妹「お兄ちゃん、このケーキ美味しいよ」
俺「おぉー! 美味そう」
妹「これ、この前テレビで紹介されてた店だよ」
俺「うっわ、旨い」
妹「ねぇ! 美味しいでしょ」
俺「ああ、旨いな。もっと無いの」
妹「ざんね〜ん。お兄ちゃんのが最後です」
俺「親父のは? また、お前食べたの?」
妹「ぶっぶー、違います〜。珍しくお父さんも食べてたよ。会社の人に貰ったんだって」
俺「ちょっとまて、お前の分は? 約束の分くれよ」
妹「約束って〜?」
俺「ちょ、ふざけるな、お前のおやつ俺によこす約束じゃないか」
妹「今日渡すって言った覚えありませ〜んっ。それにもう食べちゃいました〜!」
俺「お前、あのぬいぐるみの分! 話違うぞっ」
妹「ちゃんとあげるときにあげるよぉ」
俺「お前、それお前の嫌いなものの時だろ!」
妹「えへへ〜。それは、どっぅかぁなぁ〜」
俺「ふざけるなっ、豚座布団返せっ」
妹「いっやです〜。『ザブタ』は今日も一緒に寝るんですぅ」