0817fusianasan
2018/12/19(水) 15:53:09.84ちょっとずつでいいから浮上していこうな
ところでだ、ぞぬよ
またまたふと・・・いや、ふくよかになったんじゃないか?
これが冬仕様とか言われるとそうか、としか俺は言えないが
ということは、俺は年中冬仕様な体なのだろうか?
でもな、脂肪が厚い方が何かあったときに衝撃から体を守れると思うんだ
体脂肪は友達、怖くない、だよなハハハ
そしてまた、きつみはに白い目で見られてビクンビクン!としている俺がいるのであった
変態じゃないぞ!!
>>789
そしてその日は突然訪れた
その日も任務も終盤に差し掛かり、部活後の夜の道を徹底してモブを演じて歩いていた
「それであれ、どうなった?」「いやー、やっぱり駄目だったよアハハ」
傍から見れば学生の友人たちがその日にあったたわいない事を話しながら歩いているとしか見えない
俺田の教育のおかげもあってか、俺もちゃんとモブに徹した行動が出来るようになっていた
俺たちの少し前にはやはり部活帰りの学生二人が自転車を押して話しながら歩いている
とある曲がり角でそのうちの一人が別れ、暗い道に一人だけになった
「・・・自宅までもう少しですね」「ああ、油断するなよ」
残った一人は自転車に乗らずに、そのまま徒歩で帰宅するようだ
自宅まで二区画くらいしかないという近さがその理由だろう
「よし、次の横道にも人影はなし」「今日も大丈夫でしたね」
今日も無事だった・・・安堵する思いで任務を終えようとしていた俺たちに、それは突然やってきた
ヒタヒタ・・・ヒタヒタヒタ・・・
どこからかひそやかな音が、それもものすごく早い速度でやってきた
訓練されたものでしか気づくことが難しいそれは明らかに人の足音だ
「きたぞ・・・お前は守りに付け 俺が奴とやりあう」
小声で早口に俺に伝えると、俺田は足音が向かう方向に先回りして正面から対峙する
ヒタヒタという音は俺田の前でピタリと止まる
「お前か・・・」
足音の人物は搾り出すような異質な声をしたかと思うと、俺田と俺に向かってすさまじい殺気を放った つづく