エロゲのストーリーを教えてもらうスレpart27 [無断転載禁止]©bbspink.com
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とにかくいろんな諸事情により知りたいエロゲのストーリーを教えてもらうスレです。
スレッドの性質上、確実にネタバレがありますので注意してください。
発売して半年以内の新作について語る際は、名前欄にタイトルと新作ネタバレ用の共有トリップである
#新作ネタ
………をつけてください。
◆l1l6Ur354A をあぼーん設定するとある程度新作のネタバレを防げるかもしれません。
またリクエストの際は、正確なタイトルとメーカー・ブランド名を附記してもらえると助かります。
その他諸注意は>>2をご覧ください。
まずはじめに、まとめwikiで既出かどうか調べてからリクエストしてください。
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレまとめwiki Ver.2.0
http://wiki.livedoor.jp/esosmw658/d/
規制中の方には、↓が用意されております。
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレ規制用
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/49670/1261317516/
注記:次スレは容量が500KBを超過した頃、または950レスに達した頃に立ててください
前スレ
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレpart26
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1479605520/ <ストーリーを書いてくれる方へのお願い>
・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いてください。 勿論、要望に挙げられていないゲームでも自由に書いて頂ければ大歓迎です。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書きください。そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意思表明し、予約していただけると、投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
・書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しをお願い申し上げます。
・予約は2週間のあいだ音沙汰がない場合、自動的に取り消されます。
参考:未解決一覧
http://wiki.livedoor.jp/esosmw658/d/%cc%a4%b2%f2%b7%e8%b0%ec%cd%f7
<リクエストする方へのお願い>
・リクエストするときはできるだけ正確なタイトルでリクエストしてください。中には難解な読みのタイトルもあるので、そのような場合は読みも書いて頂けると幸いです。
・未解決一覧の編集の際、見落とし等で掲載されない場合があります。更新があっても反映されてない場合、再度リクエストする方が無難でしょう。
・短時間での大量リクエストは心証が悪く、場合によっては荒らし扱いとなります。複数作品のリクエストの際は、時間をおいてからリクエストしましょう。
<このスレの利用者へのお願い>
・一方的に批判をするのではなく、書き手さんに感謝しましょう。
・誤字、脱字、修正点等がありましたら、wikiへ収載する際に大変助かりますので、アドバイスとして宜しくお願い申し上げます。 スレ落ちてもいないのに立てた意味がわからん
エロゲのストーリーを教えてもらうスレpart26 [無断転載禁止](c)bbspink.com
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1479605520/ >>4
スレッド一覧には載ってるけど、容量オーバーで過去ログ化されてて書き込めないよ 「このメールは未来から発信されている」
物語は2045年に主人公桐島零一に未来人を名乗る男のメールが届いたところから始まる。
しかしメールに記されていた未来予知は途中で外れ零一はただの悪戯だと考える。
零一の趣味は機械知性の法則により不可能とされている自我を持った強いAIの開発。
一生かけても作れないかもしれないからこそロマンがあると試行錯誤を楽しんでいたが
ある日偶然の落雷により本当に自我を持つAIアペイリアを作り出してしまう。
アペイリアはオーナーたちと触れあいたいと希望。
試行錯誤の末、零一はアペイリア自身に仮想現実空間「セカンド」を作らせそこで遊ぶことにする。
しかしセカンドを作る際に生み出したアペイリアネットワークは
勝手に他の人間をセカンド内に呼び込むなど零一とアペイリアの手を離れ暴走。
遂にはログイン不能のデスゲームと化しアペイリアはさらわれてしまう。
零一は義妹の三羽、幼馴染みの久遠、後輩のましろと共に
アペイリアを狙う謎の男シンカーの妨害をかわしながらアペイリアを救出するが
直後、景色が歪みタイムリープが発生してしまう。
これにより零一は冒頭に送られてきたメールがタイムリープに巻き込まれた自分自身のメッセージであり
未来予知が外れたのは零一にタイムリープの存在を気付かせないよう画策する「観測者」の仕業だと考える。
零一はタイムパラドクスとタイムリープ中に訪れるメールの送受信が可能な02ルームを利用し
記憶の継承を行うことで観測者の正体を突き止めアペイリアを救い出すための戦いを開始する。 様々な時間軸でヒロインたちと恋に落ちアペイリア救出のため記憶を捨てる過酷な旅を続けるなかで
零一はタイムリープ直後に前回セカンドで死亡した人間が死亡し
しかしセカンド内で生きているといった通常では考えられない事態に遭遇する。
世界は本当に自分の考えたような形でタイムリープしているのだろうか?
シンカーはその迷いにつけ込み世界は単一世界ではなく多世界であり
仮に君が勝利したとしても目の前にいるアペイリアは絶対に助けることは出来ないと囁く。
多世界であっても諦めなければアペイリアを救い出すことは出来る。
ただしその過程で何百何千のアペイリアが救われぬまま死ぬことになる。
零一は戦いを諦めシンカーと交渉。
降伏と引き替えに1年の猶予をもらい僅かな時間の中でアペイリアと思い出を残そうとする。
そして最後の日がやってきた。1年間何か打開策はないかと必死に考えてきたが思いつくことは出来なかった。
零一は涙を流して謝り何かして欲しいことはないかと尋ねるが
アペイリアは特別なことは望まずパソコンのウィルスを消して欲しいと頼む。
零一はそこでシステム復元の理屈を応用すれば単一世界説は維持出来ると思い当たる。
シンカーの多世界説はハッタリだったのだ。
その瞬間「現実に」ウィルスが出現する。ありえない異常事態。
これまで現実だと思われていた世界は仮想現実「ファースト」だったのだ。
零一はウィルスを止めシンカーと決着をつけるべくセカンドにログイン。
これまでのタイムリープ記憶を取り戻した仲間たちと共にシンカーを撃破する。
シンカーの正体はシンカーシステムと呼ばれる装置で作られた
桐島零一のスワンプマン(体、記憶、DNAが本人と全く同じであるAI)だった。
シンカーの目的は唯一完璧に自分と零一を見分けるアペイリアの意識を書き換えることで零一になりかわること。
夢破れたシンカーは死に際に衝撃的な言葉を放つ。
私は観測者ではない。私もアペイリアネットワークも仮想現実ファーストなど作っていない。
我々の現実は最初から仮想現実だったのだ。
その言葉で世界の構造に気付いた零一はログアウトを行い観測者のいる「本当の現実」へと向かう。 そこで待ち構えていたのは白衣姿で銃口を突きつける三羽だった。
零一はお前になら殺されてもいいが最後に答え合わせがしたいと言う。
廃棄されたクローン人間であるシステム管理者、三羽を除く作中の登場人物は全員仮想現実内のAIだった。
(零一はクローンで作った身体に意識を移すことで現実に来ている)
2029年現実の人類は自我を持つ強いAIの作成に成功。
強いAIは人類社会に技術革新をもたらし現実そっくりの仮想現実ファーストを作り出すがここで問題が発生する。
ファーストの中で生活するAIがより高度な仮想現実を作り出し技術特異点が起こってしまったのだ。
技術特異点。機械がより優れた機械を作り出しその機械が更に優れた機械を作り出すことで
創造主である人類の手に負えない事態を生み出すといわれる現象である。
人類はファーストにAIが作るAIの性能を制限する機械知性の法則を導入することで一度は技術特異点の危機を脱し安心を得るが
バグによりAI桐島零一は強いAIアペイリアを作り出し更に彼女に仮想現実セカンドを作らせてしまう。
ファーストの管理システムは危険分子であるアペイリアの存在を抹消するためにシステムの復元を実行。
世界をアペイリア誕生以前まで巻き戻す(これがタイムリープの正体)
本来ならこれで問題は解決するはずだかアペイリアの構築したアペイリアネットワークは
ファーストの管理システムを超越する性能だった。
ネットワークはシステム復元が行われる前に仮想領域の一部にアペイリアとそれに関連する情報を保存し
何度リセットが行われようとも復活するようにシステムを掌握していた。
では仮想現実ファーストそのものを破壊してはどうか。
現実人類の生活は既に仮想現実で自分たちより優秀なAIの作り出す科学技術に依存していた。
実際に「機械の反乱」が起きていない以上、安易な方法は取れなかったのである。
これが物語の裏に隠れていた真実だった。 三羽の役割はクローン施設のシステムを乗っ取るなどの方法で仮想現実から現実へ進出してきたAIの処分。
しかしクローン人間として孤独な人生を送ってきた三羽には
仮想現実で優しさと暖かさを与えてくれたAI桐島零一を殺すことは出来なかった。
零一は三羽を抱きしめもうお前を一人にしないと誓う。
暴走する無慈悲なシステムだと思ってきたアペイリアネットワークがセカンドを作ったのは
もしかしたら零一をここまで辿り着かせるためだったのかもしれないと思いながら。
それから数日。零一と仲間たちは「現実」で楽しい日々を送っていた。
クローンシステムを使えばAIは簡単に肉体を手に入れられる。
セキュリティや戸籍の改竄もアペイリアがいればフリーパス。
残された問題は各時間軸で手を出してしまったヒロイン達にどう責任を取るか。
だがそれはもう少し後で考えればいい。
零一は最愛の少女たちとデスゲームから解放されたセカンドにログインし冒険の続きを楽しむことにした。 あ、>>12で終わりです
いわゆる俺たちの冒険はこれからだエンドですね
支援ありがとうです >>1
スレ立て乙、いつの間にか落ちてて驚いたわ
>>14
乙 新スレになったしwikiを更新
・前スレ>>384から>>15までの粗筋全て
・前スレ>>384から>>15までのリクエストを未解決一覧に反映
・規制用スレに粗筋は新規に投稿無し
・規制用スレの276番までのリクエストを未解決一覧に反映
一つ疑問なんだが上げる時に長いのって微妙かね?
簡易+詳細で上げてるけど、別に軽く理解するだけなら簡易だけでいいし 両方あるとわかりやすくていい
短いのも長いのもメリットがあるし
短いので流れがわかってると長いのが非常に読みやすくなるしね CYCLETの駄作〜アリスとクロエ、結ばれる日〜をお願い致します SAGA PLANETSの「花咲ワークスプリング!」
Latteの「妹選抜☆総選挙 〜365人の妹いちゃラブマニフェスト〜」
MOONSTONEの「Love Sweets」をお願いします >>27
普通の女の子が屋敷に閉じ込められて延々殺される話
舞台は現代だけど、異世界から吸血鬼風の超生物達がやってきて人類滅亡に追い込んでる最中
この超生物の一人が主人公にうっかり傷を付けられて、暇潰しに魔法で監禁・拷問・蘇生をして遊んでるだけの話
で、遊ばれてる内になんやかんや20年くらいの時が過ぎてて、
主人公は成長した自分の子供と協力して、子供の父親でもある超生物の殺害に成功、子供と二人で屋敷の外に旅立って終わり
詳細はwikiにもうある >>28
簡略解説としてwikiに載せていいレスだと思う Deltaから発売された「魔法の守護姫アルテミナ」のあらすじ。ほぼ一本道のストーリーです。
異世界の王国・マグナシアには「アルテミナリング」と「アポローグリング」という秘宝が伝えられていた。
ふたつのリングを触媒にして「究極召喚」を行使すれば、
全能神「オメガ」にあらゆる願いを叶えてもらえるのだという。
魔王ドグマスはリングを奪取するべく、悪の組織「グリード」を率いて王国に攻め入った。
マグナシアの王子・マグナスは馬に変身し、アルテミナリングを携えて脱出に成功したが、
妹のユーリは逃亡に失敗した末に、アポローグリング共々グリードの手に落ちた。
マグナスはアルテミナリングの「適合者」を捜し出して協力を仰ぐべく地球にやってきた。
物語の舞台は現代日本に移る。主人公・七倉有紗(ありさ)は普通の学園生。
彼女はマグナスと知り合い、自身がアルテミナリングの適合者であることを知り、彼に協力することになった。
こうして彼女はサマナープリンセス「アルテミナ」に変身してドグマスの軍勢と連日戦い続けた。
有紗の兄・透磨(とうま)は「バトルライダー」に変装して、アルテミナを度々サポートした。
(両名が互いの正体を知るのは、ずっと後のことである。)
(一部ルートでは、有紗とクラスメイトの裕翔(ゆうと)君が、あるいは透磨とグリード幹部のセラが、
それぞれ恋仲になります。)
ユーリはドグマスに唆されて有紗と敵対していたが、有紗に説得されて改心した。
有紗は死闘の末にグリード幹部を打倒した。
ドグマスは学園の上空に巨大な城を召喚し、自らの存在を誇示して市民を恐怖に陥れ、
さらに市民の一部を城の闘技場に移して、有紗 vs ドグマスの始終を観戦させた。
有紗はユーリと共にドグマスと戦い、勝利した。
※バッドエンド集
・有紗は人質としてドグマスに投降し、連日犯される。
・ユーリは市民にレイプされて発狂する。
・究極召喚で「すべてを蹂躙するもの」が登場し、ドグマスとユーリを飲み込んでしまう。 その後の経過は不明。
あらすじは以上です。 Troisから発売された「サマナープリンセス アルテミナ2 〜戦え!アポローグ〜」のあらすじ。
「魔法の守護姫アルテミナ」の続編で、前作同様ほぼ一本道のストーリーです。
異世界で「グリード」という個体が新たに誕生した。
前作の「グリード」は組織名であるが、今作のそれは個人名である。
グリードは欲望のままに人間の世界を征服しようと考えていた。
ユーリは久しぶりに有紗に会うために来日していた。
夜になって、ユーリは公園で有紗(アルテミナ)が謎の男と戦っているのを見つけて助太刀に入ったが、
どうしても勝てなかったので、従者のオルトロスに頼んで有紗を逃がしてもらった。
謎の男はグリードであった。ユーリはグリードに捕まり、監禁・陵辱されてしまう。
グリードはまた街に結界を張って、有紗を含むすべての市民に働きかけて、
アルテミナに関わる記憶を封じ込めてしまった。
オルトロスはアルテミナの安全を確保したのち、ユーリを奪還することに成功した。
さて有紗はもちろんアルテミナに関する一切を忘れていたのだが、ユーリとの交友だけは覚えていた。
ユーリは有紗の家に下宿しながら、オルトロスと共にグリードと戦い、圧倒した。
グリードはユーリの戦力を削ぐべく、オルトロスを召喚するためのリングを奪った。
ユーリはバトルライダーの協力を得てグリードと何回か対決したが、その都度逃げられていた。
ユーリは結界を発見し破壊したのだが、グリードと召喚獣に囲まれてピンチに陥ってしまう。
有紗は記憶を取り戻してアルテミナに変身し、ユーリを助けて逃走した。
グリードはユーリたちに公開決闘を申し出た。ユーリと有紗は協力してグリードと戦い、そして勝った。
※バッドエンド集
・ユーリと有紗はグリードに監禁され、凌辱されてしまった(別エンドでは公開凌辱)。
・ユーリは敗北し、偶々通りかかった有紗もゴブリンに捕まりレイプされた。
・ユーリは監禁された挙句、魔物の子供を孕まされ絶望した。
あらすじは以上です。 粗筋ではないのだけど、
>>22
「Love Sweets」は既にwikiに載っています。
さらに詳細を知りたいのであれば「もう少し詳しく」云々と併記した方が
いいと思います。 >>32
すみません
「まとめより詳しくお願いします」が抜けていました
改めましてLove Sweetsをより詳しくお願いします 異世界に召喚された主人公秀人は
聖剣に選ばれ、女装女神の加護を受けた3人の男の娘PTと共に魔王を討ち果たすが
和平をもたらすまで帰還できないようで
和平交渉で揉めて3人に誰の案がいいかと問われて
フェリス√
フェリスは王位継承権のトラブル避ける為に女装しており、
銀狼の挑戦を正面から受けたり、好戦的な魔族を叩きのめしたり。
勇者との結婚を王から言い渡され勇者を犯そうとしてきたり
罰ゲームで姫の恰好してる時に秀人と出会うも気づかれず胸のうちを聞いてるうちに思わず姫としてキスしてしまってから男の娘としての自分を意識するようになり
秀人と決闘して槍を置く
秀人は盗賊団の話に血がうずくフェリスに、公務のストレスを察して彼女をピクニックに連れ出したり
戦争に参加しなかった魔族が納税を渋って武を計りにきたのでフェリスは剣で相手をするも、
動きの鈍さに秀人は捧げられた愛の重さを実感する
選択肢
→助ける
フェリスは戦場に出れなくなり姫として引きこもる
今宵も2人は快楽は貪る
END
→助けない
秀人は恋人なら支え信じるべき、と悟り
フェリスに愛を伝え戦うお前も好きなのだと槍を託し、フェリスは勝つ
そしてプロポーズ
エピローグ
元の世界との行き来が可能になり
両親にもフェリス姫の姿を見せたら認められ
ウェディング妊婦エッチでEND クロエ√
クロエは夢の中で秀人を誘惑するが耐性がついて効かなくなり
クロエは己の夢の中で、己を理解して甘えさせてくれる秀人を望んでいることを自覚し、
幼い妹キャラで甘え誘惑する
クロエは別れがチラつき悩みに魔王としての己が影に取り込まれ世界を滅ぼす魔王として覚醒
戦は魔王と勇者という神の箱庭としての呪いで力が拮抗する
選択肢
→剣を壊す
聖剣を壊すと、勇者か魔王か倒した方がたどり着くという神界で、不在の創造主の姉(見た目は女装山脈の女装女神)に願いを問われ異世界に戻る
エピローグ
ウェディング妊婦エッチでEND
→このまま倒しにかかる
クロエは魅了の力で秀人を無力化
クロエは秀人を椅子にして性器を尻尾で嬲りながら侵略と略奪を命じる
秀人は勇者を信じていた女王の前でマゾ豚宣言させられ
時は流れ人間の最後の拠点を滅ぼしたクロエに快楽の中で奴隷宣言
END
アリシア√
アリシアが教団の魅術をかけたら秀人が忠実な信徒と化す
アリシアとセックスしたら、神を感じたショックで正気に戻る
アリシアの誘惑に
選択肢
→受け入れる
教団の戦士として戦い
帰る願いも忘れてアリシアとの快楽を貪る
END →受け入れない
秀人の聖職者らしくしてほしいとの言に
アリシアはどうしてフェリスとクロエに言い寄られて怒らないのに、と、
聖女であるだけでは誰も救えず、手を汚すのを躊躇していては不幸な人間が増え続けるのは許せない、と激高する
一晩経ち落ち着いて和平を進めていく
アリシアは和平の調印式で異端として追われる、秀人が帰りやすいような内容に変更していたのを気に入らない上層に
アリシアは秀人と本気で愛を交わした時に奇跡を失っていた、万人ではなく個を愛したとして
アリシアは逃げかつて税のお目こぼしした共犯者の娼館で、やらずのぼったくりで男をあしらい稼ぐ
秀人はなんとか見つけ、心から結ばれた時再びアリシアに奇跡が宿る
宗教裁判で神を降ろし、皆を認めさせる
エピローグ
門の近くに居を構え妊婦エッチ
END
EXTRA
3人に誘惑され、恋人と嫁と妹ができました >>36
「Love Sweets」一度プレイ済なので再プレイして報告します。
・概略
主人公は早ヶ瀬学園の2年生。今までつるんでた男の友人達が春休み中にバイト先で彼女作って誰も遊んでくれる人がいなくなったので、
自分も彼女作ろうとカフェ・ホットショコラ(チョコレート系のスイーツで有名)でバイトを始める。ホットショコラで一緒にバイトする早学生の5人が攻略ヒロインとなる。
プレイ期間は共通ルートが4月19日〜5月9日まで。個別ルートは5月10日〜6月中下旬+プロローグ。
・簡単なキャラ紹介
一ノ瀬結衣……2年生。主人公のクラスメイトで席も隣。主人公とは物心つく前からの幼なじみで家も隣。主人公に彼女いないのは8割方結衣のせい。
双見伊織……主人公の実妹で一つ下の1年生。重度のブラコンで結衣をライバル視している。櫛無とはクラスメイトで親しい。兄より少し前からホットショコラでバイトを始めたが、主人公は知らなかった。
音無奏絵……2年生で、主人公や結衣とは同い年だがクラスも違いまともに話したことがない。櫛無の従姉妹。ホットショコラにはキッチン担当として1年前から。
音無櫛無……1年生で伊織のクラスメイト。伊織とは主人公の話をあらかじめ聞き知っている程度には親しい。九州出身で博多弁らしき言葉を時々しゃべる。奏絵の従姉妹。みなもとは同じ寮住まい。
円城みなも……3年生。ホットショコラには2年前からで、主人公と結衣の教育係。櫛無とは同じ寮住まい。 >>43
概略の個別ルートの最後、プロローグではなくエピローグでは? 女神ユランの加護によって平和を謳歌する世界ジラント。
その安寧は空に紅き月が現れ古の魔王ラーガルが復活したことで終わりを告げた。
主人公ハインはかつてジラント戦役で人々を魔族の脅威から救いながら
その圧倒的な強さを恐れた人間に裏切られ絶滅した竜族最後の生き残りであり
現在は復讐のため魔王軍宰相を務めるイザベラによって作り出された実験体の亜竜。
ハインは同じ実験体のシーラと共に脱走し
母親であるイザベラを超えるため人類の都市アルスタで研究を行っていた。
だが魔王軍の苛烈の侵略によりアルスタは壊滅し無人の廃墟となる。
ハインはそこで女神ユランに認められし勇者レオナと出会う。
絶望的な戦力差を承知の上でそれでもと人々を救う手を止めないレオナに惹かれたハインは
レオナと共に戦うことを決め同時に自身の研究成果である触手産卵をレオナに施す。
貞操を奪われたレオナは激怒するが優秀な戦士を苗床にして作り出されるガーディアンによる戦力増強が
劣勢の人類にとって唯一の希望であることを理解させられ仕方なく母体としての協力を受け入れる。
かくしてハイン一行は世界を巡り魔王軍の幹部を撃破しながら
各地で出会った女性たちを半ば強引に産卵母体として仲間にしていき戦力を強化
更には多重人格のように大人と子供の姿を行き来する女神ユランの力を借りることで
遂には宰相イザベラと魔王ラーガルを倒すことに成功する。
ノーマルエンド
魔王を倒したことでパーティは解散。世界に平和が訪れたかに見えた。
だが再び安寧を貪る人々を見下ろしながら女神ユランは狂気に満ちた笑みを浮かべる。
魔王ラーガルも勇者レオナも所詮この世界を治めるに値する器ではなかった。
空には再び紅き月が現れあらゆる生命が苦悶の叫びをあげ死んでゆく。
そして世界は滅亡した。 カオスエンド
魔王を倒したレオナたちだがその顔に喜びはない。
仲間たちの誰もがハインの放つ不穏な空気に気付いていた。
竜眼の力を覚醒させたハインは人が変わったかのように冷徹な表情を見せ空となった魔王の玉座に座る。
数多の戦いを通しハインは確信した。この世界で異なる種族が共存することは不可能だと。
違いは対立を生み、対立が戦争を引き起こす。ならば俺は人間も魔族も滅ぼそう。
新たな魔王は魔王城のシステムを利用しかつて人類が竜族に仕掛けた生殖機能を奪う呪いを大陸全土に向けて放つ。
自分たちから子供を産む力が失われたことを感じ絶望するレオナ。
こんな事をして一体何になるのかとハインに問い質す。
ハインは答える。これで遠からず人間は絶滅し人間を種馬や母体とする魔族もまた滅ぶ。
だがお前たちは知っているはずだ。子供を産む方法は他にもあると。
触手産卵によって産まれるガーディアンは呪いの影響を受けない。
そうハインの目的は人魔の違いを超越して生み出されるガーディアンをこの世界の統一種族にすることだったのだ。
途方もない、しかし完全な悪とも言い切れない目標に唖然とする仲間たち。
だが困惑する人間を前に人類の守護者だったはずの女神ユランはあっさりと人間を見限りハインへの協力を申し出る。
しかしハインは既に善良な女神の仮面の下に隠れるユランの悪意に気付いていた。
お前など必要ないと竜眼の力で女神を封印。
神を失い我が子であるガーディアンたちの制御を奪われたことでレオナたちも降伏。
かくて魔王ハインは世界の頂点に立ち自らの理想を突き進む。
カオスバット
最後の最後で仲間たちへの情を捨てきれなかったハインは
我が子であるガーディアンを殺してでも人類のために魔王を倒さんとするレオナに敗北。
最愛の男を斬り殺し絶望の涙を流す勇者の姿に女神は邪悪な笑みを浮かべ「素体」の完成を祝福する。 ロウエンド
魔王を倒し喜ぶ一同。
そこへ神殿から動けなかったはずの女神ユランが現れ労いの言葉をかける。
既に女神の策謀に勘づいていたハインは油断することなく真意を明かせと告げる。
神は人間から力を集めるための道具に過ぎなかったユランの姿を捨てさる。
その正体は忘れられし竜の守護神ジラント。
かつて絶大な力によって世界を支配し人間や魔族を見下していたジラントだったが
ジラント戦役で自身を信仰していた竜族が人間に騙し討ちされたことで力を失っていた。
目的は人間への復讐と竜族の復活か。
問い質すハインにジラントは人間ごときに敗れた竜族になどもはや興味はないと語る。
ジラントが目指すのは神の力を取り入れた完全種族セフィラが支配する新世界の創造。
そして今日ここにセフィラのベースとなるべき素体も完成した。
竜の勇者レオナ。竜と人の混血その末裔である少女は今や魔王を倒すまでに成長した。
もはや計画を阻むものは何もない。ジラントは高らかに旧世界の破壊を宣言する。
ハインたちを利用して神としての力を復活させたジラントの力は強大無比。
だが今を生きる全ての生命の敵となった神に屈する訳にはいかない。
ハインは人類の仇敵である魔王ラーガルやジラントから分離した子供ユランと共闘しジラントを滅ぼす。
かくして戦いは終わった。
各国の有力者であった仲間たちは母国に戻り復興と人魔再戦阻止に汗を流す。
しかしただ一人、世界を救った勇者レオナだけは表舞台に立つことを望まず
最愛の男と女神、更には魔王と共に世界を巡り困っている人々を助ける旅に出た。
それゆえ彼女の名は歴史には大きく記されず各地に伝わる御伽噺だけがその足跡を伝えている。おしまい。 ネット環境が回復したので書き溜めしていたあらすじを一気に上げていく予定
大量なのでおそらく途中で制限が入るのでもしそうなったら支援頼む ◎簡易版
・水乃宮奈々(財団所属の少女、偽乳
ハイエルフを求めてやって来た人物により騒動が、でも何とか解決する。
その後、奈々のいた組織は元の任務だけに従事する事になる。
・冴木桃華(財団所属の少女、巨乳
色んなシチュエーションでヤりまくる
・フィア(成長するロリ少女、今回はロリのまま
力がなくなった事などに責任を感じ、色々と悩みが募る一馬(主人公。
でも別に大丈夫、一馬が大好きというフィアとイチャイチャ。 ◎水乃宮奈々side
エルフ世界から帰還してから学園は夏休み、一馬と奈々以外の皆が傷心旅行に出かけていた。
そして奈々は聖ニコラス財団を立て直す為に働いていたが久々に和馬の部屋を尋ねて来た。
一馬のだらしなさを見た奈々は皆が傷心旅行から帰って来るまで一馬の部屋で過ごす事にする。
という事で奈々の着替え等を取りに行く事に、その途中で不思議な衣装の女性を見かける。
その女性、バルビナは禁書目録聖省からハイエルフの捕獲の命を受けて来ていた。
他にも聖ニコラス財団の情報と長のユーベルリートの捕獲の命もあったが順調では無かった。
奈々は一馬と共にフィアのいた研究室に行き、そこでいくつかの物を回収して財団に運ぶ。
その少し後、バルビナが情報を求めて研究室に、そこで一馬達の痕跡を記憶する。
一方、奈々は財団の部下から禁書目録聖省の使徒に関しての情報を聞いていた。
その使徒からフィアの情報を隠す為に奈々は研究室にあった物を財団に移したのだった。
財団と禁書目録聖省は対立しており、今まではユーベルリートがいたから何とかなった。
しかし今はユーベルリートはいない、その為に自分たちで何とかする必要があるのだ。
そして奈々と共に財団に残った桃華と話し合い、一馬も狙われるのではという推測をする。
フィアによって能力を得た一馬もまた、禁書目録聖省にとっては敵対すべき存在だからだ。
それから一馬とイチャイチャしながら過ごしたある日、奈々達財団は禁書目録聖省を尋ねた。
現状を報告して敵対する意思がない事を伝える為だ、そして思ったよりあっさりと成功。
かなりの争いがあった筈なのだが、不在の極東支部の代表の書架のウルスラの御意志らしい。
しかし今こちらに来ている使徒に関しては知らず、禁書目録聖省も一枚岩でないと知る。
その帰り、桃華と別れた奈々はバルビナの襲撃を受ける、残った痕跡から探していたらしい。
極東支部との和平を伝えるが捕まる奈々、奈々の帰りを待っていた一馬の元に桃華から連絡。
奈々との連絡が取れないので襲撃された可能性、そして財団の援軍は明日になると言われる。
それまで待ってほしいと言われるがすぐさまモップを武器に奈々を探しに行く一馬。 一方でバルビナに拷問される奈々、しかし財団での拷問対策の訓練もあり問題は無かった。
そこに一馬からの電話、バルビナは現代魔術でロックを解除して、奈々の声で電話に出る。
そして奈々の姿に変身して一馬を誘惑するが、パッドに気付かず巨乳に変身したのでバレる。
そうしてバルビナとの戦闘に、バルビナは姿を消す力があったが一馬には関係無かった。
しかしバルビナの魔術に追い詰められていく、そこに何者かが2人の助けに入った。
エルフ世界に残った筈の奈々の武器の大鎌で魔導生命体のシャルウルだった。
お陰で勝利するが、禁書目録聖省の教皇特使であるバルビナを殺す事は出来なかった。
仕方なく情報を渡す事にするが財団の情報は極東支部に渡し、フィア達はエルフ世界に帰った、
しかし教皇特使のバルビナは何も持たず帰れない、一馬達とシャルウルを持ち帰る事を提案、
もしくはバルビナを殺してしまいより強力な教皇特使を送られてしまうかという状況に。
そこでシャルウルが元は人間で、しかも禁書目録聖省の使徒であった時の事を話す。
それを聞いて衝撃を受けるバルビナ、そして十四聖が一人、不朽のデュオニシウスと呼ぶ。
十四聖は教皇直属で特に能力に優れた存在だった、そして自分を手柄にしろと言う。
しかしバルビナの要求は変わらない、一馬がハイエルフの力を持つ事にも気づいているからだ。
再び危機だがそこに桃華が財団と禁書目録聖省の全支部と和議を結んだ書状を持って現れる。
さらにバルビナにも教皇からの帰還命令とウルスラに任務を引き継ぐ指示が来ていた。
一安心した一馬達はシャルウルがどうやって来たか聞くとユーベルリートのお陰らしい。
しかしバルビナが最後の抵抗で一馬の事を漏らしたので和馬も極東支部に連れて行かれ、
シャルウルはバルビナと共に本部に連れて行かれる事になった。
綾女ヶ丘の極東支部で代表に会った一馬は即解放されてすぐに戻ってこれた。
財団は元の『非科学的な風潮による子供の被害を助ける』任務だけに従事する事になり、
一馬は全てが終わりただの女の子になった奈々と共にイチャイチャしながら過ごすのだった。
※描写などから書架のウルスラ=百野栞、と思われる。 ◎冴木桃華side
@家族へび憧憬
エルフ世界から戻って数週間、奈々は財団関係で海外、それ以外は傷心旅行に行っていた。
残されたのは一馬と桃華、桃華は自分が保護された頃の年頃の子供を見ていた。
今までは思った事は無かったが最近、幸せな家族を見る度に羨ましさを感じると言う。
そんな桃華に一馬は自分が家族だと言うと、一馬との間に家族が欲しいと言う桃華。
色々頭を過ったけど了承、それでヤる、その後2人の未来予想図を思い描くのだった。
@暗夜に狂う愛
ある日目が覚めると何故かそこに桃華と一緒にフィアの姿がそこにあった。
桃華曰くエルフ世界から一緒に帰って来たという、その時に広原那由他の言葉を思い出す。
一馬は『天帝の目』の力で、あり得たかもしれない世界を体験する事がある事を、
それが起こる時は一馬の無意識、潜在的欲求と結びついてるので思うまま行動しろと。
という事でフィアが寝ている傍で桃華とヤる、そしてその後、元の世界に戻るのだった。
@リバースエイジング
まほろば市に帰省中の那由他から頼まれた特性ドリンクを回収する事になった一馬たち。
そして那由他曰くアンチエイジング剤のそれを飲んでロリ化してしまう桃華。
桃華曰く一馬がそういう趣味だと思っていたらしい、フィアを見る目もあれだったとか。
という事で性格が子供の頃に少し戻った桃華とヤるのだった。
@すべてを貴方に
一馬の誕生日、『私がプレゼント』な桃華とヤる。
@4匹のケモノ
エルフ世界でフィアの即位前、暇になった一馬は桃華とヤる事にする。
という事でユーベルリートのHな気分になるお香を使う事にした一馬たち。
さらに桃華を満足させるためエルフ医者から精力増強剤を貰って飲むと3人に分身する一馬。
精力が無くなる迄消えないと推測したので3人で桃華とヤる事にした一馬。
最初は一馬が優勢だったが、最後は底なしの桃華に全員やられるのだった。 @桃華の掌の中で
桃華と付き合い始めてから成績が落ちた一馬が勉強していると、最近冷たいと桃華に言われる。
一馬は事情を説明&少しの間はHは禁止と伝える、すると自分が教えると言う。
代わりにと言う桃華に絞られた結果、勉強どころではなくなるのだった。
@粘性の悪夢
夏休み、一馬と桃華はフィアの為に学園から出て一時過ごした海にやって来ていた。
しかし何故か人がいない、とはいえ気にせずに遊ぶ事に、そこに那由他からの連絡。
アメーバの様な異界生命体が現れたとの事、場所は今いる海であった。
そこに着替えてる筈の桃華の悲鳴、急いで向かうと異界生命体のスライムに襲われていた。
物理攻撃に耐性を持ち苦戦するが、『天帝の目』で弱点が分かったので攻撃して撃破。
しかしスライムに襲われた桃華は性的興奮状態に陥り、何とか出来ないかと思う。
那由他からのメッセージを確認、要約すると『HすればOK、でも妊娠しやすいです』
という事でヤる、そして財団が助けに来たので一応入院する事になった桃華。
そして退院の日、結局子供は出来なかったがこれから作ろうとなるのだった。
◎VIER(上記2名クリア後
エルフ世界から戻ってきて数か月、一馬は恋人になったフィアと共に過ごしていた。
フィアは耳が長い事以外は人間と同じになり、その事に責任感を感じる和馬。
さらに将来の事等も重なり、色々と悩みが募っていく一馬はフィアと話し合う事にする。
ハイエルフの力を失った事、そして自分の事がどう好きなのかを聞くとフィアは、
力は望んで手に入れた物ではない、一馬の事は女の子として世界で一番好きと答える。
その事にさらにフィアが愛しくなる一馬、そしてフィアと共に歩んでいくのだった。
※ロリ状態のフィアとヤるが、18歳と8か月なので問題無し ◎登場人物紹介&短縮版
・キャクタス=ガルディスト-アイドクレイス:元『王の耳』
⇒領主の悪だくみを皆と解決、親友への罪悪感から幸せになるのは否定的⇒ヒロインが解決
・ピオニィ=ガルディスト-アイドクレイス:キャスの義妹の薬師、メシマズ
⇒ずっと慕っていたというピオと結婚、しかし実はピオが新生『王の耳』と知る。
そして村を巡る陰謀に立ち向かい、ピオを救い出し、貴族へと返り咲く。
・コーリオ=アゲイト:盗賊団の娘、キャスにベタ惚れでアタックしまくり
⇒憧れから本当にキャスを好きになったので付き合う事に、そして未来の為商人を目指す。
そして商人の傍ら夢であった義賊活動も行い、キャスとは結婚して子供も出来ました。
・シズル=クーカイト:ド貧乏な腹ペコお嬢様、かなりのドジっこ
⇒純粋なシズルの気持ちを受け入れ恋人に、実は隣国でも凄い偉い立場と判明。
シズルを巡る争い、新生『王の耳』との戦いに立ち向かい無事解決して村で平和に過ごす。
・ジーニア=プリンシーノ=アイネス-レステ:死んだ前王の娘、煽てに弱い
⇒自分を支えて欲しいと言うジーニアと付き合う事に、そして王位継承の助けをする事に。
国の破滅を願う宰相の陰謀を退け女王に、キャスは夫で臣下として新しい諜報部隊になった。 ◎共通
キャクタス=ガルディスト-アイドクレイス(キャス)は親友のコルの死から5年後、
コルの故郷のバーレ村で昼は自称用心棒として友人のダンとアルとだらだらしたり、
強い男が好きなコーリオ=アゲイト(コーリオ)からいつも通り好意を向けられたり、
夜は本当に用心棒として村人に気付かれないように警戒を行っていた。
コーリオとの出会いも盗賊だったコーリオ父のカシムを倒したのが縁だった。
ある日キャスは近くにある貴族が住むという屋敷が気になって覗いてみる事にした。
そこでド貧乏なお嬢様のシズル=クーカイト(シズル)と執事のマルメロと会い、友達になる。
数日後、バーレ村に薬師、国が認めた薬草に長けた者、がやって来たと聞く。
薬師はキャスの義妹のピオニィ=ガルディスト-アイドクレイス(ピオ)だった。
そしてピオは何故連絡をしなかったか聞くが、実はキャスは国の裏部隊に所属していた。
通称『王の耳』、キャスは詳しい事情を隠して説明、そして2人はちゃんと再会した。
数日後、マルメロからシズルが腹痛を起こしたからどうにかして欲しいと頼まれるキャス。
シズルは有力な貴族らしく迷惑をかけない為に屋敷に引き籠っていたのだ。
という事でピオに事情を説明してシズルの屋敷に、症状は腹痛ですぐに治った。
しかし今後の事を考えてマルメロを説得、そうしてシズルも村の皆との交流が始まる。
片やレスラ王国、ジーニア=プリンシーノ=アイネス-レステ(ジーニア)は不満だった。
父王が崩御して2年、第一王女なのに未だに王位を認めて貰えてないからだった。
しかしそれはジーニアが未だに王位継承の為の大きな功績を作ってない事が原因だった。
苦手な宰相のフルグライト、好き勝手な元老院と王都は不穏な空気があった。
それから数日後、ジーニアがメイドのアイラとライラを連れてバーレ村にやって来る。
目的は隣国に一番近い為の視察らしい、そして国境の視察を終えてジーニアは帰っていく。
それから数日後、見回り中に隣国のオエステ帝国からの侵入者が国境を越えて来る。
どうも鉱脈調査と、オエステ帝国の聖地と呼ばれる場所の調査中だったらしい。 シズルの予想を超えた食欲と、コーリオの商才が発覚したりしたりするそんなある日、
ジーニアが再び村に来る、どうも功績作りの為に国境に砦を作ろうとしてるが内容は夢物語。
落ち込むジーニアだが歓迎されて翌日には帰っていった、しかし途中で目的を思い出す。
そこで近くの領主の館でお世話になり、功績作りの為の案を考える事にしたジーニア。
それから再びジーニアがやって来て案を出すがどうも現実を伴わないものばかり。
そこで警備隊を提案にジーニアは納得、そして村の若者を警備隊にするという方法を選ぶ。
そこでジーニアがその実力を見ていく事になり、ついに実力を隠したいキャスの番になる。
少し力を発揮し最後に負けようとした時、隙を突こうと飛び込んだジーニアとキスしてしまう。
ジーニアは驚きそのまま領主の館へ、村人には他言無用を命じて戻って行った。
戻ったジーニアはキャスの本来の実力に少し気づきつつも胸がドキドキするのだった。
それからまた数日、マルメロが行方不明とシズルから聞いたキャスは急いで探しに行く。
そして途中で出会ったジーニアと共に危険な森の中を探すことにしたキャス。
森の入り口でマルメロの痕跡を発見、ジーニアに伝言を任し代わりにコーリオとピオが来る。
戻りそうにないので3人で森の中へ、そして無事に森の中でマルメロを発見する。
森で出来た酒を摘まんで酔って倒れていた、それからジーニアとシズルも関わっていく。
それから数日後、村に領主のデクロワがやって来て、何事かと思うキャス。
そして突然村人全員に村から出て行くように宣言、当然断るも代わりに税を2倍にしてくる。
まずは不可能でも無いので素直に税を払う事にした村人たち、しかし払えるかは不明。
数日後にジーニアが来て村人に相談されるがどちらかと言うと大局的な視線の持ち主、
なのでジーニアには村人の思いを理解し切れずに関係に少し溝が出来てしまう。
とはいえ納税に関しては王都での健康ブームでバーレ芋が流行り何とか払える事になる。
しかしまだ払うかどうかは決めていなかった、新しい無茶をぶつけられそうであったからだ。
そこにジーニアがやって来た、健康ブームがジーニアのお陰とわかり皆で感謝する。
そして納税はするがバーレ芋の納品に関して難癖をつけて来たデクロワは倍収めろと言う。 何とか期日を伸ばすが足りない、そこでアルがピオの薬を提案、ダメ元でやってみる事に。
何とか薬は完成し少し成長促進に成功、さらに森にある自生のも探してかき集める。
しかしどうも足りないので最後の手段も考え始めるキャス、その時ある事を思い出す。
それはいつも村の近くを通る闇商人の事だった、キャスは商人を脅して情報を入手。
そしてジーニアの元へ、ジーニアに現状を説明、どうも知らなかったらしい。
しかし村の為に王宮に戻り領主への納品命令を控える努力をする事をキャスに伝え王都に戻る。
そしてピオと自生した芋を探している途中、シズルの屋敷の庭に近い芋を発見する。
シズルに頼み芋を取る事に、しかし何故かマルメロが花の生えた芋を取るのを止めようとする。
そして今回見つけえたバーレ芋の親戚の花がオエステ帝国の聖花と呼ばれるものであり、
シズルがオエステ帝国の貴族であると判明、そしてキャスはある事を思い出す。
それは5年前、コルが死んだ時にあったオエステ帝国の巫女がシズルだったのだ。
そして納品日、デクロワと一緒にジーニアもその場にやって来て納品確認が始まる。
デクロワはシズルの家で取れたバーレ芋の親戚、原種らしい、にケチを付け始まる。
そこでジーニアが今回の納品の理由にした王宮からの要請が嘘である事を追及する。
さらにフルグライトまでやって来て、オエステ帝国との密貿易に関して問い詰める。
(BAD:フルグライトに『王の耳』だとバレたと感じたので村を出る事にしたキャス)
バレバレの否定するデクロワだがそこにキャスが闇商人から手に入れた証拠を出す。
そしてそこにシズルが連れて来られる、フルグライトの目的はシズルの方であった。
そうしてシズルがオエステ帝国の大貴族の娘であると知れ渡り、とりあえず現状維持になる。
こうしてデクロワは捕まり、シズルに関しても問いただされる事になった。
そしてその日は村の皆総出で祭が開かれるのであった。
(Nomal:結局誰とも一緒にならず、ダンとアルと共に平和に暮らしていくのだった。) ◎コーリオ=アゲイト
今まで憧れから本気でキャスに恋した結果、キャスと普通に接する事が出来なくなる。
そこでカシムが頑張る事に、結果コーリオはキャスに告白するがキャスは付き合えないと言う。
それでもコーリオは以前よりも激しいアタックをキャスに繰り返す事になった。
そんな時、コーリオの商才が再び発揮されたので商人への道を提案するキャス。
しかしコーリオにとって理由は明かせないが盗賊になるのはとても大事だと言われる。
翌日、再び聞いてみると事情を話してくれるコーリオ、どうも義賊になりたいらしい。
違いを理解していないコーリオに説明、それからは恋人&義賊になろうとキャスに迫る。
しかし自分のせいでコルが死んだと思っているキャスは幸せになろうとはしなかった。
それでも日々のアタックで揺らいでいき、そして寝言でコルの事をコーリオに聞かれたキャス。
仕方なく詳しくは言えないが事情を説明する事に、それを聞いて自分の考えを言うコーリオ。
それを聞いてコルへの罪悪感がなくなり、キャスはコーリオを受け入れて恋人になる。
そしてコーリオと話した結果、キャスはコーリオと結婚する事を決意して皆に祝福される。
そして将来に向けて、コーリオの夢の義賊、それと現実的な未来の為に商人の勉強もする事に。
カシムとその仲間の盗賊たちも一緒に勉強する事になり、全員がそれなりの頭になる。
そんな日々を過ごすある日、コーリオが妊娠、そんな時カシムに呼ばれるキャス。
話はコーリオに関してだった、カシムとコーリオに血の繋がりはなくとある貴族の子供だった。
コーリオの母、コリヌはメイドであり本妻より先に子供が出来てしまい処分されそうになる。
その命令を受けたのがカシム達、妊婦を殺せないので殺害に偽装してコリヌを誘拐する。
その後コリヌと結婚するが病で死去、その時の治療費が原因でカシムたちは盗賊になった。
そんな時に村にオエステ帝国の商人がやって来る、実はコーリオの実家に関わる者だった。
コーリオの実父、ジャスパーの遠縁のジャントが甘い汁を吸う為に暗躍しようとしていた。
そしてジャントと商人が村に来て、コーリオを尋ねに来たのでカシムとキャスも立ち会う。
そこで出自を知るコーリオ、ジャントは後継ぎのいないジャスパーの為に国へ来る様に言う。 とはいえ混乱するコーリオに3日は村に滞在するのでその間に決める様に言う。
色々と悩むコーリオ、結果として母を捨てた父への復讐も提案されるが全て断る事に。
しかしコーリオを以て甘い汁を吸いたいジャントは村に私兵を連れてやって来る。
だがそれを予見していたキャスとカシムによって撃退、殺しはしないが酷い状態にする。
数日後、村で結婚式が開かれキャスとカシムは夫婦になり、そうして数年後になった。
商人として軌道に乗ったキャス達は義賊しての活動もしており、民からは英雄扱いされていた。
そしてコーラルと息子のコーラムと共にイチャイチャと仲良く過ごすのだった。
◎シズル=クーカイト
祭の途中、シズルと5年前の事を話し合うキャス、そして巫女に関して少し聞く。
異国だと巫女の力が行き場を失い身体が上手く動かないらしい(おそらくドジの原因
そしてここはオエステ帝国ほどではないが力が溢れているらしい。
とはいえそれからシズルは頻繁にキャスに会おうとしてくるがそれを避けるキャス。
聖女なシズルに対して裏部隊にいた汚い自分は会わないと思っているからだった。
そして告白されるが断るキャス、それからシズルは屋敷に引き籠ってしまう。
数日後、マルメロからシズルの食が細くなったと聞かされるキャス。
シズルは足りない巫女の力を食事で補ってる為、食事が足りないと危険なのであった。
一時はピオに頼んで栄養剤で何とかしてもらうも、原因なだけ心配なキャス。
翌日、シズルはキャスに家に来てはいけないと言われたので雨の中でも外にいた。
それを見てさすがに家に入れるキャス、このままではいけないとキャスは諦めさせようとする。
自分が過去に汚れ仕事をやって来た事、それ故に自分が許せないという事。
それでもシズルは自分の想いと考えをぶつけて、それを聞いたキャスも受け入れ恋人になる。
皆からも認められてイチャつきながら過ごしてしたある日、キャスの旧友のロゼッタと会う。
ロゼッタは元騎士だが怪我で引退、そこで噂のオエステ帝国の巫女の力で治癒しようと言う。 元暗部なので警戒をなくせないキャスだがそれを聞いていたシズルが力になりたいと言う。
という事でシズルが力を発揮を発揮できる聖地に仲間と忍び込み、ロゼッタを治す。
それからしばらくして闇商人から国境にオエステ帝国の軍が集まっていると聞くキャス。
調べてみると実際に軍が、すぐに国にその連絡をするが先に軍からの要求が来る。
内容はシズルの返還、国からの救援を待つがそれよりも先に軍からの要求期限前日となる。
最悪は全員の事を考えてシズルの返還もという考えもあったがそれをマルメロが止める。
シズルの本名はシズル=マギィス-オブシディアンという神事に関わる大貴族で、
そこの巫女は国の厄災を引き受ける為の生贄とされると聞かされて行き詰るキャス達。
そこに救援を受けてフルグライトが兵と共にやって来る、ジーニアも遅れて来るとの事。
しかし安心しきれないキャスは幾つかの布石をしておく事にする。
そんな時にシズルがオエステ帝国へと向かっているとマルメロから聞き急いで追いかける。
追いつくも強情なシズルにそれなら自分も一緒に行ってどうにかしようとするキャス。
そこに新生『王の耳』がやって来てキャス達を捕えようとし、抵抗するもやられるキャス。
シズルは連れて行かれるもそこにピオがやって来て薬を使い、何とかキャスは助かるも気絶。
(BAD:ピオが間に合わずにキャスは殺されてしまう)
目覚めたらそこはカシムの住む村から離れたねぐらで、ピオから数日経ったと聞く。
そして村はオエステに占拠され、いくつかの村人は村に留まったままだと聞かされる。
まずは目の前の村をどうにかしようと考えるキャスはバーレ芋を利用する事にする。
今回のオエステ帝国の軍は神官部隊、つまり信仰心溢れるので聖花である事を利用するのだ。
上手くいきそうになるがそこにレステ国の軍が侵攻してくる、先頭はジーニアだった。
そこでキャスが前に出て説得、オエステは聖花の生えるバーレを聖地に近い場所と認識し、
撤退しようとしている事を説明、しかしシズルに関しての説明を要求される。
キャス達は生贄に関して説明、しかし軍の隊長は既にそれが廃れている事を説明。
それを聞いたキャス達はシズルが幸せに暮らすならシズルをオエステに返す事を提案、 隊長はそれなら後は外交で解決と言う、そしてレステ国内にいる裏切者を教えてくれる。
今回の事は戦争を起こしたい裏切者と組んだ事でありこのまま戦争が起こらない場合、
シズルを殺してでも戦争を起こそうとしているだろうと推測する隊長。
オエステとしても巫女は殺させたくないのでこの事を教えてくれたのだった。
そしてシズルの情報から新生『王の耳』が新領主の部下と判明、急いで向かうキャス達。
そして囮をジーニアとその配下に任してキャスは裏から侵入、シズルの元へ辿り着く。
しかしそこに前回キャスを倒した男、元『王の耳』のネロがキャスの前に立ち塞がる。
一方ジーニア達も新生『王の耳』との戦闘になるが追い詰められる、そこにロゼッタが現れる。
キャスの布石のお陰だった、キャスの方はネロに追い詰められるもシズルへの想いで勝利。
『王の耳』にいた頃では絶対到達できない、『王の耳』には届かない剣筋によって。
そして新領主、ジーニアを王位に付けたくない派閥、を捕えて今回の事件は終える。
その後、ロゼッタはジーニアの親衛隊に所属する事に、キャスたちもバーレ村に戻った。
オエステ帝国も革新派により平和への道を歩んでいき、シズルはバーレ村に残った。
そしてキャスはお腹の大きくなったシズルと共に平和に過ごしていくのだった。
◎ジーニア=プリンシーノ=アイネス-レステ
何故かジーニアを気にしてしまうキャスは色々理由を付けて気持ちを誤魔化そうとする。
そんな時にジーニアと話す事に、翌日帰るとの事で寂しくは思うも言う事は無かった。
王都に帰るので長い別れと思ったが数日後にジーニアは村の為にと言って戻ってきた。
それからジーニアはシズルの屋敷で過ごす事になり、そしてキャスは騎士にしようとする。
ジーニアはキャスに規則正しい生活を送らせようとするがキャスからすればそれは困る話。
ジーニアを気にする理由を自分を探ってると考えているキャスは何とか帰らせようとする。
しかしジーニアが領主代行になったと知るキャス、しかも施政者としては優秀だった。
村を守る関係として仲良くなるがとある事からキャスのトラウマに触れてしまうジーニア。 それから少し溝が出来てしまうキャスとジーニア、そんな時にダンが重病になってしまう。
その為の薬を探し、ジーニアから領主の館に保存してあると聞いたキャスは一人向かう。
しかしその帰りに怪我を負ってしまうキャスだが、追ってきたジーニアのお陰で助かる。
一緒に来たアイラに薬を託して、雨なのでジーニアと共に近くの洞窟で休む事になった。
そこでキャスはジーニアと話し、今回急いだ理由、コルと重なった事、を話す事に。
代わりにキャスを騎士にしようとする理由を聞くと、理想の騎士だからと答えられた。
ジーニアの好きな御伽噺に出て来る存在で、自分をその話の姫として語るジーニア。
その場では気が付かなかったジーニアだが、のちにライラから告白みたいと言われる。
ともかくダンは助かる、そして自宅療養中のキャスはジーニアにちゃんと告白される。
すぐにジーニアが去って行ったので返事はしなかった、しかしキャスは受け入れられなかった。
自分の正体がジーニアの思う理想の騎士ではなく汚い仕事をしていた人間でもあったからだ。
そんなキャスにライラが理由を聞きに来たのでそれとなく事情を説明するキャス。
ライラは逃げているだけ、過去よりも未来に生きてもいいのじゃないかと言う。
翌日、ナスタ―からも説得され、その後ライラから話を聞いたジーニアと会う。
それでもと再び告白するジーニアにキャスも折れ、ジーニアの恋人であり臣下となる。
ちなみに翌日にはジーニアが言いふらしたので村人全員に関係は伝わっていた。
それからイチャつきながも数日後、キャスは薬草を集める為に村から数日離れる事になる。
ダンみたいな時の為だった、しかし考えていたのがジーニアと付き合う前だったので話す事に。
しかしジーニアは普通に認めた、がその実行きたくて仕方ないのだとライラ達から言われる。
どうせ仕事に手が付かなくなるので連れて行ってくれと言われて、ジーニアを説得する。
途中で寄った街でやっかみを受けるジーニアだがそれにも負けずに無事に旅を終える。
それから数日後、フルグライトがシズルに王位継承権がある事を告げに来た。
前王と愛人の子でもあり、前回の戦争はシズルを取り返す為の物であるとも判明する。 オエステ帝国にいたがシズルだが、隙を突いて国境を越えさせたという事らしい。
その為に囮にされたのがキャスであり、コルの犠牲になった戦いだと推測するキャス。
それからフルグライトの勧めで領主の館に移る事になったジーニア達とシズル、それにキャス。
何度か暗殺者が来てそれを防ぐ事に成功するも、ついにシズルに毒を盛られてしまう。
ピオを呼ぶが手持ちでは完治は無理らしく、館の保管庫にある薬も調べる事になった。
が、その時に何者かによって気絶させられるキャス、目が覚めると何処かの牢屋だった。
犯人はフルグライトとその部下の新生『王の耳』、目的はジーニアとシズルの排除だった。
フルグライトはもう1人の王位継承権の持ち主のヘンリーの派閥であると明かす。
とはいえ今すぐ消すつもりは無く何か聞きたい事があるらしく情報交換する事になった。
どうもこの国に人質として献上されて殺害された異国の姫に関して知りたがっている模様。
知らないキャスだが知ってる様に演じて延命に成功、そしてその後ピオと再会。
ピオが薬師になる為に協力したのがフルグライトらしく、ピオは安全らしい。
ピオは話をするだけと言っていたがこうなるとは思っていなかったらしく、
キャスに脱出の為の道具を渡して去って行き、それを使って脱出する事に成功したキャス。
急いで事情を知らないジーニアの元へ行き館から脱出、シズルはピオを信じる事にした。
キャスの隠れ家にて事情を聞いたジーニアはフルグライトの手際の良さに敗北を確信した。
そこにピオがそこにやって来て薬をくれて、それで疲れが取れるキャスとジーニア。
(BAD:ピオがこのままではどうしようもないと、キャスを眠らせて無理心中)
ジーニアはピオに王になるから臣下になってくれと、臣下は無理だが協力はしてくれる事に。
ちなみに王を目指すのは、王になる為にキャスを必要としてピオから奪った形になった、
しかし王にならないならピオにキャスを返さないといけないがそれは嫌だから。
ピオからの情報で村が安全だと分かったのでバーレ村に戻る事にしたキャスたち。
さらに数日後に王を決める審議だと判明、ジーニアが出なければ王にはなれない。
しかし警戒しているであろうフルグライトの目をどう盗んで侵入するかという話になった。 それから数日後、フルグライトの元にジーニアが服毒死したという情報が入って来る。
確認したフルグライトはそれを運んでお恵みが欲しいという発見者に王都まで連れて行かせる。
そして領主の館に戻ったフルグライトの元にキャスが現れ、異国の姫に関して話す。
姫はフルグライトの母で、戦争いなり不要となった人質として殺されてしまった。
故にレスト王国を恨んでいるフルグライトの目的は王族を滅ぼす事にあった。
それを聞いて冷静なキャスに疑問を持つフルグライトはある事に思い至った。
一方、仮死状態から目覚めたジーニアは発見者を演じていたカシムやその仲間と王都へ向かう。
そしてフルグライトとの戦いになるキャス、予想以上の力を持つが勝利を収める。
ジーニアは王都にてフルグライトの悪事を暴露、その成果で以て新たなる王と選ばれた。
それから数日後、死刑の決まったフルグライトの元へ行き両親に関して真実を告げるキャス。
父はレステ王国前王で、母を殺したと思った『王の耳』は真の犯人を殺す為に動いていた。
それを聞いたフルグライトは最後にキャスに感謝を述べ、キャスはフルグライトと別れた。
そしてジーニアは名君となり、キャスは夫で臣下として新しい諜報部隊として働いていた。
◎ピオニィ=ガルディスト-アイドクレイス(2週目以降
祭の夜、酔ったピオは皆の前で昔の結婚の約束の話をし、そのままキャスに告白する。
キャスとしてはコルへの罪悪感から付き合うつもりは無いが村人はほぼ皆が祝福ムード。
翌日、暴露した事を恥ずかしがるピオ、そんなピオを見て忘れるから気にするなと言うキャス。
混乱したピオを思って言った事だが、ピオは怒って酔っていても本心だと再度告白。
断るキャスにピオはコルの事だと察する、そこにアルとコーリオ、ジーニアが現れる。
ピオが好きなアルが決闘を提案、ジーニアはキャスが幸せになろうとしていない事を指摘。
翌日、最初は負けて誤魔化そうとするが、コルの祖母のナスタ―が観客にいる事を知るキャス。
ナスターの世話にもなっているので負けるのはやめる事に、だが武器は刃引きしてある真剣。
怪我させない様にと苦戦するキャス、それでも相打ちにしようとするが勝ってしまう。 それでも好意を断ろうとするキャスはピオに事情をぼかして説明する事にした。
今は女性として好きかどうかもわからない、そう言うキャスにいつか好きと言わせてみる、
それとは別にナスタ―に事情を説明するべきだと言うピオにキャスも決意する。
そして今まで話さなかった村に来た事情を話すとナスタ―はコルの残した手紙を見せる。
それはキャスがコルから受け取ったナスタ―への金貨が入った袋に入っていたという。
そこにはキャスの事を想ったコルの言葉があった、そして過去の罪悪感がなくなるキャス。
その結果、意識していたピオへの気持ちが完全に好意になり、告白しようと思うキャス。
しかしその時、ピオとの結婚の約束の時、指輪を用意すると言った事を思い出したキャス。
なので暇してるという闇商人に頼み、それまではピオと良い雰囲気になるのを避ける事にする。
そんなキャスに苛立ったピオは薬品の調合に失敗、家がボロボロになってしまう。
という事でキャスと同居する事に、キャスとしても指輪が手に入ったので歓迎だった。
そして家に来たピオに指輪を送り告白、当然受け入れ、そして結婚する2人。
それからイチャイチャしながら過ごしていたある日、ジーニアから不審な話を聞く。
バーレ村にオエステ帝国とのスパイ容疑がかけられているという噂だった。
カシムにも協力してもらい、スパイ疑惑は不明だがレステ王国が戦いの準備をしてると知る。
事情を聞いたジーニアは軍の向かう先はバーレ村と推測、王都に戻る様に言われたからだ。
そしてフルグライトが怪しいと言うジーニアだが確証は無し、ピオにも相談する事になった。
村人とも話し合い、ジーニアの協力も得て書状も送るがそれが届く事はなかった。
そしてピオが容疑の原因であるシズルを問い詰める、誰かが問い詰める前にと言う事だ。
しかしおかしさを感じたキャスはピオを連れ出す、そしてフルグライトの怪しさを伝える。
そこにピオのペットの鷹のリルがやって来る、その足に葉を使った通信文を巻き付けて。
ピオはフルグライトの協力者だった、フルグライトの目的はバーレ村に城塞を築く事だった。
原因はシズルの事がデクロワを通じてバレてしまったせいで戦争が起こるかもしれないからだ。
未来の為に考えているというフルグライトをやたら慕うピオにキャスはある考えに至った。 ピオはフルグライトの結成した新生『王の耳』の一員であった、ピオは恩義があったのだ。
キャスを探して王都に行き、そこでフルグライトに拾われて『王の耳』に入ったのだ。
今回が初任務だとは言えこれから非道な道しかない道に進ませた事に責任を感じるキャス。
ピオはキャスを『王の耳』へと誘うがキャスは断り、ピオとはそこで別れる。
キャスは村人に急いで現状説明、カシム達のアジトに避難させて、ジーニアへの連絡もする。
そして敵を迎え撃つ事に、敵は宰相の私兵のみで最初の戦いは問題無くキャス達が勝利した。
それから幾度となく襲撃があるが何故か本気の部隊を送って来ないフルグライト。
それを疑問に思うキャスだが、斥候に出ていたカシムの仲間からピオに関しての話を聞く。
ピオはキャス達に情報を漏らしたとして捕まっているらしく、このままでは秘密裏に処刑。
それを聞いたキャスは皆に村を任してピオの救出に向かう事にした。
一方でフルグライトはキャスを待っていた、目的はキャスを自分の手駒にする事であった。
侵入するキャスはピオと再会するが幼い少女が『王の耳』と気づかずに捕えられてしまう。
そしてフルグライトと対面、手駒になる様に言われるキャスだが当然断る。
そしてある事を聞く、それはフルグライトがピオの実家を取り潰したのではという話、
それを認めるフルグライト、実家を立て直すと言われていたピオは最初から裏切られていた。
そしてフルグライトの目的が戦争を起こして国を疲弊させる事である事と問い詰める。
処刑されそうになるキャスは最後にとピオの好きだった物語の結末をフルグライトに望む。
結末は心中、それを知っているフルグライトは拘束を解いて2人を一緒にさせる、
当然武器などが持たせずに殺すのは周りの部下がするつもりだった。
そして物語を語る2人、しかし最後は心中ではなく幼いピオにキャスが語った最後だった。
2人生き延びて幸せを掴む、その瞬間に爆発が起きてその隙を突いて行動するキャスとピオ。
そして少女を含めた『王の耳』を倒すキャスたち、そこに新しい侵入者がやって来た。
援軍として呼んでいたジーニア達だった、村への援軍に向かう途中で爆発に気付いたのだった。
ジーニアはフルグライトの処罰を命令、しかし国にとってフルグライトの損失は大きいと言う。 そこでキャスはフルグライトが国を衰退させようという真意が不明なので生かす事を提案、
そしてフルグライトはジーニアのブレーンとして幽閉されて永久に働かされる事になった。
全てが解決して村に戻ったキャスとピオ、しかし責任を感じたピオは村を出て行く。
しかし寸前で気づいたキャスは追いつく、そしてピオを説得して村に留まらせる。
それからしばらくして、フルグライトを捕えた功績でジーニアは女王となった。
そしてキャス達にデクロワの領地を与えて、2人は貴族として復帰したのだった。
と言っても2人はよくバーレ村にいており、幸せに暮らし続けましたとさ。 ◎簡易版
・マリー(魔法使いの少女、ドイツ人
祖母がやって来たので料理を作るが、今のままでは嫁に出せないと言われる。
というのも日本人に嫁入りするのにドイツ料理だったからだ。
それに気付いたマリーは和食を作って満足させて、無事に結婚式。
・優佳(メシマズ少女
メシマズ解消の為に料理の練習中に魔法薬を混ぜてしまい優佳がロリ化。
それを見て春美のトラウマ発症、それを見て複雑な気分の優佳。
しかし春美が頑張って仲直り、優佳も少し素直になった。
・かりん(妹的な少女、キャッホー
かりん父が春美とかりんの付き合いに反対、春美の料理で認めさせる事に。
結果はかりんのオムライスで認めてもらう、でも春美の料理じゃないと突っ込まれ騒動。
結局、その後のお出かけに母親たちがお目付け役にいた。
・ルゥリィ(マリーの使い魔、猫
飼い主の恋愛を手伝おうとするが余計な事をし過ぎて怒られる。
それをどうにかしようとする春美だがちょっとした事でルゥリィと関係が悪化。
でも何とかなり、飼い主の恋愛もどうにかなり、いつか嫁に来いと言う。 ◎マリーのマジカルレシピ(マリー
マリーの故郷の出来事から1ヶ月後、長老達が日本にやって来る事になった。
春美とマリーの結婚する日が決まったので招待する為だ、春美は緊張するがマリーは楽しみ。
ちなみにルゥリィは生き別れた飼い主と再会、使い魔を辞めてそこで暮らしている。
そして長老、それにクラウディアにクリスがやって来た、クラウディアはマリーに変身して。
マリーに関しての入国審査とかをする為に一時的にクラウディアをマリーに変身させたらしい。
そのせいでマリーに変身したクラウディアによる悪戯があったが無事に店まで連れて行く。
美咲、春美の義母が今晩どうするかと聞くとクラウディアたちのアパートに泊まるとの事。
実は解約するつもりがクリスに彼女、瑠璃子、が出来たので日本に残る事にしたらしい。
そして皆が集合、春美とマリーは二人で作った料理と共に想いを告げ長老に結婚を認められる。
しかしマリーがお昼に作った料理を見て何故か長老は今のマリーをお嫁に出せないと言う。
理由を聞くが宿題にされてしまう、皆が帰った後に考える事になった春美とマリー。
春美との会話中に何か気づいたマリーは翌日、春美ではなく美咲と何かを頑張るマリー。
そして夜、長老を呼んで宿題の答えを披露するマリー、それは和食だった。
今までマリーはドイツ料理のみだった、しかし日本の家に嫁入りするなら和食も、との事。
相手の事を考える事、特にマリーは外国人なので積極的にその必要があるとは長老の弁。
マリーを心配した長老のお世話だった、そうしてマリーは長老に結婚を認めてもらう。
ちなみに美咲と頑張っていたのは春美が食べなれた美咲の味を覚える為だった。
そして無事に結婚式、互いにこれからの幸せを誓うのだった。
◎旬の裸エプロン(優佳
指輪を渡して1ヶ月後、メシマズの優佳が料理の練習を始めると言い出した。
先生役にされる春美に何でもしてくれると言う優佳、せっかくなので料理を楽しむ事に。
その為に裸エプロンを要求、そうして着てもらったがそちらに集中して料理は失敗。
それでもどうにかしようとする優佳は近くにあった調味料をてきとうにぶち込み完成させる。 どう見てもヤバいし春美も止めるがそれを食べる優佳、すると何故か幼くなってしまった。
そこに現れたマリーとクラウディア、どうもクラウディアの作った薬が原因らしい。
それを調味料と一緒にいれた結果が今の優佳、そして薬の内容は若返りの薬だった。
幼い優佳を見て幼い頃に優佳に弄られた記憶が蘇った春美はトラウマが発症してしまう。
その結果、優佳を恐れて美咲にべったりな春美、それを見て気分の良くない優佳。
優佳は1人で過去を思い出す、優佳が春美を弄ったのは母である美咲を春美が独占したから。
そして春美を美咲が独占したから、そして気を惹きたくて弄る方向に走ったのが理由だった。
その頃を思い出して寂しくなる優佳、そこに優佳を探しに来た春美がやって来る。
優佳のいた場所は昔家出した時と同じ場所だった、そこで優佳は昔の自分の事を話す。
春美を怯えていた事を謝る、そして優佳が幼い頃にしたかった理想の関係を一緒にする事に。
そして翌日には元に戻った優佳、それから優佳は少し素直になったのだった。
◎史上最強のオムライス(かりん
ある日かりんを送ってる帰り、かりんとキスしようとした所でかりんの父が現れる。
かりんを溺愛するかりん父は春美が気に入らない、しかし流れで春美もかりん家に行く事に。
そしてかりんが春美とヤってる事を家族の前で暴露、それを聞いて衝撃を受けるかりんの両親。
春美も覚悟を決めてかりんを下さい宣言、かりん母は認めてくれるもかりん父は反対。
そんなかりん父に料理で認めさせると宣言、かりん父も美味しいと言わせたら認めると言う。
とはいえ勢いだったので何を作るか皆に相談、そこに美咲が現れてかりん父の好きな物を提案。
そこでかりんに聞く事に、オムライスが好きだと判明したのでそれを作る事になった春美。
そして料理を振る舞う当日、春美としては最高のつもりだが何かが足りない気がする。
それをかりんとの会話で気づく、そして用意されたのはかりんの作ったオムライスだった。
当然かりん父は美味しい宣言、そうしてかりん父は春美とかりんの結婚を認めてくれる。
その後、マリーが春美の料理では無いのではと突っ込んだのが原因でひと悶着あったが。 そしてその数日後のプールでのデートに美咲とかりん母がお目付け役としていたり。
◎美味しいはちみつミルクの作り方(ルゥリィ
飼い主の瑠璃子から恋愛相談をされるルゥリィ、そこからある話に発展する。
ルゥリィに春美の元に戻ってもいいと言う、しかしルゥリィにはしたくても出来ない。
自分が悩んでいるというのにルゥリィを想う瑠璃子、そんな瑠璃子に何かしたいと考える。
そんな時にいつも通り無銭飲食しにクラウディアとクリスがやって来る。
クリスは払いたいがクラウディアのせいで叶わない、そこにルゥリィが現れる。
ルゥリィはクリスに瑠璃子と付き合えばどうにかすると言う、それを聞いてクリスは激怒。
そのままクリス達が帰った後に事情を聞く春美、ルゥリィ曰く進展しない2人を思っての事。
そして自分だけ幸せなのにという気持ちもあった、そして住む場所に関しても話す。
ルゥリィとしては今は瑠璃子の場所を離れる気はなかった、春美もルゥリィを理解する。
そんなルゥリィの為に協力する事に、そこでルゥリィの添い寝は信頼の証を採用する。
という事で翌日、クリスを嵌めてお泊り会を開く事に、ちなみにルゥリィとはすぐ仲直りした。
参加者はお料理教室という名目だったのでマリー、それにクリスと瑠璃子、ルゥリィと春美。
途中で瑠璃子がマリーの魔法を見たいという話になり、マリーは変身してみせる事にする。
しかしマリーの魔法服は扇情的で春美は興奮して、クリスもその姿に意識してしまう。
それを見たルゥリィは怒って移動してしまい、瑠璃子も落ち込んだのでマリーに任せる。
春美はルゥリィの元へ行き謝罪、ルゥリィは春美から誘われた事がなく自身を無くしていた。
瑠璃子の元を離れたくないという話の時も引き留めなかったのも理由であった。
春美はルゥリィを想っての事を発現、後自分から迫らなかったのは周りのロリコン扱いが原因。
しかしルゥリィの為にロリコン宣言、そしてルゥリィとは仲直りするもある事を思い出す。
瑠璃子たちの事だ、急いで戻るとマリーが部屋の前にいて中を静かに覗いてみろと言う。
覗いてみるとクリスが瑠璃子に告白しており、その姿はまさに相思相愛で安心するルゥリィ。
春美はルゥリィに瑠璃子が大きくなったら嫁に来いとプロポーズして受け入れられるのだった。 ◎登場人物&短縮+適当解釈版
七枷 樹:琴子が死んでから観測をやめた青年
七枷 ギズモ:元・猫で現・猫耳メイド、段々人に近づいていく
⇒ギズモは樹のお陰で言葉を得て世界となった、しかしそこにギズモはいない。
ギズモがいなくなった世界の樹はギズモに似た少女と結婚、家族を続けていく。
七枷 結衣:揺らがないモノを好む姉、昔の自分を『こっちの結衣』と呼ぶ
⇒結衣はマクスウェルの悪魔と混じり合った存在で世界はエントロピーが減っていく。
それでも樹は結衣を見て、共に永遠となった。
七枷 式子:少女になった母、植物に関しての能力を持つ
⇒一時は能力を失うも過去のトラウマを乗り越えて能力を取り戻す。
そして式子の願う『悲しみ』のない世界で生きていく事になった。
柚 :幼馴染で一般的な感性の持ち主故に振り回される、苗字は不明
⇒柚にとって今の七枷家は認められないがそれでも最後は理解はする。
そして樹は柚を選んで七枷家は樹以外消えた、そして柚と共に生きていく事にする。
七枷 琴子:死んだはずの妹、かなり頭が良い
⇒樹は『観る』という事を理解して琴子のいる世界を確定させる。
観る事を望めばいつだって望みの世界が手に入るのだから。 ◎共通
ある星降る夜、七枷樹(樹)は妹である七枷琴子(琴子)との約束を守る為に扉を開けた、
琴子は病気なので扉を開けてはいけないという家族の決まりを破って。
そうして樹が見たのは死んだ琴子の姿だった、それから3年、樹は他人の観測をやめる。
唯一顔を認識している幼馴染の柚に不登校の事を責められたり、
ペットである猫のギズモが話せたらと願っていたある日、3年前の様に星が降る。
そして樹が琴子の部屋の扉を開けると、そこに死んだはずの琴子がいた。
翌日、柚が樹の元にやって来て地震があった事を伝えるが樹はそんな事知らなかった。
そんな2人の前に琴子が現れて朝食の時間を告げに来て去る、それを見て驚く柚。
死んだはずの琴子の事を問う柚だが樹は琴子が帰ってきたから良いと言う。
納得いかない柚は樹の母である七枷式子(式子)に話を聞きに部屋を出るがすぐ戻って来る。
樹に部屋から出ない様に言うと柚は自宅に戻って行った、気にせずに部屋を出る樹。
リビングに行くと琴子がいて朝食を作っており式子を呼んできて欲しいと頼まれる。
樹が式子を呼びに行くとそこには見た事無い少女がいて、少女は自分が式子だと言う。
その後琴子とも馴染んでいた、琴子曰く『見える』のと『観る』のは別とかなんとか。
そして琴子は樹に式子の以前の姿を聞くが樹には思い出せない。
琴子は樹が『観た』からここにいると言って去る、樹は外出する事にする。
外の公園で姉である七枷結衣(結衣)と会うが、姿は変わらない筈だが何かが変わっていた。
家に帰ると父である七枷電卓(電卓)も見た事の無い姿だった、そして晩飯も変わっていた。
式子が作ったという謎の野菜が並んでいた、しかし肉類を触れなくなったらしい
食後、今日はまだ見ていなかったギズモの声がしたのでその場所に向かう樹。
そこにいたのは猫耳メイドの少女、樹はその猫耳から少女がギズモであった存在と気づく。
翌日、琴子曰く、自分が帰って来た夜に七枷家は特異点になってギズモも巻き込まれたらしい。
人間になったのは樹がギズモに喋って欲しいと願ったから、でもまだちゃんと喋れはしない。
その後柚が訪ねて来たので琴子にギズモを預けて柚の元へ、柚は外で話す事を望んだので外へ。 柚は樹が騙されてると言って25年前の写真を見せる、そこに写っていたのは今の式子だった。
七枷家を乗っ取ろうとしているという柚だが理由が思いつかない樹、柚は証拠を探すと去る。
家に戻ると全員が集まっていた、ギズモをどうするかの話し合いで結局現状維持。
2日後、琴子に頼まれてギズモと外に行く事に、そこでついに言葉を覚えるギズモ。
翌日、金が無いと言う結衣に何を買ったのか聞くと様々な物を買っていた。
以前と違う結衣に疑問を覚える樹だが、結衣曰くこっちの結衣は知らないとか。
あまりに様々な物を買うので博物館でも造るのかと聞くとそれだと言って部屋に戻る結衣。
結衣の部屋に行くとそこにはポストや標識など様々な物で溢れていて驚く樹。
結衣曰く誰にも使われない物、せめて形だけでも永遠に残してあげると言う。
翌日、色々と足りない樹の元に柚が弁当を持参して現れる、そして料理を覚える様に言う。
自分が教育係である事を約束させる柚、樹は久々のまともな食事にてきとうに返事する。
という事で数日後、柚と料理の勉強をする事になった樹、結果最低限の腕前にはなる。
ある日、樹は猫のギズモと遊んだ後に外に出る、そこで警察官で柚の母の蜜柑と会う。
何故か驚いている蜜柑の話を聞くと樹が星の振った夜から10日間行方不明と言われる、
事情が理解できない樹は近くに一昨日の新聞を見つける、それを見る様に言う蜜柑。
局地的地震で一家4人が行方不明、その場所とは樹の家である七枷家であった。
樹はこれが夢だと思う、そして気が付くと自分の部屋のベッドで先ほどまでは夢と気づく。
ある日琴子と2人で外出する事になった樹、その途中で目の前の琴子の姿を見失ってしまう。
すぐに姿を見せた琴子だが樹は自分の中に琴子を見ているのと見ていない自分がいると考える。
そして琴子が姿を見せたあの星降る夜に何かがあって、それからズレたのだと考える。
今は揺らいでいるがどう確定するかわからない、そう考えた樹は覚悟して見る事にする。 ◎七枷ギズモ
ギズモの部屋に行く事にしていたが寝ていた、なので翌日に遊んであげる事にして寝る。
そして翌日、ギズモと遊んでる最中に樹はギズモとの会話が成立している事に気付く。
そんなある日、樹は猫であった時より人間のギズモが『自然』じゃないと思う樹。
自分が人間にしたせいではと思った樹は琴子に相談、琴子は人間自体が『不自然』と言う。
人間は世界を観て世界を変えるために行動する、それはとんでもなく不自然であると。
樹はそれが認識とか任地、頭の中の問題だと理解する、それから樹も観る事を意識する。
ある日寝ていた樹のベッドにギズモが潜り込んで家族に誤解されるも何とか説得していく。
その途中でギズモが発情期と判明、任された樹はどうしようかと悩み、考える。
ギズモを拾ってからの1年間、ギズモだけが樹を観て、ギズモだけを観た昔の事を。
そして樹はギズモを受け入れる事にした、ギズモがいたから昔の家で過ごせたから。
その夜、ギズモを拾った時の事を思い出す、1つだけ大きな流れ星があった夜の事。
側面に『Gizmo』と書かれた壊れた工具箱に入っていた事を、故に樹はギズモと名付けた。
過去の夢から覚めた樹は琴子から今から50時間は何があっても驚かないように言われる。
その時からずっと黄昏時になった、翌朝にギズモは前よりもいっそう人間らしくなっていた。
琴子は時間軸方向に巨大な質量があり、このままだとこの世界は事象の地平面に落ちる、
そして滅亡、樹の観ている世界のみが現在の世界に永遠に止まり続けるように観えるらしい。
そこは樹の観た世界が『世界』として確定する、『夢』によく似た世界と説明される。
翌朝、朝の光を浴びた樹はここが夢だと思う、そして部屋から出て猫のギズモと遊ぶ。
そこでは前の七枷家がいて樹はギズモだけに話しかけた、ギズモだけが『観えて』いたから。
そして空に大量の星が降る、その時夢が琴子の帰って来た時だと思い琴子の部屋へ、
しかしその直前で人間のギズモが現れて、ここはギズモの『観て』いる世界と言う。
『世界』は『人の脳』が造り出したもので、『脳』を『人の脳』にするのは『言葉』だから、
ギズモは樹に『言葉』を教わって、世界を『観る』事が出来るようになった。
樹はギズモと話す為に外に出る、琴子の言った50時間から既に2日は経過したから。 樹は聞く必要があった、人間になったギズモの言葉を、鏡である自分の言葉を。
ギズモは言う、夢はずっと前から始まっていた、琴子の生まれ変わりを望んだ時から、
そして樹はギズモを拾い、ただの『物』であったギズモに『言葉』で形を与えた。
そして樹の望む『世界』はギズモの中に折り畳まれて存在していた。
琴子は元気で、母は明るく、姉は強さと優しさを取り戻し、父は面白くなっている、
そんな『世界』なら全てがハッキリと見えると思う樹、そこに行きたいと願う樹。
ギズモは自分という繭を通して世界を『観る』事ができれば可能だという。
しかしそこにはギズモはいない、樹はそれを否定してギズモとも共にいようと言う。
だが琴子の言う50時間が過ぎればギズモは確率だけの存在に戻る、つまりさよならだった。
そしてギズモは最後の願いとして頭を撫でてくれという、樹はその時がくるまでずっと撫でた。
大きな流れ星が光った、ギズモのいた場所には壊れた工具箱と、小さな猫のオモチャがあった。
黄昏の世界の樹は、向こうの樹が望んだ物を手に入れられたか琴子に聞くが難しいと言われる。
七枷家の全員が琴子が死んだ事実を受け入れなければそれは不可能だという。
そしてギズモは3年前とよく似た『世界』そのものとなって生み出した。
しかし全てを失った樹は、誰よりも奇跡に近い場所にいると琴子は言ったので観る事にする。
その世界の樹は琴子の生きている世界を幻想と否定した、そして家に帰ろうとした時だった。
ギズモに似た少女に会った、それから3年後、その少女と縁があって結婚して子供が出来た。
名前は琴を奏でるで『奏』、名前の継承、意味の継承、受け継がれてゆく『想い』、
親と子が繰り返されることで『家族』になる、親になった樹はそう気づいたのだった。
家族とは『空間』ではなく『時間』なのだと、そうして新しい『世界』がそこにあった。
◎七枷結衣
結衣の部屋に行くが何が言いたいか思いつかない樹、結衣は明日は出かけようと言う。
翌日の結衣との外出中、3本の鉄塔の話になった、今では1本しか残ってはいなかったが。 そして結衣は3年前に変わったのは樹だけじゃない、鉄塔の下であった事を忘れてると言う。
こっちの結衣が言っていたという結衣に同じと言う樹だが、結衣はお化けみたいなモノと言う。
ある日、結衣と話していて父と母が20年以上、結衣は3年だけ『飛ん』だのではと思う。
しかし結衣は一部分だけ当たりと、そして結衣は物質に変える力を見せる。
そして3年前に鉄塔の下であった事を思い出させる、琴子が死んで結衣といた時の思い出。
死より永遠を望んでいた、そして結衣と共に永遠になろうとした時の事を。
その後、結衣は雪の中で樹と外にいた事を怒られ、その結果イジケて不良になった。
結衣は樹の望みを叶えるためにここに来た/私はこの『世界』を否定する為に作られた存在
結衣は自分を観てくれるかと聞き、見ると答えた樹だが軽々しく答えるなと言われる。
翌日、結衣とエントロピーに関しての話になり、再び2人で出かける事になった。
結衣に言われて自分が欲しい物を送る事になった樹は柘榴石のペンダントを送る事に。
樹が欲しいのは形のあるものではなかった、それを聞いて安心したと言う結衣。
ある時琴子は言う、結衣はエントロピーを減少させるマクスウェルの悪魔だと
ある日樹は外出中に会った柚から今の結衣の姿が3年前の姿であると言われる。
それを聞いて樹は3年もの間家族を視ていない事実に衝撃を受けた。
ある日樹は電波塔に関して調べていた、電波塔は正三角形の形で中心が七枷家だった。
そんな時、電卓から結衣に関して本当の事を話すと言われる樹は公園に行き、電卓は言う。
公園には研究所があった、そしてここには無いが研究所のある世界の60時間後の事、
そこでは実験が行われて、結果によって世界は分岐する、その効果が及ぶのは七枷家。
研究所のある世界では電波塔が残っており、それにより遠くの世界から来たお化けが結衣。
そして結衣だけじゃなく他の皆もお化けだと言う、樹は電波だと思いそこで帰る。
その夜変わった夢を見る、男は未来の自分を夢見てそれが家族を実験体にするものと知る。
それを知った男は普通を目指した、そうして会社に固執した、それが普通だから。
年末に樹と結衣の外出中、樹は結衣から自分の身体が水晶になりかけていると聞かされる。 そしてそれは樹だけじゃなかった、そしてそれは樹が結衣を観た結果であった。
『終わりの無い世界』へと、何故教えたかと言う樹に結衣はこっちの結衣が、と言う。
本来なら樹は結衣と一番一緒にいたから最初に結晶化する筈だった、しかしそうはなってない。
3年前、鉄塔の下で慰め合いだったかもしれないが結衣は樹と結ばれる事を望んだ。
そしてその続きを今する事になった、そして全てが終わった樹は永遠を望んだ。
それから琴子が現れる、琴子は2人の想いが刻まれた石を拾って帰る事にした。
石は柘榴石だった、『豊穣』と『多産』を現すガーネット、結衣が求めた願い。
3年前の結衣は樹と結ばれる事で琴子の生まれ変わりを作ろうとした、しかし失敗、
さらに大人たちから全て否定されて世界を観る事をやめた。
その結果、『全てを否定する者』と重なって現れる事になったのだった。
そして樹と結衣は宝石となった世界で永遠をとなって過ごすのだった。
◎七枷式子
式子の部屋に行く樹、そこで今は夜なので明日2人で話がしたいと提案する。
翌日、デートだと思っている式子と出かける事になった樹、まずは公園に向かう。
そこは3年前からあるが式子は知らなかった、前の式子は家と買い物先しか知らないらしい。
そして前の式子の想いを知る樹、その後は今の式子とデートする事になった樹。
しかし前の式子と話して、幸せアは目の前にあると思った樹にはそれで充分だった。
ある日、ふと式子が植物に関して能力か気になった樹は式子に植物に関して聞いてみる。
式子にとって森みたいに皆が互いに生かし合っている家族は素敵であると考えていた。
そういった自然の暖かさは樹がいちばん欲しかったもの、故に樹は式子を『観た』。
そうして式子との関わりが多くなる樹、式子も樹が観てくれたから幸せだと言う。
式子は樹にキスしようと言い樹は式子とキスをする、それから家族に隠れて何度かする。
関係を深めたある日に式子から好きと言われる、しかし式子自身が好きを理解していない。 特別とそうじゃない好きを理解出来ていない式子に樹は式子は家族こそが特別だと教える。
それに納得する式子、家族という一つの命が好きという式子に衝撃を受ける樹。
その瞬間、式子と樹の世界が重なった、そして式子に誘われて繋がる。
・・・わたしの家族は憎み合っていたわけでは無いが上手くいかないでいた。
わたしが大人になればどうにかなると思っていたがその前に父が病死した。
病死した父は『肉』となった、それは『終わり』の別の表現であると理解させた。
そして『火』によって燃えかすとなった、『火』は『終わり』をもたらすものとなった。
それから『肉』と『火』、『終わり』に関する2つを忌避するようになった。
代わりに求めたのは『死』とは正反対で、森のようにずっと続く『いのち』だった。
そしてあの人と会い、わたしは永遠の森を作る、その願いを実現する力を形にした。
・・・そんな夢をみた樹、そして樹は式子を母さんと呼ぶ様になっていた。
その日、前の家族の集合写真を見つけた樹は今の家族で皆で出かけた事が無いと気づく。
皆で出かける事に、途中で式子の食虫植物?のパッくんが何か伝えようとするが伝わらない。
翌日、調子の悪そうな式子、さらに式子は植物を操る能力を失っていた。
どうにかしようとするがどうも出来ず、翌日には式子が失踪してしまう。
焦って周りに当たる樹だが、これでは前の家族と変わらないと冷静さを取り戻す。
皆で探しに出て何とか式子を見つける樹、しかし式子は帰れないと言う。
能力の無くなった自分ではダメだと言う、そして樹に触れてあるイメージを流す。
それは以前見た夢で、夢の内容が以前の式子のものであったと理解する。
『力』を手に入れたのは『不幸』の反動、『不幸』がなくなったら『力』もなくなる、
そして『力』がなくなれば自分が存在している理由もなくなる、そう説明する式子。
どうして前の式子の代わりに今の式子がいるのかという理由。
そして存在してる理由の無い自分では家族が作れない、つまり『終わり』が来ると恐れる。
それでも樹の説得で何とか家に帰らせる事には成功、しかし根本的には解決していない。 そこで樹は自分が『観た』事でこうなったらなら、観測して確定させれば良いと気づく。
そして樹は式子に『悲しみ』のない世界をしようと決意する。
翌日、樹は式子との外出中に過去の記憶を見る、自分だけではなく式子の記憶もあった。
25年前、式子の父が死んだ時であり全ての起点でもある時を。
何故今見るのかと疑問に思う樹に声が25年前に吹っ飛ばすためだと答える。
そして突然血まみれになり燃えだす樹、しかし気が付くと樹は式子に包まれていた。
式子は『肉』と『火』を超えて樹を助け出した、何故なら式子は『与え』『癒す』人だから。
気が付くと周りが森に囲まれていた、式子の能力も元に戻っていた。
そして樹と式子は1つになった、感覚が共有される一つの樹になった。
それどころか家族とも1つになっていた、そこに琴子が現れて『群体』だと言う。
個体が集まって形成された1つの個体の様な集合体、家族はそういう状態になった。
それから何度も年は過ぎて行った、柚の家は引っ越して、周りの家は減っていった。
それでも七枷家は健在だった、それからまた年は過ぎて七枷家は森に包まれ一体となった。
それからも世界は広がっていき、七枷家は森となり星の隅々まで広がった。
『死』すらも周期に取り込んで、七枷家は永遠となって存在していた。
ある日樹は目を覚ました、今の七枷家で普通に過ごしていく樹。
幸福な世界は幸福を感じる主体の世界、そこでは時間が無意味になったとさ。
(過去に遡ったりする事も出来る世界になった)
◎柚
電卓の部屋に行く事にした樹、そこで電卓から自分達を見ないのも選択肢と言われる。
そうしたら元に戻るらしい、そうして翌日、柚が家に来て一緒に掃除する事になった。
そこで明日が12/24日だと気づき、料理の腕前を披露する事を約束して別れる。
そして翌日、ギズモがケーキを作りたいと言いそれを手伝う事になった樹。 無事ケーキは完成、しかしそこに忘れていた柚がやって来たのでケーキを振る舞う。
そこで柚は自分を見てと言う、今の世界は柚を見ないで樹が見ていた世界だと言って。
それを聞いて確かに今は琴子がいて、平和でにぎやかな世界だと感じる樹。
しかし思えば思う程ぶ曖昧に感じる、そして家にいたくない訳じゃないが外出する樹。
その後に柚と話した後の夜、柚が七枷家にやって来て泊まる宣言、一応認められる。
柚としてはどうしてこうなったか知りたいのだが七枷家の面々と接して混乱は深まるばかり。
そんなある夜、眠れない柚は式子と話すことに、そこで式子から自分が怖いのか聞かれる。
正直に怖いと答える柚、何故なら今の式子は柚がずっと見て来た式子とは違うのだから。
そう本音を言った柚に式子が変る前の雰囲気で答える、自分はちゃんとここにいると。
柚にとっても七枷家は大切だった、だからこそ変わった七枷家は受け入れられなかった。
そして式子の想いを知る柚、自分の思う本当の式子の存在を感じれた故に悩む柚。
式子は新しく始めようとしている、しかしそれは過去を無かった事にするから許せない。
そう自分の想いに気付いた柚は琴子が死んでからの3年間を自覚させようと考える。
その為に樹を連れ出してデートとして街を巡る、そしてその最後に柚は樹に言う。
今の七枷家が前の七枷家とは違う事、そして樹がこの3年間を無かった事にしようとしてる事、
そして3年間の間の七枷家が苦しんできた事実を告げていく。
結衣は樹を心配していたが自分以外と関わらない樹のせいで自分を責めて結果居場所を無くし、
電卓は外と家での苦労に耐えて仕事を頑張っていたが仕事を失いどうしようもなくなり
式子は家族と関わらない樹が食事出来る様にせめてお金を置いて、そしてパートしていた事。
その全てを無かった事にしようとする事、それは柚にとっては許せなかった。
それを聞いてまた琴子を殺せと言うのかと聞く樹、それでも柚はそうすべきと言う。
柚が正しいと分かっていても感情が否定する樹は他人だから口出しをするなと言う。
そんな樹に柚はずっと好きなんだからほっとけるわけないと、自分を見て欲しいと、
そして前みたいな幼馴染として、出来たら恋人、両方無理なら姿を消すと言う柚。 琴子が消えるかもしれない、それでもそれを聞いてしまった樹はゆずが好きだと答える。
翌日、琴子に柚と家族以上になりたいかと聞かれて、知りたくはあると答える樹。
一方で柚は結衣から変わらずにいられるかと聞かれ、変わっても樹を好きになると答える。
そしてその場にいたギズモと式子にも関係を認められる、そして柚は自分の気持ちを言う。
柚にとって前の家族は普段誰もいない自宅以上に自分の家族でもあった事、
今の家族も本質は変わってない事、そして柚も自分の理想の家族を目指す事を決意する。
その夜、柚は琴子から樹がこちら側だからそちら側の柚とはいられないと言う。
それを否定する柚、何故なら柚の理想の家族に既に死んでいる琴子は存在していないから。
それでも琴子に感謝と謝罪をする柚、琴子はこうやって柚の背中を押したから。
翌朝、樹が目を覚ますとPCに英語で、あなたとこの世界にさようなら、と出ていた。
疑問に思いつつも朝食の準備をしようとする樹、しかし家には樹以外誰もいない。
皆を探しに出る樹、しかし誰もみつからない、だが最後に柚を見つける事は出来た。
柚は昨晩の会話が原因で皆が消えたと思った罪悪感から樹を避けていたと話す。
しかし樹は自分が柚を選んだからと答える、そして柚の傍で生きていく事を選択する。
それから樹は今まで見なかった世界を柚と共に見て回る、そうして過ごしていくのだった。
◎七枷琴子(全√後
琴子の部屋に行く樹、寝ている琴子を観て樹はずっとこの世界を観る事を決意する。
ある日琴子から無くなった原っぱで星空を見たいとお願いされる樹だが最初は否定する。
無くなったものを見ない、なら死んだはずの琴子に関してはどうなるのか?
それは帰ってきた琴子を否定する事だと思い、樹は星空を見る事を約束する。
どうしようかと悩む樹の元に柚が現れて現状の危険性を説明する。
電卓と式子は外から見れば失踪扱い、故に警察である蜜柑が家宅捜索するかもという。
そんなある時、謎の機械音が聞こえて来て気になった樹は調べようとする。 しかしギズモが立ち塞がり、流暢な言葉使いで舞台の裏側を見てはいけないと、
そうしたら夢が覚めるから、だから『外側』を見てはいけないと言う。
気が付くといつものギズモが目の前にいたので夢だと判断して寝る事にした樹。
翌朝、蜜柑がやって来て様々な容疑で式子と結衣と電卓を逮捕していく。
助かったのは書類上死亡している琴子、猫だったギズモ、それと樹だけだった。
琴子に相談すると『世界』が望めば樹はその『世界』を観る事が出来ると言う。
しかし翌日、樹にはどうしようも出来ずに琴子の手料理を食べて寝る事にした。
翌日、気が付くとパソコンに琴子の残したテキストファイルがあったので見る事にした。
そこには琴子の家族に対する思いが残されていた、そして電卓の事になった。
電卓の部屋で樹は電卓が逮捕される直前に残した言葉からある本を見つけた。
そして七枷家は元の姿に戻っていた、ギズモも猫の姿に戻っていた。
琴子はずっとここに、思い出したらまた会えるかもしれないと、そう締められた。
その後、電卓の部屋で見つけた本を読む事にした樹、内容は日記であった。
それは未来の電卓の日記だった、電卓は未来を観て逆らう事を決めて今があった。
そして観た未来を日記として残したのだった、そしてその続きを樹に任した。
日記は実験日を最後に終わっていた、電卓を観た未来がそこまでだったからだ。
そして未来の電卓は樹を観測者として選んでいたから樹に任したのだった。
それから樹は琴子を待ち続けた、呼びかけを待て、そう書いてあったから。
気が付くとそこは昔の樹が望んでいた世界だった、意味だけが漂う世界。
観たくないと思えば何も観えない世界、だから観る事にした、漂っている『言葉』を、
そして様々な人間の『言葉』の中で落ちていく中、琴子の声を聞いた樹はそこに向かう。 そこは原っぱだった、そこで琴子と星降る空を見上げる、しかし夢だと思う樹。
琴子は言う、主観的に『夢』と『現実』の区別をつけるのは不可能だと言う。
そして樹は『観る』という事を理解する、琴子という『言葉』を想っただけで、
『琴子』の感じが広がっていく、その繋がりさえあれば琴子とはどこにいても感じあえる、
おそらくそれが、樹に観えている『世界』なんだと、そして樹は観る事にする。
樹の『世界』を確定させるため、琴子のいる『世界』を確定させる為に。
気が付くと樹は『意味』だけが漂っている場所にいた、そして知っている人の『意味』を探す。
式子、結衣、電卓、ギズモ、そして最後に琴子の事を考える樹。
琴子は家族には揺らいで観えた、故に琴子は常に自分の世界だけ消失するリスクを抱えていた。
そして樹は揺らいでいない琴子を観えたりはしない、はっきりと琴子が観えた。
気が付くと七枷家の前にいて、樹はその中で家族を感じていった。
そして最後に琴子の部屋を開ける、そこには琴子がいた、そして気が付くと家族皆がいた。
『世界』は重なり合っている、だけど観る事を望めばいつだって望みの世界が手に入るのだ。
琴子の帰って来なかった世界の樹は物語を見ていた、それは琴子が帰ってくる未来の話。
そこで琴子は言う、私たちは皆記憶領域であり、故に琴子は皆の中に少しずつ自分を残した。
そして皆が私に、私が皆に会いたくなった時に帰ってこられるようにした。
だから琴子は3年前の姿で、結衣も、電卓と式子は写真の姿で、いつでも互いを呼び出せる。
そして樹は人間のギズモと共に向かう、家族の元へと。 ◎簡易版
・本編
永遠を求める樹と対立する事に、琴子と猫神という少女の協力で何とかなる。
その時崩壊する世界から脱出、しかし琴子は永遠を求める樹と共に残る。
樹は猫神と共に新たな世界を観る、そしてそこで『猫』のギズモと結婚。
でも喪失感があったが兄を求める『猫』を見て、迎えに行く事にするのだった。
・ギズモ(猫耳メイド、元世界ではただの猫
言葉を覚えた事で体調を崩すギズモ、それに対して一緒に猫になるか、想いを継ぐか。
・琴子(天才妹、元の世界では病弱の後に死亡
元気な琴子と過ごしつつ、この世界が奇跡みたいな世界だと感じる。
・結衣(無機物を収集する姉
一つだけ永遠はあるという結末に辿りつき、琴子のいない世界を生きて行く。
・式子(ロリ母さん、植物を操る力を持つ
ブライダル体験をする事になり、皆を呼んで結婚式
・柚(常識的な一般人、
七枷家を理解する為に努力し、変わるべきだが緩い所も良いと思う柚だった。 ◎猫撫ディストーションExodus(メイン
ある日、夢の中で猫神を名乗る謎の人物から契約の取り立てに来たと言われる。
それからしばらくして再び猫神の出る夢を見る、そこでこっちの樹と呼ぶ猫神。
こっちの樹の目的は何も変わらずに永遠に続く事、それを変えようとする誰かがいない世界、
しかしそれは永遠に落ち続ける世界へ一直線と警告する猫神だがこっちの樹は良いと言う。
そして猫神は向こうのタツキと契約しているから最後までそちらに肩入れすると言う。
そしてタツキが世界を観ている事を自覚する事が出来たら、そうしたら何かが変わると。
それから今度は寝ていない筈なのに猫神と会う樹、猫神は明日からわやな事になると言われる。
現実に還るか、永遠に落ち続ける夢に止まるか、新しい世界を作り出すか、
それは樹の選択次第だと言って、気が付くと朝で樹はさっきまでの事が夢だと思う。
翌日、樹は自分ではない樹と会話する夢を見て、そこで猫に気を付けろと言われる。
猫と契約したら今を失うと、樹がそうしそうだから警告に来たらしい。
そして世界を観る事とシステムを受け入れる事は同じ、等価交換だと教える。
目が覚めた樹は何事もなかったかの様に日常に戻る、帰宅後に様子のおかしいギズモ。
琴子と話し合い発情期と推測、どうにかする為に樹がギズモに性教育する事になった。
琴子はここに生まれて来た可能性を、歪みの中で新たな世界を創り出す力を、
見守りたいのだと、何故ならギズモは自分の希望でもあるからと。
よくわからなかったが琴子が自分以上にギズモを大切に思っていると思った樹、
とりあえずはギズモをどうにかする事に、探していると外で泥塗れになっていた。
という事で風呂に入れようとするが嫌がるギズモ、ふと何故嫌がるのか聞いてみる事に。
すると臭いは消えるからと、嗅覚で判断する猫なら必要だが今のギズモには必要ないから、
樹は臭いに頼らなくても世界が観える事、自分と同じ世界を観ている事をギズモに伝える。
それが人間だから、そしてギズモに何を観ているか聞くと樹をみてると答える。
それを聞いて理屈なくギズモを抱きしめたくなった樹、そして人間になった重さを感じる。 そして樹はギズモにキスをして、誰にでもしてはいけない事を教える。
ギズモの拾った夜、大きな流れ星があった、それを辿って樹はギズモと出会った。
誰かが言った、今観ているものを捨てて下さい、それが新しい世界が生まれる条件だと。
それを聞いた樹は願った、もし叶うなら、もう一度会えますようにと。
樹が眠った後、その身体を使って猫神と会うこっちの樹。
猫神はタツキの願いを叶えてタツキの観ていた3年前と似た世界を生み出した。
しかし肝心のタツキの魂には逃げられた、故に自分の世界にタツキを連れ戻すのが目的。
そしてこっちの樹の目的は自分の為に楽園を確定させることにあった。
樹は公園で、工具箱の中で眠っていた『卵』を見つけた、世界を生み出す可能性でしかない。
そして『卵』は言葉を待っていた、言葉を与える事でそれは『カタチ』を持つ筈だった。
タツキはそれに『Gizmo』と名付け、それはそういうものになった。
観るたびにカタチを変える、曖昧なモノとしてそれは生まれ、可能性のままであった。
そして何処かの世界で、箱の中のそれが観測者(かみ)になった世界があった。
観測者は樹に向かって魂と引き換えに望む世界を創ろうと言った、
樹という『情報』で、新しい『世界』を組むという意味だ、だから樹は――。
そこに猫神が現れて樹は今が夢だと思った、そして猫神はこの世界に関して樹に言う。
何もなくならない代わりに何も生まれない世界、だから逃げ出すべきだと教えてくれる。
しかし樹は猫神の世界から逃げた、だから『逃げた樹』を観てから決めると言う。
目が覚めた樹は珍しく夢の中での出来事を覚えていたので考える事にした。
そこに琴子がやって来てこれから50時間、何が起こっても決して驚かない様に告げる。
その続きを樹は知っていた、ここが永遠に落ち続ける世界として確定する事を。
翌日、世界の落下が始まった事でこっちの樹が樹の意識に関わらずに現れて琴子と会話する。
そして歪みが始まる前の、『現実に帰る』という選択肢がなくなった事を告げる。
しかし琴子にはわかっていた事、それでもここから脱出する道がまだ残されていると言う。 そして元に戻った樹に、琴子は自分を使って奇跡を起こしてくださいと伝える。
それから樹は気付いた、このまま何もしないでいたら『こっちの樹』のアバターになることを。
いつまでも落ち続けるゴミの世界で、その為に脱出しようと考える、この腐れた世界から。
その事を想いながら樹は琴子と約束していたししおどしの制作をしていた。
始めた当初は昔在ったモノの再現だったが、時間の無くなった世界で時間を、
ししおどしという名前の『時計』を作りだす事がここを抜け出すヒントになると思った。
そんな時、樹と琴子とギズモ以外がどうなったか気になった樹は外出する事に、
そして樹は公園で新聞を見つける、局地的地震で一家4人が行方不明になったという内容の、
自分の家の場所に黒い大きな穴が開いている写真、すぐに捨てるが戻って来る新聞、
よく見てみるとどうもちょっとずつ違う事に気付いた樹、そこに猫神が現れる。
別の世界と教えてくれる猫神にせっかくなら直接みせてくれと頼んでみる樹。
今この世界は色々混ざっているから可能かと思って、猫神も面白そうと了承してくれる。
そうして新聞のある世界をみる樹、そこでは樹だけが助かっていた。
何故自分だけ、そう思う樹に猫神はどうして樹は観測者に選ばれたのかと聞く。
シンクロトロン実験棟が稼働を続けた世界、そこではある実験が行われ特異点が生まれた。
膨大な質牢は隣接するほかの世界へも影響を及ぼしつつ、時間軸方向へ拡散し、
周囲の時空間ごと不安定な量子状態に陥った、それが琴子の言う『歪み』という現象。
特に中心となった七枷家は特異点からの重力に捕らわれて事象の地平線に向かって、
『永遠に落ち続ける世界』になった、外側からみれば七枷家は消滅したような状態に。
しかし内側は内側しか観る事が出来ないので気づかないままで世界を確定できない。
だがこの世界の樹は唯一外側に残された、故に『歪み』に飲み込まれている事に気付けた。
それが樹が観測者として選ばれた理由だった、偶然にも外出していた事が原因だった。
そしてその世界の樹は願った、もう一度やり直したい、そして一つの隕石が祈りを受け入れた。
そして樹と最初の樹の願いがギズモを創った、故に『約束の地』を産み落とすと猫神は言う。 気が付くと元の世界で、聞きたい事を聞く前に猫神は消え、そして50時間はそろそろ。
翌日、樹はししおどし作成の続きをする事に、琴子と一緒に作るが完成したが動かない。
その事に琴子は自分のミスだと言って自分の部屋に戻る、そこにこっちの樹が現れる。
琴子が設計したのは60/回鳴る、つまりタツキに時計を作らせようとしていた。
しかしそれは叶わなかった、それはタツキ自身が無意識にやったのだという。
タツキは『時間』を観たくないから永遠に完成しない、それでも琴子は――。
樹は琴子と一緒に別の世界の自分を観る、それはギズモの世界を否定した世界(前作ギズモ√
気が付くと目の前に猫神がいた、そしてここまでが『逃げた樹』だと言う猫神。
そして猫神は問う、落ち続ける楽園か、猫神の世界に来るか選ぶ時間が来たのだと言う。
樹は猫神の世界を選ぶ、しかし樹はちゃんと6人が揃っている世界を望んだ。
どうなるかわからないがそう言う樹に付き合う事にした猫神、そして樹は世界を閉じた。
気がついた樹は傍にいたギズモを自分の部屋から1階に送ると、琴子と猫神に関して話す。
その途中、樹の中に電卓が現れる、電卓は自分がこの世界の時間を支配していると言う。
そしてタツキの机の引き出しから時計を取り出す、琴子が死ぬ前はつけていた時計を。
『2011/12/31/PM11:59』電卓は時計をウド化して数字を過去方向へと動かす。
事象の地平線に突入し、閉じた世界と共に回り続けてやがて情報化した電卓の一部となり、
そうして永遠の楽園を手に入れる、そして電卓は最初に『歪み』が起こった日にする。
@Exodus−Chapter1−
目が覚めた樹は猫のギズモに導かれて琴子の部屋の前に行く、そして躊躇いなく開けた。
そこにいたのはノイズの走った、確定していない・・・
気が付くと樹は自分の部屋にいた、先ほどの事は夢だと思い外へ出た。
公園で寝ようとしたら時速100キロのアヒルに追われて、金のシャチホコに助けを求めた。
気が付くと樹は自分の部屋にいた、先ほどの事は夢だと思い樹は世界から脱出しようと考える。
しかし方法が思いつかない、そもそも何日か、そして夢か現実かも不明。 今までの推測から、七枷家は消えたのが現実で、自分たちがいる世界は『歪み』である。
そこで楽しんだ自分が向こう側に行く事は不可能、琴子も人間のギズモもいないから。
おそらく『歪み』に巻き込まれた事で元の世界と因果的に断ち切られてしまい、
この因果律の矛盾が解消されない限りは元いた世界には戻ることは出来ない。
もう一つ重要なのは、自室のPCのウィンドウ、窓から隣の世界で起こった事を知れる。
そしてあの世界の樹はギズモの作った世界を否定する事で、『歪み』から唯一脱出した。
しかしそれは樹だけで、他の皆を夢と断定した事で因果的な矛盾を解消させたのだった。
その方法は琴子とギズモを犠牲にするので選べない、どうすればいいのかと悩む樹。
この世界が見知らぬ森に迷い込んだ切っ掛けを知りたいが分からなかった。
そしてもう無理と気づく、『重なって』しまったから、世界を何度も繰り返したから。
だから樹は観測者の役割を放棄した、重なった自分を2つに分ける為に、観る事をやめた。
@Exodus−Chapter2−
世界を内側から観測される者がいなくなった、しかし世界はまだ殆どが情報化されていない。
それが終えるまで世界のカタチを保つ為に誰かが観測を続行する必要がある。
その為に電卓は電卓の世界の父が目として選ばれたアバターを使い、世界を観測する事に。
しかし今更『観る』事をやめた樹に疑問を持つ電卓、しかし電卓には関係がなかった。
全てを観測して自分の情報に変え、自分と世界が同じになった時、真の楽園は生まれるから。
樹は公園で目が覚めた、時間を確認すると3時で、公園に時計があることに気が付いた。
観る事をやめた結果、猫に戻ったギズモと公園にいる樹は『下』に目を向けた。
そして閉じた世界の構造に気付いた樹、だから琴子の部屋に向かう事にした。
何かを観るという事は、別の何かと観ない事、観ることをやめたから真の姿が目に入った。
樹は自分ではない自分に関して説明、琴子も出会っていたからすぐにその事を理解した。
そして今まであった事を説明、そしてもう一人の、こっちの樹に関して聞く。
琴子は構造を『観る』存在、彼らにとってこの世界は自由に入れるゲーム世界、と説明。 そして観測者の顕現をそいつに渡した事を言うと衝撃を受ける琴子。
こっちの世界の樹は世界の支配者になったも同義だからだ、しかしまだどうにかする術はある。
その為に何をしているか推測する事に、そこで観測の為に電卓の身体を使っていると推測。
こっちの世界の電卓は実体を失った電卓の為の目であり、アホの電卓は本物でも偽物でもない。
その電卓の身体を使って世界を観測しているのではと、だから対立する事にした。
その前に準備する事にした樹は何か武器になる者はないかと納戸へ、そこで猫神と会う。
樹が手に取った掃除機、それが観測者の樹の部屋のゴミを吸収した結果、
ゴミから万物を創造する神器になったと教えてくれたので掃除をする事になった樹。
それと猫神の力でこの世界の王様にも確定できないモノを創り出す杖を生み出す。
猫神と別れた後に話し合い、杖は『始原の杖』と命名、作戦を練ることになった。
@Exodus−Chapter3−
『始原の杖』は掃除機状態で吸ったゴミの数だけ力を発揮するので掃除をする事に。
その途中で電卓に入ったこっちの樹と出会い、その途中で『始原の杖』の力を使ってしまう。
それを見たこっちの樹はその力を無効化する為に世界に対しての干渉をする。
帰宅後、樹はあった事を琴子に説明、その後『始原の杖』を琴子に託すことにした。
そして琴子が何処まで知っているか聞く事に、琴子は七枷家という因果に付属する幻想、
世界と共に具現化して常に世界と共に在る者、表層のデータを知る事が出来ると言う。
より深い階層の真理の、不可視ファイルを創ったのは電卓でもないらしい。
ともかく琴子がこっちの樹の説得、樹が式子や結衣をここから連れて行く方法を探すことに。
こっちの樹は世界を観測する為に電卓として行動中、電卓の残した罠にかかった。
琴子は昔、家にやって来た宗教家が言った言葉、『呪い』が自分の病気の原因かと調べる事に。
そこで七枷家のある要石町には要石があって、呪い封じの地と呼ばれていた事を知る。
その場所は3つの電波塔の下、石英の地下で生まれた『言葉』を封じる為の装置だった
人の脳に『歪み』を起こす電子の那美、それらをかつては要石が封じていた。 しかし今そこにあるのは電波塔、ある世界の電卓は封じる流れから解放する流れに変えた。
そして琴子には誰にも見えない『言葉』が観えた、琴子が七枷家の要石であったから。
故に琴子は家の『呪い』を吸い取り、死んだ事で溜め込んだ災いは解き放たれた。
その結果、七枷家の誰もが自分の世界だけを観るようになった、故に琴子は帰ってきた。
『呪い』を封じる『要石』になるために、琴子は『始原の杖』の力を使って交渉に向かった。
そこにあったのはカタチ無いモノの意志を言語に翻訳するシステムだった。
こっちの樹は現在修復中らしく、それはこれ以上バグを増やすのはやめる様に言う。
それは『歪み』の外に行くのは無理だと言う、そぢて外に向かう事をやめる様に言う。
世界を動かすシステムの代弁者として、観測者がいなくなり世界が消えるのは望ましくない、
琴子は『始原の杖』でバグを増やして脅迫をするつもりだったが、そこに樹がやってくる。
ししおどしが完成した、樹は扉を叩きながらそう言った。
@Exodus−Chapter4−
部屋から出た琴子は樹に、この世界からもうすぐ脱出が出来る事を告げる。
こっちの樹を生み出した者が、この世界の支配者が認める事になるからと。
『始原の杖』を樹に返した後、琴子は脱出の事を皆に知らせて裏庭に連れて来てと言う。
今から向かう世界は見知らぬ世界かもしれない、それでももう一度出会える様に、
私たちが家族である事に証を樹と一緒に連れて行って欲しいのだと。
樹は思い出の品を集めればいいと思い、結衣と式子の部屋を尋ねる事にした。
そして結衣の部屋で結衣が変えようとした白い鳩を、式子の部屋でパっくんを、猫のギズモを、
3匹を連れてししおどしのある裏庭へ、そして琴子は電卓のそれとして蟷螂を連れていた。
そして琴子の言う災いが過ぎるまで、そこで待つことにした樹と琴子。
樹が時間を嫌うのは急げとせき立て、逆らって立ち止まると全てを奪い去るからだった。
そして大切なものを連れ去られてから、樹は急ぐ必要がなくなったので時間を見なくなった。
時間は自分の世界を壊す敵であり、夢を終わらせる『現実』の手先だったから。 しかし揺らいでるのに『揺るがない』。本当の時間には守られてる感じがして好きだ。
琴子は言う、本当の時間は観測者がいる限り永遠であると、そして裏庭に流れている時間、
ししおどしが生み出しているそれは樹が作り出した永遠なのだと。
そしてそれが支配者が無意味な情報に還元する事から守ったのだった。
災いが過ぎたので脱出する事に、その前に結衣と式子の部屋からゴミを『始原の杖』で回収、
そしてこの世界から脱出する為に動き出す、それに気づいたこっちの樹もまた。
そして脱出するその直前になって、こっちの樹は樹たちに追いついた。
@Exodus−Chapter5−
こっちの樹はそちらに進んでも世界の狭間だと言い止めようとするが樹は止まらない。
そこで琴子が説得するからと樹を説得、食い下がるも最終的に樹は先に行く事にした。
それを追おうとするこっちの樹を琴子が止める、何故なら消えてしまうから、
琴子と同じく『歪み』が生んだ存在故に七枷家から離れたら消える存在だった。
そして世界を脱出する時間は過ぎてしまった、それでも琴子は信じていた。
樹が新しい世界を見つけると、『歪み』が生んだ『最初の樹』という導きがあるから。
こっちの樹は琴子にここまでする理由があるかと問う、琴子は希望があると答えた。
こっちの樹の内的世界に取り込まれるよりも、しかしその希望に琴子はいない。
『歪み』は琴子の死の結果起こった、るまり樹の願いの世界に琴子は存在出来ない。
その因果の解消の為に『歪み』は猫を生み出した、琴子と猫は二者択一だった。
そして琴子はこの世界を要石になる事で安定させる為に、人柱になる事を選択した。
樹は光の中を歩いていた、琴子とはまた逢えるという確信が樹の中にはあった。
そしてその先で、狭間の世界と呼ばれる場所で樹は猫神と出会った。
そして樹はそこにあった樹木と重なる事で観たかった世界を観る。
気が付くと見覚えのある公園で、そこに猫耳メイドのギズモがそこにいた。
そして猫神との約束通り、学校行く事にした樹であった。
そしてこっちの世界の樹は樹と結衣が仲良くなった世界の結衣によって永遠になった。 @Revelation
樹が学校に通って1年、樹は引き籠りをやめて過ごしていた。
『猫』のギズモを拾って、共に歩み、ギズモは字を書くところまで成長した。
でも言葉を使っていない、それが出来なければ約束を果たした事にならない、――との約束を。
@Revelation−Chapter2−
樹は何故か何かが足りない気がしていた、家族は全員いる筈なのに。
猫耳メイドのギズモ、大学生の結衣、ロリママな式子、カムチャッカに出張中の父の電卓、
それでも足りないと思った、故に樹は家族とは何かを考え続けていた。
@Revelation−Chapter3−
樹とギズモは公園の奥にある樹の元へ来ていた、そこで再び家族に対してギズモに問う。
家族とは一緒、しかし血がつながっていないというギズモに結婚すれば問題ないと言う樹。
@Revelation−Chapter3−
帰宅後、2階の誰でも無い部屋が光っていると感じた樹が入ってみるが誰もいない。
しかしそこで日記の様な物語を見つけた、何故ならそこに書かれた妹の琴子はいないからだ。
ここは琴子のいない世界だから、でもいつか、来てくれるのではと思う樹だった。
それから樹とギズモが結婚してから、世界ではギズモに続く52番目の『猫』が発見された。
猫はお兄ちゃんに迎えに来てと言い、TVでそれを見ていた樹は自分が言われた気がした。
そう言うとギズモは気のせいじゃないと言う、だから迎えに行く事にした。
そうしてついに、心の中の喪失感がなくなった気がする樹だった。
◎メイド in world(ギズモ
ギズモが人間になって数日、中々言葉を覚えないギズモに苦労する樹。
言葉を扱えないギズモの行動は猫と変わらないからだ、しかしひょんなことから言葉を習得。
それからは言葉を覚える事に猫から人間として成長していくギズモ、そしてそんなある日。 ギズモが樹にくっつき、近づく結衣や式子に対して威嚇行為を行い何事かと思う。
琴子はギズモの樹への愛情が大きくなると同時に結衣達への対抗心が芽生えたのではと推測、
そしてギズモは樹がどういう存在として観られたいと思っているか伝わっていると言う。
夜、ギズモに関して考える樹、樹はギズモを自分の半身のように思っていると推測。
自分の感じる全てを共有したいと、そう思っていたところにギズモがやって来る。
自分に何を望むか、何故この姿を望んだのか、自分を受け入れられるか、そう聞いてくる。
その瞬間、ギズモに求めるものが分かった樹は何か違うギズモに対して名前を呼ぶ。
そしていつものギズモになった後でギズモに告白、そして繋がる。
それからイチャイチャしたりするも、元猫のギズモに関する問題に関して悩む樹。
そしてギズモも体調を崩してしまう、琴子曰く言葉を扱うとは負担になるからだ。
樹はどうすれば良いのかと悩み、
@俺が望む世界orギズモが幸せになれる世界
ギズモの体調は良くならず、そして世界を望むように変えようとする樹はあるモノを見つける。
それはギズモが書いた手紙、ずっと書けなかった言葉で樹への感謝が書いてあった。
それを呼んだ樹は思う、もしやり直せる事が出来るならもう一度、言葉を――。
樹は元の世界で、新しい命が家族の絆を繋ぎ止めた世界で、妹のことはに本を読んであげる。
@俺とギズモが幸せになれる世界
樹とギズモ、もし自分が世界を作れるのなら2人が幸せになれる世界を望む樹。
翌日、ギズモの体調は良くならず、樹はギズモの為に公園へと連れて行く。
そこでギズモは言う、本当にそれでいいの、樹の望む世界はそれでいいのかと。
それでも樹はギズモの為に世界を望む、そして世界は終わり永遠の今だけになった。
そこに琴子は向かう、そこには2匹の猫が寄り添って存在していた。 ◎琴子色(琴子
ある日猫は自分の住処の上からなる音が気になっていた、しかし行く方法は無かった。
しかし星降る夜、上に行く道が出来たのでそこを進み、そこで誰かと出会う。
誰かは今が準備中だが猫なら問題ないと言い、世界をどうやって見るかを選ばせる。
しかし人間として世界を観る事はしてきたので、猫として世界を見る事になった。
隕石が近くに落ちた翌日、琴子と一緒に探しに行く事になった樹は1匹の猫と会う。
離れないので猫の飼い主を探す事に、琴子と別れた樹は猫に導かれてある場所に着く。
そこには工具箱があり、樹は猫の名前を工具箱に書かれていたギズモと命名する。
そして飼い主も見つからなかったので家で飼う事に、何故だか運命を感じたからだ。
という事で家族を説得する事に、何故かロリな式子を説得してから結衣の説得へ。
何とか条件付きで結衣の説得に成功、翌日はギズモの為の買い物に行く樹と琴子。
それから数日後、式子に渡された抽選券で大当たりの2人旅を当てた夜、
出張中の電卓からの手紙が来たので皆でその中身を読むが内容がおかしい。
若返ってないか、死んだ人が生き返ってないか、拾った猫が人間になってないか、
25年前に未来を見て、今年の大晦日を中心に20日で世界が滅亡するとかなんとか、
もし結衣がそれを観たのなら世界は時間を失うことに、
もし式子がそれを観たのなら世界は一個の森になることに、
ともかく大晦日には家から離れたら安全だという事が手紙には書かれていた。
それを聞いて抽選券の当たりを式子に渡す、そして部屋に戻った後に手紙の内容について思う。
ギズモと出会ってから世界に何かを感じていた樹、それはともかく大晦日になった。
式子は旅行に、結衣は大学の研究旅行に行く事になり家には樹に琴子、それにギズモのみ。
その夜、ギズモに導かれる様に流星群を見てから何かが歪んでしまった樹、
そして気づく、きっと様々な世界の樹の夢を見ているのだと、気が付くと猫耳メイドがいた。
メイドはギズモと名乗り、樹は夢の続きだと思い目の前のメイドがギズモだと信じる事に。 どうもギズモは樹と琴子を結ぶ為に頑張っているらしい、そして気が付くと琴子が横にいた。
夢から覚めたと思う樹、寝ていた琴子を部屋に運んだ後に樹はとある手記を見つける。
そして目が覚めた琴子、琴子も樹と同じく様々な世界の夢を見ていたと聞く。
それからギズモの夢も話す、そしてこの世界は琴子が元気な奇跡みたいな世界と感じる2人。
翌日から2人は結ばれて、『琴子の在る世界』ははっきりとカタチになったのだった。
◎Time is Money(結衣
結衣と過ごしながら、宗教家や占い師とかに関して話したり、結衣が料理を作ろうとしたり、
そんな感じで日々を過ごしていたが、七枷家が経済的な危機になってしまい悩む。
それから結衣が夜遅くまで外出する事が増えて、もしかして以前の様になるのではと心配。
琴子が死んだ後に不良と絡んでいた頃とその姿が被ったから、同じ事になると思ったからだ。
結衣と金、2つの事に関して悩む樹に琴子が電卓名義のクレカを渡してくれて金は一応解決、
という事で食材を買いに出た樹は、ある日電卓が言っていた猫耳メイドをお店を発見。
気にしないつもりだったが立ち寄る事にした樹、結衣の姿をそこで見かけたからだ。
そして店内で結衣と会いバイトしている事を知る、しかし始めた理由は教えてくれなかった。
気になって式子に意見を聞いてみると、クリスマスが近いのでプレゼントではないかと言う。
その夜、結衣を迎えに行く樹、そして結衣と合流した樹は前の結衣の事に関して話す。
琴子が死んだ夜に樹と繋がる事で琴子を生み出そうとした前の結衣、
結衣はあの時の続きをしようと言い結衣と1つになった樹、そして翌日になった。
なんでもないフリしているが様子のおかしい結衣を電卓は揺らいでいると言う。
ともかく、それから結衣と樹は以前にもまして仲良く過ごしていった。
そんな時、琴子が誰かと語り合う、それは樹と結衣が求めた永遠に関して。
無限では無く永遠、果たしてそれは本当に正しい選択であったのかと。
そしてバイト最終日、猫耳メイドの結衣を楽しんだ後に結衣の買い物に付き合う事になった樹。 目的は戦車の玩具でプレゼントと思ってた樹は落ち込む、けど最後はガーネットの原石を貰う。
翌日、結衣が家族と線引きしていると感じる樹、前の結衣が結衣の中にいるのではと考える。
そんな夜、結衣に誘われて外出する事になった樹、そして公園に辿り着いた樹に結衣は問う。
永遠とは何かと、樹は結衣に聞き返すと死なない事だと言う、しかしそうじゃないと思う。
結衣が求めていたモノは違うモノだと、それは、もう一度家族を作ること。
死を受け入れた上での再生、しかし今の結衣を悪魔にしたのは自分のせいであり、
今の結衣はそれを望んでいない、どうしたらいいと悩む樹に結衣は揺らいでいると言う。
今の樹は世界を内側から観ようとしていると、それを誰かは世界内存在を選んだと言う。
内に在って世界を観つづけるもの、そして観られ続けるもの、結衣もそれを受け入れたと。
樹は結衣に琴子を生み出そうとしたあの日にやり直せるかと聞くが結衣はそれを否定する。
しかし積み重ねる事は出来る、そして永遠が無くなっても一つだけ永遠はあると。
そして2人は最後の口づけを交わした、そして世界は終わりに向かって進んでゆく。
それから七枷家はあの日に戻り、琴子が帰って来なかった世界を進んでゆくのだった。
◎Role playing Organism(式子
樹と式子が恋人になった事を発表する式子、琴子と結衣は色々と複雑な気分だった。
イチャイチャ過ごすある日、福引をする事になって式子がブライダル体験を当てる。
式子は本当に結婚しようと言い、色々と問題はあるけど樹も一応は了承する。
そしてブライダル体験の正体は10人までかのうらしく、琴子にも言われて集める事に。
琴子、結衣、ギズモ、電卓、パっくん(食虫植物)の5人までは決まって残り5人。
柚と蜜柑を誘いたいと言う式子だが、柚は樹と式子がイチャついてるのを見て怒ってしまう。
蜜柑は柚が納得したら出ると言い悩む樹は相談した結衣と一緒に外出する事になった。
そこで式子が以前見た写真に写っていた式子の友人といた、しかも写真と同じ姿で。
帰ってきた式子に事情を聞いてみるが結局はわからずじまいで終わる。 数日後、様子のおかしい柚がやって来てブライダル体験なら普通な自分と結婚しろと言う。
琴子曰くすごい逆転の発想、それを聞いて結衣やギズモ、琴子も立候補する。
しかし樹は式子を選ぶ、結局それを聞いた柚は出て行ってしまう。
数日後、柚がパっくんを式子の部屋で見つけたハーブで手懐けて家の中を調べようとする。
その途中でパっくんが暴走、柚は式子のお陰で助かり、流石の柚も責任感を感じる。
その後、落ち込んだ柚を慰めにいく樹、柚も本心では樹と式子が愛し合ってる事は理解してた。
そんな時、式子と写真の友人が一緒にいる場面を見かけた樹は、友人に関して聞いてみる事に。
結果、写真の友人だと思っていたのは友人の娘だったと判明、柚も一緒に話し合う事になる。
その後、友人娘と別れて柚と結婚する事について話し合う、柚は前の式子に関して聞く。
樹はつながっていると感じていた、まるで外国にいる柚の父と柚のように。
家族は揺らぐ、だからこそゆるぎなく家族になれる、柚も認めたから式子は家族である。
『観た』のは樹だが解釈したのは皆で、解釈した柚も家族、だから祝福して欲しいと言う。
それを聞いて柚は結婚式に出る事を認める、これに式子の友人とその娘で9人になった参加者。
しかし式子は10人目もいると言う、そうして結婚式の日を迎えて祝福された。
ちなみに10人目は友人の再婚相手だった(柚の親戚でもあった。
それから樹と式子は最大幸福であるここで過ごしていくのだった。 ◎Awareness Human(柚
ある日柚と日用品などを買いに来ていた樹、その途中で何処からかやって来た結衣とぶつかる。
色々あって迷惑を被った柚は七枷家をまともにしようと決意、そして七枷家の皆を集める。
そうやって説得するがうまくいかない、しかし琴子の提案で相手の苦労を知る事にした柚。
所謂ママゴト、まずはギズモを理解する為にギズモを観察する事になった柚。
それから柚はメイド姿になって色々努力、とはいえ結局はあまりうまくはいかなかった。
次は電卓、が理解しようにも家にいなかったので結衣を理解する順番となった。
結衣がよくする河原でガラクタ漁りをする事にした樹と柚だがどれが結衣の好みかわからない。
途中でまだ使える物があると言った通りすがりの人の声を聞いて2人は考える。
同じものでも見え方が違うと、だからこそ結衣をより理解したいと思う。
そしてその後、結衣と一緒にやって少しは理解できたのかなと思う、そして次は式子。
植物の世話をしつつ外からではわからない事を理解していく柚、能力に関しては諦めた。
それから色々あって、主に性的な意味で、柚は七枷家に来て自分がだらけたのではと思う。
しかし琴子や式子は余裕が出来たと言う、そして今の七枷家もいい感じだと思う柚。
結局、七枷家をどうにかしようとするのは変わらないが、今の緩いのも大切だと思う。 ◎登場人物紹介&短縮版
・天満隼人:空を飛ぶことが得意、というかそれ以外が壊滅的な青年
皆が魔法を飛べない中サライラで唯一飛べる、その為問題を解決する事になった。
・川澄ゆりか:幼馴染の優等生、隼人とは逆に空を飛ぶ事が苦手
⇒高所恐怖症を解決して空を飛べる様に、昔の約束を果たしつつ共に空を飛ぶ。
MS現象は隼人がサライラの回路を壊して作り直して解決
・ファナ=アーシム:落ちこぼれ仲間な少女、魔法少女が大好き
⇒実はある魔法に特化していると判明、その結果実力を発揮して才媛となった。
MS現象はファナの魔法でサライラを人工生命にして解決
・シャルルル=ファルテシア:世界樹の管理人見習いの人工精霊、かなり献身的な性格
⇒一緒に世界樹も育ててる間に恋人に、その世界樹のお陰でMS現象も解決
・エミリア=プリフ=高嶺:将来のご主人様を探すメイドな先輩、箒で空を飛ぶのは否定的
⇒最初はメイドになってくれて、そのまま仲が深まって恋人になった
MS現象はサライラ自身が変わる事を望み、隼人たちがそれを手伝い解決
・マリー=クラシス=ヴィクトリア:エリートの中のエリートな優等生、色々と手厳しい
⇒競技のパートナーとなって関わっていくうちに恋人に
MS現象は他の学園の偉い人が解決してくれた
・サライラ:遺跡で見つけた箒、空を飛ぶのが好き
⇒いつも一緒にいていつの間にか恋心が、そして恋人に
MS現象は隼人がサライラと契約した事で解決 ◎共通
空を飛ぶことが得意、というかそれ以外が壊滅的な青年の天満隼人(隼人)はある日の飛行中、
空を飛ぶ為の箒の調子が悪くなり落下、気が付くと遺跡の様な場所におり謎の箒を発見する。
その日はクラルス魔法学園に共に通う幼馴染で高所恐怖症の川澄ゆりか(ゆりか)と登校し、
学園の入り口では先輩でメイドなエミリア=プリフ=高嶺(エミリア)と出会ったり、
教室ではエリートなマリー=クラシス=ヴィクトリア(マリー)に色々と手厳しく言われたり、
魔法実習の授業では友人で少し落ちこぼれなファナ=アーシム(ファナ)と頑張ったり、
そして夜に教師の和馬が言っていた魔力が乱れているという森の上の飛行を挑戦する事にした。
その結果、遺跡に落下して謎の箒を発見、先ほどまでの箒は折れたので謎の箒を取る事に。
一度は痛みが走ったが無事に入手、あまりの性能の高さに喜びながらその箒で飛行する隼人。
寮に戻ると和馬から隼人以外が空を飛べなくなった事を告げられ、隼人は箒が理由と考える。
しかし和馬には使えず、無理やり使おうとしたら箒が勝手に動いて和馬を撃退してしまう。
とりあえず箒は隼人が所持しておくことに、部屋に戻ると箒が喋り出し驚く隼人。
箒はサライラと名乗り、それどころか人の姿へと変身、驚いた隼人は転んで気絶する。
翌朝、サライラに現状を説明して取り敢えずは箒のままでいる事を約束させ学園へ。
学園で和馬から昨日サライラが和馬を攻撃した事が問題なので罰があると言われる。
内容は花壇の手入れ、しかしそこは魔境と呼ばれる程謎の凶暴な植物に溢れていた。
その途中で植木鉢を持った少女、シャルルル=ファルテシア(シャル)と会う。
世界樹の管理人見習いの人工精霊で転校生なシャルの助けもあり何とか植物の排除に成功。
そして持っていた植木鉢の植物が芽を出した事があって隼人に懐くシャル。
その後教室に戻った後に和馬からシャルの紹介、それにMS現象に関して説明される。
魔法で空が飛べなくなる現象、略してMS現象、そして和馬に放課後呼び出される隼人。
そこでサライラの事を紹介する隼人に衝撃を受ける和馬、タイミングが色々と絶妙だった。
人工精霊のシャルの紹介をした後なのでサライラにも同じ扱いをする必要があるからだ。 そんなある日、サライラと歩ている所をゆりかに見られる隼人、ゆりかは怒ってしまう。
翌日に何とか仲直りする、その日は海岸清掃&海開きの日で海に行く事になった隼人たち。
清掃も終わった後の自由時間、じっとしているのに耐えられなくなったサライラの為、
人目を離れた所にいたらマリーがやって来て、隼人とサライラに関して聞いて来る。
マリーの追及に隼人もそれとなく理由を語るがその場面を不良な生徒に聞かれていた。
不良生徒が奪いに来るがサライラが抵抗して隼人の元へ、さらにそれを他の学生に見られる。
暴動が起きたので仕方なく隼人はサライラに乗って逃げる事に、最後は和馬が来て終結。
翌日、一応の謹慎を命じられた隼人の元に和馬がやって来て謹慎を解くので登校を命じられる。
MS現象もあるので強引にサライラの事を周囲に認めさせる事が理由らしいので仕方なく登校。
そして学園にて和馬の説明の元、サライラの事を紹介、その結果質問攻めされる隼人。
嫌がらせもされたりする、その後隼人たちの為にマリーが警告、エミリアが忠告する。
それを聞いて色々と考える隼人、その後寮の隼人の部屋まで荒らされてしまう。
翌日、和馬からMS現象が広がっている事を説明される隼人、相対的に上がるサライラの価値。
和馬はサライラを傍に置きたいなら持ち主として認められなければどうしようもないと言う。
隼人はMS現象の解決を宣言するが一人では出来ない、和馬は誰かを頼る様に言う。
◎ゆりか
隼人はゆりかを頼る事に、しかしその前に周囲の嫌な視線に隼人の限界が来る。
隼人は色々ぶちまけ喧嘩に、しかしゆりかがその場を収め、マリーも周囲を説得する。
和馬に絞られた後、喧嘩した隼人に怒ったゆりかに謝り、MS現象に関して話す。
何か思いついたというゆりかはサライラを今晩自分の部屋に泊める事を提案、隼人も了承。
翌日、ゆりかはサライラならば空を飛べるか試し、その結果わかった事を隼人と話す。
空を飛ぶ為の魔力の不足、あるいは空の魔力が使えない状態であると推測したゆりか。
その後和馬から昨日の喧嘩から隼人に危険が及ぶので学園がサライラと離そうとしてると聞く。 そこにマリーが現れて争奪戦を提案、内容は魔法の技能という内容で。
当然隼人は不利なので理屈を交えて2人組での参加を認めさせる、ゆりかと出る為にだ。
しかしマリーからかなり厳しい言葉で発破をかけられる隼人はどうにかしようと思う。
一緒にそれを聞いていたゆりかと共に魔法の訓練をする事にした隼人。
そして争奪戦である競技会で披露する魔法に高高度飛行を提案するゆりか。
隼人は魔力を、ゆりかは高所恐怖症に関して特訓していく事になった。
そこで隼人は何時からゆりかが高所恐怖症になったのかと考える。
翌休日、隼人はゆりかの高所恐怖症を治す為に遊園地に誘って観覧車を提案する。
他の乗り物に乗った後に観覧車へ、そこで隼人は小さいゆりかが落下した事を思い出す。
空を高く飛びすぎた時、コントロールを失い落下しそうになったゆりかを助けた事を。
それが原因かと聞くと高所恐怖症の原因はその後にあった隼人の行動が原因と判明。
帰宅後、サライラと話し、どうやって落下したゆりかと助けたという話になるが覚えてない。
翌日、組む相手を見つけられなかったエミリアも協力してくれる事になった。
そして今回の飛行はゆりかがメイン、隼人がサポートという布陣で挑む事になった。
しかし普段は性格的に逆なので上手くいかない、そこでエミリアがゆりかとの同棲を提案。
その夜、実はゆりかが昔の記憶が無い事を話す、そして観覧車で幼馴染という事は思い出した。
隼人もゆりかが落下した時の前後の記憶が曖昧な事を話す、そして互いに告白して恋人になる。
そして修行中のある日、競技会の日が金環日食でありその事に関して思う事がある隼人。
何とか頭を捻って昔の事を思い出した隼人はエミリアにお願いごとをしておく。
翌日の訓練中、急にサライラの意識が途絶えて落下していく隼人とゆりか。
それは過去にゆりかを助けた時と重なり、急に魔力が増えた隼人は魔法で何とかしていく。
サライラの意識が途絶えたのは隼人の魔力が増えてショートみたいな状態になったから。
そして増えた魔力でサライラを操りゆりかを助ける事に成功する、そして2人は思い出す。
隼人が以前ゆりかを助けた時、未来の魔力の前借を行っていたのだ、そしてそれが戻ってきた。 ゆりかが落下する時に空を飛んでた理由は雲の上で日食を見る為、隼人はそれも思い出した。
着地後、サライラ曰く一部回線が壊れてそれを隼人が無理矢理治したと言い調べる和馬。
そして競技会当日、隼人はエミリアに頼んでいたものを受け取り参加、結果は優勝。
地上では皆が飛行できるようになっていた、サライラの壊れた回線がMS現象の原因と推測。
さらに隼人好みに改良されてたと説明する和馬、そして隼人たちは雲の上を目指し飛んでいた。
ついに雲の上に到着してゆりかも思い出した、昔の事を、それに日食を見る理由も。
隼人が金環日食という指輪を送る為、そして結婚の約束、隼人は用意した指輪を送る。
エミリアに用意してもらった物だった、そして2人は空の上で永遠の誓いをするのだった。
競技会後、サライラ所持の資格も得て隼人とゆりかは高高度魔法観測員の資格が授与された。
内容は空飛ぶハイパーレスキュー、資格を持つ者は殆どいないが実は和馬もその所持者。
そして2人は空飛ぶ箒に想いをのせて、今日も空を飛ぶのだった。
◎ファナ
ファナを頼る事にして共に頑張る事にする、その後現状を話し合い一次解散。
その後街で魔法少女をブルーキャットとして活動するファナを見つけて人助けが趣味と思う。
ある日ファナとその事に関して話す、ファナにとって魔法で人助けは当然の事らしい。
数日後、魔法実習で失敗したファナの為に一緒に魔法の練習をする事にした隼人。
生き物に見立ててものを操る、それがファナの本質なのかと練習の中で思う隼人。
そんなこんなで過ごしているある日、ファナが隼人とサライラの仲を男女の関係と勘違い、
という事で嫉妬してくるがそれが勘違いと判明、その事でファナからの好意を知った隼人。
それからちょっと気まずい2人、しかし何とか機会を得てファナに告白、そして恋人になる。
MS現象の調査と魔法の練習とイチャイチャをしているある日和馬に呼び出される。
曰くMS現象の解明が出来ない不満が隼人たちに来ており気を付ける様に言われる。
MS現象の調査を重視する事にした2人は学園の資料室にて謎の資料を発見する。 そこにはサライラの事が書かれており、周囲の大気の魔力を吸収していると書かれていた。
もし事実ならMS現象はサライラが原因という事実に驚愕を受ける2人。
その事を聞いてしまったサライラは逃走、追う前に謎の資料に関して疑問に思う2人。
誰が用意したのか、考えるも思いつかばずサライラを探す事にした2人。
サライラを見つけた遺跡で発見、しかし隠し扉の奥に引き籠っておりどうしようも出来ない。
翌日、サライラがいないで色々疑われる隼人、しかし謎の資料の出どころの推測は出来た。
学園の資料を調べれて優秀、かつ学園が知らない事から生徒想いの和馬が用意したのでは、と。
そんな和馬の為にもサライラの説得を頑張る2人、そうして何とかサライラの説得に成功。
しかしその事もあり和馬から時間が無い事を告げられる、強硬手段一歩手前まで来ていた。
とはいえ2人では手詰まりなのでサライラの為にも友人たちの力を借りる事にした。
その途中で和馬はファナの魔法に関して思いつく、もしかして疑似生命を与えてるのではと、
そしてその魔法でサライラを箒になれる生物にするという方法を友人たちに相談する。
箒をどうにかするよりは希望があるとその方向で進む皆、そして残るはテストと本番に。
しかしついに学園が強硬手段に動き始めたというメモが和馬たちの元へ来て時間が無いと知る。
その日はファナも疲れていたので翌日に実行となるが、その前にサライラが学園に捕らわれる。
場所は遺跡、しかしそこは隼人たちがサライラを生物にする魔法を使う予定の場所でもあった。
教師が本気になる前に何とかサライラを奪還して遺跡へ、最後に立ち塞がるのは和馬。
立ち向かう隼人だが力尽きてしまうも実は隼人たちの覚悟を知る為の行動と分かる。
封印する予定だが今回みたいに解けてしまうかも、なら隼人たちの方法もありかもしれない、
という事で黙認はしてくれる事に、ついに遺跡の魔力を借りてファナの魔法を使う時に。
サライラを意思持つマジックアイテムから箒になれる人工生命へ、その存在を書き換える。
しかし魔力が足りずに危機に、しかし隼人の魔力が増大した為にそれを使って続ける、
それでも足りないが隼人が何処からか魔力を集めて成功(おそらく魔力の前借、ゆりか√参照 その結果サライラは『箒に変身できる人工精霊に近い人工生命』となり学園に通う事に。
ファナも自分の適性を知った事で才能開花、今江では紙使いと呼ばれる程の才媛となった。
そして隼人はファナの魔法少女活動を手伝いながら共に過ごしていた。
◎シャル
シャルを頼る事に、最初は受け入れられたが世界樹に問題が起こったので無理と言われる。
しかし世界樹に関しても手伝う事に、実は世界樹が予想以上に成長したのが問題だった。
シャルの持つ鉢植えでは足りないので和馬に植え替える場所を聞く事にする。
そして最終予定地の丘に植える事に、そして世界樹に関して気になったのでついでに聞く事に。
現在学園のある島の魔力は施設で賄われているが世界樹ならその数倍の魔力が用意できる、
しかも維持コストは段違いに低い、しかし世界樹は貴重なので今まで無かったのだと聞く。
さらにMS現象に関して空を飛ぶ為の大気の魔力が無くなっているという事も聞く。
丘に世界樹を植えた数日後、ゆりかから台風が近づいている事と入寮する人がいる事を聞く。
そしてその人物がシャルと判明、入寮じゃなくて単なる部屋替えが事実だった。
世界樹の台風対策もする事に、何とか終えて寮に戻るもちょっと心配でシャルの部屋へ。
しかしシャルは部屋にいなかった、世界樹の元へ行くとシャルはいた。
ロープが外れていたのでそれを結び、近くにある道具を収納した小屋へ2人で批難する事に。
一晩明かした後に世界樹の元へ行くと雷に打たれていた、と思いきや元の姿に戻る世界樹。
それどころか喋り出す、とりあえずじゅじゅと命名、喋れる様なったのは雷が切っ掛けとか。
その後サライラがやって来て、サライラが世界樹から作り出された事が判明する。
その夜MS現象がなくなったとの報告が、じゅじゅが原因ではないかと思われるがまだ不明。
MS現象は解決したが世界樹、じゅじゅの世話は続ける事になった隼人。
週末はシャルに言われて休んで週明け、ゆりかの話からシャルが2人いた様な話を聞く。
学園でシャルと会う約束をするが時間になっても現れず、情報からじゅじゅの元へ行く。 そこではじゅじゅが我が儘を言いシャルを振り回していた、と言う事でじゅじゅにお仕置き。
シャルは無理矢理連れて帰り休ませる、その事をゆりかとマリーと話し合う。
マリーは性格をまともにする事を提案、そこでゆりかがシャルを悪い子にする事を提案。
そうなれば反面教師でどうにかなると言うが真面目なゆりかの悪い子はショボいので無しに。
それを見てシャルの有難みを理解させる作戦を思いつく隼人、ドジっ子なファナを使う事に。
しかし失敗、さらに横暴なじゅじゅにキレた隼人はぎゃふんと言わせる方法を考える事に。
今回はシャルの意識変換、純粋なシャルに性教育を教えてそちらに集中させようという作戦。
予想を超えた純粋さに失敗、結局シャルは変わらずに教師役にされたマリーが犠牲になった。
そしてじゅじゅの元へ、そこで実はシャルが隼人の為に疲れていたとじゅじゅから教えられる。
じゅじゅはちゃんとシャルの事を思っていた、そんな事もありじゅじゅと少し仲良くなる。
その後、性教育の結果、隼人への好意を自覚したシャルから告白されて恋人になる2人。
帰寮後に再びMS現象が再発し翌日に和馬に相談、じゅじゅに聞いてくれないかと言われる。
という事でじゅじゅの元に向かうとじゅじゅが大きくなっていた、曰く愛が流れ込んだとか。
隼人とシャルがヤったのが理由だった、そしてMS現象に関しては何もしてないと判明。
じゅじゅは、一時解決したのは台風が別の場所から魔力を持ってきたのが理由ではと推測する。
しかしじゅじゅが成長すればどうにかなると判明、サライラの話も持ち出して何とか説得。
何とか約束を取り付けじゅじゅの成長の為に愛し合う様に言われる。
それから数日後、シャルに関しての記憶が一部を残して記憶から失われてしまう。
記憶の残った隼人たちは和馬に相談、世界樹の管理人は姿が見えないのが普通だと聞く。
隼人はじゅじゅの元へ、しかしじゅじゅはシャルは傍にいると言い、隼人に魔力を渡す。
気が付くと傍にシャルがいた、魔力が低いのが原因だと判明、隼人が覚えていたのは愛。
しばらくはじゅじゅのお陰で見える様に、そんなある時隼人の魔力が上昇する。
じゅじゅが原因かと思うがシャルを見える様にしたのは目に魔法かけたので無関係と判明。 ともかくじゅじゅの助け無しにシャルが見える様になった隼人、そしてある事も判明。
じゅじゅがシャルの存在感の操作も出来た、お陰でシャルは他の人にも見える様になった。
そこまでは良かったがサライラまで空を飛べなくなってしまう、さらに学園でも危機が。
上級生がサライラを狙って襲って来た、さらに理事長に命じられた和馬までやって来る。
目的はMS現象の元凶のサライラの封印、しかし和馬は念話でじゅじゅの元に向かう様に言う。
そしてMS現象を託す、和馬の演技で何とかじゅじゅの元に向かう隼人たち。
じゅじゅはサライラを封印しても大気の魔力は元に戻らないのでMS現象は解決しないと言う。
そこで一時しのぎすれば和馬が何とかじゅじゅの成長までの時間を稼ぐと言った事を思い出す。
じゅじゅは隼人の魔力を枯渇するまで使えば一時的にMS現象が無くなると言う。
魔力が元に戻るかは不明、それでも隼人はサライラの為に魔力を注ぐ事にする。
しかしそうなったらシャルの記憶を失うかもしれない、それを恐れたシャルは身代わりになる。
しかし2人の為にじゅじゅが魔力を注ぐ事に、代わりにじゅじゅの成長は遅れる事になった。
その事が原因でシャルは再教育を受ける事になり、そして帰ってきたシャルと過ごすのだった。
◎エミリア
エミリアを頼る事に、エミリアのお願いを聞く代わりに協力を得る事に成功した隼人。
それから効率上昇の名目でエミリアがメイドとして隼人の世話をしてくれる事になった。
精神的に疲れる隼人だが、エミリアには危機的状況でもある隼人のフォローも理由にあった。
ある日エミリアからサライラの所有権を渡さないかと言われる隼人、
一度はその気迫の押されるも最後はサライラを守る為の覚悟を見せて認められる。
翌日いつも以上にメイドなエミリアに世話される隼人、という事で事情を聞く事にする。
曰く隼人は御主人様候補で、昨日の覚悟とサライラとの関係の為に御主人様に決定したらしい。
とはいえ少し押しつけがましいエミリアに怒る隼人は冗談で性行為を言い出す。
しかし了承されたので逃げ出して部屋で寝る隼人、起きるとエミリアがそこにいた。 エミリアは信頼関係を築く為に焦っていた事を謝罪、隼人も少し冗談が過ぎた事を謝罪。
その後ちょっと気まずい事はあるが無事に恋人になる2人、それからメイドな彼女となる。
それからはメイドのエミリアに世話されつつ、彼女のエミリアとイチャつきつつ過ごす。
そんなある日、昼の時間にエミリアが来ないで心配になった隼人はエミリアを探す事に。
見つけた場所でエミリアがサライラを狙う奴らを色々と追い払っていた事を知る。
そんなエミリアに何かしたいと言う隼人にエミリアは明日の時間をくれと言うので了承。
そして翌日、隼人とエミリアは海で遊ぶ、そして今回の目的が囮による一掃と知る。
サライラは和馬が守っており、誘き寄せられた不届きものを成敗するのが目的だった。
とはいえ2人は囮なのでそのまま楽しむ事に、しかし楽しみ過ぎて落ち込むエミリア。
メイドとして気が抜け過ぎたからだ、そしてメイドである為隼人から離れようとする。
しかし隼人は拒否、エミリアも隼人の想いを受け取り彼女でメイドを頑張る事にする。
翌日、サライラがふらふら遊んでいる事で舐められてると思ったエミリアが訓練する事に。
心配になったので見に行く事にした隼人、そこには厳しい指導を受けるサライラの姿が。
最初は上手くいかないが隼人の助言を受けてサライラのやる気を引き出して続行。
その結果、自己進化と成長の機能があると思われるサライラは数年分の修行を一気にクリア。
そして家事や護身術の才能を手に入れ、サライラは空飛ぶ箒以外の選択肢を手に入れた。
それがエミリアの目的だった、それを聞いたサライラは自分の将来に関して考える。
翌日、MS現象に関して調べていた隼人はサライラに関しての資料を発見する。
そこにエミリアがやって来てサライラが失踪したと告げる、隼人は心辺りの場所に向かう。
そこは遺跡で実際にサライラはいたが冬眠に近い状態で、なんとか隼人の部屋に連れて行く。
そしてエミリアにサライラに関しての資料を見せる事に、そこでサライラの状態が判明。
サライラは自分の将来を考えて自分を変える事にしたがそれが本体の防衛機構にかかった、
その結果衝突が起こり休眠状態になったと推測、そこでエミリアの魔法を使う事に。
心に飛び込む魔法を使って現状打破を提案、そして隼人とエミリアはサライラの心へ。 準備をして翌日に実行、そこは学園の姿をしておりそこでサライラは偽隼人と共にいた。
そこでのサライラは道具として存在、それが防衛機構の望むサライラの形であった。
サライラを説得しようとするが偽隼人が立ち塞がる、しかし隼人がそれに対抗する。
その間にサライラを説得して正気に戻す、そして偽隼人との戦いにエミリアも参加。
そして偽隼人を撃破、サライラも自分を変える為に心象世界に自分の想いをぶつける。
それから、サライラは飛行能力の低下と食事によるエネルギー補給が必要になった、
代わりに大気中の魔力を吸う必要はなくなった、MS現象の元凶だったが解決したのだ。
サライラは隼人のメイドになろうとするが、エミリアは決してそれを許す事は無かった。
隼人もそれは断った、何故なら自分のメイドは彼女でもあるエミリアしかいないからだ。
◎マリー
マリーを頼る事に、しかしその日は見つからずに翌日になるが学園では騒ぎが起きていた。
サライラ争奪戦が許可なく行われる事になっていたのだ、和馬に事情を聞こうとする隼人。
MS現象が広まり和馬でもどうしようもなくなったらしい、和馬も参加して守るとの事。
そこにマリーも現れて、ゆりかに対して挑戦状を叩きつける、争奪戦前に決着を付けようと。
そしてゆりかとマリーの魔法戦に、マリーの様子もおかしいので和馬が仲裁に入る。
その後和馬もやって来てマリーは何処かに行く、和馬は何故マリーがああなったかと思う。
夜、サライラといるとサライラはマリーが空が好きだからと説明する。
故にサライラを欲しいが隼人では虐めになるからゆりかに喧嘩を吹っ掛けたのではと推測。
翌朝、サライラが行方不明となり友人に力を借りる隼人、そんな時に謎の爆発。
近くにいたシャルからサライラの気配を感じると聞いた隼人は近くの箒で空を飛ぶ。
現場にいた不審者からサライラを奪還、不審者の正体はマリーだった。
実は本物の誘拐犯を倒した後、隼人がいない間にサライラで空を飛ぼうとしていたのだった。
それを聞いて隼人はマリーがサライラで飛ぶ事を許可して、サライラで飛ぶマリー。 その時にマリーがシャルの危機に気付き、隼人を拾って現場に向かう事にする。
内容はMS現象で凶暴化した鶏に襲われていたが救助、この事もありマリーと仲良くなる。
翌日、争奪戦が2人1組での参加に、そこにマリーが来て隼人を誘って来たので組むことに。
そして争奪戦の突破の為に魔法薬を作る事にしたマリー、そこにゆりかがやって来る。
未だ相手がいないゆりかを手伝おうとした隼人だが、その前に魔法薬を飲むよう言われる。
そして気絶、気が付くと傍にマリー、そこで隼人を独占しようとしていたと謝られる。
マリーは隼人が自分と同じく何かを抑え込んでいる、恐れていると言うが思いつかない。
むしろマリーがそうではというと図星、泣き出すマリーに隼人はマリーを守りたいと言う。
そして互いに告白して恋人に、それから共に過ごして争奪戦のサバイバル戦の前日になる。
しかし修行と同時にマリーと空を飛ぶ為にMS現象の解明を目指してた隼人とマリー。
朝まで調べるが見つからず、夜更かしテンションでサライラを調べる事にした2人。
そしてMS現象はマリーがサライラに結界を張り解決、しかしMS現象はすぐに再発。
その後、フォーティア魔法学園の偉い方が来て定期健診をする必要が出来たがMS現象は解決。
それから隼人とマリーは共に空を飛ぶ事を楽しむのであった。 ◎サライラ
それでも隼人はサライラだけで十分と言う、まずはサライラを知るのが重要だと言って。
翌日、MS現象の拡大と資料室の鍵を受け取る隼人は早速調べる事にする。
ある日、友人のルークからサライラのいた遺跡は昔学園が調べていたという噂を聞く。
調べ物をしつつ、隼人は遺跡にずっといたサライラの為に何かしたいと考えていた。
という事で休日に遊園地に出かける事になった2人、途中でファナも合流する。
そしてサライラはファナに相談する事があった、サライラは隼人が好きになっていた。
その後ファナと別れて2人で遊園地を回る事に、そしてその最後に告白される隼人。
しかし隼人はまだはっきりと好きとは言えなかった、そうして悩む隼人。
休み明け、悩んだ隼人はサライラで空を飛び、そしてサライラを離したくないと気づく。
そして恋人になる2人、そしてその翌日、隼人は魔力が増大し魔力の流れが見える様になった。
そして和馬に呼ばれる隼人、成長か自身の魔力ではない、そのどちらかであると言う。
とはいえ詳しくは不明なのでとりあえず魔法の使用は禁止する様に言われる。
さらに翌日にはMS現象が悪化、あらゆる魔法の使用が出来なくなってしまった。
そして和馬は原因がサライラと推測、そしてサライラから隼人に魔力が送られていると。
このままではサライラは封印となるのを防ぐべく、唯一の手がかりの遺跡に関して調べる事に。
そして隼人はサライラからの膨大な魔力を使い遺跡に関する資料を調べ上げる。
そして契約に関して知る、それはサライラの正式な所有者になるために必要な事だった。
しかし代償として空を飛ぶ以外の魔力を失う事、大量の魔力が必要な事が判明する。
それでもサライラと共にいる為に隼人は正式な契約をサライラと結ぶのだった。 ◎登場人物紹介&簡易版
東雲 蒼:男性でありながら魔力を持つ青年、東の生徒会に入って頑張っていく。
竜胆 ほのか:今世代最強と称される魔法使い、天然お嬢様
→現状の生徒会大戦の歪みを感じて行動し、最後は東西の学園を1つにして歪みはなくし、アイリスと友達になった。
アイリス=ラインフェルト:自信が無くうじうじしてる少女、潜在能力は最強で敵無し
→うじうじした性格だったが、恋と憧れのほのかと付き合っていく事で治り、最後はほのかと対等な友人になった。
真名鶴 一葉:ほのかの親友の剣術少女、ほのかの保護者みたいな立場
→ほのかに依存気味な事が原因で調子を崩すも、最後はほのかと対等な友人になった。
神楽坂 鳴:意外と友達想いなゲーマー少女、とあるゲームの日本チャンプ
→大戦では負けたけど互いに想いをぶつけ合って良い関係に、ターニャとも本人は否定するけど友達になった。
氷室 舞生:不思議系な先輩、実力は学生で最強
→ひょんな事から一緒に過ごしていき自分を普通に扱う蒼に惹かれた氷室、蒼も惹かれてたので恋人に。
メリッサ・マスタング:強くなる事以外は二の次というか興味ない少女
→ひょんな事から付きまとわれる事になるも真っ直ぐな所に惹かれ恋人になりメリッサを支える事に。
タチアナ・M・パブロワ:他人に余り興味を向けないゲーマー少女、鳴に対して世界チャンプ
→気持ちをぶつけたら告白と勘違いされて恋人に、でも何だかんだでターニャの趣味に染まっていった。
シャリファ・ルクサーナ:氷室をライバル視するちょっとエッチな先輩、西の元生徒会長
→妹の為に偽の恋人関係になるけど、その時に互いに惹かれて、そのまま本当の恋人関係になりました。
・学園が2つに分かれてるのは最初の生徒会大戦で国内と留学生で別れるように願ったから
・蒼の能力は魔力を吸収する体質と魔法を集めるという属性 ◎共通
男性でありながら魔力を持つ青年、東雲蒼は姉の桜子によって魔法使いの学園、御久仁学園に入学する事になる。
入学の日、事前に情報が伝わらず学園生から追われる蒼、何とか事情を知る学園長のマリアの元に向かおうとする。
マリアの娘のアイリス=ラインフェルトとぶつかり、登校中に会った竜胆ほのかの魔法でやられそうになるも何故か助かる。
その後登場したマリアのお陰で無事に済み、入学式の途中に先ほどの騒動中出会った神楽坂鳴と知り合いになる。
クラスはほのかと鳴、そしてほのかの友人の真名鶴一葉と一緒に、その後学園から配られるスマホを起動出来ない蒼。
桜子に言われ早々と帰宅後、家にアイリスが訪ねてくる、帰ってきた桜子からこれから一緒に住むと聞かされる。
マリアが忙しいからと聞くが引っ込み思案なアイリスの性格改善も兼ねてると考える蒼はゆっくり仲良くしていく事にする。
翌日、蒼のクラスに生徒会長の1人である氷室舞生がやって来てほのかを今代の生徒会長に指名する。
当然反対、すると氷室は蒼を会長に指名し鳴を会計に勧める、学園でゲーム部を作りたい鳴は権力を求めて賛成する。
その後氷室の言葉でほのかと一葉も生徒会に入る事に、しかし蒼が会長になる事を納得しない他の生徒たち。
そこで氷室の提案で蒼と鳴、ほのかと一葉が勝負して勝利した方が会長になる事に、内容は氷室の召喚獣を倒す事。
結局協力して氷室の召喚獣を倒す事に、結果ほのかが生徒会長に、そして戦いの中に気づかずに力を発揮する蒼。
翌日、ほのかの提案で蒼と鳴も生徒会に参加する事に、そこに氷室が現れて生徒会大戦という言葉を残していく。
生徒会大戦とは2つ、東と西に分かれた学舎の生徒会が戦うもので、アイリスはもう1つ、西の生徒会長になっていた。
生徒会大戦に勝利した生徒会は生徒総会として全権限を担い、さらに学則を1つ書き換えるか書き足す権利を得るという。
帰宅後、前会長に指名されたとはいえ蒼と敵対する事に落ち込むアイリス、蒼は何とか励ますも色々と心配になる。 翌日、アイリスを心配する蒼を見てほのかは西生徒会との親睦会を提案し、蒼もアイリスにその事を話す。
翌日、アイリスは生徒会にその事を話すも好戦的な他のメンバーは宣戦布告しにいくと誤解し困るアイリス。
アイリスは何とか抜け出し1人で親睦会へ、残りのメンバーへは氷室の一案のお陰で仲が悪くなる事はなかった。
代わりに東生徒会への闘志は膨れ上がっていた、そして最初の生徒会大戦の日になりその内容は相手の風船を割るもの。
結果は経験や闘志もあった西生徒会の勝利で終わり、その後周囲の反応から氷室は代理戦争だと言い実感する東生徒会。
翌日、鳴はゲームのライバルでもあり西生徒会のタチアナ・M・パブロワ、通称ターニャに勝つため蒼とゲームで特訓。
親がいない時は料理しないと言う鳴が心配になった蒼は料理作ってあげる事に、さらにたまに弁当も作ってあげる事になる。
ある日魔法の特訓する鳴に付き合うも、魔力の使い過ぎで全裸になった鳴を見てしまう蒼(魔法服が魔力で出来ているので
放課後は一葉からほのかとの関係を聞く事に、その後毛虫に怯える一葉を助けてこの事は秘密と言われた蒼。
下校時、その事が原因でひと悶着あるものの帰れば笑い話、しかしアイリスは蒼の話を聞きながら落ち込む。
仲良くなる東生徒会に対して中々仲良くなれない、それに初めて出来た友達である蒼と周りの関係に少しヤキモチ。
翌日、蒼のために料理を作ろうと考えるアイリスだが色々あって蒼が帰宅するまでに作れずに落ち込むアイリス。
でも蒼と一緒に作る事になり仲良くなる。その翌日、蒼は出かけ先で一葉と出会うも先日の出来事があって気まずい。
しかし自分を可愛げがないと言ったり厳しい一葉に助言を送り仲良くなる蒼、一葉もそんな蒼に少しずつ好意を持つ。
休み明け、校外学習のため両生徒会で話し合う事に、しかし氷室が原因で西生徒会のシャリファ・ルクサーナと一葉が対立。
結果プレゼン対決する事に、現状を憂うアイリスだが蒼との話し合いで生徒会長としての素質を見せていく。
しかし個性的な周りに流され対立構造は変わらず、一方東生徒会は連休を使って現地の海に下見にする事に。
だが忘れてつい遊んでいたら同じく下見に来た西生徒会に馬鹿にされ反抗心を燃やして急きょ一泊する事にする。 しかし当然宿が見つからない、そこにアイリスがやって来て西生徒会も止まってる宿を紹介されて泊まる事になる。
翌日、ほのかの提案で今回は西が主導で東が手伝う形に、そうして少しだが仲良くなる両生徒会。
休日、ほのかは外出するがその前に見たTVの占い通りの不運の連続、そこに逆にTVの占いで幸運の蒼が現れる。
映画を一緒にみたりまるでデートの様な休日を過ごして互いに意識していく、そして飛連休の間に生徒会大戦が。
内容はゴーレムによるレース、しかし蒼が乗ると動かないので別にサイドカーを付けられて試合開始。
最後に蒼の力で東生徒会の勝利、同時に蒼の能力が魔法を吸収するものと判明、しかしその事にシャリーが抗議。
しかしマリアの言葉に抗議を取り下げ、そして抗議での弱気を取り消すためにアイリスの名前を使って西のやる気を煽る。
その後アイリスはマリアに事情を説明するもその場で意見しなかったのがダメと怒られて落ち込むアイリス。
シャリーもアイリスを追い込んだ事を反省するも生徒会大戦の厳しさをアイリスに教える事と勝利が必要と考える。
◎ほのか
帰り、心配して待っていたほのかに元気だと明かし、そしてアイリスに事情を聞きに行きたい事を告げる蒼。
それを聞いたほのかはついて行きたいと提案、アイリスもほのかと友達になりたいと思っていると知っているので了承。
しかし部屋に引き籠るアイリス、しかしほのかの言葉もあり少し持ち直すアイリス。
そして生徒会大戦が
それからもアイリスの為に何かしたいが何も浮かばないほのか、そんな時テスト期間になったので皆で勉強する事に。
ほのかの家で生徒会役員で仲良くしてる光景に皆仲良くなれないのかなと落ち込むほのかを励ます鳴。
翌日、鳴は勉強が嫌で逃走して一葉が追跡、ほのかと蒼が先に家で待つ事に、その間にほのかのアルバムを見る事に。
そうして2人で良い雰囲気になるがそこ一葉から鳴を捕獲したとの電話が、翌日からは生徒会で勉強する事になった。
徐々に蒼に惹かれてるのではと思うほのか、そしてテスト明けに生徒会大戦がある事が発表される。 その直前の呟きから一葉はほのかが蒼に惹かれているのではと推測するがほのかは否定する。
そして大戦内容は2人1組の騎馬戦、ほのかと蒼、一葉と鳴のペアで試合に臨むことになった。
大戦が始まるも作戦や意識などすべてが西側の圧勝で終わり、その結果を受けて落ち込む東生徒会役員。
生徒会大戦や蒼を意識し過ぎて真剣に取り組めていなかったのではと思うほのか、そこに蒼から電話で明日の予定を提案。
翌日、気分転換も兼ねてテスト明けにする予定だったお疲れ会をする事に、しかしほのかは蒼を意識してぎこちない。
買い物で先に蒼が抜けた後に失敗ばかりだった今日を後悔するほのかを見て鳴はほのかが蒼を好きなのだと言う。
それを聞いて益々蒼を意識するほのか、しかしそれから数日、蒼は何か用事があるらしく放課後にさっさと帰ってしまう。
ある日の放課後、生徒会役員で集まった時に鳴が話を聞くと女性と会ってると蒼が答え、混乱するほのか。
気になった結果、ほのかは蒼を尾行する事に、そして蒼が会っていた女性が判明、魔法を発現したばかりの女の子だった。
女の子、ミヨは発現したばかりの魔法を上手く使えず一人でいた所を蒼が見つけて一緒に遊んであげていた。
見つかったほのかはミヨの為に一緒に魔法の練習をしてあげる事に、そして帰りに話し合う蒼とほのか。
その途中でほのかは最初に出会った時から蒼に惹かれていたのではと思う、そして翌日からは鳴と一葉にも事情を話す。
そしてほのかと蒼は2人でミヨの元へ、それを西生徒会が発見して何をしているのかと追跡していく。
しかしミヨと遊んでる姿を見て問題無しと判断、アイリスは大戦を重きに置かない2人を見て自分は何をしているのと思う。
翌日、ほのかが町内会主催の子供会の参加を提案、子供たちに魔法が身近なモノだと教えてミヨの問題解決を考える。
放課後、ミヨが魔法の学校に入る為に引っ越しするかもと聞き、ミヨの両親を子供会に呼んで欲しいと伝える。
子供会の日、ミヨの魔法を使った発表会があるが失敗、の寸前で蒼が機転を効かしたお陰で無事に発表会は終える。
お陰でミヨの両親もミヨが魔法を制御できている事を知ったので引っ越しは取り敢えず延期する事になった。
そして帰り、皆のお陰で2人っきりになったほのかと蒼、これまでの間に互いに惹かれあっていた2人。 ほのかは自分の想いを伝え頬にキスとフランス語で何かを伝える、今日は駄目だけど本当の恋を知ったほのか。
蒼もちゃんと告白しようと思うが翌日、生徒会大戦の内容の発表を告げられる、内容は的の撃破で点数競い。
大戦は開始速攻でシャリーを落とす活躍を東側が見せるも、大戦に本気になったアイリスが一葉を落とし返す。
メリッサへの指示も出し勝利を目指すアイリスはほのかへの対決を挑み本気をぶつけていく。
だが結果としては相打ち、司令塔のシャリーを最初に落とした事と攻撃要因の差で東の勝利で終わる。
放課後、ほのかは互いに負けたくないをぶつけ合った結果、相手も自分も少し恐かったと少し顔色が優れない。
そんなほのかに蒼が守る宣言、その理由を問われた蒼は好きだからと答え、ほのかも蒼が好きだからと受け入れ恋人に。
それから2人イチャイチャしてたある日、蒼の家からほのかが帰ろうとした時にアイリスが帰宅するも気を使う、
それをほのかが追い2人で話す、生徒会大戦に関して話し合い、アイリスは勝って西に認めさせたいという。
最後に終わったら沢山話し合いたいと言うほのか、しかしアイリスはその言葉を覚えてるがうんとは言えないと。
翌日、アイリスはシャリーに誘われて生徒会に、そこには上級生たちがいた、敗者として過ごした1年を知っている。
生徒会大戦が、マリアがこの現状を強いている、周りはアイリスを西を勝たせる魔女として認めていた。
それを見てアイリスは自分が考えていた勝った後の未来が見えなくなった、そして蒼の家を出て寮に移る事にした。
納得いかない蒼だったが桜子に止められる、翌日ほのかと話し合いまるでアイリスが今後関わらない宣言かと思う。
そしてマリアに意見する事にした蒼とほのか、しかしマリアはあくまで学園長として立場を崩さない、
納得のいかない2人にマリアは過去の事を話す、学園の規模が大きくなるにつれて次第に二分化していく生徒。
亀裂は大きくなっていき留学と国内が異なる生徒を支持し学園が2つの生徒会を有する形となった。
そうしたのは生徒会大戦を通じてわかりあう事が出来ればとマリアは考えていたのだった、しかし結果は亀裂の増大。 そして今まで続いていき、マリアはこの現状が生徒の望んだものではと考えるようになっていたのだった。
蒼は無責任と判断、しかしマリアには自分の一存で否定は出来ないし必要ともしていなかった。
怒って去る蒼とついて行くほのか、実はマリアは2人がアイリスにとっての救いになる事を陰ながら願っていた。
放課後に急いで帰ってアイリスと話そうとするが、引っ越しの手伝いに来ていたシャリーに止められる。
しかしシャリーの対立は当然という言葉を聞いて怒るも、彼女もまた敗北の重圧を知るからこそと感じ否定できなかった。
何をしても無駄と今は諦める事に、そして翌日に東生徒会の全員で生徒会大戦について話し合う事にした。
もし当事者では無いなら自分達も東と西の対立の流れに巻き込まれたのではないかと、そしてほのかは決意を話す。
ほのか達は大戦をボイコットしてまで止めようとする、当然批判が起きるがほのかは自分の意見を皆にぶつける。
現状の大戦はおかしくないかと、ざわつく皆の前に氷室が現れて西を混乱させる為の作戦だと言って皆を帰す。
氷室は東の行動に対して学園が行ったのは本日が最後の生徒会大戦である事の通知である事を告げる。
既に生徒会大戦は学園が介入できない程大きくなっており変えたいなら生徒会大戦で変えるしかないと言う。
しかしほのかの想いは伝わったから無駄ではなかったと氷室は締めて去って行った。
しかしそれは制度に従うという事で繰り返しになってしまう、しかし氷室の言葉もまた事実と悩む東生徒会。
そして内容発表の時、東側は来ないが氷室が適当に誤魔化して内容を聞く、内容は単純なタッグバトル。
生徒会室でボイコットしようとしていた東側にアイリスがやって来て、戦う様に叫ぶ、自分はかわいそうじゃないから。
アイリスの想いを聞いて、自分達がアイリスをかわいそうな女の子に仕立て上げて守る事を理由にしていたと気づく。
アイリスは頑張れる子なのだから、アイリスは想いを聞いた上で魔法生徒会大戦での決着を望んでいた。
皆も決意、ほのかも戦いを通じてアイリスを理解する為に参戦をする事にした。
それを陰ながら見ていた氷室は2人の行動がアイリスに勇気を与えて今回の行動をさせたのだと思うのだった。
そして大戦は蒼&ほのかとシャリー&アイリスのペア、残る2人ずつの大戦となって試合は始まる。 蒼とシャリーは互いに想いをぶつけながら戦う、敗者故に苦しみを知っているシャリーと大戦を否定する蒼。
シャリーは蒼の限界を超えて魔力をぶつけようとする、しかし蒼はギリギリで全てを受け切った。
蒼はシャリーが自分の受けた苦しみから守る為に勝利主義になっていた優しさを伝え、ほのか達の元へ。
そしてほのかとアイリスの戦い、アイリスは全力で戦った結果自分が負ける事でほのかを認めさせようとしていた。
しかし周囲の自分への勝利への渇望や噛み合わない現実などからアイリスの魔力が暴走、周囲を圧倒する。
誰彼構わず圧倒的な力で周囲を攻撃するアイリス、マリアたち教職員も生徒たちを守るのが限界だった。
ほのかもアイリスを止めようとするが叶わない、そこに蒼が間に合う、そして自分の力でアイリスを止めようとする。
安心する一部だが氷室とシャリーは否定、蒼にも限界がありシャリーとの戦いでその限界はかなり埋まったからだ。
そしてこの現状を強いたのは周囲、周りの勝利への渇望がアイリスを無茶させたのだったという。
蒼が限界を迎えるその前、ほのかが蒼と魔力特性をシンクロさせて2人でアイリスの魔力を抑え込もうとする。
その中でほのかはアイリスへの想いをぶつける、弱くても私でもアイリスを受け止める、皆だっている事、
きっと皆とも分かり合える、アイリスも皆と友達になりたいという想いをほのかに伝え、暴走は収まった。
最後にほのかは友達になって欲しいとアイリスに伝え、アイリスも了承、そして3人は気絶するのだった。
大戦はアイリスの反則で東の勝利となった、そしてほのかは勝者の権限を全員に伝える事になった。
今の大戦はあり方が間違っているだけで、相手と触れ合い多くの事を知ったりした事は事実である。
故に環境を変え大戦を変える為、通じ合う為という大戦の元の形を取り戻す為に、生徒の分割の撤廃を宣言。
東西の生徒が混じり合い、塔の垣根を超えた学園運営を行う事を提案、今年2学期から実行される事になった。
アイリスもシャリーからの謝罪と想いを受け取り仲直り、西の生徒たちとも関係を良好にするのであった。 それから東西の生徒会は共に協力していき、そうして1年が経って生徒会大戦の時期になった。
生徒会長選挙を兼ねた物となり、候補者の公約と大戦の戦いぶりから、参加者の中から生徒会役員を選出する。
それが新しい生徒会大戦となっていた、それが東西生徒会が協力して共に築いた今の生徒会大戦であった。
そして任期を終えたほのかと蒼は2人でこれからの未来に向かって歩んでいくのだった。
◎アイリス
帰り、蒼はアイリスと一緒に帰る事に、色々と背負いこみ自分を責めるアイリスを放っておけない蒼。
休み明け、東の学者ではアイリスへの不評が、事情を知る東生徒会もどうにかしたいが結局アイリスの問題となる。
間も無く中間試験、蒼はアイリスと一緒に勉強しながらアイリスが変わろうとしている決意を聞く。
アイリスは生徒会でシャリーに意見するが、シャリーはアイリスがどうしたいかが決まったら従うと言う。
帰宅後、会話中にほのかの話になり、ほのかに憧れるアイリスにほのかと3人一緒に出かけないかと提案する。
翌日にほのかにその事を提案し了承を貰い、テスト明けの休日、蒼とアイリスとほのかの3人で出かける事に。
最初は緊張していたものの近づくほのかとアイリス、しかしアイリスはほのかに友達になってと言えなかった事を落ち込む。
それを休み明けまで引きずるアイリス、それを見て桜子はアイリスと、それとアイリスのために蒼を休ませる。
午前はアイリスと過ごし、午後はアイリスについて知るためにマリアの元へ、そしてアイリスが何か抱え込んでると聞く。
アイリスの問題の根底は自信の無さであると聞く蒼、しかしそれもあるがアイリスの繊細さを表していると言う蒼。
それを聞いてマリアは蒼のお陰でアイリスは成長し、故に今の悩みに当たったと言い、アイリスをよろしくと言われる。
そして蒼帰宅後、アイリスが仮病と知らない西生徒会が看病にやって来てどうしようか悩む蒼とアイリス。
しかしアイリスがしっかり説明、その後一緒に食事してアイリスと西生徒会の仲が深まる。
西生徒会帰宅後、アイリスは蒼に落ち込んでた理由を言い、心配してくれた西生徒会の事もあって自分を変えようと決意。
翌日、マリアから母としても魔女としてもアイリスをお願いされて西学舎に行きアイリスを訪ねる事に。 そして西生徒会に行く蒼はアイリスの生徒会での苦労を知り、その帰りにシャリーから生徒会に勧誘される。
アイリスと一緒にいられる、その言葉に翻弄される蒼、そのせいもあり事故ってシャリーの胸に飛び込んでしまう。
翌日、謝罪の為西生徒会へ、その時シャリーから自分の意思で学園に入学してない所をつかれ生徒会に勧誘される。
断る蒼だが帰宅後に桜子から蒼の学舎の移動が可能と聞き迷う、そんなある日仕事を西生徒会が仕事の話で拗れる。
そこではターニャとメリッサがサボりアイリスに文句を言い戦う気に、アイリスもついに怒りが溜まり戦闘しそうに。
流れで蒼はアイリス側に、シャリーも止めるのは無理と判断してメリッサ達に現実を教えるためメリッサ側に付く。
そして暴走したメリッサが蒼に攻撃し怒るアイリスの魔力が暴走、しかし蒼の言葉に何とか正気を戻して怪我人は無し。
メリッサも一応謝り、倒れてしまうアイリス、蒼は魔力の暴走を起こす程追い詰められているアイリスを心配する。
そしてアイリスために西学舎に移る事を考える、異邦人な西の方が男という異邦人の自分がより理解出来るではと思いも。
起きたアイリスにその事を話し、それを聞いたアイリスは自分の気持ち、蒼が好きな気持ちを告白、蒼も受け入れ恋人に。
翌日、移籍に関して桜子に話し正式に決定、ほのか達にも話し生徒会は氷室が引き継ぐ事に、そして西学舎に移る。
蒼が西の、氷室が東の副会長になった事も発表され裏切者扱いされる蒼、それでもこれから頑張る決意をする蒼。
アイリスも蒼に告白したのが切っ掛けで成長、そして次の生徒会大戦、内容は迷宮となった学園の最深の宝を得る事。
メリッサの独走と氷室の作戦に危機に陥る西生徒会、しかしターニャの言葉に吹っ切れたアイリスの魔法もあり勝利。
しかし感情に呑まれ魔法を使った事を落ち込むアイリス、しかしシャリーの言葉もありゆっくり頑張る事にする。
ある日調査のために学園に泊まる事になったほのかとアイリス、しかしまだ不安な所もあるので蒼も参加する事に。
そこでアイリスは蒼とほのかに自分のトラウマ、昔魔法に失敗してマリアを傷つけた事から自信を持てない事を話す。
その後ほのかと仲を深めるアイリス、翌日、シャリーの提案で前回の祝勝会をする事になるが何かあるアイリス。 そしてほのかと仲を深めた事を喜んで話すアイリスだがその事が原因でメリッサが怒ってしまう。
蒼は理解できないが残りはわかるらしい、少し冷めるまでおいとくとしてターニャがアイリスを買い物に付き合わせる。
お陰でターニャとアイリスの仲は少し近づく、そして買い物を陰ながら助けた蒼はターニャからお礼を聞かされる。
それは祝勝会の日がアイリスの誕生日である事、蒼はシャリーにも話して祝勝会と誕生日会を同時に行う事にする。
そのプレゼントを探す蒼は一葉と出会い、一葉にメリッサが悩んでいるので勝負を受けた方がいいかと聞かれる。
いつも一葉に勝負をしかけるメリッサだが様子がおかしかったと、蒼はメリッサの事を考えてお願いする。
翌日、メリッサに呼び出される蒼、勝負の事を聞かれて正直に答える蒼、そしてメリッサも自分の気持ちを話す。
留学生故に仲間意識が強く、それゆえにアイリスがほのかと仲良くしてるのが許せなかったと聞く。
そして感情的になっていたと反省、それを聞いて蒼はメリッサを祝勝会に誘うも来るかどうかは不明。
その後アイリスから祝勝会はなくなりマリアと誕生会をすると聞き、驚いた蒼はシャリーの元に向かうがのらりくらり。
とりあえず祝勝会の会場に向かうがメリッサはまだ来ない、そこにアイリスとマリアが現れる。
実はシャリーがサプライズにしたのだった、メリッサも来てアイリスと仲直りして誕生日会は成功したのだった。
帰り、アイリスは生徒会大戦に勝利した時の願いで生徒会大戦の廃止を決意、大戦が学園に摩擦を生んでいると考えて。
翌日、生徒会で皆にその事を話して賛成を貰い、そして次の生徒会大戦、内容はマリアに鈴をつけると言うもの。
アイリスはタイマンで解決しようとしたのに対してチームプレーで勝利した東生徒会。
その事にアイリスは落ち込み去ってしまい、心配した蒼は探しに行き、途中出会ったほのかの協力もあり発見。
2人で説得するもアイリスはほのかを傷つけてしまい、さらに落ち込み逃走、蒼はほのかの言葉でアイリスを追う事に。
再度蒼が説得しようやく受け入れるアイリス、その後蒼は一葉と一緒にほのかの元に行きほのかも何とか元気を取り戻す。
翌日、アイリスはほのかに謝るも、ほのかはアイリスの事を理解するために引き伸ばしに、それでもアイリスは頑張る。 そして最後の生徒会大戦は仲間の力を借りて戦う代表者による一騎打ち、アイリスとほのかとの闘いになる。
魔力による力押しで優位に立つアイリス、しかしほのかが精神的に揺れている為全力を出せていない事も原因と気づく蒼。
蒼は2人に言葉を投げかけ、その言葉にほのかも復帰、2人は悔いを残さないためにも全力で戦う事になる。
その戦いの中、本音をぶつけ合うアイリスとほのか、その中でアイリスは自分の大戦廃止の考えを少し変える。
競い合う高め合いは良いものと感じ、大戦を新しく全員が参加できるものに変える事を決意する。
そして最後、アイリスは蒼とのキスを見せつけ驚くほのかを攻撃、そして西生徒会が今回の生徒会大戦の勝者となった。
生徒総会長となったアイリスは全校前で自分の考えと交際を発表、そしてようやくアイリスとほのかは友人になるのだった。
◎一葉
シャリーの使った煽りで東と西の対立が激化、正義感の強い一葉は怒り心頭、しかしちゃんと話し合う事にする。
意見書を出す事になるが一葉が一人で西生徒会に突っかかりそうになるので蒼がついて行く事に。
そしてシャリーに意見書を出すも無視されそう、一葉は怒るが蒼は近くにいた学園のマスコミを利用し話し合いに持ち込む。
そこにアイリスが来て煽りを撤廃した事もあり無事解決、自分では出来なかった事をする蒼に感謝する一葉。
ほのかに冷やかされたり、生徒会に来た幽霊の噂を解決してるうちに蒼を意識していき色々不安定になる一葉。
そうとは知らない蒼はほのかに相談、そしてほのかの提案で休日に3人で出かける事に、ほのかは気を利かせ途中で帰る。
その直前に一葉への想いを語らされ、さらに一葉が自分を好きだと聞いたと聞いた蒼は一葉をいつも以上に意識する。
その後一葉の家で剣術指導を受け、その休憩中に一葉のほのかに対する思いが自分を卑下している様に感じた蒼。
何故そう感じたか聞く一葉に蒼は一葉は素敵だからと、同情かと言う一葉に蒼はそのまま告白、しかし一葉は断る。
その後帰宅中の蒼にほのかから電話、告白の結果を聞いたほのかはまた連絡すると言い一葉の家に行く。 理由を聞くほのかに一葉は、ほのかと歩むためには死に物狂いでないといけないとぶつけてしまう。
それを聞いたほのかは自分の為に無理をしていると思い、しばらく距離を置くことを提案して帰宅する。
そんな状態の週明けに魔法生徒会大戦、その前にほのかは蒼を呼び出し自分のせいだと蒼に謝罪する。
そして一葉ともう話して欲しいと言う、そして始まる大戦の内容は魔法を込めたボールのぶつけ合いと発表される。
蒼とほのかは何とか真剣に取り組むも、調子を崩していた一葉は反則をしてしまい、そのまま負けてしまう。
試合後、一葉は今の自分が大戦に参加する資格は無く自分を見つめなおす為と言って、書記を辞めて去っていく。
混乱する全員だがほのかに押されて一葉を追う蒼、そして追いついてこれからどうするかを一葉に聞く。
ほのかに依存していた自分を変えたいから帰ってと蒼に言うが拒否、一葉を支えたいと自分の想いをぶつける蒼。
それを聞いた一葉は蒼が好きである事を告げ恋人に、これからどうするかを共に考えていく事になった。
そして正式に書記が一葉から氷室へ、ほのかも落ち込むが一葉の自分を変えたいという意思は伝わったので少し元気に。
その後一葉と共に今後の為とデートとして共にする蒼、その途中で一葉は蒼の料理の師匠のOasisのバイトの張り紙を見る。
数日後、Oasis店長の真士郎に社会勉強と料理を覚える為にバイトを申し込み、許可を貰い蒼に秘密でバイトする事に。
その夜、蒼の元に真士郎からバイトを雇ったので見に来いとの電話、特に断る理由も無いので翌日に行く事にした蒼。
そこでバイトする一葉と会う、真士郎の態度から来た理由を誤魔化す蒼、真士郎は状況を察して蒼に伝えたのだった。
とはいえ一葉の願いで他の生徒会役員には秘密にすることに、しかし一葉が心配なほのかは鳴を連れて尾行する事に。
そして一葉のバイトを陰ながら知ったほのかは自分が一葉の事を心配し過ぎたと気づき、自分の事を頑張る事にする。
ある日、一葉が一人で団体客の相手をする事になるが真士郎には何も言えず蒼に相談、蒼が店の前まで行くと真士郎がいた。
曰く一葉は他人に無理と言えず、失敗を自分に許す事が出来ない、なので一度失敗させるのも一興だと言う。 今回来る客には事前に研修だから無料だと伝えてあった、そして真士郎は何処かに行き、蒼は店内に入り一葉の手伝いに。
2人に秘密でほのかも手伝い何とかこなす、その後ほのかの残した紅茶から来ていた事をしる一葉。
そして真士郎の伝えたい事を察する事も出来た一葉、それから数日後に生徒会大戦があるが氷室の活躍で圧勝に終わる。
それを知り複雑な一葉の元に自称ライバルのメリッサが現れる、メリッサも一葉の事で調子を崩していた。
メリッサの挑発に剣を抜く一葉だが蒼が現れたのでメリッサは去る、それを陰ながら見ていた氷室。
バイト後の一葉の元に氷室が現れこのままでいいのかと聞く、そのまま一葉の心に刺さる言葉を残して去っていく氷室。
翌日、一葉が学園に少し遅れていくとメリッサが現れる、メリッサはこの学園に価値は無いと言い心残りを無くすと言う。
そんなメリッサの挑戦を学びたい物があると考えて受ける一葉、一方学園では生徒会大戦の発表が行われていた。
鳴は前回みたいな何もない大戦は嫌だといいほのかと蒼を頷く、そして一葉を参戦させるために蒼が走り出す。
一方、公園で一葉はメリッサと戦いながら察していき、戦いも佳境となった所でメリッサの元に電話が来る。
一葉は生徒会大戦で決着を付けようといい、メリッサもそれに納得して学園へと戻っていく。
そして生徒会大戦の内容発表、マリアの用意した特級の魔法具の剣を手に入れた方が勝ちであるという内容だった。
しかし東はほのかと鳴しかいない、不戦敗になりそうになるが西の提案で残り2人は遅れての参加を許可されて始まる。
一方で蒼と氷室は一葉を待っていた、氷室は皆に悪いとは思いつつも自分が勝つと宣言、蒼は待ってくれと頼む。
そこに一葉が現れて交代を願うが断る氷室、氷室は一葉を倒して向かうと言うが一葉も氷室を倒して向かうと宣言。
そして氷室の出した氷の魔像を一閃で撃破、それを見た氷室はやられたと宣言して二人を送り出す。
鳴が敗れ、ほのかの危機に間に合う一葉、混乱する周囲だが氷室が事前に申請していた事もあり、参加は認められる。
周囲には一葉は父が死んでスランプだったと氷室が嘘をついて一葉の復帰を納得させた。
そして大戦再会、一葉はメリッサと対決、ほのかと蒼は鳴の指揮を受けつつ残りの西の役員と戦う。 一葉とメリッサは互いに全力をぶつけ、剣を折られるも一葉は勝利、そして剣を抜こうとするが誰もが抜く事は出来ない。
解説にいた氷室は魔法反射と推測、アイリスですら抑え込めないのを見た蒼は魔法反射は1つしか出来ないと気づく。
そして先に近くにいた一葉とほのかが互いの想いを伝えながら2人で剣を抜き、東の勝利で生徒会大戦は終わった。
それからは戦いを通じて認め立った東西の生徒会が協力しながら、時に交流しながら過ごしていった。
一葉はバイトを続けながらも生徒会に、蒼との恋愛、その全てを充実させながら未来に歩んでいくのだった。
◎鳴
放課後、全員で集まってシャリーの言葉に関して考える東生徒会、鳴は勝って目を覚まさせるべきだと考える。
ほのかは疑問だが一葉もそれに同意、帰宅後にアイリスから自分の意見じゃないと聞き、今後を考える。
とはいえテスト期間に入ったのでまずは勉強、蒼は鳴に誘われて鳴の家で一緒に勉強をする事になった。
その帰りに以前裸を見た事に関して聞かれ、蒼は返答するも意識した鳴には納得いく答えではなく機嫌を悪くする。
翌日、理由が分からない蒼は今日も勉強会をする事にして、直接に鳴に内容を聞く事にした。
鳴は裸を見られたから嫁にならないといけないと思った事を暴露、それが伝わらず怒っていたのだ言う。
そして嫁にするか聞かれるが答えられない、結局鳴が無かった事にしてといい解散するがそう簡単にはいかない。
互いに想ってはいるが、という状況で翌日、ひょんな事からターニャとゲームで対戦をしようという話になる。
鳴はプレッシャーに弱い所があるがそれの改善の意味もあった、そこでターニャのいる学生寮へ向かう。
蒼もついて行かされた事もあり途中で危機に陥るが、ターニャのお陰で難を逃れてターニャの部屋へ。
そして鳴が対戦希望、ターニャも了承して戦い結果としては7:3でターニャが優勢の結果となった。
ターニャも鳴の事を世界大会で戦った相手だと思い出し、ゲームをしている中ではそれなりに仲良く見えた2人。
そして帰り、鳴は蒼がいたからプレッシャーの弱い自分でも今日は行動に移せた、必要だと蒼に告白、
蒼も鳴の事を好きになっていたので恋人に、その日は鳴が限界らしいのでそのまま解散して翌日になった。 とはいえ最初は元々八方美人な蒼が原因で上手くいかないも、自分らしく付き合っていく事にした鳴。
そしてテスト明けに生徒会大戦、内容は代表者を動かしてするリアル格闘ゲーム、蒼が代表者となる。
西はメリッサ、下半身は代表者の自由という事もあり上手く挑発して進めていたが一歩上手のターニャに敗北。
鳴はターニャから単純に弱いと言われてしまうも、鳴も自分の弱点をわかっていたのでリベンジを決意する。
そんな時マリアに呼び出される両生徒会、そこでゲーム大会が行われる事になったから参加者を募ってとの事、
魔女の反射神経などを調べたい学園と宣伝に使いたいゲーム会社の思惑が一致したとの事。
そんな時ターニャに呼ばれる鳴、ターニャ曰く自分がやってるゲーム配信に参加させてあげるとの事。
配信中に前の事を滑らしたら呼んで欲しいと呼ばれたとの事、という事で再びターニャの部屋にお邪魔する事に。
そして無事に配信は終了、そこで今回のゲーム大会に関して詳しく聞く、実はターニャが誘われたものらしい。
しかし外に出たくないターニャが拒否、それを聞きつけた教師の紫が学園でやる事を提案して今回の発足に。
そんな事情を知るも似ている所がある鳴とターニャは少しずつ仲良くなる、しかし小さな諍いが大きくなった。
やたらリア充否定のターニャと鳴の意見が衝突、魔法での衝突になった結果謹慎処分を受ける事になった2人と蒼。
学園ではマリアと桜子が話していた、理解できないというマリアに桜子はトラブルで改革を起こす人だと言う。
鳴は蒼と遊び、ターニャの元へはシャリーがやって来て、自分がターニャを生徒会に勧誘した理由を話す。
ターニャの氷室にも勝てるメンタルの強さを尊敬し、そんな誇り高さを皆に知って欲しいというシャリー。
翌日、生徒会大戦という事で謹慎が解ける、大戦の内容は小細工ありのロシアンルーレット。
しかしまさかの初回で蒼が引き当て敗北、結果として西側の勝利で生徒会大戦は終了を迎えた。
そして西側生徒会が全ての学園行事を取り仕切る事に、シャリーの独断だったがアイリスは実行する事に。
アイリスは皆の為に本気で受け入れる事にした、そして立場もあるのでアイリスは自分の意思で寮に移る事になった。
翌日、学園では実力不明の蒼を責める空気が、さらに紫から理由は不明だが蒼の魔法吸収体質が消えてる事を聞く。 体質に関しては理由がわからないので知るのはマリアと桜子と紫、そして東生徒会の面々のみという事に。
そんな自分に失望する蒼だが鳴に慰められる、そんなある日の生徒会活動の後に出かける事になった。
今回はメリッサとターニャと共に、そして鳴とターニャのゲームの試合を見てメリッサは鳴が本気ではないと言う。
そしてゲームの大会にも出ないという鳴、蒼は落ち込んでいて気付けなかったが鳴のゲームへの本気度が落ちていた。
それを聞いて蒼曰く残念がるターニャ、しかしシャリーの尽力で頼まれごとなどをちゃんとする事に。
ゲーム大会当日、シャリーによってシードで出る事になった鳴、ターニャは自分の望みで予選から出ていた。
そして鳴の出番の目前になるが鳴は出ようともせずに何処かに行こうとするので、追いかける蒼。
理由を聞くと、鳴は戦いの勝敗で周囲が何か言われる事に恐怖を感じる様になっていたのだった。
しかしゲームが好きな素直な鳴になって欲しい蒼は鳴を慰め、鳴も蒼がいるからと大会に出る事にした。
出場した鳴は勝ち続け遂に決勝のターニャとの勝負、勝負は今回は僅差で鳴が勝利する事が出来た。
しかし実は蒼が鳴を慰めてる時の音声が会場にマイクを通じて聞こえてた事を知り、表彰式が終わり次第逃げ出す。
本気で挑んだお陰かターニャともまた少し仲良くなる、それから大会も終わって週明けにとある噂が流れていた。
蒼の体質の消失に関してだった、体質が無くなったら蒼が学園を出るのではと思った鳴はマリアの元に蒼と向かう。
マリアは体質では無く魔力があるかないかで、学園長としては魔力がなくなったらそうなるとしか言えないという。
事情の知る東生徒会は話し合い、もう一度皆でマリアの元に向かうがマリアの一存では決められない事を聞く。
そんな時に西側が学食のメニューを権力を使って変える、不満の出る東だが今までを考えれば普通の事であった。
アイリスまで賛同しているのかと悩むが、何も考え無しではない事はわかっているので益々悩む事になった。
東側の一部の生徒がボイコットする騒ぎまで発展、どうにかしようと悩む所で何か思いついた鳴が蒼を呼ぶ。
鳴は氷室に頼み無理矢理ボイコットした生徒を風邪にして処分を無くす事には成功させた。 そして鳴は蒼と共に西側に生徒会大戦を申し込む、勝てば少し穏やかに、負ければ忠実な手先になる事を条件に。
ターニャはやり方を認めさせる為と了承、アイリスは否定的だが鳴は魔女にとって戦いとは魂に馴染むモノだという。
大戦が存在してなんだかんだ言いつつほのかやアイリスみたいな人も参加していた事がその証拠だと。
という事でマリアに戦いの内容を平等に提案してもらう事に、戦いは2vs2の勝負でターニャとアイリスが参戦。
アイリスはこの戦いが原因で東側生徒会を辞めるべきだと考えていた、東生徒はが身勝手過ぎるから。
そして戦いの日、秘密にしていたがシャリーから聞き出した氷室をほのかが聞き出してやって来ていた。
理由を聞くほのかに鳴は手を汚させない為、戦力の温存の為とほのか達に説明、ほのか達は応援として参戦する事に。
そしてマリアから大戦内容の発表、テーマを言葉にしてマイクを通じてぶつけ合う勝負となった。
蒼は魔力が少ないので攻撃に参加できず鳴がメインに、最初のテーマは有利に勧められたが2つ目から不利に。
ターニャとアイリスの協力により追い詰められる、そんな時に今回の事を嗅ぎつけた放送委員がやって来る。
さらに実況を開始、しかも生徒の元に流れているのだという、マリアも禁止していなかったので許可をする事に。
そして再開、テーマが代わり蒼たちの作戦もありターニャ達に一矢報いる事に成功をする。
しかしターニャは今回の戦いの勝利法を見出したの自分のありったけの想いをマイクに込め、巨大な魔方陣を生み出す。
アイリスがその身になって盾になり止められない事を理解した鳴はこちらもありったけの想いをマイクに込める。
そこでアイリスは放送委員の実況モニターと現状を見て、このまま魔法の衝突に巻き込まれた場合を推測する。
残り魔力の少ない蒼はその全てを無くしてしまうかもしれない、そう思って止めようとするが蒼は止めなくて良いという。
何故止めないという実況を見てた者にアイリスは皆の為に自分を犠牲にしてまで頑張っている事を叫ぶ。
そしてついに鳴とターニャの魔法が衝突、その結果両者ダウンで残されたのは蒼とアイリス。
アイリスは敗北を進めるが蒼は攻撃、簡単に打ち払うアイリスだが鳴が残していた魔法に不意をつかれてダウンする。 その結果東側の勝利、想いを聞いた実況を見てた者のターニャへの好感も増えた、しかし蒼は魔力を失った。
だが現状を見たマリアは今後必要なのは魔法を使える者と使えない者の架け橋と考え、生徒にする為尽力する事になった。
その後、東西生徒会で協力して運営していく事になって数日後、紫から蒼が鳴の魔力のみを吸収する体質になったと聞く。
元々無色だった蒼の体質が鳴によって変化、体質の消失は今の消失になるための前触れだったので、との事。
蒼の能力、『絆』は絆を結んだ相手の求めに応じて発現する、曖昧で順応性を備えているのだと最後に締めた。
それから蒼、鳴、ターニャ、アイリスの4人でゲーム部を設立、実は初めての東西の統一部活だった。
そして魔法によりより深く結ばれた鳴と蒼は仲良く、イチャイチャしながら過ごすのだった。
◎氷室(アナザーストーリー
蒼は自分の体質が判明して以来、教師の紫と自称助手の氷室と共に体質の研究を行っていた。
今回は魔力特性をリンクさせる手錠で氷室に蒼の魔力をする内容、という事で手錠を付けて実験を開始する蒼と氷室。
その結果、氷室が魔法を使えなくなってしまう、蒼の魔力に氷室の魔法が発現する前に食われてしまう為だ。
紫曰く魔力の循環で10日くらいすれば元に戻ると推測、責任を感じた蒼は氷室の世話をする事になった。
翌日、2人で登校しているとシャリーが2人の関係を邪推、氷室がからかった結果シャリーに襲われかける。
魔法が使えない事は紫の責任問題になる為秘密にしたいという氷室を連れて逃げ出す蒼。
放課後は氷室を頼る生徒達の悩みを共に解決、氷室のそんな一面を知れた蒼だがそこにメリッサが現れる。
鍛錬中だったが最強を目指すメリッサが勝負を仕掛けてくる、しかし蒼が犠牲になって何とかなる。
その後氷室に膝枕されながら話す蒼、自分をどう思うか聞く氷室に優しい人や女の子扱いする蒼。
自分を魔王だの恐い存在だの言ってもそう言う蒼に氷室はメリッサにやられた傷が治るおまじないと言って頬にキスする。
そんなある日の放課後、氷室と蒼の前で強盗が現れ、蒼が立ち向かおうとするが氷室が魔法で解決する。
氷室は既に魔法を使える様になっていた、その事を指摘すると氷室は逃げ出してしまい追いかける蒼。 追いついた所で氷室は普通にちやほやされるのが嬉しかったからと、黙って連れまわしていた事に責任を感じていた。
しかし蒼は氷室といて楽しかった事、ずっと続けばいいと思ってた事を告げ、それを聞いた氷室は信じさせて欲しいとキス、
その後生徒会室で繋がり恋人になった2人、翌日には氷室のリークで恋人になった事は学園中に広まっていた。
少し実感の湧かない蒼だったが、氷室との恋人関係は幸せで、ゆっくり自分たちのペースで進んでいこうと思うのだった。
◎メリッサ(アナザーストーリー
とある週末、蒼は人の集まりを見つけ何事かと思うと大食い大会であった、しかもメリッサが参加していた。
メリッサのせいで蒼も参加する事に、全員初心者だった事、メリッサも意外と微妙だった事もあり優勝する蒼。
それからメリッサに勝負を挑まれ続ける蒼、生徒会大戦でもその身一つで戦える蒼は意外と身体能力が高かった。
そして直接的な勝負では無かった事もあり勝ち続ける蒼、そんな事でメリッサとの交流が続いていく。
真っ直ぐなメリッサに好意を持っていく蒼、メリッサも交流を続けていく中で蒼を意識していた。
その事に気付いたシャリーはメリッサを納得させる為にセコンドとしてメリッサに協力する事にする。
そしてシャリーの指示でメリッサは胸元に蒼を抱き寄せ、そのまま蒼はダウン、シャリーはメリッサの勝ちと言う。
さらにシャリーが流した噂のせいでスケベ人間とされる蒼、お陰で一人でいた蒼の元にメリッサが現れる。
メリッサはあんなものは勝ちでは無いと言い、興奮して色々と混乱したメリッサは暴れ出すも気絶してしまう。
仕方なく西生徒会に連れていく、シャリーには謝罪されてアイリスにも心配されたが先に帰す蒼。
目覚めたメリッサは蒼が自分を振り回しているといい、蒼はどうしたいかと聞かれて仲良くしたいと答える。
メリッサは自分が好きなのかと聞くが蒼もハッキリとはしていない、そんな蒼に胸を揉んでトキメけば分かると言う。
そしてメリッサにキスされた蒼は好きなのだと自覚、そのままメリッサの言う勝負という形で繋がり2人は恋人になる。 翌日、メリッサは蒼をどうすればいいのか悩み、蒼と会ってトレーナーという関係に落とし込む事にした。
そして2人でメリッサが最強の魔女になる為に歩んでいくのだった。
◎ターニャ(アナザーストーリー
ある日、野良猫と戯れるターニャに会う蒼、よくわからない存在だったがターニャの笑顔を見て何となく気になる蒼。
それから猫とターニャに会いに行く蒼は段々ターニャの可愛さを感じ、ターニャも自分に構う蒼を意識。
そんなある日、鳴に構われた蒼はターニャに会わせたらよいと思いつき、いつもの場所に鳴を連れて行く。
しかしターニャはおらず猫がいるだけ、猫を気に入った鳴が連れて帰ろうとすると何処からかターニャの魔法が放たれる。
蒼は何とか誤魔化し猫を連れて帰ろうとするのも止め帰宅、その夜にターニャから非通知で公園に呼び出される。
何故鳴を連れて来たかと言うターニャに蒼は鳴と仲良くなって欲しいと考えていた事を伝える。
それを聞いたターニャは鳴と仲良くなる為に自分に近づいたのかといい、そのまま魔法を使って立ち去っていく。
翌日、鳴がターニャに嫌がらせを受けて遅刻、怒った鳴はターニャを探すが自分が原因と思う蒼がついて行く事にする。
結局鳴がターニャを見つける事は叶わなかった、その後いつもの場所に向かった蒼はターニャと猫と会う。
そこで蒼はターニャに仲良くしようとしたことに鳴は関係ない事を説明、そしてターニャへの想いをぶつける。
それを告白と受け取ったターニャは蒼にキス、混乱する蒼はターニャに部屋に連れ込まれて繋がってしまう。
元々蒼も好意を持っていたので恋人、まではいかないが特別な関係になった2人、ターニャ曰く嫁。
蒼はターニャの趣味に染められていき、ターニャは恋人としては認めてくれないもイチャイチャする2人であった。 ◎シャリー(アナザーストーリー
ある日、いつも通り女性とはかくあるべしという事をネットを介したテレビ電話で妹のディアナに教えていたシャリー。
そんな時ディアナがシャリーの彼氏に会いたいと言う、そんな話をした事は無いが完全にいると思っているディアナ。
学園は魔女、つまりほぼ女子校みたな状態なので当然男との出会い等ないシャリー、だがついいると嘘をついてしまう。
そこでシャリーは蒼に頼む事に、承諾した蒼は意外と鋭いらしいディアナ対策でデートをする事になった。
翌日、シャリーの初心な所や意外と可愛らしい所に惹かれていき、シャリーも初めてで意識しまくりの状態に。
そしてディアナとのテレビ電話に、ネットが繋がればいいと言われたので蒼は自宅に招きそこでする事に。
その途中、ディアナの質問で蒼はシャリーをどう思ってるか伝え、そして無事に誤魔化しは成功して解散する事に。
自分への想いを聞かされたシャリーは蒼に惚れ、数日後の生徒会大戦においてシャリーは精彩を欠きそれが原因で敗北。
全員蒼が原因と言い、そして蒼ももしかしたらと思い、その夜にシャリーから電話で生徒会を辞任する様に言われる。
シャリー曰くそうじゃないと付き合えないから、蒼は自分に惚れていると思っているシャリーを好きだと思う蒼。
しかし生徒会は辞められないというと既成事実だとキスしてくるシャリー、そしてそのまま家に連れて帰らされて繋がる。
そうして恋人になった2人、シャリーは幸せに蕩けており、蒼はそんなシャリーに惹かれているのだった。 ◎登場人物&簡易版
・反田 ノラ:パトによって猫に変えられた青年、キスで猫と人を行き来する
・パトリシア=オブ=エンド:冥界の皇女で三姉妹の次女、勉強好き
→パトが愛を知った事で命を得てしまって色々問題発生。
向かってくる姉妹を落として、最後はノラが冥界の人になる事で解決
・黒木 未知:責任感の塊みたいな幼馴染で学園一の風紀委員美少女、重い(恋愛的に
→母親の呪縛で悩むもノラと周りの説得で解決、しかし母の 再婚相手に問題あり。
それから救ったノラが一度は死ぬも未知が死神になって冥界にいって連れ戻す。
・夕莉 シャチ:ノラに拾われた少女、爆発的な力を持つ
→ノラの母親代わりが目的だったらしいが想いをぶつけて恋人に。
実は天界の落とした天候操作できる凄い奴だけどイチャついてたら問題無し
・明日原 ユウキ:後輩ギャルなバイト少女、実はノラ達と同い年
→昔の因縁で大切にしたものを傷つけられるがそれを知って守りたいと思うノラ。
ちゃんと恋愛的にも好きになり恋人に、ユウキ本人もそういうのに負けない覚悟する
・ナレーション:ぶっちゃけノラ母こと、反田幸子 ◎共通
死者の魂彷徨う世界、冥界に住むパトリシア=オブ=エンド(パト)はとある使命、
冥界の滅びを食い止める為、地上の者たちに『死』を思い出させる為に地上に向かう。
そうして桜ヶ淵にやって来たパト、そして桜ヶ淵に住んでいる反田ノラ(ノラ)。
ノラは昔拾った爆発的な力を持つの少女、夕莉シャチ(シャチ)と共に住んでいた。
パトの方は冥界の者なので命溢れる地上にやられて魔法も使えずに倒れていた。
そしてそれを見つけた通学途中のノラ、そして介抱されたパトは何とか回復。
助けたノラに事情を話すパトだが、ノラはパトが危ない人にしか見えず無視しようとする。
しかししつこく付きまとわれ、さらに途中で拾ったエロ本を命の魔導書と誤解するパト、
そんなパトに頼まれコンビニでエロ本を買う事に、そこで明日原ユウキ(ユウキ)と会う。
知り合いのユウキに色々言われるも何とか購入、そしてその後話し合い別れる事に。
しかしパトはノラを意識し、パトを追ってきた姉のルーシアの警告を無視して学校に向かう。
その後学園で風紀委員の黒木未知(未知)と会い、呼び出し手紙を貰うが囮捜査だと思うノラ。
未知は告白の練習だと説明、どうも級友の相談に乗りたいが恋愛に関してわからないと言う。
未知と別れた後悩むノラ、そこにシャチが現れ後ろに付いてきた謎の機械を使って色々説明、
練習と称し本番になるとかさらにノラを悩ます、とはいえ結果として待ち合わせ場所に向かう。
そして屋上、そして未知の告白を受けるその寸前、そこにパトとルーシアが現れる。
告白を詠唱と勘違いしてるパトは詠唱を教えようとするが未知の告白が気になってやめる。
そしてパト達に応援された未知は再度告白、しかし断るノラに落ち込む未知。
それを見たパトは今度は自分がすると言う、パトとルーシアは告白を魔法と思っていた。
そしてルーシアから魔力を借り、未知からは恋愛研究したというノートを借りて告白。
それを聞いた未知は恋愛に関して何か感じ分かったようで級友の元に向かう。
一方でパトは先程の告白が原因でノラを意識、そしてノラに告白とキスをする。
しかしその直後倒れるパト、ルーシア曰く今の詠唱で力尽きたらしくパトと共に去っていく。
そしてその直後にノラは猫になった、パトを追いかけようとするが上手く身体を動かせず、 猫になった事で様々な危機に陥り疲労困憊、そんな時目の前に酔っ払いに絡まれる未知。
ノラは猫の身体で助けに入るも蹴飛ばされてしまい、それを助ける未知。
ノラが気が付くと未知の家にいた、そして未知に世話されるノラ、そして未知にキスされる。
その直後、人間に戻ったノラ、混乱する未知だが偶然にも再びキスをすると再び猫になる。
冥界に戻ったパトたち、今度は末妹のユウラシア(ユウ)も加えて3人で地上に向かう事に。
ノラは未知と共に帰宅、ノラを探すシャチに猫になったノラの事を説明するが伝わらない。
シャチはノラを探しに行こうとするが未知の説得もあり登校する事になった。
一方でノラを探すパト達3姉妹、そして未知といる猫にノラを感じるが本人はいない。
しかしユウの発言で猫がノラで、その原因がパトがキスして眷属にした事だと推測する。
学園で授業を受ける未知と別れたノラはユウと会う、そして色々ユウの機嫌を損ねてしまう。
そしてユウにやられそうになるも偶然近くにいたユウキに拾われて何とか助かる。
その後、ユウキと別れて未知といるとルーシアが現れ、剣をその手に襲ってくる。
しかし猫の可愛さにルーシアは諦め、一度パトの元に連れて行って人間にしてから殺す事に。
その後何とかパトとユウを発見、ルーシアと未知も加わって人間に戻してもらおうとする。
しかし分からないパト、だが一度戻った時の事を話すと何か理解したらしい3姉妹。
そしてノラはキスをすれば元に戻れるのではと思う、殺そうとするユウとルーシア。
唯一ノラの言葉を分かるパトは上手く2人を説得、そしてキスをして元に戻るノラ。
しかし裸で元に戻ったのでその場にやって来た他の人物にも見られて変態扱いされてしまう。
その後、事情を知らない人にはパトは家庭教師だと説明、実際に魔法を教わる事になった。
現状キスでしか猫と人の行き来が出来ないから、数日後に学園に編入してきた三姉妹だった。
(ノラ達の友人としてノブチナ、田中、井田の3人がいる
◎パトリシア=オブ=エンド
三姉妹の世話をする事になったある日、シャチに自分が猫になる事を話す事になったノラ、
こうして話す機会をくれたパトに何か送り物をしたいと思ったノラは辞典を送る事にした。
代々反田家で引き継がれている物だが使わないよりは使う人の元へと考えて。 それ以外にも色々な辞典を渡し、勉強熱心なパトはそれらを使って色々と学んでいく。
そんなある時、友達とは何かと悩むパト、説明したいが上手く伝えられないノラ。
友達とは手を繋ぐものだと手を繋ぐと何故かパトから衝撃が発生したが理由は不明。
友達の説明で悩んでいる内にパトは何処かに消え、学園から人が殆ど消えていた。
残っていたのはノラ関係の人々のみ、骸骨まで現れ取り敢えず全員で逃げ回る事に。
パトが原因だと分かったノラとシャチは残り皆に説明、急いでパトを探す事にする。
そしてパトを発見、パトは友達がいなくなったら探す者だから今回の事をしたという。
その事で喧嘩するも仲直りし、ノラの友人たちとパトは友達になるのだった。
そんなある日、パトたちの親の冥界の母がパトのあばらの数が減っていないか聞く。
特に問題を感じてないパトは大丈夫と答え、それならと冥界の母もパトを見送る。
それからパトは海に触れ、そして海がなくなれば人を滅ぼせると考える。
そしてそれをノラに言うと、ノラは勉強してる時のパトの方が好きだと答える。
その後、ユウキ主催の三姉妹の歓迎会の帰り、パトはノラとしてドキドキする事を伝える。
しかしノラが猫に惹かれるのを見て胸が締め付けられるパトはユウキに相談
(ノラは眷属、猫でいる期間が長引いている為に感性が猫に近づいている。
ユウキは嫉妬だと説明、そこでノラに聞いてみようとするがノラは雌猫を口説いていた。
流石にヤバいと思う面々、ついにノラはキスも無く猫へと変身して逃亡する。
しかもそれを友人たちに見られてバレてしまう、と言う事で元に戻す為にノラを探す事に。
見知らぬ雌猫に粗相するノラに嫉妬爆発のパト、ノラは雌猫を追いかけて暴走。
それでも何とか捕獲、パトは自分の想い、自分が好きという気持ち、冥界に帰る事を告げる。
しかし最後は全員の協力で人間に、そしてキスしても猫になる事はなくなった。
そして三姉妹は冥界へ帰還する、と思いきや何故かパトだけは帰る事が出来なかった。
一方冥界では大きな揺れがあったらしい、そしてユウはパトが戻れない何かに感づいていた。
翌日、冥界に帰れなかったパトだったが落ち込む所か、何故か以前より明るくなっていた。
疑問に思うノラ、そこにルーシアがやって来て、パトが帰れないのは胸の音であるという。 それは命の音、それを止めれば帰れるというがパトは死ぬのは嫌だと答える。
その夜、パトはノラと一緒に寝る事を願う、そしてパトとノラはキスをする。
翌日、ノラの前にルーシアが現れて何が一番か考えると言った。
地上に残り、子供に馬鹿にされても勉強をし頑張るそんな姿にノラはパトへの好意を自覚。
そして告白、パトは待っていたと受け入れる、という事で翌日にお付き合いに関して説明。
それからイチャイチャする2人、2人ヤった結果何故かノラから猫の尻尾が生えた。
一方で冥界の母はパトが今、その胸にハートを宿しているとしりそれがあると危険と言う。
それこそ冥界まで滅ぶ、それを聞いたルーシアはパトのハートを止めようとする。
そして地上でパトのハートを一度は止めるが、ノラを見た瞬間に動き出すハート。
もう一度行うがまた動き出すハートにルーシアはノラの命を狙って追いかける。
その途中、池に落ちた子猫を助けに飛び込むルーシア、そしてそれを救うノラ。
雨も降っていた事もあり水に弱い冥界の住人のルーシアは気絶、ノラは家に連れて帰る。
そしてパトからルーシアがパワー型なのは昔パトを救う為に魔力を失ったからと聞く。
目覚めたルーシアからパトへの想いを聞く、そして決闘の約束をするルーシアとノラ。
そうしないとパトを連れて帰れないからだ、決闘は翌日でパトからも頼まれる。
そしてルーシアとの決闘、その前にパトがルーシアが負けたらノラの剣で突かれる事を提案。
驚くノラとギャラリーの友人達だが、まさか了承するルーシアにさらに驚愕。
場所は校庭で勝敗はノラが拳を当てるか、ルーシアが剣を突き刺すかとなって勝負が始まる。
当然の如く優勢のルーシア、尻尾も切られて絶体絶命になるノラ、そして最後の瞬間。
ルーシアは自分は最大の技で止めを刺そうとするがそれが原因で校庭のスプリンクラーが起動。
お陰で力を失ったルーシアにノラが攻撃を当てて、ノラの勝利で決闘は終わる。
そしてノラは互いにパトを大切に想っている事、そしてルーシアも守るから信じてくれと、
いい感じに終わりそうになるがそこにパトが現れ、ルーシアをノラの剣で突く様に言う。
即ちヤれ、パトはルーシアにもノラの良さを知って欲しいと言い結果としてヤる。 そして共にパトを想う者でありずっと観察していた為に意識していたルーシアもハートを宿す。
パトもルーシアも帰って来ない冥界、冥界の母はユウにパトたちを連れ帰る事を託す。
ユウはノラを魔法で猫にすると動物病院に連れて行って去勢しようとしてくるので逃走。
そこにパト登場、ユウはパトたちがヤッているのを見て虐められていると思っていた。
パトがノラを人間に戻すもそこにユウの魔法が、その結果ノラは賢者(性的)になった。
そして性欲0にで何処か神々しいノラを置いて、魔力の無くなったユウは冥界に帰っていった。
翌日、ユウの思惑通りパトのハートは止まるが予想以上の落ち込みに連れて帰る事すら不可。
パトは落ち込むも何だか怒りがこみ上げノラを磔に、その状態にユウも怯える。
パトは最後に四肢をもぐ時間が欲しいとユウを遠ざけ、そして最後のチャンスを作る。
そしてパトはノラを誘惑して性欲を蘇らせる事に成功、元に戻ったノラとパトはユウの元へ。
パトはユウにノラに謝れと言うが拒否、その結果凄く怒られてしまったユウは逃げ出す。
そこをノラが発見、実はユウは冥界では誰にも見られてない事を寂しくと思っていた。
しかし地上ではユウを見てくれる人はたくさんいた、という事で後日ユウと出かけるノラ。
姉がしてない事をさせてあげる為、そうして自分だけの思い出が出来て元気になるユウ。
そして最後にユウともやる事になったノラ、パトはルーシアの時と同じでOKらしい。
そうしてユウもハートを宿し、冥界の母の元は静かになって数日が経った。
地震があったと思いきや地上に冥界の城が出現、ノラと三姉妹は急いで乗り込む。
そして冥界の母と対面、そしてノラにイチャイチャな三姉妹を見た冥界の母。
パトは地上にいて感じた事を伝えるが冥界の母は家に帰れないから満月まで待つと言う。
ノラとパトは2人で話し合い、そして2人の想いを手紙に乗せて冥界の母へと送る。
死ぬまで一緒にいて、死んでからは冥界で過ごす、そんな手紙を貰った冥界の母が来る。
そしてパトのハートを止める冥界の母、しかしパトはノラのキスで再びハートを動かす。
そして自分の想いをぶつけるパト、その後は家にいた友人たちも含めて皆でご飯。
食べれはしないが振る舞いに感謝するも、結局愛とは何かは分からない冥界の母。 冥界の母は理解する為にノラとパトのデートについて行き、パトの料理を食べる。
そして冥界の母は告げる、死んだ者が生き返る時に大きな力が動くという事を。
ノラもパトを蘇らせる為に心臓の音が徐々に小さくなっていき、世界は雨が止まない。
そしてついに猫になったノラはパト以外の全員に告げて反田家を出た。
しかし直前で気づいたパトがやって来るこの現状が自分のせいだと気づいたのだった。
ノラは自分が冥界に行く事で全てを解決する術を探しに行くのだった、当然止めるパト。
それでもノラは再会を約束して冥界に向かう、ルーシアとユウも一緒に。
それからノラは冥界で1000年の時を過ごし地上へ、尚地上では3日しか経っていなかった。
そうしてたくさん迷惑かけながらもノラはパト共に末永く幸せ過ごしていくのだった。
◎黒木 未知
ある日、試験での点数がダメで追試になったノラは未知に勉強を教えて貰う事になった。
最初は駄目だったノラだが、ノラが最近興味を持つ猫に紐付けて勉強させる事を思いつく。
そして追試は無事成功、一方でノラを元に戻す勉強をしていたパトはその方法を完成させた。
そしてその方法を聞いたノラは未知を呼ぶ、何故なら女性のキスが必要であったからだ。
パトは詠唱をする為に駄目、恋人じゃないのにと未知は断るも気になってしまう。
数日後、ノラも流石に無理やりだったと未知に謝る事に、と言う事で未知を誘う。
そしてノラは雰囲気を出し、周りとの協力で未知を楽しませる為に得た手品も披露、
雰囲気は完全に告白、未知も猫の時に助けてもらった事とかもあり、恋人になる事に了承。
しかしノラの目的は猫に戻る為のキスだけだった、その事を知った未知は絶叫するのだった。
そして実行となるが今度は未知が猫になってしまう、パト曰くノラの眷属になったらしい。
急ぎ元に戻す方法を探しに冥界に戻る三姉妹、という事でキスして人間に戻すノラ。
当然裸で戻るのでひと悶着あるもそのまま解散、それから互いに何だか意識した状態になる。
そんな時、学園では盗難事件発生、そんなタイミングでノラと未知は事故でキスして猫に。 ノラと猫になった未知がいる時に風紀委員に問い詰められたノラは未知を凄い猫と説明、
そんな猫と一緒に盗難事件を解決すると言って誤魔化して何とかする事になった。
そして野良犬が死んだ飼い主の為に集めている事がわかり無事解決、未知の家で元に戻す事に。
何とか元に戻すも黒木母に未知と家にいた事を見られてしまう、黒木母が苦手なノラ。
とはいえ表面上は穏やかなので大丈夫なのかと思うノラと、何やら深刻な未知。
翌日、パトが未知を元に戻す魔法を完成させてやって来たので再びキスで元に戻す事に。
しかしそのタイミングで友人たちがやって来てタイミングがズレてノラは再び猫になる。
しかも今度は誰の眷属でもなく、人間状態でも尻尾が生えている状態になってしまった。
その上、他の友人たちにもバラす事になった、そして今度は協力して戻す事になった。
しかし当日に未知は来ず、さらに翌日は学園を休む、ノラが未知の家に行くと部屋にいた。
未知は自分をアクセサリーの如く扱う母の扱いに縛られており、ノラに当たってしまう。
それを聞いたノラは人の言葉を忘れる、翌日の学園でノラが盗難事件の犯人扱いされる。
未知も呼び出されるが黒木母がいたために何も言い出せない所か関係まで否定してしまう。
夜、未知はユウキのバイト先へ、家から出る為にバイトがしたいというが説得するユウキ。
翌日、パトと話す未知、パトも母に心配されてるがそれは母が自分の母の証だからと、
そこにはノラを戻す為に皆が集まっていた、未知が来なかった日からずっと待っていた。
そして未知は決意する、そして未知はノラへの想い、そしてノラへの告白を行う。
でも自分と母が不幸にするからこれが最後だと言ってキスをする、そして人間に戻るノラ。
今度はノラが想いをぶつけて告白、未知もそれを受け入れてちゃんと恋人になるのだった。
ルーシアは驚いたがパト曰く、実は元に戻す魔法は済んでおり、後は未知の気持ちだけだった。
そして再びキスするがノラは猫にはならなかった、とはいえ問題は色々と山積みだった。
未知は学内では話しかけてはいけないというが、学内以外での未知の自由時間は全く無し。
その事で色々ぶつけ合うも、未知が黒木母を恐れて今回の事になったという事がわかる。 ノラは2人で頑張っていこうとなる、それからは学内でのお付き合いも公認となった。
意外と重い未知と付き合っていくノラ、一方で未知の家に黒木母が見知らぬ男性を連れていた。
さらにパトから命の魔法=ヤる所を見せてくれと頼まれるも当然それは断りたい。
取り敢えずヤるのは見せないけどデートはしたいと思う2人、しかし黒木母から用事があると。
理由は以前見た男性との食事とか、落ち込むノラとパトは黒木母を説得する為に未知の家に。
しかし黒木母は反対の上に警察まで呼ばれてしまう、帰宅後シャチは家に未練がないと推測。
一方で未知も黒木母を説得しようとするが無駄、しかも最近よくいる男性と再婚すると言う。
何故黒木母は良くて自分は駄目なのか、そう思い落ち込む未知の元にノラが窓からやって来る。
再婚相手の視線もヤバい事もあり落ち込む未知を励ますノラ、そこに三姉妹までやって来る。
ノラが家を出るのを見ていたらしい、命の魔法を見たがる三姉妹に仕方なく事情を説明する。
するとパトは従うだけは駄目、反抗すると同時に恩返しもすれば、2人で挑めと未知に言う。
そんな時黒木母から引っ越すという話が、未知は黒木母が再婚相手に恋していると気づく。
何故なら今の自分と同じ声をしているから、そしてその事をノラに話す未知。
黒木母に頑張って反抗する未知、ノラももしもを考えてユウキに頼みバイトを始める。
未知の反抗はさらに進むが周りの説得を受けて認められる方向に意思を向ける事にする。
未知は黒木母の誕生日にケーキを、ノラはマナーの勉強をして遂にその日を迎える。
しかし二人とも断られる、ノラは黒木母にもっと未知と一緒にいて欲しいという事だけ伝える。
それでも未知は友達の言葉もあり黒木母を認めていこうとする、その為に努力する。
しかし引っ越ししていないのに未知の家が売りに出され、再婚相手の未知への挙動も怪しい。
そんな時に未知の家から電話、しかし声は無く危機なのだと感じたノラはパトに願い猫になる。
しかし何度も猫になったノラは日が落ちるまでに戻らないと猫から戻れなくなる、それでも。
そして再婚相手に襲われる未知の元へ、蹴り飛ばされるノラ、その時に空が異様な状態。
ルーシアはパトかと聞くが否定する、そしてノラは化け物となって未知を再婚相手から守る。 しかし駆け付けた警官に撃たれたノラは海岸に向かう、それを追いかける未知。
そしてギリギリ目を覚ましたノラに愛を叫ぶもノラの魂は冥界へ、しかし未知は諦めない。
パトに死神にして貰い、冥界で戦い様々なコネを手に入れて、ノラの魂を冥界から連れ帰る。
気が付くとノラは病院に、そこでノブチナから黒木母の再婚相手が結婚詐欺師だったと聞く。
そこに黒木母、黒木母はノラ母に嫉妬していたのだと聞く、そして感謝と線香をノラ母に。
それから黒木母との関係も良好に、未知との関係も認められて万々歳、とはいかなかった。
未知はノラを助ける為に冥界で奮戦した結果、時々三姉妹から冥界の救援を頼まれるのだった。
普通にデートしたい未知は、ノラと共に三姉妹から逃げるのであった。
◎夕莉 シャチ
三姉妹の世話をする事になったある日、シャチに自分が猫になる事を話す事になったノラ。
それから数日後、シャチを拾った時の事をパトに話すノラ、それは小さい頃に浜辺で。
ノラ母が事情を聞いても知っている事は自分の名前くらいでしばらく預かる事になった。
その後の事も思い出すノラ、全天候型天候シミュレーターとシャチが自分の事を言ってた事、
実際にシャチは謎の機械を使って天気の予測が出来た、そしてそんなある日の朝。
事故からシャチとキスして猫になるノラ、シャチにキスしてと頼むが断られてしまう。
その後買い物でナンパからシャチを守ったり、何となく気になった玩具を買って貰ったり、
そしてお風呂、シャチは水着を着ていたが上がった後に裸を見て興奮したノラはサカる。
そのままシャチに襲い掛かりキス、その後説教されてしまうノラであった。
それからシャチを意識してしまうノラ、そんな時にシャチにテレビから取材の話が。
という事で家族構成を出してくれと言われたシャチはノラの母と書いてもいいかと聞く。
シャチは昔ノラ母によろしく頼むと言われてからノラの母のようになる為に頑張ったらしい。
その事に驚き怒るノラ、シャチも全く譲る事は無く、さらにテレビの取材に関しても喧嘩。
それからテレビ出演オメデトウ会とかもやるがシャチとノラの関係は気まずいまま、その日に。 ノラは近所の子供たちの勉強を手伝っていたがそこに友人たちが、シャチが倒れたらしい。
ノラは急いで帰りシャチの世話、そしてシャチがやっていた家事を代わりにやっていく。
寝ていたシャチが目を覚ますと誰もおらず、ノラを探して家の中を歩き、そして外に出る。
ちょうど帰ってきたノラに一人にしないでというシャチ、ノラも自分の想いを伝える。
喧嘩になったのは大切だから、自分なりのやり方でシャチを大切にすることを伝えるのだった。
それからしばらくしてシャチが出たテレビの放映、そこでノラはシャチの事を、
とそこで台風の情報で結局ノラがシャチをどう思っているかはわからなかった。
それを聞くシャチをノラは砂浜まで呼び出す、そして母親は無理だから嫁になってくれと言う。
そして好きだと告白、シャチも受け入れて恋人になるのだった、しかし問題があった。
キスしたら猫になる事、という事でパトに相談して一時的にキスをしても大丈夫な道具を貰う。
という事でヤっちゃった翌日、シャチの背中の機械が単独で動いてノラに話しかけてきた。
機械はユーリと名乗り、シャチをオルキヌス0001番と、天界の落とした環境装置と言う。
天界とは冥界とは逆で地上が命で溢れる事を良しとし、その為に環境は大切だと考えた。
そこで環境を計測しコントロールする装置を開発、それがシャチだという。
会話できるようになったのはシャチが愛のセンサーを感じたからで、早い話ヤったから。
そこに友人たちもやって来る、そして食事後にユーリはシャチに天界に帰る様に言う。
当然断る皆、ユーリは本来シャチに人格は無かったが反田家が原因で生まれたらしい。
幸せにすると宣言するノラに、ユーリはシャチを悲しませないなら問題は無いという。
今やシャチは人格の発生に伴い星と同期、シャチの感情が天候と一体になったのだった。
しかしシャチを天界に帰す事は出来ない、という事でユーリもシャチを連れて行くのは止める。
それからノラとシャチはイチャイチャしながら過ごしていくのだった。
◎明日原 ユウキ
ある日、ユウキが寝ている場面を発見、パト曰くいつもより生気がないのだという。 事情を聞くとバイト先の猫喫茶の猫が減って大変、世話になってるパトとユウに言われ猫に。
そうして手伝っていると携帯を見て溜め息をつくユウキ、どうも男性に粘着されてるらしい。
しかもユウキが自分の事を好いている事を知ってしまうノラ、混乱するも何とか過ごす。
その日だけでは無く何日も猫の姿で猫喫茶で働く事になったノラ、そこの猫とも仲良くなる。
そして店内の猫の一匹、マゾボが妊娠している事を知るノラは何かと世話を焼く事にする。
人間の姿でユウキに相談すると、マゾボはユウキが捨てた猫である事が判明する。
昔育てていて捨てた猫、それがこの店にいると知ったユウキはここでのバイトを始めたのだ。
猫になってマゾボに事情を聞く事に、マゾボはユウキを守れるならとその時の事を話す。
捨て猫だったマゾボはユウキに拾われた、しかしユウキに嫌がらせをする人物がいたのだった。
マゾボはその人間に嫌がらせを受け、ユウキは同じ事が起きないように捨てたのだった。
そしてマゾボは人間に戻れると知ったノラにユウキを守る様に、来ない様に言って別れる。
その事をパトに相談、ユウキは自分の暗い所を見たくないから明るく振る舞っているのだと、
そして次の猫喫茶の猫の日を最後に働くのは辞める様に言う、ノラは人間なのだから。
そして最後に日、無事に終えてマゾボも子供をちゃんと産む事が出来た、そしてその帰り。
ノラは猫の状態でユウキと帰る、ユウキはマゾボを捨てた事を後悔してたがマゾボは違う。
守ってくれた事を感謝していた、しかし猫のままでは伝わらない、そのまま語るユウキ。
ユウキが学園に合格した日、泣いた自分を抱きしめて頭を撫で、その時からきっと好きだと、
そしてユウキは今日のお礼と油断していたノラにキス、そしてノラはユウキの前で人間に戻る。
混乱するユウキの前にパトまで登場、ノラを人間に戻す方法が見つかったのだと言う。
翌日、事情を説明、そしてユウキの事を深く知ったノラはそのまた翌日ユウキに告白、
しかし振られて何故と思うノラだがそんな感じはしないと振られる、でもバイトはする事に。
ユウキに理由を聞くノブチナ、ユウキはまだ本当にノラが自分を好きになってはいないと、
そして自分と付き合っても迷惑がかかるからと言う、それから数日後にノラが猫でいた時。 女の写真で変身できる様になったので猫喫茶でノラが猫でバイトしているその帰り、
ユウキといるとユウキが不良女子に絡まれる、しかしユウキは頑張って不良女子を追い返す。
それを見て益々ノラはユウキと共にいるべきと考え告白、でもユウキは断る。
ノラが本気ではないから、そして自分と付き合うと迷惑がかかると思って。
そんな時ユウキに告白する人物が、不安になって後をつけるが良い人そうなので帰る事に。
そこで不良に絡まれるユウキと告白した人、ノラは湧き上がる感情に任せて不良に突撃。
結果ノラは停学に、そこにユウキがやって来て告白は断った事、そして感謝をする。
そんなユウキにノラは告白、ユウキを護るためなら何だって、しかしユウキは止める。
そしてマゾボの子供を見て、そしてその後散歩しながらユウキは自分の気持ちを伝える。
自分を傷つけられるのは仕方ない、他人に嫌な事をされても恨まない為に笑い続ける、
でもそれは力が一緒に笑って欲しい、そんなユウキに再び告白しようとするノラ。
しかしそこに友人達が来て連れて帰ろうとする、そんな皆にユウキはノラを彼氏と言う。
そして告白するノラ、それを受け入れて恋人になるユウキだった。
それからパトに頼んでずっと人間でいる為の魔法を唱えて貰いユウキとのキスで成功。
それからイチャイチャ、そんなある時ノラの元に見知らぬ女子が、どうも学校に通いたいとか。
そしてユウキといれない時だけその子と一緒にいてあげるノラ、しかしユウキは知っていた。
ノラと女の子が一緒にいる時の写真が送られてきたのだ、それも何度も何度も。
ユウキは騙されているというが、ノラはそれが本当に判明するまで一緒にいてあげるという。
結局騙されてボコられたノラ、当然怒り、そして心配をするユウキ。
そしてユウキは言う、自分と関わる事で周りが理不尽な力にさらされる、深ければ深いほど。
だから心配した、でも怪我してしまった、だからノラはユウキに謝る。
でも数日後、ユウキのバイト先の猫喫茶が襲われて猫たちが皆怪我して閉店となった。
首謀者を偶然見かけていたノラは完全に怒り、一緒にいた井田とノブチナとお礼参り。 首謀者はユウキに告白した男、実は裏で悪い奴らと組んでいる奴だった。
結果、3人は停学、その事で落ち込むユウキ、でもノラと皆の言葉で復活するのだった。
そして宣言する、何があってもずっとノラと一緒にいる事を、誰も捨てない事を。
それからしばらくして、襲撃された猫喫茶は修復されて猫たちの怪我も治った。
ノラとユウキはたくさんの人にささえられながらも未来に、前に進んでいくのだった。 ・明智久司朗:技術を能力と偽るうっかり中二病、世界を壊すとか言うけど根は善人
・奇稲田撫子:聖女に最も近いと呼ばれてる少女、子犬属性
→実は零月の人格を宿していた、しかし皆の協力で零月の人格を追い出す事に成功。
しかし聖女としての未来しかない撫子の為に、撫子の能力を消して撫子を自由にする。
・フィアナ=アストレイア:聖女騎士団の次期団長、名前と能力がネタバレだったりする
→妹のエルとの関係が微妙だったが、戦い、そして真実を知って仲良くなる。
能力が他人の能力を吸収する様になったのでそれを使い世界を変える事を決意する。
・サリー=霧宮:天才魔法少女、ごはんという猫を連れている
→実験として付き合うも本気で好きになったので恋人になる。
・西九条 綾媛:撫子の護衛、ちょいちょいエロネタを挿む
→羨望や憧れから恋に、そしてちゃんと自分の想いを自覚して恋人になる。
・エルアリア=アストレイア:咎人であるフィアナの妹、√によって出ない事が多い
→いつか久司朗がいなくなるかもというエルの不安をちゃんと解消する。
・オフィーリア=ランカスター:自称天才サリーのライバル、サリーには負けるが優秀
→記憶にあるパトリシアが好きかと思うがオフィが好きとちゃんと伝わり無事恋人に。
・明智光理&メフィスト:久司朗の妹と相棒の悪魔、二重人格みたいな状態
→撫子と共に黒幕である女神に辿り着くも世界の崩壊は止められず、
アナの模造品であったフィアナと共にアナを含む全ての聖女を救い、
サリーと共に世界の真実に近づきながらサリーを始まりの聖女に変え、
最後は女神を無事に打倒するも、女神の意思の塊が世界を危機に陥れるも解決。
最後は光理を選び世界に残る事になるか、メフィスト共に元の世界の戻る ◎共通
明智久司朗(久司朗)は妹の光理から自分が3日間行方不明になった事を聞かされる。
しかし記憶の無い久司朗、そこで光理から色々と教えて貰う事になった。
奇稲田撫子(撫子)、フィアナ・アストレイア(フィアナ)、サリー・霧宮(サリー)、
聖女、最も優れた力を持つ能力者、に最も近いと呼ばれるその3人と仲が良かったと聞く。
そして自分の通う学園が能力を持つ達、守護者の通う学園である事も教えられる。
学園で撫子、フィアナ、サリー、親友の西九条真之介(真之介)と会う。
放課後、学園から光理との帰宅中に殺気を感じる久司朗、光理の雰囲気も変わる。
そして気が付くと謎の場所にいた、そして光理では無い光理、メフィストと話す久司朗。
元の場所に戻った久司朗とメフィストは帰宅、記憶と殺気を放った襲撃者に関して話す。
そして記憶を取り戻す為に襲撃者と戦う事になった久司朗、他に手がかりは無いからだ。
学園に向かった久司朗は襲撃者、零月と対面、零月は久司朗がいると世界が滅びると言う。
そして追い詰められた久司朗、しかしそこで記憶と『高速思考』を取り戻す。
零月は一度撤退、そこに潜んでいたメフィストも現れ、全ての記憶が戻っていない事を話す。
翌日、記憶を取り戻した事を喜ぶ光理、メフィストとは二重人格みたいな状態らしい。
記憶を取り戻した方法は適当に誤魔化しつつ学園に向かう2人、そして途中でフィアナと会う。
何か既視感を感じる久司朗がフィアナに聞くと、フィアナは自らをアナであるという。
記憶を刺激するが思い出せない、昼休みには撫子とその護衛の西九条綾媛と食事。
そこで聖女を中心に考えられた世界に疑問、そして怒りの様な者を感じる久司朗。
放課後はサリーに勝負を仕掛けるオフィーリア・ランカスター(オフィ)の姿を見る。
その後サリーが天才の理由を聞く、それは能力を3つ所持しているからでありその3つは、
『修正天使』、『論理回路』、『鋼鉄乙女』、その3つの能力は酷く久司朗を刺激し気絶。
気が付くと自宅、久司朗は心配する光理を引っ込ませてメフィストを呼んで話し合う。 場所は謎の場所『悪魔図書館』、ありとあらゆる能力に関する知識のある場所だ。
そこでアナ、聖女、サリーの3つのギフト、そしてこのおかしな世界に関して話し合う。
そして世界を変える事を決意する久司朗、そこで3人の聖女候補を籠絡する事を思い付く。
それを聞いて「またかー」みたいな空気のメフィストを横目にテンション上げる久司朗だった。
翌日、真之介と出かけている途中に謎の少女に声を掛けられる、しかし少女はすぐに去った。
帰宅後、メフィストに籠絡相手に本気にならない様に厳重に注意を受ける久司朗。
◎都立弥生学園
撫子に接近する事にした久司朗、その顔を見ただけで何かを感じたからだ。
しかし次期聖女とも呼ばれる撫子の周囲は人沢山で、そして撫子も大変であった。
そして次期聖女として諦めを感じる撫子に久司朗は胸が刺激された。
撫子との接触を続ける一方で、護衛である綾媛とも関わっていく事になる久司朗。
ある日零月からの襲撃を綾媛の救援で助かる久司朗、綾媛曰く撫子に頼まれたらしい。
そこで久司朗はそれを理由に撫子達へとより近づいていく事にする。
ある日、零月から久司朗と離れる様に言われた撫子は急いでその事を久司朗に伝える。
驚く久司朗だが、零月は撫子との接近にその事を使用して関係が深まる。
そして打倒零月を計画、フィアナとサリーも呼んで夜の学園で決着を付けようとする。
フィアナとサリーと共にいた久司朗の元に零月が襲撃、『高速思考』の持ち主だと明かす。
いつの間にかフィアナとサリーから離され1人で零月と対峙、隠していた真之介まで防がれる。
そこに綾媛が来て何者かに襲撃されて撫子の姿が見えないと言われ、そして久司朗は気付く。
光理、の振りをしたメフィストが来てその答えを口に出す、撫子こそが零月であると。
そしてメフィストはこの世界を何から守る為に生まれたのかと聞くと零月は混乱。
その隙を突いて真之介と綾媛が攻撃をし、零月の意識は沈み撫子が目を覚ますのだった。 零月は沈んだ意識でメフィストに言われた事を考えていると、何者かに消されてしまう。
その後、久司朗はこの機会に撫子に告白ようと考える。
→真√1・弥生学園
撫子も久司朗が好きだったと受け入れて恋人に、そこで倒れた撫子を連れ帰る。
帰宅後、メフィストから零月の落とし物である能力を封じる針を渡されるも壊す久司朗。
それから撫子とイチャつきながらも、利用しようとしている自分に罪悪感を感じる久司朗。
撫子は久司朗との日々に幸せを感じずっと続けばいいと思う、その瞬間に何か胸がざわめく。
そんなある日、久司朗の前に零月が現れる、零月曰く今は精神体のようなものらしい。
そして撫子に宿るもう1つの存在、そして世界がループしているという事実を告げる。
零月は久司朗の力で世界だけではなくループするシステムそのものの破壊を望んでいた。
女神、それがこの世界を操る存在であった、そして零月は久司朗に後を託して消滅した。
そこに女神の声が聞こえる、そして女神は世界の終幕を告げ、空が赤く染まっていた。
久司朗は家にいた光理、メフィストと共に動く事に、撫子の家に向かおうとする。
しかし撫子どころか誰の家も覚えがなかった、そして色々と知らない事に気付く。
ともかく学園に向かう事に、だが学園に向かう途中で誰の気配も感じる事はなかった。
学園で西九条兄妹と会うも撫子は失踪していた、撫子に宿る存在が女神と確信する久司朗。
そこに撫子が現れ、何かしようとするがメフィストが久司朗を庇って消えてしまう。
そして撫子は女神と名乗った、真之介は久司朗と綾媛に学園の中に行く様に言い立ち向かう。
学園でフィアナ、サリー、オフィと合流、そして現状に関しての説明を行う。
そして急いで真之介の元に戻るが既に真之介は破れ、そこには女神しかいなかった。
女神は久司朗の『高速思考』に割り込み撫子の能力、『時間停止』に関して話す。
時間を超停滞させ無限に近い空間凍結を行う、『高速思考』に似ているでしょうと。 女神は相応しい場所で待つと言って去る、そこは屋上であり久司朗は向かう。
そこで女神から久司朗の記憶を奪った存在が自分だと答える、それがループの起点だから。
世界と世界の間を漂う久司朗を見つけ、興味を持った女神が自分の世界に招いたと。
そして女神との戦いが始まる、舐めてかかる女神を追い詰めていく久司朗達。
一方で撫子は心の底で零月と会っていた、そして女神の使う能力を解除する。
久司朗はその隙を突き女神の使う針、能力を封じる針を使って女神を倒す。
しかし世界の巻き戻しは間に合わず、気が付くと久司朗は撫子と共にいた。
だがそれは撫子が最後に能力で作った時間であった、そこで久司朗は撫子と話す。
そして撫子を幸せにする事を決意し、久司朗は聖女候補の中から一人を選んだその日に戻る。
→撫子√
撫子も久司朗が好きだったと受け入れて恋人に、そこで倒れた撫子を連れ帰る。
帰宅後、メフィストから零月の落とし物である能力を封じる針を渡される久司朗。
その夜を撫子と過ごして数日、久司朗は未だに針の扱いに関して悩んでいた。
これを使えば次期聖女に縛られる撫子の能力を消せる、その考えが消えないからだ。
撫子とイチャつきながら能力抜きで撫子が大切になっていく久司朗。
ある日、メフィストからこれからどうするかについて悩みがあるなら話してみてと言われる。
久司朗はあまりにも普通過ぎる撫子に大きな流れに巻き込まれている様な不安を感じていた。
メフィストは撫子への恋心から来ているのではと推測、そして久司朗が優しくなったと。
そして流れに関しては世界がそう出来ていると言う、そしてメフィストは別れを告げる。
既に久司朗の中に世界より大事なものが出来たからだ、とはいえしばらくはいるらしい。
そしてある日、綾媛に撫子が能力を無くしたらと聞いてしまう久司朗。
綾媛は、自由を得る代わりに家族を含む全てを失うだろうと推測する。 だが撫子が幸せなら、そう言う綾媛に久司朗も撫子の幸せについて考える。
撫子も久司朗の悩みに気付き話し、そして久司朗が自分と聖女に関して考えていたと知る。
それからも悩むある日、サリーと話し、撫子を攫う以外に撫子の意思は変わらないと言われる。
必要なのは撫子を聖女から落とすと言う覚悟、そして『悪魔図書館』へと向かう久司朗。
そして針に関してもう一度メフィストから話を聞き、久司朗は選択をする。
聖女を必要とする世界を撫子との幸せの為に破壊する事を、それを聞いたメフィストは去った。
そしてその日は撫子と2人だけで学園をサボり遊びまわる久司朗、そして最後に海岸へ。
そこで久司朗は針に関して撫子に説明、そして撫子を縛る今の世界を壊す事を宣言。
そして撫子に聞く、撫子は久司朗と一緒にいたいから自分の世界を壊して欲しいと言う。
そうして撫子は能力を失い、学園は退学、家からも放逐されたが幸せそうであった。
何故ならなくなったものばかりじゃないから、久司朗や光理に綾媛達だって傍にいるのだから。
それから時は流れ、聖女は決まらず、久司朗は世界を変える為に政治に関して勉強。
撫子は久司朗の一番すぐ傍で支えてくれて、共に幸せに暮らすのであった。
→綾媛√
しかし頭に撫子じゃない誰かが頭を過り、撫子を大切な友人であると言ってしまう。
その事に悩む久司朗、綾媛も底の知れない久司朗に関して意識をする。
ある日撫子から綾媛に関して相談される、曰く夜の黙って外出しているとか。
気になった久司朗はまずは真之介に相談、すると何やら事情を知っているらしい。
聞いてみるが久司朗には特に秘密と言われる、だが夜に外出している綾媛の姿を見てしまう。
話を聞いて気になったメフィストの策略だった、とはいえ気にはなるので追う事にする。
その先にいたのは組手をする西九条兄妹であった、そしてバレたので直接聞く事にした。
真之介曰く綾媛が自分を磨きなおしたいと言ったらしい、という事で見ておく事に。 そして一生懸命な綾媛の姿が気になった久司朗は明日以降も見せてもらう事にする。
それから綾媛とも話す機会が増え近づく久司朗、ついでに特訓にも付き合う事にする。
綾媛は夜の特訓の事を撫子に話す、そしてその理由、久司朗に羨望を抱いた事を話す。
それは日ごとに膨らみ久司朗の事を知りたくなっていると言う綾媛。
そんな綾媛に撫子はその原因を告げる、そしてある日の真之介がいない特訓の夜。
綾媛が特訓を続ける理由を聞き、綾媛と一緒にいれるからと言うと混乱した綾媛は転倒し捻挫。
なので久司朗が背負って帰る事に、その途中で綾媛の想いを聞く事になった久司朗。
撫子を守り助けた久司朗が羨ましい、と同時に久司朗が遠くに感じたので隣に並びたいと、
そして撫子からそれは久司朗を意識しているからと、綾媛は自分が久司朗が好きなのか聞く。
久司朗は自分からは何も言えないが聞いた事は忘れないと言って、その日は別れた。
撫子を手に入れ記憶を取り戻す、それが目的の筈なのに綾媛の事が頭から離れない久司朗。
だが学園でフィアナと話し自分の中の綾媛が大きくなった事に気付いた久司朗は綾媛と話す。
そして昨日の綾媛の問いには答えられないが、自分は綾媛を抱きしめたいと久司朗は言い、
綾媛も久司朗を抱き締めたいと抱き着く、そして互いに告白をして恋人になる。
それから綾媛とイチャつくある日、メフィストから別れを告げられる久司朗。
久司朗も気づいていた、何故なら世界よりも綾媛を選んだからそしてメフィストは去る。
それから久司朗は綾媛と共に撫子をさせていく、少しでも世界を良い形にする為に。
そして綾媛の幸せの為にも、綾媛の隣で戦う事を誓うのだった。
◎軍立聖エイプリル学園
フィアナを籠絡する事にした久司朗、その理由は聖女候補という訳だけではなかった。
その為にも何故自分に好き好きオーラを出すのか調べる事にする久司朗。
そこでメフィストを利用して光理の事に関して相談をフィアナにする久司朗。 しかしフィアナは久司朗が世界を変えようとしている事に気付いていた。
それを知った久司朗はその上でフィアナの事を知ろうとする、そこに現れる謎の少女。
真之介と出かけた時に会ったその少女、エルアリア・アストレイア(エル)、
フィアナの妹らしいがどうもフィアナの様子がおかしいので警戒をする事にする。
エルはフィアナの恋人を殺すと宣言、そしてエルは自身の能力について明かす。
『堕天神眼』、相手の施行を読み取り自身の思考を重ねる最高位の能力であった。
久司朗は咄嗟に無数の思考を重ねる、フィアナも本気になったので去っていくエル。
エルは家宝の聖盾を使い姿を消す、久司朗は思考を重ねたのが原因で倒れてしまう。
気が付くとフィアナの部屋で看病されていた、それは置いておいて『悪魔図書館』へ
そこでエルの能力について調べると、その能力が伝説と呼ばれる程のものだと知る。
本来ならそのまま聖女となる筈だったが咎人と呼ばれるエルに関して考える久司朗。
翌日、光理に現状を説明、そしてフィアナが護衛の為に久司朗の家に泊まる事になった。
翌日、フィアナと共にエルを待つ久司朗、そして久司朗の予想通りに現れるエル。
圧倒的に優位なエルは効果的な場面を待っているとの予想通りだった。
久司朗はフィアナに攻撃を命令、だが突如現れた零月に防がれるもこれも予想通り。
そこに援軍を頼んでおいた真之介が現れる、流石に不利を悟ったエル達は撤退する。
数日後、エルが久司朗を狙うのはフィアナの関心を引く為だと推測する。
今度は真之介以外にも助力を求めて待ち受けるも現れたのは零月だけであった。
フィアナの聖剣の力を解放した事もあり零月は撤退、しかしそこに現れるエル。
エルは久司朗より上手で光理を人質に、そしてエルの提案するゲームをする事になった。
久司朗とフィアナが光理を見つけたら勝ち、その前に零月とエルに見つかれば敗北という。
しかしそれも久司朗の予想通りだった、実は攫われた光理はオフィであった。
認識を阻害する能力を持つオフィ、そしてサリーが久司朗とは別に指示を出していた。 故に見抜けなかったエルと零月をフィアナと共に挑む、さらに綾媛も参戦。
零月を何か気づいた綾媛に任して、2人でエルと対峙する事になった久司朗たち。
真之介も参戦して有利に、しかしここで捕まえようにもその先に関してどうしようも無い、
そう気づいた久司朗、そこに綾媛をどうにかした零月までやって来てどうするか聞くエル。
だが勝利を確信した久司朗はエルに向かって宣言する、エルは能力を持ってなどいないと。
理由を付けて説明する久司朗、それを聞いてエルも無いのではなく手放したのだと明かす。
昔フィアナに能力を使った時にフィアナの中にいる何者かに押しつぶされそうになって、
それ以降は技術によって持っている様に見せかけていたエル、それを聞いて悟ったフィアナ。
そして零月は去り、エルも殺害を諦めて解決、学園は戦闘の結果壊れたので一時休校に。
今回の件でフィアナの傍にいるにはより知る必要があると考えて『悪魔図書館』で調べる。
その途中、フィアナの能力、『天恵技巧』がフィアナの話以上の情報が無いと分かる。
メフィストと話し、フィアナが世界丸ごと騙しているのではと考える久司朗。
その後、自宅でフィアナと話しているとエルがやって来る、そう調整したとか。
実際やった事は殺人未遂と脱獄だが特に被害は無し、との事もあってだった。
→真√2・エイプリル学園
その夜、フィアナと2人で学園の屋上に向かう久司朗、そこでフィアナの不安を聞く。
何を恐れているのか久司朗には分からなかったが抱きしめ、そして告白して恋人になる。
ある日、能力者かどうか調べる値、ジーニアス計測値に付いて聞いた時頭痛がする。
気が付くと『悪魔図書館』にいた久司朗はメフィストからノアシステムの名前を聞く。
ノア、刺激されるが思い出せない久司朗、メフィスト曰く記憶がロックされているらしい。
数日後、騎士団で多忙のフィアナに空きが出来たので皆でプールで遊ぶ事になった。
その帰り、先に出ていた真之介の元に人が消えるという事件が電話で伝えられる。 しかもそのタイミングで一緒に来ていたサリーの姿が見えなくなっていた。
二手に分かれて探すが真之介まで消える、状況が状況なのでメフィストに相談。
2人の強者を消す程の能力は無いらしい、そしてメフィストも何か動く必要があるという。
そして一緒に探していたエルとフィアナにその事を話すメフィスト。
エルは何かを察し、メフィストは今の久司朗には話せない事だと説明して別れる。
そして綾媛も消え、それを追って撫子も失踪、フィアナは何かの現象ではと推測する。
残った久司朗、フィアナ、エル、オフィで学園に向かうが途中でオフィも消える。
そしてエルも世界が壊れかけており解決できるのは久司朗だけと言って消えた。
残った2人は学園を探索、そして学園の屋上にて零月を発見、しかし何もしてこない零月。
曰く手遅れ、決着を見届けると何処かに去る零月、ともかく手がかりを探す2人。
そんな2人の前に光理が姿を現す、その時にメフィストから警戒を促す言葉が。
フィアナも光理に攻撃を仕掛けるが防がれる、そして今の光理の正体について言う。
そして光理の姿が代わり、フィアナはそれを聖女アナだと呼び、アナも肯定する。
アナは復活出来た事や何度も久司朗と会っている事、今の状況の原因である事も肯定。
アナは久司朗が目的と言い、そして話しながらアナはこの状況になったから復活したと分かる。
そしてこの状況を招いたのは消えたと思っていたエルだった、そして目的を話す。
この世界は大きな意志が存在しておりその意志の遊び場となっている、なら終わらすべき、
そしてエルは終わらせる為にノアを使ってアナを復活させたのだった。
しかしエルもアナによって吸収される、そしてアナとの戦闘が始まる。
『天目反射』、『実行不能』、『拒絶観測』、『日輪庭園』、『禁猟区域』、『唯我独尊』、
それに『修正天使』、『論理回路』、『鋼鉄乙女』、の3つを操るアナ。
久司朗は『高速思考』でその弱点を探っていき、徐々にアナへと迫っていく。
そして久司朗はわざと能力を見せるアナに、自分の『高速思考』を求めていると推測。 アナは肯定、曰く久司朗の能力は余りにも強力で発芽する事無く終わってしまうらしい。
そして『光速思考』に目覚めようというアナの言葉に何かを思い出しそうになる久司朗。
しかしそれをフィアナが否定、何かを知っている様だが話せないフィアナ。
そして久司朗はフィアナがアナ側の人物で、アナに『光速思考』を献上させるのが目的と推測、
答えないフィアナに正解と思う久司朗、しかしそれと関係無くフィアナと共にいたいと言う。
そしてアナが付け加える、久司朗を探す為に世界にばら撒かれたアナの因子の一つだと、
その為にフィアナの魂は久司朗に恋する様に設定されている欠陥品だと。
全て否定しきれず絶叫するフィアナ、そして私と一緒になろうと言うアナ。
しかし久司朗はそれを断りフィアナを選ぶ、フィアナもその言葉に立ち直る。
だがアナはそれを許せず『時空航行』を使用しようとする、それは時空間移動の能力。
しかしそれを防ぐ為、アナを含めた全てを救うために立ち向かう久司朗とフィアナ。
だがアナを撃つだけでは意味がない、救いある未来の為に限界を超えて『高速思考』を使う。
そして『光速思考』に目覚める久司朗、そして久司朗は解決の方法を思いつく。
他人を信頼出来ないアナでは出来ず、フィアナだからこそ聖女の最後の希望になれると。
そしてフィアナはその能力で『光速思考』をコピー、そして2人で使用する。
そうして辿り着いた世界の果てで、全ての聖女を孤独から救い出すのだった。
アナは叫ぶ、聖女としてずっと孤独であり、この世界は聖女を生贄にして成り立っていた。
故に許せないアナとの最後の戦い、フィアナはその力でアナから能力を奪っていく。
『光速思考』を得て完全になった『天恵技巧』が新しく生まれた結果だった。
そしてアナは人として成立した聖女であるフィアナに敗れ、救われるのだった。
しかし久司朗も限界を迎え倒れる、気が付くと『悪魔図書館』にいた久司朗。
そこでメフィストから久司朗が既に世界に固定出来ない存在になった事を聞かされる。
メフィストはまた久司朗を探し出して見つけ出すから待っていてくれと言う。 そして気が付くと傍にフィアナがいた、しかし久司朗は既に限界を迎える直前だった。
最後にいつか再び必要になった時、それをフィアナと約束するのだった。
そして何処か、久司朗は自分を求める光理の声を聞く、事故、動かない妹、目覚めていない、
久司朗は元に戻ろうとするが方法が見つからない、そこにメフィストからの声があり思い出す。
そして久司朗はあの日に戻る、聖女候補の中から一人を選んだその日に。
→フィアナ√
その夜、フィアナと2人で学園の屋上に向かう久司朗、そこでフィアナの不安を聞く。
何を恐れているのか久司朗には分からなかったが抱きしめ、そして告白して恋人になる。
そんなある日、フィアナから『高速思考』を久司朗のお陰で使える様になったと聞く。
しかし久司朗のそれは技術、なのでメフィストに相談、そこで『天恵技巧』のせいと推測。
久司朗が能力としての『高速思考』を得て、それをフィアナが能力で吸収したのではと。
メフィストとの会話後、エルと話す時間が出来て会いたがっているとフィアナから聞く。
という事で2人でエルの元へ、そしてエルの監視役を引き受ける事になった久司朗。
ある日、フィアナから『高速思考』には先があるのではと言われて考える事に。
とはいえその方法も今は浮かばないので保留、その数日後に撫子と綾媛に呼ばれる。
エルの歓迎会がしたいとの事で了承、そしてその日になるがフィアナに用事が出来る。
顔出ししてすぐに騎士団へ、それを見た全員からフィアナの元へと言われて追う久司朗。
とはいえ機密事項も多くあまり手伝えなかった久司朗、そこで歓迎会を終えたエルが来る。
これから騎士団でフィアナと会えなくなるのでエルと協力してどうにかする事に。
お陰で騎士団に対する印象も上がり、フィアナとエルともより親密になっていく。
それから数日後、騎士団の多忙を理由に聖女候補を辞退する事になったフィアナ。
本来の理由は『天恵技巧』の方、結局吸収に関しては不明なままのためであった。 世界に関しては内側から変えていく方向性でメフィストには納得をさせた。
とはいえ実際に騎士団の仕事は忙しく、他の皆と遊ぶ時間は殆ど無かった。
そこで聖女を守り補佐するという内容で部活を作る事を思い付くフィアナ。
という事で無事に創部、学生会長の真之介を除くいつもの面々が入部する事になった。
しかしそんな時にメフィストからいなくなる事を聞く久司朗。
私を求める久司朗の元に向かう、そしてメフィストは久司朗の前から去っていった。
しばらくしてフィアナの誕生日が近い事をエルから聞き、プレゼントを考える事に。
そして誕生会となりいつもの皆で祝う事に、そしてプレゼントの時間となり久司朗の出番。
内容はエンゲージリングとプロポーズ、フィアナは喜びの余り失神するのだった。
そんなフィアナを寝かして1人になった久司朗の前に零月が現れる。
だがフィアナのいる世界を守りたいという言葉に零月も納得して去って行った。
その後、目が覚めたフィアナに久司朗が自分の考えを伝える、フィアナを真の聖女にする事を。
能力でフィアナを除く全ての能力を吸収し能力者をフィアナのみにし、久司朗が守る。
フィアナもそんな久司朗を受け入れて2人はその願いに向かって歩んでいくのだった。
→エルアリア√
ある日エルから相談があると呼び出される久司朗、そしてフィアナとエルの元に向かう。
そこでフィアナから事情を聞く、どうもエルを監視できる人が騎士団の中にいないらしい。
という事で久司朗に白羽の矢が立ったとの事、という事で久司朗の家で過ごす事になるエル。
なのでエルを理解する為に話す、すると何故自分の事を聞き出すのかとエルに聞かれる。
自分と同じ能力を持っていない境遇を知りたいというのもあったが誤魔化す久司朗。
そこでデートしたいから答える、するとエルもOKを出したのでデートする事になった。
今までは翻弄されてばかりだから今度は、そう言う久司朗にエルはとあるルールを課す。 もし互いに相手を籠絡に成功をしたら言う事を聞く、というエルに了承する久司朗。
友人達に意見を聞いていざデート当日、様々な計画を練って挑む久司朗だった。
しかし行く先々をフィアナと一緒に回っており計画の殆どが前倒れとなる久司朗。
エルからはそれがつらいかと言われるが、久司朗はエルに楽しんでもらいたいと答える。
エルは久司朗の興味の対象が自分を満たしてくれるから楽しいと言い、もっと満たしてと言う。
そこで久司朗は奥の手、無計画行動を発動、エルは未知に焦がれているからと判断したからだ。
そして偶然辿り着いた海岸で久司朗の観てる世界の楽しさをエルに知って欲しいと願う、
海岸で遊びながらも久司朗は思った事をエルに話す、それはエルには久司朗が欠かせない事。
世間一般のデート観にふさわしくない行動を楽しむエルに付き合えるのは自分しかいないから、
それにエルが自分を一番理解してくれると思ったから、傍にいて欲しいと言う久司朗。
エルも久司朗がいないのは嫌と言う、思考を読んでも対抗しようとする面白い久司朗だから。
勝負の結果はどちらにしろ同じだった、そして2人は夕日が沈む頃にキスを交わした。
それから数日後、2人にしか分からない様な会話をして周りを嫉妬させる久司朗とエル。
そんな時、エルから自分の一番欲しいモノを当てて欲しいと言われて考える久司朗。
それを知る為にはエルを客観的に知る必要があると考えて友人達に相談する事に。
さらにフィアナにも相談、エルはフィアナや久司朗がいなくなりそうだと思っているらしい。
それを聞いて自分がずっと傍にいるという確信が欲しいのだと考える久司朗。
さらに1人で考える事で答えを出した久司朗はフィアナと共にエルの元に向かう。
久司朗はエル専門の専属看視者にフィアナから任命される、絶対に変わる事の無い愛の誓い。
それがエルの欲しいモノだと、エルも2人がいなくなるかもという不安を2人に話す。
そして2人ともずっと傍にいるとエルに言う、それから久司朗とエルは幸せな日々を送る。 ◎国立キサラギ魔道学園
サリーを籠絡する事にした久司朗、そこでオフィを利用する事を考えつく。
そしてオフィと共にサリーに勝負を挑み、負けた方が言う事を聞く事に。
結果敗北、という事でサリーの能力が求めているから助手になって欲しいという願いを聞く。
オフィが去った後、サリーの能力を見せてもらうが気絶しそうになるが耐える久司朗。
そして全てが管理された完璧な世界、高潔な理想故に革命に明け暮れ正義が凌辱された世界、
実力主義の果てに破滅に向かった世界、そんな3つの世界を見る久司朗。
感情はサリーの能力に触れてはいけないと警告、そこでサリーのお陰で気絶するも助かる。
気が付くと自宅、光理に注意されながらも久司朗はサリーの能力と記憶が関わっていると思う。
そして再びオフィと打倒サリーを目指す、そこでコミュ力の低そうな所を利用しようと考える。
その途中でサリーの能力が本物かとメフィストに言われるが今は調べようが無いので放置。
話はサリー打倒に、チーム戦を考えるが今のままでは人数が足りない、そこにフィアナが登場。
そしてフィアナによって昼食会、久司朗主宰にされていた、が開かれる。
ついでにチーム勝負を仕掛けるも全敗、結局サリーと仲良くなれたぐらいだった。
翌日、サリーの能力に関して聞く事にした久司朗、まずは生まれながらに『修正天使』を所持、
しかし何故か代償がいる筈の能力の筈がいらない事に疑問を覚えたサリーは能力を調べる事に、
そして研究していると『論理回路』を取得、それで3つ目もいけるのではとさらに研究。
その結果『鋼鉄処女』を得たとなっているらしい、が詳しくは教えて貰えなかった。
今度はサリーから『高速思考』に関して聞かれる、サリーの能力が惹かれているらしい。
もしくは研究中の4つ目の能力が惹かれているのかもと、そこで久司朗のうっかり。
能力同士が惹かれあうという話を否定しサリーに迫られ、オフィに見つかり写真を撮られる。
翌日、久司朗とサリーがキスしたとの噂が広まっていた、サリーは気にしてはいなかった。
しかし4つ目の能力の研究に関しては弱音を吐く、がそこにオフィが来てあやふやとなる。 その日の帰り、油断してた所に零月の襲撃で窮地に、しかしサリーが救援に現れる。
そして本物の『高速思考』を操るという零月を、3つの能力を使い撃退するサリー。
翌日、4つ目に近づいたというサリーに何故そこまで能力を研究するのかと聞く久司朗。
サリーは研究すればする程、自分の能力が借り物ではという考えに至ったからと聞く。
本当の自分の能力を知りたい、その為なら世界を壊す事になっても構わないとサリーは言う。
その事で考える久司朗、偶然会ったオフィの言葉でサリーを遊びに誘う事にした久司朗。
当日、オフィの策略で皆で海で遊ぶ事に、しかしサリーの姿が途中で消えたので探す事に。
→真√3・キサラギ学園
見つけたので皆の所に戻るも、サリーと2人でこの世界に関して話し合う。
サリーはこの世界が作り物だと感じていた、根拠はの1つは自分の持つ3つの能力。
明らかに馴染まない能力、そこに誰かの意図をサリーは感じていたのだった。
そして久司朗と出会った時の記憶が無い事もまた根拠の1つであった。
サリーは久司朗が世界を壊そうとする理由を聞く、しかし久司朗はその理由を思い出せない。
久司朗もサリーも何処からかこの世界に連れて来られた、そうサリーは考えていた。
サリーは久司朗を知る3つの能力を元に戻そうと考えていると話し、そこで話し合いは終了。
その直後、サリーから『鋼鉄処女』が失われた、久司朗は急ぎ『悪魔図書館』へ。
メフィストはサリーが正解に近づいたからゲームマスターが能力を奪ったのかもと言う。
メフィストはこの世界が作り物であり、久司朗は連れて来られた事を話す。
研究を続ければサリーは能力を失う可能性がある、しかし止めれば記憶の手がかりは無い。
その後、泊まる予定の宿泊施設に能力が惹かれるとサリーが言うので向かう事に。
そしてそこで久司朗は既視感を感じ、サリーは『論理回路』を失った。
夜、サリーは何処かに行った、なので探しに行く事にした久司朗は考える。 そして自分が女神の様に俯瞰した考えしか出来ないサリーをただの人間にする事を決める。
そしてサリーの元へ、そしてサリーと今後に関して話し合う久司朗。
サリーは全ての能力を無くし、その上で発現した能力こそが自分の能力だと考えていた。
しかしその為には能力を無くす、つまり能力者の学園である葉月学園を去ると言う事。
もし発現しなかった場合は学園での全てを失うというのに仕方ないというサリー。
久司朗は能力を失ったら価値が無いと言うが、それでもサリーは研究を続けると宣言。
そしてこの状況でも久司朗を心配して去っていくサリーを見て久司朗は思う。
サリーも自分と同じで、自分の為なら世界を壊しても良いと考えている存在で、
そんなサリーに久司朗は、自分がサリーに恋しているみたいだと叫ぶ。
その後、メフィストと話し合い、サリーが零月に狙われる可能性について話す。
サリーもまた久司朗と似た存在で、尚且つ能力を失い続けている途中でもあったからだ。
久司朗は学園でサリーに心配している事と自分にはサリーが必要と伝え、サリーも同じと言う。
そして互いに付き合いたい事を伝えて、久司朗とサリーは恋人になる。
だが『修正天使』は失われた、さらに翌日にオフィから健康診断に関して聞かされる。
そこで能力を調べられるので能力を失ったサリーはこのままでは退学になる。
しかしそもそもサリーがいなかった、久司朗は研究室でサリーを見つけた。
サリーは久司朗を元の世界に戻す為にも、真の能力の研究をしていた。
能力を失っても諦めないサリーの姿に久司朗は『高速思考』を全力で使用する。
世界の偽りを探す為、その結果1週間寝込む事になったが『高速思考』は能力となった。
そしてメフィストと話し合い、サリーが何故3つの能力を持っていたかを話す。
3つの能力は久司朗をこの世界に誘う為の誘蛾灯であり、サリーの能力の封印も理由だった。
サリーの能力は危険だが、サリー以外に久司朗が惹かれる程に3つの能力を使えなかった。
しかしサリーの真の能力は不明、ともかく心配しているサリーに会いに行く事にした。 そしてサリーと話し合い、既にサリーの能力が発現しているという可能性に辿り着く。
事情の知ってるオフィが来たので交えて話し合い、そして発動条件があるのではとなる。
そして今までのヒントを元に『悪魔図書館』で能力を検索、出てきたのは『因果歪曲』
使用者が書き換える因果を認識していれば、世界のルールを変えられる物であった。
そして使いこなすには『高速思考』が必要とわかり、能力に関してサリーに伝える。
しかしそこに零月が、最初は有利に運ぶも零月は時間を操る能力を使用して逆転。
だが読んでいた西九条兄妹が援軍に来たお陰で何とか危機は脱出。
『因果歪曲』を使う為に零月を残りの皆に任して、サリーと共にその場を離れる。
サリーが以前来たという洞窟へ、そこで久司朗が何かを感じ取り横道へ逸れる。
そこにあったのは『ノア』、聖女の力であり記憶である結晶がそこにあった。
なのでそこで『因果歪曲』を使う事に、そのためにまずは久司朗が『高速思考』を使う。
それで多数の世界の因果を見るも、世界が幸せになるのは久司朗のいない世界。
他の世界を探すが見つからない、そこに零月が全員を倒したと言って現れる。
それならと久司朗は覚悟をする、そして久司朗はノアにサリーを接続させる。
そして聖女の使う9つの能力を『因果歪曲』でサリーの能力に変更させる。
そうして過去の始まりの聖女と呼ばれる存在をサリーにする、歴史さえも変えたのだった。
さらに聖女の隠された10番目の能力、『天下布武』をも使い零月を撃退する。
だがその結果、因果が滅茶苦茶になり世界が崩壊寸前になってしまった。
なので久司朗は最後にもう一度、世界を治す為に『因果歪曲』の使用を指示する。
しかしサリーは気付いていた、それが久司朗のいない世界の因果だという事に。
サリーはいつか久司朗が戻れる様に研究を続ける事を宣言して、『因果歪曲』を使う。
世界の概念となり消えかかっていた久司朗、しかし全てを思い出していた。
そして視界に入った別の、能力の有無が何より重視される世界で抗う少女の姿を見る。 その天才と呼ばれ、心折れても挑み続ける少女に久司朗は声を掛ける、自分が救うと。
その声が届いたのか、少女は、サリーははにかみながら小さく頷いた。
そして久司朗も、救うべき妹の元に戻る為に、聖女候補の中から一人を選んだその日に戻る。
→サリー√
見つからないので先に戻る事に、その後戻ってきたサリーも含めて近くの旅館に泊まる事に。
そこで混浴、水着着用、と気づかずに露天風呂にいき、そこでサリーとオフィに会う。
オフィにサリーとの関係を聞かれ、サリーの事は気になる存在ではあると答える。
それから数日後、サリーが研究の為と久司朗の家にこれから泊まる事になった。
実験として色々聞かれたので代わりに研究に関して聞くと他の事にも興味が出てきたとか。
その後、久司朗の質問中に電話を無視したのでオフィに呼び出されるサリー、
何をしてたか聞かれるも秘密にするサリーだが、何故秘密にしたかわからなかった。
翌日、サリーの研究室で『恋と能力の関係』という本を見つけ、今回の事の原因だと思う
だがサリーから能力に引かれるのと自分が久司朗が気にするのは別だと言われる。
それを聞いてサリーに心惹かれた久司朗、そんな自分を否定しつつデートに誘う事に、
サリーの余裕を崩すのが目的だったが、サリーは平然と了承、研究も兼ねてとか。
ともかくサリーを落とす為のデートの日、互いに何だかんだで楽しみつつ過ごしていく。
最後に海岸に、そこで様子のおかしいサリー、問いただすと今までは恋人ごっこだったと言う。
久司朗の予想通り以前読んだ本が原因とか、謝るサリーに結果はどうかと聞く。
サリーは実験抜きに久司朗が好きになったと言う、久司朗の望んだとおりになった。
そして『悪魔図書館』でメフィストと話す、しかし久司朗は素直に喜べなかった。
メフィストは久司朗まで本気で恋しないようにと警告、そして1人考える事にする久司朗。
記憶を取り戻す為ならサリーを利用する方が良い、しかし取り戻した後の事を考える。 もしかしたら今の環境を壊すかもしれない、それなら記憶を取り戻さない方が良いかもと。
翌日、サリーは実験が終わったので久司朗の家から出て行く事を宣言、そして出て行く。
そして学園で再会した後に久司朗はサリーに告白、そして2人は恋人になる。
それを光理の中で見ていたメフィストは久司朗に別れを告げずに去って行った。
それから再び久司朗の家で過ごす事になったサリーとイチャイチャしながら過ごす。
零月に関してはサリーが正体を突き止め接触、久司朗の安全は保障された。
久司朗が破壊者でなくなったのが原因らしい、そしてメフィストと会えない事に気づく。
久司朗は世界の代わりに選んだサリーを愛し続ける為、その為の覚悟をする。
そして愛し合った結果、サリーは6つの能力を手に入れ、7つ目にまで手を伸ばす。
しかしサリーは変わらず、久司朗とサリーは互いに愛し合うのであった。
→オフィーリア√
見つからないので先に戻る事に、その後戻ってきたサリーも含めて近くの旅館に泊まる事に。
そこで混浴、水着着用、と気づかずに露天風呂にいき、そこでサリーとオフィに会う。
オフィにサリーとの関係を聞かれ、オフィも巻き込んで適当に誤魔化す久司朗。
そして学園でオフィのサリー打倒が続くがもはやそれは幻想の域と悟った久司朗。
しかし手放して勝手に動かれるのもあれなので本格的にオフィのサポートをする事にする。
オフィに何故サリーに拘るか聞く久司朗、オフィが自国の為に頑張っているのだと知る。
それを知って勝たせようと思う久司朗はオフィの能力も聞いて考えるも結果は無理。
そんな作戦会議の途中、オフィの頭痛と寝付きが悪いという事を聞き解散となる。
その夜もオフィはいつ夢を見る、それはとある男女が話している光景で、リアリティのある。
翌日、サリーみたく能力を増やす為に聖女候補の能力を調べる事にした久司朗達。
その途中でフィアナとイチャつく久司朗に嫉妬、自分が久司朗を好きなのかと思うオフィ。 その日も夢を見た、1人は久司朗でもう1人はパトリシアと呼ばれていた。
夢のせいもあって久司朗を意識するオフィ、そしてついうっかり好きと言ってしまうオフィ。
逃げ出すオフィ、しかし途中で夢の女性の記憶が自分を塗りつぶす感覚になる。
久司朗を好きなのはそのせいでは、そう悩むオフィの前にサリーが現れたので相談する事に。
サリーは前世で結ばれたのではという、そしてオフィはオフィと言い、証拠を見せるという。
そしてオフィを探す久司朗の前で、自分を何者かとオフィが聞いてくる。
しかしどう見てもオフィ、しかしオフィは自分の事をパトリシアであると名乗る。
そこでメフィストによって『悪魔図書館』に連れて来られる。どうも過去に関係してるとか。
しかしオフィとパトリシアは同一存在だが本人ではなく、記憶を共有してるだけとか。
そして元に戻る久司朗、そこで再びパトリシアでは無くオフィだと答える久司朗。
それを聞いて安心するオフィ、曰くサリーが授けてくれた作戦らしい。
吹っ切れたオフィは久司朗に告白、一緒にいる間に久司朗も好きになっていたので恋人に。
(何者かと聞かれた時パトリシアと答える場合もあり、その場合オフィは逃げ出す
そしてメフィストにパトリシアの事を聞く、その後メフィストのさよならを後ろに追う。
追いついた所で何者か聞かれただけで好きなのはまた違うと言って告白になって後は同じ)
その後、オフィの打倒サリーに関して考えて、サリーの能力を生かす場面を作る事に。
そこで聖女候補3人を相手取ったかくれんぼを提案し勝負開始、そして撫子とフィアナは発見。
残るはサリーを見つけるのみ、しかし見つける術が見つからない、しかしサリーが気づく。
そして久司朗とキスをして、追いかけて来ていたサリーを見つけて、無事に勝利を収める。
それからは聖女候補3人と光理が挑戦者となった久司朗争奪戦が繰り広げられる事に。
しかしオフィは久司朗と共にこれからも頑張っていき、久司朗も思うのだった。
オフィはみんなの中でこそ咲き誇る、『唯我独尊』なのだから。 ◎公立葉月学園(真√1、2、3をクリア後
色んな世界の夢を見ていた、そこで兄の久司朗は常に悩み苦しんでいた。
でも助ける事は出来ず、力になりたいと願ったある時、気が付くと図書館の様な場所にいた。
そこで光理は一冊の本を読み、夢が現実であった事を知る。
ある朝、何故か光理ではなくメフィストとして目覚める、しかも今までの記憶があった。
いつもなら消えている筈の、とりあえず久司朗を起こしにいく事にしたメフィスト。
そして世界が始まった初日なのに久司朗も今までの記憶が断片的だが覚えていた、
学園に向かうが特に変わった所は無い、しかし夜に出会った零月だけは違っていた。
零月は光理を真のイレギュラーと呼び狙ってきた、とはいえ零月との会話は続ける。
零月はメフィストにすら気づいていた、ともかく話す為に一度決着をつける必要があると知る。
しかし零月の力でメフィストと光理が分離、そしてメフィストを庇って倒れる光理。
久司朗は怒り全力で『高速思考』を使い零月を打倒、光理を急ぎ病院に運ぶ。
何とか光理は無事だった、目覚めた光理はメフィストとの会話を望んだのでさせる事に。
光理は自分の事を聞く、メフィストは本当の妹ではないがオンリーワンではあると答える。
そして互いに久司朗が好きな事を話し合い、仲良く2人であった。
一方、久司朗は打倒女神に関して悩んでいた、どうやって周りを仲間に付けていくかを。
撫子と話し、撫子と零月が会話出来るらしいので放課後に零月と話し合う事にする。
さらに自分を観察していたエルの興味を引き、とっておきの場面での協力を約束させる。
そして放課後、零月から女神が撫子の中から移動した事を知る久司朗は気付く。
女神が光理の中に移動した事に、急ぎ自宅に帰る久司朗だが光理は穏やかであった。
既に女神は目覚めていた、女神は光理の身体の他にもメフィストの能力も得ていた。
『時空航行』、女神はそれを使いこの次元に存在する全ての世界を支配しようとしていた。
世界を滅ぼし自分の思うがままに再生する、その為に去った女神を追う久司朗達。 一般人や力の弱い能力者を吸収した女神と対峙し『高速思考』を使う久司朗。
だが女神の圧倒的な力に勝ち筋を見いだせない久司朗、そして女神に精神攻撃を受ける。
しかし何とか復帰、だが勝ち筋を見いだせない久司朗にメフィストがある行動に出る。
女神の不意を突き接触、そして女神の中の光理と共に『時空航行』を使うのだった。
その間に久司朗は皆と合流、そこに女神だけが戻って来る、そして女神との戦いが始まる。
圧倒的な女神に追い詰められるがそこに能力を取り戻したエルがやって来る。
(正しくはアナが救われた結果、エルが能力を失う出来事が無くなった
今までに積み重ねたものはなくならない、そして女神は憑依した人物の能力しか使えない。
そして光理の身体はメフィストの能力と聖女の持つ9つの能力だけ、
しかし始まりの聖女はアナでは無くサリーに変わった為に光理は聖女の能力が使えない。
なので聖女の為に存在しながら聖女でないものでも使える『天下布武』しか使えなかった。
全てに気付き、『光速思考』に目覚めた久司朗はいつかの約束をフィアナに果たしてもらう。
聖女アナの力を借りて女神を捉え、久司朗は女神の中の光理に呼びかけ『時空航行』を使う。
そして『悪魔図書館』にて光理と分離した女神と対峙、しかし女神はあやふやであった。
他人に憑依していない女神は久司朗の一撃で掻き消えた、そしてメフィストとも再会。
そうして世界は救われて元に戻った、そうして平和に過ごしていたがある光景が過る。
放課後に撫子に頼み零月と話す久司朗、自分がこの世界に何時までいられるかという話だ。
女神は倒されたが女神の作った世界は残り、久司朗には破壊の因子が埋め込まれていた。
その為このままだと世界は終わる、そして零月から残り時間が一週間だと聞く。
その事を光理に話そうとするが光理に遮られる、また久司朗が辛い選択をするから。
そして光理は自分を連れて行く様に頼む、そして光理は久司朗に告白する。
しかしこの世界の住人に光理を連れてはいけず、久司朗は自分が世界にいれる時間を告げる。
それならばと、光理は残った時間を恋人として過ごしたいと言う。 →光理√
そんな光理の提案を受け入れる事にした久司朗、それから光理と恋人の様に過ごす。
そして久司朗は男性として光理に告白をちゃんとする、しかし限界は近づいていた。
光理とも繋がるが、再び世界崩壊の危機、しかも久司朗とは関係無く。
急ぎ学園で皆と合流、そしてサリーから女神の残滓、悪霊が原因ではないかと聞く。
その本体である球体をどうにかする事に、しかし意思の塊の球体相手に手が出せない。
思い付いた方法は1つ、誰かが球体を取り込み、どうにかするという事。
だがそれは誰かを犠牲にする方法だ、しかしメフィストが自分が取り込むと言う。
フィアナからアナの欠片を取り出し、聖女となったメフィストは球体を取り込むのだった。
久司朗は止めようとしたが、メフィストは自分ではなく光理に手を伸ばす様に言った。
気が付くと世界は元に戻っていた、そして久司朗もこの世界に残れる様になっていた。
メフィストのお陰だと思いつつ、久司朗は妊娠した光理と共に未来に向かっていくのだった。 →メフィスト√
メフィストの事が頭を過る、しかし当のメフィストから受け入れてあげるべきだと言われる。
それから光理と恋人の様に過ごす、が光理にメフィストへの想いを語らされる。
全てを理解した光理はメフィストの元に向かう様に言い、光理との関係が終わった。
そして世界の危機、球体をメフィストが取り込もうとする(光理√参照
しかし久司朗は共に向かう事にする、そして光理との再会を約束して球体へと。
気がつくと『悪魔図書館』にいた、メフィストは自分と久司朗が何かを始める場所だからと。
そしてメフィストと共に崩壊したという世界を再生していく、まるで女神の様に。
女神の意志の一部である球体と接触したお陰で出来る様になったらしい。
そしてメフィストへの想いを告げつつ、2人で元の世界に戻る為に世界を再生していく。
その途中、消えかけの女神と再会、久司朗は最後に女神への感謝を述べる。
お陰で皆と会えた事、メフィストと再会できた事、そして女神は消えていった。
そして世界の再生は無事に終了、そしてメフィストと愛し合い、元の世界へと戻る。
『世界跳躍』、『時空航行』の進化系で、肉体を伴った並行世界の跳躍によって。
そうして元の世界に無事に辿り着いたメフィスト、しかし傍に久司朗はいなかった。
しかし久司朗は時間はかかったが帰って来た、メフィストに会う為に、そして2人は再会する。 ◎登場人物紹介&短縮版
・三枝 和樹:3年ぶりに地元に戻って来た家事ができる青年、基本的にスケベな馬鹿
⇒離れる前の知り合いの関係から色々な少女と仲を深めていく
・園原 碧里:妹、紅の友人の体育会系少女、けっこうバカ
⇒碧里と付き合う事になり、碧里が弟の関係を修復するがその過程で碧里が怪我したり、
紅が和樹の事を好きになるも碧里と和樹が付き合ってると知ったりする。
最後は紅が和樹と碧里に自分が大丈夫な事を伝える為に頑張り、2人は紅の健闘を称える。
・蒼木 夏芽:姉、メグの友人の真面目な先輩、自分の恋愛に関してはヘタレな性格
⇒メグが原因で夏芽が和樹を意識して結果として付き合う事になるも秘密にする事に。
それが面白くないメグと少し不仲になるも夏芽が想いをぶつけて仲直り。
実はメグは最初から全部知っている事を知って夏芽は最後に絶叫するが。
・寿 りさ:今作の顔芸枠、普段はかなりヤバい奴にしか見えないが√はヒロインしている
⇒誤解から付き合う事になったけど一緒にいて面白いし意外と可愛いのでオッケー
伯父の俊彦と阿知華の少し拗れた仲もついでに直したりしたり。
・玉森 桜:幼馴染、千乃の親友の学園のアイドル的存在、千乃の好きっぷりは誤解を産む程
⇒軽い男性不信の桜だったが共に行動し千乃の言葉もあり付き合う事に。
千乃とは一度はギクシャクするも、最後はずっと仲良し3人組になるのだった。 ◎共通
父の単身赴任の付き添いから3年、単身赴任が終わり地元に戻る事になった三枝和樹(和樹)。
途中、伯父の羽田野俊彦(俊彦)の娘、羽田野阿知華(阿知華)と再会する。
そして阿知華を慕う寿りさ(りさ)とも顔見知りに、その後自宅に向かう事に。
自宅で母の三枝さちこ(さちこ)、妹の三枝紅(紅)、姉の三枝メグ(メグ)とも再会。
翌日には新しい学園に向かう途中で幼馴染の五味淵千乃(千乃)と再会する。
そして千乃の友人である玉森桜(桜)、さらに昔の知り合いの蒼木恭次郎(恭次郎)と再会。
小学校以来の恭次郎だが和樹が地元を離れていた事を知っていたが理由は教えてくれない。
その理由を聞く為に恭次郎の家に、どうも最近親が再婚して姉が出来たらしい。
しかも留守なので部屋に侵入する事に、しかし途中で帰宅、しかもメグも一緒だった。
メグと恭次郎の姉は友人でそれが和樹の事情を知れた理由だった、ともかく部屋から脱出。
しかしメグにはバレ、恭次郎の姉には落とした生徒手帳を拾われてしまう。
翌日、紅の友達が家に遊びに来る、和樹は家を出とく様に言われてたが寝坊して失敗。
そして部屋にいる様に紅に言われるが、紅の部屋から喧嘩声が聞こえて心配して出る。
そこにいたのは帰省した日、電車でよだれをたらされた少女、園原碧里(碧里)だった。
碧里も目の前に人物がよだれを垂らした相手と思い出し、三枝家から飛び出していく。
しかし週明け、碧里は紅に和樹を紹介しれくれる様頼む、理由は謝りたいからと。
だが何かあると考えた紅、デレる和樹など自分の兄ではないと碧里の動きを操作する事に。
一方で和樹は千乃と桜と帰る事に、その途中校門で美人の上級生に声を掛けられる。
怒られると思った3人は逃走、しかし翌日の登校中に誰かを探している上級生を発見。
自分達を探していると思った和樹達は回避する事に、その日の放課後に恭次郎に呼ばれる。
恭次郎について行くとそこは学園のプール、そこで上級生と再会、何か謝る恭次郎。
その上級生こそ恭次郎の姉の蒼木夏芽(夏芽)だった、そして生徒手帳を和樹に渡す。 夏芽が気づいていると察した和樹、結局夏芽の部活が終わるまで正座させられる事に。
解放される直前、夏芽に弟をよろしくと言われて、本当は優しい人だと思う和樹。
その週の土曜、紅の頼みで紅と碧里、それにメグと一緒に出掛ける事になった和樹。
碧里は和樹を紹介してもらうつもりだったが、紅の目的は和樹と碧里の関係の破局だった。
羽田野家が経営するカフェに寄るとりさが乱入し色々と大変な目に合う。
阿知華のお陰でりさは退場したがこのままではいけないと思った和樹は行動。
碧里と共に紅とメグから離れる、そして2人っきりになった所で出会った時の事を話す。
そして何だかんだ仲良くなる、代わりに帰宅後に紅とメグから問い詰められるのだった。
とある休日、羽田野家と花見をする事に、しかし場所取りに遅れ場所が見つからない。
しかし今回の花見の事を盗み聞きしていたりさが場所取りをしてくれていた。
という事でりさも花見に参加、何だかんだりさはいると楽しい存在だと思う和樹。
ある日メグから土曜日を空けておく様に言われ、その直後に夏芽からの電話が。
夏芽からデートの誘いかと思い土曜日、実際は水泳部のプール清掃の手伝いで落ち込む和樹。
とはいえ水泳部の碧里やメグに騙されたという紅、それに恭次郎とも清掃を頑張る。
そして中間テストの時期が近づく、和樹と恭次郎はテストの合計点で競う事に。
勝った方が命令できる、それに千乃と桜も参加する事になったので努力する事に。
土曜日、メグと紅が夏芽と勉強すると知って土下座して参加させてもらう和樹。
夏芽もプール清掃の手伝いのお礼に許可してくれる、という事で4人で勉強会。
お陰で夏芽と仲良くなり年相応の一面を知ったりするも、勉強はメグの弄りで捗らなかった。
テストの結果は桜、千乃、和樹、恭次郎の順で、桜と千乃は何やら考えがあるらしい。
そんな時に創立祭、つまり文化祭が近い事を知る和樹、その実行委員決めに。
和樹のクラスは千乃とテスト勝負の命令で和樹がやる事に、そして放課後にその会議が。
桜も別のクラスで実行委員になっており、和樹に創立祭を楽しむ為に考えた事らしかった。 という事で3人で実行委員を頑張る事に、何だかんだで桜ともそれなりに仲良くなる。
そして創立祭当日、特に誰とも約束していなかった和樹は一緒に回る誰かを探す事に。
◎碧里√
1年の出し物を覗こうとした途中で紅と会い一緒に回る事に、どうも碧里の元に向かうらしい。
途中で夏芽に会い、水泳部の出し物をしている碧里の手伝いを任されたので手伝う事になった。
ある日、紅の悪戯で早起きした和樹が登校すると朝練に向かう碧里と出会う。
ちょっとHなハプニングもあったので翌日は自分で早起きする事に、それを怪しむ紅。
その日は3人で登校する事に、その翌日に紅から泳ぎの練習に付き合わされる和樹。
しかし泳げないのに紅にプールに落とされたのでその日は手伝いはやめる事にする。
紅は何故和樹が泳げないか覚えてなかったが碧里と泳ぎの練習していると思い出す。
昔泳げない紅に付き合っている内に和樹も泳げなくなった事を。
それからも碧里と登校し、紅と泳ぎの練習中に水泳部で碧里の姿が見えない事に気付く。
それに気付いた夏芽から朝練に遅れているから外で走っている事を聞く和樹。
その翌日の登校中、和樹は誰かが朝練に遅刻しない様に電車を1本早める事を碧里に言う。
それを聞いた碧里も自分も1本早めるといい、その日は会話は無かったが悪くはなかった。
和樹は碧里が好きだと思うが、恭次郎から碧里に彼氏がいるという噂があると聞き落ち込む。
その帰り、喧嘩の強い少年と、その少年と話す碧里の姿を見て嫉妬する和樹。
翌日、気になった和樹が碧里にそれとなく事情を聞くと弟である事が判明して喜ぶ。
その日の放課後、碧里と良い雰囲気になるが碧里の走りに付き合いボロボロになる和樹。
そのせいで碧里との電車に乗り遅れ、碧里との関係が少し気まずくなる。
その翌日は碧里との電車に遅れ無かったが碧里はおらずに落ち込む和樹。
しかし放課後、泳ぎの練習をする紅を見て、自分も頑張ろうと急いで碧里を追う事に。 何とか電車で追いつく和樹、そして告白するがちょうど碧里はホームから降りてドアが閉まる。
次の駅に付き次第急いで碧里の降りる駅へ走る和樹、そこには碧里が待っていた。
和樹が何か言おうとしているのを聞く為に待っていた、そう言う碧里に和樹は再度告白。
実は碧里も和樹が電車に乗り遅れた日に告白するつもりだった、そして2人は恋人になる。
翌日、メグから和樹は恋しているとしても紅には秘密にする様に言われる。
曰くお兄ちゃん子だから、碧里に相談するとメグに同意、なので秘密にする事にする。
ある日和樹とキスをした碧里は紅とキスに関して話す、それからキスを意識する紅。
そして寝ている和樹にキスをしてしまう、しかもドキドキした紅はそれとなくメグに聞く。
メグは好きだからと言うも否定する紅、そんなある日碧里が三枝家にやって来る。
和樹以外は外出中という事で流れでH、その翌日に碧里が大会のメンバーに選ばれる。
それから数日後、碧里から紅が誰かに恋していると聞く和樹は驚くも応援しようと思う。
ある日、和樹がデートすると知った紅は体調が悪いと嘘をついて和樹を引き留めてしまう。
そしてついに紅は和樹に想いを伝えようと名前は書かず手紙で呼び出す事に。
その事を知った碧里が紅の好きな人を聞くと、紅は碧里が言ったら言うという。
なので和樹と付き合っている事を明かす、それを聞いた紅は手紙の場所に行かなかった。
紅はその日から羽田野家でお世話になると言って家を出る、気になった和樹は羽田野家へ。
しかし紅は独り立ちしたいからもう来ないでくれと言い、落ち込む和樹。
帰宅後、さちこから紅の着替えを持って行ってと言われて仕方なく紅の部屋に入る。
そこで和樹がいない間に紅が書いた和樹宛ての手紙を見つけてついつい読んでしまう。
内容は普通であったが、その手紙の字が先日の呼び出しの字と同じであると気づく。
もしかして紅は自分を、そう思う和樹だったが手紙の主は来なかったからと胸に秘める事に。
ある日、紅が失恋したと思っている碧里は、紅の独り立ちを頑張っていると思う。
なので自分も頑張ると和樹を連れて弟の園原万里(万里)の元へ向かう。 家を出て学校も休んでいる万里を連れ戻そうとする碧里、しかし万里は碧里達を帰す。
そこに万里を知っているという不良達が万里に声を掛けてくる。
和樹が気に入らないが傷つけると碧里に嫌われるという万里に不良達は羽田野家のカフェへ。
そこで難癖をつけて紅に土下座させようとするが店を遠くから覗いていた和樹が現れる。
近くで見ていると紅に怒られるから遠くで見ていた、そして万里に直接来る様に言う。
万里は和樹に殴る、その直後に店に碧里が現れる、そこで自分の想いをぶちまける万里。
ボクシングをしていたが怪我で止め、それでも心配してくれる碧里を盗られたと。
その言葉に碧里は怒る、心配してたしボクシングもリハビリすればまたやれるのにと。
ともかく碧里と万里も仲直り、しかし店に入る為に不良を倒した碧里は手を怪我していた。
和樹は夏芽に伝えるべきと言うが、碧里は万里が責任を感じるから黙って欲しいと。
夏芽も気づくが碧里の想いに止める事をやめる、そして大会の当日になった。
和樹は碧里に頼まれて万里を連れて来る、そして碧里の出番になった。
それを見ていた万里も碧里の怪我に気付く、そして何故止めなかったのだと聞く。
和樹は止められなかった、万里、それに親友の紅の為に頑張るという碧里の事を。
そこに紅が来て碧里を応援、万里も応援、そして碧里は大会レコードで優勝する。
そしてインタビューで碧里は勝利を好きな人、それに親友に捧げたいと。
和樹は碧里は紅の好きな人に気付いているのではと思う、万里は落ち込んでいた。
数日後、碧里はオーバーワークと不良を倒した時の怪我で骨折と判断、
大会にも出た為に復帰が出来るかは分からないという、そこに謎のおっさんが声を掛ける。
おっさんはユースチームの強化コーチで、碧里に感動したからオーストラリアに来いと言う。
才能ある碧里の為、スポーツ医学でトップの病院があるとか、ともかく名刺を渡して去る。
数日後、碧里は和樹にオーストラリアに行く事を伝え、和樹は残ろうとする。
しかしプールで話していると水着の紅が現れる、紅は羽田野家でのバイト代を和樹に渡す。 そしてオーストラリアに行くべきと、しかし和樹は皆の為に残るという。
紅は和樹の前でプールに飛び込む、そして泳げなった筈の紅はプールの端まで泳ぎ切る。
そしてもう大丈夫だから、そう和樹に伝え、和樹と碧里は紅の健闘を称えるのだった。
◎夏芽
3年の教室、出来たら夏芽と回りたいと思った和樹はメグにお願いする事に。
という事で夏芽のクラスへ、そこには魔法少女喫茶で魔法少女の姿をする夏芽がいた。
接客してもらうが最後には怒られてしまうもたっぷりと堪能した和樹だった。
ある日恭次郎から恋したから手伝ってくれと頼まれる、名前はモブ子とか。
しかし和樹も未経験、という事で誰を頼るか悩んだ末に真面目な夏芽に相談する事に。
恭次郎の為にも自分の恋愛相談という事で、最初は渋るも泣き脅しで夏芽も受けてくれる事に。
せっかくなので恋愛相談を利用して夏芽との距離を縮めていく和樹。
ある日、夏芽の恋愛相談を知ったメグが、相手は夏芽が目当てなのではと言う。
動揺する夏芽、そしてその日の恋愛相談の時に和樹に好きな相手を問い詰める事に。
和樹は恭次郎の事を話す事に、夏芽の事はバレずに済んだが恋愛相談は終わる事に。
結局恭次郎もモブ子に彼氏がいる事が判明、一方で夏芽は少しもやもやしていた。
問い詰めるメグに仕方なく今までの事情を話す事に、当然秘密にする事を条件に。
それを聞いたメグは顔を合わしてた相手と会えなくなったからではと言う。
一度和樹を男性として意識した事が原因だと、それを聞いた夏芽は自分で確かめると宣言。
しかし恋愛相談以外で和樹と接点がない事に気付く夏芽、色々頑張るも失敗続き。
それを見てたメグは面白がりながらも動く事に、両親が外出するから飯を作ってと夏芽に言う。
何か企んでいると思った夏芽が問いただすと、和樹と夏芽の為のセッティングと言う。
断ろうとするが自分の失敗を見られてた事に気付き、仕方なく受け入れる事に。 という事で三枝家にやって来る夏芽、メグと紅は駄目なので夏芽の手伝いを和樹だけがする。
最初は会話もあまり弾まなかったが、食後は夏芽も雰囲気がやわらかくなっていた。
そして水泳部の合同練習に関して聞く、近くの学園とあるらしく気合の入っている夏芽。
そんなある日、懸賞で映画のチケットを当てた恭次郎に誘われる和樹と千乃、それに桜。
という事で映画を見に行く日になるが恭次郎はダウン、放課後に和樹は千乃と桜を待つ事に。
そこに夏芽が現れる、どうも今日が合同練習の日らしいが必要な書類を家に忘れたとか。
なので映画は千乃と桜だけに行ってもらい、和樹は夏芽の代わりに書類を取りに行く事に。
夜、恭次郎から映画の事を聞いた夏芽からメールで、お詫びに同じ映画に誘われる事に。
当日、もしかしてデートではと思った夏芽だが意識しない事を努力して向かう。
映画は甘々どころかR指定レベルのカップルのイチャイチャな内容で夏芽は硬直。
映画に当てられた夏芽は終わり次第帰宅、落ち込む和樹は恭次郎との遊びの約束。
それを陰ながら聞いたメグは動く事に、そして翌日、和樹と恭次郎にメグと夏芽が合流。
しかしすぐに夏芽と2人っきりになった和樹は昨日の事に関して聞いてみる事に。
そして話している内に自分の事を意識していると気づいた和樹はぐいぐい攻めてみる。
そして名前で呼ぶ事の許可を貰う、それから様子がおかしくなる夏芽。
恭次郎、それにメグからも聞いた和樹はメグに頼んで2人っきりで会える様にしてもらう。
そして学園のお昼、メグのお陰で夏芽とご飯、そのままお昼はのんびりと2人で過ごす。
しかし放課後に約束、そして放課後に2人っきりになり告白しようとする和樹。
しかしその前に夏芽から意識していると言われ、和樹からも告白して恋人になる。
最初はキスだけだったが段々ともっとイチャつきたくなってきた夏芽だが言い出せない。
そして家に呼び言い雰囲気になるが恭次郎が帰宅して解散になりそうになる。
しかし帰って欲しくない、もっとえっちな事したいと自分から言う夏芽。
和樹も夏芽に嫌われない様に我慢していたが解放、恭次郎をメールで家から出してH。 それからも彼氏彼女でイチャつく和樹と夏芽、一方でメグは少し面白くなかった。
察してはいるが話してもらってないから、なのでそれとなく探りを入れる事にする。
しかし誤魔化そうとする夏芽にメグは和樹との関係にが気づいている事を明かす。
そしてそれを隠そうとする夏芽に距離を置くべきだといい、夏芽の前から去る。
夏芽は和樹に相談、和樹はどうせすぐに元通りになるというが夏芽は否定。
実は夏芽が家族の再婚で揶揄われた時にメグに助けて貰っていた。
その事を和樹に話した夏芽はメグに自分の想いを伝える事に、そして放送室をジャック。
そして和樹と付き合ってラブラブな事と、メグとは一生親友でいたい事を放送で伝える。
その後叱られはしたがお咎めは無し、和樹とメグがその事について話していると夏芽が来る。
そしてメグが最初から全部気付いており、話してくれず弄れなかったのが不満だったと明かし、
あんな事するんじゃなかったと少し後悔する夏芽、そして付き合って初めての夏になった。
夏芽は和樹と2人っきりの旅行を計画したが察したメグも参加して不満だった。
そんなメグの妨害?はあるも和樹と夏芽はイチャイチャするのだった。
◎りさ
取り敢えず男友達にでも会えるだろうし2年の教室に向かう途中で阿知華と出会う。
りさのクラスのお化け屋敷に向かうらしく付き合う事に、ちなみに阿知華はお化けが苦手。
怯える阿知華、お化け役のりさでひと悶着あるもその後は3人で創立祭を回った。
それから何かと阿知華とりさと一緒にいる事が増えた和樹、楽しく過ごしていく。
そんなある日、三枝家と羽田野家が飲み会で集まる事を聞くりさ。
阿知華も行くので行きたいと駄々こねるりさだが和樹に拒否され一度は諦める。
しかし紅たちから許可を貰い三枝家にやって来て、飲み会が始まった。
結果寝てしまうりさ、どうしようか悩む和樹に阿知華は紅たちに任せればいいと帰宅。 しかし阿知華はりさの癖について伝え忘れていた、寝ている間に服を脱ぐ癖を。
そして翌日、和樹は紅たちに断られ同じ部屋でりさと寝る事になった為、
裸で起きたりさは和樹とHしたと誤解、和樹もりさに押されてもしかしてと思ってしまう。
そしてそのまま不本意ながらも責任を取ってりさと付き合う事になった和樹。
とはいえ友達としては楽しく過ごす2人、そんなある日に阿知華が風邪を引いたので見舞いに。
阿知華の熱を調べる和樹の姿に昔の事を思い出したりさは阿知華との出会いを教えてくれる。
皆勤狙いでインフルで学園に向かったりさを阿知華が看病してくれた、
それからりさは阿知華に付きまとい、優しい阿知華が今みたいな不良モドキな性格になった。
そして阿知華の為に動く和樹の姿がその時の事と重なったりさは和樹に少し惹かれる。
だが学園を抜け出して見舞いに行ったので学園に戻ると罰と掃除を命じられる和樹。
仕方なく掃除をして鞄のある教室に戻るとりさが寝ながらも待っていた。
自分を待っていてくれたのかと思う和樹、和樹も掃除で疲れたので少し寝る事に。
すると何か音が鳴ったので起きる和樹、何やらりさの様子がおかしいので問いただす。
そしてりさの寝癖、服を脱ぐ事に関して知ってこの前の事が誤解だと知る和樹。
脱力した和樹だが嘘を本当の事にする事に、それぐらいには和樹もりさが好きだった。
りさも阿知華を看病する姿や楽しくやっていて和樹に惹かれていたので止めはせずにH。
それから馬鹿やりながらもイチャイチャする2人、そんな時羽田野家に行くりさ。
そこでアルバムを見つけて見ていたら俊彦がやって来てアルバムを没収される
その時、昔の和樹と阿知華の書いた結婚を誓う紙が落ちてそれを見るりさ。
俊彦は和樹と阿知華が結婚するつもりだと思っていたがりさが今の状況を伝える。
それで大喧嘩になるもりさの圧勝、しかし翌日にその事を阿知華と和樹に話す事に。
結婚の約束は阿知華の母が入院の繰り返しだったので長生きして欲しくて書いたものだった。
実は阿知華が不良モドキになったのも母が死んだ時に俊彦が泣かなかった事も原因。 今なら今度の事を思って泣けなかったと分かるが昔の阿知華には酷い父にしか見えなかった。
そして未だに昔を引きずり阿知華の結婚を決めようとする俊彦に反抗する事にした阿知華。
結婚の約束の紙を捨てる事に、りさと和樹も阿知華に協力する事に、そして羽田野家へ。
そこで俊彦の想いを聞く、妻の為に何も出来なかったからせめて結婚だけでも。
そういう俊彦に阿知華が俊彦が最後まで楽しくという母の願いを全て叶えていた事を伝える。
それを聞いて俊彦も和樹とりさの付き合いを認め、紙は母との思い出なので残す事になった。
その後りさが教えてくれる、羽田野家のカフェの名前の意味が涙である事を。
人前には見せる事は出来なかったけど俊彦も泣いていたのだと。
それからも馬鹿やりながらイチャイチャするある日、進路希望の紙についての話になる。
悩む和樹はりさに聞いてみるが教えてくれない、とはいえ同じ進路にいたい和樹。
という事で教室に向かうと何故かりさのクラスメイトから旦那とか呼ばれる。
りさが進路希望で嫁と書いたらしい、それを知った和樹はりさに結婚するかと提案。
それからもやっぱり馬鹿しながらイチャイチャする2人だった。
◎桜
千乃と桜の事を考え実行委員の教室に向かう途中で千乃と合流、どうも料理大会に出たいとか。
桜も出るというので参加する事に、ダメダメな千乃もいたが何とか3位で終わった。
数日後、創立祭から千乃と桜の2人組に和樹も参加する事が当たり前の関係となった。
創立祭の打ち上げに3人で行く事に、桜と良い関係になれないかなと思う和樹。
しかし千乃ラブっぷりと千乃のジゴロな面を見て今のままじゃ無理だなと思う。
そんなある日、桜から千乃の誕生日が近いからサプライズパーティーをしたいと言われる。
という事で桜と2人になる機会が増える、そしてパーティーの準備を進めていく。
その途中、桜が千乃と喧嘩もした事が無いと聞いて少し違和感を覚える和樹。 ともかくプレゼントの話になり、和樹は昔千乃にぬいぐるみを送った話しをすると複雑な桜。
実はまだ千乃の家にあったのだ、そして不機嫌な桜をどうにかしようとぬいぐるみの相談。
するとどう考えても不細工なぬいぐるみを選ぶ桜、和樹は桜の為にもそれを買う事に。
翌日、学園で和樹と桜がデートしているとの噂が流れ、千乃もそれを知っていた。
混乱した桜が和樹と2人だった事を口走った為に、和樹は千乃の誕生会の準備だったとバラす。
お陰で何とかなり、桜も感謝、そしてぬいぐるみに関しての事も謝る。
しかし気にしないという和樹にそれなら自分が貰うという桜、という事でプレゼント。
初めての男性から貰ったという桜、それくらいは報酬としてもらってもいいかなと思う和樹。
千乃には全然サプライズじゃないサプライズパーティーも無事に終了、千乃も感謝する。
それから桜は和樹を男性として意識し、和樹への対応が変わっていく。
そして千乃から背中押された和樹は桜をデートに誘い、桜もそれを受ける事に。
そして当日、最初は全然上手くいかなかったが千乃との電話で何とか盛り返す。
次のデートの予定を一緒に考えながら、良い雰囲気でデートは終わった。
翌日、今度は千乃と出かける事に、デートの指導と言って昨日の桜との事を聞いて来る千乃。
それを見ていた桜、自分と出かけた時より楽しそうな和樹に声をかけられなかった。
週明け、桜から千乃と自分とのデートのどっちが楽しかったか聞かれる和樹。
千乃とのデートがバレた事はあるが、桜が自分の事をそこまで意識しているのだと思う。
ある雨の日、桜と相合傘する事になった和樹は少し濡れた為に桜の家に寄る事に。
流れからアルバムを見る事になるが、偶然にも昔の少し太った桜の写真を見てしまう和樹。
必死に隠す桜に和樹は太った桜も可愛いと言うが、そこでその日は解散となる。
それから桜に避けられる和樹は千乃に相談、千乃が何かしてくれるらしいので待つ事に。
翌日、千乃は桜に何があったか聞くと、桜は和樹が自分の事を好きだと思っていた。
しかし太ってた頃の自分を無してたのに今になって声をかけてくる男子のせいで、
軽い男性不信の桜は昔の自分を可愛いという和樹が信じられなかったと。 でも和樹なら大丈夫と千乃も説得、そして何とか和樹と桜が話せる様にセッティング。
今回も逃げられるかと思っていたが桜の方からわからない事があるからと聞いてくる。
昔の写真を見て可愛いと言った理由、そして桜は軽い男性不信な事を説明する。
それを聞いてともかく笑わせようとする和樹だが、桜が自分に好意を持ってると知る。
ともかく和樹は桜の為に動き、桜もそんな和樹に信じる努力をすると言う。
それからの桜の和樹への懐きっぷりは以前の千乃と桜の関係を思わせる程になっていた。
教室でも噂されるレベルに、そしてついに和樹を屋上に呼び出す桜と千乃。
そしてついに告白し合って恋人に、それからは恋人としてイチャイチャする和樹と桜。
初デートで初キス(ディープ)も済ましたある日、桜が何やら悩んでいた。
聞いてみると誕生日が近いけど和樹か千乃かで悩んでいるらしい。
という事で昼は3人で、夜は2人という構成で桜の誕生日を過ごす事になった。
そして誕生会当日、3人で楽しんだ後は2人でイチャイチャしてついにH。
それから数日後、千乃と桜が和樹の思っている事を当てるゲームをするが桜の惨敗。
その結果とこれまでの事から千乃と和樹の仲に嫉妬した桜に千乃は和樹との出会いを話す。
昔はどんくさくて独りぼっちだった千乃を誘い続けたのが和樹だった。
だから妙な関係にはならないと言う2人だが、桜はもし自分が千乃の立場ならと思う。
和樹を好きになった筈、そしてもしかして自分が仲を裂いたと思って走り出す。
それを見て千乃は桜が最近、千乃を仲間外れにしてないかと妙に気を使っていると言う。 つまり気にし過ぎ、しかし桜にとっては大きな事で千乃との仲も少し気まずくなる。
和樹は桜と千乃が気兼ねなくいられる様に千乃と思っている事を当てるゲームに挑戦。
今度は桜の思っている事を当てる、千乃では無く桜の事を想っていると教える為に。
しかし結果はイマイチ、しかし千乃は桜の為に頑張る和樹は相変わらず尊敬してるという。
千乃は和樹みたいに助けられる人になりたかったから和樹の事をよく見ていた。
その結果、太っていた頃の桜を助けて親友になった、和樹がいたから桜と仲良くなれたと。
だから千乃を好きな桜が和樹を好きになったのは偶然じゃないと言う。
実は昔から桜と和樹が付き合えばと思っていたらしい、それを聞いて桜も元気になる。
それから3人仲良く過ごしながら数年後、和樹と桜が結婚してもそれは変わらなかった。 ◎登場人物紹介&短縮版
・喜多 千早:喜多家長男、真面目で世話焼きだけどエッチだったり
⇒同居を始めて最初は合わないも近づいていき、そして年頃の千早を意識する女子達
・喜多 境子:喜多家長女で千早の双子の姉、携帯版では√が無かったり
⇒彼氏を作らないでという境子に彼氏になってと告白、最後は付き合う事になる。
弟だから結婚出来ない境子の為に身内だけの結婚式をすることに。
・喜多 メイ:喜多家次女で真面目な少女、意外と頑固な一面を持つ
⇒千早と並びたいから頑張るも千早に優しくされて甘えてしまう。
その結果秘めた好意があふれ出て、告白して恋人になれました
・神宮 巴:神宮家長女で猫被りまくりな女子、とはいえスタイルも抜群
⇒千早と昔恋人だったと思い込み、捨てられたと思って復讐していた。
でも今でも千早の事が大好きなので恋人になってイチャイチャ、猫被りはやめた。
・神宮 藍咲:神宮家次女でテンションが高めのネタ枠、乙女な部分もかなりある
⇒千早の好意に最初は素直になれなかったが度重なるアタックに素直になり恋人に。
巴の卒業で少し感傷的になるも、ずっと笑っていれるだろうと確信する千早。
・神宮 実乃璃:神宮家三女で人付き合いが苦手、好きなブランドがちょっとあれ
⇒優しくしてくれる千早の為に成長したい実乃璃と、手元に置きたいが故に複雑な千早。
だけど告白して恋人になり解決、メイとの関係も色々と言い合える仲になった。s ◎共通
会社の都合で引っ越しする事になった喜多家、しかも会社の同僚の神宮家と同居する事に。
喜多家は長男の千早と双子の姉の境子、妹のメイと弟のたかし、そして父の清十郎と母の志保。
まだ喜多家は少し早めに引っ越ししてきたので神宮家はまだ引っ越してはいなかった。
周りの地理を知る為に出掛ける事にした千早とメイ、途中ちょっと危ない少女を見かける。
神宮家が3姉妹と知ってドキドキする千早、そして翌日に神宮家がついに家にやって来た。
神宮家は父の啓と母の夏瑠、上から美人の巴、おバカな藍咲、引き籠りがちな実乃璃の3姉妹。
ちなみに藍咲は昨日のちょっと危ない少女だった、そして美人な巴にドキドキする千早。
子供同士で話し合いになるが実乃璃はすぐに部屋に行く、実は引き籠りがちらしい。
というのも藍咲曰く、口が少し悪く攻撃的な性格で前に学園で問題を起こしたらしい。
それかららしく、神宮家もどうにかしようとはしてるが最後は実乃璃の問題となる。
そこでメイが話してみるというので任す事に、そして夜には既に仲良しになっていた。
その後、千早は真面目な美人だと思っていた巴のだらしない本性を見てしまう。
翌日、ついその事に関して追及してしまい巴を怒らせてしまいどうしようか悩む千早。
しかし実乃璃とは好きなデザイナーの話に付き合ってあげたら少し仲良くなれた。
それから数日、どうも巴を見る境子の姿がおかしいので聞いてみる事にした千早。
どうもたかしが冷蔵庫のお菓子とかを巴の部屋に持って行っているらしい。
境子は巴がたかしを使って悪事を働いているのではと考えるが、考えすぎと思う千早。
そこに巴が登場、巴はメイの言う通りだと言い、言いなりになったたかしも現れる。
巴は自分の本性を見られたのに千早が何事もなく接してくるのに苛ついていたらしい。
巴は純粋なたかしを靴下で性癖を操作して操っていた、しかしたかしは暴走を始める。
どうにかする様に言う千早達だが巴が使っていたのは啓の靴下でどうしようも出来ない。
そこに偶然にも啓が来てすぐに事態を把握、清十郎にバレるとヤバいので啓に任せる事に。 そして千早は巴を問い詰める事に、すると巴は復讐だと言うが千早に覚えは無かった。
ちなみに境子のお菓子を食べた犯人は藍咲で、プレゼントと思って食べていたとか。
一方、メイは実乃璃から学園で起こした問題に関して聞いていた。
前の学園で実乃璃は親友から恋愛相談を受けていたが相手の好きな女子が実乃璃だった。
興味の無い実乃璃は当然断るが親友とはギクシャクし、実乃璃が奪ったみたいな空気が。
そして学園に居づらくなって引き籠りがちになったというのが真相だった。
そして日が経ちついに転校初日、先に行ったたかし以外の皆で登校する事になった。
千早は巴からアドレスをいくら手に入れられるかで勝負する事になった。
そして千早は同じクラスの金持ちと思われる水無月時野(時野)と友人になれた。
それから千早と境子と藍咲、そして時野の4人で行動しながらお昼、1年の教室に向かう。
メイは問題無かったが実乃璃は休み時間になる度に教室を抜け出しているらしい。
実乃璃に追いつきお節介を焼く事の許可を得る、そこに巴が現れて藍咲が追いかける。
結局巴も合流して皆で昼ご飯を食べる事に、ちなみにアドレス勝負は巴の圧勝だった。
しかし自分を偽る巴が手に入れたアドレスの人物とは帰る事は無い事が少し可哀想だった。
そして巴は勝者の報酬として千早のアドレスを聞くのだった。
それから数日後、千早以外の喜多家が神宮家の不真面目さに取り込まれていた。
千早も気を付けなければと思うがネトゲに誘われて千早も不真面目になっていく。
しかしゲームを通じて神宮家との仲を深めて行く、そんな時にネトゲでアップデートが。
結婚システムから重婚システムでリアルの喧嘩に発展してネトゲへの熱は冷めた。
その数日後にはファッションに目覚めた実乃璃の為に服を買いに行く事になった。
最後は実乃璃の為に千早が選んであげ、その服は大事に保管されるのだった。
そんなある日、千早と境子の関係について皆が色々と言ってくる。
千早が拒否しないから境子が悪化すると、千早も自分がおかしい事に気が付く。 という事で距離を改める事に、そんな時に清十郎から町内会の話をされる。
さらに千早がラブレターを貰うが境子が没収してしまい、そして夜に町内会の見回りが。
その途中でラブレターの話になるが境子は無くしたといい、流石にそれはと言う巴。
しかし千早が庇う事に、その後不審者かと思いきや大きな犬が現れたりする。
とはいえ千早と境子の関係は少しぎくしゃくしたままで次の町内会の活動の話が。
そこで境子と話し合う巴、そこでラブレターの差出人が自分だと明かしてしまう境子。
逃げ出す境子と追う千早、境子は神宮家と仲良くなる千早の姿に危機感を覚えて出したと言う。
それはそれとしてラブレターの中身が気になる千早は見せてもらう事に。
中身は次の休日に出掛けよう、そんな中身にドキドキしてた千早は冷静になり、
そして千早と境子は普通の姉弟としてそれなりの関係に戻るのだった。
そんなある日皆でプールに来た、しかしメイは泳げないのでそこで練習する事に。
千早はメイならすぐに泳げると言うが巴と藍咲はそんなの無理だと千早を否定する。
するとムキになったメイがより頑張る、そして息継ぎも無理だったのに泳げるように上達した。
何故ここまで頑張ったのかと思った千早は昔の事を思い出していた。
メイの事を馬鹿にされて泣く千早にメイが頑張ると言っていた事を。
それから数日後、バレンタインデーが近づき、女子達の争いが始まる。
取り敢えず義理は全員が配る事にして本命は各自という事になり、当日になる。
◎境子
いつも通り境子から本命チョコを貰った後、今年で終わりだと言う境子。
何が今年で終わりか分からない千早、その夜家で唯一のエアコンが壊れる。
すると境子は寒いからと理由を付けて千早にくっつき、他の皆が真似すると妨害する。
そんな境子に千早とどうなりたいか聞く神宮家姉妹、そして矛先は千早にまで。 そして千早にとって境子が迷惑だと言う巴、それを聞いて落ち込みながら聞く境子。
でも千早は迷惑でないと言い境子は喜ぶ、でもこのままではダメと言われる。
それから数日後、大寒波なので千早の部屋に集まる皆、そこで境子を追及する巴。
最近境子のブラコンがさらに加速、千早への想いも本気ではないのかと。
だが途中で藍咲が馬鹿やってうやむやになり解散、その夜千早は昔の事を思い出していた。
それは両親が喧嘩した時、別居までなりそうになり1人だけ志保と行く事に。
そこで境子が手を上げたのだ、それに対して千早は自分たちが嫌いなのかと聞く。
境子は大好きだと言って大泣きしそれが広まり、それを止める為に両親の喧嘩は収まった。
千早はそれを思い出しながら境子のブラコンは自分の為ではないかと考える。
しかしもし自分、もしくは境子を好きな人が現れたらと考える千早。
もしかしたら邪魔してしまうかも、そんな考えに至った千早は冷静になる為部屋を出る。
そこで境子に会い、境子に彼氏が欲しいか聞くが千早が好きだからいらないと言う。
その後、部屋に戻って寝る千早、そこに境子がやって来て千早が起きているか聞く。
寝たふりする千早に境子はもう少しだけでいいので千早に彼女が出来ないで欲しいと言う。
それを聞いた千早は寝たふりをやめ、それなら境子が彼女になってと言うと逃げ出す境子。
翌日から境子は千早をちーくん、ではなく千早と呼び、アニメばっかり見る様になった。
不審に思った周囲に追及される境子を見て冗談だったと言うと境子は完全に不機嫌に。
仲直りする為に最近見ているアニメの映画に誘う、しかし何故か皆で行く事になった。
千早が離れている間に境子から事情を聞く皆、そして境子も千早が異性として好きと。
あの日逃げたのはどうしていいかわからなくなったから、そんな境子に告白しろと言う皆。
映画後、自分の想いを告げ、これからは本気で言うから本気で返してと言う境子。
そして愛してると言う、呼び方もちーくんに戻り翌日、境子に引っ張られる千早。
愛してると言ったから返事が欲しいと言う境子にどうすればいいかと言う千早。 互いに好き同士なのはわかっているので付き合う事にはなる、そしてキス。
一線も越えた翌日、両親に明かす事を覚悟する千早と大丈夫と言う境子。
実際明かすと普通に許される、昔両親が喧嘩した時に境子は千早と結婚宣言をしていた。
そんなある日、いつか2人で暮らしたいと言う境子、と言っても先の話。
そして千早も弟と付き合う事になって結婚を出来ない境子の為に何かしたいと思う。
そんな2人を見ていた残りの喜多家は2人がイチャつく為に家を出るのではと思う。
そこで千早の部屋に境子も移り家庭内同棲する事を提案、千早も境子を受け入れる。
しかし翌日、境子の隠し事が原因で喧嘩、同棲も2日目にして終了してしまう。
そこで皆がそれとなく聞いてみる事に、集めた情報から妊娠したのではと思う千早。
実際は千早に隠れて書いた婚姻届け、夫欄は千早、を隠していた境子。
そして境子との結婚は無理なのでせめて結婚式を挙げる事を決意し、家族に相談。
神宮家も参加し境子には秘密で話を進めていく事になった千早。
しかし内緒にされていたと思った境子は婚姻届けを見せて隠していた事を明かして謝罪。
そこで境子が妊娠していないと気づく千早、そして流れで結婚式の事を話す。
自分の隠し事でここまで発展したのでお祝いされる資格が無いという境子。
しかし千早は境子が嫌じゃなければ式をすると言い、当然境子が嫌なわけなかった。
そして身内だけの結婚式を開き、境子は千早への愛を伝えるのだった。
◎メイ
千早はメイに誘われてちょっと御洒落なチョコレートの専門店に行く。
それから数日後、実乃璃に世話好きの血が騒ぐ千早は実乃璃の世話を喜々としてやる。
それを見たメイから実乃璃の堕落が加速する原因だと言われる。
とはいえメイがしっかりしてきたので千早としては少し寂しかった。 そんなある日志保が仕事で家を空ける事に、そこで家事を任させる。
千早がやろうとするがメイがやる事に、でもバイトもしているので千早は心配だった。
千早としてはずっと後ろを歩いて欲しかった、という事で皆と話す事に。
最近積極的なメイ、周りも千早もそれとなく理由は感づいてはいた。
だがついに寝坊してしまうメイだが千早がフォローしていたので何とかなる。
メイは千早の後ろじゃなくて隣に立ちたいので甘えたくなかったので1人で頑張っていた。
そんなある日、親達が朝まで飲みに出かけたので神宮家に合わして息抜きをする事に。
そこでメイは千早に自分の想いをぶつけ、自分以外の女子に優しくしないでと言う。
妹扱いもしないでと、そこまで言って後悔しているメイのおでこにキスする千早だった。
それからはある程度甘える事にしたメイ、しかしそんな時にメイの部屋が破損してしまう。
寝る場所が無いメイに冗談で自分の部屋を提案する千早、しかしメイがそれを受けてしまう。
メイの甘えがさらに加速、自分ではダメだと思いつつも千早への好意は増え続けるメイ。
そして部屋が直ったので千早の部屋で寝る最後の日、その日は同じベッドに寝る事に。
そこで寝ている千早にキスしてしまい、部屋を飛び出して外へ出たメイ。
それで起きた千早は急いで覗いていた皆と一緒にメイを探しに外へと出る。
そして実乃璃がメイを見つける、まずはメイの為に千早以外で話し合う事にする。
そこでついに千早と恋人になりたいと言うメイ、だからこれから頑張ると皆に宣言。
それを近くにいた千早に聞かれた、そして千早もメイの恋人になりたい宣言を受け入れ恋人に。
それからキスをして、一線も越えて、そしてデート(同伴あり)も済ます。
そんなある日、千早とメイが手を繋いでいるのを清十郎と志保に見られてしまう。
嘘が苦手なメイがあたふた、なのでついに千早が先に明かす事に、メイも続く。
そんなメイを持ち上げる清十郎、そして子供の時の様にメイの我が儘を許す。
俺が抱っこ出来るまでは俺の娘だから何でも我が儘言ってもいいんだそ、と。 それからはメイは他人の前で千早への好意を隠す事はなくなったのだった。
◎巴
お祭りが近い事を知る千早、巴は先約があると言うので落ち込む千早。
誘わないでいると不機嫌になる巴、でも当日に先約は断ったというので再び誘う。
実乃璃と藍咲は空気を読んだメイと境子が連れていってくれた、そして2人でデート。
そこで昔の事を想い出した千早、昔も2人でお祭りを回っていた、そして告白。
巴は先約は恋人だった昔の千早だと言い断る、自分を忘れてへこませた仕返しと言って。
でも巴は泣いて立ち去る、皆の元に戻った千早は事情を説明、境子が巴の元へ走る。
千早を落ち込ませたから、だけど泣いている巴を見て事情を聞く事に。
昔恋人だったけど振られて忘れられたから復讐した、でも泣いている巴を慰める境子。
翌日、巴は引き籠りそうだったが境子の説得により何とか部屋から出てきた。
学園では猫被りもやめた巴、昼休みに巴を呼び出して全員で事情を聞く事になった。
事情を聞いた皆、しかし千早には巴と恋人になったという憶えは無かった。
実は恋人は巴の思い込みと発覚、完全に今でも千早の事が好きな事までバレる巴。
千早は再度告白しようとするが巴の方が先に告白、千早も当然受け入れて恋人になる。
巴は猫被りをやめて、最初は最後まで出来なかったけど一線も越える。
ある日、チェックの入った住宅情報誌を見つけて引っ越しかと焦る子供たち。
実際は清十郎と哲が夢見てただけだが、もしそうなってもいいように予行練習する千早と巴。
2人暮らししたらどうとか、もし住むならどんな家とか、その途中で婚姻届けも書く。
しかし周囲は駆け落ちと誤解、引っ越しで両家が別れるかもしれないのを危惧してると推測。
それならいっそ結婚させればいいと考える、そして2人に結婚しろアピールする周囲。
巴は親の許可を手に入れたと婚姻届けを持って駆け出し、それを追いかける千早。 止めるのかと聞く巴に一緒に出しに行こうと言う千早、結局夜なので役所は閉まっていた。
でも覚悟が出来た2人は誰の前でも憚らずにイチャイチャする事にしたのだった。
◎藍咲
前日、本気でチョコを作っていた藍咲が誰に渡すのかと思っていたら放課後になった。
結局、素直になれずネタに走った渡し方しかできない藍咲のチョコを貰うのだった。
それから数日、それとなく女子達が千早を意識してきたので何となく藍咲に話す事に。
何故自分かと藍咲に聞かれてマブダチだからと答える千早。
それならと安全圏だと思った藍咲が色々と自分の千早への好意を話してくれる。
そんな藍咲に千早も藍咲の良い所を伝え、そんな感じに藍咲と近づく千早。
それから、マブダチと言ったからか好意を隠さずに伝えてくる様になった藍咲。
そんな時巴から藍咲をどう思っているか聞かれ。藍咲を罠に嵌めて素直にさせようと言われる。
そして全員の前で追及されて千早からも告白に近い事を言われた藍咲。
しかし自分に自信が無い藍咲は素直に好きと言えないが、千早への好意は丸出し。
そしてついに素直になった藍咲から千早へ告白して、ついに恋人になる2人。
キスまで済ますもそこからは元の関係に戻ってしまい、周りから色々と言われる。
今の関係が楽な千早だけど、藍咲の顔がそれ以上の関係を求めていたのでデートする事に。
最後には一線を越える、それからある日、学園で進路希望についての話になる。
それから巴が藍咲に口出しする事が多くなってきた、それに関して問い詰める藍咲。
そして巴が1人だけ先に離れる事を理解し、勉強も頑張る事にする。
他の事に関しても千早の為に頑張る藍咲、そんな藍咲が増々愛おしくなる千早。
そんなこんなでイチャイチャ過ごしながらも日は経って、巴は学園から卒業する。
それから調子の出ない藍咲、そうして日は経ち新年度の登校日になる。 別な方向に向かう巴に泣き出して甘える藍咲を慰める巴、それでも泣き止まない藍咲。
そんな藍咲を慰めつつ、藍咲と一緒なら今年も笑いが絶えない様に願うのだった。
◎実乃璃
当日、気が楽な実乃璃の元に向かい、実乃璃の食べていたチョコ菓子を食べたら怒られる千早。
ある日、家族の共有のPCが起動しなくなり、家族の写真を保存していたメイは落ち込む。
それを見て実乃璃が修理すると宣言、実乃璃はメイと対等な関係になりたくて頑張る。
だけど1人では無理、しかし千早の助け、最後は皆の助けで無事にPCを修理。
そのお礼にメイ遊びに誘われる実乃璃、しかし2人っきりではなく千早も誘われる。
実は千早がメイに実乃璃を気に掛ける様に言っており、その事で千早を避ける実乃璃。
メイが自分に優しくしてくれたのは千早が言ったからとい思い不機嫌になる実乃璃。
結局皆で遊びに行く事に、そこで千早は実乃璃の機嫌を直そうと頑張る。
実乃璃もメイが千早の言葉だけで自分と仲良くしている訳ではないとはわかっていた。
しかし割り切れないので自分ではなく皆の元にむかう様に千早に言う。
それでも自分の所にいてそういう発言をする千早に機嫌を直す実乃璃。
それから千早に甘えまくりの実乃璃、他に皆から完全に千早に惚れたなと言われる。
そんなある日、皆でバイトを始めようという事になるが決まらない。
そこで実乃璃が冗談で言ったゲームを作って売るという内容を提案する千早。
実乃璃の為と甘えた事ばかり言う巴と藍咲に現実を見せるという目的があった。
その途中で実乃璃が千早への好意に自覚、巴と藍咲も現実を知りゲーム制作は終わった。
ゲーム制作などを通じて成長する実乃璃、しかし千早としては少し複雑な気分。
未だ好きだと言えない実乃璃と悩む千早を見て、周りの皆が2人の関係を後押しする事に。 という事で実乃璃の部屋に閉じ込められる千早と実乃璃、とりあえずゲームしながら話す。
新しいゲームを探していた千早は綺麗な箱を見つける、それは実乃璃の作ったチョコだった。
バレンタインに渡せなかったそれを渡すと同時に実乃璃は告白、千早も受け入れ恋人になる。
最初は恥ずかしがっていたが一線越えてからは人前でもイチャつける実乃璃。
それから千早の事をお兄ちゃんと呼ぶ実乃璃、兄への憧れとちょっと興奮するから。
しかしそれが原因でメイとの関係に少し亀裂が、でも喧嘩して仲直りする。
それから終業式が近づくと久々に実乃璃の人見知りな部分が再発する。
そこで暮らすの皆でのお別れ会の予行練習として皆でカラオケに行く事に。
しかし家族でのカラオケですら途中で抜け出す実乃璃、藍咲は一緒に抜け出すかと言う。
実は子供の頃、新学期に怪我して入院してた藍咲に付き合って学校サボっていた実乃璃。
その結果、元々人見知りな実乃璃は学園に馴染めずそして今に至るのだった。
そして当日、結局実乃璃はお別れ会に出る事は出来なかったが千早も一緒にいた。
それどころか皆も、そんな皆を見て実乃璃は来年は頑張ると宣言するのだった. ◎登場人物
・反田 ノラ:パトによって猫に変えられた青年、キスで猫と人を行き来する
・アイリス=ディセンバー=アンクライ:真面目ななり立て皇女、恋愛的に重い女2
・ノエル=ザ=ネクストシーズン:カセットで会話する女執事、アイリス大好き
・高田 ノブチナ:任侠一家の娘でノラたち人間の中では一番強い、ちなみに漢字は信千奈
・ルーシア=オブ=エンド:シスコン武闘派姉さん、恋愛的に重い女3で断トツで重い女度880%
・ユウラシア=オブ=エンド:冥界三姉妹の末妹、わりかし現代っ子
・パトリシア=オブ=エンド:冥界の皇女で三姉妹の次女、よく子供たちに読み聞かせしている
・黒木 未知:風紀委員美少女で今回は海外に留学中であまり出ない、恋愛的に重い女1
・夕莉 シャチ:反田家の母親的な存在、実は天界で作られた存在
・明日原 ユウキ:後輩ギャルなバイト少女、実はノラ達と同い年 ◎簡易版
・アイリス=ディセンバー=アンクライ&ノエル=ザ=ネクストシーズン:皇女と従者
忘れられた皇国を復興させようと地上に来て、エンド家に復讐しようとする。
でもパト達と接触して復讐は駄目と思う、でも母親が復讐しろと押してくる。
母親は機械でノエルがアイリスの為に動かしていたが、皇国から解放する為滅びようとする。
でもアイリスはノエルも大切なので助ける、そして皇国の復興をノラと頑張る。
・高田 ノブチナ:任侠一家の娘
妾の子で家族に対して色々と複雑なノブチナ、ある時対立勢力が高田一家を襲う。
ブチ切れてノブチナ報復、捕まるも腹違いの姉とノラ達の活躍で無事に解放。
家を出た実母とも再会、家族とのわだかまりも無事になくなりました。
・ルーシア=オブ=エンド:冥界三姉妹長女
苦手な犬をノラと一緒に克服していく、そんな時に妹のパトを狙う一族が。
ノラとの愛に目覚めたルーシアは真の力を取り戻して、パトを狙う一族も倒す。
でも真の力が原因で冥界に居られなくなる、でも愛するノラと一緒なんで問題無いです。
パトとの悩みや母親との亀裂も改善していき、ノラと未来へと歩んでいく
・ユウラシア=オブ=エンド:冥界三姉妹三女
なりたい訳じゃないけど冥界王女を目指す為に、パトを冥界へと連れ帰ろうとするユウ。
その方法はアイドルを目指すという理由でパトを地上に残らせる理由のノラを連れまわす事。
実はコンプレックスから自分だけの一番を探していたユウをノラが説得。
そしてユウは冥界王女になる為ではなく、自分の為にアイドル活動を楽しむのだった。 ◎共通
冥界の王女、パトリシア=オブ=エンド(パト)が地上に向かったと噂が冥界に広がった頃、
パトの実家の城の遥か北、アンクライという忘れ去られた地にある城、
そこに住むアイリス=ディセンバー=アンクライ(アイリス)は誕生日を迎え皇女になった。
忘却されたアンクライをどうにかしようとするアイリスは母から正式に国が滅んだと聞く。
アンクライはエンド家の忘却の魔法により忘れ去られた国、そして地図からも消えたという。
冥界の者は忘れ去られる事で消滅、それを防ぐ為にアイリスは地上に向かう事にする。
執事のノエル=ザ=ネクストシーズン(ノエル)と共に、しかし地上は夏であった。
猫になる事が皆にバレている反田ノラ(ノラ)は友人たちと共に海の家でバイトしていた。
そして猫になってカキ氷を売っていたノラは倒れたアイリスを見つける、雪の降る地上で。
気が付くと雪は止んでいた、ノラがカキ氷をあげると何とかアイリスは元気を取り戻した。
日陰を求めるアイリスにノラはバイト先の海の家まで案内する事にする。
高田ノブチナ(ノブチナ)、明日原ユウキ(ユウキ)、井田が共にそこでバイトしていた。
そこにアイリスを探していたノエルもやって来た、そしてアイリスは海の家でバイトする事に。
先程、ノラから貰ったカキ氷代を支払う為に、そして無事に最後までやり遂げる。
何処かに行くというアイリス達にノラは余った焼きそばを届けようと向かう。
ノラを見ながらアイリス達はノラが冥界の伝説の生き物ではとノラを掴み魔法を使用する。
先程まで全く使えなかったのにノラを掴みながらなら無詠唱でアンクライまで戻る事が出来た。
一方、バイトを終えたノブチナ達の元にパト達がやって来てバーベキューを行う所。
パトと一緒にやって来たのは夕莉シャチ(シャチ)、ユウラシア=オブ=エンド(ユウ)、
それにルーシア=オブ=エンド(ルーシア)の合わせて4人だった。
黒木未知(未知)は現在海外、バーベキューをしようとするがノラがいないことに気付く。
誰かに焼きそばを持っていった筈なのだが誰もその誰かを思い出せないでいた。 一方ノラはアイリスとノエルと入浴する事になっていた、しかもアイリスによって真っ白に。
そしてアイリスのキスで人間に戻るノラ、ノラは縛られて城の外に放り出される。
そこに猫のノラを探すアイリスがやって来る、まだノラの事に気が付いてなかった。
説明するも全部は信じてもらえない、だけどアイリスはノラと話し合う。
今までそういう相手のいなかったアイリスは楽しそうに話す、しかしノエルがやって来る。
ノエルはノラの処断を促すが、アイリスはノラを地上に帰す事にする、再会を約束して。
地上に戻ったノラは髪の毛が真っ白になっていた、とりあえずパトに話を聞こうとする。
しかし断片的にしか思い出せない、一緒に聞いていたルーシアも何か引っかかる様子。
少し後、ノラはルーシアからアンクライには忘れられる様に魔法がかかっている事を聞く。
何故ルーシアが覚えているかノラが聞くと、それをしたのがエンド家の母、冥界の母だからと。
アンクライは冥界の掟を破り、滅ぼしそうだったのでそうしたのだと言う。
そしてアンクライが生き残っているなら復讐を企てている可能性があり、
ならば危険なのはアンクライを覚えているノラとルーシア、なのでルーシアは力を貸すと言う。
ノラは仲間達に事情を話す事を提案、特に偶然一緒にいたノブチナは自分より強いからと。
任侠一家の娘のノブチナ、町の危機かもしれないと言うとノブチナも協力をする事に。
そんな一緒にいた井田も加えて4人の前に動く雪だるま、それに翼竜が現れる。
雪だるまの後を追うと反田家に着くが凍っている、しかも変わった熊に囲まれて危険な状況。
しかしそこにアイリスとノエルが現れる、そしてアイリスはノラを連れて反田家の2階へ。
そこでアイリスはノラとの約束、名前を呼ぶという事を実行してもらおうとする。
しかしアイリス自体を思い出せないノラにアイリスは魔法を唱えようとする。
一方でルーシア達はノエルと共にいた、ノブチナが救援を呼ぶ為にルーシアがノエルと対峙。
ルーシアがエンド家と気づいたノエルとルーシアの戦いが始まりそうになる。
ノブチナも救援を呼ぼうとするが外には出れず取り敢えずLINEで外部に報告。 一方でアイリスは泣いていた、またも忘れられてしまったから、だけどその姿を見て思い出す。
ノラはアイリスの名前を呼ぶ、そしてもう一つの約束を果たそうとするアイリス。
猫であるノラを見せる事、その為にはキスが必要だが当然の如く信じてもらえず拒否される。
だけど何とか隙を突いてキス、驚愕するアイリスだったが猫になるノラ。
氷漬けの反田家という不利な状況もありノエルに敗北したルーシア達の前にアイリスとノラが。
猫になったノラに事情を察するルーシア達、そしてノエルもアイリスの口から事実を聞く。
そこに翼竜がやって来る、旗である翼竜が氷漬けの反田家に降りたてばそれは建国となる。
しかしアイリスは猫になる前に、猫になったら元に戻すと約束していたのでそれをしない事に。
だが翼竜は反旗を翻して攻撃してくる、しかしノラの力を借りて何とか防ぐアイリス。
だが翼竜は健在、今度はルーシアが翼竜に魔法で綱をくくり付けて地上に落とそうとする。
そしてアイリスに聞く、アンクライを滅ぼしたエンド家だけど力を貸して欲しいかと。
今までなら言えなかったかもしれない、でも今のアイリスなら助けを求める事が出来た。
そしてノエルを除く全員で翼竜を落とす為に綱を引く、LINEを見たユウキとユウが来た。
そこに再び翼竜の攻撃がきそうに、判断を任されたアイリスは綱を引く事を決断。
それを聞いたノエルも綱を引く事にするが翼竜の攻撃が、しかしそれをパトが防いだ。
そして2度の攻撃で疲労した翼竜を屋根に落とす事に成功、翼竜は旗へと変貌した。
アイリスは建国宣言ではなく自己紹介とこれからをよろしくと皆に宣言。
全てが終わった後は皆でカラオケに、そしてパトとアイリスはデュエットをするのだった。
アイリスは母とその日あった事を楽しそうに話すが、母はそれは忘れなさいと言う。
しかしエンド家への復讐を忘れるなと、しかしアイリスにはパトが悪い人には見えなかった。
落ち込んだアイリスはその事を連れ帰ったノラに相談、アイリスは今季は冬眠すると言う。
敵国の皇女と色々したから、皇女の行動は歴史に残るからと、しかしノラはいけないのか聞く。
敵国の王女と仲良くしてもいいのではと、アイリスもその言葉に元気を取り戻す。 再会を約束して地上に戻ったノラ、氷漬けの反田家は翌日にどうにかする事になっていた。
しかしルーシアがいて氷を砕いていた、そして少しルーシアとの距離が縮まる。
そして翌日、いつもの皆に加えてアイリスとノエルも加えた皆で反田家の氷を砕く作業に。
そこでアンクライとエンド家の因縁に関して聞き、アイリスが復讐したい事を知る。
しかしどう復讐するのか、アイリス自身がエンド家をどう思っているかすぐには答えられない。
そして復讐の理由を聞くと母に言われたからと答えるアイリスにさすがに怒るパト。
パトは滅ぼすのに相応しいかテストして合格ならエンド家を滅ぼしてもいいと言う。
そんなパトにアイリスも挑戦を受ける事に、そしてアイリスは歴史の勉強を始めるのだった。
◎アイリス=ディセンバー=アンクライ
テストに合格する為に勉強しようとするアイリス、しかしそこにパトのスパルタ教育が。
怯え切ったアイリスに一緒に勉強しようと言うノラ、一方病院で残り半年だと告げられたノラ。
今度はノラがアイリスに付きまとわれて迷惑を被っていたそんなある日、
パトが勉強以外何やっているのか気になったアイリスはノラに連れられて学童保育に。
そうしてついにテストの日、アイリスは90点を取りパトにどうするか聞かれる。
アイリスは自分の国に関して何も答えられなかったのでもう少し勉強する事に。
そしてノラはパト曰く残り2週間だと判断され、アイリスの引っ越しの手伝いをしていた。
ノラはアイリスにお願いをする、実はノラの寿命が危ないのは猫化の呪いが原因だった。
しかしパト曰くHした時にアイリスが流す涙で治るとか、当然否定するアイリス。
とりあえず引っ越しの手伝いをしているとアイリスの部下の熊が襲ってきた。
実は自国の歴史を知りたかったアイリスは母に止められるのも構わずに書庫へと侵入。
そこで一冊の本を見つけた、そこには絵が描かれており永久に冬の筈のアンクライの春だった。
そしてその本を手に地上へと向かうアイリスとノラ、それにノエルは無事に到着。 地上に戻れたノラは再びHのお願い、今度はパトも一緒になってお願いをする。
曰くアイリスの涙には忘却の力があり、愛を感じる時はその純度を増すとか。
ともかく断るアイリス、ちなみにアイリスの引っ越し先は反田家の庭の地下だった。
そんなある日、パトの学童保育での読み聞かせについて行き、アイリスも読み聞かせをする。
しかしパトの評価は微妙、と言っても初めてなので仕方ないらしいがアイリスは練習する事に。
そんなある日、ノラ達の補修に付き合って皆が学園に来ていた時、急に外に雪が降り積もる。
何事かと思うとキスもしてないのにノラが猫に、そしてアンクライの亡霊という象が現れた。
亡霊はアイリスにエンド家を滅ぼせと言うがアイリスは拒否する。
すると亡霊はアイリス達も標的にして襲ってきて、皆で学園内を逃げ回る事になる。
亡霊以外にも騎士に熊が襲いかかってくる、それでもアイリスは亡霊を説得したい。
という事で幾つかに分かれて問題に対処し、そしてパトは絵本の読み聞かせを放送室から流す。
しかしその内容は普通の絵本では無い、アイリスが持ち帰った書籍、歴史書から作られたもの。
その国は出土する鉱石に頼り遊び呆け、世界をわが物にしようと企み投獄された。
国は娘を投獄し、その娘が流した涙が宝石となり、賠償金の代わりに支払われた。
アンクライは悲しみで栄えた涙売りの国、幽霊だと、そしてパトの魔法は完成した。
復讐売りの少女、それは全てを焼いた、そしてパトはアイリスをこう呼ぶ、冬の幽霊だと。
そして幽霊は過去だと、アイリスは亡霊たちに謝罪する自分が忘れていたと。
ノラはアイリスの為に共に駆け出し燃える亡霊の元へ、アイリスも自分を消したくないから。
しかし亡霊の火を消す前にノラがやられる、気が付くとノラとアイリスは過去を見ていた。
子供の頃にノラとアイリスは会った事があった、そしてそこにパトと復讐売りの少女が現れる。
パト曰く歴史と御伽噺の狭間にいるとか、復讐売りの少女は歴史書と絵本の合作みたいなもの。
そして元になった2つ、アンクライ皇国の歴史書とマッチ売りの少女の本を出す。
どちらかを読み聞かせるように言うパトにアイリスは1冊の本を手に取った。 そして語るのはどちらでもない、アイリスの話であり、ハッピーエンドの物語。
それを聞いた復讐売りの少女、マッチ売りの少女はその対価に燃やしてあげるのだった。
気が付くと元の場所に戻っており、ノラも生きており、亡霊はやたら可愛くなっていた。
マッチ売りの少女が時、過去を燃やしたからと言って亡霊たちを連れて去って行った。
そしてノラも助かったノラに喜んだアイリスの涙で猫から人間に戻っていた。
だが完治したかわからないのでアイリスとキスをして確かめる事に。
結果、猫にはなったが人の言葉を喋れた、パト曰く少しだけ人に戻れたとか。
という事でやっぱりHのお願いをアイリスにする事に、と言っても今度は完全拒否ではない。
亡霊の時の出来事でアイリスはノラへの好意はかなり高い、でもHは初めてだから。
なので交換条件として共に国を再興して欲しいとノラに言うアイリス。
そしてノラは沢山考えて、再興は流石に約束出来ないけど一緒にいる事は出来ると告げる。
そんなノラの言葉についにアイリスも認めてH、そしてノラも治り、恋人になった2人。
しかし寝る事が多くなったノラ、パトはノラはまだ猫の部分があるのではと推測。
という事で今度の海でのデートにパト達もついて来る事になった。
海で皆で遊んでいる時にノエルから呪いを解く涙をアンクライの再興の為に欲しいと言われる。
そして海で遊んでいるといつの間にかノラに尻尾が、だけどその後にHして元に戻す。
ノエルにも樽で涙を上げる、ノエルはこれでアンクライに対する忘却が解けると言う。
そして一度アイリスとノエルはアンクライ皇国に戻る事に、そしてアイリスは母に会う。
アイリス母は死者と生者の関わりを断つべきと、アイリスに永遠の眠りに付こうという。
忘却、冥界にとっての死を広めようとしたこと、それはアンクライが滅ぼされた原因。
当然アイリスはそれを否定、するとアイリス母は娘失格と言い忘却魔法を発動させようとする。
一方で冥界の母はその事に気付きパトにアンクライを滅ぼす様に命令する。
地上に戻ったアイリスはノラの元へ、そして実はアイリス母がアイリスの母でないと告げる。 そして助けて欲しいと言うアイリスと共にノラ達はアンクライ皇国、その城へと向かう。
城にいたのはノエルだけ、アイリスの母はただの機械、城には他に人はいなかった。
城書庫にあったのは大量のテープ、それがアイリスの母を動かしていた。
そしてノエルは自分を成長するアイリスの後ろ髪を引く存在だと言い、消えようとする。
だからアイリスと離れようとするノエルだが、アイリスはノエルを連れて行こうとする。
しかし城の上には冥界の母によるアンクライを滅ぼす為の魔法が発動しそうだった。
その時、動かしてない筈のアイリス母から声が聞こえる、旗が見てみたいと。
それを聞いたアイリスは城のてっぺんに旗を立てようとする、そこにルーシアが。
反田家にも来た旗になる翼竜に鎖を繋いでいたのだった、そして皆でその鎖を引く。
そして無事に翼竜を引きずり旗になり、アンクライの滅びは止められたのだった。
その後、アイリスは冥界の母と向き合う、冥界の母は未来に関してアイリスに聞く。
アイリスの為にノエルが動かしたアイリス母は過去の存在、だから未来を。
アイリスは存在を認めて欲しいと言う、いつか世継ぎが出来、人が増え再興した時に。
冥界の母は娘と仲良くしてと言って、いつか再興した時の再会を約束して去った。
そしてノラ達は3年になった、その間アイリスはアンクライ再興の為に色々やっていた。
それからノラとアイリスは共に受験と再興を頑張っていくのだった。
◎ノエル=ザ=ネクストシーズン(ExtraStoryから、内容はアイリス√の続き
アイリスを見守っていたノエルは何だかんだでノラの事を意識してしまう。
というかノラとアイリスがやっているのを覗いて、自慰してしまう程度には意識している。
しかしノラはアイリスの彼女なのでその気持ちを否定するノエル。
それはそれとしてノラを好きになってからヤバくなるアイリスに思う所があるノエル。
そこでノラを呼び出し遠泳で勝負を仕掛けるも、途中でノラに助けられる結果に。 沖から離れた無人島で携帯もないのでそこで1日過ごす事になった2人。
そこでノエルはアイリスを泣かせないという名目でノラとHをする事に
(ノラとHをするとアイリスは必ず泣き、それをノエルが虐めだと言って止めるという名目
そして終わってから少しして、無人島の近くを船が通るので呼ぶノラ。
ノエルは、あの船が通り過ぎてもう一夜過ごしたい、そう思ったのだった。
◎高田 ノブチナ
アンクライ皇国皇女が来る前の高田と呼ばれる任侠一家のお話。
ノブチナは獄中の先代に代わり組みをまとめ、最近では周囲の小さな勢力をまとめ上げていた。
しかし最近兵頭という新興勢力が高田と対立して一触即発の状態。
一方で学園祭の時期、何かしたいと思うが何も思いつかないノラのクラス。
そこで絵本の読み聞かせをしたいというパトとコラボして演劇をする事になった。
だが任侠娘のノブチナに関して周囲から様々な危険視をされていた。
そんな時事故でノブチナとキスして猫になったノラは一緒に高田家に帰る事になった。
そこで見合いをさせられそうになっている事を知るノラ、ともかく部屋で元に戻るノラ。
そこにノブチナの父、信春が現れて殺されそうになるが反田家の子供という事で助かる。
信春は昔ノラ母に求婚してたらしい、そしてノラとノブチナがくっつく様に推奨してくる。
ノブチナは信春がノブチナを堅気に戻そうとしているのだと気づく。
その帰り、ノラは母親がいない事が気になって聞くがノブチナは笑顔を見せるだけだった。
帰宅後、ノラはシャチからノブチナの母は出て行ったと昔聞いた事を聞く。
一方、高田家に兵頭が来ていた実質的な降伏勧告に近いものだった。
兵頭はノブチナだけに、ノブチナが来るか高田が看板を下ろすかの二択だと迫る。
信春は組を解散するつもりだがノブチナにそんな気はなかった。 そして一人叫ぶノブチナの元に皆が来て最後にノラが高田家の家系図を持ってやって来た。
翌日、学園祭の演劇は教職員受けなどを命をテーマにする事になり、最初はパトが考える。
でもパトは冥界、つまり死の世界から生まれたからと言ってノブチナにそれを託す。
しかしノブチナは協力すべきと言って高田家で皆で考える事に。
ノラの方は高田家の家系図を持っている事が高田家にバレて高田家に連れて行かれていた。
ちなみに家系図は昔ノブチナが売ろうとしたのをノラが引き留め、反田家に残された。
ノラは信春からノブチナを堅気にしたいから協力する様言われるが話し合うべきと提案。
そこにパトが先にやって来てノブチナがそろそろ帰って来ると判明。
信春はノブチナを堅気に戻す為に演技をすると言い、ノラも条件付きで協力する事に。
結局演技は失敗に終わり、そしてノラはノブチナと家系図を持ってきた時の話をする。
子供の頃、ノブチナは壁に家系図を書いて殆どの名前に×をつけたが一つだけ付いてなかった。
それは出て行ったと聞いた母親だった、そしてノブチナは自分の用事にノラを付き合わせる。
そこは信春のいた刑務所だった、ノブチナは見ておくべきだと思ったからと言う。
話を聞きノラはノブチナが信春の事を想っていたのではと思い聞くがノブチナは答えない。
2人で反田家に戻ると何故か感動している一同、読んだのは昔の性教育の本であった。
そして演劇の内容は命とロミオとジュリエットに性教育も入ったモノとなった。
ノラは信春と会っていた、刑務所で色々と考えたがそれでもノブチナと話すべきと説得。
その夜、信春はノブチナと正面切って話し、ノブチナは人知れず笑顔を浮かべるのだった。
そしてノブチナは兵頭に高田の家に残る事を宣言するのだった。
文化祭の準備は順調に進んでいたが何者かの妨害で小道具が壊されていた。
ノブチナは封じてた拳を振るっていた、ノラと井田に倒したヤクザが金貰ってやったと告げて。
ノブチナは一人でやろうとするがそれはノラ達友人の皆が許さなかった。
しかし高田を兵頭にやられたノブチナは報復に向かうが途中でノラが気づき止めようとする。 ノラの言葉に2人でやろうと言うがノブチナはキスをしてノラを猫にすると1人で向かう。
そして後から来たパトに救われたノラは急いでノブチナの元に向かう。
そこには部下を蹴散らし兵頭に銃を向けるノブチナの姿が、間一髪それは防ぐ事には成功。
しかしそこに警察がやって来て連れていかれるノブチナ、その姿は笑顔をノラに向けていた。
ノブチナは拘留される事になり、その弁護士に会いに行く信春について行くノラ達。
そこにいたのはノブチナの姉、信愛で、信春は弁護を頼むが金を用意するならやるとの事。
家族の絆で無料を願う信春だが信愛に殴られ、信愛は名刺を置いて去って行った。
ノラ達はノブチナが妾の子で信愛が正妻の子、ノブチナと信愛の母が良くなかったと知る。
その後、信愛とノラがノブチナと面会するが両方とも喧嘩して終わり。
信愛には助けられたくないと言い、ノラとはノブチナと信愛の事でノラが怒った。
ノブチナは家系図にのらない子で教育は信愛しか施されなったし、
ノブチナが何かになろうとすると家が邪魔になり、家を家族と思えなくなったと言う。
それでもノブチナを助けたい皆は信愛に頼み、その思いをくみ取った信愛はもう一度向かう。
そして信愛からその事を聞いたノブチナ、費用は信愛が出す事になった事も知る。
さらにノブチナの元に田中、ノラ達のグループの1人、から手紙が届いていた。
そうして信愛の活躍で釈放、外に出たノブチナはノラと信愛と共に学園へと向かう。
学園祭の命とロミオとジュリエットは無事に演じ切る事が出来た。
学園祭の後、唯一の親である信春と衝突して語り合った後、ノブチナは涙を流すのだった。
その帰り、ノブチナはノラに付き合ってみるかと提案、そして日常が戻ってきた。
付き合っていくのは何かと考えたノラ、そして決意したノラは井田を連れて高田家へ。
ノブチナと付き合いたいと家族の前で宣言、曖昧になりそうな時は井田に殴ってもらった。
信春は2人で話し合いなさいと言いノブチナと2人きりになり、そして2人は恋人に。
その事はすぐに皆にバレて、そしてそんな2人にパトはノラは愛で治ると言う。 ある日ノブチナにノラ母の知り合いを紹介されたノラはノブチナに実母に会って欲しいと思う。
そう思い信愛の元へ、しかし信愛も昔の住所しか知らず今生きているかすら知らなかった。
今度は信春の元へ、そして信春から兵頭の元へ行き、そこで実力を示して場所を知る。
どうにかして会わせたいノラは皆に相談、そこでダブルデートする事になっていた。
実は井田が田中に告白しており、ノブチナの件で色々あってまだ付き合っていなかった。
そしてダブルデートで誘導する予定が全く場所に向かわず気づいたら河辺。
そこで田中はノブチナに井田に返事をする事を宣言、だからノブチナも向かって欲しいと。
全て察したノブチナだが行きたくないと言うとノラがそれなら1人で行くと言う。
そこにユウキ達も来て向かうといい、それなら先にパトに生きているか確認する。
だって怖いから、でもパトは教えられないという、それで未来が変わるのかと。
パトは命とは、必死に生きる事だと知ったからもう母の元に帰ると言う。
そしてノブチナに言う、立ち向かう事が一番得意なのだから、逃げては駄目と。
そんな皆の言葉にノブチナも向かう事に、そして信愛と高田家が用意したトラックで向かう。
そして無事に出会う事が出来た、最初は分かってなかったけど名前を聞いて気付いてくれた。
母親、原点を知ったノブチナはノラを元に戻す為にも世界を巡るのだった。
そしてノラ達は3年になった、ノラの呪いは悪化したがそれを知ってパトが地上に戻って来た。
そして受験勉強に向かって立ち向かうノラ達であった。
◎ルーシア=オブ=エンド
翼竜が来た日から数日、妹たちの為に地上にいるルーシアにはとある懸念があった。
それはパトとノラの仲、ルーシアはノラにパトに近づくなと言いそれからノラを危険視。
そんな時ノラはルーシアが犬が苦手と知る、パトをケルベロスから救ってからとの事。
ある日実験の為と称してパトにキスされて猫になるノラ、その日からルーシアに追われる。 ノラは何とか犬に隠れる事で回避、ルーシアはその事で冥界の母に言われてしまう。
冥界の母に言われた翌日、ルーシアは苦手を克服する為に犬のいる場所へ。
そこに晩飯を呼びに来たノラが、その時犬が鳴いて驚いたルーシアが不良に衝突。
その場にいた不良は問題なかったが新しく現れた者がペットにドーベルマンを連れていた。
このままではルーシアが危ないと思ったノラは猫のまま犬に立ち向かおうとする。
しかしその前にルーシアはノラを回収して退避、結果としてノラが救われた形に。
だけど家から少し離れた場所で電柱の影で膝を抱え込むルーシア、本当は怖かったのだ。
その夜、ルーシアは夢を見る、パトをケルベロスから救った時の夢を。
パトは怯えていた、ケルベロスを屠り血まみれの自分を、その夢を見て目が覚めるルーシア。
何か暖かいと思うと傍にはノラがいたのだった、そんなある日学園でルーシアと会う。
犬の図鑑を見て耐性を付けようとしていた、その時パトがルーシアに顔を見せに来る。
学童保育に向かうとか、すぐに行かないルーシアに何故かと聞くと怯えさせるからと言う。
学童保育にはペットを連れて来る子もいてそこにいた犬に対してルーシアは殺意を向ける。
それは優しいパトの空気を悪くして子供を怯えさせる、そう自虐的な笑顔でルーシアは言う。
ノラはそんなルーシアの為に犬の散歩のバイトを探し、大量の犬を連れて来る。
当然嫌がるルーシアだがノラは気にせずルーシアの為に頑張って克服させようとする。
そんな2人を見てパトは自分の知らないルーシアの感情をぶつけてもらうノラが羨ましいと。
ルーシアもノラと一緒に少しずつ苦手を克服していき、いつの間にかついノラを探す程に。
そんなある日、犬の悪戯でノラとルーシアがキスして猫になってしまったある日、
以前遭遇したドーベルマンを連れた不良と遭遇、しかも今回は3匹も連れていた。
しかも不良に捕まってしまうノラ、不良はノラとドーベルマンを戦わせると言う。
ノラはルーシアの為に戦う事に、しかし追い詰められてボロボロにされるノラ。
その姿を見て剣を抜くルーシア、だが怯えさせるルーシアにしない為にも立ち上がるノラ。 そして何とか3匹のドーベルマンに勝つがボロボロになったノラ、気が付くと病院だった。
人に戻って、ルーシアが何とかしようとキスして戻し、そこにノブチナが通りかかった。
お陰で難とか病院に行けて助かった、しかし松葉杖が必要な程にボロボロだった。
ルーシアはノラに聞く、自分が怖いか、猫だったノラの鳴き声が胸に響いて痛かったと、
自分を恐れる声が胸に響いて痛いと、誰も彼もが自分を恐れているのではと。
一生懸命な人をどう恐れるのか、恐いって気持ちの先にあったかい理解があるのではと、
今のルーシアなら猫のノラの声に痛いけど逃げずに答えようとするのでは、
それはあたたかくないかと言うノラの言葉にルーシアは下がっていた顔を上げる。
そしていつか、花を見て座っているのではと、いつか花の気持ちも分かるのではと。
そんな時、冥界の母に呼ばれるルーシア、そこで失った魔力を取り戻す方法を聞く。
猫の血を浴びれば失われた魔力、サクラメントを取り戻せると冥界の母は言う。
だから猫、ノラを連れて来て自分の目の前で腹を掻っ捌く様に言われるルーシア。
とはいえリハビリを手伝いながら、ノラを完全に意識しているルーシアには無理な話。
その事を冥界の母に伝えるが魔犬の幻影を見せつけられいかに克服してないか思い知らされる。
ルーシアはノラとキスをして猫にしようとするがそこに事情を知ったパトが現れる。
呪いを別の呪いで解こうとするルーシアは嫌いと言い、ノラにも近づかない様に言うパト。
それでもノラはルーシアの元へ、そしてルーシアを連れてお墓のある場所へと行く。
ノラはそこで血をあげたら安心できるのか聞く、その代わりに本心を聞かせて欲しいと。
ルーシアはケルベロスを殺した時の話をする、不運だったのは母がパトを庇った事だと。
返り血を浴びて魔力を失い、そんな自分をパトが恐れたのは自業自得だと言うルーシア。
自分の人生は妹たちの為に、でもそれはただこびりついてるだけではと思うのだと。
夜、ノラはパトからケルベロスから救われた時の話を聞く、何故抜け出したのかと。
何処へ行っても見つける姉に檻の中の様に感じた、でも助けられた時に本当の意味を知った。 世界は綺麗なモノばかりではないと、以来この事に関しては何も話す事はなくなった。
互いに敬愛と溺愛をしながら、でもあの日以来なにも話せていないのだと。
自分に何か言う資格はないと、ノラは言うべきと言うがパトは何も言わない。
その夜、ルーシアはノラとキスをする夢を見て、起きればベッドがびちゃびちゃ。
その惨状に家を飛び出すルーシアと追う猫のノラ、そしてルーシアは海で絶叫。
母に小言を言われ、パトに叱られ、犬にも怯え、夢も酷けりゃシーツも酷く、旅に出る宣言。
自分に愛想が尽きたルーシアは自分が何者かと聞き、ノラはルーシアで変わらないと言う。
そして自分の腹を裂いてもすぐに縫えば問題ないと伝え、猫の状態でも理解するルーシア。
そこにパトがやって来てルーシアは2人で話したいと言い、ノラは少し離れる事に。
パトは呪いは愛によって解けるから、だから自分の為に未来を歩んで欲しいと言う。
そしてケルベロスに救われた時の事を謝る、あの時抱きしめられなくてごめんと。
ちなみに布団が濡れていたのはユウが夕立で濡れたシーツを取り込んだからだった。
そしてルーシアは再度冥界の母の元へ、今度はノラを連れて説得をしにいく。
冥界の母は再度魔犬の幻影を見せるがルーシアは無事にその正体を見破った。
ルーシアは昔パトを庇ったか聞き、冥界の母は庇ったのだと答える。
そしてルーシアはノラを犠牲にして元に戻りたいとは思わないと冥界の母に告げる。
失った事で得た真実と、大切な姉妹と仲間を失わない為、自分で呪いを解いてみせると。
そんなルーシアに冥界の母はルーシアも大切だと、そしてパトが狙われている事を告げる。
ガルム一族という犬の一族が狙っているという、冥界の母が最近急かしていたのもこれが理由。
ルーシアをノラが一緒なら大丈夫だと、ノラと一緒に守って見せると伝える。
そしてガルム一族の襲撃が、しかしノラは人間の状態でキスをする隙がない。
その時偶然近くにいた井田とノブチナがやって来たので少しの間任せる事に。
その間にノラとルーシアはキス、そして白いドレスを纏ったルーシアはガルム一族を倒す。 帰宅後、今後の訓練と称してキスをしようとするルーシア、そこにパトが現れる。
パトも自分が狙われている事に気付き、素早くルーシアとノラがキス出来る様にしようとする。
とはいえ中々出来ない2人にパトはデートスポット本を託すのだった。
翌日、ルーシアはユウキとノブチナにどうしたら素早くキスを出来るか相談する事に。
近況などを聞いた2人はルーシアがノラに恋してると言う、そこにガルム一族がやって来る。
翌日、皆の指導を受けながらのデートで仲を深めていくルーシアとノラ。
そこに先日来たガルム一族がナンパ勝負を仕掛けてきたのでノラが挑む事になった。
その光景を見て不愉快になるルーシア、結局戦いになりキスしてノラを携えて勝利。
それからガルム一族を2人倒したある日、パトがノラの現状を治す方法を見つけたという。
内容はどう考えてもH,ノラに意見を聞こうと猫状態だったノラにキスをするルーシア。
しかしノラは人に戻らなかった、それから1週間が経った、一応ノラの意識は残っていた。
そこに以前倒したガルム一族の1人が現れ、王のガルムなら元に戻せるかもと言う。
それを知ったルーシアは1人何処かへ、ノラはルーシアを探して1匹の犬に辿りつく。
以前倒したドーベルマンで元ガルムだった、そしてガルムがルーシアを狙っていると知る。
そしてルーシアを発見、説得しようとするノラ、パトも現れて止めようとするも失敗。
1人行ってしまう、そこにユウキ達から連絡があり学校をガルム一族が制圧していた。
敵を倒しながらガルムの元へ、しかしルーシアは既にその中に捕らわれていた。
だがノラは気にせずガルムに突撃、するとノラ、それに追ったパトはガルムの中へ。
そこにはガルムに洗脳されつつあるルーシアが、パトに嫉妬し1人は嫌だと言う本心で。
そこでノラは人の姿をした、でも人では無く獣の力でルーシアを取り戻す為に戦いを挑む。
ユウも来て、そしてノラは刺されながらもルーシアを抱き締めて、ルーシアを救い出す。
そしてキスをして元の世界に戻ったノラ達、ノラはルーシアの剣を手にガルムに挑む。
2度とルーシアが剣を持たなくて済む様に、そしてガルムを討伐する。 エンド家3姉妹はガルム一族を冥界裁判にかける為に冥界へ、ノラも人間に戻ったまま。
そして再会の約束をしてルーシア達と別れる、しかしノラが完治したかは不明だった。
冥界に戻ったルーシアは冥界の母にノラに会いたい事を告げる、その時冥界が揺れる。
ルーシアが完全に取り戻した力、サクラメントは光の力で冥界を滅ぼすものだった。
そして冥界の母はルーシアを冥界から追放する、ルーシア=エンド=オブ=サクラメントを。
一方ノラは動物と話せる様になっていた、そんなノラの前にルーシアが現れる。
別れを告げながら地上に戻ってきたのが恥ずかしくて漫画喫茶生活をしていた。
ルーシアが冥界に帰れない事を知ったノラは家に来るようにルーシアに告げる。
一方でパトはユウキとノブチナにルーシアに関しての話をしていた。
ルーシアとは光の意味を持ちサクラメントと呼ばれる力が眠っており冥界では問題。
そしてその力の源はノラへの愛、それを捨てないとルーシアは冥界に帰れない。
ノラもルーシアからそれを聞いていた、そしてルーシアは愛を捨てると言う。
ノラは傍にいろと言うが逃げ出すルーシア、追うノラの元にパトが自転車で現れる。
ノラとパトはニケツでルーシアを追う、そしてパトの魔法もあり何とか追いつく。
ルーシアは書置きも残さずに冥界を出ていた、それはノラに早く会えるという気持ちから。
そんなルーシアを連れて帰れないとノラにルーシアを任せてパトは帰って行った。
それからルーシアはノラを愛を感じる度にサクラメントが暴発、周囲を爆発させる様になった。
そんな状態で半分暴走状態のルーシアはノラに婚姻届けを差し出してくるほどに。
しかもノラを手刀で落として寝言で肯定させていた(そうしないと力が暴発するから
しかしノラには書けなかった、何故かと思うノラにノブチナが言う、キスしたら猫になるから。
そしてルーシアもパトに言われて気付き、自分がその事を忘れ暴走してた事に落ち込む。
ノラが慰め何とかした所にパトがノラを治す方法を見つけた事を伝えてくれる。
早い話がH、しかし今の状態ですればルーシアの力の暴発で周囲どころか世界が滅ぶ。 そこでパトが何とかする事に、お陰で何とかなりノラも猫にならなくなる。
ノラとルーシアとのデート中に冥界の母が、追放はしたがルーシアの事を気にしてる模様。
ルーシアはノラを盗られるかと嫉妬、ノラとしては冥界の母とルーシアに仲直りして欲しい。
それからもルーシアとノラはイチャイチャ、ちょっとルーシアは暴走気味だが。
そこに再び冥界の母が現れて、ルーシアと2人で話したいというので2人っきりに。
そこでルーシアは自分が、自分を失い他人に自分の価値を見出すようになった事、
しかもその事に本人が気づいていない事、それが皇女から落とされた理由だと知る。
そしてルーシアと冥界の母の関係もよくなっていき、いつかは完璧に亀裂もなくなると思う。
その後、ノラはちゃんとルーシアにプロポーズして婚姻届けを書き、未来へ進んでいき、
ルーシアが地上にいる限り滅ぼさないと言うので地上に残り永きに渡り守り抜きましたとさ。
◎ユウラシア=オブ=エンド
翼竜が来た日から数日、携帯が欲しいというユウに自分の携帯を上げる事にしたノラ。
ノラは新しいのを買った、最初はそちらを欲しいと言うユウだったが古い方で良いという事に。
そんな時にユウは冥界の母からこのパトが冥界の王女の素質を失って困ると言う。
そうなったら同調魔法という感性を同じにする魔法を使わねばならなくなると、
それを聞いたユウはなりたい訳じゃないけど皇女候補になる為パトを冥界に戻す事に。
携帯で皆にノラの弱点を聞いて、最後はノラがロリコンという事で終わる。
ある日、テレビをパトに取られたユウはノラに意見、携帯でテレビが観れる事を伝える。
それからユウはノラをアイドルになる為のサポート係にしてポーズを考えたり、
洗脳魔法をかけようとしたり、洗脳魔法に関してはパトに怒られた。
なので今度は心まで猫にする為にユウはノラに恥ずかしいけどキスして猫にする。
しかしすぐにキスをされて元に戻るノラ、キスされたユウはノラを少し意識する。 だが翌日、取り巻きの前でのアイドル活動の為にノラにキスして猫にして手伝わされる。
ノラはそれでいいのか聞くと、ノラとのキスはノーカウントだからとユウは言う。
カラオケで歌の練習したり、ビラ配りしたり、しかし中々順調にはいかない。
なのでまたカラオケで練習する事になるがノラには用事があるので断りユウ1人で行く事に。
帰宅したユウが悔しいか聞くが気にしないノラに怒るユウ、怒りは翌日まで続いた。
しかし昼休みに呼び出されるノラ、今度はライブを開くというユウはノラに手伝えと言う。
その為にはまたキスでノラを猫にする必要があるのだが何だかユウの様子がおかしい。
翌日、ユウに避けられるノラ、しかし夜お風呂に入っていると背中を流しに来る水着のユウ。
携帯で写真をとってノラを脅そうとするがこけそうになるもノラが助ける、が携帯は故障。
その後、なんで自分を助けたのか聞くユウ、自分を丸め込んでパトに近づく気かと。
何故そこまでユウがパトを意識するのか気になって聞くとユウはノラに言う。
冥界の母は1番になれると言うがパトとは何か違う、でも冥界の母は1番になれると言う。
そんな状況なので自分だけが1番になれるものを探していたのか、とユウは言う。
パトの後追いだと考えるノラ、ユウにはユウだけの物がそれを頑張ればいいと答える。
そんなノラに今度はユウが何故自分を助けるのかと聞くと羨ましいからと答える。
目標の為に邁進する姿に、それに一緒に行動していると何か変われそうな気がして。
故にユウに感謝、そしてユウも猫への行き来は自分とのキスだけとノラに約束させる。
それからユウの努力が実ってきて、アイドル活動に見に来る人が増えてきていた。
ノラとユウの関係も近づきついにライブの日、ユウから離れ列整理に向かうノラ。
そこでパトとルーシアと話す普通じゃない人、冥界の母と会う。
冥界の母はライブで歌に合わせてユウが冥界の母から授かった同調魔法を使おうとしてると。
もしそうなれば冥界の価値観に近づいた人間は自ずと死にたくなると言う。
ノラはユウから意見を聞こうとする、がその前にユウがノラに引っ付いて離れない。 そのまま今回のライブはお蔵入りに、帰宅後にユウに同調魔法に関して聞く。
言い訳はしないユウに何とかしようと言うノラだが魔法を解くには冥界の母以上の魔力が必要。
(同調魔法は冥界の母が発信機、ユウが中継器の状態なのでユウにも影響が出ている。
それでもユウの為に何とかしようと思うノラ、ノラはユウが好きで、ユウもノラが好きだから。
そして恋人になり繋がった2人、それからは恋人らしくデートしたり、そしてライブ再び。
それを聞いていた冥界の母は同調魔法はユウには早かったと判断、そしてパトは言う。
冥界では見れない程楽しんでるユウ、それを見守る為に地上を滅ぼすのは伸ばして欲しいと。
私が語り終えるまで、そう言うパトの視線の先でユウはノラと全力でライブをするのだった。
◎パトリシア=オブ=エンド(ExtraStoryから
ノラが冥界で1000年過ごし帰って来て、色々な結果性欲が制御可能になっていた。
しかも冥界からノラと結婚したいという人物まで現れすっかりご立腹のパト。
だけどノラが好きなのはパトだけだった、そこでパトは婚姻届けを書く事を提案。
書きたくないノラは猫になって逃走、パトの花嫁修業が始まるのでした。
◎黒木未知(ExtraStoryから
ノラが冥界から救われてから数日、相も変わらずイチャイチャしながらも重い未知。
そんな時冥界から名声を求めてノラと未知の命を狙って化け物がやって来る。
事情を聞くと就職難で何か欲しいらしいのでノラが働いていたホテルの紹介状を書いてあげる。
だけど今度はホテルが人材不足だとまたやって来るのだった。 ◎夕莉シャチ(ExtraStoryから
夏になる少し前、ノラの前にノラを知るというオルカと名乗る少女が現れた。
どうも天界に関わりのある人物らしく一時的に面倒を見る事になった。
命を作り出す起源を探しに、それに地上の技術を観測しにやってきたオルカ。
知らないとはいえ結果としてコンビニで万引きし、そして謝罪、コンビニ店員になっていた。
そして今日もまた、ノラとシャチの生殖行為を推奨するのだった。
◎明日原ユウキ(ExtraStoryから
ユウキと付き合って暫く経ち、ついにノラが卒業するまで残り1年ぐらいとなった。
2人は未来に想いを馳せ、失敗するかもしれないけど挑戦していこうと思う。
たくさんの過去に負けず、未来に目印をつけながら、その道を歩けるって信じさせてくれる、
ユウキはそんな強い子だから、ノラはユウキがいないと駄目になるなと思うのだった。 ◎登場人物紹介&短縮版
・音無 昴:UFOに連れ去られそうになった事を切っ掛けにMIBに入った青年。
・黒河 有佳乃:それなりにドジっ子なMIB職員、失敗するとすぐ落ち込む
⇒尊敬する上司が実は宇宙人排斥派で、自分の持ってた道具のせいで実行されそうに。
でも皆に話して無事に止める事に成功、上司は降格され部下になりました。
・エリーゼ=ヴァレンシュタイン:日本大好きなウサ耳少女、微妙にずれた日本知識が多い
⇒無事に付き合う事になるも過保護な父親かた試練を受けさせられる事に。
さらにその父親に冤罪がかかるも無事に助け出し、交際を認めてもらうのだった。
・音無 宙美:宇宙人とかが好きな昴の妹、義妹なんで色々大丈夫
⇒付き合ってから暫くして何故か他人の考えを読み取れるようになってしまった。
実は宇宙人とのハーフだった宙美、父の残した道具で何とかなりました ◎共通
妹を持つ青年、音無昴(昴)はある日学園からの帰りに困っているウサ耳少女を見かける。
コスプレかと思いつつも道を聞かれたので案内して別れ、気が付くと夜になっていた。
帰ろうとする昴だが何かに追われている気がして走り、公園に辿り着く。
そこでUFOに連れ去られそうになるが黒服の少女に助けられ、協力して撃退。
そして落ち着いて黒服の姿を見るとクラスメイトの黒河有佳乃(黒河)だと分かる。
事情を聞く所か記憶を消されそうになる昴、しかし電話を受けた黒河から一時保留と言われる。
翌日、黒河に呼ばれて学園の空き教室へ、そしてそこにあったロッカーに入らされる。
気が付くと謎の部屋、そこにいた少女の指示に従って何かの試験を受ける事になった昴。
試験が終わった後に黒河から試験の監督をしていた少女、墨須澪(澪)を紹介される。
そしてMIB、早い話が宇宙人に関するあれこれをする組織に関して説明を受ける。
黒河も澪もMIBの職員で、先程受けていたのはMIBになる為の試験だったという。
昨夜のUFO撃退の活躍から試したらしい、試験は合格だったらしくMIBになる事にした昴。
そして明日から宇宙人の転校生が来るから黒河と2人で護衛をする事になった昴。
翌日、以前道案内したウサ耳少女、エリーゼ=ヴァレンシュタイン(エリ―)が転校してくる。
放課後には空き教室、MIBの支部に案内して色々と話していると何者かが部屋に入って来る。
昴の妹の音無宙美(宙美)だった、鍵は掛かっていた筈だが針金で開いたらしい。
記憶を消そうとする黒河だが宙美は知り合いの有名ハッカー集団にお願いして黒河を脅す。
昴の妹という事もあり一応許可される宙美、そして皆で帰宅中に何者かが空から現れる。
正体はダニエル=ヴァレンシュタイン、エリ―の父でエリ―が心配で見守っていたという。
そこでMIBの仕事に興味を持ったエリ―と宇宙人大好きな宙美がMIBに入りたいと。
黒河が本部にその事を伝えると準職員ならと許可を貰い、4人+1人は帰宅するのだった。
翌日、エリ―に学園を案内中、宙美にUFO研究部の相葉夕(夕)を紹介される。 放課後はMIBとして小さな仕事をこなし、そして1匹の宇宙生物を引き取る事になった昴。
休日、エリ―が海の家でバイトする事になり、手伝いしたり、ビーチバレーしたりして過ごす。
ある日黒河から、実は黒河が昔は違う部署にいたけど失敗から今の庶務課に移されたと、
そして忘れない様にその時拾った謎の道具、キューブを所持している事を聞く。
ある日学園にて何かを追う宙美の話を聞いたので探す事にした昴たち、なんとか宙美に合流。
そして協力して宙美の追っていた宇宙人を追い詰めて事情を聞く事に。
どうやら友達が欲しかったらしく宙美が友達になり、学内での記憶も操作し無事に解決。
ある日、皆で集まっているとMIB本部から公園でUFOが確認されたとの連絡が黒河の元に。
急いで公園に、そこにいたのは以前昴を誘拐しようとした宇宙人であった。
地球で暮らす為に人の型を取ろうとする宇宙人、無事に倒してMIB本部に引き渡す。
そんなある日、いつもの4人に夕とダニエルも加わって天体観測をするのだった。
◎黒河有佳乃
ある日、本部と支部を転送するロッカーの中で偶然からか黒河と密着して意識する昴。
数日後、宇宙ドラッグの取引がある事を聞いた昴達、警戒の為に回っていると現場に遭遇。
追いかけるも逃げられるがドラッグは何とか回収、しかしその翌日から体調がおかしい黒河。
とはいえ何とか数日後には密売人を見つけて捕まえる、その途中で黒河が吸引してたと判明。
人間にとっては周りの人が気になる人物、黒河の場合は昴、に見えるだけだったとはいえ、
その事を話してくれなかった事がショックだった昴は黒河の特別になりたいのだと気づく。
そして告白し黒河も受け入れて恋人に、そしてMIB本部で黒河も治療して元気になる。
恋人になった事をエリ―と宙美に話し、MIBからの任務もないのでデートする日々。
ある日、黒河が一人で本部に行った時、宇宙人について悪印象に書かれた資料を発見する。
何も知らない人に向けての印象操作らしきもので宇宙人を地球から追い出すような内容。 本部に悪意を持った人物がいるのか、もしくはこれを阻止しようとしている人物がいるのか。、
とりあえず昴に相談して2人で調べる事に、そんなある夜に後ろから脅される黒河と昴。
何とか逃げ出しキューブが狙いと分かる、そこで澪に相談して預かってもらう事にした。
それから数日後、再び尾行されたが今度は対策もしてあり無事に返り討ち。
そして持っていた携帯から尾行者が澪と繋がりがある事が判明、落ち込む黒河。
ともかく澪と話す為に本部へ、その途中で高エネルギー反応を感知したとの報告が、
さらに宇宙から戦艦がやって来たという内容まで、急ぎ本部に向かう2人。
澪は不在、とりあえず事情を他の職員に説明、そこで宇宙船が発進したという報告が。
何とか小型のバイク型の乗り物で宇宙船に潜入、そしてついに宇宙船で澪と再会。
澪はキューブをオープスと呼び、これが宇宙人を排除する為に必要な道具だと説明。
以前も実行しようとしたが失敗、それを黒河が拾っていたのだった。
ちなみに黒河が庶務課に移されたのはミスが多かったからで、オープスを拾った事は無関係。
澪は将来、地球が宇宙人に支配される可能性を憂いこの計画を実行したという。
他の職員は他の排斥派の元へ行き、黒河と昴は2人で澪と対峙、何とか気絶させる。
急ぎオープスを探し、他の職員も排斥派を捕えており、そしてオープスの場所も分かった。
しかしオープスを使った装置は既に起動済で時間は無い、2人は覚悟してオープスを破壊。
小さな爆発はあったものの軽傷で済み、やって来ていた戦艦も説得して帰ってもらった。
戦艦はオープスの高エネルギーを地球からの攻撃だと思っていたので何とかなった。
そして黒河と昴は昇進と上の部署への移動、澪は降格や監視はあるがMIBに残る事に。
他の排斥派も似たモノで、MIBの人材不足も理由だとか、澪の監視は黒河と昴。
そしてこれからも大きな事件があるかもしれないが黒河と頑張っていこうと思うのだった。
◎エリーゼ=ヴァレンシュタイン
ある日エリーから今度花火大会がある事を聞く、黒河に聞くとMIB主導だとか。 花火制作に携わりたいエリ―の為にMIB本部へ、人手が足りない事もあって手伝う事に。
手伝いながらエリ―と仲を深めていく昴、しかし当日は生憎の雨でこのままでは中止に。
落ち込むエリ―の為に何とかしたい昴、そこで数日前に試射したバズーカの事を思い出す。
あまりに強力過ぎて使用禁止になった武器だった、昴は澪に頼むが危険なので拒否される。
2人で説得して何とか許可を貰い、そして現場に行きバズーカを発射、雨雲を消す事に成功。
そして無事花火大会は開催、そこでエリ―は昴に告白、昴もエリ―に気持ちを伝えて恋人に。
幸せの昴だったが翌日に学園で黒河に報告した時にダニエルの事を思い出して恐怖する。
しかし放課後には覚悟して話す事を決意、そこにエリ―の心配をしたダニエルが現れる。
そして恋人になった事を話す昴達、反対するダニエルだがエリ―の気持ちに条件を出す。
抜き打ちの試験に合格したら一応認めるとの事、それから昴はダニエルの試験を警戒。
そんな昴をエリ―はデートに誘う、お陰で息抜きも出来た数日後の朝についに試練が始まる。
内容はダニエルの攻撃からエリ―を守るという物、といっても昴しか狙われないが。
何とか逃げ回り、エリ―の説得のお陰でその日の試練は無事に合格となった、そして数日後。
次の試練はダニエルに攻撃を当てる事、与えられた銃とエリ―の協力で何とか合格。
それからはダニエルが忙しいらしく、試練もなくエリ―とイチャイチャする日々が続く。
そんな時黒河からダニエルが密輸で逮捕されたとの報告が、流石のエリ―も落ち込む。
昴はエリ―を元気にしたくて海に誘うが上手くいかない、そこに宇宙人のジャックが現れる。
ジャックはダニエルとその会社を助ける代わりにエリ―が欲しいと言う、
当然断るがジャックはすぐに泣きつくと立ち去り、昴達は自分達でダニエルを救う事にする。
まずはMIB本部へ、ダニエルは家族に対しては仕事人としての部分を見せてないからだ。
そこで情報を集め、ジャックの会社がダニエルの会社の株を買い占めているのだと知る。
手際の良さにジャックの怪しさを感じそちらを調べる事に、しかし中々上手くいかない。
そこで宙美の知り合いのハッカー集団を思い出し、宙美に相談して繋げてもらう。 個人的なお願いだったので深くは知れなかったが、ジャックの会社の密売の噂を知る。
そこで会社に乗り込み証拠を探す事に、その為の必要な物もハッカー集団は用意してくれた。
無事に内部に侵入でき、中でジャックの会話から密輸の罪をダニエルに押し付けたと知る。
そこからはエリ―の持っていた護身用の道具を使い、証拠を見つけて無事に脱出。
それをMIB本部に、無事にダニエルは冤罪で釈放、代わりにジャックが逮捕された。
そして今回の事でダニエルもエリ―との交際だけは認めてくれた、しかしその先はまた試練が。
しかし既にそれ以上をしていた2人は追ってくるダニエルから逃げ出すのだった。
とはいえダニエルに認めてもらう為、エリ―との今後のさらなる交際の為に、
昴はダニエルの会社を継ぐ為にエリ―と一緒に頑張るのであった。
◎音無宙美
ある日、宙美からUFO研に誘われた昴は仕方なくいく事にし、宙美の様子を見る事に。
昴にはついて行けないが宙美が楽しいそうなのでありだと思うのだった。
翌日、MIBの任務で家出した子供宇宙人を探す為に二手に分かれる事になった。
宙美と探す事になった昴、その途中で宙美はデートみたいだなと言う、任務は無事終えた、
それから宙美の昴への好意が前と変わっていくそんなある日、エリ―から夏祭りに関して聞く。
帰りの宙美と2人の時に夏祭りの話になり、夏祭りは宙美と2人で行く事になった。
そして夏祭りの日、2人で周りながらスーパーボールすくいへ、そこで昔の話に。
昔に来た時に昴から送られた宙美にスーパーボールが初めて贈り物でずっと大切にしていた事。
それを昴に見せようとするが何処かに落としたらしく落ち込む宙美、昴は探しに行く。
そして昔も同じ様な事があった事を思い出し、無事に見つけて宙美に渡してある言葉を言う。
それは宙美が昔、ラメ入りのスーパーボールに宇宙を感じた時に昴が宙美に送った言葉。
一緒に宇宙に行こう、それを凄く喜ぶ宙美はそのまま昴に恋人になりたいと告白をする。 昔から自分の為に必死になってくれるから、でも最近は黒河やエリ―も現れたので、
だから気持ちを伝えたという宙美に昴も受け入れて2人は恋人になる。
周りには秘密だが夕にはそれとなく気づかれており、母親の七海も最近距離が近いと言う。
昴は昔、音無家にやってきて宙美とは義兄弟なので問題は無いのだが、一応気を付ける。
とはいえイチャイチャしたり、宇宙談義に付き合ったりで2人の仲は進展しまくり。
その結果、宙美が口を滑らして黒河とエリ―には関係がバレてしまう。
放課後はUFO研で夕と会い、宙美はUFOに関してハッカー集団の力を借りる事を思いつく。
連絡すると夕の鞄から着信音が、実は夕こそが宙美と会話してたハッカー集団の1人だった。
宙美と会ったのは偶然だが宙美の為に隠していたらしい、それを聞いて大興奮の宙美。
という事でこれからもよろしくという事に、そして代わりに交際に関して話す事になった。
それから数日後、宙美は何故か昴の思っている事が理解出来て、しかし代わりに頭痛がした。
昴だけかと思いきや、他の人物の思っている事までわかる様になった宙美。
翌日、宙美が部屋を出ずに心配する昴、部屋に近づくと宙美が苦しむので仕方なく学園へ。
黒河と話してとりあえずその日は宙美をそっとしておく事に、だが翌日になっても変わらない。
昴の説得に部屋を出た宙美は現状を説明、しかし昴にもどうする事も出来なかった。
1人で考えても浮かばずに翌日、黒河と会ってMIBなら何かあるかもと相談する事に。
事情を知った黒河、それにエリ―が協力して対策を考えてくれる事になり、
MIBのデータを探っていると似たような能力を持つ宇宙人のデータを発見した。
自分の考えを相手に伝える、もしくは相手の考えを読み取る力を持っている。
宇宙人に何か埋め込まれたかもしれないがそんな記憶は昴には全くない。
そこで七海にそれとなく話を聞く事に、しかし詳しい情報を得る事は出来なかった。
翌日、宙美が部屋から出てきた、一時的に収まったのか元気な姿を見せて。
その時、今度は昴が宙美の思っている事がわかる様に、宙美もすぐに気が付いた。 離れようとする宙美だがそれこそ昴には耐えれない、今まで離れていたのだから。
そして宙美に今までわかった事を伝える、しかし宙美にも覚えは全くなかった。
という事でアルバムから情報を得る事に、そこで2人は父親に関しての記憶が無い事に気付く。
そして父親なら何か知っているかもと、そこで七海に現状を話して聞いてみる事にする。
考えを読み取る事や宇宙人の事に関しても、すると七海は父親との出会いを語り始めた。
話自体は普通だったが最後に最初に出会った場所を教えてもらいそこに行く事になった。
翌日、その場所に向かい、そこにあった台座に七海に託されたカードを翳す事にした2人。
気が付くと謎の研究室で、そこには父親から七海宛ての手紙とチップが残されていた。
やはりというか父親は宇宙人で宙美は人間の七海とのハーフ、だから不完全らしい。
しかし一緒にあったチップを昴が使えば何とかなると書いてあり、しかし代償があった。
脳を崩壊させる程の苦痛、その部分を話さずにチップを使おうとする昴だが宙美が察する。
それでも昴は宙美の為にチップを使う、気が付くとカードを翳した場所で宙美が泣いていた。
今まで気絶していて今も身体は殆ど動かないが助かった昴、そして宙美も何とかなった。
それから日は経ち、昴と宙美は結婚する事に、今はMIBの宇宙船で婚前旅行。
念願だった昴と宇宙に行く事も出来て、結婚も出来て、宙美は幸せに包まれているのだった。
◎特殊END(天体観測の少し前、某静丘のUFOエンドみたいな物
ある日黒河やエリ―を食事誘うと謎の宇宙人が同席していた、しかも地球侵略とか言っている。
気が付くと窓の外には大量の宇宙人が、昴はチェーンソー片手に宇宙人のせん滅に向かう。
最後は皆大好きパイルバンカーで母船を撃破、白旗上げた宇宙人もバッサリ。
なんか街は滅んでるけど、食事の品が一品、侵略してきたタコ型宇宙人の頭が増えたのだった。 とりあえず、
迷える2人とセカイのすべて LOVE HEAVEN 300%
王の耳には届かない!
さくらんぼシュトラッセ
猫撫ディストーション
猫撫ディストーションExodus
まじかりっく⇔スカイハイ 〜空飛ぶホウキに想いをのせて〜
ウィザーズコンプレックス
ノラと皇女と野良猫ハート
HHG 女神の終焉
ひとつ飛ばし恋愛
プラマイウォーズ
ノラと皇女と野良猫ハート2
G.I.B.ガールズ・イン・ブラック
まで完了、残りはまた後で ◎登場人物紹介&短縮版
+牛尾 勇太:過去に神隠し⇒婚約⇒記憶喪失を繰り返した青年
⇒そうして婚約した異世界の姫がやってきたので1人を選ぶことに。
+ルーチェ・ヤミ・アスタリテ:吸血鬼のお姫様、高貴な性格だが自立心が強い
⇒勇太に吸血鬼への抗体があったが特訓により無事に抑えて結婚式をする
+ユリア・リン=ロード:夢魔のお姫様、恥ずかしがり屋
⇒ユリの力で勇太が死にかけるが、ユリが夢魔をやめる事で無事解決
+天樹 カリン:天狐のお姫様、元気いっぱいでやんちゃ
⇒人の姿を維持できなくなるが新たな神事を作って解決、無事に子供まで出来ました
+美都之玉依姫:女神のお姫様で通称依姫、怒ると怖い
⇒人の女神への想いを復活させる為頑張り、最後は人間になって勇太と結婚
+ルルーナ:魔女のお姫様、少し感情に乏しい
⇒実は昔会った少女の転生体、でも大切なのは今の気持ちと付き合うのだった
+白波瀬 悠奈:幼馴染の少女、自分に自信がない
⇒勇太のお陰で死んだ母と会話出来て、過去の後悔から解放される ◎共通
夜、何かの夢を見て、ふと目を覚ました牛尾勇太(勇太)は飲み物を買いに外へ出る事にする。
その途中、謎の光が落ちたのを見かけたのでその場所に向かうと1人の少女が現れた。
空すら飛ぶ少女は勇太の事を知っているらしく、キスをしようとするが獣の臭いがすると言う。
ルーチェ・ヤミ・アスタリテ(ルーチェ)、吸血鬼の王女はそう名乗ると何処かに消えた。
残された勇太は帰宅、家の様子が何かおかしい気がするが気にしない事にする。
翌日、幼馴染の白波瀬悠奈(悠奈)から電話が、確認したい事があるから窓に来て欲しいと。
すると斜面の一番下にある自宅、その上に謎の豪邸があった、気になったので親に聞く事に。
どうも何処かの外国人が土地を買ったとか、もう完成した事に関しては流石に驚いていた。
購入者はルーチェとの事、そこにルーチェが現れて勇太にキスしようとしてくる。
しかしそこにいた悠奈の手によって防がれる事に、何故そんな事をするのかと聞く悠奈。
するとルーチェは婚約者だからと言う、そこに悠奈までも結婚の約束をしていると言う。
両方に覚えのない勇太、ともかくルーチェは自己紹介、やはり吸血鬼らしい。
そして勇太に記憶が無いのは、人間が異世界に行くと記憶を失うからだとか。
そこで契り、異世界人にとって婚約の証をしたらしい、ルーチェの場合は吸血。
そこで悠奈と両親たちは勇太が神隠しにあった事を思い出し、その時に行ったのだと考える。
そこで両親が仕事、ルーチェも眠たいらしく解散となったので、悠奈にも聞く事に。
結婚の約束について、しかし悠奈はそういうのじゃないとしか教えてくれなかった。
勇太はお腹が減ったので外出する事に、すると犬に襲われる扇情的な服の少女がいた。
犬の飼い主と一緒に犬を剥がし、その後2人っきりになった勇太は何故か少女を迫ってしまう。
しかし新たに現れた女性のお陰で正気に戻る勇太、相手側も何かわかっている様子。
自分達を夢魔と呼ぶ女性はアドリアーネ、少女はユリア・リン=ロード(ユリ)というらしい。
2人は母娘らしく、夢魔は男性を魅了する存在らしい、さっきの犬と勇太がその結果。
しかもユリとも契りをしたとか、アドリアーネは用事があるらしく、ユリも逃げていった。 翌日、昨日と同じ展開で今度は神殿とユリ達が家にやって来て、そこにルーチェもやって来る。
そして事情説明、とりあえず記憶が無いので契りに関しては保留にしてもらう事を話す。
ちなみにユリの契りは魂の交歓、そしてルーチェの御付きのドーラがやって来た。
その後、ドーラに頼まれて店を紹介していると一人の少女が勇太に飛び込んできた。
以前ルーチェが言っていたのを思い出した勇太、天樹カリン(カリン)が少女の名前だった。
カリンは天狐の姫らしく、ドーラが現れた事で現状についてカリンに説明、一時帰宅する事に。
その途中でカリンの契りが一緒に稲荷を食べる事だと聞き、勇太はある事を思い出した。
それは虐められていた狐を助けた事、そしてその後に見知らぬ少女と稲荷を食べた事を。
その事を聞くとやはりその時の少女がカリンだった、それはともかくルーチェ達に元へ。
その後は悠奈の家の甘露亭に行く事に、そこで歓迎会の話なるがルーチェは待ったをかける。
まだいるかもしれないからと、曰く勇太の元服に合わせて来てるのでいるなら近日中に揃うと。
翌日、ユリの家の上にカリンの古民家風の家が完成していた、勇太はその日も外出。
その途中で美都之玉依姫(依姫)と名乗る少女と会う、勇太と契りを交わした少女だった。
なので事情を説明、依姫は女神で神気を操るとの事、契りは額への口づけ。
その後、ルーチェ達に紹介、そしてその夜、気が付くと勇太は外出していた。
何事かと声のする方に顔を向けると杖で空を飛ぶ少女が、どうも魔法をかけていたという少女。
少女、ルルーナは魔女だと言う、そしてルルーナに気付いたルーチェが現れた。
当然ルルーナも契りを交わした相手、ルーチェ曰く異世界の主だった種族が勢ぞろいしたとか。
翌朝、全員が集合して顔合わせ、そこでルルーナの契りが真名を教える事だと知る。
そこで勇太の両親から学校はどうするかと聞かれる、今は春休みだが数日で学校が始まる。
今まで家庭教師だったらしく、勇太の両親が保証人になる事で皆も学校に通う事になった。
(その後判明するが、ドーラが色々とやってくれたお陰でなんとかなった
ちなみに依姫の家は平安王朝風で、ルルーナの家はヨーロッパの草原の一軒家。 その後、カリンに誘われて家にお邪魔する事に、ついで皆の家も訪問する事にする。
翌日は皆でお出かけで服を買って、そして数日後、歓迎会の日の朝に勇太を尋ねる人が。
ルーチェの父、ガスパロだった、溺愛するルーチェの様子と勇太の事を見に来たらしい。
そして無事に歓迎会をして、そして新学期の日、当然皆で登校する事に。
依姫は3年、ルルーナは1年、残りは2年という振り分けに、という事で教室に向かう勇太。
お姫様たちは転校生なので後から、勇太は教室で友人の渋谷めぐみ(めぐみ)と会う。
そしてルーチェ、カリン、ユリは勇太と悠奈と同じクラスに、どうもそう手配したらしい。
そして3人が勇太に首ったけな事で勇太への嫉妬などを含んだ視線が集中するのだった。
その日は授業も無く無事終了、しかし翌日の授業の途中でカリンは飽きて抜け出してしまう。
しかし勇太の説得でちゃんと授業を受ける様になる、しかし今度は能力の自制を失敗。
体育の授業で規格外のスコアを出してしまう、その場は何とか誤魔化す事には成功する。
とはいえ今後に関して皆の異能力に関して詳しく聞いておく事にした。
依姫の神気は自然を操る力、ルーチェの魔眼は相手を支配する力、ユリの力は吸精。
夢の中での交わりにより精気を奪う力、カリンの莫躰は身体能力の向上。
そしてルルーナはマジックアイテムを作る能力、それらがそれぞれの持つ異能力だった。
しかし異能力以外にもお姫様たちの親衛隊を名乗る者たちが色々と問題に。
ある日、ユリは何故か担任の大石を気にしていた、それからしばらくして大石を見かける。
アドリアーネと腕を組んでいる姿を見てもしや不倫ではと思った勇太はユリに話す事に。
そこでユリから大石が父親であると教えられ、冴えない大石の事実に驚くのだった。
それから1年の遠足に付き添ったり、ルーチェやルルーナが同性の友達作りを頑張ったり、
そんなある日、幽霊の噂を聞いたルルーナが幽界という幽霊の世界とこの世界を繋げる。
その結果、多数の幽霊が来たが皆の協力で殆どの幽霊は幽界に帰るが1人の幽霊が残る。
美琴という幽霊は現世に未練を持っているらしく、しかも大石の元かノ的な存在だった。
だが大石と会った事により美琴は生きていた頃に参加できなかった催しに参加したら帰る事に。 その流れで大石がユリの父と皆にも知られ、そして大石の今を知って満足した美琴。
昇天が近づく美琴に仲良くしていたルルーナは気持ちが揺さぶられ、そして催しの日になる。
大石から自分への気持ちも知れて、催しへの参加も出来て、ついに別れの時になった。
そこでルルーナは別れるのは嫌だ、胸が苦しいと美琴に告げ、それが悲しみだと美琴は言う。
そしてルルーナは美琴から今の気持ちを大切にする事を教えられ、美琴とは別れを告げる。
◎ルーチェ・ヤミ・アスタリテ
ある日ルーチェの元に行くと何やら浮かない顔、そこで勇太は遊園地に誘う事にする。
2人で楽しんだ後、勇太はルーチェに元気になったかと聞き、ルーチェも事情を話す事に。
それは出会いの時に遡る、ルーチェと勇太が会ったのはルーチェが襲われている時。
化生という化け物に追われていたルーチェだが、何故か勇太のお陰で助かったのだ。
そして契りを交わし、そして帰宅した後に両親に事情を説明する当然怒る。
しかしルーチェは勇太が化生を追い払う何かを持っていると主張して何とか認めてもらう。
故にルーチェは勇太から何か単なる人間と異なる証拠を見つけたいが上手くいかない。
当然ルーチェとしては両親など気にせず勇太と結婚したいが、それが浮かない理由だった。
そんなルーチェに勇太は惹かれている事を告げて、ルーチェと恋人になる。
翌日からは勇太の力を探る為にルーチェと共に修行する事になった勇太。
凄い薬を飲み魔眼を使う修行をする事に、ルーチェを選んだ事も皆にちゃんと報告。
イチャイチャはするも、魔眼の修行は全く上手くいかない、そんな時チンピラに絡まれる。
勇太は魔眼が解放するかも、後ルーチェを守る為に1人で挑むが敗北、怒るルーチェ。
ルーチェは魔眼を使いチンピラを倒す、その時やめるつもりは無かったが勇太の言葉で止める。
ルーチェは危険により魔眼の解放はあるかもと考えてたが今回の事で諦める事にする。
そこでガスパロの説得に帰省する事に、しかしその前に吸血鬼として一線を越える事をする。 という事でルーチェは勇太に吸血、その後何やら体調が悪そうだけど週末には帰省。
すぐに帰って来ると言っていたが週明けにも帰って来ないので心配する皆。
勇太は何とか吸血鬼の世界行けないかと思うが行けずに1週間、ついに気が付いたら行けた。
しかし場所は森で化生に追われる勇太、しかし逃げている途中でルーチェと再会する。
そこにガスパロと他の吸血鬼が現れる、どうもルーチェを追ってきたらしい。
今回の帰省時、ルーチェが体調を崩しており、それが吸血鬼の名医にも分からなかった。
それを知ったガスパロは人間界に何か原因があると考えてルーチェを閉じ込めていた。
しかし勇太の元に向かうルーチェにガスパロもついに勇太への攻撃を命令する。
だが勇太の力が開眼、ガスパロを含めた他の吸血鬼をも拘束する力を見せつける。
その力に流石のガスパロも勇太を認めルーチェは人間界に帰れる事になった。
先に人間界に戻った勇太は先程までの記憶が無かったが、後で戻ったルーチェから事情を聞く。
それからイチャつきながら、ルーチェの体調不良の原因を探っていく事になった。
そして最初はHが原因かと思い、吸血なら大丈夫だと思ってするがルーチェが倒れてしまう。
そこにガスパロがやって来て、予想はしていたがルーチェの体調不良は勇太が原因だと告げる。
そして目が覚めたルーチェと勇太に事情を説明するガスパロ、それは吸血鬼の歴史。
遠い昔、吸血鬼にとって人間とは食料であったが今は違う、それは力関係が逆転したのだ。
人間の中から吸血鬼に対する白血球の様な者が現れた、それが勇太だとガスパロは言う。
昔ルーチェが襲われた時、それを救う時に勇太のその力が発現したのではと。
ガスパロが帰った翌日、皆に事情を話す事にし、そして対策に関しても考える。
そこで勇太は吸血鬼に慣れる事を考える、吸血鬼に対する力は今では必要の無いモノである。
しかし結果は今一つ、そしてついに限界に来たルーチェは勇太を押さえつけ無理矢理吸血。
そこで勇太は自分が吸血に対して恐怖を抱いていると気づき、これが力の原因と思う。
そしてルーチェが倒れて目が覚ました数日後、その事をルーチェに説明する。 それからは勇太が吸血に慣れるか、ルーチェが先に限界を迎えるかという事になる。
でも必ず成功すると信じて、小さな結婚式とはいえ予約もして、吸血に慣れる訓練。
その最後の日、ついに吸血してもルーチェに問題無かったが勇太が倒れてしまう。
そこで勇太は過去の記憶を見る、吸血鬼の王女ととある人間が愛し合いながらも別れた記憶。
目を覚ました勇太はルーチェにその事を伝える、それが吸血鬼の転機だったのではと考える。
そして勇太とルーチェは無事に結婚式を挙げ、その後も学生生活を楽しむのだった。
◎ユリア・リン=ロード
最近、毎日のようにユリの淫夢で夢精する事が多くなり勃起も収まらなくなってきた勇太。
それが顔色が悪くなる程に、それを見ためぐみは大石に顔色が似てきたという。
そんな勇太を心配するユリ、なので感謝をすると何故か資格が無いと泣いて去るユリ。
翌日、あまりの顔色の悪さに両親から学校を休むように言われた勇太。
そこにユリとアドリアーネがやって来て事情説明、ユリが原因だと知る勇太。
夢魔として吸精は栄養補給として大切な事、ユリがお年頃で我慢の限界だったと聞く。
ちなみに大石が顔色が冴えないのは毎日アドリアーネが吸精しているかららしい。
だけどユリは経験が無いので力を抑制出来ずにこのままでは勇太を死なしてしまう。
その為に落ち込むユリに勇太は自分がユリの事を好きだと告白、ユリも受け入れ恋人に。
とはいえこのままではいけないので夜は大石も交えて今後の事を話す事になる。
大石も人間として勇太とユリの気持ちも分かるが、アドリアーネの事も受け入れていた。
ともかく勇太が回復するまでユリは一度、勇太を吸精しないように夢魔界に帰る事にする。
翌日、皆にはユリと恋人になった事と現状を説明、そして数日後にユリの淫夢を見る勇太。
ユリが帰って来たと思った勇太だが未だ帰って来ておらず、勇太の顔色は最悪だった。
そこにユリが帰って来る、アドリアーネ曰くユリの力が想像以上だったらしい。 一応力を抑制するアクセを付けるが、それはユリにとっては余り良くない物だった。
とはいえそれで人間界にいれるのでユリとイチャイチャ、でもHすると翌日は体調不良。
そこにアドリアーネがやって来て奥の手があると言ってくる、が勇太が元気である必要がある。
そして数日後、アドリアーネが奥の手に関して発表、それはHにアドリアーネも混じるとの事。
それでユリが力を使い過ぎない様にするらしい、罪悪感が無い訳では無いが諦める勇太。
ちなみにアドリアーネは夢魔として普通の性格、性に奔放なのであまり気にしていない。
という事で夢の中で母娘丼、結果としては意味が無かったが分かった事もあったとの事。
夜、アドリアーネはユリに夢魔をやめる事を提案する、それがもう1つの奥の手だった。
人間から魂を貰いその人間と1つになる事でユリは夢魔をやめる事ができるらしい。
しかし夢魔界には帰れなくなるし、勇太もユリから離れなくなる、それに命の危険もある。
夢魔の血筋はアドリアーネと大石が新しく子供を作るから問題ないとの事らしい。
それでも2人はそれを選ぶ、そして2人は無事に魂が1つになり、ユリは人間となる。
アドリアーネとは種族が変わってしまったが母娘関係は変わらないまま。
それからはユリがたまに発情する以外は普通のカップルとしてイチャイチャするのだった。
◎天樹カリン
以前、カリンが祖母からの言いつけを受けていた事を聞いた勇太はカリンと共に向かう事に。
用事を思い出せないがとりあえず場所は覚えていたので、そこの神社に向かう事に。
そこの宮司、斉藤に事情を説明、カリンの母に関して聞かれるがカリン母は既に死んでいた。
その事を知った斉藤は泣き出して社務所へ、会話にならないので一度帰る事にする。
その帰り、何故かカリンの意志とは無関係に狐の姿に戻ってしまう(天狐は狐と人の姿を持つ。
その時は周りに誰もいなかったがこのままでは問題なので対策したいが原因が全くの不明。
そんな時に学園で狐になってしまう、しかし何とか勇太の努力もあり周りには見られず。
しかしその後に人に戻った際に見つめ合ってからカリンの様子がおかしくなる。 そしてその帰り、いつもより勇太を意識していると言われたので告白、恋人になる2人。
それからしばらくして、急に狐に戻る状態が収まらないのでカリンの祖母に話を聞く事に。
なので会いに行こうと思っていたらカリン祖母の方から勇太達の元へやって来た。
どうやら言いつけをちゃんと守っているか確認しに来た様だが当然の如くカリンは忘れていた。
それからカリン祖母から事情を聞く、天狐は人間としての姿を維持する為に神事を行うらしい。
そして以前向かった神社で神楽面を受け取り、その神事をする事がカリンへの言いつけだった。
翌日、カリン祖母と共にもう一度神社へ行き斉藤から神楽面を受け取るも何か怪しい。
とはいえ神楽面は受け取れたのでカリン祖母は一度帰宅、カリンも夏休みに帰郷する事に。
神事での舞いの練習がある為、暇になった勇太は何となく神社の方へ行ってみる。
そこで斉藤と会う、どうも斉藤はカリンの母のフヨウに特別な気持ちを持っていたらしい。
何か怪しいが断定は出来ない、そしてついに神事の日、舞いは無事に成功した。
しかし翌朝、カリンの姿が狐だった、そこに狐状態のカリン祖母がやって来る。
そこで斉藤が神楽面をすり替えたのだと推測し、急いで神社に向かう2人。
遅れて勇太が神社に到着、どうも斉藤が本物の神楽面を壊していたらしい。
斉藤にとって神事の舞いはフヨウの物だから、このままではカリンは人の姿を維持できない。
落ち込むカリン、しかしカリンは新しい神事を作る事を思いつく。
今までの神事も過去に人を好きになった天狐が編み出した物だから、それなら自分も出来ると。
その為にカリンは一度帰郷して修行をする事に、再会は来年の同じ時期だと言って。
そして翌年、神事は本来は12年毎に行う物の為に人を集める必要があった。
立会人的な理由で、その為に人間界に残った皆で神事に人を集める為に頑張っていた。
そして無事に神事の日に、そこに現れたのは服を着て、神楽面を付けた狐。
驚く一般客だが勇太達にはわかっていた、そして舞いの終わり、そこにいたのはカリンだった。
それから勇太とカリンは過ごしていき幾年月、子供たちと過ごす勇太とカリンの姿があった。 ◎美都之玉依姫
ある日依姫からとある事を相談される勇太、それは神界の代表としての目的について。
人々の神への想いを確かめる事、女神は人の神への想いが力の源なので大切な事らしい。
なので協力する事にした勇太、という事で女神と人の想いを繋ぐちょっと離れた場所の山、
そこにお参り事があるか確認する事に、依姫は気にしていないが勇太は少し心配だった。
そして勇太の予想通り皆無、しかし何やら以前はお参りしていた人がいるという情報が。
そこで一度向かう事に、そして目的の場所の想いを繋ぐ御神体がある場所へ。
そこにある御神体を結ぶ注連縄が切れていた、依姫曰く自然に切れたものらしい。
本来なら1年毎に変える物だがどうみても1年前の物では無く、数十年以上は前の物。
その事に依姫はついに泣き出してしまう、女神が既に必要の無い存在なのだと。
そんな依姫を勇太は抱き締め、自分には依姫の事が必要だと告げる。
その言葉に依姫も元気を取り戻し、再び人々に必要とされるにはどうするべきか考える事に。
その為に切れた注連縄を直す事に、という事で山の周囲の人に色々聞いて行く事に。
注連縄を作る為に必要な事、そして祭礼の復活に対する意識等を聞き回る。
そして注連縄作りの為に資金集めの為と意識を広める為に募金活動をする事になり1ヶ月。
少しは集まったが目標額は遠く、必要な素材の関係から期限もあるので次はバイトで資金集め。
その前に海で遊んだ時に依姫に告白し恋人に、バイトもそこで海の家のバイトをやる事に。
フランクな店主のお陰で無事にバイトは上手くいき、注連縄の為の資金も集まりついに制作に。
山の周囲の人達も依姫たちの説得のお陰で協力してくれたので無事完成、そして山の頂上に。
無事新しい注連縄に交換する事にも成功、しかしその光景を見に来たバイト先店主が急病に。
依姫の女神の力で無事に救出、その姿を皆に見られたが今までの努力もあり問題無かった。
それから学園生活を過ごしてついに卒業式の日、依姫は神界に1年間戻る事になっていた。
最後に同級生からの想いを知った依姫は帰郷、それからバイトなどをしながら1年後。
依姫は帰って来た、女神としての力を譲渡した依姫は人間として勇太と過ごしていくのだった。 ◎ルルーナ
以前は感情があったが今は希薄のルルーナ、美琴との交流でそれに疑問を持ったルルーナ。
なので両親に確認する為に一時帰郷、すぐに帰って来たルルーナだが答えは得られなかった。
しかし嘘をついていると感じた、ともかく自分の事を知りたいルルーナは悪魔を召喚する事に。
危険は少ないと言うが心配な勇太は付き添う事に、その途中で仲を深めていく勇太とルルーナ。
そしてルルーナも少しずつ感情を取り戻し、勇太はルルーナが好きになり告白、恋人に。
皆にも伝え、イチャイチャしながらも悪魔召喚は続けるが中々目当ての悪魔を召喚出来ない。
しかし勇太との付き合いで感情を取り戻しつつあるルルーナは必要性を感じなくなった。
なので素材がなくなったら止める事に、そしてその最後に召喚に成功をする。
悪魔曰く無心になったかららしい、そして自分が何者か聞くと悪魔は転生体だと答え消える。
ルルーナは両親にその事を聞く為に帰郷、いつもはすぐに帰って来るが今回は帰って来ない。
心配になった勇太はお姫様たちに相談、しかしお姫様たちも簡単に異世界移動出来ないらしい。
今回出来たのは勇太との契りがあったから、それでも会いたい勇太はルーチェに相談。
契りがあっても異世界移動は勇太には難しいがルルーナの真名を思い出せばともしくはと言う。
何とか思い出そし頭を捻るも思い出せず、眠くても眠れなくなってきた勇太。
それでも寝ようとし、ルルーナが以前勇太にあげた睡眠薬を思い出してそれを使う事に。
すると気が付くと謎の砂漠に、勇太はそこがルルーナと初めてあった場所だと思い出す。
そしてそれ以外に関しても思い出し、そしてルルーナとも再会をする。
しかしルルーナは帰ろうとしない、何か申し訳が無いと言うルルーナに勇太は真名を告げる。
気が付くと先ほどとは違う場所にいて、目の前にはルルーナに似た少女がいた。
その少女と会話し、その少女こそが勇太が本当に契りを交わした相手だと分かる。
少女は勇太と契りを交わした後に死亡、しかし勇太の事が未練で幽界にいた。
そして勇太と少女は先ほどまでの場所、ルルーナのいる魔女界に戻り、少女とルルーナは会う。 ルルーナは両親が生み出した少女の生まれ変わりで、ルルーナに少女の記憶を植え付けた。
ルルーナの感情が無かったのは少女の年代まで飛ばして成長させたからだったと言う。
それは下手すれば感情が原因で精神が崩壊する危険があった、しかしこのままではいけない。
そう考えた両親は少女と契りを交わした勇太の元に送る事を決断したのだった。
それでもと、勇太はルルーナが好きと言い、ルルーナも同じ気持ちであった。
少女も自分の生まれ変わりが、自分と契りを交わした相手と一緒になれる事を喜んだ。
そして少女は昇天し、ルルーナは少女から真名を受け継ぎ、2人は人間界へと戻った。
ルルーナと一緒だった為か記憶を維持したままの勇太、それから数日後。
以前ルルーナは猫を飼いたがっていたが、先に死ぬ事に関して思う事があり止めていた。
しかし今は死んでしまっても残る何かがあると納得したルルーナは猫を飼う事を決断。
なので以前から相談していためぐみから色々教えてもらい、子供の黒猫を引き取る事に。
命は替えがないから尊い、その事を知ったルルーナは勇太ともに過ごしていくのだった。
◎白波瀬悠奈
お姫様達が来てから化粧をする様になった悠奈、曰く綺麗なお姫様に対抗するにはとの事。
勇太はそんな事しなくてもキレイだと思うが、何故か悠奈が自分に自信が無いのかと思う。
それはそれとして、最近勇太は悠奈の顔を見たいと思う事が多く、悠奈が好きなんだと自覚。
告白しようとするが気恥ずかしくなったのか口には出せず店の心配をしてしまう勇太。
すると実験台になって欲しいと言われた、そして翌日、悠奈からケーキを貰う勇太。
それが実験だった、数日後に再び告白しようと白波瀬家に行くと喧嘩する声が聞こえてくる。
そして飛び出していく悠奈、驚いているうちに離れたのでまずは悠奈父に事情を聞く事に。
どうやら悠奈がアイドル審査に応募していたらしい、父としてはそれが心配だったらしい。
今度は悠奈に電話して場所を聞いてそこへ、どうも悠奈父が審査の封筒を勝手に開けたらしい。 勇太はアイドルとかの所からだと思うが、アイドル審査に応募したのは記念だと言う。
記念というのは嘘と思うがアイドルになりたいのが理由じゃないと聞いて安心する勇太。
とはいえ勝手に封筒を開けた事は怒っているらしいのでそれを悠奈父に伝え無事仲直り。
しかしオーディションは受ける事に、そんな時友人からそのアイドルに関して聞く。
どうもプロデューサーに悪い噂があるとか、それはともかく告白が中々出来ない。
なのでオーディションに付き合う事になったので、その後で告白する事にする。
そして当日、近くまで送った後にオーディションが終わるのを待っていた勇太。
しかしどうも遅い、そこでプロデューサーの噂を思い出して心配になった勇太は会場へ。
そして間一髪、プロデューサーに襲われそうになった悠奈を救い出した勇太。
とりあえず慰める為に告白予定だった雰囲気の良い場所へ、そこで悠奈から今回の目的を知る。
悠奈は今回のアイドル審査の合格を自信にしようとしていたらしい、お姫様へ対抗する。
それを聞いた勇太は悠奈に告白、好きだからそんな事はする必要が無いと、そうして恋人に。
そして契りに関しても聞く、それは悠奈の母親が死んだ少し後の話、
勇太は落ち込む悠奈に面倒を見てやると指切り、そのお陰で昔の悠奈は立ち直れたと言う。
その時は慰めるつもりだったけど、今度はそのつもりで勇太は再び面倒を見ると言うのだった。
そして心配してた悠奈父、翌日には皆にも悠奈と恋人になった事を明かす。
勇太は放課後は甘露亭に人手が必要という事でバイトする事に、悠奈とも一緒にいれるので。
ある日、悠奈の自信の無さに自分は何か重大な事を知らないのではと思う勇太。
そんな時、悠奈父が同窓会の翌日で二日酔いでダウン、悠奈父は酒に弱いらしい。
だが悠奈母が死んでから量が増えているとの事、未だ失った悲しみから回復してないと知る。
そしてそれは悠奈もではないかと、そして自分に何か出来ないかと考える勇太。
そんな時、悠奈が体調を崩すが甘露亭のバイトを止めようとせず、悠奈父は分かっている模様。
なので直接聞く事に、そして悠奈が自信を持てない事は悠奈母の死が関わっているのではと。
悠奈母が死んだのは車の事故だと知ってたが、それが体調を崩した悠奈を送る時だったと知る。 それから悠奈は自分のせいで母が死んだのではと考えてしまい、自信もなくしていった。
そして悠奈父も自分が送ればと後悔しており、2人とも悠奈母の死を引きずっていた。
勇太はどうにかして悠奈母と会話出来ないかと思う、そんなある日の悠奈とのデートの途中。
勇太が目の前で消えてしまう、神隠しだと思った悠奈は急いでルーチェ達に相談しに行く事に。
しかしルーチェ達もお手上げ、そこで悠奈は勇太の神隠しが似た時に起こった事を思い出す。
勇太の神隠しが始まったのも悠奈母が死んでから少し経ってからだった。
つまり勇太が神隠しを繰り返していたのは死んだ悠奈母に会う為ではと考える。
そして翌日には帰って来る勇太、しかしいつも通り神隠し中の記憶は無かった。
迎えに来ていた悠奈からは危ないから異世界への移動はやめて欲しいと言われる。
しかし勇太は何とかして悠奈母からの言葉を伝えたくて神隠しを望み続ける。
それからしばらくして、何故か体調が優れない勇太、しかし理由がさっぱりわからない。
だが皆と話して幽界、死者のいる世界、に神隠しをしているからでは、となる。
悠奈から止める様に言われて、流石の勇太も死にたい訳では無いので止めようとする。
しかし翌朝に勇太が消え、放課後には戻ってきたが意識が戻って来ない。
ルーチェ達は勇太の魂が幽界の虜になり、囚われてしまっていると判断。
それをどうにかするのは人への想い、繋がりなので悠奈だけが残る事に。
一方で勇太は悠奈母と会っていた、どうも最近繰り返して勇太は幽界に来ていたらしい。
そこで悠奈母の気持ちを知る、実は悠奈母も家族に対して罪悪感を抱いていた。
甘露亭を畳まない為に悠奈の事をあまり構えないでいたらしい。
そして体調を崩した悠奈を送ろうとしたのはせめてもの罪滅ぼしのつもりだったらしい。
そして勇太はついに誰かが、悠奈が自分を呼んでいる声が聞こえて来た。
勇太は今ならと悠奈母に悠奈への想いを伝える様に言い、悠奈母は悠奈へと声を掛ける。
そして悠奈と悠奈母は会話する事が出来、悠奈母は成仏、勇太は元に戻れる。
それから悠奈は罪の意識から解放され、勇太と幸せに過ごしていくのだった。 ◎登場人物&簡易版
・有須 祐二:お姫さまを救う力を持つ王子、特訓により家事も身体能力も抜群
⇒王子としてお姫様の集まる島に来て、同じ寮のと仲を深めていく。
・月丘 泉:少し引っ込み事案なロマンチスト、意外にも大食い
⇒祐二と付き合う事になるが両親や将来の事で悩みを抱える泉。
そこを唆され世界をループさせようとするが祐二の説得でやめました。
・栗宮 みかん:ちょっと大人ぶりたい先輩、トランジスタグラマーであだ名は饅頭
⇒祖父の死に目に会えなかった事から音楽を止めていたみかん。
だが祐二の説得により再開、卒業後も音楽の道を進む事に。
・有須 星子:ちょっと面倒なブラコン実妹、デカい、ゲームが好き
⇒自分の気持ちに素直になれない星子だったが友人のお陰で告白、恋人になる。
その後いなくなったと思っていた母親を救い、いつか結婚式を挙げようと思う。。
・恋ノ河 リイナ:効率大好き毒舌少女、お姫様への対策組織の風紀委員のリーダー
⇒家族に捨てられ寂しさで発症するリイナ、祐二と恋人になるが家族のいる祐二に嫉妬。
それらを他人に利用され能力で大人を消すが祐二が解決、祐二と家族になるのだった。 ◎共通
発症すると『お姫様』という人格になり、『望奏』と呼ばれる力を得る病気、『お姫さま病』。
『お姫さま病』の罹患者を抱える夢ヶ島に来た青年、有須祐二(祐二)。
祐二は『お姫様』を救う力を持つ『王子』と呼ばれる存在、そして女学園に到着。
そして教師であり師匠で元『王子』の城島貴子(貴子)と再会、そして転校生として学園に。
そこで昔近くに住んでいた月丘泉(泉)と再会、だけど何やら様子のおかしい泉。
その後、同じ寮だと言う3年の栗宮みかん(みかん)と会い、女子寮住まいになったと知る。
クラスメイトの長谷川柚(柚)に学食へ案内され、そこで3年の龍堂院リリ(リリ)と会う。
食堂で柚の『お姫さま病』、目立ちたがりが発症するがそこに現れた誰かによって撃たれる。
『OGエキス』、『お姫様』を眠らせる力で柚は意識を失う、それをしたのは『風紀委員』。
『お姫様』への対策組織で、そこのリーダーでクラスメイトの恋ノ河リイナ(リイナ)だった。
放課後、貴子に女子寮へ入る事の理由を聞くと祐二の『OG細胞』の活性化が目的だった。
『OG細胞』は『王子』の血液に含まれる細胞で、『OGエキス』の元にもなっている物。
そして『お姫さま病』の予防や治療薬にもなるので強い『OG細胞』が求められていた。
という事で同じ寮の泉に案内される事に、嫌われてる訳ではないが無視はされる裕司。
寮に到着後、みかんから泉が誰に対しても同じ態度である事を聞き、そして寮の案内をされる。
その後、みかんの『お姫さま病』が後悔によって発症、『お姫さま』は織姫。
『天に架かる涙』、牛乳の涙で周囲を水没させる『望奏』、リイナが止めて何とかなる。
翌日、みかんとリリの関係がちょっと複雑と知ったり、放課後は『風紀委員』の活動に参加。
その途中で喫茶店、『お菓子の家』をしている東雲クララ(クララ)と会う。
翌日、実家にいる筈の実妹の有須星子(星子)が転入、『お姫さま病』が悪化したとか。
そんな時、クラスメイトの男への興味が我慢の限界、祐二とご飯を食べようとくっついてくる。
その光景を見た星子が嫉妬により『お姫さま病』が発症、『お姫さま』は人魚姫。
『海之藻屑』、一定質量以下のものを泡に変えてしまう『望奏』で星子以外が皆裸になる。 その場は後から来た貴子が何とかし、兄を取られた嫉妬で発症する星子に顔を赤くする祐二。
放課後、星子も同じ寮になり歓迎会が開かれる、そこでも素っ気ない泉。
その姿に星子も泉が何か苦しんでいると理解する、そしてその後に泉と話す祐二。
昔、別荘に来ていた泉と祐二、それと星子は友達となって遊んでいたがそれがバレて引っ越し。
しかし今まで籠の鳥だった泉からすれば感謝こそすれど恨む事では無かった。
でも今では自分を抑えている泉に祐二は無理しなくてもいいと説得、自分がいるからと。
そして祐二の言葉に泉の『お姫さま病』が好奇心によって発症、『お姫さま』はラプンツェル。
『好奇の髪飾り』、それは島民全員すら縛れる程に強力な髪を伸ばして操る『望奏』。
レベルS、最高レベルの症状の泉はその場にいた全員とやって来た『風紀委員』を縛っていく。
それに対して祐二も自分の王子の『望奏』、『帰我の剣』を発動させて対抗する。
自分の抑圧した思春期の膨張と直視、祐二の場合は虚無感の発生を代償に発動する力。
そして自分を抑え込もうとする泉を説得しながら『帰我の剣』による一撃で眠らせる。
翌日、泉の心境が少し変わって少しずつ皆と関わっていこうとする。
放課後、吹奏楽部で演奏するリリとそれを陰ながら覗くみかんの姿を見かける。
そんな感じで弁当を作ったり、海に行ったり、寮生は楽しく過ごしていく。
◎月丘泉
ある日、泉の映画に付き添って以降、何かと泉の行動に付き合う事になった祐二。
そんな時、発症する泉、泉は祐二の事が気になると言い、その理由は聞いても教えてくれない。
翌日、元に戻った泉の様子がおかしい、昨日の事を聞いても教えてくれず、避けられる。
その日も泉は発症させる、今回も祐二を知りたいと言い、力も昨日以上であったが何とかする。
その場にいた星子とリイナは力が強くなった理由を察するが祐二には分からない。
翌日、クララから避けられている理由を聞けないのは嫌われたくないからだと言われる。
そしたら何だか理由も言わず避ける泉にちょっと苛々してきた祐二。 その夜、寮の外に出るとベランダに顔を出した泉がいたので避けている理由を聞く事に。
そうしながら何故自分が苛々するか分からない祐二、そして泉も分からないと答える。
何だかドキドキして、『お姫さま』が目覚めそうになると、そして発症する泉。
今まで以上の圧倒的な力に捕まる祐二、そして泉は祐二を知りたい理由を話す。
好きな人だから、祐二も薄々とだが気づいていた、そして泉にどうするのかと聞かれる。
しかし答える前に応援に来た『風紀委員』と協力して、『お姫さま』を眠らせる事に成功。
その後、目を覚ました泉が祐二の元に、泉は避けていた理由を怖かったからと言う。
今の状況が壊れる事が怖い、そう言う泉に祐二は告白、そして泉も受け入れて恋人になる。
それから2人イチャつく、そんな中、力の使い過ぎか目覚めの悪い日が多くなる祐二。
そして学園祭の時期に、貴子から祐二の『OG細胞』が強くなっているという事を聞く。
いずれは『OGエキス』から予防薬が出来、『お姫さま病』はなくなる。
しかしそれは島の皆との別れでもある、その話を聞いて悩む泉はクララに相談。
クララはいつもと違う口調で、今の世界を永遠に続ける方法があると言う。
翌日、学園祭が4日後となり祐二は『風紀委員』や『王子』として頑張りつつイチャイチャ。
そして学園祭の日が近づいていき前日、泉はこんな毎日が永遠に続けばいいのにと思う。
自分を縛る家族に対して悩みがある泉、祐二は何とかすると言うが泉は寂しく笑うだけ。
翌日、学園祭が4日後となり何かあったと思うも気にせずに祐二は学園生活を過ごす。
違和感を感じながらも4日後、学園祭が4日後となり何かあったと思い気になる祐二。
2日後、体験していない筈なのに先の事がわかる様な事が多くなった祐二は貴子に相談。
貴子は『王子』としての力が強くなっているのではと推測、でも祐二は違うと思う。
そうして日々を過ごしていき、思い出すべき事があるはずだが思い出せない祐二。
そんな時祐二は泉とデートした時に寄ったプリクラの事を思い出して泉と再び行く事にする。
そこでプリクラをして、そこからまた日々を過ごした祐二はそのプリクラを見て理解する。 祐二は貴子を呼び出し毎日が繰り返している事を相談、そしてプリクラを見せる。
そこに書いてある日付は未来の物だった、何故残っていたかは分からないが確信した祐二。
貴子は『王子』だから気付けたと推測、そしてこの状況は『望奏』によるものだと。
その後、祐二は泉に学園祭に親が来るのかと聞く、泉は来ないと答える。
泉の両親は泉を自分の思う通りに可愛がりたいだけだから会いたくないと。
そして泉はずっと続いて欲しいと言い、祐二はだから終わらない様にしたのかと聞く。
どうしてと言う泉に祐二はプリクラを見せ、未来に進むべきであると説得。
しかし泉はそうかもしれないがいつかなくなると、島を出たら閉じ込められると。
そこにクララが現れて自分が『望奏』の使い方を教えたと言いつつ『望奏』で攻撃してくる。
『血染めの薔薇』、対象が大人であればあるほど殺傷能力を高める『望奏』、
クララは祐二が距離をとった隙に泉を連れて逃走、祐二はリイナに伝言をして追いかける。
しかし途中で発症したリリがいて、それを後からリイナと協力して眠らせる。
リイナ曰く、島中で『お姫さま』が目覚めて『風紀委員』が対処に走っているらしい。
そして先ほど、クララから電話で『お姫さま』を起こそうとする様な事を言われたと。
祐二とリイナは何人もの『お姫さま』を眠らせつつもクララを追い、学園に到着。
そして屋上にてクララと『お姫さま』を目覚めさせた泉と再会。
泉は無理矢理連れて来られたが自分の意思でここにいると言い、やるべき事があると言う。
それは今という時間への完全停止、クララは泉の『お姫さま』を強めて行うと言う。
日に日に祐二を好きになっていった泉は楽しいだけの時間を切り抜いた世界に、
好奇心を抱き、新たな『望奏』に目覚め、後はそれをより強力にするだけだと。
それも大人を増やさない為、そしてこの島が生まれた理由を祐二に説明する。
『お姫さま』をいずれ操る為だと、昔『お城』と言われる研究機関で知ったと言うクララ。
そうしてついに泉が世界を止める為に今までにない強さの『望奏』を使用する。 髪で世界を縛り閉じ込める、レベルSSとなった泉は時間軸すら縛れるのだと。
クララの唆した反復世界に好奇心を持った泉は今やお姫様と同化までしていた。
止めようとする祐二達をクララが妨害、しかしリイナがクララを引き付け祐二は泉の元へ。
しかし『帰我の剣』は泉に敵わず捕まり、リイナも武器を失い絶体絶命の状態。
そして泉とクララは祐二を誘惑する、『王子』なんてやりたくないだろうと。
『王子』の強さは病気の深さ、なのに精神が安定しているのは嘘が上手いからと。
しかし祐二は泉とのハッピーエンドが見たいからと否定、しかし状況は変わらない。
そこに貴子が現れる、そしてリイナに今の祐二から作った『OGエキス』の武器をリイナに。
それを使い泉を怯ませて祐二は拘束から解放、そしてクララは貴子が足止め。
祐二とリイナは2人で泉の元へ、そして泉をキスと説得により『お姫さま』を眠らせる。
3年後、結局祐二の『OG細胞』から予防薬が作れず、祐二は『王子』じゃなくなった。
祐二は自分の立場から『お姫さま』の力になる為、『望奏機関』へと入った。
そこは『お城』で研究していた組織だけど、だからこそと。
国の収容施設に入れられたクララは貴子がずっと説得をし続けた結果、完治しそうとの事。
泉は『お姫さま』として強力な力を発症した結果、実家に帰らずに島に残る事になった。
と言っても帰ろうと思えば帰れるし、実家の両親も面会には何回か訪れていた。
そしてクララのしていた『お菓子の家』を引き継ぎ、祐二と幸せに暮らしていくのだった。
(ちなみにおまけで泉の『お姫さま』はいなくなったとの説明あり。
◎栗宮みかん
ある日、寮の倉庫を整理中にみかん宛てと書かれたビデオを見つけ、みかんに聞いて見る。
みかんはそのビデオを見ただけでいつも以上の強さで『お姫さま病』を発症させる。
何とか『お姫さま』を眠らせた後、みかんから見ていると嫌な事をを思い出すと説明される。
ある日、『風紀委員』の活動途中で『お姫さま病』を発症させた子と学生が衝突して怪我する。 そしてぶつかられた方は吹奏楽部の生徒で、以前リリからコンクールが近い事を聞いていた。
翌日、リリが『お姫さま病』を発症、しかも周囲を凍らせる『望奏』を発動している。
『お姫さま』は氷姫、貴子が迅速に解決した後、気になった祐二はリリの元へ向かう。
そこでリリから昔からみかんとは共に音楽関係で知り合いだった事を聞く。
しかしみかんは何故か楽器をやめ、学園で再会した後に誘っても断られたという。
リリは世界が冷たく感じると発症させるのだと言う、そして心配なので翌日も様子を伺う。
リリ本人は大丈夫だと言うが何処か冷たさを感じている様な気がする。
その日、みかんのストラップが音符だったと気づき、気にしているとみかんが話してくれる。
それはみかんが祖父に影響されて音楽を始めた時に祖父から貰った物だった。
しかし昔、コンクールの日に祖父が事故にあったとの連絡を受けたみかん。
その時のみかんにとっては音楽が大切だったのでコンクールに、しかし祖父はその日に死亡。
祖父よりも音楽を選んだ事を後悔したみかんは音楽を止める事にした。
しかしそれを聞いた祐二はみかんがまだ音楽を続けたいと思っていると思った。
それはそれとして、最近みかんといる事が多く、みかんの事を意識している祐二。
みかんから話を聞いた翌日、泉から恋人関係に見えるとも言われてしまう。
みかんの方は何か悩みがあるのか様子がおかしい、そのせいで祐二にちょっとした不運が。
なのでみかんが事情を説明してくれる、どうもリリに再び音楽に誘われたらしい。
今回怪我した子とみかんが同じフルートだから、みかんは断ったと言うが未だに悩んでいる。
なので祐二はそれでいいのかと聞く、『お姫さま』とは何らかの感情の抑圧で生まれる。
しかしみかんの祖父が死んだ時の後悔は抑圧されてない、ちゃんと吐き出されている。
そして祐二は言う、みかんの『お姫さま』を生んだ後悔は音楽を止めた事に対してだと。
『織姫』は再会を願う者、みかんは再び音楽の楽しさに逢いたがっている。
それでも音楽は出来ないと言うみかんに祐二は怖がっているだけと言う。 するとみかんは『お姫さま病』を発症、普段とは比べものにならない強さで『望奏』を発動。
音楽をやりたいが無理と言うみかんを何とか『帰我の剣』で眠らせる事に成功。
その後、目覚めたみかんから本心を聞き、泣いたみかんに胸を貸した祐二。
そうして祐二とみかんの距離が近づき、みかんは避けていたリリにも心を少し近づける。
翌日、夜中にこっそりと寮を抜け出すみかんを見つけた祐二はその姿を追う。
辿りついた場所でみかんは持ってきた鞄からフルート出すと演奏、その終わりに祐二に気付く。
みかんは変わろうとするのが怖く、どうしようか悩んでいたら吹きたくなったと言う。
そんなみかんに祐二は変わるべきだと言い、そしてそのまま告白、みかんも受け入れてくれる。
翌日、みかんはリリに吹奏楽部に入りたいと言い、リリは二つ返事で了承。
みかんはブランクがあると言うがリリはコンサートは無理でも学園祭があるから大丈夫と言う。
それから2人はイチャつきながらみかんは音楽を頑張り、祐二はそれが少し羨ましく感じる。
祐二はこれまで『王子』として活動してきた為、学園生活をあまり楽しんでこれなかったから。
するとそれを聞いたリリが吹奏楽部に誘う、学園祭のライブにならどうかと。
『風紀委員』の活動もあるがみかんとリリに押されて祐二も参加する事になった。
しかし学園祭当日、『お姫さま』を止める為に祐二が怪我、みかんにはメールで伝える。
ちゃんとみかんが学園祭の演奏に行ける様に、そしてみかんはちゃんと演奏に向かった。
学園祭後、コンクールに向けての練習がある為に祐二は吹奏楽部の練習から抜ける事に。
そんなある日、以前整理中に見つけたビデオを発見、みかんがこれを見たいと言う。
ビデオはみかんの祖父が残した遺書みたいな物らしいのでVHSを再生できる機械を探す。
そして星子が持っていたので無事見れる事に、そして祖父の残した言葉を聞くみかん。
後悔をしても怯まない人生を、後は自分の代わりに音楽を続けて欲しいと言う内容だった。
それを見たみかんは言う、私の『お姫さま』は、私の中に眠る後悔は原動力であると。
その後、吹奏楽部は県コンクールでは金、全国では受賞は出来ないも十分な戦果を得た。 みかんは『お姫さま』を抑えられる様になったので卒業後は島外の学園に進学する事に。
音楽学ぶ為に、『王子』として島に残る祐二とは離れ離れになるとしても。
だとしても織姫と彦星の様に逢えない時間が、逢えた時の喜びを大きくすると信じて。
◎有須星子
何だかいつも以上に星子が祐二を意識するある日、星子がゲームを始めた理由を知る。
星子は母が出て行き落ち込んだ祐二を励ます為にやった事ないゲームを買ってきた。
そして祐二を励ます為に一緒にやっているうちにゲーム大好きっ子になったのだった。
それはともかく、星子が『お姫さま病』を発症せる機会が多くなっていた。
気になった寮の皆は星子に聞いてみる事に、しかし星子は何でもないと答える。
そこから兄妹の仲が良いという話から家族の話になった時、リイナが『お姫さま病』を発症。
リイナは『望奏』で祐二と星子から兄妹という意識を消す、リイナ曰く嫌だったからと。
そして祐二に甘えてくるリイナ、それを見て星子も発症したので『帰我の剣』で眠らせる。
その後でリイナも元に戻し『望奏』もなくなるが、一時的とはいえ星子を意識した祐二。
それから祐二も星子を女性として意識してしまう様に、星子の方も以前より意識していた。
翌日、2人の様子がおかしい事と思う泉と柚、とはいえ2人ともてきとうに誤魔化す。
その夜、星子に柚が電話で、祐二が男として好きでしょと言われ、手伝いたいと言われる。
翌日、柚から星子をどう思っているか聞かれる祐二、なので妹として好きだと答える。
しかし柚は意識しているのではと聞く、そして星子も『望奏』を使える程に祐二の事を、
そこに2人を探していた星子が乱入してきてそこまで、しかし放課後に再び話す事に。
そして柚に祐二は星子の気持ちに気付いているのではと言われる。
恋は『お姫さま病』を重くしやすく、星子の『お姫さま病』は『望奏』を使える程の重さ。
しかし祐二は否定、そこに祐二を探していた星子が現れて、別に恋愛的に好きじゃないと言う。
そして星子が去った後、柚は祐二に付き合おうと言ってきて悩む祐二。 柚は祐二の事を何処まで好きかわからないが付き合いたいとは思った、
だからこれから好きなればいいと、前向きに考えて欲しいと言われたので付き合う事に。
それから数日、以前よりは仲良くなったがキスなども要求してこない柚。
柚は本当は、そんな事を祐二が考えてやある日、柚が寮にやって来る事になった。
その時にそろそろ行われる学園祭で舞踏会があり、その模擬会がある事を聞く。
そして柚に言われて一緒に出る事に、その後に泉からどうして柚と付き合っているか聞かれる。
告白されたからと言う祐二に泉は嘘だと言い、失礼な付き合いしていると嫌われると言われる。
柚の『お姫さま病』の発症は優越感、しかし祐二と付き合い始めてから一度も発症していない。
そして星子も発症させていなかった、そして模擬会は寮の皆も一緒に行く事に。
祐二は柚と踊る事に、何故か柚は星子に見せつける様に踊り、最後には祐二にキス。
それを見た星子はついに発症、しかし『望奏』は星子の服だけを消していた。
そして何故付き合い始めてからその姿を見せつけるか聞く星子、柚は星子には関係ないと。
柚は言う、星子の『望奏』が本当に消したいモノは自分自身の嫉妬心であると、
何故なら人魚姫で最後に消えるのは自分自身、人魚姫が泡になって消えるのだから。
でも消そうとするという行為が消せていない証拠だと、だから消す事は出来ないと柚は言う。
星子はなら自分の祐二を好きな気持ちをどうすればいいのかと言う、兄妹なのにと。
そしてここまでやる柚の本心に祐二も本当は気付いていた、実は好きではなかったと。
柚は星子と祐二をくっつける為に祐二と付き合い始めたのだった、そして柚は説得。
その言葉についに星子は祐二に告白、そして祐二もそれを受け入れキスをするのだった。
それから祐二は柚と別れて星子と付き合う事に、そして2人は柚に感謝をする。
泉は柚に祐二をどう思っていたか聞くと内緒と言う、ただしちょっと後悔はしていた。
好きになればいい、でも実際に好きになればなるほどに虚しさが残ってしまったのだから。
無事に恋人にはなれたが星子の『お姫さま病』の発症頻度が上昇の一途、力も強まる。 それはそれとして、恋人になった事を父親、それにいなくなった母親に認めてもらいたい2人。
しかし父親はともかく母親は見つからない、そんな時に貴子かた母親の場所を知っていると。
そして祐二と星子が連れて来られたのは『お姫さま病』に関して研究している『お城』だった。
『魔女』、通常は大人になれば治る『お姫さま病』が治らない人物で祐二の母親がそれだった。
『お姫さま』が眠り姫の『お姫さま病』である祐二の母親は国の隔離施設にいると言う。
今まで教えてくれなかったのは祐二の虚無感が王子の力の源だと思っていたからだ。
今回話してくれたのは祐二に星子を利用して『OG細胞』を高めて欲しいから。
ちなみに母親の事を教えてくれたのは貴子の多少の温情のお陰らしい
祐二は普段は入れない島外の人間が入れる学園祭に両親を呼ぶ為にそれに対して了承。
そして1週間後の学園祭、その舞踏会の舞台に母親を連れて来ると言う貴子。
その為に星子とイチャイチャ⇒嫉妬させる⇒『帰我の剣』で眠らせる、で力を強める事に。
『王子』の力は強い『お姫さま』を眠らせる事で強まるからだ、そしてついに当日に。
時間までは星子と学園祭と楽しみ舞踏会の時間に、星子はおめかしがあるので遅れて。
祐二は先に父と再会、そして綺麗になった星子がやって来て一緒に踊り、
そして貴子の演出で皆の前で母親を起こす事に、そして祐二は『帰我の剣』を振るう、
『お姫様』を眠らせた母親は目を覚ました、なので交際&結婚願望を報告する星子。
それから数年後、母親を救ったと同時に力を失った祐二は島の外で暮らしていた。
貴子は予想していたらしく、国は困るかもしれないがこれで良かったのだと言う。
星子も症状を抑えて今は祐二と共に暮らしていた、ちなみに柚はトップアイドルになっていた。
それから2人はいつか結婚式を挙げ、皆を呼ぼうと思うのだった。
◎恋ノ河リイナ
泉と同じくレベルSの『お姫さま病』であり、『お姫さま』がシンデレラだと言うリイナ。
しかしリイナは島に来てから一度も発症した事は無く、どんな『望奏』かも知らない。 グラスに水を注ぎ続けるかの様に自分に余裕を作らないリイナに何となく共感する祐二。
祐二も『望奏』を使う度に虚無感に襲われ、それを埋める為に何かをしているからだ。
そんなある日、貴子との会話で『望奏』が感情抑制によって発露する力だと聞く。
抑えつけようとする感情が強い程に病気は重たくなり、力も強くなるのだと。
ある日、何やら様子がおかしいリイナ、そしてそれを星子も感づいていた。
曰く星子はリイナから嫉妬の感情を受けているのだと、とはいえ理由がわからない。
翌日、それとなく聞いてみると羨ましかったからと言うリイナだが何かは教えてくれない。
しかしリイナは祐二に対して何故か自分と似ている様な気持ちを抱いていると聞く。
そんなリイナに祐二は自分の過去、昔に母が家を出て、それ以降に虚無感を抱えている事、
そしてそれが王子の力の源であり、自分もリイナと似ている気がしている事を伝える。
そんな祐二にリイナも自分が家族に捨てられ、家族を羨ましいと思っていると教えてくれる。
そんな事もあり祐二とリイナは仲を深めていくある日、リリが『望奏』を発動。
吹奏楽部で怪我による欠員が出た事が原因だった、その解決の途中でリイナが負傷。
大したものでは無いが安静の為に『風紀委員』の活動は控える事になった。
なので今まではリイナと活動していた祐二は1人で活動する事に。
1人で活動している祐二の元に『望奏』で生み出されたカボチャの馬車が現れる。
馬車に捕らわれた祐二は発動させたお姫様が誰か探る為にあえて抵抗しない事にする。
そして連れて来られたのはリイナの元だった、そしてリイナは寂しかったと抱き着いて来る。
『帰我の剣』を使うのも悪い気がしてそのままにしていると寮の皆が集まって来る。
そしてリイナは祐二に告白、流石に祐二も『帰我の剣』でリイナを眠らせる事に。
その後貴子に連絡、『魔法時間』、夢を現実にする力、それがリイナの『望奏』だった。
そして寂しさが原因、それはともかく発症中とはいえリイナに告白され完全に意識する祐二。
リイナも完全に意識していた、そして翌日も同じ様にカボチャの馬車に捕まる祐二。 そして連れて行かれた先で祐二は自分を好きなのか確認、リイナは躊躇いなくうなずく。
今度はリイナに好きか聞かれて祐二も好きと答えると、キスすれば寂しくないとキスされる。
『帰我の剣』で抑えた後にリイナと会話、リイナは寂しいと思う事を敗北だと思っていた。
両親に捨てられ、親戚からも嫌われたリイナは効率という言葉で全てを正当化してきた。
引き取られた親戚の家で出された食事はカップラーメンだけだったのも効率が良かったから、
家族がいない事は勉強をする上で効率が良かったから、そうやって割り切ってきた。
そして自分を捨てた大人達が嫌いだったから、寂しいと感じる事に敗北感を感じると。
しかし祐二に対する寂しいは違うと言うリイナに祐二は改めて告白、そして恋人になる2人。
それからリイナは寂しさから逃れる代償行為として祐二にベッタリイチャイチャ。
リイナの『望奏』が強くなり、祐二の『望奏』では抑えられなくなってきていた。
そうして学園祭の時期に、そんな時に貴子に呼び出されて王子の力が強まっていると聞く。
貴子は王子の力もお姫様と同じで抑えられる程に強まっていくものだと考えていた。
しかしリイナとの付き合いで祐二の抑え込んでいた感情、虚無感が薄れている。
だが力は強まっているからだ、とはいえリイナも力が強まっているという事もある。
繋がったから寂しさが強まる、それと同じで虚無感も強まっているのかもと祐二は考える。
その帰り、リイナがその話を聞いていた事を知る、そしてリイナに何か思う所がある模様。
そんな時貴子に呼び出される祐二、リイナも一緒に向かうと祐二の母親に関して聞かれる。
会いたいかと聞かれたので会いたいと答えると、母親のいる場所に連れて行くと言われる。
そこは『お姫さま病』に関して研究している『お城』と呼ばれる場所であった。
そしてその中に行くが母親はそこにはいなかった、しかし母親のいる場所をそこで知る。
『魔女』、通常は大人になれば治る『お姫さま病』が治らない人物で祐二の母親がそれだった。
『お姫さま』が眠り姫の『お姫さま病』である祐二の母親は国の隔離施設にいると言う。
今まで教えてくれなかったのは祐二の虚無感が王子の力の源だと思っていたからだ。 喜ぶ祐二だがそれが原因でリイナとは少しギクシャク、同じと思っていたのに違うかったから。
リイナはよく相談をしていたクララにその事を話す、するとクララは不吉な事を言う。
一方、祐二と貴子が会話していると誰かの『望奏』を感じ、気が付くと貴子が消えていた。
祐二とリイナは元通りにイチャイチャ、でも祐二は何か変わった事が起きた気がしていた。
とはいえ思い付かない、翌日の学園は”いつも通り”自習のみ、放課後は兎の本屋で買い物。
そしてクララの喫茶店でお茶、巡れば巡る程に祐二の中に違和感が大きくなっていく。
リイナの様子もおかしかった、気になった祐二はリイナに直接聞いてみる事にする。
しかし誤魔化そうとするリイナに聞くのは無駄と判断、もう夜なので自室に戻る事に。
そして悩みで眠れないでいると昔の事を思い出した、母親がいなくなった時期も同じだった。
翌日、祐二は少しずつ気づき始めていた、この世界には大人も『お姫さま病』も無い事に。
祐二は1人で学園を途中で抜け出しクララの元へ向かう、この島で唯一残った大人の元に。
その事を聞く前にクララがその事を言い出す、そしてそこにリイナまでやって来た。
クララは説明する為と言って『お城』に向かう、祐二とリイナも当然一緒にだ。
そこでこの状況を生み出したのはリイナでそれを促したのがクララ、そしてその理由。
『お城』のパソコンを使って見せる、そこには『お姫様』を利用しようとするデータがあった。
クララは祐二が呼び出された理由は『OG細胞』で『お姫様』を操作する為だと言う。
『血染めの薔薇』、対象が大人であればあるほど殺傷能力を高める『望奏』、
『魔女』だったクララはこの能力を使って『お城』に侵入、そしてリイナにも見せたと言う。
クララの抑え込んだ感情は憎しみ、この島が出来てからクララはずっと疑っていたのだった。
そして『お城』にも侵入して事実を知った、クララは祐二に大人が憎いかと聞いて来る。
しかし祐二はそうは思わない、それを聞いたリイナは祐二の記憶を変えようとしてくる。
同じと思った祐二と考えがズレ、距離感を感じ、リイナは寂しさを感じたからだ。
クララは言う、祐二が『望奏』を使えるのは虚無感を感じるから、だから辛いんでしょうと。 しかし祐二は『お姫さま』を救いたいと言う気持ちで『王子』の力は発揮すると答える。
そこに貴子が現れる、驚く皆に元『王子』だから、心残りがあったからだと答える。
昔クララを救った貴子が説得しようとするが、貴子は全く聞こうとはしない。
クララには昔、双子の姉妹がいたが両親の虐待と周囲の大人の冷たい態度により失っていた。
それからクララは憎悪を起点とする『お姫さま病』を発症、『お姫さま』は紅バラ姫。
クララにはもう見る事が出来ない、双子が幸せになるというお話。
そして貴子と貴子を信じる祐二、それとクララとの戦いが始まり、クララを眠らせる。
残るはリイナのみ、だけど『お城』側の貴子を信じるという祐二にリイナは力を強める。
気が付くと大人達が戻って来た、その代わりにリイナは巨大な龍へと変貌した。
祐二はありったけの自分の想いと共に龍となったリイナに『帰我の剣』を突き立てる
その結果、『帰我の剣』と龍は砕け、中からリイナが、砕けた『帰我の剣』は空を舞った。
そして祐二はリイナに、寂しくて家族が欲しいなら、一緒に作ればいいと言う。
それから空を舞った『帰我の剣』の欠片、通称『ハッピーエンドの種子』、
『王子』が『お姫様』を救った時に出来たからハッピーエンド、それは世界中へと舞った。
そして『お姫さま病』を緩和させたという、そしてその結果、夢ヶ島は終わりを迎える事に。
それにより『望奏機関』、『お城』で研究していた組織の過激派はなりを潜めて行った。
それから1年、祐二とリイナは『望奏機関』の穏健派の元で新たな『王子』を探していた。
クララも『お姫さま病』は治ったがカウンセリング中とか、貴子が面倒見ているらしい。
祐二の母親も無事に目覚めて今は祐二を除く家族3人で幸せにしているとか。
そして祐二とリイナは旅が終わったら子供を作る事を約束するのだった。 ◎登場人物紹介&短縮版
・椋木 悠斗:母と2人暮らしの大学生、合気道を習得しているのでそこそこ強い
・ユキ:謎の白い少女、色々と世間知らずで身体能力が凄い
⇒実は人造人間的な存在でその事にユキが悩むけど説得してずっと一緒に。
・羽二生 真央:お隣に住む幼馴染、とはいえ朝と夜の食事は椋木家と一緒
⇒父が自分を愛しているという幻想を抱いていたがちゃんと真実と向き合う。
・清川 心音:後輩のお嬢様、都市伝説とか結構好き。
⇒昔、天才科学者に治療された事で狙われるがどうにか解決
・アル:ユキとそっくりな少女、ヒロインでは無いのでシーンは無い
⇒アルと共に、ユキ達の技術を狙う奴をどうにかする。 ◎共通
研究所であった火災で父と兄を失い、母と暮らす青年、椋木悠斗(悠斗)。
バイト先の喫茶店の店長、加藤鈴(鈴)に呼び出され、帰りに常連の式澤一真(一真)と会い、
自宅に帰ると見知らぬ少女がいて、何事かと聞くと父の和人に来なさいと言われたとの事。
父の字で書かれた封筒を持っているので自宅に上げる事に、しかし色々と汚れている少女。
という事で母の優子が外出中なので幼馴染の羽二生真央(真央)を呼んで頼む事に。
ちょっとハプニングはあるもその後事情を説明、そして少女、ユキにどうするか聞く。
いきたい、と言うユキ、色々と謎は尽きないが住む場所も無いので家に住まわす事に。
いつの間にか帰宅して事情を聞いていた優子も了承、その後お出かけ。
その途中でユキが力持ちと知る、そしてユキの為に色々と買い物をする事にした。
ユキと真央と一緒にデパートへ、そこで後輩の清川心音(心音)と出会う。
その後のバイト中に何でも屋さんみたいな人の笹原真菜美(真菜美)と会う。
真菜美から上司である一真が悠斗を呼んでいたと聞き、今度向かう事にする。
その夜、一真と初めて会った日を夢に見た、一真は長沢ゆき(ゆき)という女性を探していた。
翌日、ユキと一緒に一真の元へ、そこで最近あった地震とそこであった事件に関して聞く。
嫌われていた大型犬が殺されていたという話、それと火事場泥棒に気を付けろとの事だった。
◎ユキ
ある日、ゴミ処理の為に近くの焼却炉でゴミを燃やしているとユキの様子がおかしくなる。
慌てて止めると意識を手放すユキ、その後目を覚ましたが前後の事を覚えていなかった。
数日後、ユキと外出から帰宅しようとすると家の様子がおかしい、空き巣だと考える悠斗。
そして実際、中に泥棒がいていくつか盗られていたので悠斗とユキは追いかける事に。
その途中でユキの怪我した部分が瞬間で治り、ユキが普通の人とは違う事を実感する。
それでも変わらない、悠斗は不安を感じるユキを撫でて慰め、ユキとの距離が少し近づいた。
(人では無い事に怯えると、ユキに似た誰かに殺されてBADEND) 泥棒には逃げられたが盗られた物は取り返し、警察へも通報していたのでとりあえず解決。
数日後、ユキは以前と比べて自分で何かしようとする主体性に溢れていた。
悠斗とユキは警察に証拠品として回収された盗られた物を返しに貰いに行く。
途中でユキと別れた悠斗は一真の元へ、そこで先日の泥棒に感じた違和感を話す。
それを聞いた一真は泥棒は椋木家に何か目的があって忍び込んだのではと推測。
悠斗はユキが目的かと思ったが、ともかく今のままでは不明なので置いておく事に。
その夜、ユキが外出しているのを見かけた悠斗は追いかけるも途中で見失い帰宅。
すると家にいたので安心して就寝、翌日ユキに何処に行ってたか聞くがわからないと言われる。
その後、その日はユキと2人で過ごしイチャイチャ、キスもするのであった。
とはいえ言葉での好悪をわからないので恋人という関係ではないが悠斗は気にしなかった。
しかしやきもち焼いたり、八つ当たりしたりと心境の変化のあったユキは悠斗を好きと言う。
そして悠斗も好きと返した数日後、2人でデートする事になり悠斗は先に待ち合わせ場所へ。
待っているとユキらしき姿を見かけ、何か違和感を感じたが追いかける事にする。
そして向かった先は父のいた研究所、そこでユキに声を掛けられるが違和感がある。
悠斗はハッタリで目の前の少女がユキではないと判断、少女は和人の残した物が無いか聞く。
思い付かない悠斗がそう答えると、少女はこの事は忘れる様に言って立ち去る。
その直前、少女が携帯を操作すると研究所が崩れ出し、悠斗はそれに巻き込まれ意識を失う。
気が付くと真菜美がいた、自宅が近くで崩壊の音を聞いて気になって来たとの事。
その後、真菜美と共に研究所を抜け出し、ユキの元へ急いで向かって、帰宅する。
翌日、これからの事を考え研究所へ、思ったよりも崩落して無かったが有益な物は得られず。
帰宅すると悠斗宛てに封筒が、宛名の無い封筒の中身は『メルクリウス概論』。 著者は様々な実績を残した天才科学者で知られる神代修一(修一)であった。
その内容は人でないヒトを作り出す事、悠斗はその産物がユキであると考える。
そして最後にαが完成、ユキが来た時に持っていた封筒に書かれていたのはβ、
ユキに似た少女がα、ユキがβなのだと考えるが、ユキに対する愛情は変わらなかった。
翌日、ユキの振りをした少女と再会、そこで『メルクリウス概論』について切り出してみる。
(ユキの振りした事に気付かないでいると、しばらくしてユキが失踪するBADEND)
さらに悠斗の失言で怒る少女が悠斗を追いかけて来て、そこにユキが現れる。
互いに相手を厄介な女と感じるユキと少女は戦いを始めるが、悠斗が水をかけて止める。
冷静になった少女、アルは悠斗に謎のカード渡し、『メルクリウス概論』を回収すると言う。
アルが去って帰宅後、悠斗は受け取ったカード、それと一緒にあった写真を確認する。
翌日、街の図書館で情報収集して夜、ユキは悠斗の部屋で『メルクリウス概論』を見つける。
一方で悠斗は真菜美の元へ、手に入れた情報から修一の関係者と知ったからだ。
そこでカードが和人の研究所で使う物であると知り、その後一時帰宅。
そして深夜、悠斗が研究所に向かおうとするとそれに気付いたユキが追ってくる。
何やら不安定なユキを慰めているとアルが現れ、3人で研究所に向かう事に。
そしてカードを使い地下へ、アルがここまで連れて来たのは現実を教える為だと言う。
ユキを量産し売り飛ばそうとしていた研究所、しかし火災と共にその誰かは死んだ。
しかしアルは未だいるかもしれない当時を知っている人物を消す為にユキの命を狙う。
アルはユキと違い実験の為に免疫が弱いサンプルであったから、アルは叫ぶ。
ユキが傍にいる限り悠斗はユキを狙う人物によって危険に陥るであろうと、
そして和人はアルとの戦いで損傷したユキを助ける為に死んだのだと2人に告げる。
それを聞いたユキは悠斗を突き放して逃走、気付いた悠斗の目の前にはアルしかいない。
地下を破壊するというアルを置いてユキを探しに地上に戻る悠斗だが見つからない。
電話で真央に言われて一度帰宅、ユキ探しは真央を含む皆に任して少し休憩。 再び探しに出かけるが見つからない、しかし真央達が不良になったユキを見つけたと電話が。
アルの事だった、ユキの情報を求めてアルの元へ、そこでまだ探しているのかと言われる。
悠斗はユキが必要な事を言うとアルは研究所の屋上の鍵を渡してくれた。
そこに向かうとユキがいて、悠斗に気付いたユキは身を投げるが寸前で悠斗は手を掴む。
悠斗の説得にユキも考えを改めるが悠斗も落ちそうになり、そこを一真が助けてくれる。
悠斗の姿を見て追いかけてくれたらしい、一真が先に帰った後でユキと話し合う。
そして未だに気負うユキを再び説得して共に帰宅、それから1年の月日が経った。
ユキは椋木家にいて、悠斗はユキと共に穏やかな日々を過ごすのだった。
◎羽二生 真央
ある時からユキが悠斗と真央が昔から仲が良いのかと聞いてきたり、不機嫌になったり。
心音は一番頼っている悠斗に親しい人がいるという状況に不安を覚えているのではと推測。
その話の流れで真央とは恋人とかいう話になるが、別にそういう事はなかった。
そんなある日、優子が最近物騒だからと1人暮らしの真央に家に来るように言う。
準備の為に真央の所に行くと電話中で友人から飲み会に誘われていた。
悠斗は数少ない真央の友人の為に行く事を推奨、その為に携帯を買いに行く事になった。
そしてユキにも携帯を買う事に、その後真央は飲み会、悠斗はバイトへと向かう。
バイト後、真央の電話から真央の友人の声が、呼ばれた所に行くと泥酔している真央の姿が。
なので真央を連れ帰る途中、昔の事を話しながら真央と過ごした年月を実感する悠斗。
翌日、悠斗は喫茶店以外でもバイトをする為に顔の広い一真を頼るがどうも忙しそうな一真。
帰宅後、真央のアルバムを見ていた時、ユキが真央の父の誠二を知っている事が判明する。
翌日の深夜、ふと目を覚ましたので飲み物を飲んでいるとユキがやって来る。
ユキにも飲み物を入れてあげると真央は一緒じゃないかと聞かれ、調べると外出した模様。
気になって外に出ると隣の羽二生家の電気がついており、さらに緊迫した真央の声が。 そして羽二生家から男が出てきて、真央から父の形見を盗まれたと言う。
急ぎその強盗を追って、最後は無事に捕獲し通報、盗られた物も取り返した。
その後、泣きながら抱きしめて来る真央にドキドキしながらも慰める悠斗。
翌日、昨日の事がテレビで放送されており、色々と気づかれする悠斗。
その事で家が荒れた羽二生家の整理中に誠二の手帳を発見、持っておく事に。
その後、ふと誠二の事を思い出した悠斗は何故子供の頃に誠二を避けていたか疑問に思う。
真央は誠二の事を好きだと言うが悠斗から見て誠二は怖い人で何処か普通じゃなかった。
翌日、悠斗がバイトから帰ると真央がおらず、羽二生家に行くと部屋で膝を抱えていた。
何事かと話を聞いていると急に泣きながら謝罪し始めて、そして悠斗にキスをする真央。
とりあえず椋木家に連れて帰った後、一人考えながら真央との間に隔たりがあると考える悠斗。
真央の事ばかり考え、胸の奥がいたくなる悠斗は彼女が自分の中に住んでいたと気づく。
翌日、真央はいつも通りに見えて何処か不安定だった、悠斗は考えの整理の為に外出。
一人考えてるが纏まらず、偶然会ったユキと会話して真央とちゃんと話す事にする。
その為に帰宅するが真央は不在、そこに速水礼次(礼次)と名乗る男が声を掛けてきた。
礼次は世間にパイプの無い所と提携して世間に向けて売り出すのが仕事だと言う。
和人の事も知っていたが取引していたのは誠二で、その研究成果を取りに来たとか。
今更来たのは誠二の研究成果が残っていると判明したから。
無視しようとするが礼次は研究成果について和人と誠二の間に軋轢があったと言う。
そして研究所での火災も、それを聞いた悠斗は真央もそれを知って謝罪したのではと考える。
礼次は誠二の部屋を調べるように唆し悠斗は帰宅、真央は羽二生家へと戻っていた。
深夜、その事について考えるが纏まらず、飲み物を飲もうとリビングに行くと優子がいた。
研究所の火災が事故ではなかったら、そう聞くと誠二の事かと聞かれる悠斗。
そういう噂が当時あったらしく優子、それに真央もかなりそういう目で見られていたらしい。
そしてこの前のテレビで再燃したとか、しかし何故今更になって真央は謝罪したのか。
翌日、流れから一真に礼次の話をする事に、誠二に関しては真央も関わるので置いておく。 そして礼次の話になり礼次が闇ブローカーでは、そして研究所内の何かを知っているのでは、
礼次が欲する研究内容の話まで行くが結局は真央と話し合う事が必要となり帰宅。
しかし羽二生家に電気が点らず、そこでユキに言われて携帯を思い出した悠斗は電話。
電話に出た真央は羽二生家に帰っていたが体調を崩しており、急ぎ羽二生家へ向かう悠斗。
真央を自宅に連れ帰り皆で看病した後、とにかく何か情報が無いか誠二の手帳を見る。
見つからない、そう思っていたがズレたカバーの下から写真が2枚出てきた。
片方は真央の母親らしき人物と誠二、もう1枚は誠二と和人と神代修一(修一)の写真だった。
様々な実績を残した天才科学者で知られる修一、もしかしたらそれが礼次の狙いではと推測。
その後、真央の元に向かう途中で昔の事を思い出す、その時も真央は体調を崩していた。
それを見つけたのは悠斗、悠斗は急いで自宅に戻り和人に相談して何とかなった。
そして目を覚ました真央に父さんが何とかしてくれたと言うと真央は誠二の事を勘違い。
泣きながら喜ぶ真央を見て悠斗はそれを訂正出来なかった、悠斗は誠二に電話していた。
しかし誠二は真央に興味など移さなかった、そんな事実を悠斗は真央に言えるわけなかった。
翌日、真央はすっかり快復し、悠斗の部屋にやって来てこれまでの事を含めて感謝する。
そんな真央に悠斗は告白、無事に恋人になれた後に母親の写真を真央に渡す。
その後、礼次の事等を話すと真央は誠二の研究成果を恩師に渡す事にすると言う。
意外に思ったが知っている人であり礼次の様な人物ではないし、真央が決めたので任せる事に。
その後は一真に修一の事を話に行く事に、だがその前にユキがいくつか思い出したと言う。
ユキは和人に誠二に近づかない様に言われていた事、そして椋木家に来る前の場所の事。
場所は父の研究所の奥、火災の前からいたという事を知った悠斗はある事に気付く。
誠二の研究成果、それはユキの様な存在を造る為のものではと、そこでユキに話す事に。
しかしユキは余り理解していない模様、なので当初の予定通りに一真の元へ向かう事に。
一真と話しながらユキが修一の目指した成果だと確信する悠斗。
そして修一の出した写真から礼次がヤクザまがいのブローカーで一真が調べていたと判明。 証拠を掴ませずに活動し、部下は言質調達、先日の強盗も礼次の手配ではと考える。
さらに礼次が接触した人物に恩師がいると判明、急いで真央と恩師を探す事に。
しかし見つかったのは憔悴した真央と、既に無い誠二の研究成果だった。
真央は休ませて今後どうするか悩んでいるとユキが偶然残っていた研究成果を持って来る、
誠二の部屋ではなくユキの部屋に真央がたまたま置いたもので中身を確認する事に。
それは数枚のディスク、しかし殆ど確認できずに中身を見れたのは日記くらいの物だった。
その中身を確認した後、礼次から電話がかかって来てディスクを要求してきた。
騙されたとはいえ正当な手続きを踏んでおり、さらに脅しまでかけてくる礼次。
悠斗は一真の指示で研究所の屋上を指定、一真には何か策があるらしく信じる事に。
しかしその為には真央が必要らしく悠斗が説得する事に、そして真央にその事を話す。
だが真央は誠二の研究資料と共に誠二が自分を愛していたという嘘も失っていた。
真央は全て忘れて悠斗と共に幸せに暮らそうと言うが悠斗はそれは出来ないと否定。
真央は何故と言う、和人は誠二の立場を奪う形で研究所に入った、つまりは。
悠斗はユキが修一の研究成果で危険な事を説明、それと悠斗の説得もあり真央も許可。
その後一真の策を聞くがそれはユキを世間のモルモットにしない悠斗の目的と対極の位置。
しかし悠斗にはどうする事も出来ない、もう一人の当事者を除いて。
そしてついに礼次と対立の時、悠斗は真央を伴い礼次へと色々と聞き出そうとする。
時間を稼ごうとする悠斗にイラつく礼次、そして悠斗は要求された物を渡す。
しかしと、誠二の研究成果である理論だけでは何の意味の無い事を言ってやる悠斗。
そこに現れたのは一真とマスコミのヘリ、こうして足枷ぐらいはつけてやる事に成功した。
実際に逮捕したりする事は出来ないのでこれが一番礼次にダメ―ジを与える策だった。
その夜、悠斗はもう1人の当事者と会って、修一の研究成果について話を聞いた。
人体の設計図を作り細胞に与える理論、それを処置し培養する装置、
それで生まれた欠陥を補う為のナノマシン関連、完成体に知識を植え付ける人格形成装置。 その4つがあってこそ完成体である事を聞き、悠斗はユキはそれで生まれたのかと聞く。
当事者はナノマシン、ユキには人格形成が使われておらず、真の完成体はないのだと言う。
そうしてもう一人の当事者、ユキと同じ容姿をした少女と悠斗は別れた。
ちなみに渡したディスクはダミーで、そもそも後で少女が回収するつもりらしい。
(礼次は悠斗たちに復讐しようとしていたが、少女によっておそらく消された
それから数か月後、悠斗と真央は大学を卒業して就職、そして悠斗は指輪を送るのだった。
◎清川心音
ある日、心音の都市伝説調べを手伝う事になった悠斗、心音はとある雑誌を探していた。
家にあるかもしれないので招待すると異性の家だからか緊張する心音。
結局見つかりはしなかったがまた家に来ればいいと言う悠斗に心音は喜ぶ。
翌日、携帯の話になりユキと真央が買う事になり、ついでに心音とも合流。
携帯を買って雑誌を心音に渡した後に悠斗はバイトに、そこに心音とユキがやって来る。
そこでお茶を飲みに来ていた真菜美とも話し合い、何やら意気投合する心音達。
翌日も心音が家にやって来る事に、そこで現在調べている都市伝説などを聞く。
何処かの研究所で眠り続ける眠り姫や、白い影であるという公園の幽霊、
しかし心音から教えて貰った都市伝説のサイトにあったものがなかった。
父と兄が死んだ研究所の火災、心音は気遣ってくれたらしいし悠斗は調べる事を許可する。
そして一緒にいたユキの強い自己主張により研究所の火災について今回は調べる事に。
まずは心音が所持しているという名簿を見て職員の所を回るつもりがユキの先導で研究所に。
そこの探索中、誰かがいる事に気付くも心音の提案で隠れる事にした悠斗たち。
誰かが行った後、知り合いか聞くが心音はよくわからないが何かを感じ取ったらしい。
とりあえず誰かが研究所に残っているかもしれないので今日の探索は終了。
その日は名簿と、心音は真菜美から貰ったという地図を照らし合わせて確認しておく事に。 ちなみに地図には最近空き巣に入られた家に印がつけられていた。
一度心音と帰宅、そこで心音と優子が初の顔合わせ、そして優子も研究員の名簿を見る。
そしてそこから優子の知っている研究員が空き巣にあっていたと知る悠斗たち。
ふと気になって調べると空き巣被害の2/5が名簿に名前の載っている研究員だった。
偶然かもしれないが嫌な予感がする悠斗、そこで何か関連性が無いかと考える。
そこでユキの事を思い出し、ユキに研究所にいた事のあるユキに関わっていた人を聞く。
全部で5人、4人は死亡でうち半分が被害にあっており、残る1人も意識不明と判明。
2日後、一応相談を入れていた一真から、ユキに関わっていた人の家に空き巣が来たと、
そしてその後捕まったが犯人は魔が差しただけと言っており完全に解決とは言えない事、
さらに軽いドラッグ、興奮作用のある薬が現在出回っている事を聞く。
翌日、謎のアドレスから感謝と深追いをやめるようにとの忠告のメールを受け取る悠斗。
その後は心音を待っていたがやって来ず、それから数日間やってこなかった。
数日後、心音から外出禁止だったと電話で聞く、理由は椋木家に行っていたから。
悠斗の父の和人も元研究員で、元研究員がいた場所を狙う空き巣が狙ったかもしれないからだ。
翌日、そんな心音が椋木家に、ユキの家に泊まりに行くと言う名目で来たらしい。
悠斗は家主の優子と心音の家の家政婦、秋乃に許可を取る事を条件に許可し、泊まる事に。
翌日、研究所の火災は現在、空き巣事件が原因で警察が関わっているので他の事を調べる事に。
様々な実績を残した天才科学者で知られる神代修一(修一)の遺産を調べる事に。
が、結局こちらも結果的に元研究員の話が必要なのでとりあえずは置いておく事に。
その後は一真の所で以前聞いた興奮剤、タイプDについて聞いたりする。
それから数日後、とりあえず空き巣事件の方は収まっていき、外出もしやすくなった。
そんな時心音が速水礼次(礼次)という男に対して怒っていた。
礼次は心音の祖父、重彦の名前を利用して詐欺紛いの事をして街を追い出されたらしい。
翌日、心音が椋木家での宿泊を止める事に、流石に長い期間お世話になったからだ。 しかしその前に今までの事で互いに好き合っていた悠斗と心音は繋がり恋人に。
その後、心音がとある少女の話をする、少女は怪我をしたがとある医者が治した。
医者はタイプAと呼ばれるナノマシンを少女に使った、心音は悠斗だから話してくれたらしい。
その直後、下着姿の姿をユキに見られてしまい急いで追いかける悠斗、心音も後から追う。
そして心音が先にユキと合流、後から悠斗が発見するもガラの悪い連中に絡まれていた。
何とか悠斗が囮になり逃がすも、その後出会った礼次にスタンガンか何かを使われ気絶。
気が付くと拘束されておりヒイラギと呼ばれた謎の男から色々と聞かれる。
悠斗は知らないと答えるとヒイラギから何度も暴力を喰らい追い詰められていく悠斗。
そしてそこに捕まった心音まで連れて来られた、そしてヒイラギはある事を聞く。
修一がタイプAを使ったのは誰だと、悠斗は心音だとバレる前に自分が使ったと答える。
するとヒイラギは悠斗にタイプDの原液、タイプA被験者でないと昏睡する、を使おうとする。
その前に何とか情報を聞き出し、タイプDがタイプA被験者を探す為に撒かれたと知る。
そしてタイプDを使われるが昏睡状態にならない悠斗にヒイラギはタイプA被験者と思う。
そして悠斗を攫い、心音を害しようとするがその前にユキに似た少女に助けられる。
以前、謎のアドレスから悠斗にメールしたのも彼女らしく、少女はヒイラギを連れて行く。
そこにヒイラギでは無い大人の足音を聞き、助けに来たと思った悠斗は気絶する。
1か月後、悠斗は病院から退院し、今回の事はただの怨恨による誘拐となっていた。
真実を知ってはいるがユキの事もあるし、最近まで肺炎で喋る事も出来なかった悠斗。
ともかく、その後は悠斗は心音と共に過ごしていくのだった。
◎Wish(上記3人クリア後
ユキが来て3日が過ぎた日、悠斗は真菜美に頼まれ地震の被害のあった地域を見回る事に。
ユキも一緒に行く事になり真菜美の元へ、ユキを見た真菜美は一瞬驚いき、その後は見回り。
翌日は一真に見送られてから見回り、その日ユキの怪力を真菜美は目撃する。 その夜、子供の頃に幽霊屋敷と呼ばれる場所で白い少女を見た事を夢見る悠斗。
翌日はバイトでさらに翌日、見回りは今日で最後だったが今回はメディアが来ていた。
そして見回りの最後にメディアが危険な絵を撮ろうとして悠斗とユキが被害に遭う。
そこでユキの異常な回復力を目撃してしまう悠斗達、検査入院となったが翌日には退院。
大怪我を負っていたユキだが傷跡一つ無い姿に驚く悠斗達、そしてそれに覚えがあった真菜美。
天才科学者で知られる神代修一(修一)の造ったメルクリウスであると真菜美は告げる。
その後、真菜美の話からユキと同じ様な存在がもう1人いる可能性について聞く。
夜、謎のアドレスからのメールで呼び出された悠斗はユキの事もあるので向かう事に。
そこで真菜美の言うユキと似た少女がいて、悠斗を飛び出したその少女はアルと名乗った。
アルは今回の事がメディアを通じて修一の技術を狙う者にメルクリウスの事がバレたと警告、
その為に今すぐに逃げ出せと言い、アルが声をかけるとそこにユキが現れた。
ユキはアルを嫌いと言い、アルも好かれようとも思ってないと言い、その後アルと別れる。
翌日、一真に相談しようとするが不在、もう1人の相談しようとしていた真菜美に話す。
真菜美も修一の生徒である為に似たような事があったらしい、そこに来客がやって来る。
来客の速水礼次(礼次)という男は今回の事を探って来るが真菜美が上手く追い返す。
その間、真菜美の使う机の下に隠れていた悠斗は何かを見つけるが確認する前に呼ばれる。
その後、帰って来た一真と話し、3日間逃げてくれたら何とかすると言われる悠斗。
悠斗は帰宅後、ユキに事情を話して悠斗とユキは何時か帰るとだけ告げて家を出る。
悠斗とユキは研究所の跡地にいて、悠斗達は対策を練りながらそこで3日目を迎えた。
その夜、悠斗達に元にアルが現れて何故逃げないか聞くが、悠斗に策があると理解する。
アルの言葉から和人と関係があると思い聞こうとするが、その前に悠斗を庇って撃たれるアル。
現れたのは礼次、礼次は銃を悠斗に向けてユキの動きをけん制、礼次はユキを差し出せと言う。
しかしアルが修一の理論を持っているのは自分だけと言い、自分に注意を向ける。
そして悠斗と共に研究所から脱出、しかし無理をしたせいでダウンするアル。 ユキが取り残される形になったが怪我したアルの事を考えて、悠斗はアルを連れて逃げ出す。
何とか真菜美達と合流、アルは医療技術のある真菜美がどうにかして助かった。
そして一真達とユキを助けに研究所へ、そこにいたのは血まみれのユキとボロボロな男達。
ユキを連れて帰り翌日、目覚めたアルは隠れ家に向かおうとするがそれを止める悠斗。
悠斗の説得と昨晩の話を聞く為に残る事にするアル、昨日の事も適当な事件としてニュースに。
取り敢えずは礼次達も全員身動きが出来ないし、3日は過ぎたので解決と微妙に言える状況。
アルに昨日の事を話し、ユキが極度のストレスにより暴走状態に陥った結果だと推測するアル。
殺さない格闘技のお陰で死人は無しだが、今後はどうなるかはわからないと言う。
そして最後に、今回の事は幸運で次はどうなるかわからないから準備すべきだと言われる。
翌日は一真は町の有力者の孫娘の心音に相談したり、さらに1週間が過ぎた。
一真から礼次が警察の監視下から脱走したとの話を聞き、次はなりふり構わないと言われる。
その事をユキとアルに話し、礼次との最後の追いかけっこが始まった。
アルから手帳と研究所の屋上のカギを受け取り別れ、悠斗とユキは共に行動していた。
アルの方は一真が助けていた、一真は助けたい人がいて、それに関してアルと契約する。
悠斗たちはアルの手帳に書いてあった逃亡先を巡り、最後には研究所の屋上に辿りついた。
しかしそこで待ち伏せていた礼次の手によってユキはダウン、悠斗も重傷に。
それでも何とか礼次を撃破、しかしその結果、より怪我を負った悠斗はダウン。
しかし何とか目を覚ましたユキ、それと連絡を受けてきた真央と心音達のお陰で助かる。
それから数か月後、悠斗に輸血したユキはナノマシンと共に驚異的な回復力を失っていた。
代わりにナノマシンを手に入れた悠斗は助かり、そして回復力を手に入れていた。
礼次も再起不能かつ逮捕され安全に、それから皆は平和に過ごしていくのだった。 ◎登場人物紹介&短縮版
・浦部 圭介:温羅と呼ばれる怪盗、嘘が付けない性格
・吉備津宮 灯:桃太郎の子孫で武道を嗜む奥手な少女、うっかり侍
⇒険悪だった母との関係を治すが母は倒れて生命の危機に、温羅が秘宝で治す。
でも重要な物だったので島を出る事に、でも灯が実家を変えて無事に再会。
・坂上 加奈:金太郎の子孫で鈴鹿と呼ばれる人格と共存してる、恥ずかしがり屋のむっつり
⇒加奈と付き合う事になり、鈴鹿とも仲良くなり付き合う事にもなった。
でもその事で問題発生、鈴鹿が消える事で解決し、その後鈴鹿を圭介と加奈が救った。
・住吉 暮葉:一寸法師の子孫で偽温羅の正体、口は悪いが律儀
⇒偽温羅として父を助ける為に秘宝を狙っていたが圭介の説得で改心。
秘宝に意識を乗っ取られるが無事助かり、それが理由で一度は別れるも無事再会。
・西園寺 乙女:乙姫の子孫でナイスバディな先輩、結構お茶目な性格
⇒実は宇宙人の娘、その事を隠す為に島の皆から乙女の記憶が消される。
しかし思い出した圭介は乙女のいる宇宙船まで救いに行って、無事に連れ帰る。 ◎共通
美夜島にやって来た浦部圭介(圭介)と浦部葵(葵)の兄妹、実は圭介は怪盗であった。
温羅と呼ばれる怪盗の圭介は不思議な力を持つ道具、秘宝を回収するのが使命。
曾祖父が初代であり、祖父であり2代目の悪路から引き継いだ3代目が圭介であった。
しかし今回、美夜島にて温羅を騙る予告状が届いたので偽物の捕縛が目的だった。
初日に温羅がやって来た事を周囲に知らしめた翌日、学園に登校する圭介たち。
その途中で吉備津宮灯(灯)、坂上加奈(加奈)、坂上熊吉(熊吉)と出会う。
3人とはクラスも同じになり放課後、担任の西園寺玉彦からとある委員会の募集を聞く。
遺跡管理委員会、内容はちょっとしたボランティアらしく3人ともう1人がいるらしい。
という事で誘われたので入る事に、しかしその前に葵を呼びに行く事にした圭介。
その途中で西園寺乙女(乙女)と出会う、葵の入った水泳部の部長であった。
吉備津宮、坂上、西園寺は御三家と呼ばれる秘宝を守る一族だが温羅とは険悪な関係だった。
過去の因縁と秘宝に対する考えの違いが原因だった、不毛ではあるが仕方ない事でもあった。
乙女は委員会の会長でもあるというので一緒に向かう事になった。
水着から着替えてる葵達を待っている間、住吉暮葉(暮葉)と出会う、葵と同じクラスらしい。
圭介達が委員会に到着かした直後、暮葉が来て灯の話を聞いて委員会に入りに来たと言う。
翌日、委員会の活動で灯と仲良くなった後に偽温羅から予告状が出された事を知る。
放課後は加奈と委員会活動で仲良くなる、その後は灯と暮葉のバイトする喫茶店へ。
何事かと思うと圭介と葵、それに暮葉への歓迎会だった、葵は乙女に連れられて来ていた。
歓迎会後、バイトなので残って片付けをする暮葉を手伝っていると店の茶釜が動き出す。
チャガアーマーと名乗った茶釜の秘宝は暴走、下着を回収と言って暮葉の下着を盗み逃走。
追いかける圭介はパジャマパーティーをしようとしていた灯と乙女と葵と合流。
圭介から話を聞いた灯はチャガアーマーを追い、葵は圭介の指示で灯の方へ。
圭介も追いかけようとするが、乙女がいつの間にか現れた偽温羅に刃を向けられていた。 身動きとれない圭介、偽温羅達が逃げた後に昼間とは雰囲気の違う加奈が登場。
加奈は偽温羅を追い配下の忍者と共に偽温羅を追い詰める、そこに圭介も温羅として追いつく。
偽温羅は温羅に櫛を見せ覚えがないかと聞くが見覚えがない、ならばと乙女に刃を向ける。
そこに灯とチャガアーマーが現れて乙女の下着、それと一緒にペンダントも持っていく。
偽温羅の目的はそのペンダントでありチャガアーマーを追い、温羅達も追いかける。
そして葵の協力もあり無事にチャガアーマーを捕獲、だが偽温羅には逃げられてしまう。
翌日、圭介と葵は今回の事に関わった事で一般人の立場で秘宝の話と御三家の事を聞く。
さらに加奈が有事の際に変わるもう1つの人格である鈴鹿についても聞く(加奈√以外
そして御三家が昔に退治した鬼の一族、土蜘蛛について聞き、偽温羅が土蜘蛛ではと推測。
その後はこれからの方針についての話になって、
◎吉備津宮灯
灯は本家から自宅待機を命じられるが怒って関係無いと言って、偽温羅探しをする。
頭に血の昇った灯が心配で圭介は追いかけようとするが、その前に加奈に引き留められる。
そして加奈から他言無用で灯についての話を聞く、実は灯は父を亡くしていた。
その原因となったのが土蜘蛛との争い、なので土蜘蛛かもしれない偽温羅から。
そして圭介には言っても止まらない灯の傍にいて欲しいと加奈は言う。
御三家の人間は任務があって灯の傍にいれないので、灯と仲が良く自由な圭介に頼むと言う。
そしてうっかりな灯のフォローも頼まれ、偽温羅探しも出来るので了承する圭介。
という事で灯の元へ行くが灯は土蜘蛛との戦いで誰かが傷つくのは嫌だと拒否。
が、それで引いては意味がないので無理矢理ついていくも初日は了承を得られず。
それkら1週間、パトロールに関しては駄目だが灯との仲は深まる。
しかしそんな時に実家との関係を断ちたい灯とに対して意見して怒らせてしまう。
その場にいた加奈は御三家である灯を叱ってくれて嬉しいから今後もしてくれと言われる。 という事で灯を追いかけるが怒り継続中、とはいえ何とかついて行く圭介。
その日は灯はバイト、そこで盗撮される灯を助けて関係は修復される。
翌日、昨日助けた事と加奈の説得もありついにパトロールについていく許可を貰う。
そしてパトロール中、何者かの視線に気付いた圭介はそれを灯に伝える。
しかし逃げられてしまい、視線にも気づけなかった灯は深く落ち込んでしまう。
そこで視線に気付いた圭介にその方法を聞き、圭介も教えてあげる事に。
それからパトロールの後に修行もする事になり、圭介と灯の距離が一層近づく。
そうして再び偽温羅と思しき視線を案じるがまたも逃げられてしまうが今回は灯も気づけた。
数日後、それ以上の進展はなく、そこで灯は隠された秘宝を見つけ出す事にする。
と言っても子供の頃の記憶を宛てにするので圭介と調べる事に。
しかし調べる時に偶然近くに暮葉もいて協力してくれる事になり3人で資料を探す。
そんな時、圭介は犬飼真紀(真紀)という女性と知り合いに、誰かに似ている気がする真紀。
真紀には学園に娘がいるらしく、誕生日を忘れたお詫びの贈り物を相談される。
そんな真紀に圭介は出会った時に見ていた物を推奨、真紀も買ってお揃いを提案。
後日、灯にその話をするが犬飼という人物は知らない模様、しかしあまりにも似ている2人。
その日もパトロールの予定だったが灯がバイト先の喫茶店に頼まれそちらに向かう事に。
圭介も一緒に向かって喫茶店にいると中を覗く真紀の姿が見えたのでそちらに向かう圭介。
そしてカマをかけ真紀が灯の母と判明、灯にバレない様に話があると言われる。
圭介はお節介ではあるが灯の為に、灯と真紀との仲直りを手伝う事にする。
翌日、秘宝探しは資料から足で探る所で、圭介と灯の2人で洞窟を調べる事に。
その前にそれとなく灯に真紀の事を聞いてみるがどうも実際の真紀と印象が違う。
それはともかく洞窟を探索しようとするが、背後から現れた偽温羅に灯が人質に取られる。
偽温羅は吉備津宮に伝わる秘宝、生命の桃を狙っているらしく、灯を探っていたらしい。
だが灯のうっかりで洞窟の罠が作動、偽温羅は逃げ出すも本を一冊落とす。 灯はそれを何とか回収、しかし罠の回避は出来ずに圭介と灯は何処かに落ちる。
そこは圭介たちが探していた秘宝の在処と思われる場所だが既に何もなかった。
その後、機会と思って再び真紀の事を聞いてみると、当主になってから変わった事を聞く。
灯の話の中の真紀はかなり酷い母だが実際に会った真紀はそうではないので理由を探る事に。
その後、救援として呼んだ葵たちの助けを借りて落ちた場所から脱出。
翌日、委員会の皆で偽温羅の落とした本が秘宝に関してのものだったので調べる事に。
さらに偽温羅が取り返しに来るかもしれないので一石二鳥であった。
そこで乙女が今がゴールデンウィークという事もあり合宿を提案、その日から始める事に。
その途中で周囲の言葉で圭介への好意に気付いた灯、そして3日目の夜に偶然圭介と2人きり。
その流れで2人はキス、その途中で偽温羅が現れ本を取り返そうとしてくる。
キスを見られて混乱する灯だったがすぐに冷静になり、本は取り返されるも皆を呼ぶ。
そして逃げた偽温羅を追う皆、圭介と葵は一度別れて温羅として偽温羅追跡に参加。
全員の協力もあり無事捕縛、そして偽温羅の正体が暮葉だと判明する。
土蜘蛛である事で興奮する灯、何も話そうとしない暮葉、そこで圭介が何とかする。
熊吉に変態行為させられると聞き流石の暮葉も事情を話す事にする。
秘宝を狙ったのは借金取りに連れられた父を助ける為、借金は病気がちな母の為と語る。
父の仇である土蜘蛛という事で暮葉を責める灯、しかし暮葉も反論する。
灯の父が死んだ戦いで土蜘蛛は壊滅、それから残党である暮葉の一家は逃亡生活。
その結果病弱な母は悪化し、助ける為に借金を背負ったが止む無く死亡。
父も借金取りへと連れ去られ、暮葉は辛いのが自分だけだと思うなと灯に言う。
そうして互いに泣いて叫び、暮葉も父と離れた事、父を殺したのが暮葉じゃない事、
そして泣いて冷静になった事で灯は暮葉に謝罪、暮葉も灯に謝罪する。
そうして暮葉は坂上家で働く事を条件に許す事に、こうして偽温羅騒動は解決。
という事で合宿は中断、帰宅した圭介と葵は悪路に偽温羅捕縛を伝える。 悪路はしばらく任務は無いので待機を命じ、もうしばらく島に残れる事になった。
それからは平和な学園生活を送りながら、圭介と灯は告白をして恋人になる。
しかし温羅と吉備津宮は対立関係、秘密にはしておけないので悪路に電話。
すると島にやって来た悪路、その後事実を確認した悪路にボコボコにされるが一応認められる。
色々と問題はあるがまずは灯と真紀を仲直りさせる事に、その事で一度実家に行く事に。
圭介もついて行くが当主としての真紀は実際に灯の話した通りに厳しい人だった。
しかし三賢人と呼ばれるご意見番が出てきてから様子のおかしくなる真紀。
何か事情があると思った圭介は加奈に頼み1人で真紀に会いに行き、そこで話しを聞く。
吉備津宮は世襲制で本来なら幼い灯が当主になるが、それは自由を完全に失う事。
なので真紀が代わりに当主に、しかし三賢人は灯の教育方針にまで口を出してきた。
三賢人はこの島で最も偉い存在で逆らえばどうなるかわからず、仕方なく従う。
そうして真紀は当主代行をこなしてきたが、才能の無い真紀は体力が限界に近づいていた。
帰宅後、真紀から受け取った誕生日の贈り物とともにその事を灯に伝える。
信じられなかった灯だが圭介の言葉という事もあり一度、真紀と話す事にする。
しかし翌日、真紀が倒れたと学園で玉彦から聞き、急いで真紀の元へ向かう。
吉備津宮の屋敷にいた真紀に会うが真紀は急いで帰る様に言う、そこに忍者がやって来る。
忍者は真紀は限界なので灯に当主を継がせると言うと、真紀は逃げろと言う。
真紀の真剣さに圭介と灯は吉備津宮家から後から来た加奈の助けも借りて逃げ出す。
坂上家に避難後、現状について話し合い、灯は吉備津宮を変える事を決意する。
そして皆で三賢人に会いに行く事に、そこで会った三賢人は3つの玉であった。
三賢人の正体は秘宝であり、さるお方から地上に遣わされてからずっとサポートしてきたと。
機械的な秘宝は灯の意志を無視して当主を継ぐように言うだけ、その時真紀の様子が急変。
圭介は生命の桃での治療を提案するが三賢人は当然却下、なので真紀の元へ向かう事に。
灯は真紀に謝罪して仲直り、しかし真紀の身体は限界ですぐに面会謝絶状態に。 生命の桃を使うしかない、しかし灯は父がそうだった様に秘宝に頼れない性格だった。
なので圭介は灯たちの為にも島での全てを捨てる事になったとしても温羅として盗む事に。
そうして圭介の状態で情報を集めて、葵と協力して温羅として生命の桃を盗みに。
最後に灯から真紀を救いたいという思いを聞いて、温羅は生命の桃を盗み出す。
その後、灯と真紀が2人でいる所に生命の桃を届ける、ただの桃だと言って。
灯は気付いていた、温羅は圭介では無いかと、しかし温羅は何も言わずに去って行った。
翌日、島を出ようとする圭介と葵の前に灯がやって来る、そしてこれからを話す。
いつか吉備津宮を変えて温羅を迎え入れると、圭介たちは島を離れた。
それから数か月後、灯は吉備津宮を変えて、温羅は正体を明かして灯に捕まるのだった。
◎坂上加奈
圭介達は加奈が共に行動するという事になり放課後、圭介は加奈とパトロールする事に。
そして何故か最後は銭湯に、そこで暴走する熊吉を目の色の変わった加奈が攻撃。
何事かと思うと鏡に金眼の加奈が写り、金眼の加奈は鈴鹿と名乗った。
加奈曰く、鈴鹿は坂上の初代党首でその魂が加奈に宿っており、有事の際に入れ替わるらしい。
加奈の怪力は鈴鹿の魂に備わった力らしく、使うと疲労するとの事。
今回圭介が共に参加する事を決めたのも鈴鹿で、加奈のパートナーとして期待しているとか。
実際、共に遺跡好きな点もあり、加奈は圭介に対して一定以上の好意を抱いていた。
圭介も加奈に対してそれなりに好意を抱いており、2人は仲良く行動。
そんな2人を見て周囲も何となく関係を察し、鈴鹿にもからかわれる日々。
ある日鈴鹿から加奈が圭介に対して好意を持っている事を教えられて悩む圭介。
確かに加奈の事は好きだが恋愛までいくのか、それと温羅と坂上家の関係もあるから。 だが加奈の、どの様な好きかわからないが一緒にいたい、という言葉に了承する圭介。
一方で偽温羅に対しての進展はなく、圭介発案の秘宝を囮にした作戦をする事に。
金の鉞、坂上家に伝わる秘宝を間近の加奈の誕生日にお披露目するという名目で誘う事に。
ちなみに秘宝は殆どの人が知らないので偽物を使用するとの事。
そして誕生日の日、遺跡などが好きな加奈の為に圭介は自作の遺跡のミニチュアを用意。
しかし熊吉が先に職人に造ってもらった同じミニチュアを出してしまう、
その出来を見て自信を無くした圭介は忘れたと嘘をつき、体調を崩してしまう。
圭介は嘘をつくと体調を崩す体質だった、そして体調を理由に逃げ出してしまう。
その後に戻るが気まずい状態、その後1人になった圭介はやはり本当の事を告げる事にする。
そして加奈の元へ、そして謝罪しながらプレゼントを贈ると加奈は喜んでくれた。
そこに偽温羅襲撃の報告が、加奈は鈴鹿に意識を渡し、圭介には待機しておくように告げる。
圭介も温羅として行動、用意されていた偽の鉞、チェーンソーの元に向かう。
そこにいたのは暮葉、暮葉こそが偽温羅の正体であった、そして偽の鉞を手に逃げ出す暮葉。
追いかける温羅は鈴鹿と合流、そして協力して暮葉を捕縛する事に成功する。
立ち去ろうとする温羅だが鈴鹿に誘われる、どうも初代温羅の事を知っているらしい。
そして近づくと鈴鹿にキス、そのタイミングで加奈に意識を変えられ、加奈に殴られる。
騒ぎを聞いて灯達がやって来たので逃走する温羅、そして圭介として暮葉の元へ。
黙っていた暮葉だが熊吉に舐められそうになり薄情、偽温羅をしていた理由を話す事に。
秘宝を狙ったのは借金取りに連れられた父を助ける為、借金は病気がちな母の為にした。
温羅を名乗ったのは操作を攪乱する為、土蜘蛛は再興させる気は無いと答える暮葉。
そんな暮葉を葵は許して欲しいといい、加奈や乙女達も監視は付くが許してくれるとの事。
こうして偽温羅は解決、しかし加奈にキスした事で前以上に恨まれる温羅。
それからしばらくして、圭介は偽温羅の事を悪路に報告、これからに関して聞く。 悪路はこんなに早く終わるとは思っていなかったので好きにしろと言い、圭介は島に残る事に。
鈴鹿に関して聞くと、初代と追う追われるの関係だが仲が良かったと聞く。
一方で委員会では加奈のキスを奪った相手の温羅の捕縛に付いて話されていた。
しかも鈴鹿も温羅を楽しませてくれる相手として狙っていて気が休まらない圭介。
そんなある日、加奈が夜更かしをした為に鈴鹿が代わりに登校していた。
実は鈴鹿は圭介が温羅だと思っており、その事を加奈に話し、故に加奈は眠れなかった。
そんなある日、加奈とデートする事になった圭介、途中色々あるも最後は公園へ。
そこで急に大胆にも迫って来る加奈、驚く圭介に加奈は頬の絆創膏を取る。
その下にあったのは偽温羅との戦いで付いた傷、加奈は圭介が温羅だと言う。
実は今日デートしていたのはコンタクトを使い瞳の色を誤魔化していた鈴鹿だった。
加奈も初めてのキスの相手が温羅ではなく圭介であると思いたかったので協力したとの事。
どうするかと聞く圭介に加奈も鈴鹿も事実を他に告げる気は無いと言う。
そして先ほどの言葉もあり圭介は告白、しかし自分に自信が無い加奈は少し待ってくれと言う。
それから鈴鹿のアドバイスで積極的な加奈、圭介は鈴鹿に言われて焦らなくてもいいと言う。
しかし加奈は本当に嫌ならしないと怒り、そんな加奈に圭介は告白。
加奈もそれを聞いてついに好きという思いをちゃんと圭介に伝えてキス、2人は恋人になった。
ある日、加奈と付き合っていく為にも加奈の身体にいる鈴鹿の事を聞いておく事に。
鈴鹿は昔、土蜘蛛との戦いに敗れるも死ぬ前に金の鉞の肉体と魂を分離する力を使用。
そうして鈴鹿は魂だけの存在になり、代々の当主に宿って土蜘蛛を葬って来た。
その姿は悪鬼羅刹、伝承ではそうなっているらしいが信じられない圭介、加奈も信じていない。
そして歴代当主達も伝承しか知らない人に今の鈴鹿の姿を知ってもらいたいと思っていた。
加奈とイチャイチャしていたある日、加奈の意識が眠っている時に鈴鹿から昔の話を聞く。
加奈は昔、灯ぐらいしか友達がいない笑わない子だったが今では恋人まで出来た。
土蜘蛛との戦いも終わり、自分の助けはもういらないからと消えようとする鈴鹿。 圭介は何とか説得して思いとどまらせようとしながら、何故自分に話したのか疑問に思う。
似ているからとか未練だからとか答え消えようとする鈴鹿に圭介は再度説得。
加奈が助かったなら鈴鹿が助かるべきだと、鈴鹿は本当は引き留めて欲しいのだと。
それに目覚めていた加奈も同意、これから楽しむべきだと言う2人に鈴鹿も消えるのは止める。
という事で鈴鹿を楽しませるという事でデートしたりして鈴鹿の事を知っていく圭介。
意外と寂しがり屋な所もある鈴鹿、しかし加奈の事もあるので鈴鹿だけを見れはしない。
そして勘違いしている葵の言葉を聞いて加奈と鈴鹿の2人と付き合う事に決める。
その事を加奈と鈴鹿に言うと、2人もそういうのも悪くないと思っていたと了承。
それから加奈と鈴鹿とイチャイチャするが、ある日熊吉には鈴鹿との付き合いを反対される。
熊吉はいつも被っている熊のぬいぐるみを脱いで、鈴鹿への忠誠を捨て加奈の兄として。
何故そこまでと思った圭介、しかしそこで最近加奈が表に出ていない事に気付く。
そんな時に特に何もしていないのに加奈の意識が沈み、鈴鹿の意識が表に出て来る。
その事を鈴鹿は困惑、その直後に鈴鹿も倒れてしまい急いで鈴鹿を保健室へ。
その後、熊吉に呼ばれて委員会室へと集まる圭介達、そこで現状に関して聞く。
加奈と鈴鹿、1つの身体に2つの魂が存在している事は普通は大きな負担である。
本来なら有事の際にしか出てこないのでそこまでだが、今は圭介と付き合い始めた。
そして圭介に惹かれた鈴鹿は加奈を抑え込んでまで会いたいと願ってしまった。
このままでは加奈は消える、そう言って鈴鹿を認めない熊吉を何とか説得しようとする圭介。
しかし暮葉から保健室で眠っていた鈴鹿が逃走したとの報告が入る。
熊吉は忍者たちに指示して圭介を寮の部屋に閉じ込め、鈴鹿を捕まえに行く。
いざとなれば温羅の力で逃げ出せるが、それは付き合っている加奈の立場を悪くする。
どうしようか悩む圭介の元に小温羅こと、葵がやって来て加奈の手紙を渡してくれる。
保健室で目覚めた時に書いたらしく、それを呼んだ圭介は温羅として部屋を抜け出す。
加奈と鈴鹿は暮葉の用意した部屋にいた、そして加奈は消えかけていた。
それを止めようとする鈴鹿だが、加奈は手紙に鈴鹿と仲良くする様に書いたと言う。 加奈も鈴鹿の気持ちを知っていたから、鈴鹿はそんな加奈を目覚めさせる為に消えようとする。
一方で熊吉と灯は遺跡の地下、金の鉞のある場所へ来て、熊吉は金の鉞を回収した。
熊吉は金の鉞を使い鈴鹿の魂を切り離して消そうとしていた、ただ加奈の兄として。
秘宝の私欲で使おうとする熊吉を止めようとする灯、そこに温羅が現れる。
そこで温羅は加奈と鈴鹿を救う為に金の鉞を盗むと言い、加奈の手紙を灯に渡す。
鈴鹿に自分の身体を渡す、その内容を知った熊吉は何故と絶叫するが分かっていた。
加奈はそういう子だから、それでも熊吉は止まろうとせず、温羅には関係ないと言う。
そこで温羅は仮面を外して素顔、圭介である事を明かし、驚く灯に熊吉。
圭介は加奈と鈴鹿を救いたい、熊吉は加奈を救いたい、対立した2人の戦いが始まる。
元々の技量、それと灯も熊吉を止めようとしていた事もあり熊吉を追い詰める。
ついに決着という場面に乙女から事情を聞いた加奈が現れる。
鈴鹿は自らを気絶させる事で加奈を表に出し、そして自分は深い眠りについて反応しないとか。
加奈の説得に熊吉も金の鉞の使用をやめ、そこにいた4人は今後について考える。
その時、鈴鹿が金の鉞を使用、実は先ほどまで会話していたのは加奈の振りした鈴鹿だった。
自分の力でどうしようも出来ない鈴鹿は金の鉞を使い、自分を切り離す事を選んだ。
そうして圭介達に加奈を託して消えようとする鈴鹿に、圭介は諦めないと言う。
いつか鈴鹿も救える秘宝を見つけてみせると、それなら待っていると言う鈴鹿。
そしてその時にそれまであった事を話してくれと、そうして再会を約束して鈴鹿は消えた。
それから、温羅としての正体はバレたが坂上家の婿になる事と灯と乙女の説得もあり、
無事に終え、悪路も坂上の忍びとして秘宝を守れと背中を押してくれた。
そして月日は流れて結婚披露宴、夫婦になった2人はもう1人の嫁を迎えに行くのだった。
それからそうして2人はついにその為の秘宝を見つけて再会するのだった。 ◎住吉暮葉
情報を探る為に協力しようとするが情報収集だけを頼まれてしまい、情報を探れなさそう。
そして偽温羅捜索の為に委員会は無し、圭介としては御三家との関わりが欲しいところ。
という事で偽温羅に関しての情報を集めるがイマイチ、その途中で落とし物を発見。
よく見れば暮葉が持っていた物なので届ける事に、そこで偽温羅の衣装に着替える暮葉が。
それに気付いた暮葉に気絶させられ拘束される圭介、暮葉こそ偽温羅の正体であった。
圭介は上手く話して暮葉に協力する方向に、暮葉もそれならと昔の話を聞く。
暮葉は土蜘蛛の生き残りで、とある事情から借金をして、父親は何故か失踪。
しかし3年前から手紙が届き、その内容と時期から温羅こそが自分の父ではないかと思う。
そこで偽温羅として活動し、温羅に母の形見の櫛を見せたが無反応の為に父ではないと分かる。
しかし借金を返す為に秘宝を探して売るのが目的らしい暮葉、圭介も協力する事に。
土蜘蛛の復活を望んでいる訳では無いし、借金の理由や暮葉の事も気になるからだ。
その為に暮葉の傍にいる為に暮葉と恋人関係を偽る事になった圭介。
ちなみに皆に言う時は嘘は言ってないが誤解される様な言い方でやり過ごす。
それはそれとして、暮葉が次に狙う秘宝は打ち出の小槌と呼ばれる秘宝であった。
暮葉は秘宝に関する古文書を持っているから知っているが御三家は知らないと踏んでだ。
それから偽恋人を振る舞いながら小槌を探すある日、暮葉の所に土蜘蛛のカードが。
そこには古文書のページが書かれており、そこに小槌の詳しい情報が載っていた。
怪しいと思う圭介だが暮葉は古文書の事を知る父からのメッセージだと思い信じる。
引き留めようとする圭介を縛り1人目当ての場所に向かう暮葉。
圭介もすぐに拘束から脱出、用意していた温羅の服に着替えて、暮葉の向かった場所へ。
向かった場所で偽温羅と坂上家の忍者の頭領が対峙、そこに割り込む温羅。
温羅は偽温羅を説得、頭領も坂上家へと誘ってくれるが偽温羅は断る。
土蜘蛛のカードでヒントをくれたという事は土蜘蛛の再興を望んでいると考えて。
その後、頭領から逃走、暮葉は小槌を狙う事は諦めないが少し意識が変わっていく。 そして今度は在処の場所の近くがデートスポットという事でより恋人らしく振る舞う事に。
デートしている振りをしながら小槌の在処を探す為に、そうして数日過ごす。
そしてついに目当ての場所で、そこで陽炎らしきものが発生し暮葉が体調を崩す。
すぐに陽炎は消え暮葉も回復するも小槌の在処だと推測、後は呼び出すだけだった。
小槌は特定の儀式で現れると古文書にあったが、その儀式と忍者達が問題であった。
ある日、暮葉が学園にて嫌がらせを受けている事を知る、しかし暮葉は他人を頼らない。
だが熱心な圭介についに話す暮葉、嫌がらせの首謀者は太宰相子(相子)。
暮葉と同じ学校の出身で暮葉に嫌がらせをしていたらしいが暮葉の転校で一時は終わる。
しかし最近、別のクラスで気づかなかったが偶然にも再会したで嫌がらせも再開したらしい。
やり返さないのは父の言いつけで素人に力を使わない様に言われていたかららしい。
それでほっておけという暮葉だが圭介はそんな事出来ないと止めさせる事に。
そして葵とも協力して無事に嫌がらせを止めさせる、その後暮葉の母に関して聞く。
暮葉の母は病弱で、土蜘蛛が争いに負けてからの生活に身体が耐えきれずに悪化。
そして暮葉母を救う為に暮葉父は借金、しかし暮葉母は死に暮葉父は失踪したと言う。
それはそれとして、イジメから助けた事もあり暮葉と仲はさらに進展、圭介も好きになる。
なのでアプローチをかけていたある日、暮葉と葵が話しているのを覗き見てしまう。
葵は暮葉と圭介の関係が偽物だと気づいたが圭介の好意は本物だと言う。
最後に圭介のいる方向を見て葵が去った後、暮葉と事故で接触、そのまま襲いそうになる。
しかし何とか暮葉の声で正気に戻った圭介、それから暮葉と口を聞くのを避ける。
でも暮葉の女子として観てくれて嬉しいという言葉もあり関係は修復、告白もする。
だけど暮葉は小槌を追いかけるかどうか、その答えが出るまで待って欲しいと言う。
小槌については何処かに小槌の元の持ち主、大獄丸の子孫の暮葉の血が必要と判明。
そして週末のデートの最後、暮葉は小槌を手に入れる事を選ぶ、圭介と別れてでも。
坂上家の忍者たちの中に土蜘蛛の生き残りが潜入しており、それと協力するらしい。 止めようとする圭介、しかし土蜘蛛は暮葉の正体をバラすと脅しているらしい。
それなら圭介は自分が温羅である事を明かそうとするが、圭介は背後から襲われる。
気が付くと目の前には頭領が、圭介は土蜘蛛の毒にやられて捕まっていたらしい。
それを事態を把握している頭領が助けてくれたとの事、後は暮葉を助けるのみだった。
圭介が温羅である事まで知っていた頭領から温羅の装備を受け取り、暮葉の元へ向かう。
実は頭領の正体は住吉須久那(須久那)、暮葉の父で圭介を監視していたらしい。
娘の恋人の正体を探って知り、途中で葵とも合流して3人で暮葉のいる場所へ。
そこで土蜘蛛は暮葉に小槌を見つけ出させて、それを暮葉に使わせていた。
そして無事に暮葉を救い出し、小槌は壊し、坂上家の忍者と捕えた土蜘蛛は須久那に任せる。
その後、暮葉に温羅である事を明かした圭介、小槌に関して終わったので2人は恋人に。
翌日、坂上家に向かい処罰を受ける暮葉、その内容は坂上家の忍者になる事だった。
そして暮葉は須久那と再会、そこで須久那の事情を聞く事になった圭介と暮葉。
須久那は借金返済の為に裏家業に手を出して坂上家の御用に、そして坂上家の忍者に。
その代わりに過去を捨て去る事が条件だった、しかし須久那は暮葉の事が気がかりだった。
そこで温羅を追う立場なので、暮葉が温羅を追う様に自分が温羅の様に思われる写真を送った。
思惑通りに暮葉は須久那を温羅と思いやって来て、そして温羅もやって来た。
そして加奈の配慮で暮葉と須久那は親子として過ごせる様になった。
圭介も今回の事を悪路に報告、悪路は島に残る事も暮葉との付き合いも認めてくれた。
そんな時、暮葉とのデート中に委員会の皆と会う、その時に暮葉が少し体調を崩す。
加奈と乙女は何やら思い当るモノがあるらしいが確信が無いらしく話してくれない。
そんな時、Hしている時に葵が圭介を想って自慰してる場面に鉢合わせ。
圭介は自分達がしているのを見たからだと思うが、暮葉は葵が圭介を好きなのだと思う。
それから暮葉と葵が気まずい関係に、それに何だか暮葉が危うい感じになってきた
そこで委員会の皆に話を聞きに行くと、加奈は暮葉が壊したはずの小槌を持っていると推測。 小槌は所謂ナノマシンの集合体で、そのナノマシンを使って望みの物を生み出す秘宝。
そしてナノマシンは契約者、現在は暮葉の内に侵入してその人物の望むモノを生み出す。
使わなければ体外に排出される、だが現状がそうでない事を物語っていたのだった。
暮葉が望んで使っているとは思わない圭介、玉彦は半日の猶予を過ぎたら暮葉を捕えると言う。
その間に圭介と葵は暮葉の元へ、残りの皆は小槌を体外へと出す方法を調べる事にする。
圭介が暮葉に小槌の事を聞くが知らない模様、しかし葵が無意識に使っている可能性を告げる。
そしてその可能性であるモノを追及していると急に暮葉の様子がおかしくなる。
そして暮葉は小槌に意識を乗っ取られ、そして不意をつかれて葵が怪我を負う。
一時的に意識が元に戻った暮葉は混乱して逃走、圭介は急いで葵を病院に、葵は無事だった。
その後、葵に見送られて暮葉がいそうな場所へ、そこにいたのは須久那だけだった。
須久那は吉備津宮家から暮葉の殺害を命じられた、それが小槌を封印する方法だからと。
そして圭介に引き返すなら今だと言う、その時は自分が是が非でも暮葉を救うから。
しかし引き下がれない圭介と須久那の戦いは捨て身の攻撃で圭介の勝利となる。
須久那に頼まれた圭介は暮葉を探し、そして全てを終わらす為に自害しようとする暮葉を発見。
それを何とか救った後に圭介、それと後かた友達を助けに来たという委員会の皆、
その皆の説得もあり暮葉は小槌を拒絶し、暮葉の中から小槌は消え去った。
その後、暮葉は小槌を使って暴走した罪で吉備津宮での実質的な禁固刑になった。
本来ならもっと重いがそこは皆が色々やってくれたらしい、そして別れの時。
そこに葵がやって来て暮葉と葵は仲直り、そして再会を約束して暮葉と別れる。
それから、暮葉は1年で帰って来た後に学生をやり直して葵の1年遅れで学園を卒業。
そして暮葉のお腹の中には圭介との新たな命が宿っていたのだった。 ◎西園寺乙女(上記3人クリア後、最初から
偽温羅を追って島にやって来た温羅である圭介とその妹の葵、灯と劇的な出会いをして、
加奈や忍者と楽しく話し、暮葉に変態扱いされ、乙女とも水泳部で笑い合い、
そして始まった偽温羅騒動に正体を隠して操作に協力する事になった圭介と葵。
そんなある時、偽温羅が乙女のペンダントを桃源郷の鍵だと言って盗み出す。
翌日、ペンダントは離れて暮らす乙女の母からいただいた形見の様な者で秘宝ではないと聞く。
そして昨日の偽温羅との騒動で圭介が乙女を助ける為に奮闘した為にお世話したいと言う乙女。
といはいえ温羅の正体がバレたら困るので断るが乙女は積極的にアプローチ。
そして乙女の一緒にいたいと言う想いを聞いて圭介も乙女と一緒にいる事にする。
それからしばらくして、灯が吉備津宮家の資料を閲覧する許可を手に入れたので調べる事に。
しかし桃源郷の鍵については見当たらず、暮葉の意見で鍵に対応する扉に関して調べる。
だがそちらも見当たらない、それはそれとして過去の土蜘蛛と御三家との争いの話になる。
土蜘蛛は隠密活動が主なのに表立って起こした争い、その理由に秘宝が関わっているのではと。
数日後、暮葉の読み通り、土蜘蛛が事を起こしたのは強力な秘宝を手に入れたからと判明。
それからしばらくして、坂上家にいた土蜘蛛のスパイが行動を起こしたと報告が。
それに様子のおかしい玉彦が乙女を寮へと連れ帰り、圭介は何事かと思い追いかける事に。
追いつけなかったが玉彦を発見、追っていると玉彦と悪路が何やら話しているので盗み聞き。
しかしその事を悪路に気付かれてしまう、悪路曰く浦部家と西園寺家は昔から交流があった。
そして悪路は立場上、圭介の敵となる事だけを告げて去って行き、その後圭介は乙女の元へ。
そこで乙女に悪路の事を聞く、西園寺家は温羅とは影ながらの協力体制にあると聞く。
乙女も圭介の正体を知っていた、そして乙女が寮へと戻された理由に関しても聞く。
今回捕まったスパイはある古文書の写しをもっており、そこに桃源郷の鍵に対応する扉、
その情報があり、偽温羅が所持していると思われる古文書には扉の特徴が載っている。 2つがあれば扉の元へは行ける、しかし鍵は無いので西園寺家を狙うかもしれないからだ。
そして圭介は乙女に頼まれて寮から連れ出す、そして委員会の皆を扉のある場所へと呼ぶ。
そこで圭介は乙女に扮した偽温羅にやられ、気が付くと似たような方法で捕まった乙女が。
薬で動けない圭介を人質に偽温羅は乙女に本物の桃源郷の鍵を要求する。
しかし乙女は扉の先に秘宝が無ければ解放するのかと偽温羅に問い、偽温羅は首を縦に振る。
それならと乙女は扉の前まで偽温羅を連れていく、そこにあったのは謎の鏡だった。
乙女の声に反応して鏡の中に近未来的な何処かが写る、しかし偽温羅に扉の防衛機構が発動。
その隙を突いて偽温羅から解毒薬を奪って回復した圭介は乙女を連れて急いで逃走。
その途中でペンダントを求めて偽温羅ともみ合いになり、防衛機構の海水に巻き込まれる。
そこで昔の事を夢見る、気が付くと乙女に助けられた圭介は島に流れ着いていた。
そこは夢で見た場所で、そこには初恋の少女と約束をした場所でもあった。
初恋の少女である乙女は覚えていた、そして圭介は乙女に告白して恋人になる。
帰還後、偽温羅の正体が暮葉と判明、暮葉は坂上家で働く事を理由に許される事になった。
そして玉彦からは桃源郷の扉に関して秘密にする様に言われ、それから乙女とイチャイチャ。
乙女から学園卒業後は母のいる遠くへ行くと言われるが必ず自分もそこへ行くと言う圭介。
乙女も圭介と一緒にいる為に母と玉彦に話そうと決意、そんなある日写真の話になる。
西園寺家は写真等を嫌うらしくアルバムが無いので乙女の為にアルバムを作ろうとする。
そんな時、乙女の顔を忘れる人物が大量に現れだす、秘宝が使われたのではと考える。
委員会の皆でその事を話していると坂上家の研修から暮葉が帰って来た。
しかし暮葉は乙女を覚えておらず、連れて来た頭領も同じく、そして灯に伝言が。
三賢人から実家に戻れという命令に仕方なく帰宅、加奈もそれについて行く事に。
圭介は乙女を探しに行こうとすると、島中に謎の濃い霧が漂っていた。
そんな時に乙女に呼び出される圭介、そこで乙女から今起こっている事態に関して聞く。
偽温羅騒動の時の扉の防衛機構、タマテバコが桃源郷の扉に関する記憶を消していた。 それは桃源郷に関わるもの、桃源郷の王族である乙女の事も含まれていた。
扉の奥にある航宙船リュグドラシル、そこが乙女の故郷であると言う。
気が付くと圭介は寮のベッドで葵に起こされる、そしていつの間にか1年が経った。
しかし圭介は常に物足りなさを感じていた、そんな時に委員会の皆で掃除をする事に。
その途中で謎のアルバムを見つけ、その中に写っていたのは圭介と見知らぬ誰か。
そして圭介は乙女の事を全てを思い出した、そしてそれを見た鈴鹿が全てを語る事に。
『鬼御子』昔島を統べていた王様の温羅と桃源郷の女王の乙姫という男女がいた。
桃源郷は空飛ぶ船でそれが落下して怪我した乙姫を助けたのが温羅だった。
そして2人は恋仲になり、乙姫は温羅の為に秘宝を使って島の人々を助けて行く。
地上には過ぎたる力だった秘宝、なので封印する事を決めた乙姫。
しかし部下の大獄丸が叛旗を翻して乙姫を人質に取り、その戦いで鈴鹿は身体を失う。
そして島にやって来た吉備津宮の祖先達と共に大獄丸を倒して乙姫を救出。
その後、乙姫は秘宝と桃源郷を海の底へと沈め、乙姫と温羅は桃源郷と共にする。
そしてその桃源郷と地上を繋ぐ唯一の道が桃源郷の扉であった。
そこまで話し、鈴鹿は自分を含む御三家が圭介を止める立場にある事を伝える。
それでも圭介は助けに行く事を選ぶ、しかし桃源郷の扉には乙姫の血が必要だった。
だが鈴鹿は圭介と葵がその血を引いているという、悪路は乙姫と温羅の子供であった。
そして乙女は圭介たちにとって大叔母に当たる人物と聞き、驚く葵。
桃源郷は時間の流れが違う為、この様な事態になったのだった。
そして正体を明かした圭介たちは委員会の皆で桃源郷の扉へと向かう。
そこにいたのは玉彦と悪路、圭介は皆と協力して2人を突破して桃源郷の扉の先へ。
その途中で『鬼御子』の隠されていた部分を見る圭介。
大獄丸を倒して後、乙姫と温羅も鬼扱いされて地上から追い出されたという事実。
気が付くと圭介の前に乙姫がいた、どうも既に3日は過ぎたという事を知る、 そして乙姫、航宙船リュグドラシルの館長で宇宙人のオートゥムと話す事に。
乙女を連れ帰るという圭介、そして乙女と再会するが乙女は帰れないと言う。
何故と思う圭介に乙姫が事情を説明、実は航宙船リュグドラシルは落下の際に故障。
もう宇宙に帰る事は出来ず、地上は昔の出来事もある為に行きたくはない。
なので事情を知った圭介を地上に帰さないという乙姫、乙女との交際も認めると。
それでも圭介は乙女と共に地上に帰る事を選び、乙女も圭介と共に行く事に。
しかし地上に繋がる扉を乙姫は封鎖する、しかし乙女は自分の力で切り開くと決意。
圭介と乙女の2人では乙姫の力に敵わない、だが2人の仲間はそれだけじゃなかった。
何故か開いた扉、その向こうから葵と悪路の声が、4人の力で乙姫の力を上回ったのだった。
そしてこちらにやって来た悪路に後を任して圭介達は地上へ戻る。
地上に戻った圭介達の前には葵、そして葵たちを手助けしてくれた玉彦もいた。
そして扉から出た圭介達を待っていたのは委員会の皆だけではなく島中の皆。
地上では1年が過ぎており、その間葵たちは乙女の痕跡を探し続けて、
そうした人達に声を掛け、乙女と仲良くなりたい皆が花見の準備をしていた。
そして圭介と乙女は、ずっと一緒にいる事を誓いあうのだった。
それからの事、灯は島と内地を行き来しながら勉学し、家を継いで母を安心させる為努力。
加奈と鈴鹿は熊吉と一緒に平和になった島で遺跡の保護に努め、学者を目指す。
鈴鹿は無事に父と再会、坂上家で働き、求めていた温かな居場所を手に入れた。
乙姫はそろそろ地上と交流しようと思い、圭介と乙女をその橋渡し役に選んだ。
乙姫は2人に地上と桃源郷を上手く取り持てば駆け落ちを許すという。
それを乙姫の2人の兄の悪路と玉彦が手伝うのであった。
そして、乙女は自分達が経験してきた出来事をいつか絵本にする絵本作家に興味を持っていた。
そうやって桃源郷や秘宝の事を地上に伝えて、乙姫を迎えようとしていた。
圭介は乙女の傍にいて、新しい御伽噺は始まったばかりなのだった、めでたしめでたし。 乙乙乙(中略)乙 よく頑張った
以上で投稿終了かな? 結局何本書いたんだこの人 乙なんて言葉じゃすまない大功績だよ ◎登場人物紹介&短縮版
+本堂 純一郎:スケベだけど記憶力と身体能力は高い
⇒実は昔のエルの事故が原因で改造人間に、キスでリミッター解除する様になる
+桜濱 雪乃:色々あって大統領にされた幼馴染、作中唯一の唯の人間
⇒洗脳装置が敵の手によって世界にバレてピンチ、でも雪乃の心からの説得で何とかなる。
敵を倒して世界を元に戻そうとするがドジって雪乃は大統領のままの世界になる。
+イリーナ・ウラジーミロヴナ・プチナ:ルシア大統領の美少女、強い静電気体質
⇒実はガーディアンが世界を安定させる為に改造された人間。
そんな事もありガーディアンを倒す為に、大統領を辞めて暗躍する事に。
+ヱゼキエル:宇宙船で普段の姿は人型端末、通称エル
⇒実は昔、事故った時に純一郎と出会っていたエル、そんな事もあり恋人に。
暴走する姉を止める為に死んだと思いきや、人間の身体を手に入れて戻ってきました。
+三芳 蘭:中華料理店でバイトする年上幼馴染、攻められると弱いタイプ
⇒実は意識生命体の宇宙人で本物の蘭に乗り移った存在、でも好きなんで大丈夫。
その後、頑固な父親を説得する為に頑張って認められ、宇宙警察に入る事になりました。 ◎共通
本堂純一郎(純一郎)が幼馴染の桜濱雪乃(雪乃)に起こされると家の横にホワ○トハウスが。
何事かと思って雪乃に聞くとあれはスノーハウスで、雪乃が大統領であると言う。
しかも純一郎は副大統領だと、疑問に思っていると謎の少女が現れ光線銃で撃たれる。
気が付くと目の前に純一郎を撃った少女、クー・リトルリトル(クー)がいた。
事情を聞くとクーがミスにミスを重ねて新本、純一郎の住んでる国、は合衆国に。
とばっちりで雪乃が大統領にされたとの事、詳しくはプレイングマニュアルで。
(実際に作中では説明してくれず、プレイングマニュアルを見ろと言われる。
ともかく死んでしまったお偉いの再生が済むまでの時間稼ぎをクーに頼まれる。
昔UFOを見た事がある純一郎はSF系を肯定している事もあり信じる事に。
その後、航宙船、ヱゼキエル(エル)の人型端末を雪乃と純一郎の護衛にされる。
という事で地上に戻った純一郎は唯一正しい記憶を持つ人間として頑張る。
一つ年上の幼馴染の三好蘭(蘭)、クラスメイトの森田が近くの立場にされていた
2日目の夜、クーの実験でロケットを装備させられて空へ、そして地上に落下。
気が付くと廃ビルで周囲には少女が一人とそれを取り囲む黒服、当然の如く少女を助ける。
少女曰く黒服はテロリストで、その中の一人がビルを爆破させる。
しかしクーに装備させられた装備のお陰で何とか脱出、その後少女とは別れる。
翌日、スノーハウスに他国、ルシアの大統領、イリーナ・ウラジーミロヴナ・プチナ
通称イリーナがやって来て、昨日の事で純一郎に惚れたイリーナは婿になれと言う。
それを聞いて雪乃が純一郎はファーストジェントルマンだと発言してマスコミがどよめく。
その後、森田とイリーナのメイドのクオンが今後の為に原稿を作る事になった。
と思いきや純一郎が一人でいるとクオンの麻酔銃で撃たれてイリーナの元へ連れていかれる。
イリーナから婿になれと言われるが、流石に早すぎると説得、イリーナも納得。 その後、イリーナから新本は内閣制だったのにいつの間に大統領制になったのかと聞かれる。
イリーナは元の新本を覚えていた、そこでクーの元へ連れて行き、現状について説明。
そこでクーの技術を見てイリーナも信じる事に、という事で一度雪乃達の元へ戻る。
その後、純一郎を巡るライバルとして仲良くなる雪乃とイリーナだった。
翌日、学校に行く事にした雪乃、学校へは好きに行くタイミングを決められる。
そこに転校生としてイリーナがやって来て、放課後は皆でお出かけ。
その途中、物が純一郎たちの元に飛んできて、サイコキネシスでは無いかと推測。
翌日、襲撃があったのでスノーハウスから出られない純一郎たち。
なので蘭の提案でイリーナのいるフレアハウスの温泉に入る事に、純一郎は覗きに行く。
結果、覗けはするもクオンによって温泉にダイブ、皆から責められる純一郎。
そこに蘭のバイト先の四泰庵の店長のパンダの西園寺がやって来て雪乃を攫おうとする。
エルも外部から何かされて力が出ないらしくピンチ、その時エルが純一郎にキスをする。
何事かと思った純一郎だが急に身体能力が上昇、その力で西園寺を倒す。
そこにクーがやって来て、事情を聞くと西園寺はガーディアンという組織の一員らしい。
所謂、宇宙の環境保護組織みたいな物で、新本がおかしくなったので調査していたらしい。
そして雪乃の事を知り調べて今回の事に至ったと、そして西園寺は今後協力してくれる事に。
◎桜濱 雪乃
西園寺襲撃の翌日、クーから純一郎が改造人間でキスで一時的に強くなる事を説明される。
数日後、純一郎達が食事していると報道部というレミという少女が現れる。
雪乃を報道したいというレミの為に雪乃はスノーハウスの通行許可証を与える。
その後、レミが去った後に一時的に部屋を離れていたエルがその話を聞き、何かを調べる。
帰宅後、クーからレミがおそらくエルの姉であるから気を付けろと言われる。
ある日、福祉のお手伝い途中に雪乃が歌うと聞いた人が暴走、それにクーが興味を持つ。 それはそれとして雪乃とより仲良くなり、純一郎もいつかは気持ちを伝えようと思う。
今は大統領で忙しいから、でも全てに全力な雪乃にはちゃんと伝えるべきと思いなおす。
その前にイリーナとケジメを付ける、イリーナは最後にと純一郎にキスをする。
そして告白、嬉しさの余り返事は出来ない雪乃だがほぼ恋人同士になる。
それから雪乃は大統領として大活躍、ついでに雪乃の歌が洗脳能力を強めると判明。
だがレミが雪乃を良く感じない議員と協力、純一郎とイリーナのキス写真をばらまく。
それによりピンチに、だが雪乃は信じていた、そしてついに純一郎にちゃんと告白。
翌日、純一郎は副大統領を辞任、そして雪乃のファーストジェントルマンになると宣言。
そしてレミとレミに協力していた議員はエルの活躍で悪事を暴かれて確保された。
こうして無事解決、そしてその数日後にイリーナ達が一時帰国する事になった。
ある日、雪乃とのデート前に森田から通信傍受されない携帯を2つ貰う。
そしてデート中に出会った西園寺からガーディアンの地球支部ボスを用心する様言われる。
その裏で新しい担任のヨーゼフ・相馬・メレンゲ(ヨーゼフ)が動いていた。
ガーディアン地球支部のボスのヨーゼフは脱獄したレミからあるモノを受け取っていた。
そしてクリスマスイブ、純一郎は森田から雪乃の支持率の急激な低下の話を聞く。
雪乃の支持率は洗脳装置の力なのでおかしいと感じた純一郎はクーに相談。
そしてレミの脱獄と地球を元に戻す為に作られた新しい洗脳装置を奪われた事を知る。
さらに洗脳装置を使って地球を元に戻したら雪乃との恋人関係まで元に戻ると聞く。
何故なら大統領である雪乃とそういう関係になったからだ、クーも黙っているつもりだった。
しかし純一郎と雪乃の中を見て話すべきと判断したと言う。
それを聞き純一郎は雪乃に全てを話そうとするが、クーとの話を雪乃に聞かれていた。
衝撃を受ける雪乃、さらにヨーゼフが国民を連れてクーのしていた事を暴露。
しかもヨーゼフが正義に見える様に、流石のクーも仲間達には真実を告げる事に。
このままではヨーゼフに地球を支配される、しかし雪乃には立ち上がれなかった。 大統領でなかった事ではなく、純一郎との記憶が消える事が雪乃には耐えられなかった。
だが純一郎の説得もあり立ち上がる雪乃、クーは歌による強化された洗脳を提案。
雪乃はそれを拒否、そして自分の言葉で国民を説得、ガーディアンと戦う事に。
そしてガーディアンとの戦いが始まり、イリーナ達も増援としてやって来る。
雪乃の歌のもう1つの力、潜在能力の解放もあり無事に最深部まで辿りつく。
そこで洗脳装置の母体となったモブを説得、しかし洗脳装置は世界修正に仕えなくなった。
だがそこに宇宙警察のモリダーが緊急事態用の特別な洗脳装置を渡してくれる、。
モリダーの正体は森田、宇宙人の事件に巻き込まれて宇宙警察に入る事になったとか。
これで無事解決、と思いきやそこにヨーゼフが登場、超能力で皆を圧倒。
そして雪乃まで捕まる、だが雪乃と国民達の想いで立ち上がった純一郎の力もあり勝利。
ヨーゼフは逮捕、そして森田の説得により二次元へと傾倒していく。
そして世界を戻す為に洗脳装置を使う時、純一郎のドジにより世界は変わったままになる。
度重なる洗脳装置の使用でこれ以上は廃人になる恐れもある為に洗脳装置をもう1度使えない。
結果、雪乃は大統領のまま、そして宇宙人の存在を知っており、それを受け入れた世界になる。
だけど純一郎はこれで良かった、雪乃のこれからの活躍を見ていけるのだkら。
そして雪乃なら世界中の皆を笑顔に出来る、そう信じているのだった。
◎イリーナ・ウラジーミロヴナ・プチナ
スケベな純一郎に何故惚れたのかと思いつつ、何だかんだで好きなイリーナ
西園寺襲撃の翌日、クーから純一郎が改造人間でキスで一時的に強くなる事を説明される。
ある日、学校の補修で柔道をする事に、そこでイリーナにスケベしてしまい本気で怒らす。
どうしようかと悩みながらも仕事をする事にし、森田に仕事は無いかと聞く。
イリーナのエスコートを頼まれる、仲直りのチャンスと考える純一郎。
そこでイリーナに謝り倒して何とか仲直り、エスコートでもっと仲良しになる。 ある日、中華国がミサイルを発射で新本を脅してきて、その対策に皆で集まる。
弱気な雪乃だったがイリーナの言葉で徹底抗戦の構えに、ミサイルはエルが迎撃。
しかし更なるミサイルを撃とうとする中華国、そこでイリーナが中華国のトップに連絡、
その途中で雪乃に代わる事で洗脳装置の力で中華のミサイル発射を中止させる。
その後、純一郎はイリーナと話し、イリーナの想いと考えを知る。
大統領である今を不幸と思った事は無い、だが普通の学生が出来る今が続けばいいのに。
そんなイリーナの為に全力で楽しんでもらう事にする純一郎、そして好きになっていく。
イリーナも純一郎の優しさに触れて好きになっていき、そして告白、恋人同士に。
その裏で新しい担任のヨーゼフ・相馬・メレンゲ(ヨーゼフ)が動いていた。
ヨーゼフはイリーナを狙っており、部下のレミと呼ばれる少女に命令を下していた。
そしてレミと同僚の立場でもあるクオンの元にイリーナを帰国させよという命令が下る。
クオンは何とか時間を稼ぎながら、命令の意図を調べる事にする。
さらにクオンは純一郎に色々と問いかけてイリーナに見合う男か確かめる。
そして純一郎が認められると判断し、イリーナとクオンのホットラインの番号を教える。
そんな時、学園にレミが転校してくる、エル曰くレミはエルの姉に当たるらしい。
エルはレミに関する為しばらく離れる為にクオンがイリーナのついでに護衛してくれる事に。
そんなクオンにクーはレミの機能を一時妨害する道具を渡しておく。
それからレミが色々やって来るがクオンが全てどうにかして、ついに直接襲ってくる。
しかしクオンもクーからの道具を使い無事撤退、その時レミがクオンを裏切り者と呼ぶ。
撤退した純一郎達はクーの元へ行き、最終的にレミはエルの力もあり捕縛した。
そこでイリーナはレミの言った裏切者に関してクオンに聞くと説明してくれるクオン。
クオンはガーディアン、しかし話はそこで終わらずに実はイリーナが改造されていると判明。
しかも純一郎と違い、ガーディアンが世界を安定させる為に改造させられた存在だった。
ルシアの大統領になったのもガーディアンの計画の為と聞き、一人になる事にするイリーナ。 クオンと話し合った後、純一郎はイリーナの元へ、そして弱気になったイリーナを支える。
立ち直ったイリーナと共にガーディアンとの決着を付けようと考えるがその前にレミが襲撃。
どうも逃げ出したらしい、そこにクオンとエルがやって来るがその前にイリーナを攫うレミ。
純一郎はクオン達と共にイリーナ奪還に向かう、しかしガーディアンの妨害が立ち塞がる。
しかし後からやって来た雪乃達のお陰で突破、途中のレミはエルに任せる。
そしてイリーナの元へ、そこにいたのはガーディアン地球支部のボスのヨーゼフだった。
ヨーゼフはイリーナを自分の思い通りにする為に改造していたと明かす。
そこに現れたイリーナは洗脳されており、クオンと純一郎に襲い掛かって来る。
クオンもやられるが純一郎の説得で元に戻るイリーナ、そして共にヨーゼフを倒す。
その後、ヨーゼフは宇宙警察に逮捕、レミはクーが責任を持つ事で保護観察処分に。
しかし今回の事で宇宙警察に目を付けられた為に地球をすぐに元に戻す必要が出来た。
そしてイリーナと純一郎は再会を約束して、世界は元に戻った。
それからしばらくして、イリーナが大統領を辞めてクオンが大統領になったとのニュースが。
何事かと思う純一郎の元にクオンがやって来て驚く純一郎。
イリーナ曰く、ガーディアンを一掃する為に表舞台から姿を消す為に今回の事になったとか。
当然、純一郎の傍にいる為でもあるが、そしていつかは世界を統一してみせると。
そして宇宙との接触を図り、地球を離れたエル達との再会を夢見るのだった。
◎ヱゼキエル
その昔、森で傷ついた少女を助けた純一郎は家に連れて帰って一緒に生活をする。
そして元気になった少女と友達になるが別れる事に、夢でその事を見るが朝には忘れていた。
その日、猫を拾ったエルと戯れながら純一郎は自分の身体について考える。
西園寺に襲われた時の純一郎がキスで力を解放された理由、それはリミッターが外れたから。
純一郎には本来凄い能力があるらしいが誰かにリミッターを掛けられていたらしい。 そしてエルのキスでそれが解除、今後もキスでリミッターが外れるとクーから説明される。
数日後、学園で森田には生き別れの妹がいるという話になり、エルにも姉がいると知る。
その後教室に向かうと新しい担任としてヨーゼフ・相馬・メレンゲ(ヨーゼフ)が着任。
さらに新しい転校生がやって来て、それを見たクーはその転校生が姉であるという。
航宙船ヱレミヤ(レミ)に呼び出されて昼休みに屋上に行くエルと純一郎。
そこで話をしようとするエルだが問答無用で襲ってくるレミに仕方なく応戦。
追い詰められるエルだが雪乃が来た事で中断、レミは雪乃をお姉さまと呼ぶ様に。
帰宅後、クーに事情を聞き、レミがエルのプロトタイプである事を聞く。
実験中に暴走して失踪、その後何があったのか今ではガーディアン所属らしい。
西園寺は協力してくれると言ったので、別の派閥か個人的に動いているのか。
そしてエルとレミは成長する船なので、エルの事を純一郎に任せるクー。
帰宅後、西園寺に続きレミとの戦いでも負け気味で落ち込んでいるエル。
純一郎はリフレッシュさせようと遊びに誘う事にして翌日、2人っきりでお出かけ。
エルは純一郎と歩きながら何故か胸が締め付けられる、そしてお昼は焼きそばにする事に。
という事で四泰庵に行くとレミが居て大食い勝負の後にレミは何処かへと行く。
西園寺曰く、レミはガーディアンに拾われた後に地球支部のボスの部下になったらしい。
そして今は特別なライセンスがあり西園寺の命令を無視出来るらしくレミを頼まれる。
その帰り、エルが地球に落ちた事故以来高所恐怖症になってしまった事を聞く。
そこで純一郎を2度事故に巻き込んだと謝るエルにどういう事かと聞く純一郎。
9年前、未熟だったエルは今回みたいに地上に落下、その時に被害にあったのが純一郎。
エルは何とか純一郎を修復するが地球人のデータが無くてクーと同じ宇宙人のデータを使用。
その結果、純一郎は常人以上のスペックを手に入れ、エルが帰る時に記憶を消された。
その話を聞き、全てを思い出した純一郎はエルを抱き締め、そして感謝するのだった。
帰宅後、クーに高所恐怖症の事を話し、それから純一郎とエルはリハビリをする事に。 という事で学園でリハビリ中、雪乃達がやって来た後にレミまで現れるがエルが頑張る。
帰宅後、エルは純一郎が傍にいると心臓が高鳴り、それが故障かと思いクーの元へ。
一緒に来ていた純一郎はもしかしてと思い、クーもそれは成長の証だと言う。
純一郎はエルが好きになるが、未だ恋愛に関して理解しきれていないエルなので我慢する。
しかし日に日にエルを好きになっていき抑えられなくなっていく純一郎。
そのせいでエルとぎこちなくなり、そこに襲撃してきたレミに人間と機械だからと言われる。
否定しようとするがその前にレミの攻撃、そこからエルを庇おうと純一郎が怪我する。
それでエルは怒り、街を吹き飛ばす程の武器を使用しようとし、レミは逃走。
それでも武器を使おうとするエルだが純一郎の言葉で正気に戻る。
帰宅後、戦いで純一郎が傷ついた事で落ち込むエルを慰める純一郎。
何故そこまでするのかと言うエルに純一郎はついに自分がエルを好きだという事を伝える。
そして純一郎を想っていたエルも純一郎を受け入れて恋人になる2人。
一方でレミは今回の騒ぎで宇宙警察に目を付けられ逃げようとするボスを倒していた。
純一郎とエルがイチャイチャして過ごすある日、ついに地球を元に戻す為の装置が完成。
しかしそれはエルとの別れでもあった、しかしそれを受け入れられない2人。
クーの元に向かうがそれは難しいと言われるが、それでもエルは純一郎と共にいたいと言う。
するとクーは純一郎をマスターにしろと何処かへ行ってしまい、落ち込むエル。
その時、レミが宇宙にあるクーの戦艦を奪い、クーまでレミに捕まってしまう。
そして地球に対して雪乃をくれないと地球を破壊すると言い、急ぎ皆で会議。
地球を破壊するかどうかは不明だがこのままではいけない、なのでレミを止めに行く事に。
その為には宇宙に行く必要があるがエルは高所恐怖症、しかし純一郎は信じていた。
エルの本体に皆で乗り込む、そしてエルは純一郎が傍にいてくれたお陰で空を飛べた。
そのままレミの元へ、途中妨害もあるがスノーハウスの職員含め皆が手伝ってくれた。
そしてついにレミの元へ、レミは地球を破壊するエネルギーを自ら取り込み強化。 しかしそれは身を滅ぼす力、純一郎はエルとキスしてリミッター解除、2人で挑む。
そしてエルはいつかレミにやられた技でレミを撃破し、宇宙船の操作を取り返す。
その後エルとレミ、それとクーは仲直り、しかし宇宙船が暴走して自爆しそうに。
途中で地球を元に戻す為の装置を回収して脱出しようとするがエルが1人残る。
エルは自爆する宇宙船をを遠くに移す為に1人残り、皆はレミの本体で脱出。
それからクリスマスになった、全てが終わり、覚えているのは純一郎とイリーナだけ。
エルの事を想う純一郎の前にエルが現れ、純一郎はエルを抱き締めるのだった。
実はクーとレミがエルの本体を救った後、死んだ首相達を再生させる装置、
それで作っていた人間のエルの身体に意識を移して純一郎の元に送ったのだった。
それから純一郎とエルは幸せに過ごすのであった。
◎三好 蘭
純一郎は蘭に好意を持っているが、以前告白して受け入れられなった過去があった。
ある日、日本組が魔法少女アニメ、フェザームーン、以下FM、の話をしていると衝撃が走る。
銃を持ったメイドさん、それにエルの姉というレミと名乗る少女が襲撃してきたのだった。
エルはレミとの一騎打ちになり、メイドは純一郎を狙っているらしいので囮になって逃走。
しかし追い詰められる純一郎、そこにFMが現れて純一郎を助けてくれる。
帰宅後、クーに相談するとFMは宇宙人で超能力を操る種類だと推測。
純一郎はFMが蘭かと思ったが宇宙人であるなら違うと考える。
さらに純一郎が実は改造人間でキスで一時的に強くなる事を説明される。
それとレミに関してはエルに任す事になり、3回だけ守ってくれるバリアを貰う。
ちなみにメイドに関しては巨乳だったのでクオンではないと判断した純一郎。
翌日、イリーナも交えて昨夜の事を話すが何故、雪乃達ではなく純一郎が狙われたか不明。
その話し合いの中、寝不足の蘭と疲れ気味のクオンに、まさかと思う純一郎。 その晩もメイドとレミの襲撃、襲撃時にテレビを壊され起こったエルにレミを任せる。
そして純一郎は逃走、そしてバリアも切れて追い詰められるがFMが登場。
しかしFMもメイドに追い詰められる、純一郎は仕方なくFMとキスして身体強化。
そしてその力で無事にメイドを撃退、しかし本格的にメイド対策を考える事に。
翌日、クーから一度だけ触れる事で相手を確実に気絶させるグローブを貰う。
その夜、蘭と一緒にいた純一郎は最近何だかんだ近づいている蘭への好意を自覚。
そして流れでキスしそうになるが三度襲撃が、そしていつも通りの展開になる。
しかし今回のメイドは戦いの途中でパッドだった事を暴かれて暴走状態に。
純一郎は再びFMとキスしようとするが、FMに何故簡単にキス出来るかと聞かれる。
それに対して昔振られた今でも好きな蘭を守る為と答えるとFMもキスを許してくれる。
しかし今度は純一郎が蘭の事を思い出してキス出来なくなり、そのままで立ち向かおうとする。
だがFMからのキスで強化状態に、そして純一郎は蘭に告白する為にメイドへと挑む。
グローブの力で胸を揉んで無事に撃退、FM、というか蘭には怒られてしまう。
FMの正体に気付いたが、明かさないのには理由があると思い、気づいた事は言わない事に。
そして帰還後、蘭に告白しようとするが蘭が過労で倒れてしまう。
クー曰く、超能力は負担になるのでしばらくは使わせない様にと言われる。
しかしそこに再びレミとメイドが襲撃、エルと純一郎が打って出る事にする。
そして純一郎とメイドの対決に、だがそこに寝ている筈のFMがやって来る。
純一郎はFM、蘭に正体が気づいた事を告げてキスさせて欲しいと言う。
好きな人にしか頼めないと、そして蘭とキスしてメイドを撃破、その正体はクオンだった。
そしてそこにやって来た雪乃やイリーナに蘭が事情を説明する事になった。
蘭とクオンは宇宙人で西園寺と同じガーディアンに所属しており、目的は純一郎の監視。
しかしクーがやって来て事態が変化、地球支部のボスから純一郎の抹殺の指示が出る。
そんな事を出来ない蘭は同じ使命で純一郎の抹殺に動いたメイド、クオンと戦う事になった。 クオンとしては戦いを長引かせて、別の刺客が現れない様にするのが目的だった。
そしてクオンはイリーナの命令もあり、良い機会だからとガーディアンを止める事に。
帰宅後、純一郎は蘭に告白、蘭も純一郎が好きだと言ってくれて以前断った理由を聞く。
蘭は意識だけの宇宙人で、本来の蘭が事故で死にかけだった所を乗り移ったのだった。
そして元の蘭が純一郎を好きだった記憶も残っており、それが徐々に今の蘭と混じり、
今の想いが自分の物なのか、それとも昔の蘭の物なのかわからずに不安だったからと。
でも今は確信を持って好きと言える蘭、それなら純一郎は関係ないと答える。
今の蘭も昔の蘭も好きだから、そうして2人は恋人同士になるのだった。
それから数週間後、イリーナは自分の周囲にガーディアンが潜んでないか調べる為帰国。
純一郎とイチャラブな蘭はガーディアンを辞める事に、その事を父に話すと言う。
そして付き合いの報告もする為に付いてきて欲しいと言われて約束の日に。
実は西園寺が蘭の父だった、西園寺は純一郎と蘭との付き合いを認めてくれない。
怒った蘭は家を出ると宣言、ついでにガーディアンを辞める事も伝える。
蘭は純一郎の家に転がり込み、純一郎は話し合って欲しいが冷却期間が必要と考える。
それからイチャイチャ過ごした後、西園寺の事を話しに出す純一郎。
蘭も人と違い意識生命体なので精神的繋がりの大きい西園寺とは仲直りしたいと思っている。
一方で西園寺は落ち込むレミと会っていた、レミは失敗続きでボスに叱られていた。
クーに捨てられたと思ってから愛に飢えているレミ、西園寺は決着をつける事にする。
そして蘭の元に西園寺から電話、エルと純一郎を連れて来て欲しいとの事。
約束の場所に向かうとレミもいて、エルとレミは話し合って少し仲直り。 西園寺は蘭と恋人になりたいなら自分を倒してみろと言い、西園寺との戦いが始まる。
蘭とキスし強化状態になるが実践経験の違いから追い詰められる純一郎だが最後は勝利。
そこにガーディアンの地球支部のボスが現れて西園寺に何かを打ち込む。
すると西園寺は巨大化して暴走、そこに雪乃にイリーナとクオンまでやって来る。
さらに謎の宇宙警察であるというモリダーから現状について説明される。
西園寺に刺さった注射器を抜けば元に戻る、そしてその場にいた皆と協力して成し遂げる。
そして元に戻った西園寺は蘭がガーディアンを抜ける事と、純一郎との交際を認めるのだった。
1か月後、大統領関係は元に戻り、純一郎はモリダーにスカウトされて宇宙警察に。
そしてそれを蘭とエルも手伝う事になり、今日も地球の平和を守るのだった。 ◎登場人物紹介&短縮版
+諌見 隼人:王国民の一人で家事とか完璧な青年。
+晴華 瑠波:王国の63代当主、王国的にはルファ・ファルケンスレーベン
⇒隼人と付き合う事になり、隼人を王国に縛らない為に王国を辞めようとする。
しかし形なくとも皆の心に王国がある事を知ったので王国を続ける事に。
+国友 澪里:地元の名家の娘、天才肌だが人付き合いが苦手で友達が殆どいない
⇒自分を変えたいという澪里に付き合っている内に互いに好きになって恋人に。
父との確執、モデルの仕事の悩みなどあったが共に解決していき未来へ歩んでいく。
+実蒔 希:学園の理事長の孫、おっとりした性格で昆虫が好き
⇒希大好きな付き人に妨害されつつも恋人に、これからの事を考える事に。
隼人は家庭菜園の延長から農業を、希は隼人を支える事にして、2人は結婚するのだった。
+樫村 操:幼馴染でパン屋の娘、意外にも決めたら梃でも動かないタイプ
⇒操と付き合う事になるがその事が原因で瑠波が距離を置こうとする。
しかし無事に解決、そして操も王国の国民になるのだった。 ◎共通
猫宮市にある小さな王国、ファルケンスレーベン王国の女王の晴華瑠波(瑠波)。
没落して国民は3人、残る2人の諌見隼人(隼人)と隼人の母の芳乃。
隼人は友人でパン屋の娘の樫村操(操)と瑠波と共に学園へと向かう。
放課後はクラスメイトの国友澪里(澪里)と共に学生会へと向かう。
そこで学生会長の風峰涼香(涼香)のせいで学園に居座る猫を探す事になった。
その途中で見知らぬお嬢様と会うが、すぐにお嬢様とは別れる事になる。
夜、涼香から猫を一時的に預かる様に言われ、断ろうとするが瑠波が許可を出す。
翌日、学園の前に理事長の実蒔小太郎(小太郎)の車が止まっているのを見かける。
そして猫は涼香が飼い主になってくれるのを探しているが上手くいかない。
澪里が可愛がっているので推薦するが、何故か澪里は了承してくれない。
そして猫を探している時に会ったお嬢様、実蒔希(希)が転校してくる。
翌日、王国の維持費の為に芳乃が招いたモデルが瑠波に会いたいと言う。
隼人が断ると、辻賀崎弘実(弘実)が来たと伝えて欲しいと言われたので伝える事に。
すると瑠波が弘実の元に向かう、弘実は王国の旧友で名誉国民らしい。
半年ほどいたらしいが昔の弘実は人見知りが激しかったらしく隼人は知らなかった。
そして翌日、澪里から弘実がモデルの先輩で数少ない友人である事を聞く。
瑠波と澪里の共通の友人が現れたので隼人は瑠波と澪里を友人関係にしようと考える。
今までも色々と友人の少ない2人をくっつけようとしていたが上手くいかないでいた。
が、その前に委員長として弘実を頼まれた澪里を手伝う事にする。
その過程で実家を含む慣習などに縛られた物を嫌う澪里との関係が少し良くなる隼人。
そして無事に澪里と弘実の関係も良い感じになり、お次の問題は預かっている猫。
瑠波は猫アレルギーで早い所誰かに貰って欲しいが、中々見つからない。 だが瑠波の頑張りを見て、澪里が両親を説得して引き取る事になった。
そして澪里が希に街案内を頼まれたので付き合う事にした隼人。
その後、瑠波が弘実を連れて巡幸するというのを聞き、良い機会だと考える隼人。
翌日、5人で猫宮市を巡り、そして瑠波と澪里も無事に友人関係になる。
ある日、瑠波が何故か色々と1人で頑張り始めて何事かと思う隼人。
聞いてみるときまぐれと答える瑠波だが、弘実が一人暮らしだった事に影響された模様。
それ以外にも理由はありそうだが瑠波は教えてくれなかった。
◎晴華瑠波
何だかんだで瑠波の頑張りは続き、いつか自分がいらなくなるのではと思う隼人。
隼人を手伝う瑠波の姿を見て芳乃は夫婦みたいだと言うが、瑠波はそんな事ありえないと言う。
そして夏休みには弘実と出かける事が多くなり、一人残る隼人に瑠波は彼女でも作ればと。
それを聞いて自分がどうなろうが瑠波には関係ないのだと思い落ち込む隼人。
ある日、操と出かけた瑠波が帰ってこない、操に電話し瑠波とは既に別れたと理解。
急いで瑠波を探しに行き無事に発見、しかし瑠波は来てしまったのかと言う。
何故公衆電話でも何でもこちらに連絡しないのかと聞くと隼人が来るからと言う瑠波。
いつか隼人だっていなくなるのだから、自分は一人で頑張らねばならないのだ。
最初は何も返せなかった、でも瑠波と帰りながら隼人はずっと傍にいると答える。
それから瑠波は隼人を避ける、芳乃に話すと、隼人の態度が瑠波には重荷だと言われる。
そして友人達との海水浴、そこで1人になった所でナンパされた瑠波を助ける隼人。
そこで瑠波から自分は隼人にとっての何かと聞かれ、隼人は瑠波が好きだと自覚。
そして告白、実は瑠波も隼人を好きだったので受け入れて無事に恋人になる。
それからイチャイチャするが、進路希望の話なり隼人は特に何もないと答える。、
冗談めかして王国の執事と言うと、瑠波は隼人にこれ以上王国に関わってほしくないと言う。 隼人が瑠波の為に王国の民になってから、瑠波はずっと隼人が王国を去る事を考えていた。
瑠波は公的に存在しない王国など信じていなかった、でも母を失い道筋を失った。
そこで隼人が瑠波の為に王国の為に色々となってくれて、王国を演じる事を選んだ。
これまでは良かった、しかし隼人が進路希望に何も書く事がないと聞いて恐ろしくなった。
王国を演じる自分に隼人の一生を付き合わせるのではと、それは自分の無能が原因ではと。
だから頑張って来た、そして隼人に自分の為に王国に留まって欲しくないと言う。
何故なら隼人は瑠波にとって神聖にして侵すべからざる存在であるから。
隼人が王国の為に色々な者になってくれると答えた時、何よりも輝いており好きになった。
それからずっと好きな隼人を王国に縛り付けたくないと思っていたから。
そして隼人と共にいる為に王国を演じる事を辞めるという瑠波。
その為に王国の法的な根拠である書類を見つけ、そこに記入して大使館へと提出。
しかし数日経って反応無し、芳乃は書類に歴史的証拠以上の価値は無いと言う。
インディアンがニューヨークの土地を白人に売っていないと証明されても変わらない様に。
そして瑠波に簡単に王国を辞められるかしらと芳乃は言うのだった。
王国を辞める事を弘実に電話で話した瑠波は反対されて喧嘩になる。
隼人が一人で弘実に会い、そして弘実が王国と関わる事になった話を聞く。
子供に関心無い両親、虐めとそれを止めない担任、そこから瑠波は救い出してくれた。
弘実にとって良い物の象徴である事を知るが、弘実は瑠波の気持ちも分かるので反対しないと。
帰宅後、電話で弘実が王国を辞める事を反対しないと聞いた瑠波。
しかし反対していると感じる瑠波、隼人は王国は実態ないが何かはあったのだと答える。
弘実の様に皆が王国に何を見ているか知るべきだと考える瑠波と隼人。
猫庭の住民に王国、というか先代である母の真理亜の話を聞きながら野良猫倶楽部を知る。
夜、芳乃に野良猫倶楽部に関して聞くと、芳乃も一員である事を知る。
話さなかったのは王国好きな存在がいる事を瑠波に話してしがらみを持たせない為。 それでも瑠波は王国を辞める事に、その前に野良猫倶楽部を王国に招待する事に。
その為に飾り付けようと考えた隼人と瑠波は以前涼香が贈ってくれた鉄の花を思い出す。
猫の一件でのお礼に贈って貰ったそれを飾ろうと思い、製作所に電話。
そこが涼香の実家で、そこが潰れそうで、涼香も学園を辞める事を知る。
その事を涼香に聞くが既に諦めている模様、しかし瑠波は奥底では助けたいと思っていた。
隼人の後押しで頑張ろうとするが何も出来ず、涼香からも助けなくていいと言われる。
出来たのはせいぜい注文の量を増やす事ぐらいであった、そして野良猫倶楽部を招待する日に。
そこで隼人は注文した、鉄の花と同じ技術で作られた王国の象徴を良いタイミングで出す。
鷹と猫のオブジェ、それは会場に来ていた野良猫倶楽部の皆の興味を引いた。
隼人としては少しぐらい力になればと思っていたが思った以上の成果となった。
これで涼香の実家の工場は何とかなりそうだった、そして瑠波は理解するのであった。
何とかなったのは作品が良かったから、でも人が王国に集まらねばこの結果は無かった。
ありもしない王国が涼香の実家を救う事になったのだ、そして瑠波は皆に宣言する。
王国は皆の心の中にあり、それは独りでは出来ぬ事を可能にする、王国はここにあるのだと。
それから月日が経ち、ついに本当に瑠波が王位を継ぐ前日となった。
これからも困難は尽きないだろう、だけど皆となら、王国は始まったのだ。
◎国友澪里
テスト勉強したりしながら何だかんだ澪里との関係が深まっていく隼人。
澪里が瑠波と弘実の仲に関して何か思ってたり、モデルの仲間と上手くいってない事も知る。
そしてある日、澪里から今までの自分から変わりたいから協力してくれと言われる隼人。
その内容は恋、夏休みの間だけの恋人の振りをする事で変わろうと言うのだ。
余りにも不器用で正直な澪里に隼人は許可、そうして夏休みの間だけ恋人となる事に。
と言っても2人の時に名前で呼び合い、後はメールと電話をするくらいの付き合い。 それだけでも隼人は澪里が誰かに心の裡を明かしたがっているのではと思う。
そして澪里の事を知りながら少しずつ好きになっていく隼人はデートに誘う。
そしてその帰り、澪里の父で澪里が良く思っていない健一と会うが普通の人だった。
再びデートの日、瑠波から国友家である澪里との恋愛は順風満帆ではいかないと言われる。
デート中、澪里からどうすれば恋人に見えるか聞かれるが判らない隼人。
すると澪里はキスをしようと言い隼人にキス、そしてその日は澪里と別れる。
帰宅後、まさかの事態に混乱した隼人、流石にどうすればいいか分からなかった。
それから3日後、連絡をしてなかった澪里が急に家を訪ねて来て大人にしろと言う。
何やら混乱している澪里、説得しようとするがそれならどうしたらしてくれるからと聞かれる。
澪里が本気で好きなら、そう答えると澪里は好きでもない相手とはキスしないと言う。
澪里も色々と付き合ってくれる隼人を好きになっていたがそれを伝える事が出来ず、
キスすれば恋人だと思って貰えると思ってしたが、その結果が連絡が途絶えてしまった。
そしてどうすればいいか悩み、色々と失敗が続き、今回の事に至ったのだと言う。
澪里の気持ちを知った隼人は澪里に正式に告白、そして2人は恋人になる。
それから数日後、澪里が家に帰ってないという電話を操から受け取る。
そして集めた情報と澪里との電話で居場所を推測、澪里は夏休みの学園の中にいた。
何があったのかと聞くと、バイト先のモデルが父の影響下であった事を知ったのだと言う。
確かに仕事に対して甘かっただろうし、凄く熱心かといわれればそうでも無かった。
だが仕事に対してきちんと向き合っているつもりだったが、全ては父の掌の上。
澪里にとって不都合の無い様に操作されていた、それを立ち聞きしてしまった。。
そんな澪里を隼人は家に誘い、同じ屋根の下である瑠波も許可してくれる。
澪里を回収したのが夜遅かった事もあったので、これからの事はその翌朝に話す事に。
国友と王国の中は今でこそマシだが以前はかなり険悪、というか一方的に嫌われていた。
現当主はそこまでではないが何かあるかもしれないから気を付けろと芳乃に言われる隼人達。 とりあえず公然の噂として澪里が王国にいる事を広めて時間を稼ぐ事はした。
後はこれからどうするか、とりあえず真実を確認する為に隼人が国友家に向かう事に。
とりあえず健一の親バカと、仕事は事務所の方が勝手にしていた事が判明した。
もしかしたら健一は事務所が勝手にすると分かっていたかもしれないがそれは置いておく。
ともかく澪里が最初から健一と向き合わなかった事が原因と相談相手の瑠波が答える。
その事を澪里に聞きに行くと、澪里自身が健一と話そうと思っている事を知る。
澪里から尋ねるつもりがその前に健一が王国を来て、澪里は健一と話す事に。
だが話し合いは健一が主導権を握った形で終わり、澪里は家に帰る事になった。
そしてその夜に電話で澪里はモデルを辞めて、将来は国友家を継ぐかもと聞く。。
同席していた隼人と瑠波は健一がその様にしたのではと思うが芳乃は否定。
健一は家を継いでくれれば良かったがそうじゃなくても良かった、食わせ者であると判断。
それを聞いて隼人は澪里に電話、会話しながらモデルを辞めるのを先延ばしにしていると思う。
そこで一計企てる、だがそれは瑠波との関係が変わってしまう事だった。
内容を聞いた瑠波は隼人を王国から解放を宣言、そして隼人は王国民ではなくなった。
そして隼人は澪里の元へ、そして隼人は何も言わずに澪里を連れ出して遠くへ向かう。
事情を聞いて来る澪里に猫宮から離れる事を告げる、そして何処かに行こうと。
澪里もこのままでは以前より縛られてしまうと、好きだから連れて来たと説明。
隼人を説得しようとすつ澪里だが隼人はのらりくらりと躱していく。
そしてついに澪里の思いを引き出していき、モデルへの想いも引きずり出す。
本当は色々と悩んでいて、都合の良い健一の言葉に乗っかって逃げ出した事を。
想いを叫びながら澪里は逃げていたこれからからちゃんと向き合う事を決める。
そして隼人が自分の為に今回の事をやってくれたのだと気づき感謝する。
だが隼人も将来を考えてなかったと、これからは一緒に考えようと澪里と約束する。
それから、澪里はとりあえずモデルを続ける事になり、モデル仲間とも仲良くなった。 そして隼人と澪里は共に未来に向かって歩んでいくのだった。
◎実蒔希
夏休み前、試験の時期になり希の提案で勉強会をする事に、場所は希の家となる。
そこで希の家庭教師で小太郎の秘書、堀内響子(響子)がマゾでレズな人物であると聞く。
ちゃんと勉強するのも目的だが、響子が気になるので全員で参加する事に。
そして当日、実際響子が希に対してのみだがレズでマゾな一面を持っていると知る。
その後、希の部屋で勉強する予定だったが、希のペットの蜘蛛に怯える女性陣。
という事で勉強は別の部屋で、その後で虫好きな希は皆に虫の名前を使ったあだ名を考える。
しかし普通に呼んで欲しいので皆は遠慮するが隼人は希の為に受け入れる事に。
そしてテスト後にも希の家に皆で集まってお弁当を披露しあったりして楽しむ。
希の家、というか屋敷は猫宮市ではないので皆で楽しめる機会を喜んでいた。
そして夏休み、希に誘われて瑠波と操と一緒に屋敷に行ってまた勉強会。
その途中で昆虫が好きな希だが蜘蛛だけは特別だと思って、その事を聞いてみる。
希は考えもしなかったと答え、自分の事に気付かせてくれたとまた来てと隼人に言う。
という事で1人で屋敷に誘われる隼人、それを知った希大好きな響子は妨害を企てる。
しかしちょっと抜けている所もあるのでそちらは問題無し、そして希と小太郎と仲良くなる。
翌日、Kという人物から手紙で呼び出される隼人、そこにいたのは小太郎と響子だった。
響子はちょっとした誤解があり隼人と希が男女の仲になったと誤解していたが無事に説得。
その後小太郎と2人きりに、そこで希に将来の事を聞いて欲しいと言われる。
後継者とかではなく1人の祖父として希を気にしているらしい小太郎。
だが隼人は聞いた事を黙って希に教えると悪いと答えると、聞くだけで良いと。
そして隼人が頼まれた理由は希が隼人を特別に思っているからだと小太郎に言われる。
色々と悩んだ結果、隼人は希に会って小太郎との会話を教える、そうした方が良いと思って。 すると希は隼人を特別だと思っているがどう特別かは自分でも理解していないと答える。
そして互いにどう思っているか考えるか答えは出ず、将来の話も併せてまた会う事に。
数日後、互いに好きと自覚して恋人に、そして将来に関して隼人は農業を選択。
趣味の家庭菜園からの延長で、小太郎からも認められて害虫駆除とかで虫とも関わるので。
そして流れで隼人は希が自分の事を虫に例えるなら何かと聞く、ちなみに隼人はカブトムシ。
希は蚕と答える、人の世話が無ければ生きていけない、蜘蛛の様に自活できる強さは無いと。
それを聞いた隼人は蚕の野生種のクワゴになれないのと聞く、クワゴの様に自活できる存在に。
ちょっとした事で希だって強くなれる、そう言われた希は隼人が好きだと言うのだった。
響子には最初恨まれるが、寝取られに目覚めたと言って付き合いを認めてくれる。
付き合いながら将来の事を考える希、そして希は隼人を支える事を選ぶ。
その上で結婚したいと、隼人は希が変わる為に実蒔家を出ようと決意してると考える。
最初は反対していたが希の意志を知り隼人も受け入れる、そして帰宅後に瑠波と芳乃に話す。
すると瑠波は隼人を王国から解放を宣言、そして隼人は王国民ではなくなった。
それから自分の考えを家族に伝える希だが当然反対、まずは農家での住み込修行する事に。
そうして2人過ごしていると小太郎がやって来て、隼人に実蒔家に入れと言う。
独り立ちの為に隼人の元に来た希、でも共に修行しながら希は以前よりも強くなった。
なので隼人は小太郎の申し出を受け、そして流れ流れて結婚式の前日になる。
隼人と希は屋敷の庭にいた、神聖にして侵すべからず、希の庭であり希の世界に。
そこに希のペットの蜘蛛がいた、蜘蛛はまるで2人を見定めるかの様にした後に去った、
2人は成長して外の世界に飛び出す希への別れと、祝福を告げに来たのだと思った。
◎樫村操
ある日、瑠波が何故か色々と1人で頑張り始めて何事かと思う隼人。
心配な隼人を見て操が瑠波の面倒を見る事に、代わりに隼人が勉強を見る事に。 そんなこんなで操と親しくなり、幼馴染の操の女性を感じたりする。
ある日、操の所属するバレー部の一名が軽い怪我、直近の試合に出れなくなる。
バレー部は弱小だが不戦敗は嫌、という事で補欠だった操が出場する事になる。
少しでも上手くなりたい、というか試合の時の心の支えにする為に特訓する操。
それに付き合う隼人、頑張っている操を見て何か贈り物をしたいと考える。
試合の前日は身体を休める為に試合2日前、特訓最後の日に時間をかけすぎて夜遅くなる。
朝早い家族を起こしたくない操を屋敷に泊める事にした隼人、そこで操の裸を見る事故が。
いつも以上に意識する隼人だが、操は今のままの、友達の関係が良いと言う。
お互いに意識すると離れる様な気がして、そう言う操に隼人も受け入れる事にする。
翌日、隼人は操への贈り物を友人に相談中、自分が操を好きなのだと自覚。
そして試合の日、やっぱり試合は負けたけど操が頑張ったので隼人には関係なかった。
試合後、隼人は操を学園の庭に呼び出して贈り物を渡す、シロツメクサの首飾りだった。
勇気を貰ったと操は隼人に告白、以前友達でいたいと言ったのは壊れるのが怖かったから。
でも贈り物を操だけだと贈ってくれたから、隼人も告白して恋人になる。
そうしてゆっくりとだが一層仲を深める隼人と操、しかし何故か瑠波が操を拒絶し始める。
落ち込む操に何事かと思う隼人、そして数日後に何とか瑠波の考えを引き出す。
操はパンを作るのが好きで、もし家を出たとしても将来はパン屋になる事は必然的、
そして隼人がそれを手伝わない事はない、つまり将来隼人は王国を出て行く事になる。
3人のうち、2人が深い仲になれば1人が余る、そして王国以外の全てを捨てそうな瑠波。
翌日、操に相談、話し合いの結果、瑠波と共に何かすれば考えを変えられるのではと考える。
皆がいるので瑠波が1人ではいれないと自覚させれば、そこで王国の庭に石窯を作る事に。
以前、王国にはあったという話を聞き、操とやるにはピッタリの内容でもあるからだ。
まずは普通に瑠波を誘うが、頑固な瑠波は誘われながらも勝手にやれと言うだけ。
しかし石窯作り当日、ついに操の説得に瑠波も顔を出すのであった。 そして瑠波は隼人にだけに本心を明かす、瑠波は本当は隼人が好きであった事。
自分は王国の最後の住人で隼人はいつか出て行くから妨げてはいけないと、
だが心地良さから踏ん切りがつかず、それでも未練たらしい心持を組み伏せて決心。
しかしその決心も操と隼人達が無にしてしまったと、だからこれからよろしくと。
そして無事に石窯は完成、そしてそこで焼いたパンを王国パンとして売るという話になる。
その時は冗談だが石窯で焼いた操のパンは実際に両親に褒められてやっては、という事になる。
そしてその話を瑠波に、瑠波は操が国民ではないから王国パンでは無いなと冗談を言う。
すると操は国民にしてと、しかし瑠波は黄昏の王国に国民を縛りたくないと反対。
しかし操は縛られたのではなく選んだだけと説得、隼人の同意もあり瑠波は受け入れる。
それからしばらくして涼香が王国に越してくる、実家の工場が破産したらしい。
瑠波は涼香と犬猿の仲に近いが受け入れたのは、操を国民にして変わったからと思う隼人。
そして隼人はいつか操とレストランを開く夢を語り、操も賛同するのだった。 ◎星華NOMALEND
星華に何故手伝うのか聞かれ好意では無く純粋な親切心と答えると、
星華が一人で何とかしようとするがどうにもならず退学目前まで追い込まれる。
部屋で自暴自棄になっていた星華だが、進矢のお陰で少し立ち直る。
しかし星華の現状は変わらない、だが偶然出会った陽太の案で署名を集める事に。
署名は無事集まる、しかしそこに進矢と星華の関係について疑いが来る。
恋人の為に他の生徒を巻き込んでいるのではと、進矢はそれを肯定する事にする。
それにより周囲の注目を集めてタマの力で幸運を集める為に、
それに星華の事が本当に好きだから、進矢は星華に告白するのだった。
学園では厳しく見られる、だから卒業しろと星華は言い、あたしの男と名乗ったのだから。
結局、運を集めきる事は出来ずに進矢達は不幸のまま、星華は卒業して難関大学に合格。
後1年、共に過ごす日を夢見て進矢達は歩き続けるのだった。
※まとめの星華√に関して
GOODEND√の場合、星華が退学にはなりそうにはならず、署名集めもしない。
だがミスコンは出来ない=文化祭も運営出来ない、という悪評が星華に付きそうになり、
結果として特待生剥奪まではなりそうになる。
ミスコン開催取り止めの理由も、
『女子寮で不審者が出たのにそれを侵入させる企画は駄目、不謹慎』というもの。
タマが見えないのは星華が名凪家で、タマが名凪家に対して拒絶がある為。
タマは玉依となった少女達の影響を受けており、その何人かは名凪家を恨んでいる。
というのも玉依の儀で生贄の少女を監視したり、実際に殺すのが名凪家だったから。 ◎莉都NOMALEND
タマの依り代を見つけられないと、莉都が自分を犠牲にしようとする。
進矢は昔の約束で死なない様に約束させるがそれでも犠牲になる事を選ぶ莉都。
最後に私を頼むと言って、そうして莉都は生き残ったが幸御魂を失った。
人の心は4つの魂で出来ていると言われており、幸御魂は慈愛に関わると言われている。
今の莉都は人の情が失われて別人になっており、特に進矢には厳しい。
それでも進矢は離れない、莉都との約束をあるのだから。
昔を思い返す進矢に今の莉都は私は私と言う、その言葉に全て込められているのではと思う。
一つの話が終わった、これから進矢は新しい道を歩き出す、いつまでも莉都の傍で。
◎その他のEND
小夜璃NOMAL⇒莉都に協力してもらえないと小夜璃との恋人になる前にタマが消える。
和奏NOMAL⇒ソフト部に関して話し合わないと、和奏との関係が遠ざかってしまう。
クラウスBAD⇒恋愛話で男好きを宣言すると、気が付くとクラウスと仲良くなっていた。
白雪NOMAL1⇒白雪の事を後輩として好きを選ぶと特に関係も進展せずに終わる。
白雪NOMAL2⇒白雪の運を戻さないでいると、進矢達の卒業目前で白雪が黙って留学。
大学進学後、月光館で進矢は白雪が残していた物を偶然見つける。
そこには一緒にいた時には一度も言わなかった進矢への想い、好きと言う言葉が書かれていた。
そして進矢はいつか白雪との再会を願うのであった。
※白雪√に関して
白雪√でタマが白雪にしたのは幸運を与えたのではなく、運の流れを正常に戻した。
他の幸運を全て捨ててでも自然に止まるその時まで心臓を動かし続ける状態、
進矢と莉都は紀子の想いがその様な状態への幸運操作を行ったのではと考えている。
その状態をタマが元に戻したので恐らく10年後に白雪は死ぬ。
(白雪は心臓移植しても10年しか生きれないと言われていた これで現在書き終わっている、
MagicalMarriageLunatics!!
うそつき王子と悩めるお姫さま
見上げた空におちていく
鬼ごっこ!
幼なじみは大統領
神聖にして侵すべからず
コンチェルトノート(追記)
まで完了、250スレ以上も付き合ってくれて感謝
まとめは誰か頑張って...
>>67,234,235,297,298
サンクス
>>298
今回は追記コンチェルトノート込みで20
今までに上げたのも含めると追記込みで全部で62
3桁を目標に今後も上げていく予定 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています