きつみはもふもふふもふもふ
今日は同調性が大事、と解釈した
だから俺ときつみはでのんびりダラダラしていようや
あ、抜け駆けは駄目だぞ、ちゃんと俺と一緒で行動するんだからな
食事も昼寝も散歩も一緒だぞ、風呂は・・・無理だが、トイレは一緒できるよな
「それはもっと無理 俺くん変態くさい」
え?そうか?俺としてはそれが一番楽し・・・ゲフンゲフン
なら他の事はできるだけ一緒にしような、よし、初めに一緒にご飯を作ろうか
運気がアレな今日だからこそ、美味しいものを沢山作ってたらふく食おう!
作るのはもちろん、稲荷寿司だ!!

「全員集まったな・・・」
とある狭い一室で、俺は彼らを前にしていた
突然の呼び出しに驚いたり動揺したりしている感じがあるが、それも仕方がない
「あ、あの・・・呼び出しって何かあったんですか?」
端にいた一人が俺に質問してきた
「うむ、実は確認させてもらいたいことがあって来てもらった 全員壁に沿って並んでくれ」
俺の命令に彼らはおどおどしながらも言われた通りにする
その前をゆっくりと歩いて観察していく俺は、どう見えるだろう?
おどおどビクビクした彼らを眺めていると実に・・・楽しい・・・だが今回は確認しなければならないことがあるのだ
「では目を瞑って言われるまで開けない様に 何があってもだ」
全員がギュッ!と強く目を閉じた
フフフ・・・いよいよ楽しい時間の始まりだ
俺は立っている彼らの体をじっくりと眺め、そして・・・
「うわっ!」「ヒャア!」「う・・・ううう・・・」「ら、らめえ・・・」
ああ、この触り心地、このモフモフ感・・・そしてこのたぷたぷな肉
・・・
「や、やらあ・・・そんな所揉まないで・・・」
「最近、お前たちが食べ過ぎて太っているとの知らせがあった
だから確認させてもらっているのだが情報は確かな様だな 何だ!この肉は!秋とは言え、食いすぎだお前ら!」
ヒイ・・・とおびえるケモミハたちの健康管理は俺の大事な役目だ
もっと全身くまなく調べまくってやるから覚悟しろよ!この食いしん坊どもが!