「そうだ。お前は心無い兄によって人生を無茶苦茶にされて、兄に隷従することを強要された可哀想な妹だ。
だからお前はこれから世間の反対されながらも、俺と結婚させられるし、子どもも生まされる」
「い、いいよ、別に……世界中の誰も認めてくれなくても……お兄ちゃんが認めてくれるなら、それで……」
「私……お兄ちゃんのモノにされちゃったから」
兄に唇を塞がれる。復讐と言いながらも優しく甘いキス。
妹は兄の強引な愛撫の端々に愛を感じてしまい、犯されながらも好きになってしまったのだ。
「また今日みたいに襲ってくれたら嬉しいな……」
もじもじとしながら兄の胸に甘える妹。
「私ずっと誰からも愛されなくて寂しかったから……これからは今までも分も含めて愛してほしい」
妹は兄に人生最高の笑みを浮かべた。−End−
◆あとがき
即興書きゆえ、最後の最後でちょっと苦しみました。
しかも名前がないから、シュールで……。
……それと誤字脱字多くて申し訳ありません。
末文故、お目汚し失礼しました。少しでも楽しんでいただけたら幸いです。