段々と調子が上がってきているな、きつみは
常日頃のお前の頑張りを見ているから俺も嬉しいよ
でもそろそろ疲れがたまっていないか?
よしよし、今日は何か美味いものでも食って体を休めような
俺特製の鍋にしようか
野菜と肉をたくさん入れてやるよ

断れないぞぬ その2

ぞぬは断れない
いや、断らないのではないか、と思うときもある
他人に頼まれるとNOが言えないのはとても辛い事ではないのだろか
だがぞぬはそんな気配はまったく見せず、今日も頼まれごとをハイハイと引き受けている
「ぞぬ、買い物にいってきてくれ」
「ちょっとこれをどこそこに持って行ってくれないかな」
「あ、これ、手伝ってくれよぞぬ」
今日も次から次に頼まれごとをされている
そのぞぬが最近、むっちりふっくらとしてきた
「ぞぬ、もしかして太ったか?」
「う、うん・・・食べ物をくれる人がいて でもすごく美味しいんだよフヒ!」
ぞぬに頼みごとをする輩は多いが、美味いものをご馳走する者はそうはいない
ぞぬが喜んでいるならそれでいいが・・・この太り方はちょっと・・・
もしやぞぬ、誰かの変なプレイに巻き込まれてはいないか?
ターゲットに食わせて太らせて、好みの体型になったらおいしくいただく
脂肪が付いたらぞぬの胸の乳首もぷっくり出っ張るのだろうかとか・・・
ぞぬよ・・・少しは危機感をもってくれ・・・