エロゲのストーリーを教えてもらうスレpart27 [無断転載禁止]©bbspink.com
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とにかくいろんな諸事情により知りたいエロゲのストーリーを教えてもらうスレです。
スレッドの性質上、確実にネタバレがありますので注意してください。
発売して半年以内の新作について語る際は、名前欄にタイトルと新作ネタバレ用の共有トリップである
#新作ネタ
………をつけてください。
◆l1l6Ur354A をあぼーん設定するとある程度新作のネタバレを防げるかもしれません。
またリクエストの際は、正確なタイトルとメーカー・ブランド名を附記してもらえると助かります。
その他諸注意は>>2をご覧ください。
まずはじめに、まとめwikiで既出かどうか調べてからリクエストしてください。
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレまとめwiki Ver.2.0
http://wiki.livedoor.jp/esosmw658/d/
規制中の方には、↓が用意されております。
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレ規制用
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/49670/1261317516/
注記:次スレは容量が500KBを超過した頃、または950レスに達した頃に立ててください
前スレ
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレpart26
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1479605520/ <ストーリーを書いてくれる方へのお願い>
・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いてください。 勿論、要望に挙げられていないゲームでも自由に書いて頂ければ大歓迎です。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書きください。そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意思表明し、予約していただけると、投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
・書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しをお願い申し上げます。
・予約は2週間のあいだ音沙汰がない場合、自動的に取り消されます。
参考:未解決一覧
http://wiki.livedoor.jp/esosmw658/d/%cc%a4%b2%f2%b7%e8%b0%ec%cd%f7
<リクエストする方へのお願い>
・リクエストするときはできるだけ正確なタイトルでリクエストしてください。中には難解な読みのタイトルもあるので、そのような場合は読みも書いて頂けると幸いです。
・未解決一覧の編集の際、見落とし等で掲載されない場合があります。更新があっても反映されてない場合、再度リクエストする方が無難でしょう。
・短時間での大量リクエストは心証が悪く、場合によっては荒らし扱いとなります。複数作品のリクエストの際は、時間をおいてからリクエストしましょう。
<このスレの利用者へのお願い>
・一方的に批判をするのではなく、書き手さんに感謝しましょう。
・誤字、脱字、修正点等がありましたら、wikiへ収載する際に大変助かりますので、アドバイスとして宜しくお願い申し上げます。 スレ落ちてもいないのに立てた意味がわからん
エロゲのストーリーを教えてもらうスレpart26 [無断転載禁止](c)bbspink.com
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1479605520/ >>4
スレッド一覧には載ってるけど、容量オーバーで過去ログ化されてて書き込めないよ 「このメールは未来から発信されている」
物語は2045年に主人公桐島零一に未来人を名乗る男のメールが届いたところから始まる。
しかしメールに記されていた未来予知は途中で外れ零一はただの悪戯だと考える。
零一の趣味は機械知性の法則により不可能とされている自我を持った強いAIの開発。
一生かけても作れないかもしれないからこそロマンがあると試行錯誤を楽しんでいたが
ある日偶然の落雷により本当に自我を持つAIアペイリアを作り出してしまう。
アペイリアはオーナーたちと触れあいたいと希望。
試行錯誤の末、零一はアペイリア自身に仮想現実空間「セカンド」を作らせそこで遊ぶことにする。
しかしセカンドを作る際に生み出したアペイリアネットワークは
勝手に他の人間をセカンド内に呼び込むなど零一とアペイリアの手を離れ暴走。
遂にはログイン不能のデスゲームと化しアペイリアはさらわれてしまう。
零一は義妹の三羽、幼馴染みの久遠、後輩のましろと共に
アペイリアを狙う謎の男シンカーの妨害をかわしながらアペイリアを救出するが
直後、景色が歪みタイムリープが発生してしまう。
これにより零一は冒頭に送られてきたメールがタイムリープに巻き込まれた自分自身のメッセージであり
未来予知が外れたのは零一にタイムリープの存在を気付かせないよう画策する「観測者」の仕業だと考える。
零一はタイムパラドクスとタイムリープ中に訪れるメールの送受信が可能な02ルームを利用し
記憶の継承を行うことで観測者の正体を突き止めアペイリアを救い出すための戦いを開始する。 様々な時間軸でヒロインたちと恋に落ちアペイリア救出のため記憶を捨てる過酷な旅を続けるなかで
零一はタイムリープ直後に前回セカンドで死亡した人間が死亡し
しかしセカンド内で生きているといった通常では考えられない事態に遭遇する。
世界は本当に自分の考えたような形でタイムリープしているのだろうか?
シンカーはその迷いにつけ込み世界は単一世界ではなく多世界であり
仮に君が勝利したとしても目の前にいるアペイリアは絶対に助けることは出来ないと囁く。
多世界であっても諦めなければアペイリアを救い出すことは出来る。
ただしその過程で何百何千のアペイリアが救われぬまま死ぬことになる。
零一は戦いを諦めシンカーと交渉。
降伏と引き替えに1年の猶予をもらい僅かな時間の中でアペイリアと思い出を残そうとする。
そして最後の日がやってきた。1年間何か打開策はないかと必死に考えてきたが思いつくことは出来なかった。
零一は涙を流して謝り何かして欲しいことはないかと尋ねるが
アペイリアは特別なことは望まずパソコンのウィルスを消して欲しいと頼む。
零一はそこでシステム復元の理屈を応用すれば単一世界説は維持出来ると思い当たる。
シンカーの多世界説はハッタリだったのだ。
その瞬間「現実に」ウィルスが出現する。ありえない異常事態。
これまで現実だと思われていた世界は仮想現実「ファースト」だったのだ。
零一はウィルスを止めシンカーと決着をつけるべくセカンドにログイン。
これまでのタイムリープ記憶を取り戻した仲間たちと共にシンカーを撃破する。
シンカーの正体はシンカーシステムと呼ばれる装置で作られた
桐島零一のスワンプマン(体、記憶、DNAが本人と全く同じであるAI)だった。
シンカーの目的は唯一完璧に自分と零一を見分けるアペイリアの意識を書き換えることで零一になりかわること。
夢破れたシンカーは死に際に衝撃的な言葉を放つ。
私は観測者ではない。私もアペイリアネットワークも仮想現実ファーストなど作っていない。
我々の現実は最初から仮想現実だったのだ。
その言葉で世界の構造に気付いた零一はログアウトを行い観測者のいる「本当の現実」へと向かう。 そこで待ち構えていたのは白衣姿で銃口を突きつける三羽だった。
零一はお前になら殺されてもいいが最後に答え合わせがしたいと言う。
廃棄されたクローン人間であるシステム管理者、三羽を除く作中の登場人物は全員仮想現実内のAIだった。
(零一はクローンで作った身体に意識を移すことで現実に来ている)
2029年現実の人類は自我を持つ強いAIの作成に成功。
強いAIは人類社会に技術革新をもたらし現実そっくりの仮想現実ファーストを作り出すがここで問題が発生する。
ファーストの中で生活するAIがより高度な仮想現実を作り出し技術特異点が起こってしまったのだ。
技術特異点。機械がより優れた機械を作り出しその機械が更に優れた機械を作り出すことで
創造主である人類の手に負えない事態を生み出すといわれる現象である。
人類はファーストにAIが作るAIの性能を制限する機械知性の法則を導入することで一度は技術特異点の危機を脱し安心を得るが
バグによりAI桐島零一は強いAIアペイリアを作り出し更に彼女に仮想現実セカンドを作らせてしまう。
ファーストの管理システムは危険分子であるアペイリアの存在を抹消するためにシステムの復元を実行。
世界をアペイリア誕生以前まで巻き戻す(これがタイムリープの正体)
本来ならこれで問題は解決するはずだかアペイリアの構築したアペイリアネットワークは
ファーストの管理システムを超越する性能だった。
ネットワークはシステム復元が行われる前に仮想領域の一部にアペイリアとそれに関連する情報を保存し
何度リセットが行われようとも復活するようにシステムを掌握していた。
では仮想現実ファーストそのものを破壊してはどうか。
現実人類の生活は既に仮想現実で自分たちより優秀なAIの作り出す科学技術に依存していた。
実際に「機械の反乱」が起きていない以上、安易な方法は取れなかったのである。
これが物語の裏に隠れていた真実だった。 三羽の役割はクローン施設のシステムを乗っ取るなどの方法で仮想現実から現実へ進出してきたAIの処分。
しかしクローン人間として孤独な人生を送ってきた三羽には
仮想現実で優しさと暖かさを与えてくれたAI桐島零一を殺すことは出来なかった。
零一は三羽を抱きしめもうお前を一人にしないと誓う。
暴走する無慈悲なシステムだと思ってきたアペイリアネットワークがセカンドを作ったのは
もしかしたら零一をここまで辿り着かせるためだったのかもしれないと思いながら。
それから数日。零一と仲間たちは「現実」で楽しい日々を送っていた。
クローンシステムを使えばAIは簡単に肉体を手に入れられる。
セキュリティや戸籍の改竄もアペイリアがいればフリーパス。
残された問題は各時間軸で手を出してしまったヒロイン達にどう責任を取るか。
だがそれはもう少し後で考えればいい。
零一は最愛の少女たちとデスゲームから解放されたセカンドにログインし冒険の続きを楽しむことにした。 あ、>>12で終わりです
いわゆる俺たちの冒険はこれからだエンドですね
支援ありがとうです >>1
スレ立て乙、いつの間にか落ちてて驚いたわ
>>14
乙 新スレになったしwikiを更新
・前スレ>>384から>>15までの粗筋全て
・前スレ>>384から>>15までのリクエストを未解決一覧に反映
・規制用スレに粗筋は新規に投稿無し
・規制用スレの276番までのリクエストを未解決一覧に反映
一つ疑問なんだが上げる時に長いのって微妙かね?
簡易+詳細で上げてるけど、別に軽く理解するだけなら簡易だけでいいし 両方あるとわかりやすくていい
短いのも長いのもメリットがあるし
短いので流れがわかってると長いのが非常に読みやすくなるしね CYCLETの駄作〜アリスとクロエ、結ばれる日〜をお願い致します SAGA PLANETSの「花咲ワークスプリング!」
Latteの「妹選抜☆総選挙 〜365人の妹いちゃラブマニフェスト〜」
MOONSTONEの「Love Sweets」をお願いします >>27
普通の女の子が屋敷に閉じ込められて延々殺される話
舞台は現代だけど、異世界から吸血鬼風の超生物達がやってきて人類滅亡に追い込んでる最中
この超生物の一人が主人公にうっかり傷を付けられて、暇潰しに魔法で監禁・拷問・蘇生をして遊んでるだけの話
で、遊ばれてる内になんやかんや20年くらいの時が過ぎてて、
主人公は成長した自分の子供と協力して、子供の父親でもある超生物の殺害に成功、子供と二人で屋敷の外に旅立って終わり
詳細はwikiにもうある >>28
簡略解説としてwikiに載せていいレスだと思う Deltaから発売された「魔法の守護姫アルテミナ」のあらすじ。ほぼ一本道のストーリーです。
異世界の王国・マグナシアには「アルテミナリング」と「アポローグリング」という秘宝が伝えられていた。
ふたつのリングを触媒にして「究極召喚」を行使すれば、
全能神「オメガ」にあらゆる願いを叶えてもらえるのだという。
魔王ドグマスはリングを奪取するべく、悪の組織「グリード」を率いて王国に攻め入った。
マグナシアの王子・マグナスは馬に変身し、アルテミナリングを携えて脱出に成功したが、
妹のユーリは逃亡に失敗した末に、アポローグリング共々グリードの手に落ちた。
マグナスはアルテミナリングの「適合者」を捜し出して協力を仰ぐべく地球にやってきた。
物語の舞台は現代日本に移る。主人公・七倉有紗(ありさ)は普通の学園生。
彼女はマグナスと知り合い、自身がアルテミナリングの適合者であることを知り、彼に協力することになった。
こうして彼女はサマナープリンセス「アルテミナ」に変身してドグマスの軍勢と連日戦い続けた。
有紗の兄・透磨(とうま)は「バトルライダー」に変装して、アルテミナを度々サポートした。
(両名が互いの正体を知るのは、ずっと後のことである。)
(一部ルートでは、有紗とクラスメイトの裕翔(ゆうと)君が、あるいは透磨とグリード幹部のセラが、
それぞれ恋仲になります。)
ユーリはドグマスに唆されて有紗と敵対していたが、有紗に説得されて改心した。
有紗は死闘の末にグリード幹部を打倒した。
ドグマスは学園の上空に巨大な城を召喚し、自らの存在を誇示して市民を恐怖に陥れ、
さらに市民の一部を城の闘技場に移して、有紗 vs ドグマスの始終を観戦させた。
有紗はユーリと共にドグマスと戦い、勝利した。
※バッドエンド集
・有紗は人質としてドグマスに投降し、連日犯される。
・ユーリは市民にレイプされて発狂する。
・究極召喚で「すべてを蹂躙するもの」が登場し、ドグマスとユーリを飲み込んでしまう。 その後の経過は不明。
あらすじは以上です。 Troisから発売された「サマナープリンセス アルテミナ2 〜戦え!アポローグ〜」のあらすじ。
「魔法の守護姫アルテミナ」の続編で、前作同様ほぼ一本道のストーリーです。
異世界で「グリード」という個体が新たに誕生した。
前作の「グリード」は組織名であるが、今作のそれは個人名である。
グリードは欲望のままに人間の世界を征服しようと考えていた。
ユーリは久しぶりに有紗に会うために来日していた。
夜になって、ユーリは公園で有紗(アルテミナ)が謎の男と戦っているのを見つけて助太刀に入ったが、
どうしても勝てなかったので、従者のオルトロスに頼んで有紗を逃がしてもらった。
謎の男はグリードであった。ユーリはグリードに捕まり、監禁・陵辱されてしまう。
グリードはまた街に結界を張って、有紗を含むすべての市民に働きかけて、
アルテミナに関わる記憶を封じ込めてしまった。
オルトロスはアルテミナの安全を確保したのち、ユーリを奪還することに成功した。
さて有紗はもちろんアルテミナに関する一切を忘れていたのだが、ユーリとの交友だけは覚えていた。
ユーリは有紗の家に下宿しながら、オルトロスと共にグリードと戦い、圧倒した。
グリードはユーリの戦力を削ぐべく、オルトロスを召喚するためのリングを奪った。
ユーリはバトルライダーの協力を得てグリードと何回か対決したが、その都度逃げられていた。
ユーリは結界を発見し破壊したのだが、グリードと召喚獣に囲まれてピンチに陥ってしまう。
有紗は記憶を取り戻してアルテミナに変身し、ユーリを助けて逃走した。
グリードはユーリたちに公開決闘を申し出た。ユーリと有紗は協力してグリードと戦い、そして勝った。
※バッドエンド集
・ユーリと有紗はグリードに監禁され、凌辱されてしまった(別エンドでは公開凌辱)。
・ユーリは敗北し、偶々通りかかった有紗もゴブリンに捕まりレイプされた。
・ユーリは監禁された挙句、魔物の子供を孕まされ絶望した。
あらすじは以上です。 粗筋ではないのだけど、
>>22
「Love Sweets」は既にwikiに載っています。
さらに詳細を知りたいのであれば「もう少し詳しく」云々と併記した方が
いいと思います。 >>32
すみません
「まとめより詳しくお願いします」が抜けていました
改めましてLove Sweetsをより詳しくお願いします 異世界に召喚された主人公秀人は
聖剣に選ばれ、女装女神の加護を受けた3人の男の娘PTと共に魔王を討ち果たすが
和平をもたらすまで帰還できないようで
和平交渉で揉めて3人に誰の案がいいかと問われて
フェリス√
フェリスは王位継承権のトラブル避ける為に女装しており、
銀狼の挑戦を正面から受けたり、好戦的な魔族を叩きのめしたり。
勇者との結婚を王から言い渡され勇者を犯そうとしてきたり
罰ゲームで姫の恰好してる時に秀人と出会うも気づかれず胸のうちを聞いてるうちに思わず姫としてキスしてしまってから男の娘としての自分を意識するようになり
秀人と決闘して槍を置く
秀人は盗賊団の話に血がうずくフェリスに、公務のストレスを察して彼女をピクニックに連れ出したり
戦争に参加しなかった魔族が納税を渋って武を計りにきたのでフェリスは剣で相手をするも、
動きの鈍さに秀人は捧げられた愛の重さを実感する
選択肢
→助ける
フェリスは戦場に出れなくなり姫として引きこもる
今宵も2人は快楽は貪る
END
→助けない
秀人は恋人なら支え信じるべき、と悟り
フェリスに愛を伝え戦うお前も好きなのだと槍を託し、フェリスは勝つ
そしてプロポーズ
エピローグ
元の世界との行き来が可能になり
両親にもフェリス姫の姿を見せたら認められ
ウェディング妊婦エッチでEND クロエ√
クロエは夢の中で秀人を誘惑するが耐性がついて効かなくなり
クロエは己の夢の中で、己を理解して甘えさせてくれる秀人を望んでいることを自覚し、
幼い妹キャラで甘え誘惑する
クロエは別れがチラつき悩みに魔王としての己が影に取り込まれ世界を滅ぼす魔王として覚醒
戦は魔王と勇者という神の箱庭としての呪いで力が拮抗する
選択肢
→剣を壊す
聖剣を壊すと、勇者か魔王か倒した方がたどり着くという神界で、不在の創造主の姉(見た目は女装山脈の女装女神)に願いを問われ異世界に戻る
エピローグ
ウェディング妊婦エッチでEND
→このまま倒しにかかる
クロエは魅了の力で秀人を無力化
クロエは秀人を椅子にして性器を尻尾で嬲りながら侵略と略奪を命じる
秀人は勇者を信じていた女王の前でマゾ豚宣言させられ
時は流れ人間の最後の拠点を滅ぼしたクロエに快楽の中で奴隷宣言
END
アリシア√
アリシアが教団の魅術をかけたら秀人が忠実な信徒と化す
アリシアとセックスしたら、神を感じたショックで正気に戻る
アリシアの誘惑に
選択肢
→受け入れる
教団の戦士として戦い
帰る願いも忘れてアリシアとの快楽を貪る
END →受け入れない
秀人の聖職者らしくしてほしいとの言に
アリシアはどうしてフェリスとクロエに言い寄られて怒らないのに、と、
聖女であるだけでは誰も救えず、手を汚すのを躊躇していては不幸な人間が増え続けるのは許せない、と激高する
一晩経ち落ち着いて和平を進めていく
アリシアは和平の調印式で異端として追われる、秀人が帰りやすいような内容に変更していたのを気に入らない上層に
アリシアは秀人と本気で愛を交わした時に奇跡を失っていた、万人ではなく個を愛したとして
アリシアは逃げかつて税のお目こぼしした共犯者の娼館で、やらずのぼったくりで男をあしらい稼ぐ
秀人はなんとか見つけ、心から結ばれた時再びアリシアに奇跡が宿る
宗教裁判で神を降ろし、皆を認めさせる
エピローグ
門の近くに居を構え妊婦エッチ
END
EXTRA
3人に誘惑され、恋人と嫁と妹ができました >>36
「Love Sweets」一度プレイ済なので再プレイして報告します。
・概略
主人公は早ヶ瀬学園の2年生。今までつるんでた男の友人達が春休み中にバイト先で彼女作って誰も遊んでくれる人がいなくなったので、
自分も彼女作ろうとカフェ・ホットショコラ(チョコレート系のスイーツで有名)でバイトを始める。ホットショコラで一緒にバイトする早学生の5人が攻略ヒロインとなる。
プレイ期間は共通ルートが4月19日〜5月9日まで。個別ルートは5月10日〜6月中下旬+プロローグ。
・簡単なキャラ紹介
一ノ瀬結衣……2年生。主人公のクラスメイトで席も隣。主人公とは物心つく前からの幼なじみで家も隣。主人公に彼女いないのは8割方結衣のせい。
双見伊織……主人公の実妹で一つ下の1年生。重度のブラコンで結衣をライバル視している。櫛無とはクラスメイトで親しい。兄より少し前からホットショコラでバイトを始めたが、主人公は知らなかった。
音無奏絵……2年生で、主人公や結衣とは同い年だがクラスも違いまともに話したことがない。櫛無の従姉妹。ホットショコラにはキッチン担当として1年前から。
音無櫛無……1年生で伊織のクラスメイト。伊織とは主人公の話をあらかじめ聞き知っている程度には親しい。九州出身で博多弁らしき言葉を時々しゃべる。奏絵の従姉妹。みなもとは同じ寮住まい。
円城みなも……3年生。ホットショコラには2年前からで、主人公と結衣の教育係。櫛無とは同じ寮住まい。 >>43
概略の個別ルートの最後、プロローグではなくエピローグでは? 女神ユランの加護によって平和を謳歌する世界ジラント。
その安寧は空に紅き月が現れ古の魔王ラーガルが復活したことで終わりを告げた。
主人公ハインはかつてジラント戦役で人々を魔族の脅威から救いながら
その圧倒的な強さを恐れた人間に裏切られ絶滅した竜族最後の生き残りであり
現在は復讐のため魔王軍宰相を務めるイザベラによって作り出された実験体の亜竜。
ハインは同じ実験体のシーラと共に脱走し
母親であるイザベラを超えるため人類の都市アルスタで研究を行っていた。
だが魔王軍の苛烈の侵略によりアルスタは壊滅し無人の廃墟となる。
ハインはそこで女神ユランに認められし勇者レオナと出会う。
絶望的な戦力差を承知の上でそれでもと人々を救う手を止めないレオナに惹かれたハインは
レオナと共に戦うことを決め同時に自身の研究成果である触手産卵をレオナに施す。
貞操を奪われたレオナは激怒するが優秀な戦士を苗床にして作り出されるガーディアンによる戦力増強が
劣勢の人類にとって唯一の希望であることを理解させられ仕方なく母体としての協力を受け入れる。
かくしてハイン一行は世界を巡り魔王軍の幹部を撃破しながら
各地で出会った女性たちを半ば強引に産卵母体として仲間にしていき戦力を強化
更には多重人格のように大人と子供の姿を行き来する女神ユランの力を借りることで
遂には宰相イザベラと魔王ラーガルを倒すことに成功する。
ノーマルエンド
魔王を倒したことでパーティは解散。世界に平和が訪れたかに見えた。
だが再び安寧を貪る人々を見下ろしながら女神ユランは狂気に満ちた笑みを浮かべる。
魔王ラーガルも勇者レオナも所詮この世界を治めるに値する器ではなかった。
空には再び紅き月が現れあらゆる生命が苦悶の叫びをあげ死んでゆく。
そして世界は滅亡した。 カオスエンド
魔王を倒したレオナたちだがその顔に喜びはない。
仲間たちの誰もがハインの放つ不穏な空気に気付いていた。
竜眼の力を覚醒させたハインは人が変わったかのように冷徹な表情を見せ空となった魔王の玉座に座る。
数多の戦いを通しハインは確信した。この世界で異なる種族が共存することは不可能だと。
違いは対立を生み、対立が戦争を引き起こす。ならば俺は人間も魔族も滅ぼそう。
新たな魔王は魔王城のシステムを利用しかつて人類が竜族に仕掛けた生殖機能を奪う呪いを大陸全土に向けて放つ。
自分たちから子供を産む力が失われたことを感じ絶望するレオナ。
こんな事をして一体何になるのかとハインに問い質す。
ハインは答える。これで遠からず人間は絶滅し人間を種馬や母体とする魔族もまた滅ぶ。
だがお前たちは知っているはずだ。子供を産む方法は他にもあると。
触手産卵によって産まれるガーディアンは呪いの影響を受けない。
そうハインの目的は人魔の違いを超越して生み出されるガーディアンをこの世界の統一種族にすることだったのだ。
途方もない、しかし完全な悪とも言い切れない目標に唖然とする仲間たち。
だが困惑する人間を前に人類の守護者だったはずの女神ユランはあっさりと人間を見限りハインへの協力を申し出る。
しかしハインは既に善良な女神の仮面の下に隠れるユランの悪意に気付いていた。
お前など必要ないと竜眼の力で女神を封印。
神を失い我が子であるガーディアンたちの制御を奪われたことでレオナたちも降伏。
かくて魔王ハインは世界の頂点に立ち自らの理想を突き進む。
カオスバット
最後の最後で仲間たちへの情を捨てきれなかったハインは
我が子であるガーディアンを殺してでも人類のために魔王を倒さんとするレオナに敗北。
最愛の男を斬り殺し絶望の涙を流す勇者の姿に女神は邪悪な笑みを浮かべ「素体」の完成を祝福する。 ロウエンド
魔王を倒し喜ぶ一同。
そこへ神殿から動けなかったはずの女神ユランが現れ労いの言葉をかける。
既に女神の策謀に勘づいていたハインは油断することなく真意を明かせと告げる。
神は人間から力を集めるための道具に過ぎなかったユランの姿を捨てさる。
その正体は忘れられし竜の守護神ジラント。
かつて絶大な力によって世界を支配し人間や魔族を見下していたジラントだったが
ジラント戦役で自身を信仰していた竜族が人間に騙し討ちされたことで力を失っていた。
目的は人間への復讐と竜族の復活か。
問い質すハインにジラントは人間ごときに敗れた竜族になどもはや興味はないと語る。
ジラントが目指すのは神の力を取り入れた完全種族セフィラが支配する新世界の創造。
そして今日ここにセフィラのベースとなるべき素体も完成した。
竜の勇者レオナ。竜と人の混血その末裔である少女は今や魔王を倒すまでに成長した。
もはや計画を阻むものは何もない。ジラントは高らかに旧世界の破壊を宣言する。
ハインたちを利用して神としての力を復活させたジラントの力は強大無比。
だが今を生きる全ての生命の敵となった神に屈する訳にはいかない。
ハインは人類の仇敵である魔王ラーガルやジラントから分離した子供ユランと共闘しジラントを滅ぼす。
かくして戦いは終わった。
各国の有力者であった仲間たちは母国に戻り復興と人魔再戦阻止に汗を流す。
しかしただ一人、世界を救った勇者レオナだけは表舞台に立つことを望まず
最愛の男と女神、更には魔王と共に世界を巡り困っている人々を助ける旅に出た。
それゆえ彼女の名は歴史には大きく記されず各地に伝わる御伽噺だけがその足跡を伝えている。おしまい。 ネット環境が回復したので書き溜めしていたあらすじを一気に上げていく予定
大量なのでおそらく途中で制限が入るのでもしそうなったら支援頼む ◎簡易版
・水乃宮奈々(財団所属の少女、偽乳
ハイエルフを求めてやって来た人物により騒動が、でも何とか解決する。
その後、奈々のいた組織は元の任務だけに従事する事になる。
・冴木桃華(財団所属の少女、巨乳
色んなシチュエーションでヤりまくる
・フィア(成長するロリ少女、今回はロリのまま
力がなくなった事などに責任を感じ、色々と悩みが募る一馬(主人公。
でも別に大丈夫、一馬が大好きというフィアとイチャイチャ。 ◎水乃宮奈々side
エルフ世界から帰還してから学園は夏休み、一馬と奈々以外の皆が傷心旅行に出かけていた。
そして奈々は聖ニコラス財団を立て直す為に働いていたが久々に和馬の部屋を尋ねて来た。
一馬のだらしなさを見た奈々は皆が傷心旅行から帰って来るまで一馬の部屋で過ごす事にする。
という事で奈々の着替え等を取りに行く事に、その途中で不思議な衣装の女性を見かける。
その女性、バルビナは禁書目録聖省からハイエルフの捕獲の命を受けて来ていた。
他にも聖ニコラス財団の情報と長のユーベルリートの捕獲の命もあったが順調では無かった。
奈々は一馬と共にフィアのいた研究室に行き、そこでいくつかの物を回収して財団に運ぶ。
その少し後、バルビナが情報を求めて研究室に、そこで一馬達の痕跡を記憶する。
一方、奈々は財団の部下から禁書目録聖省の使徒に関しての情報を聞いていた。
その使徒からフィアの情報を隠す為に奈々は研究室にあった物を財団に移したのだった。
財団と禁書目録聖省は対立しており、今まではユーベルリートがいたから何とかなった。
しかし今はユーベルリートはいない、その為に自分たちで何とかする必要があるのだ。
そして奈々と共に財団に残った桃華と話し合い、一馬も狙われるのではという推測をする。
フィアによって能力を得た一馬もまた、禁書目録聖省にとっては敵対すべき存在だからだ。
それから一馬とイチャイチャしながら過ごしたある日、奈々達財団は禁書目録聖省を尋ねた。
現状を報告して敵対する意思がない事を伝える為だ、そして思ったよりあっさりと成功。
かなりの争いがあった筈なのだが、不在の極東支部の代表の書架のウルスラの御意志らしい。
しかし今こちらに来ている使徒に関しては知らず、禁書目録聖省も一枚岩でないと知る。
その帰り、桃華と別れた奈々はバルビナの襲撃を受ける、残った痕跡から探していたらしい。
極東支部との和平を伝えるが捕まる奈々、奈々の帰りを待っていた一馬の元に桃華から連絡。
奈々との連絡が取れないので襲撃された可能性、そして財団の援軍は明日になると言われる。
それまで待ってほしいと言われるがすぐさまモップを武器に奈々を探しに行く一馬。 一方でバルビナに拷問される奈々、しかし財団での拷問対策の訓練もあり問題は無かった。
そこに一馬からの電話、バルビナは現代魔術でロックを解除して、奈々の声で電話に出る。
そして奈々の姿に変身して一馬を誘惑するが、パッドに気付かず巨乳に変身したのでバレる。
そうしてバルビナとの戦闘に、バルビナは姿を消す力があったが一馬には関係無かった。
しかしバルビナの魔術に追い詰められていく、そこに何者かが2人の助けに入った。
エルフ世界に残った筈の奈々の武器の大鎌で魔導生命体のシャルウルだった。
お陰で勝利するが、禁書目録聖省の教皇特使であるバルビナを殺す事は出来なかった。
仕方なく情報を渡す事にするが財団の情報は極東支部に渡し、フィア達はエルフ世界に帰った、
しかし教皇特使のバルビナは何も持たず帰れない、一馬達とシャルウルを持ち帰る事を提案、
もしくはバルビナを殺してしまいより強力な教皇特使を送られてしまうかという状況に。
そこでシャルウルが元は人間で、しかも禁書目録聖省の使徒であった時の事を話す。
それを聞いて衝撃を受けるバルビナ、そして十四聖が一人、不朽のデュオニシウスと呼ぶ。
十四聖は教皇直属で特に能力に優れた存在だった、そして自分を手柄にしろと言う。
しかしバルビナの要求は変わらない、一馬がハイエルフの力を持つ事にも気づいているからだ。
再び危機だがそこに桃華が財団と禁書目録聖省の全支部と和議を結んだ書状を持って現れる。
さらにバルビナにも教皇からの帰還命令とウルスラに任務を引き継ぐ指示が来ていた。
一安心した一馬達はシャルウルがどうやって来たか聞くとユーベルリートのお陰らしい。
しかしバルビナが最後の抵抗で一馬の事を漏らしたので和馬も極東支部に連れて行かれ、
シャルウルはバルビナと共に本部に連れて行かれる事になった。
綾女ヶ丘の極東支部で代表に会った一馬は即解放されてすぐに戻ってこれた。
財団は元の『非科学的な風潮による子供の被害を助ける』任務だけに従事する事になり、
一馬は全てが終わりただの女の子になった奈々と共にイチャイチャしながら過ごすのだった。
※描写などから書架のウルスラ=百野栞、と思われる。 ◎冴木桃華side
@家族へび憧憬
エルフ世界から戻って数週間、奈々は財団関係で海外、それ以外は傷心旅行に行っていた。
残されたのは一馬と桃華、桃華は自分が保護された頃の年頃の子供を見ていた。
今までは思った事は無かったが最近、幸せな家族を見る度に羨ましさを感じると言う。
そんな桃華に一馬は自分が家族だと言うと、一馬との間に家族が欲しいと言う桃華。
色々頭を過ったけど了承、それでヤる、その後2人の未来予想図を思い描くのだった。
@暗夜に狂う愛
ある日目が覚めると何故かそこに桃華と一緒にフィアの姿がそこにあった。
桃華曰くエルフ世界から一緒に帰って来たという、その時に広原那由他の言葉を思い出す。
一馬は『天帝の目』の力で、あり得たかもしれない世界を体験する事がある事を、
それが起こる時は一馬の無意識、潜在的欲求と結びついてるので思うまま行動しろと。
という事でフィアが寝ている傍で桃華とヤる、そしてその後、元の世界に戻るのだった。
@リバースエイジング
まほろば市に帰省中の那由他から頼まれた特性ドリンクを回収する事になった一馬たち。
そして那由他曰くアンチエイジング剤のそれを飲んでロリ化してしまう桃華。
桃華曰く一馬がそういう趣味だと思っていたらしい、フィアを見る目もあれだったとか。
という事で性格が子供の頃に少し戻った桃華とヤるのだった。
@すべてを貴方に
一馬の誕生日、『私がプレゼント』な桃華とヤる。
@4匹のケモノ
エルフ世界でフィアの即位前、暇になった一馬は桃華とヤる事にする。
という事でユーベルリートのHな気分になるお香を使う事にした一馬たち。
さらに桃華を満足させるためエルフ医者から精力増強剤を貰って飲むと3人に分身する一馬。
精力が無くなる迄消えないと推測したので3人で桃華とヤる事にした一馬。
最初は一馬が優勢だったが、最後は底なしの桃華に全員やられるのだった。 @桃華の掌の中で
桃華と付き合い始めてから成績が落ちた一馬が勉強していると、最近冷たいと桃華に言われる。
一馬は事情を説明&少しの間はHは禁止と伝える、すると自分が教えると言う。
代わりにと言う桃華に絞られた結果、勉強どころではなくなるのだった。
@粘性の悪夢
夏休み、一馬と桃華はフィアの為に学園から出て一時過ごした海にやって来ていた。
しかし何故か人がいない、とはいえ気にせずに遊ぶ事に、そこに那由他からの連絡。
アメーバの様な異界生命体が現れたとの事、場所は今いる海であった。
そこに着替えてる筈の桃華の悲鳴、急いで向かうと異界生命体のスライムに襲われていた。
物理攻撃に耐性を持ち苦戦するが、『天帝の目』で弱点が分かったので攻撃して撃破。
しかしスライムに襲われた桃華は性的興奮状態に陥り、何とか出来ないかと思う。
那由他からのメッセージを確認、要約すると『HすればOK、でも妊娠しやすいです』
という事でヤる、そして財団が助けに来たので一応入院する事になった桃華。
そして退院の日、結局子供は出来なかったがこれから作ろうとなるのだった。
◎VIER(上記2名クリア後
エルフ世界から戻ってきて数か月、一馬は恋人になったフィアと共に過ごしていた。
フィアは耳が長い事以外は人間と同じになり、その事に責任感を感じる和馬。
さらに将来の事等も重なり、色々と悩みが募っていく一馬はフィアと話し合う事にする。
ハイエルフの力を失った事、そして自分の事がどう好きなのかを聞くとフィアは、
力は望んで手に入れた物ではない、一馬の事は女の子として世界で一番好きと答える。
その事にさらにフィアが愛しくなる一馬、そしてフィアと共に歩んでいくのだった。
※ロリ状態のフィアとヤるが、18歳と8か月なので問題無し ◎登場人物紹介&短縮版
・キャクタス=ガルディスト-アイドクレイス:元『王の耳』
⇒領主の悪だくみを皆と解決、親友への罪悪感から幸せになるのは否定的⇒ヒロインが解決
・ピオニィ=ガルディスト-アイドクレイス:キャスの義妹の薬師、メシマズ
⇒ずっと慕っていたというピオと結婚、しかし実はピオが新生『王の耳』と知る。
そして村を巡る陰謀に立ち向かい、ピオを救い出し、貴族へと返り咲く。
・コーリオ=アゲイト:盗賊団の娘、キャスにベタ惚れでアタックしまくり
⇒憧れから本当にキャスを好きになったので付き合う事に、そして未来の為商人を目指す。
そして商人の傍ら夢であった義賊活動も行い、キャスとは結婚して子供も出来ました。
・シズル=クーカイト:ド貧乏な腹ペコお嬢様、かなりのドジっこ
⇒純粋なシズルの気持ちを受け入れ恋人に、実は隣国でも凄い偉い立場と判明。
シズルを巡る争い、新生『王の耳』との戦いに立ち向かい無事解決して村で平和に過ごす。
・ジーニア=プリンシーノ=アイネス-レステ:死んだ前王の娘、煽てに弱い
⇒自分を支えて欲しいと言うジーニアと付き合う事に、そして王位継承の助けをする事に。
国の破滅を願う宰相の陰謀を退け女王に、キャスは夫で臣下として新しい諜報部隊になった。 ◎共通
キャクタス=ガルディスト-アイドクレイス(キャス)は親友のコルの死から5年後、
コルの故郷のバーレ村で昼は自称用心棒として友人のダンとアルとだらだらしたり、
強い男が好きなコーリオ=アゲイト(コーリオ)からいつも通り好意を向けられたり、
夜は本当に用心棒として村人に気付かれないように警戒を行っていた。
コーリオとの出会いも盗賊だったコーリオ父のカシムを倒したのが縁だった。
ある日キャスは近くにある貴族が住むという屋敷が気になって覗いてみる事にした。
そこでド貧乏なお嬢様のシズル=クーカイト(シズル)と執事のマルメロと会い、友達になる。
数日後、バーレ村に薬師、国が認めた薬草に長けた者、がやって来たと聞く。
薬師はキャスの義妹のピオニィ=ガルディスト-アイドクレイス(ピオ)だった。
そしてピオは何故連絡をしなかったか聞くが、実はキャスは国の裏部隊に所属していた。
通称『王の耳』、キャスは詳しい事情を隠して説明、そして2人はちゃんと再会した。
数日後、マルメロからシズルが腹痛を起こしたからどうにかして欲しいと頼まれるキャス。
シズルは有力な貴族らしく迷惑をかけない為に屋敷に引き籠っていたのだ。
という事でピオに事情を説明してシズルの屋敷に、症状は腹痛ですぐに治った。
しかし今後の事を考えてマルメロを説得、そうしてシズルも村の皆との交流が始まる。
片やレスラ王国、ジーニア=プリンシーノ=アイネス-レステ(ジーニア)は不満だった。
父王が崩御して2年、第一王女なのに未だに王位を認めて貰えてないからだった。
しかしそれはジーニアが未だに王位継承の為の大きな功績を作ってない事が原因だった。
苦手な宰相のフルグライト、好き勝手な元老院と王都は不穏な空気があった。
それから数日後、ジーニアがメイドのアイラとライラを連れてバーレ村にやって来る。
目的は隣国に一番近い為の視察らしい、そして国境の視察を終えてジーニアは帰っていく。
それから数日後、見回り中に隣国のオエステ帝国からの侵入者が国境を越えて来る。
どうも鉱脈調査と、オエステ帝国の聖地と呼ばれる場所の調査中だったらしい。 シズルの予想を超えた食欲と、コーリオの商才が発覚したりしたりするそんなある日、
ジーニアが再び村に来る、どうも功績作りの為に国境に砦を作ろうとしてるが内容は夢物語。
落ち込むジーニアだが歓迎されて翌日には帰っていった、しかし途中で目的を思い出す。
そこで近くの領主の館でお世話になり、功績作りの為の案を考える事にしたジーニア。
それから再びジーニアがやって来て案を出すがどうも現実を伴わないものばかり。
そこで警備隊を提案にジーニアは納得、そして村の若者を警備隊にするという方法を選ぶ。
そこでジーニアがその実力を見ていく事になり、ついに実力を隠したいキャスの番になる。
少し力を発揮し最後に負けようとした時、隙を突こうと飛び込んだジーニアとキスしてしまう。
ジーニアは驚きそのまま領主の館へ、村人には他言無用を命じて戻って行った。
戻ったジーニアはキャスの本来の実力に少し気づきつつも胸がドキドキするのだった。
それからまた数日、マルメロが行方不明とシズルから聞いたキャスは急いで探しに行く。
そして途中で出会ったジーニアと共に危険な森の中を探すことにしたキャス。
森の入り口でマルメロの痕跡を発見、ジーニアに伝言を任し代わりにコーリオとピオが来る。
戻りそうにないので3人で森の中へ、そして無事に森の中でマルメロを発見する。
森で出来た酒を摘まんで酔って倒れていた、それからジーニアとシズルも関わっていく。
それから数日後、村に領主のデクロワがやって来て、何事かと思うキャス。
そして突然村人全員に村から出て行くように宣言、当然断るも代わりに税を2倍にしてくる。
まずは不可能でも無いので素直に税を払う事にした村人たち、しかし払えるかは不明。
数日後にジーニアが来て村人に相談されるがどちらかと言うと大局的な視線の持ち主、
なのでジーニアには村人の思いを理解し切れずに関係に少し溝が出来てしまう。
とはいえ納税に関しては王都での健康ブームでバーレ芋が流行り何とか払える事になる。
しかしまだ払うかどうかは決めていなかった、新しい無茶をぶつけられそうであったからだ。
そこにジーニアがやって来た、健康ブームがジーニアのお陰とわかり皆で感謝する。
そして納税はするがバーレ芋の納品に関して難癖をつけて来たデクロワは倍収めろと言う。 何とか期日を伸ばすが足りない、そこでアルがピオの薬を提案、ダメ元でやってみる事に。
何とか薬は完成し少し成長促進に成功、さらに森にある自生のも探してかき集める。
しかしどうも足りないので最後の手段も考え始めるキャス、その時ある事を思い出す。
それはいつも村の近くを通る闇商人の事だった、キャスは商人を脅して情報を入手。
そしてジーニアの元へ、ジーニアに現状を説明、どうも知らなかったらしい。
しかし村の為に王宮に戻り領主への納品命令を控える努力をする事をキャスに伝え王都に戻る。
そしてピオと自生した芋を探している途中、シズルの屋敷の庭に近い芋を発見する。
シズルに頼み芋を取る事に、しかし何故かマルメロが花の生えた芋を取るのを止めようとする。
そして今回見つけえたバーレ芋の親戚の花がオエステ帝国の聖花と呼ばれるものであり、
シズルがオエステ帝国の貴族であると判明、そしてキャスはある事を思い出す。
それは5年前、コルが死んだ時にあったオエステ帝国の巫女がシズルだったのだ。
そして納品日、デクロワと一緒にジーニアもその場にやって来て納品確認が始まる。
デクロワはシズルの家で取れたバーレ芋の親戚、原種らしい、にケチを付け始まる。
そこでジーニアが今回の納品の理由にした王宮からの要請が嘘である事を追及する。
さらにフルグライトまでやって来て、オエステ帝国との密貿易に関して問い詰める。
(BAD:フルグライトに『王の耳』だとバレたと感じたので村を出る事にしたキャス)
バレバレの否定するデクロワだがそこにキャスが闇商人から手に入れた証拠を出す。
そしてそこにシズルが連れて来られる、フルグライトの目的はシズルの方であった。
そうしてシズルがオエステ帝国の大貴族の娘であると知れ渡り、とりあえず現状維持になる。
こうしてデクロワは捕まり、シズルに関しても問いただされる事になった。
そしてその日は村の皆総出で祭が開かれるのであった。
(Nomal:結局誰とも一緒にならず、ダンとアルと共に平和に暮らしていくのだった。) ◎コーリオ=アゲイト
今まで憧れから本気でキャスに恋した結果、キャスと普通に接する事が出来なくなる。
そこでカシムが頑張る事に、結果コーリオはキャスに告白するがキャスは付き合えないと言う。
それでもコーリオは以前よりも激しいアタックをキャスに繰り返す事になった。
そんな時、コーリオの商才が再び発揮されたので商人への道を提案するキャス。
しかしコーリオにとって理由は明かせないが盗賊になるのはとても大事だと言われる。
翌日、再び聞いてみると事情を話してくれるコーリオ、どうも義賊になりたいらしい。
違いを理解していないコーリオに説明、それからは恋人&義賊になろうとキャスに迫る。
しかし自分のせいでコルが死んだと思っているキャスは幸せになろうとはしなかった。
それでも日々のアタックで揺らいでいき、そして寝言でコルの事をコーリオに聞かれたキャス。
仕方なく詳しくは言えないが事情を説明する事に、それを聞いて自分の考えを言うコーリオ。
それを聞いてコルへの罪悪感がなくなり、キャスはコーリオを受け入れて恋人になる。
そしてコーリオと話した結果、キャスはコーリオと結婚する事を決意して皆に祝福される。
そして将来に向けて、コーリオの夢の義賊、それと現実的な未来の為に商人の勉強もする事に。
カシムとその仲間の盗賊たちも一緒に勉強する事になり、全員がそれなりの頭になる。
そんな日々を過ごすある日、コーリオが妊娠、そんな時カシムに呼ばれるキャス。
話はコーリオに関してだった、カシムとコーリオに血の繋がりはなくとある貴族の子供だった。
コーリオの母、コリヌはメイドであり本妻より先に子供が出来てしまい処分されそうになる。
その命令を受けたのがカシム達、妊婦を殺せないので殺害に偽装してコリヌを誘拐する。
その後コリヌと結婚するが病で死去、その時の治療費が原因でカシムたちは盗賊になった。
そんな時に村にオエステ帝国の商人がやって来る、実はコーリオの実家に関わる者だった。
コーリオの実父、ジャスパーの遠縁のジャントが甘い汁を吸う為に暗躍しようとしていた。
そしてジャントと商人が村に来て、コーリオを尋ねに来たのでカシムとキャスも立ち会う。
そこで出自を知るコーリオ、ジャントは後継ぎのいないジャスパーの為に国へ来る様に言う。 とはいえ混乱するコーリオに3日は村に滞在するのでその間に決める様に言う。
色々と悩むコーリオ、結果として母を捨てた父への復讐も提案されるが全て断る事に。
しかしコーリオを以て甘い汁を吸いたいジャントは村に私兵を連れてやって来る。
だがそれを予見していたキャスとカシムによって撃退、殺しはしないが酷い状態にする。
数日後、村で結婚式が開かれキャスとカシムは夫婦になり、そうして数年後になった。
商人として軌道に乗ったキャス達は義賊しての活動もしており、民からは英雄扱いされていた。
そしてコーラルと息子のコーラムと共にイチャイチャと仲良く過ごすのだった。
◎シズル=クーカイト
祭の途中、シズルと5年前の事を話し合うキャス、そして巫女に関して少し聞く。
異国だと巫女の力が行き場を失い身体が上手く動かないらしい(おそらくドジの原因
そしてここはオエステ帝国ほどではないが力が溢れているらしい。
とはいえそれからシズルは頻繁にキャスに会おうとしてくるがそれを避けるキャス。
聖女なシズルに対して裏部隊にいた汚い自分は会わないと思っているからだった。
そして告白されるが断るキャス、それからシズルは屋敷に引き籠ってしまう。
数日後、マルメロからシズルの食が細くなったと聞かされるキャス。
シズルは足りない巫女の力を食事で補ってる為、食事が足りないと危険なのであった。
一時はピオに頼んで栄養剤で何とかしてもらうも、原因なだけ心配なキャス。
翌日、シズルはキャスに家に来てはいけないと言われたので雨の中でも外にいた。
それを見てさすがに家に入れるキャス、このままではいけないとキャスは諦めさせようとする。
自分が過去に汚れ仕事をやって来た事、それ故に自分が許せないという事。
それでもシズルは自分の想いと考えをぶつけて、それを聞いたキャスも受け入れ恋人になる。
皆からも認められてイチャつきながら過ごしてしたある日、キャスの旧友のロゼッタと会う。
ロゼッタは元騎士だが怪我で引退、そこで噂のオエステ帝国の巫女の力で治癒しようと言う。 元暗部なので警戒をなくせないキャスだがそれを聞いていたシズルが力になりたいと言う。
という事でシズルが力を発揮を発揮できる聖地に仲間と忍び込み、ロゼッタを治す。
それからしばらくして闇商人から国境にオエステ帝国の軍が集まっていると聞くキャス。
調べてみると実際に軍が、すぐに国にその連絡をするが先に軍からの要求が来る。
内容はシズルの返還、国からの救援を待つがそれよりも先に軍からの要求期限前日となる。
最悪は全員の事を考えてシズルの返還もという考えもあったがそれをマルメロが止める。
シズルの本名はシズル=マギィス-オブシディアンという神事に関わる大貴族で、
そこの巫女は国の厄災を引き受ける為の生贄とされると聞かされて行き詰るキャス達。
そこに救援を受けてフルグライトが兵と共にやって来る、ジーニアも遅れて来るとの事。
しかし安心しきれないキャスは幾つかの布石をしておく事にする。
そんな時にシズルがオエステ帝国へと向かっているとマルメロから聞き急いで追いかける。
追いつくも強情なシズルにそれなら自分も一緒に行ってどうにかしようとするキャス。
そこに新生『王の耳』がやって来てキャス達を捕えようとし、抵抗するもやられるキャス。
シズルは連れて行かれるもそこにピオがやって来て薬を使い、何とかキャスは助かるも気絶。
(BAD:ピオが間に合わずにキャスは殺されてしまう)
目覚めたらそこはカシムの住む村から離れたねぐらで、ピオから数日経ったと聞く。
そして村はオエステに占拠され、いくつかの村人は村に留まったままだと聞かされる。
まずは目の前の村をどうにかしようと考えるキャスはバーレ芋を利用する事にする。
今回のオエステ帝国の軍は神官部隊、つまり信仰心溢れるので聖花である事を利用するのだ。
上手くいきそうになるがそこにレステ国の軍が侵攻してくる、先頭はジーニアだった。
そこでキャスが前に出て説得、オエステは聖花の生えるバーレを聖地に近い場所と認識し、
撤退しようとしている事を説明、しかしシズルに関しての説明を要求される。
キャス達は生贄に関して説明、しかし軍の隊長は既にそれが廃れている事を説明。
それを聞いたキャス達はシズルが幸せに暮らすならシズルをオエステに返す事を提案、 隊長はそれなら後は外交で解決と言う、そしてレステ国内にいる裏切者を教えてくれる。
今回の事は戦争を起こしたい裏切者と組んだ事でありこのまま戦争が起こらない場合、
シズルを殺してでも戦争を起こそうとしているだろうと推測する隊長。
オエステとしても巫女は殺させたくないのでこの事を教えてくれたのだった。
そしてシズルの情報から新生『王の耳』が新領主の部下と判明、急いで向かうキャス達。
そして囮をジーニアとその配下に任してキャスは裏から侵入、シズルの元へ辿り着く。
しかしそこに前回キャスを倒した男、元『王の耳』のネロがキャスの前に立ち塞がる。
一方ジーニア達も新生『王の耳』との戦闘になるが追い詰められる、そこにロゼッタが現れる。
キャスの布石のお陰だった、キャスの方はネロに追い詰められるもシズルへの想いで勝利。
『王の耳』にいた頃では絶対到達できない、『王の耳』には届かない剣筋によって。
そして新領主、ジーニアを王位に付けたくない派閥、を捕えて今回の事件は終える。
その後、ロゼッタはジーニアの親衛隊に所属する事に、キャスたちもバーレ村に戻った。
オエステ帝国も革新派により平和への道を歩んでいき、シズルはバーレ村に残った。
そしてキャスはお腹の大きくなったシズルと共に平和に過ごしていくのだった。
◎ジーニア=プリンシーノ=アイネス-レステ
何故かジーニアを気にしてしまうキャスは色々理由を付けて気持ちを誤魔化そうとする。
そんな時にジーニアと話す事に、翌日帰るとの事で寂しくは思うも言う事は無かった。
王都に帰るので長い別れと思ったが数日後にジーニアは村の為にと言って戻ってきた。
それからジーニアはシズルの屋敷で過ごす事になり、そしてキャスは騎士にしようとする。
ジーニアはキャスに規則正しい生活を送らせようとするがキャスからすればそれは困る話。
ジーニアを気にする理由を自分を探ってると考えているキャスは何とか帰らせようとする。
しかしジーニアが領主代行になったと知るキャス、しかも施政者としては優秀だった。
村を守る関係として仲良くなるがとある事からキャスのトラウマに触れてしまうジーニア。 それから少し溝が出来てしまうキャスとジーニア、そんな時にダンが重病になってしまう。
その為の薬を探し、ジーニアから領主の館に保存してあると聞いたキャスは一人向かう。
しかしその帰りに怪我を負ってしまうキャスだが、追ってきたジーニアのお陰で助かる。
一緒に来たアイラに薬を託して、雨なのでジーニアと共に近くの洞窟で休む事になった。
そこでキャスはジーニアと話し、今回急いだ理由、コルと重なった事、を話す事に。
代わりにキャスを騎士にしようとする理由を聞くと、理想の騎士だからと答えられた。
ジーニアの好きな御伽噺に出て来る存在で、自分をその話の姫として語るジーニア。
その場では気が付かなかったジーニアだが、のちにライラから告白みたいと言われる。
ともかくダンは助かる、そして自宅療養中のキャスはジーニアにちゃんと告白される。
すぐにジーニアが去って行ったので返事はしなかった、しかしキャスは受け入れられなかった。
自分の正体がジーニアの思う理想の騎士ではなく汚い仕事をしていた人間でもあったからだ。
そんなキャスにライラが理由を聞きに来たのでそれとなく事情を説明するキャス。
ライラは逃げているだけ、過去よりも未来に生きてもいいのじゃないかと言う。
翌日、ナスタ―からも説得され、その後ライラから話を聞いたジーニアと会う。
それでもと再び告白するジーニアにキャスも折れ、ジーニアの恋人であり臣下となる。
ちなみに翌日にはジーニアが言いふらしたので村人全員に関係は伝わっていた。
それからイチャつきながも数日後、キャスは薬草を集める為に村から数日離れる事になる。
ダンみたいな時の為だった、しかし考えていたのがジーニアと付き合う前だったので話す事に。
しかしジーニアは普通に認めた、がその実行きたくて仕方ないのだとライラ達から言われる。
どうせ仕事に手が付かなくなるので連れて行ってくれと言われて、ジーニアを説得する。
途中で寄った街でやっかみを受けるジーニアだがそれにも負けずに無事に旅を終える。
それから数日後、フルグライトがシズルに王位継承権がある事を告げに来た。
前王と愛人の子でもあり、前回の戦争はシズルを取り返す為の物であるとも判明する。 オエステ帝国にいたがシズルだが、隙を突いて国境を越えさせたという事らしい。
その為に囮にされたのがキャスであり、コルの犠牲になった戦いだと推測するキャス。
それからフルグライトの勧めで領主の館に移る事になったジーニア達とシズル、それにキャス。
何度か暗殺者が来てそれを防ぐ事に成功するも、ついにシズルに毒を盛られてしまう。
ピオを呼ぶが手持ちでは完治は無理らしく、館の保管庫にある薬も調べる事になった。
が、その時に何者かによって気絶させられるキャス、目が覚めると何処かの牢屋だった。
犯人はフルグライトとその部下の新生『王の耳』、目的はジーニアとシズルの排除だった。
フルグライトはもう1人の王位継承権の持ち主のヘンリーの派閥であると明かす。
とはいえ今すぐ消すつもりは無く何か聞きたい事があるらしく情報交換する事になった。
どうもこの国に人質として献上されて殺害された異国の姫に関して知りたがっている模様。
知らないキャスだが知ってる様に演じて延命に成功、そしてその後ピオと再会。
ピオが薬師になる為に協力したのがフルグライトらしく、ピオは安全らしい。
ピオは話をするだけと言っていたがこうなるとは思っていなかったらしく、
キャスに脱出の為の道具を渡して去って行き、それを使って脱出する事に成功したキャス。
急いで事情を知らないジーニアの元へ行き館から脱出、シズルはピオを信じる事にした。
キャスの隠れ家にて事情を聞いたジーニアはフルグライトの手際の良さに敗北を確信した。
そこにピオがそこにやって来て薬をくれて、それで疲れが取れるキャスとジーニア。
(BAD:ピオがこのままではどうしようもないと、キャスを眠らせて無理心中)
ジーニアはピオに王になるから臣下になってくれと、臣下は無理だが協力はしてくれる事に。
ちなみに王を目指すのは、王になる為にキャスを必要としてピオから奪った形になった、
しかし王にならないならピオにキャスを返さないといけないがそれは嫌だから。
ピオからの情報で村が安全だと分かったのでバーレ村に戻る事にしたキャスたち。
さらに数日後に王を決める審議だと判明、ジーニアが出なければ王にはなれない。
しかし警戒しているであろうフルグライトの目をどう盗んで侵入するかという話になった。 それから数日後、フルグライトの元にジーニアが服毒死したという情報が入って来る。
確認したフルグライトはそれを運んでお恵みが欲しいという発見者に王都まで連れて行かせる。
そして領主の館に戻ったフルグライトの元にキャスが現れ、異国の姫に関して話す。
姫はフルグライトの母で、戦争いなり不要となった人質として殺されてしまった。
故にレスト王国を恨んでいるフルグライトの目的は王族を滅ぼす事にあった。
それを聞いて冷静なキャスに疑問を持つフルグライトはある事に思い至った。
一方、仮死状態から目覚めたジーニアは発見者を演じていたカシムやその仲間と王都へ向かう。
そしてフルグライトとの戦いになるキャス、予想以上の力を持つが勝利を収める。
ジーニアは王都にてフルグライトの悪事を暴露、その成果で以て新たなる王と選ばれた。
それから数日後、死刑の決まったフルグライトの元へ行き両親に関して真実を告げるキャス。
父はレステ王国前王で、母を殺したと思った『王の耳』は真の犯人を殺す為に動いていた。
それを聞いたフルグライトは最後にキャスに感謝を述べ、キャスはフルグライトと別れた。
そしてジーニアは名君となり、キャスは夫で臣下として新しい諜報部隊として働いていた。
◎ピオニィ=ガルディスト-アイドクレイス(2週目以降
祭の夜、酔ったピオは皆の前で昔の結婚の約束の話をし、そのままキャスに告白する。
キャスとしてはコルへの罪悪感から付き合うつもりは無いが村人はほぼ皆が祝福ムード。
翌日、暴露した事を恥ずかしがるピオ、そんなピオを見て忘れるから気にするなと言うキャス。
混乱したピオを思って言った事だが、ピオは怒って酔っていても本心だと再度告白。
断るキャスにピオはコルの事だと察する、そこにアルとコーリオ、ジーニアが現れる。
ピオが好きなアルが決闘を提案、ジーニアはキャスが幸せになろうとしていない事を指摘。
翌日、最初は負けて誤魔化そうとするが、コルの祖母のナスタ―が観客にいる事を知るキャス。
ナスターの世話にもなっているので負けるのはやめる事に、だが武器は刃引きしてある真剣。
怪我させない様にと苦戦するキャス、それでも相打ちにしようとするが勝ってしまう。 それでも好意を断ろうとするキャスはピオに事情をぼかして説明する事にした。
今は女性として好きかどうかもわからない、そう言うキャスにいつか好きと言わせてみる、
それとは別にナスタ―に事情を説明するべきだと言うピオにキャスも決意する。
そして今まで話さなかった村に来た事情を話すとナスタ―はコルの残した手紙を見せる。
それはキャスがコルから受け取ったナスタ―への金貨が入った袋に入っていたという。
そこにはキャスの事を想ったコルの言葉があった、そして過去の罪悪感がなくなるキャス。
その結果、意識していたピオへの気持ちが完全に好意になり、告白しようと思うキャス。
しかしその時、ピオとの結婚の約束の時、指輪を用意すると言った事を思い出したキャス。
なので暇してるという闇商人に頼み、それまではピオと良い雰囲気になるのを避ける事にする。
そんなキャスに苛立ったピオは薬品の調合に失敗、家がボロボロになってしまう。
という事でキャスと同居する事に、キャスとしても指輪が手に入ったので歓迎だった。
そして家に来たピオに指輪を送り告白、当然受け入れ、そして結婚する2人。
それからイチャイチャしながら過ごしていたある日、ジーニアから不審な話を聞く。
バーレ村にオエステ帝国とのスパイ容疑がかけられているという噂だった。
カシムにも協力してもらい、スパイ疑惑は不明だがレステ王国が戦いの準備をしてると知る。
事情を聞いたジーニアは軍の向かう先はバーレ村と推測、王都に戻る様に言われたからだ。
そしてフルグライトが怪しいと言うジーニアだが確証は無し、ピオにも相談する事になった。
村人とも話し合い、ジーニアの協力も得て書状も送るがそれが届く事はなかった。
そしてピオが容疑の原因であるシズルを問い詰める、誰かが問い詰める前にと言う事だ。
しかしおかしさを感じたキャスはピオを連れ出す、そしてフルグライトの怪しさを伝える。
そこにピオのペットの鷹のリルがやって来る、その足に葉を使った通信文を巻き付けて。
ピオはフルグライトの協力者だった、フルグライトの目的はバーレ村に城塞を築く事だった。
原因はシズルの事がデクロワを通じてバレてしまったせいで戦争が起こるかもしれないからだ。
未来の為に考えているというフルグライトをやたら慕うピオにキャスはある考えに至った。 ピオはフルグライトの結成した新生『王の耳』の一員であった、ピオは恩義があったのだ。
キャスを探して王都に行き、そこでフルグライトに拾われて『王の耳』に入ったのだ。
今回が初任務だとは言えこれから非道な道しかない道に進ませた事に責任を感じるキャス。
ピオはキャスを『王の耳』へと誘うがキャスは断り、ピオとはそこで別れる。
キャスは村人に急いで現状説明、カシム達のアジトに避難させて、ジーニアへの連絡もする。
そして敵を迎え撃つ事に、敵は宰相の私兵のみで最初の戦いは問題無くキャス達が勝利した。
それから幾度となく襲撃があるが何故か本気の部隊を送って来ないフルグライト。
それを疑問に思うキャスだが、斥候に出ていたカシムの仲間からピオに関しての話を聞く。
ピオはキャス達に情報を漏らしたとして捕まっているらしく、このままでは秘密裏に処刑。
それを聞いたキャスは皆に村を任してピオの救出に向かう事にした。
一方でフルグライトはキャスを待っていた、目的はキャスを自分の手駒にする事であった。
侵入するキャスはピオと再会するが幼い少女が『王の耳』と気づかずに捕えられてしまう。
そしてフルグライトと対面、手駒になる様に言われるキャスだが当然断る。
そしてある事を聞く、それはフルグライトがピオの実家を取り潰したのではという話、
それを認めるフルグライト、実家を立て直すと言われていたピオは最初から裏切られていた。
そしてフルグライトの目的が戦争を起こして国を疲弊させる事である事と問い詰める。
処刑されそうになるキャスは最後にとピオの好きだった物語の結末をフルグライトに望む。
結末は心中、それを知っているフルグライトは拘束を解いて2人を一緒にさせる、
当然武器などが持たせずに殺すのは周りの部下がするつもりだった。
そして物語を語る2人、しかし最後は心中ではなく幼いピオにキャスが語った最後だった。
2人生き延びて幸せを掴む、その瞬間に爆発が起きてその隙を突いて行動するキャスとピオ。
そして少女を含めた『王の耳』を倒すキャスたち、そこに新しい侵入者がやって来た。
援軍として呼んでいたジーニア達だった、村への援軍に向かう途中で爆発に気付いたのだった。
ジーニアはフルグライトの処罰を命令、しかし国にとってフルグライトの損失は大きいと言う。 そこでキャスはフルグライトが国を衰退させようという真意が不明なので生かす事を提案、
そしてフルグライトはジーニアのブレーンとして幽閉されて永久に働かされる事になった。
全てが解決して村に戻ったキャスとピオ、しかし責任を感じたピオは村を出て行く。
しかし寸前で気づいたキャスは追いつく、そしてピオを説得して村に留まらせる。
それからしばらくして、フルグライトを捕えた功績でジーニアは女王となった。
そしてキャス達にデクロワの領地を与えて、2人は貴族として復帰したのだった。
と言っても2人はよくバーレ村にいており、幸せに暮らし続けましたとさ。 ◎簡易版
・マリー(魔法使いの少女、ドイツ人
祖母がやって来たので料理を作るが、今のままでは嫁に出せないと言われる。
というのも日本人に嫁入りするのにドイツ料理だったからだ。
それに気付いたマリーは和食を作って満足させて、無事に結婚式。
・優佳(メシマズ少女
メシマズ解消の為に料理の練習中に魔法薬を混ぜてしまい優佳がロリ化。
それを見て春美のトラウマ発症、それを見て複雑な気分の優佳。
しかし春美が頑張って仲直り、優佳も少し素直になった。
・かりん(妹的な少女、キャッホー
かりん父が春美とかりんの付き合いに反対、春美の料理で認めさせる事に。
結果はかりんのオムライスで認めてもらう、でも春美の料理じゃないと突っ込まれ騒動。
結局、その後のお出かけに母親たちがお目付け役にいた。
・ルゥリィ(マリーの使い魔、猫
飼い主の恋愛を手伝おうとするが余計な事をし過ぎて怒られる。
それをどうにかしようとする春美だがちょっとした事でルゥリィと関係が悪化。
でも何とかなり、飼い主の恋愛もどうにかなり、いつか嫁に来いと言う。 ◎マリーのマジカルレシピ(マリー
マリーの故郷の出来事から1ヶ月後、長老達が日本にやって来る事になった。
春美とマリーの結婚する日が決まったので招待する為だ、春美は緊張するがマリーは楽しみ。
ちなみにルゥリィは生き別れた飼い主と再会、使い魔を辞めてそこで暮らしている。
そして長老、それにクラウディアにクリスがやって来た、クラウディアはマリーに変身して。
マリーに関しての入国審査とかをする為に一時的にクラウディアをマリーに変身させたらしい。
そのせいでマリーに変身したクラウディアによる悪戯があったが無事に店まで連れて行く。
美咲、春美の義母が今晩どうするかと聞くとクラウディアたちのアパートに泊まるとの事。
実は解約するつもりがクリスに彼女、瑠璃子、が出来たので日本に残る事にしたらしい。
そして皆が集合、春美とマリーは二人で作った料理と共に想いを告げ長老に結婚を認められる。
しかしマリーがお昼に作った料理を見て何故か長老は今のマリーをお嫁に出せないと言う。
理由を聞くが宿題にされてしまう、皆が帰った後に考える事になった春美とマリー。
春美との会話中に何か気づいたマリーは翌日、春美ではなく美咲と何かを頑張るマリー。
そして夜、長老を呼んで宿題の答えを披露するマリー、それは和食だった。
今までマリーはドイツ料理のみだった、しかし日本の家に嫁入りするなら和食も、との事。
相手の事を考える事、特にマリーは外国人なので積極的にその必要があるとは長老の弁。
マリーを心配した長老のお世話だった、そうしてマリーは長老に結婚を認めてもらう。
ちなみに美咲と頑張っていたのは春美が食べなれた美咲の味を覚える為だった。
そして無事に結婚式、互いにこれからの幸せを誓うのだった。
◎旬の裸エプロン(優佳
指輪を渡して1ヶ月後、メシマズの優佳が料理の練習を始めると言い出した。
先生役にされる春美に何でもしてくれると言う優佳、せっかくなので料理を楽しむ事に。
その為に裸エプロンを要求、そうして着てもらったがそちらに集中して料理は失敗。
それでもどうにかしようとする優佳は近くにあった調味料をてきとうにぶち込み完成させる。 どう見てもヤバいし春美も止めるがそれを食べる優佳、すると何故か幼くなってしまった。
そこに現れたマリーとクラウディア、どうもクラウディアの作った薬が原因らしい。
それを調味料と一緒にいれた結果が今の優佳、そして薬の内容は若返りの薬だった。
幼い優佳を見て幼い頃に優佳に弄られた記憶が蘇った春美はトラウマが発症してしまう。
その結果、優佳を恐れて美咲にべったりな春美、それを見て気分の良くない優佳。
優佳は1人で過去を思い出す、優佳が春美を弄ったのは母である美咲を春美が独占したから。
そして春美を美咲が独占したから、そして気を惹きたくて弄る方向に走ったのが理由だった。
その頃を思い出して寂しくなる優佳、そこに優佳を探しに来た春美がやって来る。
優佳のいた場所は昔家出した時と同じ場所だった、そこで優佳は昔の自分の事を話す。
春美を怯えていた事を謝る、そして優佳が幼い頃にしたかった理想の関係を一緒にする事に。
そして翌日には元に戻った優佳、それから優佳は少し素直になったのだった。
◎史上最強のオムライス(かりん
ある日かりんを送ってる帰り、かりんとキスしようとした所でかりんの父が現れる。
かりんを溺愛するかりん父は春美が気に入らない、しかし流れで春美もかりん家に行く事に。
そしてかりんが春美とヤってる事を家族の前で暴露、それを聞いて衝撃を受けるかりんの両親。
春美も覚悟を決めてかりんを下さい宣言、かりん母は認めてくれるもかりん父は反対。
そんなかりん父に料理で認めさせると宣言、かりん父も美味しいと言わせたら認めると言う。
とはいえ勢いだったので何を作るか皆に相談、そこに美咲が現れてかりん父の好きな物を提案。
そこでかりんに聞く事に、オムライスが好きだと判明したのでそれを作る事になった春美。
そして料理を振る舞う当日、春美としては最高のつもりだが何かが足りない気がする。
それをかりんとの会話で気づく、そして用意されたのはかりんの作ったオムライスだった。
当然かりん父は美味しい宣言、そうしてかりん父は春美とかりんの結婚を認めてくれる。
その後、マリーが春美の料理では無いのではと突っ込んだのが原因でひと悶着あったが。 そしてその数日後のプールでのデートに美咲とかりん母がお目付け役としていたり。
◎美味しいはちみつミルクの作り方(ルゥリィ
飼い主の瑠璃子から恋愛相談をされるルゥリィ、そこからある話に発展する。
ルゥリィに春美の元に戻ってもいいと言う、しかしルゥリィにはしたくても出来ない。
自分が悩んでいるというのにルゥリィを想う瑠璃子、そんな瑠璃子に何かしたいと考える。
そんな時にいつも通り無銭飲食しにクラウディアとクリスがやって来る。
クリスは払いたいがクラウディアのせいで叶わない、そこにルゥリィが現れる。
ルゥリィはクリスに瑠璃子と付き合えばどうにかすると言う、それを聞いてクリスは激怒。
そのままクリス達が帰った後に事情を聞く春美、ルゥリィ曰く進展しない2人を思っての事。
そして自分だけ幸せなのにという気持ちもあった、そして住む場所に関しても話す。
ルゥリィとしては今は瑠璃子の場所を離れる気はなかった、春美もルゥリィを理解する。
そんなルゥリィの為に協力する事に、そこでルゥリィの添い寝は信頼の証を採用する。
という事で翌日、クリスを嵌めてお泊り会を開く事に、ちなみにルゥリィとはすぐ仲直りした。
参加者はお料理教室という名目だったのでマリー、それにクリスと瑠璃子、ルゥリィと春美。
途中で瑠璃子がマリーの魔法を見たいという話になり、マリーは変身してみせる事にする。
しかしマリーの魔法服は扇情的で春美は興奮して、クリスもその姿に意識してしまう。
それを見たルゥリィは怒って移動してしまい、瑠璃子も落ち込んだのでマリーに任せる。
春美はルゥリィの元へ行き謝罪、ルゥリィは春美から誘われた事がなく自身を無くしていた。
瑠璃子の元を離れたくないという話の時も引き留めなかったのも理由であった。
春美はルゥリィを想っての事を発現、後自分から迫らなかったのは周りのロリコン扱いが原因。
しかしルゥリィの為にロリコン宣言、そしてルゥリィとは仲直りするもある事を思い出す。
瑠璃子たちの事だ、急いで戻るとマリーが部屋の前にいて中を静かに覗いてみろと言う。
覗いてみるとクリスが瑠璃子に告白しており、その姿はまさに相思相愛で安心するルゥリィ。
春美はルゥリィに瑠璃子が大きくなったら嫁に来いとプロポーズして受け入れられるのだった。 ◎登場人物&短縮+適当解釈版
七枷 樹:琴子が死んでから観測をやめた青年
七枷 ギズモ:元・猫で現・猫耳メイド、段々人に近づいていく
⇒ギズモは樹のお陰で言葉を得て世界となった、しかしそこにギズモはいない。
ギズモがいなくなった世界の樹はギズモに似た少女と結婚、家族を続けていく。
七枷 結衣:揺らがないモノを好む姉、昔の自分を『こっちの結衣』と呼ぶ
⇒結衣はマクスウェルの悪魔と混じり合った存在で世界はエントロピーが減っていく。
それでも樹は結衣を見て、共に永遠となった。
七枷 式子:少女になった母、植物に関しての能力を持つ
⇒一時は能力を失うも過去のトラウマを乗り越えて能力を取り戻す。
そして式子の願う『悲しみ』のない世界で生きていく事になった。
柚 :幼馴染で一般的な感性の持ち主故に振り回される、苗字は不明
⇒柚にとって今の七枷家は認められないがそれでも最後は理解はする。
そして樹は柚を選んで七枷家は樹以外消えた、そして柚と共に生きていく事にする。
七枷 琴子:死んだはずの妹、かなり頭が良い
⇒樹は『観る』という事を理解して琴子のいる世界を確定させる。
観る事を望めばいつだって望みの世界が手に入るのだから。 ◎共通
ある星降る夜、七枷樹(樹)は妹である七枷琴子(琴子)との約束を守る為に扉を開けた、
琴子は病気なので扉を開けてはいけないという家族の決まりを破って。
そうして樹が見たのは死んだ琴子の姿だった、それから3年、樹は他人の観測をやめる。
唯一顔を認識している幼馴染の柚に不登校の事を責められたり、
ペットである猫のギズモが話せたらと願っていたある日、3年前の様に星が降る。
そして樹が琴子の部屋の扉を開けると、そこに死んだはずの琴子がいた。
翌日、柚が樹の元にやって来て地震があった事を伝えるが樹はそんな事知らなかった。
そんな2人の前に琴子が現れて朝食の時間を告げに来て去る、それを見て驚く柚。
死んだはずの琴子の事を問う柚だが樹は琴子が帰ってきたから良いと言う。
納得いかない柚は樹の母である七枷式子(式子)に話を聞きに部屋を出るがすぐ戻って来る。
樹に部屋から出ない様に言うと柚は自宅に戻って行った、気にせずに部屋を出る樹。
リビングに行くと琴子がいて朝食を作っており式子を呼んできて欲しいと頼まれる。
樹が式子を呼びに行くとそこには見た事無い少女がいて、少女は自分が式子だと言う。
その後琴子とも馴染んでいた、琴子曰く『見える』のと『観る』のは別とかなんとか。
そして琴子は樹に式子の以前の姿を聞くが樹には思い出せない。
琴子は樹が『観た』からここにいると言って去る、樹は外出する事にする。
外の公園で姉である七枷結衣(結衣)と会うが、姿は変わらない筈だが何かが変わっていた。
家に帰ると父である七枷電卓(電卓)も見た事の無い姿だった、そして晩飯も変わっていた。
式子が作ったという謎の野菜が並んでいた、しかし肉類を触れなくなったらしい
食後、今日はまだ見ていなかったギズモの声がしたのでその場所に向かう樹。
そこにいたのは猫耳メイドの少女、樹はその猫耳から少女がギズモであった存在と気づく。
翌日、琴子曰く、自分が帰って来た夜に七枷家は特異点になってギズモも巻き込まれたらしい。
人間になったのは樹がギズモに喋って欲しいと願ったから、でもまだちゃんと喋れはしない。
その後柚が訪ねて来たので琴子にギズモを預けて柚の元へ、柚は外で話す事を望んだので外へ。 柚は樹が騙されてると言って25年前の写真を見せる、そこに写っていたのは今の式子だった。
七枷家を乗っ取ろうとしているという柚だが理由が思いつかない樹、柚は証拠を探すと去る。
家に戻ると全員が集まっていた、ギズモをどうするかの話し合いで結局現状維持。
2日後、琴子に頼まれてギズモと外に行く事に、そこでついに言葉を覚えるギズモ。
翌日、金が無いと言う結衣に何を買ったのか聞くと様々な物を買っていた。
以前と違う結衣に疑問を覚える樹だが、結衣曰くこっちの結衣は知らないとか。
あまりに様々な物を買うので博物館でも造るのかと聞くとそれだと言って部屋に戻る結衣。
結衣の部屋に行くとそこにはポストや標識など様々な物で溢れていて驚く樹。
結衣曰く誰にも使われない物、せめて形だけでも永遠に残してあげると言う。
翌日、色々と足りない樹の元に柚が弁当を持参して現れる、そして料理を覚える様に言う。
自分が教育係である事を約束させる柚、樹は久々のまともな食事にてきとうに返事する。
という事で数日後、柚と料理の勉強をする事になった樹、結果最低限の腕前にはなる。
ある日、樹は猫のギズモと遊んだ後に外に出る、そこで警察官で柚の母の蜜柑と会う。
何故か驚いている蜜柑の話を聞くと樹が星の振った夜から10日間行方不明と言われる、
事情が理解できない樹は近くに一昨日の新聞を見つける、それを見る様に言う蜜柑。
局地的地震で一家4人が行方不明、その場所とは樹の家である七枷家であった。
樹はこれが夢だと思う、そして気が付くと自分の部屋のベッドで先ほどまでは夢と気づく。
ある日琴子と2人で外出する事になった樹、その途中で目の前の琴子の姿を見失ってしまう。
すぐに姿を見せた琴子だが樹は自分の中に琴子を見ているのと見ていない自分がいると考える。
そして琴子が姿を見せたあの星降る夜に何かがあって、それからズレたのだと考える。
今は揺らいでいるがどう確定するかわからない、そう考えた樹は覚悟して見る事にする。 ◎七枷ギズモ
ギズモの部屋に行く事にしていたが寝ていた、なので翌日に遊んであげる事にして寝る。
そして翌日、ギズモと遊んでる最中に樹はギズモとの会話が成立している事に気付く。
そんなある日、樹は猫であった時より人間のギズモが『自然』じゃないと思う樹。
自分が人間にしたせいではと思った樹は琴子に相談、琴子は人間自体が『不自然』と言う。
人間は世界を観て世界を変えるために行動する、それはとんでもなく不自然であると。
樹はそれが認識とか任地、頭の中の問題だと理解する、それから樹も観る事を意識する。
ある日寝ていた樹のベッドにギズモが潜り込んで家族に誤解されるも何とか説得していく。
その途中でギズモが発情期と判明、任された樹はどうしようかと悩み、考える。
ギズモを拾ってからの1年間、ギズモだけが樹を観て、ギズモだけを観た昔の事を。
そして樹はギズモを受け入れる事にした、ギズモがいたから昔の家で過ごせたから。
その夜、ギズモを拾った時の事を思い出す、1つだけ大きな流れ星があった夜の事。
側面に『Gizmo』と書かれた壊れた工具箱に入っていた事を、故に樹はギズモと名付けた。
過去の夢から覚めた樹は琴子から今から50時間は何があっても驚かないように言われる。
その時からずっと黄昏時になった、翌朝にギズモは前よりもいっそう人間らしくなっていた。
琴子は時間軸方向に巨大な質量があり、このままだとこの世界は事象の地平面に落ちる、
そして滅亡、樹の観ている世界のみが現在の世界に永遠に止まり続けるように観えるらしい。
そこは樹の観た世界が『世界』として確定する、『夢』によく似た世界と説明される。
翌朝、朝の光を浴びた樹はここが夢だと思う、そして部屋から出て猫のギズモと遊ぶ。
そこでは前の七枷家がいて樹はギズモだけに話しかけた、ギズモだけが『観えて』いたから。
そして空に大量の星が降る、その時夢が琴子の帰って来た時だと思い琴子の部屋へ、
しかしその直前で人間のギズモが現れて、ここはギズモの『観て』いる世界と言う。
『世界』は『人の脳』が造り出したもので、『脳』を『人の脳』にするのは『言葉』だから、
ギズモは樹に『言葉』を教わって、世界を『観る』事が出来るようになった。
樹はギズモと話す為に外に出る、琴子の言った50時間から既に2日は経過したから。 樹は聞く必要があった、人間になったギズモの言葉を、鏡である自分の言葉を。
ギズモは言う、夢はずっと前から始まっていた、琴子の生まれ変わりを望んだ時から、
そして樹はギズモを拾い、ただの『物』であったギズモに『言葉』で形を与えた。
そして樹の望む『世界』はギズモの中に折り畳まれて存在していた。
琴子は元気で、母は明るく、姉は強さと優しさを取り戻し、父は面白くなっている、
そんな『世界』なら全てがハッキリと見えると思う樹、そこに行きたいと願う樹。
ギズモは自分という繭を通して世界を『観る』事ができれば可能だという。
しかしそこにはギズモはいない、樹はそれを否定してギズモとも共にいようと言う。
だが琴子の言う50時間が過ぎればギズモは確率だけの存在に戻る、つまりさよならだった。
そしてギズモは最後の願いとして頭を撫でてくれという、樹はその時がくるまでずっと撫でた。
大きな流れ星が光った、ギズモのいた場所には壊れた工具箱と、小さな猫のオモチャがあった。
黄昏の世界の樹は、向こうの樹が望んだ物を手に入れられたか琴子に聞くが難しいと言われる。
七枷家の全員が琴子が死んだ事実を受け入れなければそれは不可能だという。
そしてギズモは3年前とよく似た『世界』そのものとなって生み出した。
しかし全てを失った樹は、誰よりも奇跡に近い場所にいると琴子は言ったので観る事にする。
その世界の樹は琴子の生きている世界を幻想と否定した、そして家に帰ろうとした時だった。
ギズモに似た少女に会った、それから3年後、その少女と縁があって結婚して子供が出来た。
名前は琴を奏でるで『奏』、名前の継承、意味の継承、受け継がれてゆく『想い』、
親と子が繰り返されることで『家族』になる、親になった樹はそう気づいたのだった。
家族とは『空間』ではなく『時間』なのだと、そうして新しい『世界』がそこにあった。
◎七枷結衣
結衣の部屋に行くが何が言いたいか思いつかない樹、結衣は明日は出かけようと言う。
翌日の結衣との外出中、3本の鉄塔の話になった、今では1本しか残ってはいなかったが。 そして結衣は3年前に変わったのは樹だけじゃない、鉄塔の下であった事を忘れてると言う。
こっちの結衣が言っていたという結衣に同じと言う樹だが、結衣はお化けみたいなモノと言う。
ある日、結衣と話していて父と母が20年以上、結衣は3年だけ『飛ん』だのではと思う。
しかし結衣は一部分だけ当たりと、そして結衣は物質に変える力を見せる。
そして3年前に鉄塔の下であった事を思い出させる、琴子が死んで結衣といた時の思い出。
死より永遠を望んでいた、そして結衣と共に永遠になろうとした時の事を。
その後、結衣は雪の中で樹と外にいた事を怒られ、その結果イジケて不良になった。
結衣は樹の望みを叶えるためにここに来た/私はこの『世界』を否定する為に作られた存在
結衣は自分を観てくれるかと聞き、見ると答えた樹だが軽々しく答えるなと言われる。
翌日、結衣とエントロピーに関しての話になり、再び2人で出かける事になった。
結衣に言われて自分が欲しい物を送る事になった樹は柘榴石のペンダントを送る事に。
樹が欲しいのは形のあるものではなかった、それを聞いて安心したと言う結衣。
ある時琴子は言う、結衣はエントロピーを減少させるマクスウェルの悪魔だと
ある日樹は外出中に会った柚から今の結衣の姿が3年前の姿であると言われる。
それを聞いて樹は3年もの間家族を視ていない事実に衝撃を受けた。
ある日樹は電波塔に関して調べていた、電波塔は正三角形の形で中心が七枷家だった。
そんな時、電卓から結衣に関して本当の事を話すと言われる樹は公園に行き、電卓は言う。
公園には研究所があった、そしてここには無いが研究所のある世界の60時間後の事、
そこでは実験が行われて、結果によって世界は分岐する、その効果が及ぶのは七枷家。
研究所のある世界では電波塔が残っており、それにより遠くの世界から来たお化けが結衣。
そして結衣だけじゃなく他の皆もお化けだと言う、樹は電波だと思いそこで帰る。
その夜変わった夢を見る、男は未来の自分を夢見てそれが家族を実験体にするものと知る。
それを知った男は普通を目指した、そうして会社に固執した、それが普通だから。
年末に樹と結衣の外出中、樹は結衣から自分の身体が水晶になりかけていると聞かされる。 そしてそれは樹だけじゃなかった、そしてそれは樹が結衣を観た結果であった。
『終わりの無い世界』へと、何故教えたかと言う樹に結衣はこっちの結衣が、と言う。
本来なら樹は結衣と一番一緒にいたから最初に結晶化する筈だった、しかしそうはなってない。
3年前、鉄塔の下で慰め合いだったかもしれないが結衣は樹と結ばれる事を望んだ。
そしてその続きを今する事になった、そして全てが終わった樹は永遠を望んだ。
それから琴子が現れる、琴子は2人の想いが刻まれた石を拾って帰る事にした。
石は柘榴石だった、『豊穣』と『多産』を現すガーネット、結衣が求めた願い。
3年前の結衣は樹と結ばれる事で琴子の生まれ変わりを作ろうとした、しかし失敗、
さらに大人たちから全て否定されて世界を観る事をやめた。
その結果、『全てを否定する者』と重なって現れる事になったのだった。
そして樹と結衣は宝石となった世界で永遠をとなって過ごすのだった。
◎七枷式子
式子の部屋に行く樹、そこで今は夜なので明日2人で話がしたいと提案する。
翌日、デートだと思っている式子と出かける事になった樹、まずは公園に向かう。
そこは3年前からあるが式子は知らなかった、前の式子は家と買い物先しか知らないらしい。
そして前の式子の想いを知る樹、その後は今の式子とデートする事になった樹。
しかし前の式子と話して、幸せアは目の前にあると思った樹にはそれで充分だった。
ある日、ふと式子が植物に関して能力か気になった樹は式子に植物に関して聞いてみる。
式子にとって森みたいに皆が互いに生かし合っている家族は素敵であると考えていた。
そういった自然の暖かさは樹がいちばん欲しかったもの、故に樹は式子を『観た』。
そうして式子との関わりが多くなる樹、式子も樹が観てくれたから幸せだと言う。
式子は樹にキスしようと言い樹は式子とキスをする、それから家族に隠れて何度かする。
関係を深めたある日に式子から好きと言われる、しかし式子自身が好きを理解していない。 特別とそうじゃない好きを理解出来ていない式子に樹は式子は家族こそが特別だと教える。
それに納得する式子、家族という一つの命が好きという式子に衝撃を受ける樹。
その瞬間、式子と樹の世界が重なった、そして式子に誘われて繋がる。
・・・わたしの家族は憎み合っていたわけでは無いが上手くいかないでいた。
わたしが大人になればどうにかなると思っていたがその前に父が病死した。
病死した父は『肉』となった、それは『終わり』の別の表現であると理解させた。
そして『火』によって燃えかすとなった、『火』は『終わり』をもたらすものとなった。
それから『肉』と『火』、『終わり』に関する2つを忌避するようになった。
代わりに求めたのは『死』とは正反対で、森のようにずっと続く『いのち』だった。
そしてあの人と会い、わたしは永遠の森を作る、その願いを実現する力を形にした。
・・・そんな夢をみた樹、そして樹は式子を母さんと呼ぶ様になっていた。
その日、前の家族の集合写真を見つけた樹は今の家族で皆で出かけた事が無いと気づく。
皆で出かける事に、途中で式子の食虫植物?のパッくんが何か伝えようとするが伝わらない。
翌日、調子の悪そうな式子、さらに式子は植物を操る能力を失っていた。
どうにかしようとするがどうも出来ず、翌日には式子が失踪してしまう。
焦って周りに当たる樹だが、これでは前の家族と変わらないと冷静さを取り戻す。
皆で探しに出て何とか式子を見つける樹、しかし式子は帰れないと言う。
能力の無くなった自分ではダメだと言う、そして樹に触れてあるイメージを流す。
それは以前見た夢で、夢の内容が以前の式子のものであったと理解する。
『力』を手に入れたのは『不幸』の反動、『不幸』がなくなったら『力』もなくなる、
そして『力』がなくなれば自分が存在している理由もなくなる、そう説明する式子。
どうして前の式子の代わりに今の式子がいるのかという理由。
そして存在してる理由の無い自分では家族が作れない、つまり『終わり』が来ると恐れる。
それでも樹の説得で何とか家に帰らせる事には成功、しかし根本的には解決していない。 そこで樹は自分が『観た』事でこうなったらなら、観測して確定させれば良いと気づく。
そして樹は式子に『悲しみ』のない世界をしようと決意する。
翌日、樹は式子との外出中に過去の記憶を見る、自分だけではなく式子の記憶もあった。
25年前、式子の父が死んだ時であり全ての起点でもある時を。
何故今見るのかと疑問に思う樹に声が25年前に吹っ飛ばすためだと答える。
そして突然血まみれになり燃えだす樹、しかし気が付くと樹は式子に包まれていた。
式子は『肉』と『火』を超えて樹を助け出した、何故なら式子は『与え』『癒す』人だから。
気が付くと周りが森に囲まれていた、式子の能力も元に戻っていた。
そして樹と式子は1つになった、感覚が共有される一つの樹になった。
それどころか家族とも1つになっていた、そこに琴子が現れて『群体』だと言う。
個体が集まって形成された1つの個体の様な集合体、家族はそういう状態になった。
それから何度も年は過ぎて行った、柚の家は引っ越して、周りの家は減っていった。
それでも七枷家は健在だった、それからまた年は過ぎて七枷家は森に包まれ一体となった。
それからも世界は広がっていき、七枷家は森となり星の隅々まで広がった。
『死』すらも周期に取り込んで、七枷家は永遠となって存在していた。
ある日樹は目を覚ました、今の七枷家で普通に過ごしていく樹。
幸福な世界は幸福を感じる主体の世界、そこでは時間が無意味になったとさ。
(過去に遡ったりする事も出来る世界になった)
◎柚
電卓の部屋に行く事にした樹、そこで電卓から自分達を見ないのも選択肢と言われる。
そうしたら元に戻るらしい、そうして翌日、柚が家に来て一緒に掃除する事になった。
そこで明日が12/24日だと気づき、料理の腕前を披露する事を約束して別れる。
そして翌日、ギズモがケーキを作りたいと言いそれを手伝う事になった樹。 無事ケーキは完成、しかしそこに忘れていた柚がやって来たのでケーキを振る舞う。
そこで柚は自分を見てと言う、今の世界は柚を見ないで樹が見ていた世界だと言って。
それを聞いて確かに今は琴子がいて、平和でにぎやかな世界だと感じる樹。
しかし思えば思う程ぶ曖昧に感じる、そして家にいたくない訳じゃないが外出する樹。
その後に柚と話した後の夜、柚が七枷家にやって来て泊まる宣言、一応認められる。
柚としてはどうしてこうなったか知りたいのだが七枷家の面々と接して混乱は深まるばかり。
そんなある夜、眠れない柚は式子と話すことに、そこで式子から自分が怖いのか聞かれる。
正直に怖いと答える柚、何故なら今の式子は柚がずっと見て来た式子とは違うのだから。
そう本音を言った柚に式子が変る前の雰囲気で答える、自分はちゃんとここにいると。
柚にとっても七枷家は大切だった、だからこそ変わった七枷家は受け入れられなかった。
そして式子の想いを知る柚、自分の思う本当の式子の存在を感じれた故に悩む柚。
式子は新しく始めようとしている、しかしそれは過去を無かった事にするから許せない。
そう自分の想いに気付いた柚は琴子が死んでからの3年間を自覚させようと考える。
その為に樹を連れ出してデートとして街を巡る、そしてその最後に柚は樹に言う。
今の七枷家が前の七枷家とは違う事、そして樹がこの3年間を無かった事にしようとしてる事、
そして3年間の間の七枷家が苦しんできた事実を告げていく。
結衣は樹を心配していたが自分以外と関わらない樹のせいで自分を責めて結果居場所を無くし、
電卓は外と家での苦労に耐えて仕事を頑張っていたが仕事を失いどうしようもなくなり
式子は家族と関わらない樹が食事出来る様にせめてお金を置いて、そしてパートしていた事。
その全てを無かった事にしようとする事、それは柚にとっては許せなかった。
それを聞いてまた琴子を殺せと言うのかと聞く樹、それでも柚はそうすべきと言う。
柚が正しいと分かっていても感情が否定する樹は他人だから口出しをするなと言う。
そんな樹に柚はずっと好きなんだからほっとけるわけないと、自分を見て欲しいと、
そして前みたいな幼馴染として、出来たら恋人、両方無理なら姿を消すと言う柚。 琴子が消えるかもしれない、それでもそれを聞いてしまった樹はゆずが好きだと答える。
翌日、琴子に柚と家族以上になりたいかと聞かれて、知りたくはあると答える樹。
一方で柚は結衣から変わらずにいられるかと聞かれ、変わっても樹を好きになると答える。
そしてその場にいたギズモと式子にも関係を認められる、そして柚は自分の気持ちを言う。
柚にとって前の家族は普段誰もいない自宅以上に自分の家族でもあった事、
今の家族も本質は変わってない事、そして柚も自分の理想の家族を目指す事を決意する。
その夜、柚は琴子から樹がこちら側だからそちら側の柚とはいられないと言う。
それを否定する柚、何故なら柚の理想の家族に既に死んでいる琴子は存在していないから。
それでも琴子に感謝と謝罪をする柚、琴子はこうやって柚の背中を押したから。
翌朝、樹が目を覚ますとPCに英語で、あなたとこの世界にさようなら、と出ていた。
疑問に思いつつも朝食の準備をしようとする樹、しかし家には樹以外誰もいない。
皆を探しに出る樹、しかし誰もみつからない、だが最後に柚を見つける事は出来た。
柚は昨晩の会話が原因で皆が消えたと思った罪悪感から樹を避けていたと話す。
しかし樹は自分が柚を選んだからと答える、そして柚の傍で生きていく事を選択する。
それから樹は今まで見なかった世界を柚と共に見て回る、そうして過ごしていくのだった。
◎七枷琴子(全√後
琴子の部屋に行く樹、寝ている琴子を観て樹はずっとこの世界を観る事を決意する。
ある日琴子から無くなった原っぱで星空を見たいとお願いされる樹だが最初は否定する。
無くなったものを見ない、なら死んだはずの琴子に関してはどうなるのか?
それは帰ってきた琴子を否定する事だと思い、樹は星空を見る事を約束する。
どうしようかと悩む樹の元に柚が現れて現状の危険性を説明する。
電卓と式子は外から見れば失踪扱い、故に警察である蜜柑が家宅捜索するかもという。
そんなある時、謎の機械音が聞こえて来て気になった樹は調べようとする。 しかしギズモが立ち塞がり、流暢な言葉使いで舞台の裏側を見てはいけないと、
そうしたら夢が覚めるから、だから『外側』を見てはいけないと言う。
気が付くといつものギズモが目の前にいたので夢だと判断して寝る事にした樹。
翌朝、蜜柑がやって来て様々な容疑で式子と結衣と電卓を逮捕していく。
助かったのは書類上死亡している琴子、猫だったギズモ、それと樹だけだった。
琴子に相談すると『世界』が望めば樹はその『世界』を観る事が出来ると言う。
しかし翌日、樹にはどうしようも出来ずに琴子の手料理を食べて寝る事にした。
翌日、気が付くとパソコンに琴子の残したテキストファイルがあったので見る事にした。
そこには琴子の家族に対する思いが残されていた、そして電卓の事になった。
電卓の部屋で樹は電卓が逮捕される直前に残した言葉からある本を見つけた。
そして七枷家は元の姿に戻っていた、ギズモも猫の姿に戻っていた。
琴子はずっとここに、思い出したらまた会えるかもしれないと、そう締められた。
その後、電卓の部屋で見つけた本を読む事にした樹、内容は日記であった。
それは未来の電卓の日記だった、電卓は未来を観て逆らう事を決めて今があった。
そして観た未来を日記として残したのだった、そしてその続きを樹に任した。
日記は実験日を最後に終わっていた、電卓を観た未来がそこまでだったからだ。
そして未来の電卓は樹を観測者として選んでいたから樹に任したのだった。
それから樹は琴子を待ち続けた、呼びかけを待て、そう書いてあったから。
気が付くとそこは昔の樹が望んでいた世界だった、意味だけが漂う世界。
観たくないと思えば何も観えない世界、だから観る事にした、漂っている『言葉』を、
そして様々な人間の『言葉』の中で落ちていく中、琴子の声を聞いた樹はそこに向かう。 そこは原っぱだった、そこで琴子と星降る空を見上げる、しかし夢だと思う樹。
琴子は言う、主観的に『夢』と『現実』の区別をつけるのは不可能だと言う。
そして樹は『観る』という事を理解する、琴子という『言葉』を想っただけで、
『琴子』の感じが広がっていく、その繋がりさえあれば琴子とはどこにいても感じあえる、
おそらくそれが、樹に観えている『世界』なんだと、そして樹は観る事にする。
樹の『世界』を確定させるため、琴子のいる『世界』を確定させる為に。
気が付くと樹は『意味』だけが漂っている場所にいた、そして知っている人の『意味』を探す。
式子、結衣、電卓、ギズモ、そして最後に琴子の事を考える樹。
琴子は家族には揺らいで観えた、故に琴子は常に自分の世界だけ消失するリスクを抱えていた。
そして樹は揺らいでいない琴子を観えたりはしない、はっきりと琴子が観えた。
気が付くと七枷家の前にいて、樹はその中で家族を感じていった。
そして最後に琴子の部屋を開ける、そこには琴子がいた、そして気が付くと家族皆がいた。
『世界』は重なり合っている、だけど観る事を望めばいつだって望みの世界が手に入るのだ。
琴子の帰って来なかった世界の樹は物語を見ていた、それは琴子が帰ってくる未来の話。
そこで琴子は言う、私たちは皆記憶領域であり、故に琴子は皆の中に少しずつ自分を残した。
そして皆が私に、私が皆に会いたくなった時に帰ってこられるようにした。
だから琴子は3年前の姿で、結衣も、電卓と式子は写真の姿で、いつでも互いを呼び出せる。
そして樹は人間のギズモと共に向かう、家族の元へと。 ◎簡易版
・本編
永遠を求める樹と対立する事に、琴子と猫神という少女の協力で何とかなる。
その時崩壊する世界から脱出、しかし琴子は永遠を求める樹と共に残る。
樹は猫神と共に新たな世界を観る、そしてそこで『猫』のギズモと結婚。
でも喪失感があったが兄を求める『猫』を見て、迎えに行く事にするのだった。
・ギズモ(猫耳メイド、元世界ではただの猫
言葉を覚えた事で体調を崩すギズモ、それに対して一緒に猫になるか、想いを継ぐか。
・琴子(天才妹、元の世界では病弱の後に死亡
元気な琴子と過ごしつつ、この世界が奇跡みたいな世界だと感じる。
・結衣(無機物を収集する姉
一つだけ永遠はあるという結末に辿りつき、琴子のいない世界を生きて行く。
・式子(ロリ母さん、植物を操る力を持つ
ブライダル体験をする事になり、皆を呼んで結婚式
・柚(常識的な一般人、
七枷家を理解する為に努力し、変わるべきだが緩い所も良いと思う柚だった。 ◎猫撫ディストーションExodus(メイン
ある日、夢の中で猫神を名乗る謎の人物から契約の取り立てに来たと言われる。
それからしばらくして再び猫神の出る夢を見る、そこでこっちの樹と呼ぶ猫神。
こっちの樹の目的は何も変わらずに永遠に続く事、それを変えようとする誰かがいない世界、
しかしそれは永遠に落ち続ける世界へ一直線と警告する猫神だがこっちの樹は良いと言う。
そして猫神は向こうのタツキと契約しているから最後までそちらに肩入れすると言う。
そしてタツキが世界を観ている事を自覚する事が出来たら、そうしたら何かが変わると。
それから今度は寝ていない筈なのに猫神と会う樹、猫神は明日からわやな事になると言われる。
現実に還るか、永遠に落ち続ける夢に止まるか、新しい世界を作り出すか、
それは樹の選択次第だと言って、気が付くと朝で樹はさっきまでの事が夢だと思う。
翌日、樹は自分ではない樹と会話する夢を見て、そこで猫に気を付けろと言われる。
猫と契約したら今を失うと、樹がそうしそうだから警告に来たらしい。
そして世界を観る事とシステムを受け入れる事は同じ、等価交換だと教える。
目が覚めた樹は何事もなかったかの様に日常に戻る、帰宅後に様子のおかしいギズモ。
琴子と話し合い発情期と推測、どうにかする為に樹がギズモに性教育する事になった。
琴子はここに生まれて来た可能性を、歪みの中で新たな世界を創り出す力を、
見守りたいのだと、何故ならギズモは自分の希望でもあるからと。
よくわからなかったが琴子が自分以上にギズモを大切に思っていると思った樹、
とりあえずはギズモをどうにかする事に、探していると外で泥塗れになっていた。
という事で風呂に入れようとするが嫌がるギズモ、ふと何故嫌がるのか聞いてみる事に。
すると臭いは消えるからと、嗅覚で判断する猫なら必要だが今のギズモには必要ないから、
樹は臭いに頼らなくても世界が観える事、自分と同じ世界を観ている事をギズモに伝える。
それが人間だから、そしてギズモに何を観ているか聞くと樹をみてると答える。
それを聞いて理屈なくギズモを抱きしめたくなった樹、そして人間になった重さを感じる。 そして樹はギズモにキスをして、誰にでもしてはいけない事を教える。
ギズモの拾った夜、大きな流れ星があった、それを辿って樹はギズモと出会った。
誰かが言った、今観ているものを捨てて下さい、それが新しい世界が生まれる条件だと。
それを聞いた樹は願った、もし叶うなら、もう一度会えますようにと。
樹が眠った後、その身体を使って猫神と会うこっちの樹。
猫神はタツキの願いを叶えてタツキの観ていた3年前と似た世界を生み出した。
しかし肝心のタツキの魂には逃げられた、故に自分の世界にタツキを連れ戻すのが目的。
そしてこっちの樹の目的は自分の為に楽園を確定させることにあった。
樹は公園で、工具箱の中で眠っていた『卵』を見つけた、世界を生み出す可能性でしかない。
そして『卵』は言葉を待っていた、言葉を与える事でそれは『カタチ』を持つ筈だった。
タツキはそれに『Gizmo』と名付け、それはそういうものになった。
観るたびにカタチを変える、曖昧なモノとしてそれは生まれ、可能性のままであった。
そして何処かの世界で、箱の中のそれが観測者(かみ)になった世界があった。
観測者は樹に向かって魂と引き換えに望む世界を創ろうと言った、
樹という『情報』で、新しい『世界』を組むという意味だ、だから樹は――。
そこに猫神が現れて樹は今が夢だと思った、そして猫神はこの世界に関して樹に言う。
何もなくならない代わりに何も生まれない世界、だから逃げ出すべきだと教えてくれる。
しかし樹は猫神の世界から逃げた、だから『逃げた樹』を観てから決めると言う。
目が覚めた樹は珍しく夢の中での出来事を覚えていたので考える事にした。
そこに琴子がやって来てこれから50時間、何が起こっても決して驚かない様に告げる。
その続きを樹は知っていた、ここが永遠に落ち続ける世界として確定する事を。
翌日、世界の落下が始まった事でこっちの樹が樹の意識に関わらずに現れて琴子と会話する。
そして歪みが始まる前の、『現実に帰る』という選択肢がなくなった事を告げる。
しかし琴子にはわかっていた事、それでもここから脱出する道がまだ残されていると言う。 そして元に戻った樹に、琴子は自分を使って奇跡を起こしてくださいと伝える。
それから樹は気付いた、このまま何もしないでいたら『こっちの樹』のアバターになることを。
いつまでも落ち続けるゴミの世界で、その為に脱出しようと考える、この腐れた世界から。
その事を想いながら樹は琴子と約束していたししおどしの制作をしていた。
始めた当初は昔在ったモノの再現だったが、時間の無くなった世界で時間を、
ししおどしという名前の『時計』を作りだす事がここを抜け出すヒントになると思った。
そんな時、樹と琴子とギズモ以外がどうなったか気になった樹は外出する事に、
そして樹は公園で新聞を見つける、局地的地震で一家4人が行方不明になったという内容の、
自分の家の場所に黒い大きな穴が開いている写真、すぐに捨てるが戻って来る新聞、
よく見てみるとどうもちょっとずつ違う事に気付いた樹、そこに猫神が現れる。
別の世界と教えてくれる猫神にせっかくなら直接みせてくれと頼んでみる樹。
今この世界は色々混ざっているから可能かと思って、猫神も面白そうと了承してくれる。
そうして新聞のある世界をみる樹、そこでは樹だけが助かっていた。
何故自分だけ、そう思う樹に猫神はどうして樹は観測者に選ばれたのかと聞く。
シンクロトロン実験棟が稼働を続けた世界、そこではある実験が行われ特異点が生まれた。
膨大な質牢は隣接するほかの世界へも影響を及ぼしつつ、時間軸方向へ拡散し、
周囲の時空間ごと不安定な量子状態に陥った、それが琴子の言う『歪み』という現象。
特に中心となった七枷家は特異点からの重力に捕らわれて事象の地平線に向かって、
『永遠に落ち続ける世界』になった、外側からみれば七枷家は消滅したような状態に。
しかし内側は内側しか観る事が出来ないので気づかないままで世界を確定できない。
だがこの世界の樹は唯一外側に残された、故に『歪み』に飲み込まれている事に気付けた。
それが樹が観測者として選ばれた理由だった、偶然にも外出していた事が原因だった。
そしてその世界の樹は願った、もう一度やり直したい、そして一つの隕石が祈りを受け入れた。
そして樹と最初の樹の願いがギズモを創った、故に『約束の地』を産み落とすと猫神は言う。 気が付くと元の世界で、聞きたい事を聞く前に猫神は消え、そして50時間はそろそろ。
翌日、樹はししおどし作成の続きをする事に、琴子と一緒に作るが完成したが動かない。
その事に琴子は自分のミスだと言って自分の部屋に戻る、そこにこっちの樹が現れる。
琴子が設計したのは60/回鳴る、つまりタツキに時計を作らせようとしていた。
しかしそれは叶わなかった、それはタツキ自身が無意識にやったのだという。
タツキは『時間』を観たくないから永遠に完成しない、それでも琴子は――。
樹は琴子と一緒に別の世界の自分を観る、それはギズモの世界を否定した世界(前作ギズモ√
気が付くと目の前に猫神がいた、そしてここまでが『逃げた樹』だと言う猫神。
そして猫神は問う、落ち続ける楽園か、猫神の世界に来るか選ぶ時間が来たのだと言う。
樹は猫神の世界を選ぶ、しかし樹はちゃんと6人が揃っている世界を望んだ。
どうなるかわからないがそう言う樹に付き合う事にした猫神、そして樹は世界を閉じた。
気がついた樹は傍にいたギズモを自分の部屋から1階に送ると、琴子と猫神に関して話す。
その途中、樹の中に電卓が現れる、電卓は自分がこの世界の時間を支配していると言う。
そしてタツキの机の引き出しから時計を取り出す、琴子が死ぬ前はつけていた時計を。
『2011/12/31/PM11:59』電卓は時計をウド化して数字を過去方向へと動かす。
事象の地平線に突入し、閉じた世界と共に回り続けてやがて情報化した電卓の一部となり、
そうして永遠の楽園を手に入れる、そして電卓は最初に『歪み』が起こった日にする。
@Exodus−Chapter1−
目が覚めた樹は猫のギズモに導かれて琴子の部屋の前に行く、そして躊躇いなく開けた。
そこにいたのはノイズの走った、確定していない・・・
気が付くと樹は自分の部屋にいた、先ほどの事は夢だと思い外へ出た。
公園で寝ようとしたら時速100キロのアヒルに追われて、金のシャチホコに助けを求めた。
気が付くと樹は自分の部屋にいた、先ほどの事は夢だと思い樹は世界から脱出しようと考える。
しかし方法が思いつかない、そもそも何日か、そして夢か現実かも不明。 今までの推測から、七枷家は消えたのが現実で、自分たちがいる世界は『歪み』である。
そこで楽しんだ自分が向こう側に行く事は不可能、琴子も人間のギズモもいないから。
おそらく『歪み』に巻き込まれた事で元の世界と因果的に断ち切られてしまい、
この因果律の矛盾が解消されない限りは元いた世界には戻ることは出来ない。
もう一つ重要なのは、自室のPCのウィンドウ、窓から隣の世界で起こった事を知れる。
そしてあの世界の樹はギズモの作った世界を否定する事で、『歪み』から唯一脱出した。
しかしそれは樹だけで、他の皆を夢と断定した事で因果的な矛盾を解消させたのだった。
その方法は琴子とギズモを犠牲にするので選べない、どうすればいいのかと悩む樹。
この世界が見知らぬ森に迷い込んだ切っ掛けを知りたいが分からなかった。
そしてもう無理と気づく、『重なって』しまったから、世界を何度も繰り返したから。
だから樹は観測者の役割を放棄した、重なった自分を2つに分ける為に、観る事をやめた。
@Exodus−Chapter2−
世界を内側から観測される者がいなくなった、しかし世界はまだ殆どが情報化されていない。
それが終えるまで世界のカタチを保つ為に誰かが観測を続行する必要がある。
その為に電卓は電卓の世界の父が目として選ばれたアバターを使い、世界を観測する事に。
しかし今更『観る』事をやめた樹に疑問を持つ電卓、しかし電卓には関係がなかった。
全てを観測して自分の情報に変え、自分と世界が同じになった時、真の楽園は生まれるから。
樹は公園で目が覚めた、時間を確認すると3時で、公園に時計があることに気が付いた。
観る事をやめた結果、猫に戻ったギズモと公園にいる樹は『下』に目を向けた。
そして閉じた世界の構造に気付いた樹、だから琴子の部屋に向かう事にした。
何かを観るという事は、別の何かと観ない事、観ることをやめたから真の姿が目に入った。
樹は自分ではない自分に関して説明、琴子も出会っていたからすぐにその事を理解した。
そして今まであった事を説明、そしてもう一人の、こっちの樹に関して聞く。
琴子は構造を『観る』存在、彼らにとってこの世界は自由に入れるゲーム世界、と説明。 そして観測者の顕現をそいつに渡した事を言うと衝撃を受ける琴子。
こっちの世界の樹は世界の支配者になったも同義だからだ、しかしまだどうにかする術はある。
その為に何をしているか推測する事に、そこで観測の為に電卓の身体を使っていると推測。
こっちの世界の電卓は実体を失った電卓の為の目であり、アホの電卓は本物でも偽物でもない。
その電卓の身体を使って世界を観測しているのではと、だから対立する事にした。
その前に準備する事にした樹は何か武器になる者はないかと納戸へ、そこで猫神と会う。
樹が手に取った掃除機、それが観測者の樹の部屋のゴミを吸収した結果、
ゴミから万物を創造する神器になったと教えてくれたので掃除をする事になった樹。
それと猫神の力でこの世界の王様にも確定できないモノを創り出す杖を生み出す。
猫神と別れた後に話し合い、杖は『始原の杖』と命名、作戦を練ることになった。
@Exodus−Chapter3−
『始原の杖』は掃除機状態で吸ったゴミの数だけ力を発揮するので掃除をする事に。
その途中で電卓に入ったこっちの樹と出会い、その途中で『始原の杖』の力を使ってしまう。
それを見たこっちの樹はその力を無効化する為に世界に対しての干渉をする。
帰宅後、樹はあった事を琴子に説明、その後『始原の杖』を琴子に託すことにした。
そして琴子が何処まで知っているか聞く事に、琴子は七枷家という因果に付属する幻想、
世界と共に具現化して常に世界と共に在る者、表層のデータを知る事が出来ると言う。
より深い階層の真理の、不可視ファイルを創ったのは電卓でもないらしい。
ともかく琴子がこっちの樹の説得、樹が式子や結衣をここから連れて行く方法を探すことに。
こっちの樹は世界を観測する為に電卓として行動中、電卓の残した罠にかかった。
琴子は昔、家にやって来た宗教家が言った言葉、『呪い』が自分の病気の原因かと調べる事に。
そこで七枷家のある要石町には要石があって、呪い封じの地と呼ばれていた事を知る。
その場所は3つの電波塔の下、石英の地下で生まれた『言葉』を封じる為の装置だった
人の脳に『歪み』を起こす電子の那美、それらをかつては要石が封じていた。 しかし今そこにあるのは電波塔、ある世界の電卓は封じる流れから解放する流れに変えた。
そして琴子には誰にも見えない『言葉』が観えた、琴子が七枷家の要石であったから。
故に琴子は家の『呪い』を吸い取り、死んだ事で溜め込んだ災いは解き放たれた。
その結果、七枷家の誰もが自分の世界だけを観るようになった、故に琴子は帰ってきた。
『呪い』を封じる『要石』になるために、琴子は『始原の杖』の力を使って交渉に向かった。
そこにあったのはカタチ無いモノの意志を言語に翻訳するシステムだった。
こっちの樹は現在修復中らしく、それはこれ以上バグを増やすのはやめる様に言う。
それは『歪み』の外に行くのは無理だと言う、そぢて外に向かう事をやめる様に言う。
世界を動かすシステムの代弁者として、観測者がいなくなり世界が消えるのは望ましくない、
琴子は『始原の杖』でバグを増やして脅迫をするつもりだったが、そこに樹がやってくる。
ししおどしが完成した、樹は扉を叩きながらそう言った。
@Exodus−Chapter4−
部屋から出た琴子は樹に、この世界からもうすぐ脱出が出来る事を告げる。
こっちの樹を生み出した者が、この世界の支配者が認める事になるからと。
『始原の杖』を樹に返した後、琴子は脱出の事を皆に知らせて裏庭に連れて来てと言う。
今から向かう世界は見知らぬ世界かもしれない、それでももう一度出会える様に、
私たちが家族である事に証を樹と一緒に連れて行って欲しいのだと。
樹は思い出の品を集めればいいと思い、結衣と式子の部屋を尋ねる事にした。
そして結衣の部屋で結衣が変えようとした白い鳩を、式子の部屋でパっくんを、猫のギズモを、
3匹を連れてししおどしのある裏庭へ、そして琴子は電卓のそれとして蟷螂を連れていた。
そして琴子の言う災いが過ぎるまで、そこで待つことにした樹と琴子。
樹が時間を嫌うのは急げとせき立て、逆らって立ち止まると全てを奪い去るからだった。
そして大切なものを連れ去られてから、樹は急ぐ必要がなくなったので時間を見なくなった。
時間は自分の世界を壊す敵であり、夢を終わらせる『現実』の手先だったから。 しかし揺らいでるのに『揺るがない』。本当の時間には守られてる感じがして好きだ。
琴子は言う、本当の時間は観測者がいる限り永遠であると、そして裏庭に流れている時間、
ししおどしが生み出しているそれは樹が作り出した永遠なのだと。
そしてそれが支配者が無意味な情報に還元する事から守ったのだった。
災いが過ぎたので脱出する事に、その前に結衣と式子の部屋からゴミを『始原の杖』で回収、
そしてこの世界から脱出する為に動き出す、それに気づいたこっちの樹もまた。
そして脱出するその直前になって、こっちの樹は樹たちに追いついた。
@Exodus−Chapter5−
こっちの樹はそちらに進んでも世界の狭間だと言い止めようとするが樹は止まらない。
そこで琴子が説得するからと樹を説得、食い下がるも最終的に樹は先に行く事にした。
それを追おうとするこっちの樹を琴子が止める、何故なら消えてしまうから、
琴子と同じく『歪み』が生んだ存在故に七枷家から離れたら消える存在だった。
そして世界を脱出する時間は過ぎてしまった、それでも琴子は信じていた。
樹が新しい世界を見つけると、『歪み』が生んだ『最初の樹』という導きがあるから。
こっちの樹は琴子にここまでする理由があるかと問う、琴子は希望があると答えた。
こっちの樹の内的世界に取り込まれるよりも、しかしその希望に琴子はいない。
『歪み』は琴子の死の結果起こった、るまり樹の願いの世界に琴子は存在出来ない。
その因果の解消の為に『歪み』は猫を生み出した、琴子と猫は二者択一だった。
そして琴子はこの世界を要石になる事で安定させる為に、人柱になる事を選択した。
樹は光の中を歩いていた、琴子とはまた逢えるという確信が樹の中にはあった。
そしてその先で、狭間の世界と呼ばれる場所で樹は猫神と出会った。
そして樹はそこにあった樹木と重なる事で観たかった世界を観る。
気が付くと見覚えのある公園で、そこに猫耳メイドのギズモがそこにいた。
そして猫神との約束通り、学校行く事にした樹であった。
そしてこっちの世界の樹は樹と結衣が仲良くなった世界の結衣によって永遠になった。 @Revelation
樹が学校に通って1年、樹は引き籠りをやめて過ごしていた。
『猫』のギズモを拾って、共に歩み、ギズモは字を書くところまで成長した。
でも言葉を使っていない、それが出来なければ約束を果たした事にならない、――との約束を。
@Revelation−Chapter2−
樹は何故か何かが足りない気がしていた、家族は全員いる筈なのに。
猫耳メイドのギズモ、大学生の結衣、ロリママな式子、カムチャッカに出張中の父の電卓、
それでも足りないと思った、故に樹は家族とは何かを考え続けていた。
@Revelation−Chapter3−
樹とギズモは公園の奥にある樹の元へ来ていた、そこで再び家族に対してギズモに問う。
家族とは一緒、しかし血がつながっていないというギズモに結婚すれば問題ないと言う樹。
@Revelation−Chapter3−
帰宅後、2階の誰でも無い部屋が光っていると感じた樹が入ってみるが誰もいない。
しかしそこで日記の様な物語を見つけた、何故ならそこに書かれた妹の琴子はいないからだ。
ここは琴子のいない世界だから、でもいつか、来てくれるのではと思う樹だった。
それから樹とギズモが結婚してから、世界ではギズモに続く52番目の『猫』が発見された。
猫はお兄ちゃんに迎えに来てと言い、TVでそれを見ていた樹は自分が言われた気がした。
そう言うとギズモは気のせいじゃないと言う、だから迎えに行く事にした。
そうしてついに、心の中の喪失感がなくなった気がする樹だった。
◎メイド in world(ギズモ
ギズモが人間になって数日、中々言葉を覚えないギズモに苦労する樹。
言葉を扱えないギズモの行動は猫と変わらないからだ、しかしひょんなことから言葉を習得。
それからは言葉を覚える事に猫から人間として成長していくギズモ、そしてそんなある日。 ギズモが樹にくっつき、近づく結衣や式子に対して威嚇行為を行い何事かと思う。
琴子はギズモの樹への愛情が大きくなると同時に結衣達への対抗心が芽生えたのではと推測、
そしてギズモは樹がどういう存在として観られたいと思っているか伝わっていると言う。
夜、ギズモに関して考える樹、樹はギズモを自分の半身のように思っていると推測。
自分の感じる全てを共有したいと、そう思っていたところにギズモがやって来る。
自分に何を望むか、何故この姿を望んだのか、自分を受け入れられるか、そう聞いてくる。
その瞬間、ギズモに求めるものが分かった樹は何か違うギズモに対して名前を呼ぶ。
そしていつものギズモになった後でギズモに告白、そして繋がる。
それからイチャイチャしたりするも、元猫のギズモに関する問題に関して悩む樹。
そしてギズモも体調を崩してしまう、琴子曰く言葉を扱うとは負担になるからだ。
樹はどうすれば良いのかと悩み、
@俺が望む世界orギズモが幸せになれる世界
ギズモの体調は良くならず、そして世界を望むように変えようとする樹はあるモノを見つける。
それはギズモが書いた手紙、ずっと書けなかった言葉で樹への感謝が書いてあった。
それを呼んだ樹は思う、もしやり直せる事が出来るならもう一度、言葉を――。
樹は元の世界で、新しい命が家族の絆を繋ぎ止めた世界で、妹のことはに本を読んであげる。
@俺とギズモが幸せになれる世界
樹とギズモ、もし自分が世界を作れるのなら2人が幸せになれる世界を望む樹。
翌日、ギズモの体調は良くならず、樹はギズモの為に公園へと連れて行く。
そこでギズモは言う、本当にそれでいいの、樹の望む世界はそれでいいのかと。
それでも樹はギズモの為に世界を望む、そして世界は終わり永遠の今だけになった。
そこに琴子は向かう、そこには2匹の猫が寄り添って存在していた。 ◎琴子色(琴子
ある日猫は自分の住処の上からなる音が気になっていた、しかし行く方法は無かった。
しかし星降る夜、上に行く道が出来たのでそこを進み、そこで誰かと出会う。
誰かは今が準備中だが猫なら問題ないと言い、世界をどうやって見るかを選ばせる。
しかし人間として世界を観る事はしてきたので、猫として世界を見る事になった。
隕石が近くに落ちた翌日、琴子と一緒に探しに行く事になった樹は1匹の猫と会う。
離れないので猫の飼い主を探す事に、琴子と別れた樹は猫に導かれてある場所に着く。
そこには工具箱があり、樹は猫の名前を工具箱に書かれていたギズモと命名する。
そして飼い主も見つからなかったので家で飼う事に、何故だか運命を感じたからだ。
という事で家族を説得する事に、何故かロリな式子を説得してから結衣の説得へ。
何とか条件付きで結衣の説得に成功、翌日はギズモの為の買い物に行く樹と琴子。
それから数日後、式子に渡された抽選券で大当たりの2人旅を当てた夜、
出張中の電卓からの手紙が来たので皆でその中身を読むが内容がおかしい。
若返ってないか、死んだ人が生き返ってないか、拾った猫が人間になってないか、
25年前に未来を見て、今年の大晦日を中心に20日で世界が滅亡するとかなんとか、
もし結衣がそれを観たのなら世界は時間を失うことに、
もし式子がそれを観たのなら世界は一個の森になることに、
ともかく大晦日には家から離れたら安全だという事が手紙には書かれていた。
それを聞いて抽選券の当たりを式子に渡す、そして部屋に戻った後に手紙の内容について思う。
ギズモと出会ってから世界に何かを感じていた樹、それはともかく大晦日になった。
式子は旅行に、結衣は大学の研究旅行に行く事になり家には樹に琴子、それにギズモのみ。
その夜、ギズモに導かれる様に流星群を見てから何かが歪んでしまった樹、
そして気づく、きっと様々な世界の樹の夢を見ているのだと、気が付くと猫耳メイドがいた。
メイドはギズモと名乗り、樹は夢の続きだと思い目の前のメイドがギズモだと信じる事に。 どうもギズモは樹と琴子を結ぶ為に頑張っているらしい、そして気が付くと琴子が横にいた。
夢から覚めたと思う樹、寝ていた琴子を部屋に運んだ後に樹はとある手記を見つける。
そして目が覚めた琴子、琴子も樹と同じく様々な世界の夢を見ていたと聞く。
それからギズモの夢も話す、そしてこの世界は琴子が元気な奇跡みたいな世界と感じる2人。
翌日から2人は結ばれて、『琴子の在る世界』ははっきりとカタチになったのだった。
◎Time is Money(結衣
結衣と過ごしながら、宗教家や占い師とかに関して話したり、結衣が料理を作ろうとしたり、
そんな感じで日々を過ごしていたが、七枷家が経済的な危機になってしまい悩む。
それから結衣が夜遅くまで外出する事が増えて、もしかして以前の様になるのではと心配。
琴子が死んだ後に不良と絡んでいた頃とその姿が被ったから、同じ事になると思ったからだ。
結衣と金、2つの事に関して悩む樹に琴子が電卓名義のクレカを渡してくれて金は一応解決、
という事で食材を買いに出た樹は、ある日電卓が言っていた猫耳メイドをお店を発見。
気にしないつもりだったが立ち寄る事にした樹、結衣の姿をそこで見かけたからだ。
そして店内で結衣と会いバイトしている事を知る、しかし始めた理由は教えてくれなかった。
気になって式子に意見を聞いてみると、クリスマスが近いのでプレゼントではないかと言う。
その夜、結衣を迎えに行く樹、そして結衣と合流した樹は前の結衣の事に関して話す。
琴子が死んだ夜に樹と繋がる事で琴子を生み出そうとした前の結衣、
結衣はあの時の続きをしようと言い結衣と1つになった樹、そして翌日になった。
なんでもないフリしているが様子のおかしい結衣を電卓は揺らいでいると言う。
ともかく、それから結衣と樹は以前にもまして仲良く過ごしていった。
そんな時、琴子が誰かと語り合う、それは樹と結衣が求めた永遠に関して。
無限では無く永遠、果たしてそれは本当に正しい選択であったのかと。
そしてバイト最終日、猫耳メイドの結衣を楽しんだ後に結衣の買い物に付き合う事になった樹。 目的は戦車の玩具でプレゼントと思ってた樹は落ち込む、けど最後はガーネットの原石を貰う。
翌日、結衣が家族と線引きしていると感じる樹、前の結衣が結衣の中にいるのではと考える。
そんな夜、結衣に誘われて外出する事になった樹、そして公園に辿り着いた樹に結衣は問う。
永遠とは何かと、樹は結衣に聞き返すと死なない事だと言う、しかしそうじゃないと思う。
結衣が求めていたモノは違うモノだと、それは、もう一度家族を作ること。
死を受け入れた上での再生、しかし今の結衣を悪魔にしたのは自分のせいであり、
今の結衣はそれを望んでいない、どうしたらいいと悩む樹に結衣は揺らいでいると言う。
今の樹は世界を内側から観ようとしていると、それを誰かは世界内存在を選んだと言う。
内に在って世界を観つづけるもの、そして観られ続けるもの、結衣もそれを受け入れたと。
樹は結衣に琴子を生み出そうとしたあの日にやり直せるかと聞くが結衣はそれを否定する。
しかし積み重ねる事は出来る、そして永遠が無くなっても一つだけ永遠はあると。
そして2人は最後の口づけを交わした、そして世界は終わりに向かって進んでゆく。
それから七枷家はあの日に戻り、琴子が帰って来なかった世界を進んでゆくのだった。
◎Role playing Organism(式子
樹と式子が恋人になった事を発表する式子、琴子と結衣は色々と複雑な気分だった。
イチャイチャ過ごすある日、福引をする事になって式子がブライダル体験を当てる。
式子は本当に結婚しようと言い、色々と問題はあるけど樹も一応は了承する。
そしてブライダル体験の正体は10人までかのうらしく、琴子にも言われて集める事に。
琴子、結衣、ギズモ、電卓、パっくん(食虫植物)の5人までは決まって残り5人。
柚と蜜柑を誘いたいと言う式子だが、柚は樹と式子がイチャついてるのを見て怒ってしまう。
蜜柑は柚が納得したら出ると言い悩む樹は相談した結衣と一緒に外出する事になった。
そこで式子が以前見た写真に写っていた式子の友人といた、しかも写真と同じ姿で。
帰ってきた式子に事情を聞いてみるが結局はわからずじまいで終わる。 数日後、様子のおかしい柚がやって来てブライダル体験なら普通な自分と結婚しろと言う。
琴子曰くすごい逆転の発想、それを聞いて結衣やギズモ、琴子も立候補する。
しかし樹は式子を選ぶ、結局それを聞いた柚は出て行ってしまう。
数日後、柚がパっくんを式子の部屋で見つけたハーブで手懐けて家の中を調べようとする。
その途中でパっくんが暴走、柚は式子のお陰で助かり、流石の柚も責任感を感じる。
その後、落ち込んだ柚を慰めにいく樹、柚も本心では樹と式子が愛し合ってる事は理解してた。
そんな時、式子と写真の友人が一緒にいる場面を見かけた樹は、友人に関して聞いてみる事に。
結果、写真の友人だと思っていたのは友人の娘だったと判明、柚も一緒に話し合う事になる。
その後、友人娘と別れて柚と結婚する事について話し合う、柚は前の式子に関して聞く。
樹はつながっていると感じていた、まるで外国にいる柚の父と柚のように。
家族は揺らぐ、だからこそゆるぎなく家族になれる、柚も認めたから式子は家族である。
『観た』のは樹だが解釈したのは皆で、解釈した柚も家族、だから祝福して欲しいと言う。
それを聞いて柚は結婚式に出る事を認める、これに式子の友人とその娘で9人になった参加者。
しかし式子は10人目もいると言う、そうして結婚式の日を迎えて祝福された。
ちなみに10人目は友人の再婚相手だった(柚の親戚でもあった。
それから樹と式子は最大幸福であるここで過ごしていくのだった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています