0261fusianasan
2016/11/15(火) 13:48:02.56確かにぞぬはむっちりむちむちだな
昼のニュースで狩猟解禁とか話題になっていたが
あまりにもふくよかでむっちむちなケモたちが今時分に山に行くのは危ないな
よし、暫くはきつみはも外出禁止な
どこで狙われるか判らないぞ
「俺より俺くんの方が危ないんじゃないかな?
体も俺よりアレだし、普段から着ている服も黒っぽいのが多いし
うっかり山に行ったら熊に間違われるんじゃない?もっと明るい色の服を着れば?」
うるせえ・・・俺は明るい色は似合わないんだよ、昔着た事もあるが・・・orz
今日もどこからかピーヒャラピーヒャラドンドンチャッチャッとお囃子の練習の音が聞こえてくる
俺にいる地域はわりと神社のや地域の祭りが多いそうで、その度にきつみはは楽しんでいる
「ピーヒャラピーヒャラ・・・トントントン・・・ピーヒャラピー・・・あれ?音程が外れた」
「なんだ?お囃子を覚えたのか?」
「うん、だって聞いているだけで楽しいもん」
お囃子に使われている篠笛の音は、きつみはには心がざわめくのだという
練習の音が聞こえてくるときつみははそわそわ仕出す
黙ってみていると、立ち上がり、うろうろしだし、しまいには踊りだしてしまう
それも人間のそれではなく、きつねが跳ねるかのように独特の動きで踊るのだ
きつみははそれを「すっごく、たのしいっ!」と言う
だけど不思議な事がある
きつみはがこのように踊るほど心待ちにしているそれは近所の神社の祭りだけなのだ
他の祭りでは踊りだすほどではない
「俺も何でか判らないけど、なんでだろうね?」
「そうだな・・・あそこの神社は御稲荷様だからキツネつながりで、だったりしてな」
きつみははそうかな・・・と考えているが、考えているうちにまた聞こえてきたお囃子で踊ってしまう