朝起きたら、妹に その15
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桐莉「兄ちゃん、兄ちゃん、ついに15スレ目に突入だぁーっ」
隆浩「……え?まだ続いてたのか、このスレ?」
七華「続いてるよ、たかくんっ!!!」
由紀「ボク達の物語が終わっても、兄と妹の伝説は何処までも続いて行くんだよっ!!!」
桐莉「……まぁ、何時終わっちゃってもおかしくない過疎りっぷりッスけど……」
七華「桐莉ちゃん、電波分の補給宜しくっ!!」
ゆかな「ドミ狩る分はゆかなが引き継ぐのですよーっ!!」
月華「はいはい、犬神分犬神分」
雪帆「ボクと兄さまと月ちゃんも宜しくねー」
果たして命脈は何処まで続くのか、兄と妹のラブラブ電波でちょっぴり切なくいやらしい数々のストーリーが今ここにON AIRっ!?
七華「永遠はあるよ、此処にあるんだよっ!!!」
桐莉「幼馴染キャラは引っ込んでるっ!!!」
前スレ:朝起きたら、妹に その14
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1180380183/
保管庫
朝妹スレ私設まとめ(ハル氏)
http://asaimo.h.fc2.com/
ログ置き場(保管庫完成までの暫定設置)
朝起きたら妹に、ログ置き場
http://www.geocities.jp/asaimo0/
>>526-528
乙であります (`・ω・´)ゞ 何をとか、どこにという具体性が無い所(とは言え、制限はきつそう)の合間を突いた投稿ご苦労様です
3回に分けているのもなかなか良し…というか、出来た後で前2回分を投稿して次の日にオチを出すとかも面白そう
使っちゃったネタだが、他の人同じネタで書いてくれるのを期待するのは期待しすぎだろうか?
超乙です 書き込みテストかねてお題投下します。
「朝起きたら妹に、女として複雑ですと言われた。何の話?」
>>524
>>528
遅くなりましたが、乙そしてGJです。
だいぶ花園規制に移行して来てるしそろそろ規制中の人も少なくなったかな? 朝起きたら妹が、「テストです。」と言っていた。何の? 大丈夫なようなので準備してきます。早ければ今週中に投下予定。 >>543はハル兄にとって死亡フラグだったようだ…なんてこった 早ければ、って話だからね。
朝起きたら、妹が泣きながら俺のマウントを取っていた。
俺の名前を呼びながら振り上げられた拳は空を切り、今まさに俺の顔面を狙い打とうとしていた。
小さく息を吐き、拳を一寸の隙間を残して避ける。
妹の拳は枕に突き刺さり、羽毛を撒き散らす。
俺の妹ならこのくらい朝飯前だろう。
ふわりと浮かぶ白い羽は天使の翼を連想させるが、残念なことに妹の職業は暗殺者。齢0x0eにして立派な納税者だ。
学校に行く前なのか、セーラー服姿だ。
妹の桃色の唇から、小さな舌打ちが耳に届いたかと思うと、残るもう一方の拳が唸りをあげる!
かわせない!
そう思った俺は華奢な妹の腕に自分の腕をぶつける。かろうじて拳を受け流し、直撃を免れる。
朝から襲撃してくる悪い妹にはオシオキが必要なようだ。
兄の思い通りにならない妹などこの世にいないこと、そしてお前は一生俺のモノであることを教え込んでやる。
俺の腰の上に乗っている妹のお尻の部分に股間をスライドさせる。
朝でいきり立つ元気な突っかかりが、妹のお尻の谷間に挟み込まれると妹はハッとし、表情を恥じらいに染める。
しかし、その直後その表情は憤怒へと変わり、祈るように両手を組み、両腕を大きく振り上げる。
その瞬間を狙って俺はつるんと、ブドウの皮でも剥くかのように妹の上着を一気にめくり上げる。
セーラー服の下から現れたのは若々しい2つの丘。しかし、その膨らみは男を誘うには十分なほどのCカップ。
そのCカップを包むブラは、仕事の報酬で買ったのか、生意気なことにフリル付きだ。意外なことに白をチョイスしている。
慌てて隠そうとしてももう遅い。俺の魔手が疾風の勢いでブラを剥ぎ取ると、形のいい乳房がぷるんと揺れてまろびでる。
少女暗殺者の可愛い悲鳴を響かせようが、我が家の中では力こそが全て。実の親だろうが、三社面談以外では助けてはくれない。
下半身に力を込め、肉棒に血液を送り込むと、パジャマのズボンを突き破り俺の凶悪な最終兵器が外気に触れ始める。
前戯は必要ない。幸いにしてスカートなら下着一枚突き破るだけだ。このまま妹の秘裂に突き刺してやる。
鋭く尖った肉槍で襲撃者を突き上げると、妹は唇を噛んでその衝撃に耐える。
肉体の中を駆け巡る苦痛と、牝としての本能、復讐したい相手に屈する敗北感、そして俺というご主人様を受け入れた悦びが脳内でない交ぜになっているだろう。
しかし、猶予を与えず妹の中を肉槍が往復する。
キノコ型に尖った俺の隠し武器はエラ部分を精一杯に広げ、まだ狭苦しく使い込まれていない膣堂を蹂躙する。
妹の口からは制止の言葉と侮蔑の言葉に混じって、男を誘う息遣いと艶やかな喘ぎが溢れ出す。
殺意に満ちていた鋭い瞳が徐々に悦楽に飲み込まれた哀色へと変わっていく。
いくら暗殺者としての訓練を受けようとも、若い肉体は刺激を求めて反応してしまう。そのことを伝えると妹は悔しそうに涙を流した。
今日も、妹は俺の欲望の赴くままに弄ばれる。
妹よ、お前は一つミスをした。お前は制服を着ているが、今日は休日だ。たっぷりと可愛がってやるからな。 (1)
朝起きたら、いつものように兄が私を凌辱していた。
完全に予想外だった。いつもなら私が朝に襲撃するハズなのに、まさか兄が先に目覚めていようとは……。
先手を打たれてしまった以上、私にはなす術がなかった。完全に身動きを封じられている。
兄は好奇な瞳を欲望に血走らせながら、私の裸体をむしゃぶり始めた。
兄が私に対し、性的なイヤがらせをするようになったのは、いつからか……分からない。しかし、完全な転機となったのは0x0a歳の時だ。
以前からも兄にはちょいちょい意地悪をされて泣かされていたものの、裸にされて身体を舐めまわされたのは、あの時が初めて。
第二次成長期でたくましくなった兄に強引にベッドに押し付けられ、身動きが取れないようにされて、おっぱいを舐められた。
ヌメヌメとした生暖かい感触が肌の上を滑ると、背筋にうすら寒い刺激が走ったのを今でも覚えています。
服を脱がされ、胸を揉まれ、お尻を撫でられ、私のアソコを……兄のアソコを……。
もちろん何度も「やめて」と訴えましたが、我が家の中では力こそが全て。両親がいて助かるのはクリスマスと正月くらい。
だから私は力を求めた。まずは剣道。初めて出た地区大会で優勝した。しかし、兄は簡単に竹刀を受け止め、弾き飛ばして道衣姿の私を嬲った。
武器に頼るのはいけないと反省し、私は柔道を学んだ。腕試しで出た全国大会で優勝するほどの実力を身につけたにも関わらず、兄は敵わなかった。
なぜなら、兄は裸で攻めてきたからだ。これでは投げられないし、締められない。兄がこれほど頭が回る変態だったとは迂闊だった。
柔道帯で腕を縛られ、お楽しみになられた。きっと兄からはコスプレの幅が広がったくらいにしか思われていないのだろう。
よろしい、ならば柔術だ。私は最強の格闘技とされる柔術を学び、師匠を倒してしまうほどにマスターした。我ながら自分の才能が恐ろしい。
しかし、兄の身体能力は私の想像を遥かに超え、返り討ちにされてしまった。おかしい。私の兄、超おかしい。 (2)
更に私は力を求めた。求めた結果……いつしか私は暗殺者になっていた。人を殺めることが出来るほどの力を得た。
世界の重要人物を何人殺したか分からない。しかし、私は傷一つ負ったことはない。身体の傷は全て兄に付けられたものなのだから。
世界一の殺し屋とまで呼ばれるようになった私は、仏の顔も何度までとやら、満を持して兄に挑んだ。
しかし、信じられないことに兄には敵わなかったのだ! 武術も何も習っていない、もやしのような兄を殺すどころか、倒すことすら出来ないのだ。
食事に痺れ毒を含み、睡眠ガスで意識を奪った後、寝床にC4爆弾を仕掛けて部屋を半壊させたのにも関わらず、
兄には傷一つつけることが出来なかったのだ。
何が起こったのか分からなかった。しかし、私の襲撃を退けた兄のすることはいつも一つ。エッチな凌辱だけだった。
兄は本当に人間の血を引いているのだろうか? とても血の繋がった家族だとは思えない。思いたくもない。
兄がバンザイをしている私の胸にそっと口付けたことで、私は意識が現実に引き戻される。
ちゅうっと肌を吸い上げると、ぞくりと、私の背中に電流が走った。
舌がゆっくりと膨らみかけの麓を進むと、思わず声が出そうになってしまう。
兄は私の胸を責めるのが好きなようで、たっぷりと時間をかけて味わう。その執拗な愛撫によって、私の身体は否応無しに火照ってしまう。
世界一憎たらしい兄の愛撫は、凌辱者のソレとしてはあまりにも優しく、私の弱点を的確に責めてくるからだ。
こう責められたらダメ、というポイントを突き、私の声を、そして快楽を引き出そうとする。とても卑劣な兄だ。
例えるならきっと私は蝶なのだろう。そして兄は糸を張り巡らせた蜘蛛なのだ。
抵抗すればするほど、兄の糸に絡みつき、逃れられなくなってしまう。
私はこれからもずっと、兄の命だけを狙い続け、そして兄に凌辱され続けるのだろう。
そう思うと悔しくて、涙が浮かんでくる。
そんな私の表情を見て兄は満足そうに笑い、更にいやらしい愛撫に熱が入る。
兄の巧みな指使いによって私は震えてしまう。声を出してしまう。感じてしまう。
骨の髄まで兄によって開発されてしまった身体はもはや兄の愛撫の前では骨抜きにされたも同然なのだ。 (3)
身体は素早く愛撫に反応し、快楽のシナプスを繋げる。最低限の抵抗力を残して、力が入らなくなってしまう。
逃げることも敵わず、倒すことも敵わず、ただ兄に恨み言をぶつけ、抱きつくのみ。
兄が無遠慮に私に入り込んでくると、たまらず嬌声を漏らしてしまった。全身が悦び、愛液を滲ませる。
もうダメなのだ、兄を受け入れてしまったら、私に拒絶する意思すら浮かばず兄を求めてしまう。
世界一憎い兄が愛らしくて仕方なくなってしまう。
嫌いな兄の唇を貪り、たくましい背中に腕を回して、抱き締める。腰が勝手に動いて兄を喜ばせてしまっていた。
どうして、兄に抵抗できないの? 自答して、ある答えに辿り付く。そして一つ
もしかしたら、私はこうして兄に弄ばれることに悦びを感じている?
そんなこと認められない。たとえ、兄の愛撫がこの世の全ての行為の中で一番気持ちよくても、認めたくない。
しかし、私は兄の唇を拒めない。兄の手を拒めない。兄の求愛を拒めない。
悔しくても、心が温かいのだ。このぬくもりがたまらなく落ち着くのだ。
……今日も私は兄に蹂躙される。きっと、明日も、明後日も、その先もずっと……。
それを期待している自分が心の中にいることに気付きながらも、私は明日も兄に抵抗を試みる。それが兄を喜ばせるだけだと知りながら。 >>546の続きとやろうとして、失敗しましたが、私です。
ごめんね、最近、あんまり投下しなくて。仕事ちょい厳しかったのよ。
セリフ無しですが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
>>552
投下、ありがとう&乙であります (`・ω・´)ゞ 最近は「朝起きたら妹が〜〜」とネタ振ってくれる人もいないのね……。(´・ω・`) まず作者が何人生き残っているのか確認が先だな
ネタフリしても誰もいないのではな >543 名前: ハル兄 ◆2Z9GE9yyj. [sage] 投稿日: 2010/10/07(木) 23:59:42 ID:+B31iXHe0
>大丈夫なようなので準備してきます。早ければ今週中に投下予定。
この発言から一月か……。時の流れは早いものだな。 朝起きたら妹に、皆さんに生存報告してと言われた。
…このご時勢で、自分みたいな身分の人間が忙殺されるとは思わなかったorz というわけで生存報告。まとめる暇すらない位忙しくて涙目な自分ですが
諸兄もお忙しいか規制に巻き込まれているかなんでしょうね。
ただでさえ投稿間隔長いのに死亡フラグ立ててしまってすみませんorz 碧と翠編〜朝起きたら妹に、「知的好奇心ですわ」と言われた〜
なんとなく、いつもより早く起きられた朝のこと。
普段と比べスッキリとした目覚めと、大腿あたりの違和感に布団をめくれば
甘ロリ系のネグリジェを着た双子の妹が抱き枕のようにしがみ付いていた。
吐息があたってくすぐったいやら、おだやかな寝顔を見ていたいやら。
起こすのがしのびないから休みで良かったと思っていると、柔らかく冷たい手に包まれるような感覚が走った。
「操縦桿、今日も逞しいです……」
「……おはよう、ございます」
真意を判断しかねていると、もぞもぞと布団から出てきた。 データを集めている間にまとめた小ネタと設定をまとめるのが精一杯でしたが
保守代わりに冒頭だけ投下させて頂きました。連投失礼しました。 >>561
乙。
無理をしないようにしてください。
投稿は気長に待ちますよ〜。 朝起きたら妹に、「だいしゅきホールドですね、解ります。」
と言われた。 朝起きたら妹に
もうそろそろバレンタインだねと言われた。 朝起きたら妹に
2月の書き込みがまだ三つしかないねと言われた 朝起きたら妹に、クイズを出題された。
「ねーお兄ちゃん。英語で『お風呂に入る』ってなんて言うか知ってる?」
「フロ?」
ふむ、英語で風呂はバス。それくらいは分かる。しかし、そこは問題ではないだろう。問題は『入る』に相当する動詞が何であるかだ。
或いは『風呂に入る』自体が一つの動詞で表現される可能性もありうる。
……ぶっちゃけて言おう。ヲタ的ファンタジー考察は好きだが、英語は苦手だ。
「ふっふっふー、わっかんないかなー?」
「何を言う、雑学ヲタのこの兄に分からないことなどなど!?」
「じゃ、答えられなかったら、この前買ってきた3DSちょーだい」
「まて、勝手に決めるな;」
「で、もし答えられたら…そうだな、お兄ちゃんと一緒にお風呂入ってあげてもいいよ?」
なん・・・だと・・・?
断じて言おう、未だ乳臭いガキの体、しかも肉親のそれなどに興味はない。
そう、ふくらみかけのまだ青い果実、それが水に濡れ、泡にまみれる姿などに──ついでにお互い大事な所を洗いっことかしちゃったりなんかして──断じて! 興味は! 無い!
だ、だが、一人の兄として、久々に兄妹で風呂にはいるというのもまた一興ではないかと……
「うわぁ、お兄ちゃんってやっぱり変態なんだね」
ざくっ
い、いかん。このままでは兄の威厳(そんな物はない)が!
しかし、この場合、もし上手く答えたとしても『兄は変態』という事が証明されてしまうのではないか?
「まー、分かんなきゃそこまでだよねー。ほらほら、ごー、よーん、さーん……」
ヤバイ! このままでは兄の威厳と3DSとキャッキャウフフのチャンスがまとめて消えてしまう!
さぁ兄よ、頭をフル回転させるのだ! そう! ふぁちまのように! ──天啓、
「分かったぞ!?」
「ツバ飛ばさないでよ……で、何?」
「ふふふ、聞いて驚け」
「出題者あたしなんだけど?」
「『フローリング』だっ!」
大爆笑された。もう見ている方が心配になるくらい。乱れた裾とか、涙の滲んでうるうるしてる目とか、息を引きつらせてひーひー言ってる姿とかがちょびっとエロかった。
「はふー……笑い死ぬかと思った」
「殺意は無かった。反省はしている」
「フローリングって言ったらこういう木の床の事でしょ。言う前に気づかなかったの?」
言って、ぺしぺしと部屋の床をはたく。そりゃそーだ。
「一瞬、違うかも、というのは脳裏をよぎったのだが」
思いつきがあまりにもピタリと咬み合ったので、これ以外に無い、という錯覚を抱いてしまった。
「でまぁ、結局、答えは何だったんだ?」
「あー、答えはねぇ──」
よくよく考えれば、妹も別に英語が得意とかそんなことは無いのだが……
「──『ニューヨーク』に決まってるでしょ?」
「違う! それは絶対に違う!?」
「え? なんで!?」
妹がマジで理解していなかった事だけは特に記しておく。
追記・勝負は引き分けになりました。 朝起きたら妹に、takeかhaveを使うんだよと言われた。
>>583
GJ! 朝起きたら妹に、GWだからどっかいこう!!て言われた。 朝起きたら妹に、秋はきのこ狩りの季節だねと言われた。 オナニーしようとして握ると、全裸の妹を握ることになり、手でこすると… 朝起きたら妹に、「血は繋がってなくても妹は妹でしかないのかな」と言われた。 妹「この我のものとなれ」 俺「断る!」
妹「どーしても?」
俺「アホ云うな。お前のせいでどれだけの金がかかったと思ってるんだ」 妹「この子のこと?」
俺「両替繰り返し、金は機会に吸い込まれていった」
妹「考え無しに持ち上げようとして失敗しまくったんでしょう」
俺「考え無し……?」
妹「あー。えーっと。そうか、一応頭は使ってた、みたい……かなぁ?」
俺「誤魔化すなっ! あんなに失敗したのだっておまえのせいじゃないかっ!」 妹「だってあれくらい私だってできると思ったもん。お兄ちゃんも後からガタガタ言い出すくらいなら私にさせなきゃいいじゃん」
俺「お前が絶ッ対大丈夫! っていうからだろ。もう後は落ちるだけってところまでいったのに、なんで反対側に倒すんだよ。普通にちょんって触れば落ちたはずだろ」 妹「もう、いつまでも言わないの。簡単に取れるって言ったのお兄ちゃんでしょ」
俺「3回目で取れるはずだっただろ、お前に替わらなきゃ」
妹「ま、まぁ、ほら、結局取れたんだからいいじゃん。ねっ、お兄ちゃん、すごーい。UFOキャッチャーのプロ〜」
俺「なんでこんな平べったい豚のぬいぐるみに俺の小遣い2,000円も使わなきゃならんのか」 妹「いいじゃん、『ざブタん』かわいいじゃん。座れるんだよ〜!?」
俺「じゃあ、俺が座ってやるから、返せっ」
妹「だめっ、この子に座っちゃ駄目ッ、かわいそう」
俺「そういう奴なんだろ? 望み通り座布団にしてやるよっ」
妹「キャー、座るなー! この子は私が大切に可愛がってあげるのっ!」 俺「イテテッ、押すな、わかったから離せ、離れろ」
妹「じゃあ、私にこの子頂戴? ねっ、いい?」 じ〜っ 俺「まて、それとこれとは話が別だ。金返せとは言わんから、そのかわりなんかくれ、なんかマシなもん」
妹「えー、この子、かわいい妹のために取ってくれたんじゃないの? 駄目だよぉ」
俺「まぁ、こんな豚いらんけど、金かかりすぎ、さすがにタダじゃやれん。わかった、じゃあお前のおやつとかでもいいよ、今度それくれ」
妹「んー、おやつかぁ。けど1回だけだよ」 俺「よしっ、こいつはお前のものだ」
妹「1回だけだからね」
俺「契約成立だ」
妹「何でも勝手に取っちゃ駄目だからねッ」
俺「あんまり変なもんでも駄目だぞ」
妹「わーい、嬉しいな」抱きっ ――リビング
俺「うぉ、寒くなってきたな」
妹「うわぁ、外、吹雪いてるよ?」
俺「こんな中途半端なエアコンで良いのか?」
妹「中途半端って?」
俺「いや、だからさ。このエアコンさっきから点滅ばっかりで、着いたと思った
らいつのまにか風が止まって全然暖まらん」
妹「あっ、エアコン動き出した」 にこっ
俺「どっかおかしいところあるんなら、直してもらった方が良いんじゃね?」
妹「おかしいところあるの?」
俺「さー、わかんね」
妹「お父さんに見てもらった方が良いと思う」
俺「今日帰ってこないぞ」
妹「お母さんじゃわからないと思う?」
俺「だろうな、どのみち今日遅いんだろ?」
妹「お兄ちゃんがちゃんと見たらいいと思う!」 じー
俺「じー」
妹「わかった?」
俺「わからん。とりあえず点滅がなんなのかネットで調べてみる」
カチャカチャカチャ
ピー、ガー、ピンピン、ガーッガッビー、ピー、プー 俺「異常か、室外機の霜を溶かしてるっぽいな。室外機どうなってる?」
妹「見えない……。雪に埋もれて見えないよ――」
俺「それ原因じゃない? お前見てこいよ」
妹「やだ、寒い……」 ぶるぶる
俺「昨日のおやつの件チャラにするから見てこいよ」
妹「やだ! お風呂入っちゃったもん」 ふるふる
俺「あー、まったく――」
妹「さすが、お兄ちゃん、頼りになる!」
俺「風呂、熱めにしておいてくれ。雪どかしたらすぐ入るから」 ――リビング
俺「うー、寒いィィィー」 ガチガチ
妹「お風呂暖めといたよ。入ってきなよ」
俺「うー、冷たいィィィ」 ピタッ
妹「ギャー! お兄ちゃんの手冷たい! 触らないでっ! 首冷たい、やめてっ
てば!」
俺「あー、お前の体あったかいぃぃぃ」
妹「キャー、冷たっ、ちょ、服の中やめて、抱きつくなー! 冷たいってぇ!」
俺「外ぉ、寒かったぁぁ」
妹「わかったから、寒いのわかったから、ちょ、やめてっ、早くお風呂入ってき
なぁ!」
俺「わかったよ、おやつ二日分な」
妹「やだっ!」 ――キッチン
妹「えーっと、湯煎は――」
母「ずいぶん材料いっぱいね」
妹「うん。生徒会の――」
母「先輩?」
妹「先生にも――」
母「ママ手伝う?」
妹「大丈夫。私だけでがんばるよぉ」
母「そう、喜んでもらえるといいわね」
妹「えへへぇ」 にこっ ――寝室
母「やっぱり女の子はかわいいわねぇ。あの娘ったら――」
父「相手は――」
母「生徒会や先生――」
父「俺の分――」
母「あなたは今日貰って――」
父「ん、まぁ、部下――」
母「あんな高価な――」
父「ん、あぁ……」
母「出張――」
父「……」
母「――」
父「Zzz...」 ――リビング
妹「お兄ちゃん、このケーキ美味しいよ」
俺「おぉー! 美味そう」
妹「これ、この前テレビで紹介されてた店だよ」
俺「うっわ、旨い」
妹「ねぇ! 美味しいでしょ」
俺「ああ、旨いな。もっと無いの」
妹「ざんね〜ん。お兄ちゃんのが最後です」
俺「親父のは? また、お前食べたの?」
妹「ぶっぶー、違います〜。珍しくお父さんも食べてたよ。会社の人に貰ったんだって」
俺「ちょっとまて、お前の分は? 約束の分くれよ」
妹「約束って〜?」
俺「ちょ、ふざけるな、お前のおやつ俺によこす約束じゃないか」
妹「今日渡すって言った覚えありませ〜んっ。それにもう食べちゃいました〜!」
俺「お前、あのぬいぐるみの分! 話違うぞっ」
妹「ちゃんとあげるときにあげるよぉ」
俺「お前、それお前の嫌いなものの時だろ!」
妹「えへへ〜。それは、どっぅかぁなぁ〜」
俺「ふざけるなっ、豚座布団返せっ」
妹「いっやです〜。『ザブタ』は今日も一緒に寝るんですぅ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています