石破が語る「真の保守政治家」
石破 残っているものにはそれなりの合理的理由があります。
その意味で日本の歴史、伝統、文化を大切にする思いが保守の基本にあっていい、と思います。
しかしだからといって、排他的になるべきではありません。
形のない思いを守っていくためにこそ、異なる主張を受け止めていく寛容さが必要なのです。
人間も人間社会も完璧ではない。必ず間違いを犯す可能性がある。
だからこそ、自分たちだけが正しいと思わず、常に異論、反論に耳を傾けるべきだ、
ということになります。
つまり、保守とは、相手の言う事を聞く柔軟性と寛容性、受け入れる度量、
あるいはお互いに納得いくまで説明する努力をするという佇まいのことです。
それはある意味、リベラルに共通するものがあります。
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