【去勢】男性器切除小説スレ【チン切り】
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0001名無しさん@ピンキー2010/03/08(月) 13:42:53ID:Capmbim5
スレタイの通りです

例えば宦官や割礼など

荒らしはスルーでいきましょう
0098名無しさん@ピンキー2010/06/26(土) 10:41:27ID:N90UJP71
…実際にそういう事件ってあるから、ドン引きするとです。
0099名無しさん@ピンキー2010/06/28(月) 07:25:53ID:YO5vJ26t
>>96
実は、そういう話を思いついて草稿を書いてみたことがあるんだけど、書いていてなんだか
殺伐とささくれ立った気分になってきたので、「こりゃやべえ!!」と思って捨てたのです。
0100名無しさん@ピンキー2010/07/03(土) 08:24:51ID:81de3uTT
>>99
もったいない! フィクションだかノンフィクションだか曖昧なリアルに人間の狂気とエロと愛とが混ざったのが読みたい。その象徴としてのチン切り……みたいな。
……自分じゃ書けないなorz
0104名無しさん@ピンキー2010/07/16(金) 21:41:34ID:g/SQveOm
流行るべきジャンル
0106名無しさん@ピンキー2010/08/02(月) 11:32:22ID:+emVXfun
この属性を持つ人がごくまれだから・・・
供給する側はもっとまれだから…
0107名無しさん@ピンキー2010/08/03(火) 01:37:28ID:+27LZfyW
Aroused 1966
って動画落ちてたけど、作品の正式タイトルはなんというやつですか?
蔦谷でかりれたらと思って。
0108名無しさん@ピンキー2010/08/13(金) 20:21:10ID:9/ru2uPX
>>105>>106
今は、新人さんが気を吐いておられますが、前から書いている方は皆、充電中もしくは
ネタが出ない状態のようです。
0112名無しさん@ピンキー2010/08/29(日) 09:25:24ID:YnADnJYi
切り取ってやれーイッ!!!!



0113名無しさん@ピンキー2010/09/04(土) 19:54:29ID:4QwcAmfZ
愛のコリーダ・・・
0115名無しさん@ピンキー2010/10/05(火) 16:14:22ID:uGknwCxa

ヘテロは全員、去勢してやれば、下劣下等な性犯罪防止に役立ってイイだろうゼッ!
分かったナッ!!!!!



0117名無しさん@ピンキー2010/10/06(水) 10:27:46ID:f9+SsPCf
このスレッドは終わりました。
もう書けないので、早く潰れてくださいです。。。
0118ムァリ〜ナァVSセ〇スチャン2010/10/06(水) 14:09:51ID:Kf6fWy4N
ンモォォタルェェェアアアアアア!!

デンデンデ、デデンデ、デ、デ、、デデデンデンデンデンデンデンデンデ、デデンデデン!!
0119ムァリ〜ナァVSセ〇スチャン2010/10/06(水) 14:16:16ID:Kf6fWy4N
一方的に
糞執事の股間を攻めまくるミレーナ!

ミレーナ「ンハ!ンハ!ンハハハハハ!」

糞執事「ンギャ!ンギャ!ンギャ!ンギャアアアアア!!!!」

弱ったところで糞執事を後ろに向かせると
お得意の短刀を取り出し画面のプレイヤーに向けて強調すると刀を勢いよく糞執事のケツに突っ込む!!!!

Σ糞執事「アギャアアアアアア!!!!」

糞執事はホモなので本望であろう
0120ムァリ〜ナァVSセ〇スチャン2010/10/06(水) 14:37:40ID:Kf6fWy4N
糞執事の尻から刀を勢いよく引き抜く!もちろん
リアルを追求した格ゲーなので刀に腸がからまって出て来た!

糞執事「ンギ!ンギ!ンギ!ンギギギ!」

ミレーナ「キャハハハハァ!!」

ミレーナは糞執事をこまのようにグルグル回しだすと自分の腸にグルグル巻きにされる糞執事

正面を向いた糞執事を一回停止させると再びプレイヤーに強調するように自分の右手をまさぐり出すミレーナ

デレレン…

何か、恐ろしいテロップが流れだすとあたりの背景が真っ暗になり、二人だけが明かりに照らされる!

ミレーナは右手を勢いよく糞執事の股間に押し込むと
有無を言わずに糞執事のモノをもぎ取った!

糞執事「ア、アッー!!」

ミレーナ「ンウンンンン♪」

取ったモノを見て満足げにニヤつくミレーナ。

ミレーナ「ンンン!ンンン!ンンン!ンンン!」

取り出したモノを糞執事に4回見せつけると自分の鼻から下に被っていた布をとり、大きく裂けた口部をあらわにすると顔を異常に小刻みに揺らしながら相手に見せつけるように喰らい出した。
気絶したように見えた糞執事は昇天したのだった

ムァリ〜ナァ…ウィン…フェチャルティ…

ミレーナ「ン゙ン゙ン゙ン゙ン゙ン゙ン゙ン゙★」
0121名無しさん@ピンキー2010/10/07(木) 03:14:53ID:PSDhY3+8
エロパロに初挑戦してみる…

「おーい!誰かいないのか?というかここはどこだ!?」
暗闇に包まれた部屋に男の叫ぶ声が響く。男は先程目を覚まし、叫び始めていた。
ただし、男の両手両足はベッドに縛られ、一糸纏わぬ姿である。
これから何をされるのかという恐怖が男を支配していたのだった。

くそ…何で目を覚ましたら全裸で縛られてるんだ俺は?
「目が覚めたかしら?」
突然、部屋に聞き覚えのない女性の声がした。よく目を凝らすと何かが部屋にいる。
「誰だ!?」
「ふふ、さしずめAとでも呼んでくださる?」
A…名前を教える気はないってことか。ふざけやがって…
「A、何で俺は縛られてるんだ?離してほしい」
「ふふ、それはあることをクリアできたらかしら?」
「あること…だと?」
「そう、あなたが2時間以内に射精を3回するのを我慢するだけよ」
…今、俺は聞き間違えたのだろうか?明らかに射精…と聞こえたのだが。
「射精…?」
「そ、あなたまさかEDってことはないわよね?」
「…そうだと言ったら?」
「死んでもらうわね。ここに連れてきた意味ないし」
どうやら選択の余地はないようだ。死ぬよりはマシだろう。
「受けてもいい…が、失敗した場合はどうなるんだ?」
「んーとても痛い目には合うわね。死なないことは保障するわ。最新の医療設備があるし」
「わかった…受けよう」
「精力剤を注射するわね。痛み止めはいる?」
近づいてきたAは両手に注射器を3本持っていた。
念のためだ…問題がないなら痛み止めも打ってもらうか。
「ああ、頼む」
手際よくAが俺の腕に3回注射した。痛みはなく、Aの技量の高さが伺える。
「さて、始めましょうか」
Aは部屋の明かりを着け、服を脱いでそう言った。
Aは顔をパピヨンマスクで隠し、何も持たず全裸で立っていた。
部屋を見渡すと時計が見えた。時刻は23時ジャスト…長い2時間になりそうだ。
0122名無しさん@ピンキー2010/10/07(木) 03:15:36ID:PSDhY3+8
精力剤が効いてきたのだろうか…意志とは無関係に俺のペニスが勃起していた。
「ふふふ…なかなかいいものを持ってるわね。いただきます」
Aはペニスを掴むとしごきながらしゃぶりはじめた…予想以上に…うまい…
慣れているのだろうか…すぐに俺の感じるポイントを見つけ、そこを重点的にしごく。
「ここが効くんだ。どう?気持ちいいでしょ」
呼吸が荒くなるのを感じる…頭がぼーっとし始める…こ、こんなに気持ちいいとは…
「これならあっという間に3回射精しちゃいそうね」
そ、そうだ…我慢しないと…し、深呼吸だ。
大きく息を吸い、ゆっくり吐く。とにかく快楽から耐えないといけない。
「ふふ、そうこなくちゃ。まだまだ長いわよ」
時刻は23時10分…先は長そうだ…

我ながら自分の我慢強さに感動している。既に時刻は24時30分。いまだに一度も射精していない。
Aはフェラ、パイズリなど、あの手この手でペニスを刺激していた。
しかしあと射精感は一歩まで来ていたが耐えきって今に至る。人間、やればできるものだ。
「ハァハァ…ど、どうだ…もうすぐ…時間だぞ」
胸で挟みながら口でしゃぶっているAに語りかける。Aは口からペニスを抜いた。
「そうね…そろそろかしら」
何故かにやけているA…何故?俺が勝っても問題な……ッ!?
瞬間、下腹部の感覚がなくなった…いや、こ、これは…
「あ…あっ…あぁぁぁ!!!?」
言葉が出ない…快楽しか考えられない…あたまが…

男は目が虚ろになり、口からは唾液が溢れだし、言葉にならない声を発していた。
そしてペニスから白い液体を滝のように噴射して、Aの胸や顔を汚していった。
「一回目…強精神薬のおかげで射精しなかっただけとも知らずに…ふふふ」
3本の注射には精力剤の他に強精神薬が混ざっていた。
快感を押さえ付けることで射精を無理矢理止め、効果が切れるまで快感を溜める。
開始から本来なら何度も射精していたはずの快感を一度に放出する…それは…地獄である。
1分以上射精を続けた男は意識を失い、目には何も映らない。
ただ、精力剤の効果でペニスだけは萎えずに反り立っていた。
「さて、覚醒剤を注射しようかしら」
この場合の覚醒剤は覚醒させるための注射である。
Aは男の腕に注射をし、無理矢理男を覚醒させるのであった…
0123名無しさん@ピンキー2010/10/07(木) 03:16:24ID:PSDhY3+8
目が覚めると下腹部は生暖かい白濁液で汚れていた。
「あと2回ね…よいしょ」
再び胸に挟み込んだAがそう告げる…あまりの快感に気を失ったのか…
一度射精すれば普通は萎える。しかし俺のペニスは先程同様に硬く反り立つ。
押し寄せる快感に堪えながら時計を見るとあと10分しかない…
なら…今射精してしまえば逃げ切れる…大丈夫、いける。
確信した俺は快感に身を委ね、Aの顔に向かって精液を放出しようとする。
「くっ…射精る!……あぁ!」
瞬間、Aがペニスを口に入れ、飛び出す精液を飲みはじめた。
先程は気を失ったものの、今度はそこまで強烈な快感はない。
少し残念なような…ホッとしたよう気分だった。
Aは一滴も漏らさず飲み干し、口からペニスを解放した。やはり勃起は収まらない。
「あと…一回ね」
「だが残りは5分もない…俺の勝ちだ」
勝ち誇った表情でAを見る…Aは…勝ち誇っている。
「あの時計…まさかきちんと動いていると思ってたの?」
…まさか!?……いや、まて…明らかに先程から進みが早い…まさか…
「ああ…絶望に歪む表情…いいわぁ…そうよ、まだ1時間あるのよ」

それからのことはよく覚えていない…
ただ、Aにされるがままにされ、あっという間に射精したのだろう。
Aは3度の射精後も勃起しているペニスに軽く口づけし、離れる。
「さて、約束通り痛い目にあってもらおうかしら」
仕方がないだろう…痛み止めをしたし死にはしないなら耐えよう。
「何をするんだ?」
「ふふ…これ何かわかる?」
Aの手にキラリと光る細長い物が見える…
「日本刀?」
「そうよ。それを…えい!」
何が起きたか理解できなかった…ただAは日本刀を横に振ったのだ。
それは綺麗に勃起した俺のペニスを切断した。
一瞬遅れてあの時のような快楽の渦に感覚を支配される。
再びあたまが真っ白になりはじめ、俺は……

「痛みを快楽に変える薬、効果は絶大ね」
日本刀で切断された断面から赤と白の液体が混じり合い噴出している。
既に注ぎ込むための機能を失っているのにも関わらず、精巣は精液を出しつづける。
痛みが快楽に変わる…その快楽は下腹部を、頭脳を支配する。
この堕ちる瞬間を見るがためにAは男にゲームを申し込んだのだ。
「措置をお願い。私はシャワーを浴びて次に行くわ」
指を鳴らし、Aは部屋をさる。残されたのは紅白の液体で汚れた男だけであった…

終わり?
0124名無しさん@ピンキー2010/10/07(木) 03:18:37ID:PSDhY3+8
続きとかも考えていたんだけど書いてて方向性に自信なくした
このスレってこんな感じのでも大丈夫?
0126名無しさん@ピンキー2010/10/07(木) 22:14:31ID:PSDhY3+8
まだ年端もいかない少年は両手両足を縛られ、さるぐつわを噛まされていた。
終日立たされたままで、全裸でである。顔には泣いた跡が見える。

この少年は前日にあのゲームに負け、ばっさりとペニスを切られている。
しかし、彼の目には皮から必死に出たがっているかのよに脈動するペニスが見える。
少年は知らない。クローン技術で気を失っている間に再生されたことを。
少年はまだ知らない。あの女が再び同じゲームをするために向かっていることを。

部屋のドアが開かれ、Aは少年の前に立つ。
「気分はいかが?せっかく再生したんだからまた楽しみましょう」
少年に拒否権など存在しない。さるぐつわで会話も許されない。
「ふふ、もうこんなに腫らして…待ちきれなかったのね」
意志とは裏腹に勃起してるのも常に投薬されている精力剤のせいである。
少年は必死に泣き叫ぶがさるぐつわのせいで伝わらない。
「さて、今日は痛み止めはいる?」
少年は拒否した。Aは痛み止めの効果を敢えて伝えている。
理由は…これからの行為でわかるだろう。

まだ12、13の少年は軽く異性に性器を触れられただけでもかなりの刺激になる。
そのためAは強精神薬を注射しているが少年はそのことは知らない。
そのため、射精したいのにいくことができず、少年は苦しむことになる。
Aはそんな悶え苦しむ男の顔を見るのが好きである。そのためにこの狂ったゲームを行っている。
既に本来なら5回は射精している快感を少年は溜められている。
少年の瞳は既に光を失いかけ、さるぐつわ越しに言葉にならない声をあげている。
そろそろ…かな。Aは時計を見て、薬が切れる頃合いを計る。
Aは少年の性器から手を離し、少年の性器にコンドームを被せる。
そしてコンドームを装着し終えたら性行為をやめ、少年から離れる。
少年はわけもわからない顔でAを見ていた…薬が切れる瞬間までは。
薬が切れた瞬間、少年の性器からは夥しい精液がほとばしる。
それはコンドームの許容量をあっという間に超え、コンドームは限界まで膨れ上がる。
そしてコンドームが割れる音を合図として、射精音と精液が床に飛び散る音が合奏する。
Aはそんな合奏を聴きながら徐々に力を失う少年の表情を楽しんでいた。

少年は意識を失いながらも射精を続け、全身から力がなくなりぐったりとする。
手首にはめられた鎖に支えられ、かろうじて立ち続けるが、身体に力は入っていない。
それでも少年の下腹部には白く汚れた性器が大きく脈動していた。
0127名無しさん@ピンキー2010/10/07(木) 22:16:42ID:PSDhY3+8
Aは少年をあえて起こさずに再びペニスをさすりはじめる。
時折少年からうめき声が漏れる。意識はなくても感じてしまう。
Aはしごく早さをあげ、そのまま射精へと導く。うめき声がだんだん大きくなる。
手の中でペニスが大きくなり、少年のうめき声が大きくなった。
Aは少年の皮を思いっきり剥き、ぬるぬるになった亀頭を露出させる。
その瞬間、尿道から白い液体が溢れだし、再び床を白く染め上げる。
意識を失いながらも身体を震わせ、精液を必死に出す少年のペニス。
それはまるでこれが最後になるのかという本能であった。

少年が意識を取り戻したのは三度目の射精をした瞬間だった。
ただ、手でいじるだけで耐え切れず三度射精した少年は泣いていた。
それは男としてのプライドやこれからの恐怖からだろう。
そう、少年は痛み止めを打っていない…

Aは少年の目の前で鋸を見せ付ける。少年は青ざめた瞳でAを見つめる。
そんなことは気にせず、Aは少年の性器の付け根に刃を当てる。
「ふふ…怖い?怖いでしょう?」
少年はあまりの恐怖に発狂寸前になっている。さるぐつわから唾液が溢れ出す。
「どうする?痛み止め、打つ?」
その言葉に少年は音がなる勢いで首を縦に振る。もはやプライドなど存在しない。
Aはその表情を満足そうに見つめ、少年の臀部に痛み止めを注射した。
そして、迷う事なく鋸をペニスへ当て、切り始めた。
少年はその鈍く、継続して与えられる痛みを感じない。
感じるのは快感、それだけしか与えられない。
だから切られながら休まず射精していることなど気にしないのだ。
快感が限界を超え、意識を失った少年の性器は立ったままである。
管を切られた以降は断面から血と精液が垂れ、足元を染めていく…
はたしてこの少年はいつまで正気を保てるか…
Aはそんなことを考えながら少年の性器を切断していくのだった…

終わり
とりあえず書いてあった続き。エロパロなんて初めて書いたから表現変かも

鋸で人体切断とか物凄い拷問だよなぁ…
切られても無理矢理再生され、正気を失うまで続くゲーム…
0130 ◆UsjP9J/qHI 2010/10/11(月) 23:05:49ID:5HkpYM4q
投下します。切られ人は、18歳くらいのイメージ。
0131 ◆UsjP9J/qHI 2010/10/11(月) 23:06:51ID:5HkpYM4q
賢者の時間


 賢者とは、この国にあまたいる僧侶たちの頂点に立つ者である。長く厳しい修行を積んだ
ものだけが賢者となる資格を与えられる。賢者は国じゅうの民に敬われ、親しまれ、生涯
のみならずその死後も、永劫の栄誉と幸福を手にすることができるとされている。
 日々、神に仕える敬虔な僧たちが賢者を目指して修行に励んでいるが、そこに至る最後の
試練、最終儀式に挑まんとする者は年に数えるほどもいない。
 最終儀式、それは陰部の切除。男性の象徴、陰茎と陰嚢の完全切除である。
 欲望の根源であるそれらを取り去ることで僧侶は世俗を越えた賢者へと転身するのだ。
 男性諸氏には言うまでもないことだが、その儀式には大変な痛みと苦しみを伴う。医学の
発達により死亡者の数こそ減ったが、とてつもなく危険な行為であることに変わりはない。
命を取りとめ晴れて賢者となった者にも様々な後遺症が残る。近年は体を切るなどそれこそ
神に背く野蛮な行為だとして他国の批判を受けることも多い。
 しかしその儀式は、われわれの想像もつかないほど長きにわたる歴史と伝統をもっている。
脈々と受け継がれてきた先人の文化を決して軽々しく扱うべきではない。

 今回わたしは幸運にも、ある僧侶の行う最終儀式の見学を許された。儀式が実施されるのは
じつに4年ぶりのことである。
 他国の人間に儀式を見せるなど以前では考えられなかったことだ。その場所に入る記者は
わたしが初めてということになる。長きにわたる取材が功を奏したと思うと光栄ではあるが、
同時にそれ以上の重責を感じざるをえない。なにしろ男性が男性たる部位を切断されるさまを
見なければならないのだ。はたして目をそらさずにいられるだろうか。
 神聖なる最終儀式は密室的でなくもっと世に開かれるべきです、最高賢者はそう語った。
なみいる賢者の中でも最も位の高い人物だ。最終儀式の執行官でもある。わたしの不安と
緊張を見透かすように、おだやかにほほえんで彼は言う。われわれの崇高なる精神によって、
この儀式がきっとみなさんの理解をえられると信じています。
0132 ◆UsjP9J/qHI 2010/10/11(月) 23:08:01ID:5HkpYM4q

 岩窟の奥にあるその部屋は外より少し温度が低い。中の空気がひやりと肌をさす。小さな
部屋だが、天井がドーム状になっていて窮屈な感じはしない。むき出しの岩肌がごつごつと
存在感を示している。天然の空間だというから驚きだ。
 部屋の中央に簡素な寝台がありひとりの僧侶が腰をかけている。
 今回の最終儀式に挑む勇敢な男である。
 僧侶は落ち着いたようすで目を閉じ深呼吸している。かなり若い。頭は青く丸めているが
精悍な眉毛に長いまつ毛、整った鼻筋、赤みのさした薄い唇、世に出ればきっと美青年として
名の通るだろう顔だちである。しかし彼は女を知らない。幼い頃から一心に修行の道を
歩んできた彼は、まもなく、女を知るための器官それ自体を永遠に奪われる。
 その部分はすでに露出している。薄く白い衣を胸にはおっているだけで下半身は裸である。
太ももの間に垂れたそれは陰毛に隠れてよく見えない。
 僧侶は静かで、動かない。その瞳の色や心の内をうかがい知ることはできない。じっと
見ているわたしの方が股間になにか寒々しいものを感じる。
 最高賢者が部屋に入ってきた。荘厳な法衣の袖を揺らしながら僧侶のかたわらに近づくと、
こうべを垂れる僧侶に手をかざして祈りの言葉を唱えはじめた。内容はよく聞きとれない。
僧侶にも聞こえていないのではないかと思うほど小さなつぶやきである。
 高く丸みをおびた賢者の声は部屋に独特の響きをつくる。岩壁の凹凸に乱反射し増幅して
聞く者の鼓膜や脳ミソを奇妙に揺さぶる。男とか女とかを越えた、普通の人間には出せない
非日常の声だ。重ね編まれる響きはひどく魅惑的で、どこか不愉快でもある。
 詠唱はどのくらい続いたろうか。響きの中でしだいに時間の感覚が失われてゆく。
 僧侶の呼吸が浅くなり、深い瞑想状態へと沈んでゆく。
 やがて僧侶の体に驚くべき変化が生じる。陰茎が勃起をはじめたのである。おだやかな
眠りに落ちているような表情に反して、股間からは青年の肉茎が猛々しく頭を突き出さんと
しているのだ。目を見張る激しさで、彼の生命力のすべてがそこに集まってゆくように高く、
太く、強く。あらわになった亀頭は桃色に充血し、膨張した竿にいくつもの青い筋が走る。
 僧侶の勃起はみるみる完全なものとなる。膨張の限界に達したあとも断続的に脈動する
肉茎は若く元気で、苦しそうにも見える。
0133 ◆UsjP9J/qHI 2010/10/11(月) 23:09:07ID:5HkpYM4q

 賢者が僧侶の頭に手を触れる。それを合図に僧侶は寝台に横たわった。左半身を下にして
横向きに体を伸ばす。ジャリリと鎖の音がする。寝台の両端、頭側と足側とにそれぞれ
備えつけられている拘束具が姿を現す。輪っかをはめて鎖でつなぐ、ごくシンプルなものだ。
 僧侶は輪っかを手首と足首にはめ、錠をされたあと、寝台の端から鎖を巻き取られる。
ガリガリと耳に障る音がして、華奢な体が両端から強く引っぱられる。
 きつく締め上げられた僧侶の体は弓なりになってもう自由はきかない。ただ一箇所、
陰茎だけが弓につがえる矢のように中空に伸びている。
 しかしその自由な部分にも器具が取り付けられる。執行装置と呼ばれる器具が。
 執行装置は一見複雑な構造をしている。だが実は必要な機能のみを組み込んだいたって
実用的な器械だ。儀式のため以外の無駄な要素はない。
 細長い円筒状の部分と、それに対をなす棒状の部分、そして、上部に鈍く光る大きな刃物。
 これらがこれから青年に何をするのか、おおよその想像はつく。
 賢者が装置の一端、円筒状の部位を持って底面を僧侶の亀頭にあてがった。筒はとても
やわらかそうだ。底面には裂け目が入っていてヌルヌルの液体が出ている。彼の赤くたぎる
先っぽが裂け目から筒の中にうずまってゆく。僧侶の顔がわずかにこわばる。
 続いて棒状の部位を肛門に挿し込む。棒は指二本ほどの太さでところどころ曲がりくねって
不規則に凹凸をつくっている。なめらかな表面には無数の孔があいておりそこから液体が
にじみ出ている。筒の中で出ているものと同じだ。
 前の筒と後ろの棒、どちらも大した抵抗なく挿入された。それらは会陰をまたいで連結され、
筒の動き、棒の動きはお互いに伝わりあう。最初にわずかな力を加えてやれば、あとは勝手に
ピストン運動を続ける仕組みだ。
 僧侶の息が荒くなってくる。目に見えて明らかだ。
 装置は青年を射精へと導いている。
 俗世に別れを告げる最後の射精。それを果たした途端、上部の刃物がギロチンのように
落ちて陰部を根こそぎ持っていくのである。
0134 ◆UsjP9J/qHI 2010/10/11(月) 23:10:47ID:5HkpYM4q

 行為の最中もずっと賢者の祈りは続いている。不気味な響きが脳を揺らし、味わった
ことのない幻想と悦楽の中に僧侶はいる。今まで知ることを許されなかったであろう
亀頭をこすられる快感、肉茎をしごかれる快感、前立腺を圧される快感。圧倒的な至福を
もたらす執行装置はぐっちゅんぐっちゅん淫らな音を立て休みなく動いている。
 同時に彼は知っている。射精をすれば終わりだと男の本能が教えている。強烈な勢いで
駆け上がってくる衝動に耐えるべく、自由のきかない体をよじらせる。しかし芋虫が這う
ようなむなしいその動きは装置に伝わり逆にピストンの激しさを増してしまう。
 僧侶が本格的に顔をゆがめ出したその時、賢者が白い覆面を取り出し彼の頭にかぶせた。
 装置のピストンが続く。祈りの声がひときわ大きくなる。覆面の裾からドロリと僧侶の
体液が垂れてこぼれる。彼のヨダレか鼻水か、それとも涙だろうか。
 あっけないほど簡単に僧侶は射精した。
 深く挿入された筒、その先から露出した亀頭がいっぱいにふくらんで、まっ白い精液が
ほとばしった。最後の放精でなんとか種を実らせようと、何度も何度も脈動し信じられない
量の精液を出し続けたが、幾億の精子すべてがむなしく宙を舞い寝台を飛び越えごつごつした
岩の地面へと落ちた。
 ようやく会陰の脈動が落ち着きをみせ始めた、次の瞬間である。僧侶の陰部に狙いを
定めていた刃が音もなく落ち一瞬にして陰茎と陰嚢を彼から切り離した。装置に包まれた
陰茎はしばらく何事もなかったかのように留まっていたがやがて自重を支えられずに
寝台に落ちた。べちゃっと湿った音が聞こえたが僧侶の声だったかもしれない。陰茎の
先と根元からあふれる液体はまだ残っていた精液がほんの少しで、あとはパンパンに
張りつめていた血液だ。あっという間に寝台の端まで広がって地面へと落ちはじめる。
 びく、びくっ、思い残すようにまだ陰茎は勃起している。
 本体であった僧侶を見ると全身から血の気が失せてまっ青になっている。刃物を動かすと
大量出血するのでこのまま医療班を呼び手術させる。
 彼は拘束具を外してもぴくりとも動かない。気を失っているだけだろうか。
 彼はもう永遠の、賢者の時間が与えられた。
 最高賢者の祈りの声が、ようやく止んだ。わたしは息を乱して、勃起していた。

 のちに最高賢者に聞いたことだが、儀式の中で僧侶に覆面をかぶせたのはわたしへの
配慮だったそうだ。どの挑戦者も、とても見るにたえない顔をして果てるらしい。
 一生分の射精と、永遠の切断。あの美しい青年はその時どんな顔をしていただろうか。
 それを想像するたび、わたしの股間にあの不気味な響きがよみがえってくるのである。

(おわり)
0136 ◆UsjP9J/qHI 2010/10/17(日) 00:57:25ID:lznu0CoK
このジャンル、一見狭いテーマに思えるけど
考え出してみると色々なアプローチがあることに気づく……。
新提案「チン裂き」。裂かれ人は少年です。
0137 ◆UsjP9J/qHI 2010/10/17(日) 00:59:33ID:lznu0CoK
ふしぎ生物図鑑 No.47 〜海にひそむ恐怖! チンサキウミビル〜


 みなさんは海の中でオシッコしちゃったことがありますか?
 ハイと答えたそこの少年! この生物のことを知ったら震えずにはいられないぞ。
 チンサキウミビル [写真1] は真っ黒な体をしたヒルのような生き物だ。見た目が似ている
だけでヒルの名前がつけられた、ヒルとはまったく別の種類の生き物。ごくまれに真っ白な
やつもいるので、見つけた人は友達に自慢しよう。
 体長は大きいやつで10センチほど。ふだんは暗い海の底で暮らしているんだけど、たまに
漁師の網に引っかかったりして浅瀬のほうに迷い出てくることがある。
 こいつはオシッコのにおいが大好物で、オシッコを出しているチンチンが近くにあると
仲間だと勘違いしてかぶりついてしまうんだ。とくに君みたいな少年の、ちっちゃくって
やわらかい皮かむりチンチンだったら一目散におそいかかるぞ。
 海パンをはいてれば大丈夫だろうって? 甘い、甘い。やつは伸縮自在でほんのわずかな
スキ間さえあれば中に入り込んでくるし、鋭いトゲのような歯をたくさん持っているから、
たとえ腰も裾もピチピチなのをはいていたってお構いなしに穴をあけて入ってくる。
 なぜそんなに必死なのかというと、浅瀬にあがった彼らは長く生きられないから子孫を
残そうとするんだな。彼ら、と言っても実際はメスなんだ。生まれた時には全員がメスで、
みんな体の中に卵をもっている。だけど、ある誰かが別の誰かに卵を産みつけたその時から、
産みつけられた方はオスに変化して卵たちのお父さんとなる道を歩むんだ。
 オエー気持ち悪い! なんて思っちゃだめだぞ。ふしぎ生物の世界では、性転換なんて
ごくごく当たり前に行われているんだから。
 男の子のチンチンは、色さえ違えどチンサキウミビルに非常によく似た形をしている。
だからメスたちはそこに自分の卵を産みつけようとするわけだ。
 そして、一度ターゲットにされたチンチンはもうその魔の手から逃れることはできない。
 卵のお父さんとなる道、それは滅びの道だ。
0138 ◆UsjP9J/qHI 2010/10/17(日) 01:01:48ID:lznu0CoK

 ヒルはまず、体の先端にある口腔を丸く広げてチンチンの先っぽをくわえこむ。それから
するすると動いてチンチン全体を根元まで、自分の全身を使って包んでゆく。ヌルッとした
感触が若干あるが、海中で波にもまれているので気がつかない。オシッコが終わった直後は
だれしも無防備になっているものだ。
 コトの最中に宿主に気づかれるわけにはいかない。やつらはその点にもっとも神経を
使っている。ふつうの吸血ヒルと同じに、宿主が気づいた時にはすべてが完了している。
 静かな歩みでチンチンにかぶさり終えるといよいよ産卵だ。体の底部(口と逆側)にある
卵巣から産卵管をのばしてチンチンの尿道口に侵入させる。産卵管はごく細く、また先から
痛みを感じさせない麻酔薬のようなものを出しながら挿入するので、宿主は気づかない。
たいした抵抗もなくオシッコで濡れた尿道を進んでゆく。
 やがてチンチンの根元に近いところ、つまり自分の口のあたりまで管をのばすと、小さな
小さな卵を放出する。卵は膀胱の壁に着床して、そこで成長する。子宮のかわりだね。
 産卵が終わるとほどなくヒルの命も終わる。
 さて、そうしてヒルの卵を身ごもった男の子は、遊び疲れてそろそろ帰ろうかと思う頃に、
チンチンの違和感にようやく気づく。海パンの中を見てビックリ、見慣れた自分のチンチンが
ひとまわりもふたまわりも大きく真っ黒にはれあがっている!
 あわててお父さんやお母さんに言って、または恥ずかしいから自分で、思いきりヒルを
抜き取ることになる。産卵管が尿道を抜けるとき強烈な快感があって、精通のある子だと
思わず射精してしまうくらいなんだけど、だからといってそれ目当てで海に入らないように。
 着床後、卵は宿主のオシッコを栄養にして信じられないスピードで成長し、なんと次の日の
晩にはもう産まれ出る。
 膀胱の大きさいっぱいに育った赤ちゃんヒルが、尿道を通って外に出ようとするんだ。
0139 ◆UsjP9J/qHI 2010/10/17(日) 01:03:22ID:lznu0CoK

 夜中、チンチンのむずむずが止まらず眠れない。超鈍足でのぼってくるゆるい射精感。
パジャマをめくって見るとチンチンは苦しいほど勃起していて、皮の先っちょのつぼみから
何かヌメッとした白いものが顔をみせている。ヒルの頭だ。
 なぜ白いのか? その疑問にはあとで答えるとして、男の子はすっかりパニックになって
しまう。精液が固体で出てきたような衝撃。ひっこ抜こうとしてもヌルヌルしていてつかむ
ことができない。ハサミで先を切ってもすぐに再生してくる。
 そうこうしているうちにもヒルの体は成長を続けている。どんどん大きくなり続けて
いるんだ。尿道の中にぎゅうぎゅう詰まっている体が、ものすごい力でふくらんでゆく。
 まるでポンプ。男の子の直径1センチにも満たない未成熟な尿道が容赦なく拡張され
じんじん悲鳴をあげ始める。
 ヒルの体液が麻酔の役割を果たしているとはいえ、視覚的、精神的な苦痛は並大抵の
ものじゃない。頭が真っ白になりながら男の子はただ見る、自分のチンチンがありえない
動き方をして何か別の生物にとってかわられるのを……。
 みし。みしっ。海綿体のひしゃげる音がする。まだ成長は続く。
 ぶち。ぶちっ。薄皮の下で血管のはじける音がする。まだ成長は続く。
 伸縮性に富むチンチンの皮が精いっぱいにふくらんでヒルを食い止めようとする。最後の
力をふりしぼってなんとかチンチンの形を保とうとする。だがそれも長くはもたない。
 ぴぢっ。羽のついた虫けらをつぶした時みたいな音をたてて、チンチンが裂ける。縦に、
まっぷたつに。血とオシッコとさっきまでチンチンだった組織たちにまみれて赤ちゃんが
産まれ落ちる。産声は、男の子の悲鳴だ。
 もちろん、赤ちゃんは海でしか生きられないのですぐに死ぬことになる。
 翌朝、奇妙な生物の死骸をいとおしげに抱いたまま気を失っている男の子が発見される。
 それは男の子の肌のように真っ白で、血のように赤い生物……。

 チンサキウミビルの恐怖はわかってもらえたかな?
 まだわからない君のために、白いヒルの死骸を [写真2] に、犠牲者の裂かれたチンチンを
[写真3] に資料として載せておこう。これを見れば、海でオシッコをしようなんて決して
考えないだろう。衝撃的だからよい子は見てはいけないぞ。
 最後に、産まれるヒルが白い理由。これは子供が宿主の肌の色を受け継ぐから。普通の
ヒルから産まれる子供は真っ黒くて、男の子のチンチンが白ければ白いほど、その姿も
白くなるというわけだ。
 なので、もし君が海で真っ白いチンサキウミビルを見たなら。
 それはきっとどこかの男の子のチンチンを裂いて産まれ、生き延びた奇跡の一体だ。

(おわり)
0140名無しさん@ピンキー2010/10/17(日) 14:44:50ID:u3kVJGQL
とても面白かった!人間以外の生物によるシチュが大好きなのでご褒美です。
また書いて!シリーズ化希望!
0141名無しさん@ピンキー2010/10/18(月) 15:54:33ID:s6na9QVY
最近良作が続いて嬉しい限り
こういう作品はネット上探してもそうは見つからないのでとてもありがたい
0142名無しさん@ピンキー2010/10/18(月) 18:15:12ID:t+vWpepl
変態の極地って感じだ…
ここの住人なら他のあらゆるアブノーマルを許容してしまえそうな懐の深さを感じる
ある意味で紳士的というか…
0144名無しさん@ピンキー2010/10/21(木) 01:52:15ID:zRV2H53J
>>139
GJです
人外の本能で強制的にやられちゃうのがイイ!

同じ海産生物ネタですが
特定の生き物に寄生されることで
本来雄なのに去勢されたかのように雌みたいになっちゃう
寄生去勢なんてのもありましたね。
コレの人間版もおもしろいかも
0145名無しさん@ピンキー2010/10/27(水) 23:59:17ID:EwL8QrTt
2ちゃんでもたまにチン切り画像見るけど・・・リアルだとやっぱりきついね
0147名無しさん@ピンキー2010/10/30(土) 00:23:00ID:iyifLeck
そんなにチンコが大好きな生き物ばかりだと
地球がスリリングになる
でもいろんな生物に狙われるって言うシチュエーションは興奮する
0148名無しさん@ピンキー2010/10/30(土) 04:38:51ID:H7baM/E7
ものすっごくグロいものを書いてしまった…。
勇気を出して晒してみる。改造とか無理な人はスルーして。

一つの戦争が終わった。手枷を嵌められた捕虜たちがぞろぞろと鎖に引かれて山岳地帯を登っていく。
狂戦士の国と呼ばれ恐れられたその都市国家は、強力な兵団と魔導技術で瞬く間に周辺国を支配下に置いていた。
今日彼らによって滅ぼされた国は国家群の中でも優れた技をもつ戦士たちの戦闘国家だったのだが、それでも彼らには歯が立たなかったのだ。

首都に連れてこられた捕虜たちは年齢順に分けられた。捕虜たちはその年齢によって少しばかり用途が違ってくる。
20を超えたくらいの若者たちが奴隷商人に引っ張られていく。まずは彼らの末路から見ていくとしよう。



数人の若者が連れてこられた場所は、まだ建設中の石で造られた屋敷前だった。
主な建築材料が岩石であるこの国では、力仕事ができる奴隷がどこでも必要とされ、奴隷を手に入れるために戦争を吹っ掛けることもままあった。
「おい、先生を呼んで来い。」
奴隷商人が呼んだのは妙に目をぎらつかせた初老の男だった。連れてこられた捕虜たちを見てにやにやとその男は笑った。
奴隷商人は先生と呼ばれた男と共に大きな小屋の前まで向かう。
「お前ら、何人かこの中に入れ。」
すぐに石運び奴隷になるものだと思っていた若者たちは、それの意図する意味が分からず内心首をかしげた。もし彼らが何をされるか分かっていたら、その小屋には意地でも入らなかったに違いない。

黒い染みがこびりついた台が若者たちの前に現れ、嫌な予感が彼らの頭をよぎる。
暗い部屋の中は湿っぽく、周囲の壁を人体図や鋸、縄などが覆い尽くしていた。

「お前、脱いで上に寝ろ。」
先生が一人の捕虜を指さし、渋々その若者はぼろぼろの奴隷服を脱ぐ。
身につけている衣類はそれ一つだけであったので、必然的に全裸となった彼は仲間たちの視線が注がれるのを恥じた。
特に若者の股から垂れ伸びる男根は両手でやっと隠せるほどの太ましいもので、普段から彼が自慢していたものだった。
0149名無しさん@ピンキー2010/10/30(土) 04:39:26ID:H7baM/E7
若者が仰向けに台の上へ寝転がると、ちょうど台に開けられた穴の上に自らの男性器がくるような格好となった。
「お前たち、こいつの手足を押さえておけ。暴れおるからきつくな。」
捕虜の仲間たちが台にのった若者の逞しい手足を遠慮がちに押さえつける。
×印の形に四肢を固められた若者は冷や汗を滝のように流した。一体これから何をしようというのだろう。
油の入った皿に先生が火を付け、何かを炙っている。若者はおそらく奴隷の焼印でも押すのだろうと予想した。
しかしそれなら何故、服まで脱がすようなことをするのか。その疑問は先生が戻ってきたときに解決することとなる。

「さあ、これからお前さんの一物を落とすぞ。」
焼印を押す鏝ではなく、真っ赤に熱された巨大な鋏を持って現れた先生は、若者にそう言い放った。
捕虜たちが絶句する。台に寝かされた若者は逃げ出そうと仲間の押さえつけを振りほどこうとした。
「やや、逃げてどうする? そんなことをすればお前たちはまとめて死罪だぞ。」
先生が鋏をかちかちと鳴らす。
「儂のいうことを聞いたほうが良い。さもなくば、股ぐらを切られる苦しみよりも、もっともっと酷い地獄が待っているだけじゃわい。」
一度は緩めた捕虜たちの押さえが強くなったのを感じ、若者は信じられないといった表情で周囲の仲間たちを見た。
共に戦場で戦ったかっての戦友たちが、恐怖で震えながら自分の去勢を手助けしている。若者は絶望で泣きわめいた。
「あまり水分は出さん方がええぞ。切ったらしばらくは水を飲めんからな。」
舌を噛まぬよう、若者は丸めた布を噛ませられた。
(ぐぎゃぁああぁあああぁあああっ!!!!)
熱気を放つ鋏が若者の太い男性器を挟みこむ。じゅうじゅうと肉が焼け、若者は全身の筋肉を暴れさせた。しかし屈強な戦士であった仲間たちの力に押さえつけられてぴくりとも身動きが取れない。
使いこまれた去勢用の鋏は切れ味が極端に悪く、傷口を焼き塞ぎながらゆっくりペニスを千切っていく。
自慢だった雄の象徴を無残に刈り取られる。精力満ち溢れる若い男にとってこれほどの屈辱はないだろう。

実はまだ女の中も知らなかったペニスが、台にぽっかり開いた穴の中へと落ちて行った時、若者の精神は粉々に打ち砕かれた。
0150名無しさん@ピンキー2010/10/30(土) 04:40:09ID:H7baM/E7
最後に先生が、焼けた傷口から尿道を探し出し、栓となる杭を埋める。
その間もずっと哀れな仲間の手足を押さえ続けていた捕虜たちは、泣きながら片方の手で必死に、最後の射精をするべく己のペニスを扱き続けていた――。



さて、場面を変え、今度は10歳前後の少年たちが辿った末路を見ていくとしよう。


「あーら、可愛いぼうや達だことねぇ。」
「奥様方、どうぞご存分にご覧くださいませ。」
奴隷市場では捕虜となった少年兵たちの品定めが行われていた。
比較的均整のとれた顔立ちの者が多かったのは奴隷商人としては嬉しいことだっただろう。次々と買い手が付いていく。

捕虜の中で手を繋ぐ、ひと際容姿の整った二人は兄弟であった。兄は15歳、弟はまだ13歳のあどけない子供である。二人とも幼いながらも数多くの敵を倒してきた戦士でもあった。

「おいお前ら、ご指名だぞ。」
乱暴に耳を引っ張られ、兄弟は太った女の前に突きだされた。
「うーん、そうだねぇ…。まあ使えるかしらね。」
「お目が高くていらっしゃる。こう見えて結構頑丈でして、ちょっとやそっと乱暴に扱われても平気ですよ。」
「お安くしてくださるかしら。」
気前のいい返事をして、奴隷商人はてきぱきと受け渡しの手続きを終えた。
兄と弟は互いに別の場所へ売り飛ばされるのではないかと心配していたのだが、二人一緒だということを聞いて安堵した。大きな間違いであったことを、彼らはのちに知ることとなる。

四角い石の建物に連れてこられた兄弟は、その中の一室に閉じ込められた。
室内は窓も無く、二人分には大きい、というより奴隷に宛がわれるのには不釣り合いな仕上がりのベッドが真ん中に置かれていた。
端の方には芳しい香りを漂わす香炉が吊り下げられ、それを嗅いだ兄弟は何故だか蕩けるような甘い気分に落ちた。
「僕…何だか眠くなってきちゃった。ふぁあ…。」
「ば、馬鹿、寝るな…。なんだ、これ、うぅうん……。」

扉が開いて何人かの大柄な男たちが入ってきたが、二人は床に倒れて眠ったままだった。
0151名無しさん@ピンキー2010/10/30(土) 04:40:53ID:H7baM/E7
故郷で遊ぶ自分の夢を見ていた兄は、弟の絶叫で目を覚ました。
いつの間にか兄弟は裸に剥かれ、向かい合いながら縄で手首を縛られ万歳をするかのような形で男たちの膝の上に乗っていた。
兄は目の前で凌辱される弟の姿を見た。弟は無残にもその処女穴を貫かれていたのだ。
剛毛から突き出た大人の男性器が弟のか弱い肛門を貫く度、未発達のペニスがぴくぴくと揺れる。
そのペニスには無数の細い針が刺さり、血の筋が弟の股間を濡らしていた。
「お、お寝坊さんがやっとお目覚めだぜ。どうだ気分はよ。」
怒り狂う兄を取り押さえることは、この国の正規兵である男たちならばたやすいことだっただろう。
組み伏せられた兄の秘門にも、男のいきり立ったペニスがあてがわれた。

向かい合い、互いに次々と性欲を溜めた男どもに犯される兄弟。弟は兄を呼び泣き続けた。兄は弟を守れない無力な自分を呪う。弟同様、歳に対して大きめのペニスには針が刺さり、そこから疼きが陰茎を襲っていた。
「はははっ、なあおい、そろそろ食べごろじゃないか?」
何のことだろうと顔をあげると、弟の性器に刺さっていた針を男たちが抜いている。弟の男性器は既に兄のそれよりも大きく、歪に成長していた。まるで熟れた果実のようだ。
一番大柄なリーダー格の男が口元を弟のペニスに持っていく。兄が慌てふためいた。
「なにをするんだっ!!」
「知らねえのか? この竿を食うんだよ。ガキの味は絶品なんだぜぇ。」
大事なところを食われると聞いて、いよいよ弟は気がふれたかのように騒ぎ出した。
この国で奴隷となった男は全て去勢される。その際切られた男根は食物としても普通に流通しているのだ。食人文化の根付くこの国ならではの風習である。
新鮮で若いペニスが食えるということで、この娼館は巷でも有名であった。

「待って! なら、俺の…俺のを、食ってくれ…。弟には手を出さないで、ください…。」
己の非力さを噛みしめ、兄はそう言うしかなかった。
男は丁寧に針を抜いた後、兄のペニスを咥え、弾力を楽しんだ。元々大きかったペニスは大人に見劣りしない程膨れあがっている。
思春期の真ん中にいる少年のペニスは、子孫を残す役割をとうとう果たせないことなど関係ないというかのように射精感をこみあげさせ、兄の脳を悶えさせた。
「へへ、気持ちいいか? 男前なのに残念だなあ。ここを無くすなんてよ。」
遊びにも飽きた男が鋭い歯を立てる。徐々に食いこんで行く歯は肉を裂き、血の詰まった海綿体を擦りきるようにして、少年のペニスを切り取っていった。
兄は弟を怯えさせまいと気力を振り絞ったが、それでも耐えがたい激痛は悲鳴を喉から絞り出させる。

針の効果で自動的に血が止まり、兄は精魂突き果てて倒れた。
兄から失われた男性器を咀嚼する男は至極満足したようだった。
「ぐぅ…。こ、これで、弟には、手、出ししないでくれますか…。」
「ああいいとも。しかしなあ、針に塗られた薬が強すぎたみたいだぞ。弟くんのも、どの道腐り落ちちまうだろうな。」
手出しをしないと約束した手前、彼らはもう弟の性器を食べるつもりはないらしい。しかしこのままでは確実にそれは腐り、弟の命を危険に晒すだろう。兄は弟を助けてくれるよう懇願した。
「へっへ、そんなの知らねえよ。ならお前が食ってやればいいだろう?」
悪意に満ちたセリフを吐いて、男たちは身支度を整え、部屋を出て行った。
苦しそうに股間を押さえる弟にはもう時間がない。
「……痛くないようにするから。兄ちゃんを……許してくれ。」
崩壊寸前のペニスを咥え、兄はひと思いに噛み切った。それは意外にも甘く、のど越しの良いものだったという。
亡き両親から守るよう託された弟を、自ら去勢してしまった兄は、気絶してしまった弟を抱いて悔しさにむせび泣いた。
0152名無しさん@ピンキー2010/10/30(土) 04:41:29ID:H7baM/E7
最後に、30歳前後の熟練した戦士たちが向かった先へと場面を移そう。
そこには、この国が何故狂戦士の国と呼ばれるか、その所以があるのだ。


都市国家の中央に鎮座する王城の地下まで連れてこられた捕虜たちは、その光景に驚いた。
日の通らない地下であるはずなのに、天井全体が輝き昼間のような空間が広がっている。
大きな透明の卵のようなものが大量に並べられており、その中は濁った緑色の液体で満たされていた。
一体、あれは何なのだと捕虜の誰もが思った矢先、そのうちの一つが割れ、飛沫を飛ばしながら中から何かが這い出てきた。
それは人の形をしているが、巨大な体躯を持った褐色の生物だった。筋肉質で髪はなく、明らかに雄らしいのだがあるべき一物が存在しない。そのかわりに長い尻尾が生えている。

(狂戦士だ…。)

あの化物こそ、彼らの国を圧倒的な戦力で壊滅させた謎の狂戦士たちだった。魔導の力で造られた彼らは恐怖も痛みも感じない最強の兵器として恐れられていた。

一流の戦士ばかりを集めた捕虜たちは、まず体を洗浄された。
魔導機関で動くシャワーを浴びて、体中の垢をすっかり落とされると、捕虜たちはさらに詳しく肉体を調べられ、搬送されていく。

かっては数千の兵を率いる兵隊長の位に就いていた男は、納得のいかないまま不気味な垂れ幕で顔を隠した者たちに連れられ、ある一室に入れられた。
呪術的な文様が刻まれた石の台に全裸で寝かされると、まもなく魔導官らしき男が奥から現れる。
顔を覆う布をちらりと払い、男を見た魔導官は鼻を鳴らした。
「ふぅん。この男ならよい素材となるだろう。」
「な、なんの話だ?」
周りを囲む助手たちがぶつぶつと呪文を唱えると、男の手首、足首、頭に魔法のリングが嵌る。急激に体から力が抜ける男だったが、それでも感覚はしっかりと保たれていた。
「お前なら、よい狂戦士になれることだろうよ。」
朦朧とした意識の中、魔導官がつぶやくのを聞いた男は耳を疑った。狂戦士と自分が、一体どう関係しているというのだろうか。
0153名無しさん@ピンキー2010/10/30(土) 04:42:02ID:H7baM/E7
魔導官はだらりと動かない男の腕と足を掴み、大の字に広げた。
助手から渡された壺の中身を男の体に擦り込むように馴染ませると、濃い体毛が全て抜け落ちていく。
魔導官は男性器を掴み、戯れに扱いてみた。人並み以上のそれは瞬く間に反応し、傘を広げ自己を主張する。
「ふっ。元気なことよ。」
自分の身体を弄ばれているのが下半身の疼きで分かり、男は屈辱感で一杯になった。
さらに魔導官は細い刃物を助手に運ばせ、男の身体を切っ先で撫でるように切り開いた。
不思議なことに男は痛みを感じなかった。それどころか内臓を直接鷲掴みにされても、血の一滴すらでない。ただ男は、得体のしれないことを我が身に施されている事実と恐怖だけを敏感に感じ取っていた。
魔導官の腕がスムーズに動いている。男の逞しかった全身の筋肉は、薬液に浸した針に打たれ、びくびくと増大している最中だ。
全身の骨が次々とそれに合わせ伸張し、体格がどんどん変化していく。いくつかの臓器が体内から抜かれ、脈打つ緑色の魔導臓器が空いた場所に詰められていく。
男は心の中で狼狽した。自分はあの化物になるよう改造されているのだということが、ようやく理解できたのだ。
だがその工程は男にとって、依然として痛みを伴うものではなかった。それどころか男は変質を始めた痛覚神経によって、それを快楽だと思うようにもなっていたのだった。

盛り上がる腹筋を縦に裂いた手術痕を魔導官が縫っていく頃には、肌の色も濃い茶色に染まり始め、男の身体は狂戦士化の兆候を見せ始めていた。
「おっと、忘れていましたね。」
魔導官は未だ勃起したままの男性器を握る。その部分も狂戦士化の影響を受けて、文字通り馬並みの巨大なペニスへと変身し、全身に行き渡る謝った信号のせいで先走りを溢れさせていた。
「これは切り落とさないと。どっかで子孫なんて造られたら溜まったもんじゃないからね。」
助手に命じて、とびきり切れ味のよい刀を取りに行かせた魔導官は、男のもはや不必要となった巨根を拳大の睾丸と共に一刀した。
強化改造された男根を落とすのはまるで丸太を切るようであったが、魔導官は一気に斬り降ろす。
男はこれまでにない快感を覚え、最後の絶頂を迎えた。
切られたペニスは白濁したエキスをまき散らしながら、千切れた蜥蜴の尻尾のように踊り狂う。それはしばらく収まらず室内を汚し続けた。
狂戦士を育てる卵の中に入れられ、緑の栄養剤が中を満たした時には、もう兵隊長として誰からも慕われていた男の魂はどこにもなかった。
0154名無しさん@ピンキー2010/10/30(土) 04:45:02ID:H7baM/E7
「仕事ぶりはどうかね。魔導官よ。」
「これは国王陛下。このようなところまでご足労いただくとは、光栄の極みでございます。」
眼下に広がる、出来たばかりの緑の卵をながめ、王は腕を振り上げた。
「蛮族共が。これでまた狂戦士の数が増えたわ。」
「流石、戦士の国の捕虜共。皆逞しく質の良い素材が多くてはかどりましたよ。」
「うむ、そなたにはこれからもわが国の為に尽力してほしい。期待しておるぞ。」
御意、と頭を下げる魔導官は、目の前の王と同じ狂気の笑みを浮かべていた。



市場では肉屋が客を呼び込んでいる。
「さあさあ、いまからこの活きのいい奴隷野郎の竿をとるよ!よってらっしゃいみてらっしゃい!」
瞬く間に人だかりができ、その真ん中で、元は勇猛な戦士であった青年が身を震わせている。
大人も子供も、今にも泣き出しそうな脆い表情を見て笑う。
針を打たれ勃起した形のいいペニスに、肉斬り包丁が狙いを定めて振り降ろされる。
青年の悲鳴。そして目を開けた彼が見た先には何もない股間の茂みと、桶に落ちた自分のペニス。
永遠に自らの男が喪失したことがまだ信じられないといった、茫然とした表情を見た群衆はまた大笑いする。

ここは、そんなことが当たり前に起こる、狂った国なのだ。

FIN


…去勢小説集めようぜ!のスレの方に誤爆したやつも見てくれたらありがてえです。
なんか正直すまんかった。
0155名無しさん@ピンキー2010/10/30(土) 05:58:38ID:fcj0BI8x
もっとおやりなせえ。
ジャンルや書き手が増えるほどいいんじゃ。
0156名無しさん@ピンキー2010/10/30(土) 15:45:05ID:phS4HS0N
  ∧_∧
 ( ;´∀`)  ぐ・・・GJ!
 人 Y /
 ( ヽ し
 (_)_)
0158名無しさん@ピンキー2010/10/31(日) 15:14:33ID:Feg/NVAu
vipで晒された、1500万のバイトの話はリアリティが凄かった

おまいらのしわざ?
0159名無しさん@ピンキー2010/11/01(月) 19:45:39ID:ocpbSsIU
また書いたから上げる。死にネタ注意

昔々、遥か遠くの雪国には、豪雪と突風で人を寄せ付けない、険しい山脈地帯が延々と続いていたそうだ。
環境の厳しさから外界と完全に遮断された山には、いつしか鬼が住んでいると言い伝えられるようになった。吹雪の起こす風鳴りの音は、鬼の吠える声のように麓の村落へ響き渡り、長老から赤子まで全ての村人を怯えさせた。
その音にちなんで、村の周囲の山々は鬼吠山と呼ばれるようになる。

事実、鬼吠山には確かに鬼が住んでいた。とは言っても、彼らは角こそ生えて入るが鬼というには可笑しいくらい温厚で優しく、決して人間に危害を加えるような乱暴者はいなかったという。
彼らは天然に形造られた洞窟を掘り繋げ、小さな集落を形成して暮らしていた。人間との生活での接点は勿論ない。極々たまに雪山で遭難して凍死した人間を埋葬してやることぐらいだろうか。
生まれてから一度も人を見たことがない者も、若い鬼のなかには多い。その中に一際人間への興味を示す若者がいた。
「長老、おら、人の村に降りてみたい。」
「何と言ったゴショウよ。人とは関わってはいかん。」
「成人まで待ったんだ。おらはいくぞ。」
長老の反対を無視して、ゴショウは下山の為の荷物をまとめた。彼の幼馴染であり、婚約者であるホタンがゴショウの腕を引く。
「やめて! あなたが子供の頃からずっと岩の上から村を見てたのは知ってるわ。でも嫌な予感がするの……。」
「大丈夫大丈夫。たとえ雪崩がこようとおらは頑丈だしな。」
むん、と力瘤をつくってみせたゴショウは、吹雪によって鍛えられた引き締まりの良い肉体でホタンを優しく抱きしめた。
「帰ってきたら、その…俺の子供を、産んでほしいんだ…。ホタン。」
「結婚が、先でしょう…馬鹿。」
涙ながらに未来の夫を送り出したホタンは、残念なことにまだゴショウと身体を重ねたことはなかった。
もっと早く二人が結ばれ、ゴショウが彼女に種を付けていたなら、これから起こることに対して少しは慰めにもなったであろう。
0160名無しさん@ピンキー2010/11/01(月) 19:46:11ID:ocpbSsIU
出発した日の夕方頃、麓に降り立ったゴショウに出会った村人は、その額に生えた二本の角を見て悲鳴を上げた。
「お、鬼じゃあ! 鬼吠山の人食い鬼じゃあぁ!」
「ひ、人食いって、そんなおらは……。」
ゴショウが弁解する間もなく、村人たちが家の中にまるで鼠が逃げるかのように引っ込んだ。雨戸が閉められ、隙間からは怯えた瞳がこちらを向いている。
「そ、そんなして、逃げなくてもいいのに……。」
いきなりの拒絶に寂しさを覚えたゴショウは、下山の疲れも溜まって道端の地蔵前に腰を下ろした。
「ふあーあ、まあ仕方ないか。明日から徐々に馴染んでいこう。」
よほど疲れていたらしく、ゴショウが大あくびをしてから顎をこっくり落として眠りに入るまでそう時間はかからなかった。



「やい、起きろこのやろう。」
村人から頭から水を被せられたゴショウはびっくりして目を覚ました。いつの間にやら夜は更けて、あたりは烏が僅かに鳴いている。
古びた寺のお堂の柱にゴショウは太い縄で括りつけられていた。
自由を完璧に奪われ、何が何だかわからないゴショウを、農具で武装した農民が取り囲んでいる。大人も子供も合わせ、全ての村人がお堂に集まっていた。
「なな何なんだ! これをほどいてくれよ!」
「むう…悪鬼め、口を閉じるがよいわ。」
寺を預かる和尚がずいと前に進み出る。しゃらしゃらと数珠を鳴らす和尚の瞳は血走っていた。
村人たちが和尚にすがりつく。
「和尚様。どうかこの鬼めを法力にて退治してくださいませ。」
「うむ、任せておけ。」
「ちょっと、待ってくれ。俺は悪いことなんてしてない!」
聞く耳持たん、と和尚は一喝した。

「村人たちよ。まずは悪鬼の服を全て剥ぎ取るのじゃ。」
縛られて抵抗できないゴショウの衣類を、村人は縄まで斬らぬよう引き裂いていく。
あっという間に褌すら取られ、丸裸になったゴショウの股間を、和尚は杖で村人に突き示した。
「見よこの鬼の股ぐらを。このようなふてぶてしい棍棒を隠し持っておったわ。」
縄を抜けて褌の下から落ちてきた巨根を村人たちはまじまじと見物した。
それは牛馬の一物を彷彿とさせる太さ、長さを持った名器であった。人のそれを遥かに上回るたわわに実ったものが、椎茸の先をつけたような亀頭をぶらぶらさせている。
「やっ…見るなっ! 見るなよおまえたち!」
「このような悪根、断じてあってはならん。村の衆よ、力を合わせてこの悪鬼を調伏いたすぞ!」
おお! と村人の声が上がる。冬の寒さのものではない悪寒がゴショウを襲った。
0161名無しさん@ピンキー2010/11/01(月) 19:46:47ID:ocpbSsIU
「いやだぁ! やめろっ! うぐぐ…ぐ…。」
猿轡を嵌められ、ゴショウがうめき声しか出せなくなると、村人たちの調子は次第に上がっていった。和尚が唱える念仏に合わせ、刃物を研ぐ音がゴショウの後ろから聞こえてきた。
恐ろしい存在だと思われてきた鬼が、動けぬように縛られ、服を剥かれ、猿轡をはめられて何の抵抗もできないで目の前にいることで、普段から上流階級に虐げられてきた農民たちの加虐的欲求に火がついたようだった。

「へっ、鬼やろう。こうなればもう片なしだなぁ?」
「全くひやひやしちまったよあたしは。何だい、よく見ればいい顔かまえじゃないか。」
「んんふぅううっ! げふぅううっ!! あっあぐっ!」
男どもはゴショウの身体にあちこち蹴りや殴りをいれ、ひどい痣を作った。女どもは逆に筋肉質な体の弱い部分をくすぐるように撫でまわしてゴショウが悶えるのを楽しむ。

大人の責めを受ける上半身に背が届かない子供たちが、彼の下半身の中で一番目立つ場所に集まってきた。
「うわー! チンポコむちゃくちゃでけえ…。指入れてみよっと。」
「……がっ、っがぁあああああぁっ!!!」
好奇心旺盛な男の子が、汚い爪の生えた人差し指を、何の遠慮も無くゴショウの狭い尿道に突っ込んだ。
みるみる内に内部の組織が破れ、血が噴き出す。裂けた己の尿道が痛みの悲鳴を上げた時、ゴショウは失禁して口から泡を噴いた。
「うっわ、小便だ。ばっちいなあ…。」
不幸なことに、激痛を浴びたことで男性機能の危機を感じたゴショウのペニスは勃起を始めた。おかげで尿道の痛みは倍増する。
「鬼さんのタマタマおおきいね。わあ、卵みたいで毛むくじゃらだぁ!」
女の子が二つの玉が入った袋を掴みめちゃくちゃに引っ張る。睾丸が捻じれ、その器官を持たない者には理解できないだろう苦痛に、ゴショウは悶絶した。
こりこりと弄ばれる双球は何度もひしゃげ、何度も平たく掌の間でこねられる。力加減を知らない少女の手の中で、ゴショウの立派な睾丸に詰まった精子は次々絶命していった。

「これこれ子供たち、村の衆。そんなに責め立てては儂の出る幕がないでのう。」
「へへ、すいやせん和尚様。で、それは?」
和尚が手にしていたのは鋭く研がれた業物の刀だった。その切れ味はぎらりと光る刃縁が証明している。
「羅切刀じゃ。これでこの鬼の悪根を絶やしてくれようぞ。」
修行僧が煩悩を断ち切る為に使われるという、魔羅切り専門の刀。しかしながら和尚も実際に使ったことはなく、長い間土倉にしまってあったものをわざわざ取り出してきたのだ。
こうなってはもう穏便な種族だとか何とか言ってはいられない。ゴショウはありったけの力で縄をほどこうとする。
しかし村人に妨害され、遂にゴショウは赤ん坊のようにおんおんと泣き出した。
和尚や村人たちにとってそのような姿は逆に加虐心へ更なる火をつけるだけであった。
0162名無しさん@ピンキー2010/11/01(月) 19:47:24ID:ocpbSsIU
羅切刀が当てやすいよう、下腹部の茂みが草刈り鎌で剃られる。
根元に和尚の数珠が巻き付けられ、強制的に勃起が続くよう締め付けられるゴショウのペニスが、びくびくと震えた。
透明な雫が、指の形にこじ開けられた痛々しい鈴口からとくとくと溢れだす。まるで両の目からでは出しきれなかった悔恨の涙が流れているようだった。
(なぜ、こんなところに降りてきてしまったのだろう…。)
村で最も大柄な男が羅切刀を手に、ゴショウの傍に近寄った。白い刃がその天を突かんとばかりに勃起した巨根の根元に擦れ、少しだけ血が滲む。

と同時に、二人の男がゴショウの髪を引っ張り上げ、二本の角のそれぞれに鋸を当てて引き始めた。
鹿の角でも斬るように削り粉を散らしながら折れた角がゴショウの目の前に落ちてくる。
神経は通っていないので痛みは感じなかったが、ゴショウにとってはまるで魂を折られたかのような衝撃だった。
「折った角は、悪しき種を作ってきたその卑しい玉に一本ずつ打ちたてよ!」
ゴショウの睾丸がまな板の上に乗せられ、そして自らの角がその上に釘打たれた。
「ひぎぃいいいぃあっあああぁあああっ!!!」
食い縛る歯がみしみしと砕け、猿轡が噛みちぎれてゴショウの悲鳴が漏れた。太い角はぼたもちに似た睾丸の中心を二つとも貫き、まな板を赤く染めていく。男そのものを潰される阿鼻叫喚の光景に、村の男たちまでもが股間を縮みあがらせた。

「だっだずけでぇっ…。いやだ、いだいぃ…。ぎるなぁあ…。」
「観念せい悪鬼め! 一体何人その悪根で犯して孕ませたのだ! その邪悪な魔羅も子種袋もひとまとめに調伏してくれる!! 」
大変な言いがかりだった。ゴショウはまだ童貞なのだ。ましてや強姦など、性格上出来る訳もない。
村人全員が叫び出した。憎たらしい鬼の下から禍々しくそそり立つ、悪しき男根が聖断されるその瞬間を今か今かと待ちわびて、村人の興奮は最高潮に達していた。
「斬れきれ! ばっさりいけ!」
「鬼の小便臭いチンポコなんて、犬みたいに去勢しちゃえ!」
「己自身を失い、悔い改めるがいい! さあ、今だやれ!」
0163名無しさん@ピンキー2010/11/01(月) 19:48:03ID:ocpbSsIU
「おあ、ひぎいっああぁああああっっーーーー!!!!」

力強い振り降ろしだった。羅切刀は寸分違わずゴショウの男性器の根元に食いこみ、肉を裂いて尿道や血管を断ちながら、玉袋ごとその見事な巨根を肉体と離別させた。
羅切刀がまな板に突き刺さって止まる。木を打つ軽快な音が堂内に響いた頃には、ゴショウは目を見開いて涎と鼻水を垂れ流していた。
うなぎのようにしなるゴショウの大きなペニスが前に倒れると、真っ赤なまな板に向かってびゅるびゅると、玉に残っていた白い精をひり出すようにして射精が始まった。
「ぎゃあっ! こ、こいつ、汚いものを吐いたぞ!! 恥を知れ!」
「待たんか、調伏された鬼の精は薬の元にもなるんじゃ。粗末に扱うのは惜しい。」
去勢の瞬間ゴショウが暴れたせいで、粉々に潰れた睾丸から、血まみれの角が抜かれた。小さな壺の中へ逆さまになるよう吊り下げられると、そこが女の膣内だとでも思ったのか嬉しそうに切り取られたペニスは吐精のペースをあげる。
「ははは、遂に鬼を退治したぞ! 村の衆もよう頑張ってくれた!」 
「おい見ろよ。この濃い子種、まだまだ出るぞ。流石は鬼の太魔羅じゃわい!」
それはゴショウが許嫁のホタンと子供を為す時に備えて自慰を禁じていたからだった。
ゴショウは幼いころに温泉で見たホタンの裸体を思い出した。あの小さな乳房はどんなふうに育ったのだろう。自分を受け入れるはずだった柔らかな割れ目をもう知ることはできない。
ホタンとの間に生まれるはずだったわが子の顔が次々と想像されたが、男を奪われたゴショウにとってそれは悲しい幻想でしかなかった。

子作りに使うはずだった濃厚な精液が和尚の壺を満たす頃、主を失った真っ赤な鬼の棍棒は萎びて冷たくなった。その残骸は天日干しされた後、和尚によって桐の箱に入れられ鬼退治の証として保管された。

人間の手によるあまりの仕打ちに涙も枯れ果てたゴショウだったが、地獄の集団狂気はまだ終わらなかった。
彼ら村人はゴショウの手足を鋸で切り取って更にそれを魔よけに使った。
村の隅には彼専用の檻が造られ、ゴショウは村人共通の玩具としてしばらく飼われた。彼は一日中、子供から年寄りに至るまで様々な村の人間に苛め抜かれた。
手足も無く、仰向けになれば這って動くこともできないゴショウの身体は常に汚物でまみれていた。
隆々とした逞しい腹筋の下に、あるべき男の印はない。その姿は筋肉の付いた達磨そのものであった。

一年が過ぎた頃、ゴショウを飼うことに飽きてきた村人たちは彼を鬼吠山に帰してやった。
全裸で新雪に沈みながらも懸命に這って行く鬼の後ろ姿を、村人たちはいつまでも嘲っていた。
吹雪の中を進むゴショウは遂に故郷へとたどり着いた。そこには一年前と変わらずゴショウを待っていたホタンがいた。
ホタンは許嫁の変わり果てた姿を見た途端、気絶してしまった。ゴショウもまた、全身を凍傷で腐らせ、手当てを受ける間もなく永遠の眠りについた。

いつしか吹雪の音は鬼の吠える音ではなく、啜り泣くような声に変っていたという。
それからだ。鬼吠山と呼ばれていた山々が、鬼泣山と呼ばれるようになったのは。
0165名無しさん@ピンキー2010/11/02(火) 05:26:42ID:U2SPR4HA
時代小説風、民話風の作品にも要望が多々あります。

ぜひ向こうにも投下しなせえ。
0166名無しさん@ピンキー2010/11/02(火) 13:14:00ID:U2SPR4HA
あ、なぜ向こうへの投下を勧めるかと申しますとですね。
ここだといずれ流れて消える可能性があることから保管の意味ですよ。
あと、書き手さんにも増えていただきたいし、色々なバリエーションも増えた方がいいですし。
0167名無しさん@ピンキー2010/11/02(火) 19:10:03ID:Bxxhygo6
今度は鬼達が村の男の魔羅を子供に至るまで全て去勢してしまえ
0169名無しさん@ピンキー2010/11/02(火) 20:44:17ID:hVyoxn6A
女鬼がショタっ子たちのおちんちんを次から次へとおつまみにする話をですね・・・
0170名無しさん@ピンキー2010/11/03(水) 13:09:53ID:okdIJRbw
なんか去勢描写少ないけど他に投下するあてもないので投下する

地球とは違う惑星があった。この惑星には人が住み、長年戦乱が続いていた。
ある大陸では恐ろしい制度と選民主義により大国と小国連合が争っていた。
ある日、連合に属する小国が大国の突然の不意打ちにより敗れ投降した。
それが悲劇の始まりとは知らずに…

敗れた国の男達は年齢、体格によって分けられ別々の部屋に入れられた。
立派な体格を持つ屈強な戦士のいる部屋。子供の部屋。
そして労働力にならない男達は全員殺されている。
男達はこれから何が起こるのかを知らない。しかし、恐ろしいことが起こるのは予想できていた。
なぜなら、全員服を剥ぎ取られ、何も着ていない姿でいるからだ。

若い戦士のいる部屋に大国の兵士がやってきた。そして淡々と言う。
「これから貴様らに奴隷として生きていくための儀式を行う。一人ずつ来い」
とりあえず戦士達は命令に従い順番に行くことにする。まずは隊長だった男からだ。
隣の部屋に連れられた男は白い服を着た軍医らしき男に注射をされる。
そして設置された鎖に立ったまま両手両足を固定され、大の字で立たされる。
次にさるぐつわを噛まされ、身動きも口答えもできなくさせられた。
男が何をさせられるのか疑問に思っていると身体に違和感を感じはじめた。
見るとこのような状況にもかかわらず自分のペニスが勃起し、脈動していた。
「ふむ、準備は完了したようです」
「ああ、では今から奴隷の刻印を刻むことにしよう」
兵士が鋭く研がれた剣を腰から抜き出した。
それを見た男が何をするのか悟り、必死に抜け出そうと暴れるが無駄である。
「やれやれ、今回の戦士は情けないようですね」
「この前の戦士は覚悟を決めて大人しかったんですがね」
「むぐっ!!ふがっ!んん!!」
男の必死の懇願を見ながら剣を持った兵士は躊躇わず男のあれを切断した。
「むぐぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!?」
斬られた瞬間、男の目から、鼻から、口から体液が顔を伝って地面に垂れた。
そして切断された股間からは血液が溢れだし、床を朱く染める。
直ぐさま軍医が慣れた手つきで処置を施し、男は出血多量で絶命することは免れる。
そして別の兵士が鎖を外し、さらに別の部屋へと運ばれていく。
その部屋でさらに焼き印を施され、元戦士は奴隷としての生活が始まるのである。
敗国の戦士に与えられるのは戦場での戦死か男としての人生を失い奴隷として生きる人生のみである…
0171名無しさん@ピンキー2010/11/03(水) 13:10:24ID:okdIJRbw
まだ戦場に立つには早い少年達は全裸で足に鎖を繋がれ街に連れられていた。
この街の広場で開かれる市場は奴隷市場の他にもうひとつある。
それは貴族層に対して少年を性欲処理のはけ口のために売る市場である。
そのため少年達は全員全裸で、さらに精力剤で強制的に勃起させられている。
ある少年は貴婦人に、ある少年は高位の僧に買われる。
そして渡される時に恐ろしい要望が少年達にされるのである。
ある少年はそのまま渡され、飽きられるか壊れるまで貴族のおもちゃにされる。
唯一施されるのは精菅を切られ、自身の生殖能力を失うこととなる手術である。
少年は悪趣味な貴族に泣きながら最後の自慰を見られながら行う。
心とは裏腹に薬で無理矢理勃たされたペニスはあっさりと子種を吐き出した。
これが人生最後の射精だと悟っているのか、一分近く精子を放出する。
そして最後の一滴を出し終えた少年は手術室へと連れられていくのだった…

一方、僧に買われた少年は男性の象徴を切り取られることになる。
戒律で女性を抱けない僧達に唯一許された性欲のはけ口となるために。
女の子っぽい見た目の少年は二次性徴を始める前に買われ、一生を寺院で過ごす。
まだ射精を経験していない少年は勃起した自分の生殖器を僧に言われるがままに扱きだす。
少年は始めたの快感に戸惑いながら何かが出ることに堪えようとした。
しかし、羞恥心よりも快感が勝り少年は我慢の限界を超える。
人生最初で最後の射精を始めた少年はあまりの快感に言葉にならない声をあげる。
それが終われば自身の男性の象徴を切断され、一生得ることのない快感と知らずに。
その後、僧達に全身を飽きられるか死ぬまで性欲のはけ口にされると知らずに。

この大国の兵士が強い理由に徹底的な遺伝子の選出がある。
この国では15歳になった少年は全員が剣術大会に出場し、勝ち残った少年のみが戦士となる。
そして負けた少年達は全員去勢され、商人や職人としての人生を歩む。
戦士となった少年達は滅ぼした国の女性達を全員連れていき、自身の子を孕ませる。
そしてその子供もまた、15になった段階で同じように別れていくのである。
そして奴隷となった男達は死ぬまで農業や鉱夫として過ごす。
これが、歪んだ思想によるこの国が栄える要因なのである…

終わり
0174名無しさん@ピンキー2010/11/03(水) 21:39:32ID:lSG+1rQ1
アイデアが湧いて止まらなくなる時ってありますものねえ。
他の方がネタ枯れしてるとき、こういう大型新人さんが活躍してくれるということは、大変うれしいことなのであります。
0175名無しさん@ピンキー2010/11/04(木) 04:44:00ID:4RewpP2V
ダメだ、もう誰か僕の煩悩を去勢してくれ。課題残ってんのにこんなことしてるなんて…
一応例のごとく死にます、グロいです。

独裁政権が長年敷かれてきた某国の地下で、ある施設が静かに稼働していた。
ドーム状の天井が覆う、だだっ広い空間にまるで軍事学校のような設備が整えられている。
ここでは日夜、ある目的で生み出された男子たちが切磋琢磨にカリキュラムをこなしていた。

「120、121…、ペースが落ちて来ているぞ貴様ら!」
軍服を着た男に監視される中、グラウンドの真ん中で10歳代の少年たちが腕立て伏せをしている。
不思議なことに彼らは皆全裸だった。汗水を垂らす若い身体は引き締まっており、贅肉がひとつも見当たらないボクサーのような筋肉で覆われていた。
恥毛も生えはじめており、腋や股間の間から若毛がちらちらと見える。
若い陰茎は誰のものも全て標準以上の大きさに育ち始めており、力瘤をつくる腕の上下運動によって地面に擦られ、鍛えられた腹筋に張り付くようにして勃起していた。

兄弟のように顔立ちの似た彼らだったが、そうではない。彼らはこの研究所で選別された遺伝子を掛け合わせて造られた、完全な肉体を持った人間を造る為の試験体なのだ。
母体となった卵子提供者によって微妙に個体差があるのだが、遺伝子操作を受けたおかげでどの個体も男子平均を上回る肉体能力を持っている。
その中で更に競争させられ、選り分けられた試検体のみが国家の為に働くことができると、彼らは教えられて育った。

彼らが常に全裸なのも途中観察が容易な為である。
毎日朝5時に起床する彼らは、朝立ちを隠さず堂々と整列して点呼を受ける。肉体強化のプログラムを受けた後、食事と休憩をはさみ、午後から身体検査が行われる。
身体検査では筋肉の発達具合、病気の有無などを調べられる他に、勃起能力や男性ホルモンの分泌調査など男性機能についても念入りに行われ、身長体重から男性器の成長まで全ての身体情報を記録される。
そして夜になると就寝室で二人一組に分けられ、お互いの身体をマッサージした後シャワーを浴び、疲労回復効果のある培養ジェルのベッドに包まれ一日を終えるのだ。

そうして16年の月日を経た彼らは、自他共に認められた逞しい青年となった。
その中でも、一際優れた頭脳と肉体を持った男子がいた。番号で呼ばれていた彼の名は15号という。
用意された肉体強化プログラムを誰よりも早くこなし、日々の身体検査でも医者を驚かせる程の成長率を見せていた彼は、自分が間違いなく優良な種の元に生まれてきたのだと確信していた。
他の試験体たちの誰よりも精悍な男らしい顔立ち、はち切れんばかりの胸筋や腹筋を有す男らしい肉体、そして勃起時には最大10インチ以上にもなる極大の男性器が、何よりも15号の自慢であった。
0176名無しさん@ピンキー2010/11/04(木) 04:44:39ID:4RewpP2V
最終選別試験の日、試検体の青年たちは体操施設に集められた。
「これから、最終試験を始める。」
15号はにやりとほくそ笑んだ。その内容は全てにおいて彼が得意としていた分野ばかりであったからだ。
様々な能力テストを難なくクリアした15号は最後の格闘試験にて4対1のハンデを自ら申し込んだ。
余裕綽々といった15号の尊大な態度はくすぶっていた試検体たちの妬みに一気に火を付けた。4人は15号をねじ伏せる。
しかし次の瞬間、赤子を投げるようにして4人は引きはがされ、15号によって彼らは次々ノックアウトされていった。

もはや自分に敵う男などいない。完全に戦意を失った4人を見た時、15号は股間の疼きに気が付いた。そこはいつの間にか大きくそそり立ち、強く自己を主張している。格闘の興奮で彼の雄としての本能がそうさせたのだった。
15号は王者のように4人の前へ進みより、自らの一物に奉仕するよう命じた。痛みで恐れをなした彼らはすんなり従い、各々の手で熱い一物を包んだ。長大な男性器は4人の両手に包まれてやっとその雄々しい姿を隠した。
しばらくして、ぐつぐつと煮え滾ったような温度の迸りが敗者たちの顔面を汚す。15号はこれまでにない程の征服感に恍惚としていた。

試験終了後、当然の結果として15号は最優秀試検体として認定された。
その夜、15号はまだ見ぬ地上の女という生物を想像しては止まなかった。地上に出たら真っ先に女を見よう。15号は心に決めた。

しかし、彼は知らなかった。
15号が気持ちよく4人に射精していた場面を、カメラの奥から舐めまわすように見ていた者がいたことも、この施設が優秀な人材を育成するためにある場所ではないのだということも…。
0177名無しさん@ピンキー2010/11/04(木) 04:45:14ID:4RewpP2V
次の朝、15号は研究員に連れられ、一面真っ白な部屋に連れてこられた。
手錠と足枷を嵌められ、15号は不審に思った。地上に連れて行かれるのではないのだろうかといぶかしむ。

研究員に囲まれながら、15号が座って待っていると、奥から黒スーツを着た男たちに守られた軍服姿の少年がつかつかと歩いてくる。
「君、ちょっと足が邪魔だよ。」
そう言われても何の意味か分からず、15号が呆けていると、研究員の手が強引に15号の股を開かせた。
「わあ、やっぱり大きいんだ。」
突然開かれた陰部をしげしげと見られ、15号は顔を真っ赤にした。ずる剥けの亀頭が少年軍人によって摘まみとられ、ぶらぶらとロープのように幹が弛む。
「早速、手術を始めてよ。この日を僕はずっと待ってたんだ。」
スーツの男たちに手伝われ、少年が軍服を脱いだ。
逞しい試検体たちの中で育った15号にとっては死んでいるかのように錯覚された、細い裸体が晒される。血色の良い健康的な15号とは違って、その肉体は弱々しく、真っ白だった。
15号は股間に揺れる粗末な一物に思わず噴きかけた。まだ皮も被ったままのそれと自分がぶら下げているものが同じだとは、彼には信じられそうにもなかった。

すっと、研究員が懐に手を入れ、注射器を取りだした。その針が15号の腕に近づいた時、彼はさすがにまずい雰囲気を感じ始めていた。だがそう思えたのは一瞬のことで、鋭い痛みが襲った後、すぐに薬が彼の意識を闇に落とした。



15号はストレッチャーに乗せられ、手術室へと運ばれた。白熱灯によって15号の逞しい肉体がくっきり照らし出される。
続いて全裸の少年が同じように運ばれてくると、マスクを被せられ麻酔を施される。

15号と少年が並ぶように配置される。ずらりと並んだ研究員たちが機材のチェックを終了した。
15号の意識は少しだけ戻ってきていた。だが依然として状況が掴めない。身体が動かないのだ。声すら出てこない。視覚と聴覚だけがはっきりとしていた。
自分は一体、何をされるのだとだんだん不安になってきたところで、手術着姿の医師がこう告げた。
「これより試検体15号より、将軍家御子息マルクス様への陰茎移植手術を開始する。」
陰茎移植!? 15号がその言葉に驚愕する中、彼の男性器周辺へ次々に局部麻酔がかけられた。
どんどん感覚を無くしていく下半身に対して、15号の脳はすっかり起きていた。今起こっていることが信じられなかった。優秀な自分がなぜこのような目にあうのだ!?
頭をあげると剃刀を持った研究員の手で、さらさらの陰毛が取り払われていくのが見えた。見る見るうちに毛の生えていない、幼児のような陰部に仕立て上げられる。研究員は陰茎までも丁寧に剃っていった。
0178名無しさん@ピンキー2010/11/04(木) 04:45:49ID:4RewpP2V
「先生、勃起テストがまだです。」
「おお、いかんいかん。クリームを持ってきてくれ。」
ひんやりとしたクリームが股間に落とされ、剃られたばかりで敏感になったペニスに塗りこまれていく。他人に扱かれるのが気持ちいいのは格闘試験の時に経験済みだったが、こんな大勢の前で勃起など出来ない。
15号は押し寄せる快感を堪えるが、思いに反してその鉄でできたような硬い巨根は血を巡らせて完全に勃起した。
沢山の視線が自分の自慢の一物を注視している。15号はなぜだか興奮してしまった。更に大きくしなる銃身に感嘆の声が上がる。
「はしたない陰茎じゃ。我らの研究の成果じゃがのう。」
「マルクス様のものとなるにふさわしい大きさ、猛々しさであるのは間違いないかと。」
「うむ、内視鏡を用意しろ。」
15号の目の前で、彼の張り出した亀頭の先に内視鏡が埋められていく。15号は僅かにうめいた。痛くはないのだが中を弄られる感触がくすぐったいのだ。それは徐々に快感じみたものとなり、15号は射精しそうな切なさに身もだえした。
内視鏡による尿道の検査が終わり引き抜かれたそれは、ぐしょぐしょに濡れ糸を引いていた。
もっと見てほしいと15号は思った。尿道を擦る疼きは15号の羞恥心すら取り除いてしまったようだ。

性器の周りにマーカーが記され、医師がメスを手渡される。
きらりと光ったメスから思わず15号は目を背ける。しかし手術台がリクライニングし15号の頭が起こされた。
嫌でも自分の股間が見えるようになった15号は、まだ勃起の収まらない、立派に育った己の男性器を見た。
あの貧相な幼茎しか持たぬ少年に、この偉大な象徴を奪われてなるものかと、15号がいくら頑張っても彼の下半身は動いてくれなかった。
0179名無しさん@ピンキー2010/11/04(木) 04:46:21ID:4RewpP2V
「勃起状態が続いているようだが、術式は継続する。まずは埋まっている部分を掘り起こすぞ。」
微動だにしない下半身の中心に、今メスが当てられた。15号は悔しさのあまり生まれて初めて泣いた。
鼻水を垂らし、嗚咽を漏らす彼の顔をいちいち見ているものはいなかった。彼らにとって15号はあくまでも人ではなく、試検体でしかなかった。
血の線を描き、下腹部が切り開かれる。黄色い皮下脂肪がほとんど見られない綺麗な体組織が露出する。
精管を避けて開腹部分が広げられた。袋が切り取られ、野球ボール大の白子が手術台の上に放り出された。
15号の雄の象徴はその根を深く体内に伸ばしていた。まるで奪われることを拒絶するかのように血管や神経の束が絡みつき、磨き抜かれた雄の肉体と一体化している。
だが医師達はそんなことなど意にも介さずメスを振るった。
体内に埋まっている海綿体を、15号からはがしていく音がぶちぶちと手術室に響く。
メスを深く身体に沈められた15号は確かに自分の巨根が根こそぎ持っていかれているのを感じていた。見るまでも無く、赤い水たまりの中で確実に、長い間お世話になってきた大事なペニスが切除されていくのがよくわかった。
―――ああ、おれの…、おれのコックがぁ!!!

最後までしぶとく体内に居座っていた組織が乱暴に切り刻まれ、完全に身体とその雄々しい15号自身が寸断された時、彼の男性器は別れを惜しむように、それを抱える医師の両手の中で真っ赤な血の射精を行った。
あれだけ大きく外へと飛び出した巨根だったにも関わらず、15号のペニスは深い場所までしっかりと埋まっていた。取り出すために開けられた穴は股間から肛門を一直線に裂く大きなもので、綺麗な動脈の血がどんどん溢れだしている。
身体の力が抜けていくのと同時に、15号はとてつもない喪失感を味わった。
二度と自慰の出来ない身体にされ、無傷とはいえ優秀な自分の種が入った玉も、剥きだしのまま放置されている。
施設では味わったことの無い感情が15号を支配した。それは絶望というものだった。

ステンレスのトレイに乗せられた15号のペニスは計測され、その結果は20インチを超えるものだとわかった。すぐさま隣の少年が待つ手術台に運ばれ、移植が始まる。
誰もいなくなった手術台から首を傾け、隣の様子を15号は見ていた。

どうやら少年の身体には15号から摘出した巨根は大きすぎるようだった。少年の貧相な身体を拒むようになかなか体内へと収まらない。
自慢だった己の逸物が、移植に対して抵抗している姿に15号は感動すら覚えた。もしかしたら、このまま移植に失敗した場合は戻ってくるかもしれない。そんな淡い期待すら15号の脳裏によぎる。
0180名無しさん@ピンキー2010/11/04(木) 04:47:25ID:4RewpP2V
「駄目です。ちょっと大きすぎます。」
「医学的にも素晴らしい程の逸物なのだが…しかたない。」

トレイに戻されたと思った20インチの巨根が、医師によって鋏でちょきん、ちょきんと輪切りにされた。
15号は己の自慢だった一物に対する侮辱ともいえる狂気の光景に絶叫した。
見る見るうちに半分程の長さまで縮められたそれが拾い上げられ、少年の股間に空いた切開部に当てられると、今度はいとも簡単に入っていく。
少年の組織が海綿体に繋ぎ合わせられ、傷が閉じられた頃には、15号の顔は酷く腫れあがる程の涙でぼろぼろになっていた。
愉快そうに寝息を立てる新しい主の元で、かって誰よりも鍛え抜かれた肉体の生殖器として存在していた肉棒は、新たな血を充填させられて硬く張り立った。

――――――――――――
「ああんっ!! マルクスさま、すごいぃいっ!!」
「ふふ、このぶっといのが本当に好きなんだね、ヴァネアったら。」
将軍家の御屋敷で昼間から男女の嬌声が響く。
15号の荒々しい男根を自分のものにしてから2年が経ったこの日、マルクス少年はいつも通り自室のダブルベッドの上で、婚約者のヴァネアと身体を交えていた。
「んんああっ! ほ、本当に素晴らしいわぁ!! こんな、硬くて太いもの、どこで手に入れなさったのぉっ!!!」
「うーん、いいじゃんそんなこと。」
そう言いながらも、自分がこの名器を手に入れた時のことを、マルクスは思い出していた。
0181名無しさん@ピンキー2010/11/04(木) 04:48:39ID:4RewpP2V
「ご気分はどう? ええと、…15号、くんだっけ?」
悪魔の移植手術から3日後、動けるまでに回復したマルクスは、手術台に寝かされたままの15号を見舞った。
15号は未だ衰えない筋肉質な肉体を晒していたが、その顔はやつれて幾分か細くなっていた。それでもマルクスの姿を見て、15号は犬歯を鳴らす。
マルクスの指示で、彼の股間に空いた無残な傷痕は縫合され、カテーテルが尿道に通されていた。ただし、その大きな睾丸は二つとも体内に戻されず、身体とつながれたままシャーレの中の培養液に浸りながら元気に漂っていた。
「あはは、何だか言いたそうだね。なんでこんなことをされているのか分からないって感じかな?」
マルクスは哀れな試検体に全てを答えてやった。
この施設で造っているのは優秀な人間ではなく、優秀な肉体の移植提供者であること。
ここで造られたものは一定の水準さえクリアすれば地上の移植手術が必要な人に提供されその生涯を閉じるということ。
そして最も優秀な男性器を持つ個体が15号であったこと。
「僕の家系って短小遺伝なんだよね。だから君みたいな立派な一物がどうしても欲しかったんだ。」
マルクスがおもむろにズボンを脱ぐと、そこにはふてぶてしく膝まで垂れた15号の元男性器が揺れていた。それを見た15号のカテーテルの先から僅かに尿が垂れる。
「君はこれからもずっと、その身体全部提供し終わるまで僕の持ち物だからね。筋肉の一筋、骨の一本まで使いきってあげる。」
股間を見せびらかすように手術台へと飛び乗ったマルクスは、下に転がっているふくよかな二つの睾丸に目をやった。
「これ、どうしてほしい?」
最後に残された、確かに男であるという証明。15号は種を残して欲しいと頼み込んだ。
優秀な種をどうにかして残したいと15号の本能は叫んでいた。

「馬鹿だなあ、身体を捌かれるだけの物にこんな立派なのいらないでしょ。」
まだ沢山種が残っている剥きだしの大玉を硬い軍靴の底で一気に踏まれた15号は、目玉をひっくり返し髪を引きちぎった。
限界まで平たく伸びた睾丸が臨界を迎え、亀裂が入ったかと思うと真っ二つに裂け、哀れな子種たちが血に混ざってシャーレの中にぶちまけられる。
シャーレを踏みつぶし、肉球がミンチになるまでマルクスは曳き潰すのを止めなかった。
カテーテルからは白い粘液がどろどろと溢れ、15号の股を汚した。
その後処置をした医師の話によれば、15号の精神は激痛と去勢のショックがたたり、二度と正気に戻ることはなかったという。

―――――――――――――

最後に精管を二つとも切り離され、15号は冷凍保存処理を施され地下に保管された。
15号の凍りついた、ペニスの無い筋骨逞しい肉体を思い出し、マルクスは満足げにヴァネアの子宮の行き止まりまで、その奪い取った男根で侵入し、精子をたっぷりと奥に注いだ。

Fin

0182名無しさん@ピンキー2010/11/04(木) 04:50:48ID:4RewpP2V
あああああもダメだぁ!書きすぎて頭おかしくなす
どっか意味の通じない部分あると思うけどあったらごめん

ああやっと寝れる…
0184名無しさん@ピンキー2010/11/04(木) 18:49:52ID:h11unwGF
勢いが枯れると、また新しい人が出たり、休んでいた人に創作欲が湧いたりする。
そして、活況は無限に続くのであります。
それが一番望ましいのです。
0185名無しさん@ピンキー2010/11/05(金) 21:23:25ID:1vv6r7nU
>>164
この作者は、佐々木守氏や上原正三氏(ウルトラシリーズのジャミラ、ノンマルト、ムルチのエピですね)
の作品が好きなのかもしれないと思ってみる。
だとしたらすごく嬉しい。

基本、珍子破壊があれば、テーマシチュ共に何でもおkだと思ってるので、差別や異端への迫害、群集心理の
恐怖をテーマに据えてもいいと思うのです。
0186名無しさん@ピンキー2010/11/06(土) 01:31:58ID:dnj9bBIi
ま、また…できてしまった…
絶倫すぎる自分が本当に嫌になってくるわ…。上げるけどな

厚い雲に覆われた南の島に、かつて男性が社会的に必要の無い国があったという。
その国で人として暮らしているのは女性のみであり、男は存在しない。と、いうより、男性という存在の概念が彼女たちには無いのだ。
彼女たちの主な生活方法は、狩猟だった。それぞれ得意な武器をふるい、女同士で結ばれた家庭の中で家族を養うのだ。
狩りの他にも、工芸、牧畜、作曲など様々な職に手をつける者もいたが、小さな女の子の憧れの仕事と言ったら、やはり狩人が一番人気だった。
神話に登場するアマゾネスのような文化形態を為すこの島国では、しかしながら他の文明に手を出すようなことはしなかった。そもそも彼女たちは島の外を知らないのだった。
彼女たちがどうやって子孫をつくってきたのか、その答えはおそらく外の者からしてみれば常軌を逸したものであろう。


ここで紹介するのは、まだ成人を迎えていない可愛らしい少女、リンキだ。
リンキの家族は代々狩猟一家だったが、それとは別に牧畜の副業を持つ珍しい一家だった。
毎朝、狩りに向かうので忙しい母や姉に変わり、家畜の世話はリンキが全て承っている。
本当は自分も武器を振りまわして獲物を追いたい。そんなことを思いながら、リンキは今朝も渋々家畜小屋に向かった。
「かーさんもねーちゃんも、私には牛の世話しか出来ないって思ってるんじゃないかしら? ふん、見くびっちゃ困るわ!」
家畜小屋用の箒を鉈のように構え、リンキは幼稚な軌道を描いて振りまわす。その踊りのような舞姿に、小屋の奥で何かが動いた。

「なによ、なんか可笑しいわけ?」

リンキが目をやったのは、彼女達が飼っている牛だった。だが、外の人間がこれを見ても到底牛には見えなかっただろう。それどころか腰を抜かすに違いなかった。
それは紛れもなく人間であった。四つん這いで藁の敷かれた土間に立ち、首輪で柱に繋がれた、人間の雄に間違いなかった。
可憐な少女の前だというのに、男は全身何も纏ってはいなかった。惜しげもなく牛のような肉張りの身体を晒し、太い鼻輪の通された顔を飼い主に向けている。
「はあぁ…牛に私の気持ちなんてわかる訳ないか…。」
リンキが牛と呼んでいる目の前の生物が人間の男でなかったなら、なるほどこれは思春期の悩みを抱えた少女のつぶやきを聞いてあげる家畜、といった感じの微笑ましくなる風景だと言ってもよいだろう。
だが洒落でもなく狂気でもなく、この男が牛であるというのは、この世界において紛れもない事実なのである。
0187名無しさん@ピンキー2010/11/06(土) 01:33:02ID:dnj9bBIi
『女しか暮らしていない国』という表現は、言ってしまえば中途半端な説明である。
厳密に言い直すならば、『女しか人として認められていない国』とでも表した方がより正確ではあった。
この国の女性は、流石に女しか産めない訳ではない。中には雄の性器を持って生まれてくるものがちゃんと存在した。しかし彼らはこの国において人間とは認められないのだ。
男の出生児は生まれてすぐに家畜小屋へと放り込まれるのが決まりだった。
男の世話は基本的に彼女たちは行わず、この社会では牛と呼ばれる同じ男たちに任される。
ある程度育ってくると、四つん這いで歩くよう女たちによる調教が始まり、男たちはどんどん牛として従順性を身につけさせられる。しかし逆らう男はほとんどいなかった。
立派な家畜として成長することが、ここでは男たちの存在理由だからだ。


「そんな調子でいい牛でいられると思ってんの?」
リンキは鞭を振るって牛の一人を叱りつけた。リンキの号令によって牛男たちは筋力トレーニングをこなしていく。
リンキの鍛錬は非常に上手で、彼女の牛男たちはここ一帯で飼育されている牛男の中で一番の品質を保っていた。

一連の鍛錬が終わり、くたくたになった牛男たちの前に、赤ん坊が寝られそうな大きさの桶をリンキが運んできた。
「今日も順番にやってくからね。」
皮の手袋を両手に装備したリンキを見て、牛男たちの疲れ切った顔が興奮で綻んだ。
これから彼ら牛男たちの楽しい時間が始まるのだ。

リンキは四つん這いになって待ち焦がれる一人の牛男の下に、桶を置いた。ちょうど真上には牛男のペニスがだらりとぶら下がっている。
茎のサイズこそ並みクラスだが、全て割礼が済まされ亀頭を覆うものはない。
さらにその睾丸は異常に発達しているのが見て取れた。
母乳を溜めこんで腫れあがった乳房のように赤く腫れて、足すら閉じれそうにない程膨れ上がっている。
「おーお、溜まってるねえ。辛いでしょ? 今出してあげる。」
リンキは牛男のペニスを軽く水で清めた後、親指と人差し指で囲み、ゆるゆると伸ばすように扱いた。
牛男はおうっおうっと嬉しそうに鳴き、徐々に血流が生まれた彼の肉棒は、リンキの指の輪をこじ開けるような太さの勃起体へと変貌した。
「濃いのをびゅーっびゅーっと、頼むよポンタ♪」
彫りの深い顔立ちの牛男には似つかわしくないような名前で呼ばれた彼は、自ら盛んに腰を振り、リンキの絞り上げる動きにペニスを硬くした。射精と見間違えるような量の先走りが、桶の中にどんどんと垂れていく。
「お尻もキモチイイでしょ? ほらほら。」
先走りで濡れた指をポンタの肛門に突きいれると、もうそれだけで彼は腸内を引くつかせ、太い己の象徴を弾けさせた。
「おっ、おおぉおおぉーーーーーんっ!!!!」
腰をがくがくさせて、ポンタはとんでもない量の精液を桶にぶちまけた。ヨーグルトのような白い塊をリンキの慣れた指使いが絶え間なく噴きあげさせる。
跳ね返った濃いスペルマがリンキの頬に付いた。リンキはそれをぺろり、と舐めてみる。
甘く、濃厚な喉越しなのをリンキは確かめ、更に手を動かすペースを速める。
男特有の青臭さなど微塵もそれは匂わせない。桶の中は既に、しぼりたての牛乳のような香りを漂わせ始めていた。
0188名無しさん@ピンキー2010/11/06(土) 01:33:51ID:dnj9bBIi
牛男たちの精液は一般の男子が出すものとは少し違っていた。
それには子孫を残す精子が含まれていない。その代わり、栄養には非常に優れていて、脂肪やたんぱく質がたっぷりと詰まっているのだ。
塩辛い普通の精液とは違い、味わいもまろやかで口当たりがよいのが特徴である。
「いっぱい出したなぁ。一瓶いくらで売ろうかしら?」

彼ら牛男がどうやって乳しか飲めない生まれたての赤子を育てることができるのか。その答えはこれだった。
牛男は生後間もない男の子を育てるときにも、この精液を使う。皆で代わる代わるに己の肉棒を頬張らせ、精を与えて育てるのだ。
時には後ろから精液を注ぐこともある。おかげで彼らは幼いころから菊門での快感を知っているものがほとんどなのだった。

「んーー? あれ、出ないなぁ・・・。」
何人かの牛男から精液を絞りつくしたリンキが、ある牛男の搾乳にてこずっていた。
一際長いペニスを絞るもなかなか射精が始まらない。肛門には全ての指が埋まって前立腺を直に掴んでいる筈なのに、その牛男は気持ちよさそうに身を振るわせるばかりで一滴の体液すら出てこなかった。
「参ったな、これじゃまだまだ足りないや……あ、そうだあの手があった。」
急いで厨房から包丁を持ってきたリンキは、波打つ精液で重たくなった桶をどかすと、牛男の大きな睾丸を一つ、むんずと掴んだ。
周りの牛男たちが怯える。彼女が何をするのかがちゃんと彼らには分かっていたからだ。
玉の根元に縄が巻かれ、真っ赤だった金玉がどす黒く変色を始める。にわかに牛男が吠えだした。体外に飛び出た敏感な部分が悲鳴をあげているのだ。
「どうしても乳が出ないときは、一つ切り取れば、乳の出が良くなるっておばあさまが言ってたわ。うん、やってみよっと。」
ふぐりの付け根に包丁を当て、リンキは玉を引きながら刃を押しつけた。
「ぎゅぉおおおおおおっーーー!!」
ぶしゅり、と血が噴き出し、途端に牛男が絶叫して暴れ出した。リンキは一旦離れ、鞭で牛男を滅多打ちにする。すると牛男は大人しくなった。
「これくらい我慢しなさいよ。足や手を落とすわけじゃないんだから。」
牛男の四肢を柱に縛りつけ、宙に浮かせたリンキは作業を再開した。細かく前後に刃を動かしながら、紫色の睾丸を陰嚢と共に千切っていく。牛男の苦しそうな息の匂いと、したたる脂汗の匂いがリンキの鼻を付いた。
「もう少し……ほら、取れたぞ!」
最後は引きちぎられるようにして、金玉が牛男から失われた。それまで口が裂けんばかりに吠えていた牛男は急に声を失った。
そして次の瞬間、彼は溜まった小便を出した時のような開放感あふれる顔つきで、びゅうびゅうと射精した。その勢いたるや他の牛男の比ではなく、今まで出なかったのが不思議なくらいに長大な陰茎を震わせながら、彼は白い水たまりを作ろうとしていた。
「ああっ! ちょ、待って! 桶桶っと…。」
凄まじい勢いの射精はリンキが手を触れずとも長い間続いた。睾丸を切除されたことにより、潜在的な種の保存意識が目覚め、彼の男性器を暴走させたためだった。
同時に全身を駆け回る絶頂感が牛男を襲い、彼は柱に括りつけられたまま中空で舞い踊った。出すに出せず悶えるだけだった牛男は、リンキの行動に感謝して精一杯桶に熱い汁をぶちまける。

しかし、何故玉を片方とればこれだけ乳の出が良くなるのか、男ではないリンキにはわからなかった。
リンキにはどうでもよいことだった。家畜の身体の仕組みなど、いちいち考えても仕方の無いことだと彼女は考えているからだ。
桶を満たした牛男たちの精液は小分けされ、川の冷水で冷やされた後、狩りを終えた女たちに販売された。それでも余ってしまった分は、家に持ち帰った後家族で新鮮なうちに飲まれたという。
0189名無しさん@ピンキー2010/11/06(土) 01:34:58ID:dnj9bBIi
さて、ふとある疑問が浮かんでくるのだが、彼女らは一体外部と閉鎖されたこの島でどうやって子孫を増やしているのだろうか? 
あらかじめ断っておくが、家畜と交わるのはこの社会においてもタブーの一つである。そもそも彼ら牛男の精液には種が入ってないのだから、性行為を行っても子供を宿すことなどできないのだ。
その疑問に答えられるある祭りが、今宵開かれようとしていた。


今日は女たちの成人式である。彼女たちの成人の儀は夜遅くになってから始まる。
今年成人を迎える女の子は、全てある洞窟前に集合した。皆行水によって身を清め、まるで神様へと嫁ぐかのような緊張した面持ちで座っていた。
その下には、とびきり若くて逞しい牛男たちが、女の椅子代わりになっていた。鼻輪には綱が結ばれ女の子たちの手に握られている。
頭には牛の角を模倣した飾りが付けられていた。
彼らは搾精のために飼われている家畜ではなく、生贄用に育てられた牛男たちである。
彼女らの神に捧げられる供物として用意される彼らは並大抵の訓練を受けてはいない。その途中で半数以上が死に絶え、残った優秀な雄牛だけが捧げ物としての権利を得るのだった。

「次はワスカ、あなたの番よ。」
「はい、すぐに参ります。」
牛男の綱を引いて洞窟内へ入っていくのは、ワスカという美しい長身の女の子だった。
素晴らしい勘と弓の腕前で既に仲間の狩人たちからは将来を期待されている彼女であったが、明かりも無い真っ暗な洞窟を行くのは勇気がいるようだった。
「恐くない、恐くない、私は恐ろしくなどないぞ!」
彼女は暗がりのなか、道しるべの糸を掴んで岩の迷宮を奥に進んだ。もしこの糸を見失えば、自分は永久にこの中でさ迷うことになってしまう。
鼻輪を引かれる牛男は縮こまっていた。彼は今回捧げられる生贄の中でもとびきり上等な雄で、170はあるワスカの身体を十分包みこめる体格の持ち主だった。
狭い洞窟内を彼は這いながら、彼女の後を従順に付いて行った。

開けた礼拝堂のような場所へ入ると、いきなり松明に灯りがついて、ワスカの目をくらませた。
「な、なにっ! …ああ、なんということなの……。」
目の前に現われたものがワスカには信じられなかった。広い空洞内の中央に作られた台座から大きな影が伸びる。
0190名無しさん@ピンキー2010/11/06(土) 01:35:37ID:dnj9bBIi
その姿は牛の頭を持った人間であった。雄々しいその体躯は、彼女の生贄と比較にならない程逞しく鋼のように締まっており、美しさすら漂わせている。
胡坐をかいた半身の中央から伸びる肉棒は、太い血管を浮き立たせ、触れれば指が切れてしまいそうな亀頭を松明の光に晒している。
幹は大木を彷彿とさせ、大きく飛び出した雁を支えるそれは、まるで樹齢数百を超えた樫の木を模ったかのようだ。
かろうじて人間が受け入れられる限界ぎりぎり、といったところだろうか。

「ああ、牛神様、どうか、私の生贄をお受け取りください。」
神々しい剛根を目の前にして傅いたワスカは、連れてきた牛男の肛門に手をやり、一日中彼を貫いていた巨大な張り型を抜き取った。
生贄の牛男はううっ、と軽く切ないようなうめき声をあげて、よろよろと二本足で立った。
毛の一本まで全て抜かれた牛男の股間からは、止まらぬ露に湿った男性器が竹のようにそそり立ち、割れ切った自らの腹筋を突いて汚している。
初めて二本足で歩いた彼は、牛神様の精力溢れる御姿に圧倒されていた。このような猛々しい神の肉体に捧げられる己はなんと幸福なのだろうか。
神の視線を受けて、彼は更に股間の剛直を熱くたぎらせた。

牛の頭を持った神は、よたよたと近づいてくる牛男を片手でひょいと持ち上げた。
首根っこを掴まれた彼は苦しみながら、牛神へ触れようと手を伸ばす。
胡坐を崩した牛神は、両手で牛男の太い胴体を抱えると、その臀部を己自身の昂りへと乗せた。
神の興奮した鼻息をもろに浴びた牛男は胸を高鳴らせ、引き締まった尻たぶを自らの手で割り拡げた。
めりめりと肉の壊れる音がして、神の巨根が雄牛の秘門を貫く。
「はぁああぁあああぁんーーーーーーっっ!!!!」
牛男は神が自分の内部へ入ってくることに感激した。痛みなどない。喜びだけが彼の脳髄を支配していた。
涙を流して歓喜する牛男のペニスは一層膨らみ、彼の顎を打ちつけるほどの吐精を開始した。
0191名無しさん@ピンキー2010/11/06(土) 01:36:39ID:dnj9bBIi
そんな生贄の狂乱の様子がワスカはどこか我慢ならなかった。神が与える究極の快楽をあの家畜が受けているのだと思うと、彼女の秘部はどっと愛液を噴きださずにはいられなかった。
「ああ、早く、牛神様。そんな家畜はもう十分でございましょう?」
牛神はそんな哀願の言葉には耳も貸さず、ひたすら生贄の後穴を貪っていった。
牛男の中でも大柄なほうだった彼の身体は人間離れした手で掴まれ、乱暴に上下へと揺さぶられていた。牛神の神々しい身体と比べれば、牛男の身体など少年のようなサイズに見えた。
神の昂りを根元まで咥えこみ、牛男は目を回しながら身体の奥で星と星がぶつかるのを感じた。
串刺しにされようと彼の肉体は神を拒まず、より一体となることを欲して内臓を差し出した。彼の腸内は既に黒く汚れて破損していた。

洞窟内で一年間成人の日を待ちわびていた牛神の御神体は、垢や皮質でひどく汚れてしまっている。その為まずは牛が捧げられ、その臓物と血を持って神の一物が洗い清められるのが、古代から続く成人の儀の準備工程だった。
穢れていた牛神の男根は、悶え狂う生贄の中で完全に磨かれた。その頃、牛男は肛門から大量の血液を流しながら白目を剥いていた。
牛神は牛男を台座に置き、繋がったままのその身体をさする。牛男は熱い息を漏らして神に応えた。
牛男のどろどろになった男性器を掴む牛神は、その果実のような睾丸をむしるように千切り取った。そのままそれを一口に腹へと納める。
片方の宝球を失った牛男はまた射精した。もう彼の意識は遠く快楽の海へと沈み切っており、浮かんでくることはない。
二つ目の睾丸が牛神の中へ消え、牛男はとうとう雄ではなくなった。神はいまだ勃起を続ける肉棒にも目をつけ、太い指で亀頭を掴むと引っ張り上げる。
「ぐおおおおおぉおああぁああっ!!!!!」
大根でも抜くかのように力を込められた彼の勃起体は、身体の中に埋まった部分を道連れにして牛男の身体から抜き取られた。
血だまりが見る見るうちに台座を侵食する。続いて、あまりの衝撃に牛男の中で残留していた精液が爆発して台座を白く染め上げた。
生贄となった男性は牛神自身に貫かれたまま、天使の矢で眉間を撃ち抜かれたような顔をして昇天した。
その魂が牛神を通り過ぎる頃、彼の象徴は神によって咀嚼され、彼の者の血肉へと還っていった。
0192名無しさん@ピンキー2010/11/06(土) 01:42:18ID:dnj9bBIi
「ようやくお清めが終わったのですね? 牛神様。さあわたくしをお包みになってください。」
用の済んだ穢らわしい生贄の肉体が業火に焼かれる傍で、ワスカは血に濡れた御神体を舐め清め、自ら跨った。
この国の全ての女たちは、こうやって種を神から授かり、子供を為すのだ。
一度種をつけられれば、後は滋養の高い牛たちの精液を飲み続ければ自然と孕むようになっている。
そして彼女らから生まれてくる男たちも神の影響下にあり、その精には種が含まれず、ただの飲み物としてしか役に立たなくなるのだ。

行為が終わると牛神は奥に帰っていく。一人一人、相手となる牛神は入れ替わる。その為何体もの生贄が必要なのだが、そんなことは彼女らにとって苦でもなんでもなかった。
正体すらわからない生物に身を預けることができるのは、古くからすっとそれが正しいことなのだと信じ切られているからなのだ。
「次、ミレバ、中に入りなさい。」
また次の女の子と、生贄の牛男たちが洞窟に入っていく。一人洞窟から帰還したワスカは膨らんだお腹をさすり、日が昇るまで洞窟内から響く生贄たちの喜びの歌を聞いていた。


FIN


なんか…やっと満足できるものが書けたような気がする…。
ようやく筆が止まったよ…。
また会える日までさようなら、そしてありがとう住人のみんなノシ
0193名無しさん@ピンキー2010/11/06(土) 05:48:33ID:wwzJSMUt
ど疲れさんどすー。
書けないときは、ホント2年でも3年でも書けない人もいるみたいだけど、みんなそんなこと気にしてないかんねー。
0194名無しさん@ピンキー2010/11/07(日) 17:52:45ID:RP436mIe
たくさんの作品をありがとう!どれも読み応えのある力作だったよ!
また気が向いたら来てね
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