朝起きたら、妹に その15
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0001桐莉兄2008/08/11(月) 13:55:57ID:mdGf7dDA0
桐莉「兄ちゃん、兄ちゃん、ついに15スレ目に突入だぁーっ」
隆浩「……え?まだ続いてたのか、このスレ?」
七華「続いてるよ、たかくんっ!!!」
由紀「ボク達の物語が終わっても、兄と妹の伝説は何処までも続いて行くんだよっ!!!」
桐莉「……まぁ、何時終わっちゃってもおかしくない過疎りっぷりッスけど……」
七華「桐莉ちゃん、電波分の補給宜しくっ!!」
ゆかな「ドミ狩る分はゆかなが引き継ぐのですよーっ!!」
月華「はいはい、犬神分犬神分」
雪帆「ボクと兄さまと月ちゃんも宜しくねー」

果たして命脈は何処まで続くのか、兄と妹のラブラブ電波でちょっぴり切なくいやらしい数々のストーリーが今ここにON AIRっ!?

七華「永遠はあるよ、此処にあるんだよっ!!!」
桐莉「幼馴染キャラは引っ込んでるっ!!!」


 前スレ:朝起きたら、妹に その14
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 保管庫
    朝妹スレ私設まとめ(ハル氏)
    http://asaimo.h.fc2.com/
 ログ置き場(保管庫完成までの暫定設置)
    朝起きたら妹に、ログ置き場
    http://www.geocities.jp/asaimo0/
0488 ◆S1TzStjJG6 2010/07/23(金) 22:24:40ID:5t23gDVg0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take07 1/1

「それじゃまったね〜、優奈、お兄ちゃん☆」
 元気いっぱいに手をフリフリさせながら、深柚那は短いスカートをはためかせ去っていった。
 嵐のような性格だったが、一緒にいるとどこか安心感のする女の子だった。
「どうしたの兄さん? ぼーと見つめちゃって」
(もしかして兄さんはみっちゃんみたいな女の子が好きなのかな……?)
 妹は掴んだ俺の手をブラブラさせていた。
「どうした、優奈? ふてくされてるなんて珍しいな」
「ふっ、ふてくされてなんか、ないよ……。ただ、ちょっとお兄ちゃんのみっちゃんに対する態度が気になっただけで……」
「別に普通じゃないか? というかお前の友達と話すことなんて稀じゃないか。直接友達になるようなことなんて無かったし……」
(だって……お兄ちゃん目当てになったら困るもん……)
 もしそうなら、妹経由で彼女の1人くらいできていてもおかしくない。
「そう言えば、私もお兄ちゃんの友達とお話したことない……」
 今気付いたかのように優奈は目を大きく開いて驚いていた。
(そりゃお前を紹介したらいつ手を出されるか分かったもんじゃないからな……)
 友人は性欲盛んな男達である。ウチの大事な妹など騙されて大変なことになったらと思うとぞっとする。
「同じじゃないか」
「そうだね……」
 ぎゅっと俺の手を握り返し、自宅に向かって歩く。
「ね、ねえ、兄さん……」
「ん?」
「私達……他の人から見たらどう見えるんだろうね……?」
 頬を赤く染めて、俺に問いかける優奈。こいつはどういう答えを求めているのだろうか?
「……そうだな。少なくとも仲良い男女には見えるんじゃないか?」
0489 ◆S1TzStjJG6 2010/07/23(金) 22:25:18ID:5t23gDVg0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take07 2/4

「仲の良い男女……か……えへへ……」
 こんな答えでも満足なのだろうか、妹は嬉しそうに頬を染め、両手で緩む頬を押さえていた。
 そしてそっと下ろした手がピタリと震える。
「……っ!?」
(だ、だめよ、こんな場所で……)
 優奈の様子が変だ。
「どうした優奈? 早く帰るぞ?」
「お、お兄ちゃん……手が、また手が勝手に……」
 優奈の手が吸い寄せられるように俺の股間をタッチする。
 ふんわり優しい触り方だが、形を確かめるかのように動く。
「ゆ、優奈……俺達……他の人から見たらどう見えるんだろうな?」
「えっ……と……仲の良い男女……?」
「帰ったらオシオキ。お兄ちゃん楽しみだなー♪」
「ひぃーんっ、これはわざとじゃないのにぃーー……!」
 優奈の手首を強く掴み上げ、窃盗犯を連行するように家に連れ帰った。

 自宅の中は静かだった。
 いつもなら母がテレビを見ながら「お帰り〜」と出迎えてくれるのだが、今日に限ってそれは無かった。
 今の机の上には一枚の手紙が置いてあり、母の手書きの文字が残されていた。
『お父さんの出張に付き合ってきます。一週間くらい戻りません。Vivaサイパン♪ 母より』
「これは……間違いなく遊びに出かけたな」
 仕方ない母親だ。
「だね……。ということはお兄ちゃんと2人っきりだね……」
0490 ◆S1TzStjJG6 2010/07/23(金) 22:25:45ID:5t23gDVg0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take07 3/4

「ほほぅ、2人きりか。そりゃあちょうど良い。せっかくだから両親の目が届かない今の内にオシオキをしてやろうか」
 ふっふっふっと肩を上下に揺らしながら、優奈を威嚇する。
「に、兄さんっ!? 目を光らせてこっち見ないでっ!? なにやらすごくやましい匂いを感じるよ!」
 怯えた表情を浮かべ、自分の身を抱き締めるようにして、一歩後ずさる。
 俺はそんな怯える妹を追い詰めるように、近付く。
「ちょ、ちょっと待って兄さん。お、おしおきって……何をするつもり?」
「そりゃお前分かってるだろ? 散々俺に恥ずかしいことをしたんだから、お前も恥ずかしい思いをしてもらわなきゃ不公平だろうが」
「う、ううぅ……それは、そうなんだけど……そうなんだけどっ!」
 頬を赤らめ、目尻に涙を浮かべる。
「いくら右手が自分の意思とは無関係に動くとは言っても、何度も何度も人前であんなことされたらお兄ちゃんも許せないぜ」
「う、ううっごめんなさい。兄さん、許して」
 優奈は肩を縮ませながら、深々と頭を下げた。サラリと天然色の黒髪が揺れる。
「許さない」
 ゆっくりと距離を縮めていくと、優奈は俺に恐怖を覚えたのかゆっくりと後ろへ下がっていく。
「あっ」
 優奈はソファーに足を引っ掛けて、身体がクッションに倒れ込む。
 お気に入りのワンピースの裾からは、真っ白な太腿が見えた。
 横になっても尚もその存在をアピールする乳房……肩口が大きく広がって、ブラのストラップが見えていた。
「兄さん……」
 黙って覆いかぶさると、優奈は瞳を潤ませて俺を見上げる。
 きゅっと小さく拳を作り、俺の行為を待つ。
「んんぅ……」
 ──俺はその日、初めて妹とキスをした。
0491 ◆S1TzStjJG6 2010/07/23(金) 22:26:12ID:5t23gDVg0
▼朝起きたら妹が右手を鎮めるのに必死になっていた take07 4/4

「んんんぅ……ん、ふぅ……はあぁ……兄さぁん」
 唇を重ねてうっとりとする表情。
 ソファーに沈み込んだ妹の上に被さり、俺は何度も妹の唇に吸い付いた。
「んむぅ……んんふっ……んんんっはあぁ……ああ、やあぁ、兄さんぅんんむぅ、ちゅぅ……んふんんんんんっ」
 優奈のふっくらと盛り上がる桜色を何度も何度も唇で味わう。
「嫌なら、抵抗して見せろよ」
「だって……こういう時に限って、右手が動かないんだもん……」
 いつもは勝手に動くのに……都合のいい右手だ。だが、それは俺にとっても都合が良い。
「じゃあ、こうしたらお前はもう抵抗できないな」
 優奈の左手を掴み、指を組む。
「うん。いっぱい兄さんに犯されちゃう……」
 頬を緩ませ、きゅっと俺の手を握り返す優奈。
「その割には嬉しそうだな」
「だって私悪い子だから……。毎朝、兄さんが寝ている間に、勝手にオチンチン弄ってたから……これは罰なの」
「そうだな。罰は受けないとダメだな」
 優奈にそう言い聞かせてやると、不思議と気持ちが昂ぶる。
 お互いの立場がハッキリとしたからだ。
「ど、どんな……罰……?」
 怯え半分、期待半分の表情で俺を見上げる優奈。
「そうだな……父さん達が帰ってくるまで、お前は俺の奴隷だ……文句はないな」
「私は兄さんの……奴隷……。う、うん……罰だもん、仕方ないよね……」
 恥ずかしそうに眉尻を下げながらも、優奈は俺の言葉に頷いた。
<次号より、妹奴隷編が開始します>
0492 ◆S1TzStjJG6 2010/07/23(金) 22:28:38ID:5t23gDVg0
仕事が忙しくなり、投下ペースが落ちてスミマセン。

>>487
 次回作楽しみにしております。

>>乙の人
 いつもありがとうございます。とても励みになります。

これからも、頑張って続けていきたいと思います。
末文ではありますが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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