしい、そんな気持ちが次から次へと溢れ出してきた。
「に、兄さん……こっちの水着も……見て、くれるよね?」
私は白いビキニをちょんと摘んで見せると、兄さんの顔はますます真っ赤になっていくのが分かった。<終了> >>433-437
乙であります (`・ω・´)ゞ 喘ぎ声で目が覚めた。
混濁する意識は型の合わないパズルピースのように現実と噛みあわず、夢の中の夢でも
見ているのかと思ったが、枕に突っ伏そうとした俺の意識を再びつかまえたのは、やはり
何処からか聞こえる喘ぎ声だった。
「ん……あ、はぁ……」艶声が耳を通過する。今度こそ紛うまい、これは現実だ。
朝の日差しがカーテンの隙間から部屋に射しこむ。机二台と二段ベッド、小さな本棚が
一つ配置された六畳部屋はあまりにも狭苦しい。
高校生にもなって子供部屋が共有なのはひとえに我が家の逼迫した経済の織り成す現実
であり、己にできるのはせいぜい『一人部屋』という甘美な響きに思いを馳せる程度か。
そしてその二段ベッドの下段にて俺の安眠を妨害したのは、誰であろう俺の妹だ。己と同
じ遺伝子構造を持っているとはにわかに信じがたい、と前説につけておこう。理由は明白。
「ん、んぅ、く……ふ」
多少押し殺されてはいるが、同室の徒に聞こえぬほどではない。意を決し、ベッドを降
りる。これ見よがしにダンダンと音を立てながら。
「――ひ、ひゃぁあああ! ちょ、お兄ちゃんいたの――ッ?」と、顔を真っ赤にしなが
ら、今の声は寝言だったんだよ! みたいに苦しい言い訳で必死に取り繕う妹。
――だったら、可愛かったんだけどなァ。
湿った水音が艶に染まった声に寄り添いながら耳朶に届く。俺のあきれた目線の先では、
取り繕うの『と』の字も見せない妹、七海が現在進行形で秘所に指を這わせていた。
あ、ありのままに今起こったことを話すぜ。
朝起きたら妹がオナニーしてた。何を言っているかわからねーと思うが以下略。
俺の妹、七海には困った癖がある。或いは欠点と言い換えてもいい。
一言で説明できる以上、一言で説明したいところなのだが、性に関する事柄は、高校生
男子には口に出しづらい。そんな話題を憚らない連中も存在するが俺はそのカテゴリー内
にはいない。純情なのだ。
恥を忍んで言ってしまえば、妹が同じ部屋に兄がいるのに気にせず自慰をするというこ
とで、身も蓋もない話だがそういうことなのだ。
妹の名誉のために言っておくが、彼女は別に性に奔放なギャルでもないし、家の外では
割と優等生で通っている。七海が残念になるのは俺の知る限りこの部屋だけだと思う。が、
問題であることには変わりないわけで。
「おい、バカ妹」できるだけ機嫌の悪さを前面に出すように言う。
「え……? なに、ちょ、っと、まって……ふぁ、もうちょっちょ」
兄の登場など意にも返さず七海は、紅潮して蕩けた顔を半分枕にうずめながら不規則な
痙攣を繰り返す。口もとからはだらしなくよだれが胸元まで零れ落ち、てらてらと濡れ輝
いている。秘所をまさぐる指先だけは精緻に執拗に陰核に刺激を与え続け、やがてその動
きが小刻みになると、七海の身体全体が硬直していく。
「あっ、や……まだ、もう、ちょっと……」そう言いながら、七海はびくんと大きく痙攣
したかと思うと、一気に弛緩してベッドに倒れこんだ。
「はぁ〜、五十五点」傍目には恍惚の表情にしか見えない満足しきった顔のまま、不遜な
得点をつけやがる。
いや、女の子の絶頂が羨ましいわけでは……なくもないのだが、今はそれは思慮の対象
ではなくて。
「七海。ちょっとそこに座りなさい」床に座布団を二枚敷き、昭和父の物言いで言う。
「イッたばっかはダメ。ちょっと、待って」
仕方なく待つ。
やがて余韻冷めぬ身体を起こし、ゆっくりとした動作で七海がベッドの柵を越える。
「パンツ履きなさい」
「やだよ、ベタつくもん。お風呂入るから話あるなら早くして」一転して凛としたスタッ
カートの声音。
七海は正座するわけでもなくあぐらをかいて、俺の正面に座る。
ゆるいウェーブのかかった長い髪は行為の影響で乱れ頬に張り付いている。その肌は未
だ冷めやらぬ水滴にしっとりと濡れ、シミ一つない肌に確かな色を添えている。個々の
パーツに限れば目は一重、唇は薄く、鼻もあまり高いとは言えないが突出した部分がない
分、調和が取れており、一言で表すなら素朴系美少女といったところか。
分水嶺を違えたのは内面だけではないということだ。しかし如何せんその内面はあまり
にも特殊すぎた。 七海はぱんつはいてないので当然、見てはイケナイ部分が否応にも視覚に入ってしまい、
まだあまり捲れていないんだな……ってそうじゃなくて、ようやく生えてきたのか……っ
てそうでもなくて。
「お前には恥じらいというものが無いのか?」
「あるある、すげーある。徳川埋蔵金くらいある」
「それは無いと同義だ。とにかく隠せ」傍らに置いてあったミニタオルを投げつける。七
海はおざなりに陰部を隠すが、見えそうで見えない絶妙な均衡具合が逆にそそるというか、
着衣こそ至高というか――違うそうじゃない。
「とにかくお前はおかしい!」邪念を振り払うように大声を出す。
「はーもう説教は聞き飽きたよ。お風呂入ってきていい?」
「駄目だ。今日という今日はお前に言い聞かせなければ気がすまん。一人エッチをするな
とは言わん。が、せめて隠れてやるくらいの配慮はできないのか。いや、我が家にそんな
場所がないのはわかる。しかしそれならば、せめて俺のいない時間帯にするとか選択肢は
あろう?」
七海はうーん、と思案めいた表情になり、段々と眉をひそめ、唇をへの字に折れ曲げ、
「じゃあ、するときメールするね」とか言いやがる。
こいつは本気でダメかもわからんね。
「なにさ、そんな顔すんなよー。しょうがないじゃん、ビビッと来たらしたくなるんだか
ら」
少女漫画で少女がイケメンにキュンときちゃうような感じだろうか。いや、どっちかと
いうとエロ漫画の少女が男(面の良さは問わず)にキュンと濡れちゃう、のほうだろうか。
「お前はそのビビさんを受信したらトコロ構わずしてしまう快楽主義者なのか?」
「んー、学校とかで、来たらやばいなーって一時期思ってたんだけど、この部屋以外では
来ないんだよね。不思議」
「なにこの部屋特殊なフェロモンでも出してるわけ?」
なにそれこわい。
「んー、フェロモンていうか匂い?」
「どんな」
「なんか栗の花みたいな? たまにすごい密度で充満してる時あって、アレ嗅ぐとどうし
てもダメなんだよね」
時が止まる。栗の花? 中学生の頃、小耳に挟んだ『精液の匂いは簡単にばれる』というクラスメイトの会話に
本気であせった俺は、当時パソコンを持っていた従兄の家まで行き、ネットを駆け回りな
がら情報を集めたことがあった。そこに確か、精液は時間が経つと栗の花の匂いがすると
書いてあったような記憶がある。
ちなみに、2chで懇切丁寧に従兄の本名とメールアドレスまで書き入れて、
『精液の匂いってバレるんでしょうか? 一コ下の妹と部屋が一緒のせいでオナニーでき
ません。どうしたらいいですか?』と書き込んだところ、ものの見事に釣り師認定された
のはいい思い出である。
言うまでもなく、後日従兄から呼び出しを受けた俺は、パソコンの検索履歴やいんたー
ねっつの恐怖を諭すように聞かされた。あの時が俺の人生における生き恥の頂点だったと
思う。以来、従兄は一番会いたくない仇敵となった。
そして辿る記憶の糸は短く、昨日の夜へ。
――ああ、確か七海が友達の家で試験勉強するとかで一晩家に帰らないことをいいこと
に己が限界に挑戦したんだった。確か十二回。その残滓はゴミ箱を孕ませんばかりに溢れ
かえっているはず。すいません純情とか言ったけどただのムッツリです、すいません。
つまり包括すると、
『妹がエッチになっちゃうのはお兄ちゃんの××のせいなんだからねっ☆ 初回限定版』
こんな感じというわけだ。ものの見事に生き恥レコード更新というわけだ。
「死ぬわ俺」
「は? なんで?」
「いいんだ。全部俺が悪かった。七海、もうお前がビビッチと来ることはなくなるから安
心するんだ」
そう、俺は自らを律する。この末代までの恥を懺悔するには本来なら死んで然るべきな
のだが、さすがに死ぬ理由としてはかっこ悪すぎる上に、死んだら俺が末代になってしま
うので一年間のオナ禁くらいを課して代案としよう。
俺さえ清くなれば妹にあのような破廉恥な真似をさせることもなくなる。この愚かな性
者を聖者へとジョブチェンジさせる道は艱難辛苦に満ち溢れているだろうが、やり遂げて
みせよう。妹よ、俺の門出を祝ってくれ!
「それは困る」
「えっ?」予想外のお言葉に脳がビジー状態に陥る。
「困るよ。楽しみにしてるんだから」 「え? 何を? 妹精(妹がエッチになっちゃうのは〜の略称)の初回特典?」
「なにそれ。そうじゃなくて一人エッチ。ていうか、にーちゃん、あの匂いの正体知って
るの?」七海は宝の地図を求める海賊の貪欲さでこちらを見つめてくる。
俺の精液だ。とか身も蓋も無いこと言っていいんだろうか。誤魔化そうにも七海は既に
詰問モード。仕方なく俺は妹を招きよせ、耳もとでそっと囁く。直截的な表現を普通に口
にするのは恥ずかしいだろう常識的に考えて。
「せーえき?」
どうしようもなく俺の妹はマイノリティだった。
「うっそ、あれにーちゃんが作ってたの?」
「あーそうだよ、どうせ俺は性欲大魔神だよ。非生産的な精子生産工場だよ、何とでも言
うがいい」
自棄になりかけた俺を横目に七海は何か思うところがあるのか思案にふけっている。た
っぷり一分ほど考え込んでから七海は意を決したようにこちらを見た。
「にーちゃん、今日家にいる? デートとか無い?」
「あるわけねーだろハゲ。売るか喧嘩、買うぞ即金」
休みの日は家でゲームするものだ。デート? なにそれおいしいの?
「いや確認だよ、一応。彼女いたら困るしね」
「どういうことだ」嫌な脂汗が背中を伝うのを感じる。ジブリ汗、あんな感じ。
「みなまで言わせる気かい」
「選択肢とかないの? まさかルート固定?」以降の選択肢は外か中かでエンディング絵
の差分違いとかそんな感じ? やだなにその妊娠エンド。――っていやいや、いくらなん
でもその妄想は飛躍しすぎでしょう。
「まいいやお風呂入ってこよ。その後寝るから昼過ぎになったら起こしてちょ、んだば」
颯爽と部屋を出て行く七海。尻丸出しで。
残されたのは惚けた顔をしているであろう男一人。
徐に立ち上がった俺はウロウロと狭い部屋の中をうろつきまわる。
超展開についていこうと必死に話の流れを追おうとするが、妹の性格をイマイチ読むこ
とができず、先の展開を詳細に構築できない。
どうしようスゴイ嫌な予感しかしないんですけど。
ふとカーテンを開けてみると、さっきまで部屋に差し込んでいた太陽の光はそこにはな
く、すでに機嫌を崩した曇天が空を覆いつくしていた。
久しぶりに投下ー。
夏だー。扇風機、セミ、汗、エロ。
書くしかねー。
440はー、トリップミスだー。うぇーい。 >>440-445
乙であります (`・ω・´)ゞ >>445
乙〜。お話上手で羨ましいです。
妹さん、家では奔放ですね。w ▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take06 1/3
俺は優奈の誕生日を迎えた朝のこと、近所の神社で一つの願いをかけた。
「俺と妹に素敵な恋人が見つかりますように、と」
そう願いをかけたのは他でもない。最近妹が可愛くて思えて仕方が無いのだ。
このままでは、同じ部屋にいるだけで襲い掛かってしまうのではないかと思ってしまうほどだ。
とにかく最近の優奈は可愛いっ! 兄バカと言われようが構わない。だが、過ちを犯すわけにはいかないと思って神頼みをした。
最近、兄さんを兄さんとして見れなくなってきました。
見ているだけでドキドキして……胸が苦しくて……もっと兄さんの傍にいたいと思うようになりました。
だけど私達は兄妹……兄さんと恋人にはなれても夫婦にはなれない……。
好きになっちゃいけない存在なのに……どうして惹かれちゃうんだろう……?
「はあぁ……」
俺達は帰りの電車の中、同時に溜め息を吐いていた。
しっかりと握られた俺の左手と妹の右手。別に恋人を気取っているワケではない。悪戯しないための対策だ。
「兄さんも何か悩み事?」
優奈はちらりと下から俺を覗き込む。その下から覗き込むのヤメっ! どうしてそう可愛い仕草を取るかな、お前は?
だいたい、お前、そういうことすると胸元ががら空きになるんだぞ? ブラが……。
「い、いや……そういうお前こそ溜め息なんて吐いてどうしたんだ?」
「んっ……何でもない♪」
そう言いながら俺の肩に甘えてくる。滑らかな髪と幸せな重さが心地よかった。
優奈の嬉しそうな表情を眺めつつも、俺達が兄妹でなければ幸せな恋人同士になれるのかな、と思うと複雑な思いである。
「あ、こんちゃー☆ また会ったね、お2人さん♪」
ふと顔を上げると、先程入ったファーストフード店で出会った活発そうな少女がいた。 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take06 2/3
「みっちゃんっ……どうして……?」
俺達を見るとニパッ☆と笑顔を見せる。
「いえいえ、偶然とは恐ろしいものですなあ……一日に2回も会うとは。それにしても2人は仲がよろしいようで」
チラリと繋がれた俺達の手を見つめる。
「あ、あのこれは……その……その、ね?」
ぐっぐっ。
優奈は慌てて手を振りほどこうとするが、俺はそれを許さない。この場面で股間を握られたら大変だ。
「初めまして、優奈の恋人さん。あたしは深柚那(みゆな)って言いまーす♪」
「俺は……」
あれ? なんだこの既知感は。初めて会ったハズなのに、ずっと前から知ってるような気がする……。
「どうしたの、兄さん? 挨拶を返さないと失礼だよ」
「あ、この人がいつも優奈が話してる『自慢の兄さん』なんだ。いつも優奈がお世話になっております」
深々と頭を下げながら、なぜかウチの妹が世話になってるとか言われる。世話になっていると言うのは俺……いや……。
下 の 世 話 な ら し て も ら っ て る け ど な 。
「じゃあ、あたしもお兄ちゃんって呼ぶー♪ いいよね、お兄ちゃん?」
「ああ、そんな呼び名で良ければ好きなように呼んでくれ」
不思議としっくりとくる呼び方に俺は頷いた。
深柚那の人懐っこい性格のせいか、まるで数年も前から付き合いがあるような感覚だった。
「じゃあ、お兄ちゃん、『ご主人様』って呼んでもいい?」
「それはやめてくれ。周りから冷たい視線で攻撃されてしまう」
「ところで、優奈ぁ〜? その自慢の兄さんと仲良くデートしてたり、イチャイチャしているのはどういうことかなぁ? ニヤニヤ」
「えっ、あぅ……か、からかわないでよ」
うん、中々ノリのいいコだ。これなら簡単に打ち解けることが出来そうだ。 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take06 3/3
電車の中で話しに夢中になり、優奈の手が徐々に俺の股間へと近付いていることに気付いていなかった。
手の甲がすりすりとズボンのジッパーの上で往復を始めてようやくコトの重大さに気付く。
(またか、妹よっ!?)
これは家に帰ったらたっぷりオシオキが必要だと思いながらも、俺は何気ない顔をしながら深柚那と会話する。
妹の友人の目の前でズボン越しにスリスリと弄られるのは、冷や汗モノだ。
しかし、クセになるような強い鼓動が身体を支配し、それが心地よくさえ思えてしまう。
「お兄ちゃん、どうしたの? ちょっと顔色が悪いねぇ? あ、もしかして……うふふふふ」
(気付かれたっ!?)
初対面なのにこんな人前で妹の手で股間を弄らせるような変態だと思われるっ!?
「み、みっちゃん……これはそのっ……」
妹は自分の右手が勝手に動いているとでも言うのか、慌てて事態の説明をしようとしていた。
「いいの、優奈。私達の友情はその程度では壊れないわっ! いえ、むしろそういうことに興味を持っててアタシは嬉しい」
突然妙なことを言い出すと、深柚那はそっとスカートの裾をめくる。
短いスカートの裾から、僅かにピンクの縞パンが覗く。
妹の手の甲で抑えられたペニスがグンと膨らんだ。なんというか、最近の俺、エロフラグ立ち過ぎ!
「こういうことってアタシ初めてだけど、興奮するね……お兄ちゃん☆」
ニコっと幼い顔立ちの表情が笑顔を浮かべると、無邪気さの中にも淫靡さが強く現れる。
(妹の友達の前で、しかも電車の中でこんなこと……)
あまりにも倒錯的なシチュエーションに俺の興奮のボルテージは最高潮に達しそうになる。
「ダメッ」
『ぎにゅっ☆』と、妹様が俺の息子に無慈悲なアイアンクローをかましてくれる。
「────!」
声にならない悲鳴をあげる俺を、ぷーっと頬を膨らませて嫉妬の表情で睨む優奈。
帰ったら絶対オシオキしてやる。<終了> >>448-450
乙であります (`・ω・´)ゞ
▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた 1/3
「あっ、やあ、あぁっ……やめて、お兄ちゃんっ! 離してぇ」
6畳間の部屋に、今年16になる妹の叫びが響いた。
「お前がパジャマのまま、俺の部屋に入ってくるのが悪いっ」
なぜならば、兄が朝起きると妹に欲情して押し倒していたからだ。
年頃の若い女の子が、性欲を持て余す男子の部屋に、ピンクのパジャマの上だけでやってきては、それも至極当然と言える結果だろう。
何事にも色欲の眼差しで見てしまう思春期の兄が今まで襲わなかったのは、その辛抱強い性格の賜物と言えるだろう。
「いやぁ、ああぁっ、お母さんっ!」
叫び、暴れる妹をベッドに引き込み、馬乗りになって、腕を組み伏せる。
兄の腕力の前では、妹の必死の抵抗など空しいものであった。
「ふんっ、アイツがお前のことなんて助けたりするもんか。お前は浮気相手の子どもなんだからなっ!」
「いやああぁぁあっ!!」
力任せにパジャマを掴むと、ボタンが弾け飛んで、素肌が現れた。
若さ溢れる16歳の美少女の活発そうな表情が悲しみに歪む。
弾むようなCカップの乳房が兄の目に飛び込む。そこは膨らみこそ認められるものの未発達さを醸し出しており、ツンと上向きな形をしていた。
「ノーブラか。いやらしいヤツめ」
「寝る時はブラしないだけ……私、いやらしいコじゃないっ!」
肌を見られる羞恥に恥じらいながらも、妹は兄の言葉を強く否定する。
「はっどうだか? お前の母は俺の親父を誘惑した淫売なんだろう? きっとその血がお前にも流れてるぜ」
「そ、そんな酷いっ……」
兄の言葉に妹は目尻から涙を流す。一体自分がどんな悪いことをしたのだろうか?
あまりの仕打ちに妹は悔しさで胸がいっぱいになる。
兄はその一筋垂れ落ちた涙を舌ですくい取り、頬に唇を寄せる。
▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた 2/3
頬を伝う兄の舌のおぞましさに、震える妹。
「いやっやめてっ……うぅう」
眉を寄せて泣き顔を見せる。腕には鳥肌が立っていた。
「やめるもんか。今からお前を俺のモノにしてやるぜ」
背ける顔を追いかけて、兄の舌が妹の唇に近付いてくる。
「んっ、ぅぅぅ、いやあぁ……」
唇を拒否するように顔を背けると、兄の手が妹の顎を掴んだ。
「い、いやっ……やめてっ」
左右に顔を振ろうとしても、しっかり固定され、兄の魔の手から逃れられない。
顎を強く抑えられ、兄は妹の薄桃色の唇に狙いを定め、顔を近付けた。
「んんーーーっ! んーーっ!!」
いくら暴れようとも、兄がしっかりと抑えられて肉厚のある唇をしゃぶられる。
柔らかい口唇を重ね合わさると、妹は自分が汚されているのを実感する。
(私、今お兄ちゃんにキスされてる……)
初めてのキスを奪われて、妹の瞳にじわりと涙が浮かぶ。
「初めてだったのに……酷いっ……あむぅ……んんんんぅ」
唇を押し付けられ、何度も唇を吸い上げられるたび、身体の奥から不思議な感覚が湧き上がってくる。
(な、なんで……イヤなのに……なのに……)
兄に唇を吸われ続けていると、徐々に身体から力が抜けてくる。それは生まれて初めて感じる蕩けるような感覚だった。
「ふぁ……はあぁ……はあぁ……だめ……お兄ちゃん、いやぁっもう、やめて! あうぅ……んむうぅぅう……」
おもむろに自分の胸を揉まれていることに気付いた妹は慌てて兄の手を掴む。
(あああぁ……だめっ……触らないでっ……これ以上、お兄ちゃんの自由にされたくないよぉ)
何度も口付けをされ、唾液で唇を濡らされながら、自分の身体を自由にされる屈辱に、妹は涙を流す。 ▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた 3/3
声も出せず、兄の部屋の中で襲われる妹。バタバタと暴れるたび、ベッドのシーツがよじれ、掛け布団が落ちていく。
妹の涙は枕を濡らし、兄の下でもぞもぞと身じろぎをする。
それは兄の魔の手から逃れようと必死でもがいているのだが、兄の手で胸をいじられるほどに全身から力が抜けて、蜘蛛の巣にかかった蝶同然だった。
もがけばもがくほど、兄の手という糸が身体に絡みつき、官能の炎で身体が炙られる。
「お前は俺のモノだ」
耳元で囁かれた言葉に、妹の心臓は不意に高鳴った。
「……え、お兄ちゃん?」
「誰にも渡さない……誰にも手を出させない」
(ず、ずるい……突然そんなこと言うなんて……)
今まで乱暴に、そして強引に責められていた反動が妹の心の均衡を突き崩す。
「……はうぅ、むぅぅぅう……んんぅ」
半ば兄に強引に唇を奪われ、妹は口唇結合のほの甘い愉悦に脳が蕩けそうになっていく。
「お兄ちゃん……私、お兄ちゃんの妹なのに……」
とろんとした瞳でキスを受け入れてしまう妹。
だんだん兄の愛撫に全てを任せてしまいたくなる衝動に駆られる。
「だが血は繋がってないぞ……」
「だ、だめ……お兄ちゃん……それでも兄妹だから……許して……お願い……もうやめて」
「だめだ……もうお前は逃がさない」
妹の哀願を無視して兄は自分の下で広がる裸体に顔をうずめた。
兄の愛撫に徐々に抵抗できなくなっている自分に戸惑いつつも、燃え上がる身体を止めることが出来なくなっていた。
(私はお兄ちゃんに……)
続きはwebで(ごめん、正直、力尽きた……) S1TzStjJG6の速筆っぷりは異常ww
いいぞもっとやれwww 朝起きたら妹に、
「罰ゲームとか練習とか、そんなチャチなものじゃ断じてないのですよ」と言われた。 ▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた 2nd 1/3
「んんっはあぁ……むぅぅぅぅぅんんんぐぐぐぐぐうぅぅぅぅっ!!」
兄の愛撫を受けて、口から漏れ出そうになる喘ぎ声を押し殺す。
妹の身体は兄の愛撫を受けるたび心地よくなり、熱を帯びていく。
(どうして……身体が反応しちゃうの……私、どんどんお兄ちゃんに抵抗できなくなっちゃう)
朝起きたら妹に欲情して、押し倒した兄の行動に、妹は抵抗すら忘れて感じていた。
潤んだ瞳で兄を見つめ、はだけられた胸を隠すのを忘れていた。
兄の唇が指先が膨らみかけの乳房をそっと触れる。
(あ、お兄ちゃんが胸……触ってる……恥ずかしい……)
指先が膨らみかけた乳房のふもとに触れると、妹は自分の女性のシンボルに触れられて、少し誇らしく思ってしまう。
(私のおっぱい、お兄ちゃんに触られている……)
クラスの友達が触ってくるようなイタズラ感覚ではなく、いやらしく、卑猥な触り方。
兄の指先は確実に妹の官能を呼び出し、妹の火照りを強くさせる。
指先が乳房の輪郭を触れると、妹の身体にゾクゾクとした感覚が走り、子宮を疼かせる
(どうして……お兄ちゃんの手が胸を触るだけで、下半身が疼いちゃう……)
足が自然と内股気味になり、切なさが胸を締め付ける。その強さは徐々に強くなっていった。
その様子に気付く兄は唇を吊り上げて、意地の悪い笑みを浮かべた。
「どうした? さっきまであんなに嫌がっていたのに。もしかして感じてきたのか?」
「そ、そんなことないっ!」
妹は心理を的確に突かれて跳ねるように否定する。しかし、身体は確実に兄を求めて熱くなっていくのを止めることが出来なくなっていた。
「じゃあなんでお前は俺から逃げようとしないんだ?」
兄は不意に妹の上から離れた。
離れた拍子に妹の視界に、パジャマのズボンを押し上げて、生地を突っ張らせた兄の股間部分が映った。 ▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた 2nd 2/3
(お兄ちゃんの股間があんなに大きくっ……!? 私、このままじゃ本当にお兄ちゃんに犯されちゃうっ!)
夢見心地から一気に冷めた妹は、慌てて兄のベッドから降りる。
すたんと、床に足を付けた瞬間、腰が砕けたように、膝が折れた。
(あ、あれ……どうして身体に力が入らないの?)
兄の愛撫によって、骨抜きにされたことに気付かない妹は、自由の利かない身体を動かして前進しようとする。
「あうっ……」
乳首が床に擦れて思わず喘ぎ声を上げてしまう。
「どうした? お前、俺から逃げ出したいんじゃなかったのか?」
地面を這って進む妹を歩いておいかけ、妹を腕を掴み、引っ張りあげる。
妹は自分では立っていられず、兄の胸に身体を預けた。
(あ、お兄ちゃんの胸板……すごく広くて頼りがいがある……)
妹は兄に男を感じると、ますます身体が火照り、股間の奥がじゅんと潤うのを止められなくなっていた。
「どうして逃げないんだ?」
「か、身体に力が入らなくて……あっ」
兄の指が妹の華奢な身体を正面から抱きしめると、パジャマの裾をめくり上げ、丸みを帯びたショーツを撫でる。
フルバックショーツは色気の無いものだが、お尻を撫で回すには丁度いい面積を持っていた。
下着を妹の尻に手が這い回ると、妹の身体の芯が蕩けそうになっていく。
(ううううぅぅっ……すっごく恥ずかしいのに……どんどん気持ちよくなっちゃう……私の身体、どうなってるの?)
泣きそうなのに、兄の手から逃げられない自分に驚きが隠せない。
(犯されちゃう……お兄ちゃんに……)
丁度下腹部のあたりで熱く反り返っている肉棒を感じて、ドキドキが強くなる。
しかし、恐怖が残っているのも確かで、ここで処女を失いたくないという気持ちもあった。 ▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた 2nd 3/3
「い、いや……やっぱり……お兄ちゃん、許して……」
「何を言っているんだ? イヤがるのがいいんじゃないか」
兄は残酷な笑みを浮かべると、妹のショーツの中に手を差し入れ、直接お尻を触れ始める。
(お兄ちゃんの手が、直接私のお尻を弄ってる……これじゃ、まるで痴漢されているみたい)
崩れ落ちないように兄の肩に掴まり、胸を押し付けて、小さく震える。
膝が笑い、パンツの基底部が湿ってくるのが分かる。
「いい尻だな。胸もいいが、尻の肉がしっかりついてるな。こっちも気持ちいいのか? お前は本当に淫乱だな」
「そ、そんなことないっ! これはお兄ちゃんが触るからっ! んっ、は、ああぁぁ」
羞恥に泣きそうになりながらも、兄の手に悶え、もっと刺激を欲している自分がいることに妹は気付く。
(ど、どうして……お兄ちゃんの手がどんどん気持ちよくなって……身体がどんどん熱くなるよぉ……)
「エロい声出しやがって、男を誘っている証拠だろ?」
「あ、ああぁぁ……お兄ちゃんっ……お尻ぃ……おしりい……」
兄の指がグニグニと妹の尻肉に沈み込む。
「じゃあ、おっぱいの方がいいのか? じゃあ、吸ってやろうか」
「だ、だめっ……そんなことされたら私……私……」
(気持ちよくて、どうにかなっちゃうかも知れない)
兄の唇がゆっくりと近付いてくる。緊張で、妹の乳首がむくっと頭を持ち上げた。
吸われた時の甘い感覚が身体を襲うかと思うと、自然と身体がきゅんとして、妹の瞳が潤む。
「あ……」
兄の唇がゆっくりと妹の胸の上に被さる。
「はうぅぅぅっ!!」
吸われた瞬間、妹の身体に大きな電気が走り、下半身を強く痺れさせた。その甘く陶酔してしまう刺激が連続してやってくる。
「だ、だめっ……はあぁっお兄ちゃ、ん……んんっ、ああ、あああぁぁぁあっっ!!」
強い電流に腕からも完全に力が抜け、地べたにお尻を付けた。もう兄からは逃げられない。妹は観念するように頭を垂れた。(続く) ありゃ、2話で終わらせようと思ってたのに、続いてしまった。
やっぱり、5キロ10キロじゃエッチシーンは語りつくせないか。
右手シリーズもあるし……ちょっと要領気をつけないと……。
末文ではありますが、少しでも楽しんでいただけたら、幸いです。
お目汚し失礼しました。 ううむ。 続編書くわでかなりの活躍
起きたらになってないとか、押し倒したとか書いた題材を反映してくれて楽しいなあ
ご苦労様です
つ【栄養ドリンク】 ドーピングして頑張ってくれ ▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた 3rd 1/2
「お兄ちゃんっいやあぁっ、やめてぇえええっ!」
妹は兄にその細い腕を掴まれると、再びベッドの上に押し倒されていた。
四肢に力が入らなくなっている妹は兄に逆らうことすら敵わず、そのままベッドのクッションに身体を鎮めた。
「あああぁっっ! だめえっ、おにいちゃ、ああぁっ、ふぅぅんっ」
ベッドに倒れこんだ妹の上に覆いかぶさった兄はすかさず乳房にしゃぶりつく。
乳首の先がジンと痺れて妹の身体を甘い電流が支配した。
「だ、だめっ……や、あ、あああぁっ……はあぁんっ……ぅぅんんっ」
もはや妹は兄に身体を自由に弄ばれるしかないのに、力の入らない腕で抵抗を試みる。
しかし兄の頭の上に手を置き、軽く置く程度では役に立たない。むしろ兄を興奮させるための材料にしかならなかった。
……ちゅぱっ、ちゅぅ……じゅるる……。
兄の舌がツンと尖った乳首に絡みつき、唾液をまぶす。
「はあぁ、あ、あああっ……んんっ、くぅんっ! や、いやあぁっ、だめえぇ……あ、ああぁ」
(だめぇ、お兄ちゃんの舌が気持ちいいよぉ……乳首、ビンビンする……)
快楽の強さに身体をよじり、甘い吐息を吐いて、気持ちいいよ、と兄にはしたないアピールをしていた。
(そろそろ、股間が寂しい頃合か?)
兄は妹の表情と股間の様子を見ながら、乳房をさらにねちっこく責める。
(股の間がむず痒いよ……お兄ちゃん……胸ばかりじゃなくて……あそこも触ってほしい……)
兄の予測通り、妹の精神は早くも蕩け始めており、股間は愛液でグッショリと濡れて、白い生地が透けて若く毛の薄い部分が見えていた。
おもむろに胸にしゃぶりついていた兄がゆっくりと乳房の膨らみに沿って舌を下ろし、下乳部分を舐め始める。
兄の舌が肋骨へと唾液の道を作り始めた時、妹の心に僅かな喜びと期待が甘い疼きとなって秘唇を湿らせた。
ぬめった舌先が腹部へと下りてくると、妹の期待はどんどんと膨らんでくる。
「あ、ああぁっいやあぁ、だめぇ……お兄ちゃん、そこ、だめっ、恥ずかしいよ、いや、いやああぁ、やめてええぇ」
てっきり股まで下りてくるかと思いきや、兄は妹の綺麗な腹部の中央、僅かに窪んだヘソを始めたのだ。 ▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた 3rd 2/2
予想外の責め場所に、妹の脳内では軽くパニックになる。
(おへそなんてだめっ……だめぇ……いや、ピリピリする……んんっだめなのにぃ……。もう切なくて堪らないのに、もっと堪らなくなっちゃう!)
汗がじっとりと浮かんだヘソをペロペロとする兄に軽く恨む。
ジタジタと浜に打ち上げられた人魚の如く、身体を揺らす妹。
ねっとりと責めてくる兄に、妹の神経はもはやおかしくなってしまいそうだった。
「あ、あああぁあぁっ……やあぁ……ううぅぅぅぅ……お、お兄ちゃんっ……も、もうやめてぇ……」
泣きそうな表情で兄に訴えかける妹。もう切なくて、陰裂はジンジンとしていた。このままじゃ頭がおかしくなりそう、と訴える。
「そうかそうか。ここはもうイヤか……」
「あ……♪」
兄の舌がようやくショーツの上に滑り降りた時、妹は思わず嬉しそうな声をあげていた。
「もうグッショリじゃないか。直接触ってないのにこんなに蜜を溢れさせやがって。お前の処女の匂いすら感じそうだな」
わざと妹の濡れ透けたショーツの前で鼻を鳴らし、匂いを嗅ぐ。
「や、やめてお兄ちゃん……匂いなんて嗅がないで」
「じゃあ……舐めてやるよ」
(お兄ちゃんに舐められちゃう……!)
兄の鼻息を感じていよいよ、もっとも官能の強い刺激が身体を襲うと期待に胸を膨らませ、妹は瞳を閉じた。
ねっとりとした赤く柔らかい肉片が弾ける水音が兄の六畳間の中に響いた。
「んんぅぅぅ……うぅぅぅ〜〜〜」
妹は自分の股間を見て、兄を恨めしそうに見つめる。
太腿の上を這う舌先が辛く、妹にはもう限界だった。
「どうした? なんでそんなに不満そうな表情をしているんだ?」
「お兄ちゃん、アソコが切ないの……お願いっ……弄って。私のあそこ弄ってぇ……」
ついに妹は自らの欲望を言ってしまった。
(すまない、もうちょっとだけ続くんじゃ) >>467-468
乙であります (`・ω・´)ゞ
▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた 4th 1/4
「あそこってドコのことだ?」
兄は意地悪に言い、太腿の内側に唾液を引き伸ばす。しっかりと実の詰まった太腿を舐められ、妹の背筋には寒気と共にじれったい刺激が走る。
「うっ……あ、あそこは……あそこでしょ……」
自分から場所を言うのは恥ずかしいのか、妹は言葉を濁してもぞもぞとする。
兄の舌が波のように陰部に近付いては、引いていくのがもどかしくて、兄の舌に自分を押し付けたくなる。
「う〜んどこだろう……ここかなぁ……?」
兄はとぼけて妹の足の指を口に含んだ。指先は兄の唾液で濡れて、照り輝く。
「それともこっちかな?」
兄の手が妹の乳房に伸びる。ツンと膨らんだ乳肉に指が沈み込み、乳首が左右バラバラの方向を指した。
「だ、だめっそこじゃない……ま、まんこ! あ、ぅぅ……」
あまりのじれったさに、思わず口走る妹。
「ふっ……なんだって、もう一度言ってくれよ……。どこを触ってほしいんだ?」
「だ、だから……その……そ、の……ま……まん……まんこよ……」
妹の心が恥ずかしさに燃え上がりそうだった。
「いいだろう……舐めてやるよ」
兄は舌舐めずりをすると、妹の股間に顔をうずめる。
ついに、来る……妹の胸中は期待で燃え上がり、兄の舌を待った。
愛液で濡れて割れ目がハッキリと見える陰部に、兄の口が近付く……。
ピチャリ、舌が触れる。
「────っ!!?」
待ちに待った電撃が脊髄全てを震撼させた。
「あ、ああああぁぁぁっ!!」
兄は妹の下半身の唇に吸い付いた!
▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた 4th 2/4
「ひぐうぅっっ!!」
強過ぎる快楽が脳を真っ白にさせる。しかし兄の怒涛の責めが続く。
「だ、だめえっお兄ちゃんっ……あ、ああぁっ……っくああぁあああーーっ!!」
感情が抑えきれず、言葉となって、溢れ出す。
そこに追撃をかけるように、兄の両手が妹の両乳房を握り締め、優しく揉みこね始める。
「だ、だめっぇっ、あ、あああぁあっ!! ううぅぅ、ひぃ、ンンンンンンッ!!」
上半身からじわりと広がる官能の波紋が、下半身から来る強烈な電流と共鳴して妹を狂わせる。
陰唇からは男を求めて、愛液が溢れ出す。
「これは直接舐めてやらないとダメだな」
兄は白のフルバックの両サイドに指を引っ掛け、ゆっくりと下ろした。下着に込められていた甘酸っぱくどこかミルクを思わせる匂いが広がる。
陰部を見られる恥ずかしさに妹の身体の内は更に燃え上がる。
「だ、だめぇゆるひておにぃちゃん……これいじょーきもちくされたら、わらひっ……なにもひきゅぅぅっっ!!」
兄は妹の言葉を無視して、可愛い悲鳴をあげさせる。小さく開いた桃口にディープキスをしたからだ。
「はあ、あああぁっっやあ、ああぁっ、あうぅぅ、ああああっ!!」
(いま、わたし……完全にお兄ちゃんのされたいように……されちゃってるよぉ……あ、ああ、頭、真っ白になっちゃう)
妹の身体が跳ね、ピンッと足が張る。
細腰が釣り上がって、陰部から透明なしぶきが弧を描いて溢れ出した。
「イッてしまったようだな……だが、まだまだ」
「う、うそ……やめて、お兄ちゃん……は、ああぁ……んぅぅぅふぅ……やめてぇ……もう、あああぁぁぁ」
兄の愛撫は絶頂を迎えた妹を休ませることなく、連続した責めを繰り返す。
(ああああ、胸もアソコも気持ちいい! お兄ちゃんに犯されてるのに気持ちよくて、全身が蕩けちゃうよぉっ!!)
甘い泣き声は耐えることなく続き、何度も絶頂を迎えた。 ▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた 4th 3/4
「そろそろ頃合だな……」
兄がギンギンになった肉棒をズボンの内から取り出した。
「はあぁ……はぁぁぁ……」
(お兄ちゃんに犯されちゃう……でも、もう身体が動かないよぉ……)
妹は兄の愛撫によって、幾度も絶頂を迎えさせられ、完全に四肢に力が入らなくなっていた。
兄は、快楽にしか反応しなくなった妹のほっそりとした両足を左右に開く。
太腿に引っ掛けられたショーツが左右に伸びて、その奥に妹の大事な秘部が見えた。フレッシュピンクが煌いている。
「いくぞ」
ゆっくりと入り込んでくる肉棒を挿入する。すっかり男を受け入れる準備を完了させた妹の身体は肉棒を受け入れてしまう。
(あ、ああぁぁぁ……お兄ちゃんを受け入れちゃった……だめ……なのに……。でも、気持ちいいっ……!)
自分の内側で熱を発する肉の棒に安堵と強い快楽を覚える。
「だめぇ……だめええぇ……お兄ちゃんっ……気持ちいい……気持ちいいよおおぉ……」
「俺も気持ちいいぞ、お前のオマンコがねっとりと絡み付いてきて……最高だ」
「いやあぁ、言わないで……恥ずかしいよおっ、あああ、うああぁぁんっ!!」
恥じらいを感じるたびに身体の奥がキュンと疼き、性の痒みとなって兄にえぐってもらいたいと要求する。
その希望通りに兄の固く怒張した肉槍の穂先でえぐられると、うっとりするような快美感に包まれてしまう。
「ああ、ひぃぃっ、だめっなのに、兄妹でこんなことしちゃだめぇ、なのにぃぃぃっくっぐぅうぅっっ!!」
犯されているのに、朝から無理矢理押し倒されたのに、兄が愛おしくて仕方ない。
こんなにも気持ちよくされているのだから自分は大事にされているのだと、思ってしまう。
あまりに愛しくて、妹は自分から兄に手を伸ばし、キスをする。
「んんむぅぅんん、ちゅぅうっ、んんんふぅっ、んふああぁ……んんむぅう……」
兄はすぐに妹のキスに答え、口内にまで舌を侵入させて、上下の穴を同時に犯した。 ▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた 4th 4/4
「出るぞっ! うぅっ」
兄の腰の動きが、船を漕ぐような大きなストロークから、揺するような細かなピストンへと変わる。
「んっ、あ、あ、ああ、ああ、ああ、ああぁっ!!」
短く、小刻みに、絶え間なく送られてくる快楽に、妹は幾度目かのエクスタシーの予感を迎える。
「中に出されちゃうっ……お兄ちゃんの精液、中にぃ……中にいぃっ」
(だめっ、それだけはだめっ……だめっ!)
否定するのは心だけで、身体は兄をキツく締め付け、離すまいと絡みつく。
「出してやるよ、何たっぷりとな。そして俺の子どもを孕むがいい……行くぞ」
兄は額に浮いた汗を払いながら、妹の揺れる乳房を握り締め、乱暴に弄びながら万が一でも抜けないようにと腰を深く挿入する。
膣内を兄の肉棒でいっぱいに拡充された妹はこれから中に出されてしまうという絶望感にいい得ない恐怖を覚えた。
「だめぇ、だめえっ……だめええええぇぇっ!!」
しかし拒否すればするほど、その意思を兄に蹂躙されるという期待が膨らみ、被支配感が生まれて脳髄を蕩けさせる。
もはや自分は兄の性に奉仕するためにイヤがっているのではと思うほどだった。
兄のピストン速度が限界に達すると、精液がドクンと溢れ出るのを感じる。
(ああぁ……出てる……お兄ちゃんの熱い精液、私の中にいっぱい、いっぱい……)
ビクンと男根が反り返るたびに甘酒のような精液が入り込んでくる。膣表面はそれを受け止めると、妹を陶酔させる。
「んんぅぅ……あ、ああぁ♪」
心地良かった。この世のものとは思えないほどの心地良さが子宮から湧き上がってくる。抗えないほどの甘美な感覚に妹は完全に虜になっていた。
兄の子種を受け止めてしまい、完全に取り返しが付かないコトになってしまった絶望感よりも、兄に愛された悦びが大きかった。
嬉しさに自然と表情がほころび、心地良い疲労感に身を任せながら、荒い呼吸を繰り返す。
……しかし、少女の地獄はここからだった。
▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた 4th 5/4
「……まだまだ終わりじゃないぞ」
兄は妹と繋がったまま、栄養ドリンクを飲んでいた。分かりやすい連戦の合図。
兄に支配され、逃げること敵わぬ相手がまだ自分を求めて、貪る。
「い、いや……お兄ちゃん許して……これ以上気持ちよくされたら、私おかしくなっちゃうっ……」
「おかしくなるまでヤるんだよっ! それが、俺の復讐なんだからなっ!」
(えっ……復讐……)
妹の脳裏に思い浮かんだ疑問は、兄の愛撫の甘さによって一瞬で消し飛しとんだ。(続)
お目汚し、失礼します。
いつも感想と乙、ありがとうございます。とても励みになります。
とりあえず、栄養ドリンク剤をいただいたので、作中でむりやりですが、使ってみました。
右手の続きを期待している方(いるのか?)ごめんなさい。
押し倒しの方が早く終わりそうなので、押し倒し頑張ります。
次は右手をやって、押し倒しやって〜という感じです。
>>458のネタも時間があったら挑戦してみます。
末文ですが少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
>>470-474
乙であります (`・ω・´)ゞ ▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた final 1/4
朝起きたら妹に欲情して押し倒していた。
兄の欲望のままに毒牙にかけられた妹は、今ベッドの上でいいように肉体を弄ばれていた。
兄と妹が結合する部分からは気泡のついたミルクがゴポゴポと溢れ出して、よじれきったシーツを濡らす。
「ああ、あああぁぁっ……うぅぅ、は、あああぁぁっああああぁぁっ!!」
妹は兄に押し倒され、何度も何度も精を注ぎ込まれていた。
転がっている栄養ドリンクの瓶も5〜6本転がっており、兄がどれだけ妹を嬲り抜いたかが窺えた。
「ちょ、ちょっと兄……貴方、何をしているのっ……」
六畳間の部屋に震えた女性の声が染みる。
部屋の入り口には、兄と妹の母が青ざめた表情で繋がる2人を見ていた。
「や、やあぁ……か、かあさんっ……みないでっ……あ、ああぁ……おにいらん、もう……」
妹は兄の性的な攻めを幾度も繰り返し、数え切れないほど絶頂を迎えさせられ、完全に蕩けきっていた。
「ど、どうして貴方が、妹とそんなこと……う、うそよ……うそっ……そんなことってっ……」
唇を震えさせ、裸同士で結合する2人を見つめる。
そんな兄を見て、唇を震えさせていた。
「アンタと同じだよ。昔アンタが俺にしたこととな」
「そ、そんな……う、うそっ……私の可愛い兄が……兄がぁっ!!」
ヒステリックに叫ぶ母。
「お、お兄ちゃん……お兄ちゃん……えへへへ……」
幸せそうな表情で兄の胸に甘える妹。
「どうだ? お前が憎いと思っている女とセックスしているのを見るのは?」
むせ返るような性と汗の匂いを感じながら、妹の秘壷をかき回す。
「いや、やめてぇ……そんな女と交わらないでぇ!」 ▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた final 2/4
悲痛な叫びをあげながら、兄と妹の濃密なまぐわいを見つめる。
兄は母に見せ付けるようにしながら、妹の未熟な乳房を愛撫する。
「ああぁん……お兄ちゃん……んん、ふうぅ……んんぅん……」
短い時間ながらも、すっかり兄の手によって開発された妹は甘く喘ぎ、兄と唇を重ねる。
たっぷりと濃いディープキスを続けて、愛し合うとそれを見つめていた母が膝を折る。
「どうして……あんなに可愛がってあげたのに……」
「可愛がった? 俺にとっては地獄だったよ。毎日、毎日俺の身体を自由にしやがって」
「お兄ちゃん……あんっ……お母さんに、こんなことを……?」
兄は憎たらしいと言わんばかりに、妹の中に精を放つ。
「うああぁんっ……お兄ちゃんの精液、入ってくる……んんんぅ……気持ちいい」
「や、やめてぇっ……私の兄の精液取らないでぇぇーー!」
「ダメだ、最後まで飲み込ませてやるぜ」
兄は深く、何度も何度も腰を前後に振り、男の樹液を吐き出す。
先に放っていた精液をかき出しながら、新たな精液を子宮に送り込み続ける。
「お兄ちゃん……お兄ちゃん……♪」
「あ、ああああぁぁぁぁ……そんなぁ……どうして、どうしてよおおっ兄ぃぃ!!」 ▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた final 3/4
「てめえぇの胸に聞いてみろ! お前は俺に何をした? 何をしてきたんだ!?」
兄は幼い頃、母の手によって、調教されていた。
無理矢理割礼され、男として……そして性のオモチャとして扱われてきた。
「どうにかして、この女に復讐したい……それも最高の方法で……。ずっとそのばかりを考えて生きてきた」
「兄はこの母の愛が分からないの? さあ、そんな女なんて捨てて、母さんの元に戻っておいで」
「イヤだね。生憎と俺はコイツを愛している。お前が憎くて憎くて仕方ないコイツだから俺は愛すると決めた。それが俺の復讐だ……」
自分を溺愛するのに反比例して、迫害されていた妹……。
「ぐぐぐぐうぐぐぐううぅぅぅうぅっ……またしてもっ……またしてもアンタの家系はアタシの大事なヒトを奪うのかっ!! あああぁぁぁぁぁ!!」
ヒステリックになった母が、喉の奥から搾り出すような憎悪の声を出した。
呻き声は次第に嗚咽へと変わる。
今まで自分のモノと信じて疑わなかった息子がよりにもよって浮気相手の娘と一緒になったのだから、その心情は推して知るべしなのかも知れない。
これで兄の復讐は終わりを告げた。
「……私、お兄ちゃんに愛されちゃってるんだ」
トクンと妹の胸がときめく。いやらしいことを繰り返したのにも関わらず恥ずかしさで顔が燃えそうになっていた。
「認めない、絶対に認めないっ!! そうよ、これは夢よ……夢なんだわぁーーっ!!」
叫び泣き崩れた母の脇を通り俺達は部屋を出た。
兄はようやく心からの自由を手に入れ、すがすがしい思いだった。
対して妹は複雑な気持ちだ。
「お兄ちゃんは、お母さんに復讐するために私を愛してくれたんだよね。復讐はもう済んだから私は用済みなのかな」
「俺の復讐はここからが始まりに過ぎない。幸せな結婚式を挙げ、子どもを生み、生涯を通してお前を幸せにすることが、アイツへの復讐だ」
「そっか……これからも私、お兄ちゃんの復讐の道具として、利用され続けちゃうんだ」
妹は少しだけ恥ずかしそうに微笑んだ。 ▼朝起きたら妹に欲情して押し倒していた final 4/4
「そうだ。お前は心無い兄によって人生を無茶苦茶にされて、兄に隷従することを強要された可哀想な妹だ。
だからお前はこれから世間の反対されながらも、俺と結婚させられるし、子どもも生まされる」
「い、いいよ、別に……世界中の誰も認めてくれなくても……お兄ちゃんが認めてくれるなら、それで……」
「私……お兄ちゃんのモノにされちゃったから」
兄に唇を塞がれる。復讐と言いながらも優しく甘いキス。
妹は兄の強引な愛撫の端々に愛を感じてしまい、犯されながらも好きになってしまったのだ。
「また今日みたいに襲ってくれたら嬉しいな……」
もじもじとしながら兄の胸に甘える妹。
「私ずっと誰からも愛されなくて寂しかったから……これからは今までも分も含めて愛してほしい」
妹は兄に人生最高の笑みを浮かべた。−End−
◆あとがき
即興書きゆえ、最後の最後でちょっと苦しみました。
しかも名前がないから、シュールで……。
……それと誤字脱字多くて申し訳ありません。
末文故、お目汚し失礼しました。少しでも楽しんでいただけたら幸いです。 >>476-479
乙であります (`・ω・´)ゞ >>479
遅くなったけど乙。
楽しませてもらいました。 ▼朝起きたら妹に、「罰ゲームとか練習とか、そんなチャチなものじゃ断じてないのですよ」と言われた。 >>458 1/3
ぬぷぅ……じゅっくちゅぅう……。
(世界が揺れる……なんだ、この……荒波の上を船で行く感覚は……それに、下半身が妙に熱いっ……)
ずずっと下半身に圧力がかかると、陰茎の中に微々たる引力が発生する。そして、ヌルヌルとした表面……摩擦による天にも昇るような快感……。
(こ、これはまるで……!)
「はあ、ぁ、あああぁっ……うぁ、あああぁ……お兄様っ……お、にいさまぁっ、んっ、あああぁぁ……」
「お前は何をしてるんだーーっ!」
目を開くと、妹がメイド服に身を包みながら、オレの上で卑猥な乗馬マシーン。
「か、勘違いなさらないでっ……これはぁ、罰ゲームとかぁぁんっ、練習とか、そんな……んぁ、チャチなものじゃぁぁぁん……断じてないのですよ」
途切れ途切れ喘ぎ声を混ぜながら、妹はそれでも腰を止めない。黒のフリルがゆらゆら揺れる。
「むしろ、罰ゲームの方がうはぁんっ♪」
俺も気持ちよくて、言いたいことが1/3も伝えられない。メイド服萌え。
「そう、これは義妹が出来る、最大の愛の……ああぁ……示し方……んふぅ……お兄様の妄想の実現です……んふぁぁ、ああんっ」
「そ、そうか、これは夢なのかぁ……あ、ああぁ……だったら、夢の中でぇくらいっ……んんんっ……好きにしていいよなぁっ?」
俺は妹のメイド服の前をはだけさせると、一度も見たことがなかった妹のブラを目の当たりにする。
夢の中なのに、妙にリアルなデザインのブラで、Eカップくらいの胸を包む布地の上からそっと握り締めた。
「んっ、お兄様……もっと優しくっ……できれば、先っぽを優しく弄ってくださいっ……あ、ああぁ、そうです……」
妹は背中に手を回し、ブラのホックを外すと、上に生地をズラして、乳房全体を見せる。
丸々と育った乳房は健康的な白さを見せ付けており、張り詰めた乳房は見ているだけでも俺の肉棍棒を硬くさせた。
▼朝起きたら妹に、「罰ゲームとか練習とか、そんなチャチなものじゃ断じてないのですよ」と言われた。 >>458 2/3
「お前、胸を責められると、膣がきゅっと締まるんだな……気持ちいいのか?」
柔らかく蕩けるような感触の乳房を揉みこねると、妹は喜びの表情を浮かべて甘えるように身体をよじる。
「うんっ……うんっ……お兄様に胸、責められると気持ちいいぃ……あ、あぁ……もっと、もっと愛してぇ……お兄様ぁぁっ!!」
「分かった。胸もアソコも思いっきり気持ちよくしてやるからなぁーーっ! ほらほらあぁっ!」
ピンッと突き立った乳首を口に含み、乳首を舌で転がす
「あああぁ、んっ、は、あああぁぁ、胸っ、ちゅぅちゅぅされながらなんて、私、おかしくなっちゃうぅ……あ、ああ、ああああぁあーー!」
──今朝、そんな夢を見た。
現実はそんなに甘くはない。だいたい妹が俺にそんな感情を抱いているワケがないのだから。
「どうしたんですか、お兄様。私のこと、じっと見つめないで下さい」
ツンとお澄ましした表情は、俺に愛欲を求めるそれとは違い、冷たいものだ。
母が再婚して出来た父の娘らしい。昔から英才教育を受けて、育ちの良い妹は、長女でありながらにして、将来は父を継いで社長である。
それに比べて俺は平民育ちの平々凡々である。
育ちの違いや、思春期真っ只中という複雑な年頃に増えた兄妹など、本人は認めたくはないのだろう。
現にこうして2人きりで食事をしていても、話をするようなことはない。
(醤油が欲しいな)
そっと食卓にある醤油瓶に手を伸ばすと、ふにっと妹の手が重なった。
「っ!?」
ぼっと赤くなる妹の表情。慌てて手を引っ込めていた。
「どうした? 顔が赤いな、もしかして風邪でもひいたか? ちょっと熱でも」
俺は妹の小さな頭を抱えるとそっと額を重ね合わせた。
「ひゃうぅっ! お、お兄様……なんで体温計を使わないんですかっ!」
慌てて額を離す妹様。 ▼朝起きたら妹に、「罰ゲームとか練習とか、そんなチャチなものじゃ断じてないのですよ」と言われた。 >>458 3/3
「ああ、ごめん……。ウチだとこうだったから……」
「ま、全くこれだから育ちの悪い方は……もうっ……お兄様は……(まだ私をドキドキさせるんですか)」
「……夢の中みたいに素直だったらいいのに……」
「夢ですか……? 」
妹は少しだけ困った表情を浮かべて、俺を見上げる。
「お兄様の夢のことはご存知ありませんが、私が素直になったらこういうことになってしまいますよ?」
ふわりと柔らかい唇を重ねてきた。
「えっ……? ……もしかして夢じゃない? えっ、えっ?」
「今朝、私がメイド服を着て、お兄様と仲睦まじくしていたことですか?」
それを知っている……ということは……もしかして……。
もじもじと指を絡めて俯く妹。
「罰ゲームとか練習とかそういうチャチなものじゃないって……」
「この再婚……仕組まれたものなのです……。私がお兄様を手に入れるための……」
妹はそう口にすると、そっと胸に甘える。
「えっ……ええっ!? そ、そうなのか?」
そこまでして、妹は俺を……。
「なんて言うと思いました? お兄様はもう少し上品な趣味をお持ちになった方がよろしいかと思います」
妹はツンとした表情で俺の鼻を押し込めた。
どうやら俺が愛読しているエロ本の内容を知っているご様子に恥ずかしい気持ちが湧き上がってきた。
「それとあのような本を読むのはやめて下さる? 我が家の品位が落ちてしまうじゃないですか?」
キッと厳しい瞳を見つめて、俺を問い詰める。
「どうしても、アレと同じモノが見たければ……そ、その……私が代わりをして差し上げますから……」
妹は少し恥ずかしがって、文句を伝える。
本当に夢じゃないのかも知れないが……できればもう少し素直になってほしいものだ。(終) >>482-484
乙であります (`・ω・´)ゞ
長い間書かないのは良くないと思いましたので、
>>458さんのネタで書かせていただきました。
末文ながら、少しでも楽しんでいただけたら、幸いです。
※●なしですと、規制に引っかかるのですね。(汗) またまたお久しぶりのハル兄です。規制に巻き込まれたようです。
解除されたみたいなので、久しぶりに投下すべく準備中です。
>>S1TzStjJG6さん
乙であります。 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take07 1/1
「それじゃまったね〜、優奈、お兄ちゃん☆」
元気いっぱいに手をフリフリさせながら、深柚那は短いスカートをはためかせ去っていった。
嵐のような性格だったが、一緒にいるとどこか安心感のする女の子だった。
「どうしたの兄さん? ぼーと見つめちゃって」
(もしかして兄さんはみっちゃんみたいな女の子が好きなのかな……?)
妹は掴んだ俺の手をブラブラさせていた。
「どうした、優奈? ふてくされてるなんて珍しいな」
「ふっ、ふてくされてなんか、ないよ……。ただ、ちょっとお兄ちゃんのみっちゃんに対する態度が気になっただけで……」
「別に普通じゃないか? というかお前の友達と話すことなんて稀じゃないか。直接友達になるようなことなんて無かったし……」
(だって……お兄ちゃん目当てになったら困るもん……)
もしそうなら、妹経由で彼女の1人くらいできていてもおかしくない。
「そう言えば、私もお兄ちゃんの友達とお話したことない……」
今気付いたかのように優奈は目を大きく開いて驚いていた。
(そりゃお前を紹介したらいつ手を出されるか分かったもんじゃないからな……)
友人は性欲盛んな男達である。ウチの大事な妹など騙されて大変なことになったらと思うとぞっとする。
「同じじゃないか」
「そうだね……」
ぎゅっと俺の手を握り返し、自宅に向かって歩く。
「ね、ねえ、兄さん……」
「ん?」
「私達……他の人から見たらどう見えるんだろうね……?」
頬を赤く染めて、俺に問いかける優奈。こいつはどういう答えを求めているのだろうか?
「……そうだな。少なくとも仲良い男女には見えるんじゃないか?」 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take07 2/4
「仲の良い男女……か……えへへ……」
こんな答えでも満足なのだろうか、妹は嬉しそうに頬を染め、両手で緩む頬を押さえていた。
そしてそっと下ろした手がピタリと震える。
「……っ!?」
(だ、だめよ、こんな場所で……)
優奈の様子が変だ。
「どうした優奈? 早く帰るぞ?」
「お、お兄ちゃん……手が、また手が勝手に……」
優奈の手が吸い寄せられるように俺の股間をタッチする。
ふんわり優しい触り方だが、形を確かめるかのように動く。
「ゆ、優奈……俺達……他の人から見たらどう見えるんだろうな?」
「えっ……と……仲の良い男女……?」
「帰ったらオシオキ。お兄ちゃん楽しみだなー♪」
「ひぃーんっ、これはわざとじゃないのにぃーー……!」
優奈の手首を強く掴み上げ、窃盗犯を連行するように家に連れ帰った。
自宅の中は静かだった。
いつもなら母がテレビを見ながら「お帰り〜」と出迎えてくれるのだが、今日に限ってそれは無かった。
今の机の上には一枚の手紙が置いてあり、母の手書きの文字が残されていた。
『お父さんの出張に付き合ってきます。一週間くらい戻りません。Vivaサイパン♪ 母より』
「これは……間違いなく遊びに出かけたな」
仕方ない母親だ。
「だね……。ということはお兄ちゃんと2人っきりだね……」
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take07 3/4
「ほほぅ、2人きりか。そりゃあちょうど良い。せっかくだから両親の目が届かない今の内にオシオキをしてやろうか」
ふっふっふっと肩を上下に揺らしながら、優奈を威嚇する。
「に、兄さんっ!? 目を光らせてこっち見ないでっ!? なにやらすごくやましい匂いを感じるよ!」
怯えた表情を浮かべ、自分の身を抱き締めるようにして、一歩後ずさる。
俺はそんな怯える妹を追い詰めるように、近付く。
「ちょ、ちょっと待って兄さん。お、おしおきって……何をするつもり?」
「そりゃお前分かってるだろ? 散々俺に恥ずかしいことをしたんだから、お前も恥ずかしい思いをしてもらわなきゃ不公平だろうが」
「う、ううぅ……それは、そうなんだけど……そうなんだけどっ!」
頬を赤らめ、目尻に涙を浮かべる。
「いくら右手が自分の意思とは無関係に動くとは言っても、何度も何度も人前であんなことされたらお兄ちゃんも許せないぜ」
「う、ううっごめんなさい。兄さん、許して」
優奈は肩を縮ませながら、深々と頭を下げた。サラリと天然色の黒髪が揺れる。
「許さない」
ゆっくりと距離を縮めていくと、優奈は俺に恐怖を覚えたのかゆっくりと後ろへ下がっていく。
「あっ」
優奈はソファーに足を引っ掛けて、身体がクッションに倒れ込む。
お気に入りのワンピースの裾からは、真っ白な太腿が見えた。
横になっても尚もその存在をアピールする乳房……肩口が大きく広がって、ブラのストラップが見えていた。
「兄さん……」
黙って覆いかぶさると、優奈は瞳を潤ませて俺を見上げる。
きゅっと小さく拳を作り、俺の行為を待つ。
「んんぅ……」
──俺はその日、初めて妹とキスをした。 ▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take07 4/4
「んんんぅ……ん、ふぅ……はあぁ……兄さぁん」
唇を重ねてうっとりとする表情。
ソファーに沈み込んだ妹の上に被さり、俺は何度も妹の唇に吸い付いた。
「んむぅ……んんふっ……んんんっはあぁ……ああ、やあぁ、兄さんぅんんむぅ、ちゅぅ……んふんんんんんっ」
優奈のふっくらと盛り上がる桜色を何度も何度も唇で味わう。
「嫌なら、抵抗して見せろよ」
「だって……こういう時に限って、右手が動かないんだもん……」
いつもは勝手に動くのに……都合のいい右手だ。だが、それは俺にとっても都合が良い。
「じゃあ、こうしたらお前はもう抵抗できないな」
優奈の左手を掴み、指を組む。
「うん。いっぱい兄さんに犯されちゃう……」
頬を緩ませ、きゅっと俺の手を握り返す優奈。
「その割には嬉しそうだな」
「だって私悪い子だから……。毎朝、兄さんが寝ている間に、勝手にオチンチン弄ってたから……これは罰なの」
「そうだな。罰は受けないとダメだな」
優奈にそう言い聞かせてやると、不思議と気持ちが昂ぶる。
お互いの立場がハッキリとしたからだ。
「ど、どんな……罰……?」
怯え半分、期待半分の表情で俺を見上げる優奈。
「そうだな……父さん達が帰ってくるまで、お前は俺の奴隷だ……文句はないな」
「私は兄さんの……奴隷……。う、うん……罰だもん、仕方ないよね……」
恥ずかしそうに眉尻を下げながらも、優奈は俺の言葉に頷いた。
<次号より、妹奴隷編が開始します>
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