要は、切れのいい所まで投下します。
>>128
+ +
「あ、あの、アスナさん?」
目の前には心配そうなネギの顔。ゆさゆさと揺さぶられて、
明日菜はようやくちょっと別の世界から戻って来た事を実感する。
「良かった、アスナさん急に…」
「こんの…」
「え?」
「エロネギィーっ!!」
「あーーーーーーーうーーーーーーーーー」
理不尽なアッパーカットを食らって天井から帰還したネギが、
ツンと横を向いている明日菜に恐る恐る接近する。
「あー、うん、不慣れな事故って事で、不可抗力って事だからノーカンでオッケー」
全く持って意味不明で理不尽な結論であっても、
どうやら許してくれたらしいとほっとするのがネギの素直さだった。
「んー…」
それでも上目遣いにこちら伺うネギを見て、明日菜も自分の理不尽さは承知している。
「うぶっ!」
「ふふっ、ネギ、おっぱい大好きだもんね」
「あ、アスナさんそれは」
不意に首を抱かれ明日菜の胸に顔をばふっと押し付けられたネギが、
目を白黒させながらミルクの様な頬を見る見る赤く染め抜く。
そんなネギを見下ろし、明日菜はニカッと笑みを浮かべる。