ゲームはわからんが
@「読む」という行為そのものが物語を変容させていくような仕掛け
A物語の体裁そのものが、ジャンルやまさに今展開されている物語へのある種の皮肉とか自虐になるような構造


そういうロミオの作劇手法を吟味するヒントになりそうな本をいくつか挙げることならできる
軽いところから行くと
筒井康隆『文学部唯野教授』
筒井康隆に度々言及するロミオのことだからこれはまず間違いなく読んでる

選民系スノッブにぜひおすすめなのが
イーザー『行為としての読書』
デーレンバック『鏡の物語』
ジュネット『フィギュール』
この三冊は攻撃力が高い上に積ん読インテリアとしても良いオカズになる

強いてギャルゲーで言うとロミオより後発も
『ドキドキ文芸部!』という海外ゲーはまさに@の仕掛けを持った良作だし
何よりタダで遊べちまうんだ
文芸部は歴戦の猛者だらけのこの板では釈迦に説法かもしれんが