0169fusianasan
2015/07/26(日) 14:31:34.15アルトが伺うようにシェリルに視線を送ると、彼女はにっこりと微笑んだ。
それを諾と受けたアルトは、食べちゃいたいご馳走の早速ラッピングを外しにかかる。
「この真ん中のリボン、単なる飾りじゃなくて、解けるんだな。
これ着てたら、時間かかったのか」
つーっと指先でリボンをゆっくり引っ張って解くアルト。
「俺のために着てくれたんだよな?」
確かにアルトがドキッとしてくれたらいい、可愛いと思ってくれたら嬉しいと思ったけれど。
欲情モードの入りつつあるアルトに魅惑的な微笑みを向けられて、シェリルはなんだか恥ずかしくなった。
すくっと立ち上がるとシェリルはリビングの出入口へと向かった。
「ほら、洗濯、してらっしゃい」
恥ずかしくてアルトの顔は見れない。
「ベッドルームで待ってるわ」
お楽しみの時間は、明日、アル誕にお祝いとして投下します。