【強制】嫌がる男女同士が無理やりHなコトを… 2
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0001名無しさん@ピンキー2011/11/17(木) 15:25:01.81ID:114JPJcv
当人はその気が無い、嫌がってるのに第三者の命令で無理矢理セックスさせられる。
あるいはハプニングで偶然にセックスしてしまうシチュエーションについてのスレです。

例)
学校を占拠したテロリストが座興に生徒同士でセックスさせる
王様ゲームがエスカレートして「1番と2番がセックス」という命令
政略結婚で嫌ってる相手と結婚させられる
非合法の集会に身分を隠し潜入していた男女の捜査官が、怪しまれない様に乱交パーティに参加する
異星人が地球人の生殖行動を観察する為に男女を捕獲
豊穣を祈願する祭事の為に、託宣で無作為に選ばれた男女が祭壇上で性行為


男の方は内心喜んでるとか、実は互いに好意を持ってるが立場や性格のせいで表に出せないとかでも、
表明的に嫌がって拒絶してるならOKです。


(前スレ)
【強制】嫌がる男女同士が無理やりHなコトを…
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239189886/

(保管庫)
2chエロパロ板SS保管庫
http://green.ribbon.to/~eroparo/
 →「オリジナル、シチュエーション系の部屋」→「20号室」へどうぞ。
0198名無しさん@ピンキー2014/11/29(土) 23:17:47.79ID:aFSp5rdb
洗脳された男女(自我はあるけど体が勝手に動く)が
夏場夜な夜なランダムセックスしちゃう話とかないですかね
基本女1人に男2人みたいな感じで

事が終わるとなんとな〜くうっすらと記憶にはあるんだけど
夢でもみたんだろうって思わせるレベルで忘れちゃってるのに
体は何故かぐったりで性器もなんだか少し痛むみたいな感じで
0201名無しさん@ピンキー2015/02/16(月) 22:08:18.55ID:sTQ2XljZ
 薄暗い空間にくぐもった男女の声が重なり、響き合っている。
「……くっ…うう……あ……ぐ…」
「いや・‥やだ…やめて……やめて……」
 恐ろしく肥大化した生き物の臓物の内部のようなその空間の中で、少年が同じ年の頃の少女を引き倒して覆いかぶさり、自身のモノを少女にねじ込み、腰を降りたくっている。
 二人はそれぞれ体に何やら鎧のようなものを身につけ、周囲には二人のものと思しき破損した武器が転がっていた。
 少年と少女は戦士だった。
 それも、互いに肩を並べて同じ敵と戦い続けてきた仲間だった。
 この世界にいつのころからか出現するようになった外敵。
 人の心を貪り食う邪悪な存在と戦うために選ばれた人間。
 その内の二人がこの少年と少女だった。
 少年の名をユウマ。
 少女の名をリア。
 二人は幾つもの死地を二人で切り抜けてきた、かけがえのないパートナー同士だった。
 それがどうして?
 ユウマは何故、リアを犯しているのか?
 簡単な話だ。
 二人はその外敵に敗北し、囚われの身となったのだ。
 そして、外敵はユウマとリアをそのまま殺すような事はしなかった。
 二人は外敵達の玩弄物へと成り下がったのだ。
(何をしているのです?もっと深くあなたのモノで決って、徹底的に犯しなさい。でなければ、その娘は……)
(黙れ!!…わかってる…わかっているから…畜生…!!!!)
 ユウマの心の中に響くのは外敵からの声。
 魂を、心を食らう敵はこのように人間の精神にすら用意に入り込む。
 それに応える少年の声はひたすらに悲痛だ。
 彼はまるで獣のように少女を犯し続けていた。
 なぜなら。そうしなければ、リアは殺されてしまうからだ。
 外敵は言った。それだけがリアを生かす道だと。
 ユウマがそれをやらないならば、リアの首にはめられた不可思議な鉱物で出来た首輪が爆ぜて、 その衝撃で彼女の首はちぎれとぶ。
 外敵は言う。
 信頼する仲間であるユウマに犯される絶望をリアに味わわせろと。
 当然、そのためには彼が強制されて行為に臨んでいる事を知られてはいけない。
 獣のように容赦なく、彼女の肉体を貪り、犯し、凌辱せよ。
 さもなくば、リアの命は目の前で消え去るのみだ。
0202名無しさん@ピンキー2015/02/16(月) 22:08:55.49ID:sTQ2XljZ
(畜生…!畜生…!畜生……!!!!!)
 ユウマは選ぶしかなかった。
 たとえ、外敵の言うがままに行われるこの行為がリアをどれほど傷つけるとしても、その命を奪わせる訳にはいかなかった。
 だが、罪悪感と共にこみあげてくる肉体の官能、避けられない快楽がさらにユウマを苛む。
(…なんでだ…どうしてこんな……感じてるのか?僕は…こいつをこんなボロボロに犯しておいて…快楽を貪ってるのか?)
 外敵が精神と肉体に介入した事により、ユウマの中の欲望と快楽は増幅されていた。
 嫌々、それ以外に方法がなくやむを得ず行っている筈の行為が、次第に彼自身が望んだもののように思われてくる。
 外敵の事など関係なく、リアの肉体を貪る事こそが自分の願いだったかのように、そう錯覚してしまう。
 荒れ狂う快楽と、悔しさ、悲しみ、罪悪感…それらの狭間で心を引き裂かれていくユウマ。
 その心の痛み故に彼は気付かない。気づく事ができない。
 今、少女を思ってもがき苦しむ彼の心こそが、その苦痛こそが、外敵にとっては最高の養分である事を。
 いまや少年は外敵達によってその心を貪られるばかりの存在になり果てていた。

 そしてそれはリアにしたところで同じ事だった。
 最初、彼女は訳もわからぬままユウマに襲われ、犯された。
 最も信頼していた少年が獣のように変わり果て、自分を犯す悪夢。
 それだけでもリアの精神はズタズタに引き裂かれ、抵抗する気力さえ失われていた。
 だが、外敵はリアの絶望をひとしきり味わいつくしたところで彼女の心にささやいたのだ。
(自分の相棒が苦しんでいるというのに、良い気なものですね…リア)
(何?…どういう…事なの?)
 途端にリアの頭の中に直接。ユウマの記憶と苦痛が流れ込んできた。
 悪夢めいた二者択一を突き付けられて、外敵に従うしかなかったユウマの苦悩。
 共に戦ってきた相棒を自らが凌辱するという地獄。
 荒れ狂う快楽と心の痛みの中で壊れていくユウマの声なき悲鳴。
 真実を知ったリアの心に、姿見えぬ外敵への怒りが燃え上がる。
 だが……
0203名無しさん@ピンキー2015/02/16(月) 22:09:42.66ID:sTQ2XljZ
(ほら…またそんなに腰を振って…相棒の心の苦しみを直に感じながらも肉欲を求めるなんて…リア、あなたはとんだ淫売のサディストだ……)
(な…何を言って!?…え!?)
 頭の中に響く外敵の言葉に戸惑うリアだったが、やがて気付く。
(嫌…なんで……私、どうしてこんな……)
 いつからなのか、彼女にもわからない。
 しかし、気がつけばリアの肉体は挿入されるユウマのモノの、その熱い浪りと肉の感触を味わうかのように。彼の呼吸に合わせて腰を振りたくっていた。
 破瓜の痛みもいつしか失せて、感じるのはどろどろとした肉の快楽のみ。
『もっと…ほしいの…』
『・‥犯して…壊して…ユウマので…めちゃくちゃにされたい…』
 心の中にリア自身の声でそんな言葉が響く。
(それが君の真実…君の正体…苦しむ相棒さえ肉の玩具に変えて、欲望をむさぼる最低のメス)
(嫌…うそ…私は…こんなの望んでなんか……)
 否定の言葉は腰を動かすごとに大きくなっていく快楽のうねりに打ち消される。
 こうして今ここで快楽に溺れている己の肉体を誰が否定できるだろう?
 汗ばんだ肌が触れあう度に伝わる熱と熱。
 快楽と罪悪感の狭間で苦しむユウマの熱いモノが突き上げられる度に全身を甘いしびれが襲う。
(違う…こんなの違う…駄目…ユウマ、気づいて…馬されないで!!)
 だが、必死に彼に訴えかけようとする言葉は
「…やめて…嫌…ユウマ・・・やめて……」
 外敵の介入により改ざんされて、真実を伝える事すらできない。
 そして、彼らは自らリアの言葉を改ざんしておきながら、彼女にささやくのだ。
(真実を伝えれば、ユウマは苦しみから解放されるというのに……君は自らの快楽だけしか見えてないのだね……)
(・・・ああ…私のせいで……ユウマ…ユウマ……)
 彼を救う事のできない心の痛みに流れるリアの涙も、今のユウマには自身の行う陵辱による苦痛故のものとしか思えない。
0204名無しさん@ピンキー2015/02/16(月) 22:10:14.79ID:sTQ2XljZ
 ユウマとリア、二人の精神は「パートナーを傷つけ苦しめながら、快楽に溺れる自分」という虚像によってズタズタに引き裂かれていく。
 意思の力を奪われていくにつれて、二人の少年少女の肉体はさらに外敵に介入され、ほとんど彼らの操り人形とされてしまう。
 荒々しく腰を叩きつけ、肉棒で深く少女の奥底までを扶る。あふれる蜜は止まる事なく繋がり合った部分を濡らし、いやらしい水音が二人を捕えた肉獄に響く。
「ぐ…ああ……うっ…くっ……」
「や…いや…やなのに…あああっ」
 もはや嬌声とも悲鳴ともつかない二人の叫び。
 外敵の精神干渉によってIEに壊れ始めているユウマとリアの心。
 そこにさらに、外敵によって強制増幅された肉体の快感が追い打ちをかける。
 心地よい日差しのぬくもりも、吹き抜ける風の涼しさも、それが極端に増幅されてしまえば身を焼く炎や凍える吹雪に変わり、苦痛へと変化してしまう。
 ユウマとリアが今感じさせられている快感も同じ事だ。
 それはもはや神経を、快楽という炎で焼き尽くす責め苦。
 僅かに残った二人の理性や思考力を容赦なく破壊していく。
「っく…うああああっ!!…射精るっ!!!!」
「ひう!!‥・くあ…あああああ…駄目…体の中…何か弾けて……あああああああっ!!!」
 やがて高まる熱と快楽の中で二人は昇りつめる。
 びくびくと全身をけいれんさせて、重なり合うように崩れ落ちる二人。
 だが……
「・‥やめ…ろ……これ以上は…」
「もういや…いやなの…いやあああああっ!!!!」
 彼らの肉体を操る外敵達は満足しない。
 二人が快楽と苦痛の中で上げ続ける悲鳴こそが外敵達にとって最高の甘露なのだ。
 力尽きた筈の肉体を無理やりに動かされ、荒れ狂う快楽に揉調される二人。
 彼らの心はいまだ、自分は肉欲の為にパートナーの心も肉体も踏みにじっているのだと思いこまされたままだ。
 精神と肉体を引き裂く地獄は果てなく続く。
 幾度となく精を放ち、絶頂へと登りつめる。
 操られた肉体は狂ったようにお互いを貪り、ユウマとリアをこの地獄から逃がさない。
 絶頂に突き上げられる度、心は白く砕けて、大切だったものも、二人で歩んできた道のりの記憶も、全て壊されていく。
 それでも、重ねあわされた手のひら同士をきつく握りしめ合っていたのは、お互いを支え合おうとする無意識の表れか。
 だが、快楽と苦痛の渦はそんな二人のけなげな抵抗すら呑みこんで…
「・・・ごめん…リア…リアっ!!…僕は…もう…っ!!!!」
「ユウマ!!…ユウマっ!!…私…私い!!!…ああ…ふあああああああああっ!!!」
 幾度出したか知れない白濁がリアの腔内にあふれ、その熱が彼らにトドメを剌す。
 津波のように押し寄せる巨大な絶頂と、絶望と無力感の中、二人の意識は粉々に砕け散って闇に消えていった。
0205名無しさん@ピンキー2015/02/16(月) 22:10:55.20ID:sTQ2XljZ
 心が溶けて消えていく。
 大事なものを守れなかった深い絶望と共に、闇の中に沈んでいく。
 だが、そんなユウマの心を現実に引き留めるものがあった。
 手のひらに触れた冷たい感触。
「これは…リアの……」
 それは、砕け散った剣の欠片だった。
 無数の外敵に包囲され、必死の抵抗むなしく敗れたユウマとリア。
 その時、二人の武器も粉々に破壊された。
 赤く透明な輝きは、深紅のクリスタルで作られたリアの剣のものだろう。
 心を食らう外敵と戦う彼らの力は、同じく彼らの精神より生まれる。
 その武器は彼らの精神の力を増幅させるものだ。
 砕け散ってなお、リアの精神とリンクする剣の欠片がユウマに真実を教えた。
 同時にリアにも、外敵によって巧みに隠されていた真実を伝える。
 全ては外敵の仕組んだ事。
 だが、そう知ってもユウマの心にわだかまる後悔は消えない。
 真実がどうであれ、自らの肉体を利用され、パートナーの心と体をズタズタに傷つけた、その事実は揺るがないのだから。
 だが。しかし……
(これ以上…好きにさせない・‥リアはこんなに苦しんだのに、これ以上奴らの好きになんて…)
 剣の欠片を介して垣間見たリアの心の痛み、それがユウマを突き動かした。
 リアをまたこの苦しみの中に追いやる事など、許してはならない。
 彼は剣の欠片を強く握り、残された力をそこに注ぎ込む。
(今、奴らは僕たちが力尽きたと思い込んで、油断しきっている。僕たちの精神と繋がったままなのに、僕のこの行動に気づかないほどに)
 敵が自分と繋がったままなら、方法は容易い。
 この力を自分自身の心に、魂に流し込む。その力で油断しきった奴らの魂を焼き尽くす。
 だが、気がかりなのはリアの首についた首輪だ。
 恐らく、抵抗すればリアの首を吹き飛ばすと言った外敵達の言葉にウソはない。
(万が一気付かれれば、リアの命は……)
 その光景を思い浮かべ、ためらうユウマの手にそっと優しい感触が重なる。   ・
(大丈夫…私も一緒に戦うから…私はユウマの相棒なんだから……)
 それはリアの手のひらだった。
 二人の視線が交差する。
 やるべき事は言葉にせずともわかった。
(僕のふがいなさのせいで…リアをこんな目に遭わせた。だけど……)
 二人の力が剣の欠片に流れ込み、赤い光が薄暗がりの肉牢を照らす。
(これで終わりだっ!!!)
 ためらう事なく、ユウマは自身の肩に欠片を突き立てた。
 瞬間、流れ込んだエネルギーが無防備な状態にあった外敵の魂を焼き尽くす。
 リアとユウマ、二人の意識をがんじがらめに縛りあげていた見えないロープが跡形もなく消し飛ぶ。
 こうして二人は心をむしばむ邪悪なる外敵の手の中から解放されたのだった。
0206名無しさん@ピンキー2015/02/16(月) 22:11:48.66ID:sTQ2XljZ
「大丈夫、ユウマ?」
「うん、平気だよ。肩の傷もそんなに深くないし、すぐに治るさ」
 外敵の領域から脱出した二人は、戦いと強いられた行為によってボロボロにされた鎧と衣服を手持ちの布でなんとか補修し、共に荒れ果てた大地を進んでいた。
 ほどなく、人類側の領域に辿り着くだろう。
 だが、窮地を脱したとはいえ、二人の表情は暗い。
 たとえ、全てが外敵によって思いこまされた物だったとしても、お互いがお互いを傷つけたという記憶はぬぐい難いものだ。
 もし、自分が何か後少しでも抵抗する事ができていたなら、パートナーをこれほどまでに傷つける事は避けられたのではないか、そんな後悔があった。
 特に、それ以外の選択肢を奪われていたとはいえ、リアを犯すという罪を背負わされたユウマの苦しみはどれほどか。
 自らも凌辱を受けた立場でありながら、リアが案じるのはその事ばかりだ。
(だけど、どうやって声をかけよう…私。ユウマに何がしてあげられるんだろう?)
 次第に俯き、歩くスピードも落ちていくリア。
 だけど……
「大丈夫?」
「ユウマ…」
 その手のひらを、ユウマの手がぎゅっと握った。
 立ち止まりそうな彼女を引き寄せて、肩を抱いて支えてくれた。
「ユウマ…なんで?」
「なんでも何も、さっきはリアがしてくれた事だよ?」
 そう言って、ユウマは優しく笑いかけてくれた。
 そうだ。
 あの時、外敵への最後の抵抗をユウマが試みたあの場面。
 リアの命を危険にさらす事を躊躇った彼の手を、彼女はやさしく握ってその背中を押してくれた。
 一緒に戦ってくれた。
「だから、リアが辛いなら、僕だってできる事をしてあげたいんだ…それだけだよ」
「うん……ユウマ、ありがとう」
 リアは小さく頷いて、ユウマの手のひらのぬくもりを確かめるようにその手を握り返す。
 二人が負った心の傷は深く、それが癒えるまでには長い時間を必要とするだろう。
 だが、寄り添いあう二人の背中を見れば、それがどんなに遠い未来であろうと、彼らは支え合いその道のりを歩き抜くだろうと、確信させてくれるのだった。
0207名無しさん@ピンキー2015/02/16(月) 22:14:01.10ID:sTQ2XljZ
すごく好みなシチュだったけど、同好の士がいるとは思わず、スレを見つけて勢いで書いてしまいました
でも、このスレで望まれている方向性ともまた違った形になってしまったかもしれない
一応、男女が嫌々のまま強制されてコトに及ぶという点は満たしていると思うのでご容赦いただきたい
0208名無しさん@ピンキー2015/02/17(火) 15:41:29.16ID:lj8/w5L4
個人的に最後まで嫌がってるのが好みだが
これはこれでいいな
0210名無しさん@ピンキー2015/05/18(月) 09:05:02.50ID:qpoN0PXh
親子や兄妹を拘束して
先にイったほうだけ釈放してやるみたいなシチュで
肉親だからお互いを助けようとして嫌々ながら必死に相手を攻める
なんてどうでしょう…
0212壊レタセカイ ◆OVD000dkRU 2015/05/19(火) 01:07:18.25ID:RkaZmRDO
ss投下します
近親相姦、公開プレイ、鬱展開、人死に要素有り
前半8割がスレのシチュに至るための経緯で、実際のプレイはラスト2割にしかありませんので注意
0213壊レタセカイ ◆OVD000dkRU 2015/05/19(火) 01:08:06.67ID:RkaZmRDO
それは突然のことだった。
デパートに突然覆面男たちが現れ、銃を乱射しだしたのである。
休日のデパートで突如始まる地獄絵図
血と悲鳴が飛び交った。

「これだけいりゃあ、人質としては十分か」
覆面男たちの頭と思われる男が部屋を見渡して満足げに頷いた。
その男だけは覆面をしておらず、堂々と顔を晒している。
部屋にはざっと50人もの人間が不安げな表情で集まっていた。
訳もわからず泣き続ける乳幼児や恋人や子供を失い泣きわめく者は早々と殺された。
ここにいる50人もの人間...彼らは運良く殺されなかった者たちである。
その中の一人ーーー祐一は恐怖に震える中学生の妹ーーー舞の肩を抱き、覆面男には気付かれないように大丈夫だ、と励まし続けていた。
デパートジャック、とでも言うのだろうか、このデパートは覆面男たちによって完全に占領されていた。
0214壊レタセカイ ◆OVD000dkRU 2015/05/19(火) 01:09:11.24ID:RkaZmRDO
元々、祐一は舞の買い物に誘われて付き合っていただけである。
それがどうしてこうなってしまったのかーーー
祐一は友人からしばしばシスコンと揶揄されることがあるし、祐一としてもそれを否定する気はない。
祐一は舞のことが好きだし、自惚れでなければ舞も祐一のことが好きだろう。
むしろ祐一からすれば幼いころから普通に妹と育っていけば普通に兄は妹のことを好きになるだろうと思うし、普通に妹は兄のことを好きになるだろうと思っている。
妹から買い物に誘われれば特に用事がない限りは付き合うのが普通。
無論、そこに恋愛感情は一切ない。
兄妹の恋愛をテーマにした創作物は腐るほど存在するだろうが、現在にそんなものは存在し得ないのだ。
「兄さん...」
「大丈夫だ」
何度も繰り返してきた問答。
祐一は自分に言い聞かせるようにして妹を励まし続ける。

「あぁ!? 何で出来ねぇんだよ! 状況分かってんのか!? おめぇら警察はいつもそうだ!」
テロリストの男が携帯電話に向かって叫んでいる。
警察の交渉人と話しているのだろう。
「落ち着け、だと?
 全部お前らのおかげだってのによ。
 ...おい、なら要求をもう1つ付け足す。
 今からこのデパート内のリアルタイムの動画を送る。
 それをテレビで生放送しろ、全国放送でな。
 5分の遅れにつき人質を1人殺す」
男の言葉を聞いていた人質たちが声にならない悲鳴をあげた。
0215壊レタセカイ ◆OVD000dkRU 2015/05/19(火) 01:10:20.35ID:RkaZmRDO
「もう分かってると思うが、お前らが報道せずとも世界中の動画サイトに今の状況をアップしている。
 それをテレビで流すだけだ。
 逆らわないほうがいいぜ」
大きなカメラを背負った覆面男が部屋をぐるっと見渡した。
祐一は大丈夫だ、と何度目になるか分からない言葉を舞に向けて呟いた。
「チッ、分かったよ、ただしそんなにたらたらと待てねぇ。
 15分だ。
 そこから5分遅れるたびに1人殺す。
 次に俺が交渉に応じるのはテレビで放送されてからだ」
そういうと男は電話を切り、売り物であるだろう薄型で大きなテレビの電源を付けた。
テレビの画面ではグルメリポーターが旨そうな料理に舌鼓をうっていた。

5人、殺された。
男の言った通り、電話が終わってからきっかり15分後に1人、20分後に2人と殺されている。
そして、6人目はーーー
(僕だ...)
テロリストの男は端から順番に殺している。
端から4人目の男は時間と同時にテロリストの男に襲いかかり、周りにいる覆面男たちにあっと言う間に取り押さえられて殺された。
端から5人目の女は錯乱して逃げ出そうとし、呆気なく撃ち殺された。
そして端から6人目は祐一である。
時間がきたら、祐一も殺されるだろう。
(最悪、僕はいい。
 でも僕の次、7人目はーーー)
それはきっと舞だ。
妹だけは、死んでも守り通さなければ...
(逃げ場はない。
 時間になったら抵抗したところで僕も殺されるだろう。
 襲いかかるとしたら油断している今...)
祐一が無駄死に覚悟でテロリストの男に飛びかかるーーー
0216壊レタセカイ ◆OVD000dkRU 2015/05/19(火) 01:11:24.58ID:RkaZmRDO
その寸前、テレビの画面がスタジオに移り変わった。
「失礼します。
 現在起こっている○○デパート占領事件の犯人の要求により、グルメの旅を中止し内部の様子を放送します」
また画面が移り変わり、祐一が今いるデパートの部屋が映される。
先に死んだ5人の死体までテレビに映していいのかな、と祐一は現実逃避気味に考えた。
「こんな事件を起こしてしまってすまない。
 だが俺にはどうしても叶えてもらいたい要求があってな。
 その要求が飲まれ次第ここにいる40人余りの人を開放することを約束しよう。
 だが要求が通らない場合、不本意ながら一時間に1人、死んでもらう。
 俺の要求はーー」
テロリストの男がカメラを背負った覆面男の前で話し出した。
僅かに遅れて大きなテレビの中で寸分違わぬ状況が繰り返される。
男の要求はまさに常軌を逸しているものだった。
テレビで生放送し、国民にテロ行為を知らしめるとしてもそう容易にはいかないだろう。
そして1時間遅れるたびに1人殺される。
実際に遅れた場合、次に死ぬのはーーー
(弱気になっちゃダメだ、さっきと違って少なくともすぐに殺されることはなくなった。
 事態は好転してるはずだ。
 舞を不安がらせるわけにはいかない!)
祐一は自らを叱咤する。
舞に不安を与えないように。

テロリストの男が自分の要求について長々と語り終えた。
40分は語り続けただろうか、流石に話すことがなくなったのか、沈黙がこの場を支配する。
「あー...俺の要求については以上の通りだ。
 で、残りの時間はどうするかな...せっかく放送してるんだ、面白いことをしたほうがいいよな」
テロリストの男はそう言うと周りをぐるっと見渡す。
そして祐一とばっちり目が合った。
合ってしまった。
祐一は慌てて目を伏せるが時既に遅し。
「じゃあそこのにいちゃんとーーそいつにしがみついてる嬢ちゃん、こっちに来い」
恐る恐る顔をあげると、男はしっかりと祐一を見ていた。
...間違いない、祐一と舞のことを言っている。
もし従わなければ殺されるだろう。
「舞、大丈夫だから、行こう」
「うん...」
祐一は舞を連れて男の元に向かう。
0217壊レタセカイ ◆OVD000dkRU 2015/05/19(火) 01:12:08.64ID:RkaZmRDO
「おめぇら、恋人か?」
何をされるかビクビクしながらテロリストの男に向かうと、そう質問された。
質問の内容に少し戸惑いながら祐一は答える。
「いえ、兄妹です」
「そうかそうか、仲のいいことだな!
 それだけ仲が良ければ問題ないだろう。
 ...おい、にいちゃん、妹を犯せ」
「は...?」
「聞こえなかったか?
 嬢ちゃんを犯せって言ったんだよ。
 にいちゃんのチンポを嬢ちゃんのマンコに突っ込め。
 勿論全裸に剥いた上でな」
祐一の思考がフリーズする。
(犯す? 僕が? 舞を?)
「出来ないのなら、分かるよな?」
テロリストの男はそう言ってこれ見よがしに黒い銃を見せつける。
(今から舞を犯す...テレビ放送の前で、衆人環視の前で、舞の意思を無視して...
 そんなの...出来るわけがない...
 従わなければ殺されるだろう、しかしあくまで逆らうのは僕一人。
 妹まで殺される道理はないはずだ)
「...せん」
「あぁ?」
「出来ません」
「...もういっぺん言ってみろ」
男は不機嫌そうな声色で銃を突きつけた
黒光りする銃口がどうしようもなく恐怖を掻き立てる。
それでも祐一には舞を犯すなんて選択は出来るはずはなかった。
「僕には舞を犯すなんてことは出来ません!」
テロリストの男の指が銃のトリガーにかかる。
「ああそうかよ、なら」
「やります!!!」
助けは思わぬところから飛んできた。
舞だ。
さっきまで黙っていた舞がやると答えたのだ。
「要するに今ここで兄さんとセックスをすればいいんでしょう!
 しますから、兄さんだけは殺さないで!
 ...それでもダメだと言うなら、代わりに私をその銃でーーー」
「舞っっ!!!」
祐一の怒声が響き渡った。
(舞の身代わりになって死ぬのはまだしも、舞を身代わりにして僕だけのうのうと生きるなんて出来るはずがない!
 舞が死ぬだなんて、耐えられるはずがない!)
それでも舞は動じなかった。
テロリストの男がポカンとしている間にいそいそと服を脱ぎ始める。
そしてテロリストの男が突然腹を抱えて笑いだした。
0218壊レタセカイ ◆OVD000dkRU 2015/05/19(火) 01:12:48.09ID:RkaZmRDO
「ハッハッハッハッハッ! こりゃあいい! 傑作だ!
 自分の身よりも相手を優先する!
 ああ、兄弟愛の麗しきかな!
 ...よし分かった、それじゃあこうしよう。
 お前ら二人、全裸になって互いに責め合え。
 先にイカされた方の身の安全は保証してやる。
 イカされた方は変な真似しないように手足を縛らせて貰うが、そいつには最後まで危害は加えない。
 今この放送を見ている数万人の人々にかけて誓おう」
舞が悲痛な声をあげて反論した。
「話が違います!
 兄さんが私を犯せばいい、それだけの話だったはず!」
「悪いな、気が変わったんだ。
 それに悪いばかりの話じゃないと思うぜ?
 イカされた方の身の安全は保証するわけだしよ」
「......
 分かり...ました...」
舞が苦虫を噛み潰したかのような表情で応じた。
「舞、ダメだ! そんなこと出来るわけがないだろう!」
「ごめんなさい、兄さん...
 でも私は兄さんに生きていてもらいたいから...
 兄さんも覚悟を決めて...」
「兄ちゃんも全裸になれ、断るのなら愛しの舞ちゃんが死ぬぜ?」
テロリストの男は舞に銃口を突きつけた。
「くっ...」
(僕を殺される恐怖には耐えられても、舞を殺される恐怖には耐えられない...)
舞は既に下着まで脱ぎ終わり、祐一が脱ぐのを待っている。
その舞を映す、覆面男の大きなカメラ。
視界の端で最新式のテレビに全裸の舞が映る。
白くきめ細かな肌を惜しげもなく晒し、膨らみ始めてきた胸も産毛しか生えてないアソコもカメラを通じて全世界に配信されている。
これ以上、舞だけを晒し者にするわけにはいかない...
祐一は観念して服を脱ぎ始めた。
(こうなった以上仕方ない...
 とにかく舞をイカせて、舞を助ける!)
「ああそうだ、一方的に責めることの出来る体位は禁止だ、互いに責め合うことの出来る体位でやろう。
 そうだな、シックスナインの体勢で責め合おうか」
0219壊レタセカイ ◆OVD000dkRU 2015/05/19(火) 01:13:47.42ID:RkaZmRDO
祐一が下、舞が上となってシックスナインの体勢をとる。
間近で見る女の子の性器、だがしかし祐一は一切興奮していなかった。
祐一のペニスは萎びたキノコのように小さくなっているだろう。
当然である、こんな異常な状況下で肉親の性器に興奮出来るはずがなかった。
「おっと、まだ始めるなよ。
 合図したらスタート、だからな。
 それじゃあ...はじめっ!」
合図と同時に舞が萎びたペニスに食い付いた。
そして口の中で無我夢中に舐めまわす。
「ふあっ...」
未知の感覚に祐一の口から声がこぼれた。
祐一は童貞であり、女の子の性的交渉は皆無と言っていい。
祐一はそう不細工というわけではないし、性欲がないわけでもない。
祐一が童貞なのは異性と付き合うと妹と過ごす時間が減る、それだけの理由である。
そこに邪な意図は一切ない。
純粋に妹と過ごす時間が楽しかったのである。
それだけ性行為に対する耐性がなかったからか、生まれて初めて受けるフェラに身悶えた。
最初は小さく萎えていたが、口に入れてからは生理的反応で勃起しだし、勃起してからはより強く快感を感じられるのである。
舞はとにかく必至で祐一のペニスを舐め回している。
(舞のやつ、本気で僕をイカそうとしてきてる...
 ダメだ、僕がイッたら舞が危険だ。
 舞を助けるためには舞をイカせないと...!)
ペニスへの快感を一時忘れ、祐一は舞の性器に口をつけた。
唾液を塗りたくるようにしてあらゆる場所を舐め回す。
同時に手を使って舞のおまんこを愛撫する。
「んぁぁっ!?」
祐一の反撃に舞は声をあげた。
声をあげたということは当然ペニスから口を離すということであり、舞の責めが一旦止む。
(今だ!)
好機とばかりに祐一は舞のおまんこにむしゃぶりついた。
おまんこのあらゆる部分を舐め、手ではクリトリスと思われる突起を優しく責め続ける。
「あっ、ひゃあ、やぁ、んぅっ...」
舞のおまんこから唾液とは違う、粘液質な液体が出ていることを確認する。
(感じている!
 このままいけばーー)
祐一の思考はそこで中断された。
舞が快感を耐えきり、ペニスへの責めを再開したのである。
ペニスを咥え、裏筋を中心に責め立ててきた。
舞への責めが一瞬緩んだが、負けてなるものかと責めを一層激しくしていった。
0220壊レタセカイ ◆OVD000dkRU 2015/05/19(火) 01:14:17.64ID:RkaZmRDO
およそ10分が経った、
いや、本当は1分かもしれないし1時間かもしれない。
途中テロリストの男が何度か囃し立てていた気もするが、そんなことは覚えていない。
祐一と舞、二人の頭の中には今や相手をイカせることだけしかなかった。
気を抜くと今にも暴発しそうなペニスの本当の限界も刻一刻と近づいていることが分かる。
むしろよくここまで持ったと感心するべきだろう。
童貞の男がこんな責めをされたら普通は30秒と持たずに射精してしまうはずだ。
一瞬、射精した時の甘美な感覚を想像し慌ててその誘惑をはね除ける。
自分がイッたら妹が危険なのだ、と自身に言い聞かせて。
舞のほうもかなり限界は近いと思われる
さっきからビクビク痙攣しそうになるのを意思の力でねじ伏せているばかりに思える。
そのせいで不自然な痙攣を繰り返してばかりだ。
これでまだ達していないというのだから、舞の我慢強さも人並み外れたものだろう。
「...」
なかなかイカない祐一に焦れたのか、我慢も限界に達したのか、舞が責め口を変えた。
舌で尿道をほじくり、可能な限り尿道を広げた上で思いっきり吸い付いたのだ。
強烈なバキュームフェラ。
祐一の意思とは関係なく、精子が勢いよく昇ってくる。
(ヤバいっ!)
祐一は夢中でクリトリスにしゃぶりつき、舞と同じようにクリトリスを思いっきり吸い付く。
そしてーーー
0221壊レタセカイ ◆OVD000dkRU 2015/05/19(火) 01:14:55.24ID:RkaZmRDO
「〜〜〜〜〜〜〜っ!!」

祐一がとんでもない量の射精をした。
舞が思いっきり潮を吹いた。

腰が抜けそうな快感。
体がガクガクと痙攣し、今なお止まる気配はない。
許容範囲を遥かに越えた快感に意識が飛ぶーーー
と思った直後、体に衝撃を受けた。
祐一と同じように意識が飛んでしまったのか、舞の身体が祐一の身体の上に倒れこんだのである。
その衝撃で祐一は我に返った。
(今、達したのは同時に?
 いやーーー)
「にいちゃんの方が僅かに早かったな」
テロリストの男が無情にもそう言った。
「いやぁ、なかなか面白いものを見せて貰ったぜ。
 にいちゃんも奮闘したが、残念ながら嬢ちゃんの勝ちだな。
 約束通り、にいちゃんの命は保証してやる。
 喜べ」
(そんなーーー)
祐一は絶望の余り目の前が暗くなった。
(僕のせいで舞が!
 僕が舞を見殺しにした!
 舞が死んだら僕のせいだ!)
「おーおー、絶望してるねぇ
 わりぃが拘束させてもらうぜ、暴れられたら面倒だからな。
 ここにいる全員分縛れるほど量はねぇが、一人二人なら充分拘束できるからな。
 ーーーおい、奴を拘束しろ」
テロリストの男の指示に従い、覆面男が祐一の手足をロープで縛っていく
祐一も精一杯抵抗しようとしたが、腰が抜けた体では抵抗らしい抵抗も出来ずあっという間に縛られてしまった。
口にもロープを噛ませ、猿ぐつわの代わりにする徹底ぶりである。
(舞っ! ごめん...ごめんっ...!!)
「そろそろテレビ放送から一時間経過するか、次に死ぬのはーーー」
0223名無しさん@ピンキー2015/05/21(木) 00:03:49.76ID:Zmqy/Y74
おお、新作乙!
0224名無しさん@ピンキー2015/05/21(木) 14:07:42.93ID:8gFyB/dx
これガチやで
知らずに利用してるやつ多すぎw
今んとこ断トツでコスパ良いわ

0==2==2==i==t.ne==t/9/0521.jpg

=は削除
0225名無しさん@ピンキー2015/05/22(金) 21:19:33.85ID:6JNQIoSG
@ka2ful_cookie 神田かにこ
@pichi_pri 神田ぴちこ(神田翼)
クズメンヘラバカやりまんやりちん


迷い込んで行き着く先はワンダーランド
http://imgur.com/1PKXvyf.jpg
http://imgur.com/4KATThm.jpg

これは見事なブーメラン
@ka2ful_cookie

http://i.imgur.com/VDJJSjy.jpg
http://i.imgur.com/PD9ZykY.jpg
http://i.imgur.com/xBmW7D2.jpg
http://i.imgur.com/kmKAq5X.jpg
http://i.imgur.com/Rb32TfB.jpg
0227名無しさん@ピンキー2015/07/29(水) 12:15:56.65ID:Kj4XAVTn
エルフィ続き来てたんかい
こっちにあげてくれればよかったのに
0229名無しさん@ピンキー2015/08/19(水) 02:15:00.05ID:krNKwUf4
http://novel18.syosetu.com/n1634bw/
エルフィ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be20a4887bc3d3353f527d3636c44e3)
0231名無しさん@ピンキー2016/04/08(金) 20:48:39.89ID:QIN6+jaP
あげ
0232名無しさん@ピンキー2016/07/18(月) 00:56:22.33ID:zky4+k3N
……久しぶりに書いてみたいなあ、と思う今日この頃……。

あらすじは

とある高校。理科教師の頼みから、近々取り壊す予定の旧校舎から標本を新校舎に移す手伝いを
頼まれた、二組の男女。お互いに付き合うまではいかない、もどかしい関係の二組の男女は旧校舎で意識を失ってしまう。
目が覚めたとき、二組の男女は下半身は裸になっており、外科手術で太ももが接合され
いつでもセックスができる状態で床に転がされていた。
接合されている相手は、自分の想い人ではなく、友人の想い人。
理科教師は言う。
「お前らの友情が偽りな証拠が見たい。セックスしたら開放する。早くしないと接合部が壊死して死に至る」

……と、妄想してみた
0233名無しさん@ピンキー2016/07/18(月) 11:09:12.43ID:j9A+PDNN
外科手術までいかなくても
脱出したければセックスしないといけないとかいうシチュは萌える
0234名無しさん@ピンキー2016/07/18(月) 11:44:16.81ID:zky4+k3N
外科手術はやりすぎか……
まあ、最近
ムカデ人間見て影響されたわけだが
0235名無しさん@ピンキー2016/07/18(月) 14:35:24.82ID:j9A+PDNN
外科手術も良いと思うけど
太ももと太ももをくっつけちゃうと色んな体位出来ないから個人的に残念だなw
0236名無しさん@ピンキー2016/07/18(月) 22:11:04.06ID:zky4+k3N
すごーく、どうでもいい話なんだけど
昔、ソープに行ったとき
俺と肌を重ねるのが嫌で、身をくゆらせて、腕と足を
俺に痛みが来ない程度に、柔らかく突っ張らせて抵抗する女の子に
挿入したときは興奮したなあ
0238名無しさん@ピンキー2016/07/18(月) 22:45:55.83ID:zky4+k3N
女姫騎士、敗北「くっころ」捕虜→遊郭の見世物小屋

弟とセックスショー 妹が人質

とか
0239名無しさん@ピンキー2016/07/20(水) 15:21:51.01ID:crl1JVuc
書いてくれるなら外科手術でも魔法でも呪いでもなんでもいい
0240名無しさん@ピンキー2016/09/19(月) 10:32:31.93ID:3AGYfJE2
「嫌がる男女」オナニーをしてみた。
ちなみに男性向け。このスレの男女比は知らないけど …

シチュエーションは拘束、目隠しをされ強制的に性交させられるやつ。授業中の教室に逃亡中の犯人が、とか
銀行強盗が行員と客を人質に取って立てこもり、とかでありそうな。
準備はエアーダッチにオナホを着けて設置(正常位でも後背位でもOK)。ローションもセットした。
自分はタオルかなんかで目隠しをし、後ろ手に縛る。手の拘束には太めの輪ゴム数本を使うといい感じだった。
あとは命令によって強制的に腰を振らされる。背徳感でゾクゾクした。
でも今思うとローションで濡れてない方がリアルだったかも。舐めさせられるプレイを挟んでもよかったかな。

喘ぎ声ボイスも流してみるのもいいんだけど、和姦ものの喘ぎだとちょっと違和感。
レイプ系の喘ぎ声?ボイスの方がハマるのかもしれない。
ベストはこのシチュのまま犯人役に「嫌がってる割には深くつながってるじゃないか」「もっと感じさせてやれよ」
とか言われたり、相手役の「絶対に射精しないで、ガマンして」から「そこ突いちゃダメぇ!!」に発展したり、
周囲から他の被害者達の喘ぎ声が聞こえるみたいなボイスがあるといいんだけど、そんなものがあるかどうかは知らない。
0241名無しさん@ピンキー2016/10/16(日) 22:20:51.97ID:8ErVL+Pk
以前から望んでいたシチュがあるんだが、
このスレが一番近いのかな

>>221にあるような悪人に男女(家族や親友、同僚等)が拘束され逆らうと殺される状況
無理やりセックスさせれるわけだが、

男の方には○分射精を我慢したら2人とも開放と伝え
女には○分以内に男をイカせたら2人とも開放と伝えておく。

もちろんお互いにルールを話すのは禁じておく

相手を助けれるために必死になるが、相反するルールのためにお互い焦る

こんな感じ

どなたか気が向いたら書いてくれぬか
0242名無しさん@ピンキー2016/10/18(火) 09:06:21.82ID:lslyNnh3
>>241
はう〜んさんが監禁スレで近そうなのを書いてたけど
あのスレ、途中で落ちちゃったんだっけ…
0243名無しさん@ピンキー2016/10/18(火) 20:19:41.24ID:oVBB3p8j
>>242
ぜひ見てみたいのですが、
ログとか落ちたスレの名前とかご存じないですか
0245名無しさん@ピンキー2016/10/23(日) 17:05:51.82ID:Z4wW6P1S
>>244
感謝
0248名無しさん@ピンキー2016/11/28(月) 15:12:00.98ID:vCy+lKTq
エロゲやAVでこのシチュエーションのあったら教えてください
0251名無しさん@ピンキー2017/11/11(土) 01:16:09.36ID:q1ukadmx
13 名無したちの午後 2017/01/25(水) 01:52:20.57 ID:TsXd5D380
魔法少女はキスして変身るってゲームでそんなシチュが有った
ntrゲーだから苦手な人は注意

主人公の彼女が不良の溜まり場で林間されそうな所に彼女に片想いしてる優等生ライバルキャラが助けに入る
返り討ちにあって強制騎乗位で公開プレイ
優等生が返り討ちにされて情けなさに悔しがり口ではやめろと言いながらギンギンにしてる所はこのスレ的にはポイント高いのでは?

ntrゲーだけあってこの時点で彼女は林間を経験済なので
彼女側は行為や人前でする事よりも優等生を巻き込む事の罪悪感で抵抗してるのが俺的にはマイナスポイントだった


個人的には寧ろ女の子が自分より男を気遣ってるってのは興味ある
0252名無しさん@ピンキー2018/03/26(月) 23:58:43.57ID:MZZ9Qm+5
幼少期に誘拐された少年と少女。誘拐犯には比較的優しく育てられ、多少脅される事はあれど性暴力やリンチと言うほどではなかった。
外の世界を見てこなかったふたりはお互いだけが家族であり友達だった。
ストックホルム症候群と言うのだろうか。
誘拐犯に親近感さえ抱き始めていた15の夜に誘拐犯は豹変した。殺人の協力を強制されたり、気に食わない事があれば容赦なく殴り蹴り刃物で脅し、食事もどんどん与えなくなった。
彼曰く「これがオトナ扱いだ」と。

飢えた少年が誘拐犯に食糧を求めると、ニヤリ笑って二人で外に連れ出される。「世の中にはなァ、物好きが一杯いるんだよ」。
そこは怪しげな店の中だった。多くの群衆が自分たちを見つめて品定めをする。

「お前ら、今からここで処女童貞卒業しろ」

誘拐犯が命令し、二人が未経験だとわかると、客はよりいっそう嬉しがる。
困惑するふたりを誘拐犯は急かすが、それは容易にできることではなかった。家族同然の唯一の存在を裏切るなんて、とてもできなかった。

「何の為に今まで傷つけなかったか分かるか? 幾らで働かせることは出来たがな、1番美味しい時期までとっておいてやったんだよ。」

どれだけ殴られても抵抗し続ける少年に痺れを切らした誘拐犯はこう吐き捨てた。

「餓死してもいいなら帰れ。」

その時、二人の脳には鮮明に自分たちの死骸が浮かんだ。背筋が凍る思いだった。少年少女は意を決した。






少年は呆然としていた。
何があったのかは覚えていないがよく分からない薬を打たれたのだろう。意識が戻った頃には少女の聖域を酷く汚していた。
そのまま挿して中に出してしまったのか?一体何回分?血も見えないほど薄まっていた。

少年の事を責めず、ただ泣き続ける彼女への罪悪感と守れなかった自分の無力さ。
ぼんやり残る、初めての熱くて気持ち良い、おかしな感覚。誘拐犯に裏切られた悲しさと少しでも信じていた事への情けなさと、昔の少女の無垢な姿が浮かんで、純粋じゃなくなった事への喪失感も。
色んな感情がぐちゃぐちゃになって、気付けば泣き出していた。そんな彼らを見て群衆は手を叩き札束をばら撒く。

もう二度としたくない、と心から願う少年の肩を誘拐犯が叩いた。




「明日も頑張れよ、な?」
0253名無しさん@ピンキー2018/04/13(金) 07:38:07.29ID:EaFdk/2Y
虐められっこ同士や性教育や生物の授業で教師同士や生徒同士や衛生用品や性製品のクレーム対策で社員同士がとかのシチュエーション
0254タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/04/13(金) 21:12:15.28ID:H9WySiSN
「あなたは媚を売っているんだ」

 職員室から出ようとしたとき、宮地弘人は言った。私は、反応すること自体が億劫だと感じたが、このまま無視して帰るのは宮地をさらに不憫にさせてしまうことも分かっていた。
 この孤独な男は、誰かに構ってほしいだけの幼稚な男だ。

「どういうことでしょう」

「君は教頭や校長に媚を売っている。ともすれば生徒にもだ。それで人事評価が変わると思っているのか」

宮地は興奮気味だった。鼻息は荒く、どうしても私を断罪したいのだと感じた。教師になって4年、26歳になった私だが、ここまで目の敵にされたのは初めてだ。

「今はどんな手段を使っても少子化を阻止しなければならない時代だ。来週から性教育実習が導入されることも分かっているだろう。生徒の思春期を自覚的にして貢献してるつもりか」

宮地の主張はいつもながら言いがかりだった。私にはそんなつもりもないし、性教育実習などどうでもいい――いや、むしろ反対の立場だった。
0255タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/04/13(金) 21:17:43.44ID:H9WySiSN
いかに少子化が解決すべき急務だとしても、愛していない人とのセックス、その先の妊娠――など考えられないことだ。
私が「その世代」でないことに安堵を覚えるばかりである。私は不景気ながらも安定的な時代に生き、
そしてこのまま死んでいくのである。結婚も、妊娠も、未来などないままに私は生涯を終える。味気ないかもしれないが、
不幸せではないはずだった。

 そう、思っていたのに、だ。

 私の味気ない人生は、保健師浅井由香の一言で崩れ去った。

 「白鳥先生、今度の性教育の時間で、実演演習をしていただきたいのですが……」
0256タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/04/13(金) 21:56:11.53ID:H9WySiSN
「は?」

 翌日、保健室に呼び出された私は素っ頓狂な声を出した。

「実演演習って……どういうことですか」

「白鳥先生もご存知の通り、昨今の子供たちの性知識の浸透は歯止めが効かないほどです。順応性が高いと言えばいいことですが、軽薄ゆえに正しい知識が身についているとは思えません。ですから、教師がしっかりと教育する必要があるのです」

「だったら浅井さんがすればいいでしょう」

「私は監督する責務がありますので」

 毅然とした態度で答える浅井。白々しい。どうせこの若い女も、経験が怖いだけなのだ。おそらく処女だろう。

……私も、だけど。
0257タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/04/13(金) 21:57:14.78ID:H9WySiSN
「そんなの横暴です。保健の先生がやるべきです」

「これは校長の決定でもあります」

 嘘かもしれない、と思った。こんな横暴が許されていいわけない。教育委員会に訴えれば何とかなるかもしれない、と思ったが、すでに性交実習は全国的に展開されている。

「白鳥先生だけではありません。尾道先生と黒木先生も、実習が決まっています」

尾道と黒木はお互いさわやかな若い教員だった。快諾したのだろうか。まさか。

「教師同士でやるんですか」

 初耳だった。浅井は仕事ができるが、情報を後出しする癖がある。

「はい。白鳥先生のお相手も決まっています」

「……校長の決定で?」

 嫌な予感がした。浅井の口を塞ぎ、ここから逃げ出したかった。だが残念ながら、浅井は私の最も嫌う男の名を出した。

「はい。宮地先生です」
0258名無しさん@ピンキー2018/04/16(月) 07:36:19.96ID:Bw6b+2q2
良い感じなストーリー展開
0260タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/05/06(日) 17:12:48.89ID:Pkc3LVhF
 12月の東京は寒い。北風に、茶系のコートがなびいた。ふと立ち寄ったコンビニでは、間近に迫ったクリスマスソングが
流れていて耳障りだった。今の私には、なおさら。

 今年も、実家には帰らないつもりだった。もともと淡白な私の家族は、他人に干渉する方ではなかった。
もし帰る用事があるとすれば結婚だが、そんな予定もない。私はひっそりと生きて死ぬはずだった。
0261タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/05/06(日) 17:14:43.95ID:Pkc3LVhF
感情的になるのは苦手だった。数学という科目は、私をいつも冷静にさせてくれた。数字は感情を持たず、常に結果は一定で、コンパクトに収まってくれる冷たい存在だった。私は指導要領に従い計画的に指導していればよかったし、多感な高校生に対しても、特に情などなかった。

 宮地は私と真反対な性格の持ち主だった。国語教師の彼は、常に感情的で、「感情を捉えろ」が口癖だった。多感な生徒をコントロールするかのように情緒的に育て、
それが豊かさの象徴だと信じて疑わない熱い眼差しの持ち主だった。私にはその熱気が窮屈で苦痛だった。冷静に努める私を「媚を売っている」となじった時も、私は嫌悪感しか感じなかった。

 「宮地先生は白鳥先生のこと、悪く言うつもりはないんです」と浅井は言った。

 嘘だ。「白衣の天使」なんて大嘘だ。「白衣のペテン師」、なんて冗談すら、くだらない。
0262タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/05/06(日) 17:29:26.84ID:Pkc3LVhF
 もし仮に――宮地と性交してしまえば、それは宮地との結婚を意味するのだろうか。通常であれば、そんなことあり得ないはずだった。一般的な男女関係の常識として、
普遍の愛の上に肉体関係がある時代などとうに終わりを告げている。私がともすれば軽蔑の眼差しを向けていた大学時代の学友たちは、
一過性の恋に溺れ離別を繰り返していた。
 私も――「そこ」まで堕ちてしまっていれば、倫理と引き換えに楽しい学生生活を手に入れられたのかもしれない、と邪推する。彼らは愚かだったが、それでも楽しそうだった。
25を過ぎ、女性として輝く時代を過ぎかけた私が未だ経験がないということは、今やマイナスの要素だった。深く考えずに、あっさりと捨ててしまえばよかったかもしれない。
0263タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/05/06(日) 17:31:57.97ID:Pkc3LVhF
しかしながら、でも――。力なく言い淀んでしまうけれど、それでも――「身体を許す」というのはひとつの合格ラインのようなものだ。
試験を課すことなく、無条件に――ただ楽しいから、気持ちいいから、と言ってそのラインを超えてしまうのは、やはり倫理に反する気がした。だから裏を返せば――肉体関係を持ってしまうということは、「結婚」が互いの責任の取り方だと、そう信じたい自分がいた。

 「白鳥さんも、やってみればいいのに」

 学友のセリフを思い出す。馬鹿な、それこそ情緒的だ。私はあなたたちより賢い。

 断るしかない。そう決めていた。

 目の前を幸せそうなカップルが通り過ぎた。
0264タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/05/06(日) 17:47:11.04ID:Pkc3LVhF
「ダメです、断っちゃ」

 翌日、まるで神に背くかのような悲壮な顔をして浅井は言った。

「繰り返しますが、これは校長の決定なのです」

 そんなこと分かっている、と私は叫びたかった。それを分かったうえで、私は断るのだ、と。

 教諭である私たちにとって校長は、いわば社長――いや、支店長のような存在だ。エリアごとではあるが、ほぼすべてが校長の決定によって動かされると言っていいだろう。彼から見れば、我々はただの従業員だった。
校長の決定に背くということは、浅井の言う通り職業的にあってはならないことである。
 しかし断じて、校長は神ではないはずだった。自分の決定――国の決定がすべてで、そのためなら従業員の人権は無視されていいというのか、あり得ない。
0265タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/05/06(日) 17:49:24.08ID:Pkc3LVhF
「落ち着いて。これはあくまで生徒用の、儀礼的なものです。本気でやる必要はない。まさか、公衆の面前で本気のセックスをしろと言っているのではないのですから」

 浅井は、さも「本気のセックス」を知っているかのような口ぶりだった。生娘が。私は心底気分が悪かった。

 「校長の気分を害してはなりません。うちの校長は――気難しい人ですから。一度邪険にすると、一生悪態がついて回るような人です。ここはどうか、難しく考えないで」

 話にならないので、言った。

「肉体関係は、お互いの合意がなければ行えないはずです。宮地先生はなんと言っているのですか」

 あの宮地が、了承するはずがなかった。そもそもこの話は破綻しているのだ。

「宮地先生は、了承してくださいました」

「まさか」

「最初は白鳥先生と同じことをおっしゃってましたよ。ふふ、2人ともそっくり。白鳥先生がそんなに声を荒げるなんて、驚きました」

 実習は明後日です、と放心する私に浅井は声をかけた。
0266名無しさん@ピンキー2018/05/06(日) 22:33:37.41ID:W2LH6jwW
乙です
いい感じに嫌がってますねw
相手にも嫌悪感があるのかいまいち見えないですが
続き楽しみに待ってます!
0267名無しさん@ピンキー2018/05/11(金) 07:33:31.09ID:8iu/fAqD
情景描写が良いです。続きお願いします
0268タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/05/27(日) 21:22:48.85ID:nNcMp47s
「どういうことですか。性教育実習を承諾したなんて」

 翌朝、私は宮地を人気のない場所に呼びだした。

「どうかしてる」

「どうかしてるのはあなたの方だ。すでに他クラスでも行われているのはご存知でしょう。自分だけ声がかからないと思っていたのですか。どこまで自分勝手な人だ」

 宮地は私に力強い嫌悪の言葉を浴びせながら、それでいてせせら笑っていた。この男、自分が常に優位であると疑おうとしない傲慢な男だったが、悲しいことに今それは事実だった。

 周りの人間が実習に順応している中、私だけが恐怖におびえている。それは普段の私からは考えられないものだった。

「そんなんじゃありません。私はただ――」

「あなたは僕を嫌っている。僕とするのが嫌なのでしょう。たとえ単なる演習だとしても」

「ち、違います! 相手が誰とか、そんなことは問題じゃない。私は実習自体が――」
0269タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/05/27(日) 21:23:47.49ID:nNcMp47s
「白鳥先生」

 先ほどまでの人を小馬鹿にした態度からは一変した、迫真の声。私はどきりとしてしまった。

「……これは国家を揺るがす大きな施策です。ご存知の通り、現代の若者の多くは結婚せず、したとしても子供をつくらない。不景気はもう何十年も続いたままだ。明るい時代を知らない子供は、子供を遺そうとは考えない。当たり前の話です」

 教師の悪い癖だ。誰にでも上からで、自分が常に正しいことを言っていると倒錯した勘違い野郎。宮地は自分に酔いしれていることだろう。

「……今回の性教育実習は、そんな状況を打破する国策の1手。ないがしろにはできません」

「何が言いたいのですか」

「……この流れはもう、止めることができない」

 私は何かを言い返そうとしたが、言葉が出てこなかった。まるで啓示のように、チャイムが鳴り響く。毎日聞いているはずの鈴の音が、不協和音に聞こえた。
0270タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/05/27(日) 21:44:39.46ID:nNcMp47s
「……先生、大丈夫?」

 1限目が終わってから声をかけてきたのは、3組の秀才、明智だった。戦国武将の名を持つ彼女は、生徒に対して思い入れを持たない私の前でも目立っていた。本人はこの苗字を嫌っていたが、その名に恥じぬほど明晰で、それでいて時に大胆さを見せる女生徒だった。

「ん? 何が?」

 私はとぼけてみせたが、彼女には見破られていた。生徒に心配されることは、教師としてあまり良いことではない。彼女の心配は完全に当たっていた。先ほどの宮地の言葉に、私は戸惑いを隠せずにいた。

「だって――先生、番所が間違ってばかりだったもの。1問目の2行目は∠CABじゃなくて∠CBA。2問目の答えは30°じゃなくて35°だよ?」

「えっ」

 完璧主義の私が、1度の授業で2度も失敗するなんて。最近の私は、やはりおかしい。
0271タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/05/27(日) 21:45:40.34ID:nNcMp47s
「何か悩みでもあるの? 先生。私が聞いてあげてもいいよ?」

 おちゃらけているが、明智のことだ。私の悩みなど、見透かしているだろう。ていうか、あれしかない。

「今度の実習のことでしょ? 明日。だよね?」

「誰から聞いたの」

「決まってるじゃない」

 ふふ、と明智は官能的に笑った、私はその笑みを見て、もしかしたら明智はすでに男を知っているかもしれない、と邪推した。クラス一の秀才より私が「出遅れている」なんて思いたくないが、本当に最近の若者は手が早いのかもしれなかった。

 それでいて、子供はつくらないのだ。

 変な種族だ、吐き気がするほどに。

「宮地先生だよ」

「決まってるって、どうして?」

「だって、ペアなんでしょ? 宮地先生と。本人が言ってたよ」

「……!!」
0272タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/05/27(日) 21:47:30.30ID:nNcMp47s
あの男、そんなことまで言っていたのか。思わず両手がわなわなと震えた。それをみた明智は、子供らしい笑顔で私をなだめるように言った。

「まぁまぁ、そんなに怒らないで」

 あなたに何が分かるのよ、と吐き捨てたくなったが、残念ながら明智は「分かっている」のだ。異性の唇の味も、普段は驕っている男がその時だけみっともない姿で女にすり寄ってくるということも。

「何事も経験だよ、先生」

「うるさいわね、大人になったつもり?」

「子供はいつだって大人ぶりたいの。だけど本当の大人がいなきゃ、全部が偽物。だからさ、ねぇ、先生」

 明智の言葉は、刃のように私の心に突き刺さった。

「先生がえっちするとこ、子供に見せてよ」

 実習本番は、明日に迫っていた。

 明智は、試すように私に言い放つ。

「宮地先生、言ってたよ。『楽しみにしてる』って」
0273催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/05/27(日) 21:48:43.98ID:nNcMp47s
今日はここまで
更新遅くなってすみません
次回完結予定
来週の土日を目途にお待ち下され
0275名無しさん@ピンキー2018/05/29(火) 07:38:27.79ID:D/R2jgQw
ありがとうございます。楽しみにまってます。
0276名無しさん@ピンキー2018/06/20(水) 07:35:41.29ID:0PKQ4vEr
続きが読みたいよー!
気になる。
作者さんお願いします
0277タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/06/23(土) 19:14:31.50ID:rKi8neBu
「前回の授業では、お付き合いから結婚までのプロセスについて学習しましたね」

 12月の教室。暖房が効いているというのに、身体はうすら寒い。それは自分の恐怖心から来るものだと、知っていた。

 ついに今日、私は哀れなモルモットとしてこの男に抱かれる。そして、処女を散らすのだ。

「結婚し、子供が欲しいと思った時、どのようにすれば良いか知っていますか? 今日はその方法を、宮地先生、白鳥先生と学んでいきます」

 生徒の誰かが、生唾を飲み込んだ。実習とはいえ、普段タブーとされている性的話題に触れることに緊張しているのだ。

 チラリと宮地を見やった。しかしその瞳は普段のように熱気を帯びておらず、濁っていて虚ろだった。この男も所詮、義務感で参加しているにすぎないのだ。

浅野が続けた。

「子供をつくるためには、女性の卵子と、男性の精子が出会う必要があります。そのための行為を性交、もしくはセックスと言います。みんなに馴染み深いのはセックスだろうから、これからはこの単語を使いますね」

 セックスが馴染み深い、それこそが問題ではないのか、と呆れる。だが今更そんなことを問題視しても仕方がないのだ。子供たちにとって、セックスが馴染み深いものになってしまったからこそ、こんな実習が必要になってしまったのだから。

 明智と目が合った。怖がらないで、と口だけを動かす。なんだか私よりずっと大人びて思えた。
0278タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/06/23(土) 19:15:52.07ID:rKi8neBu
「セックスがうまくいくためには男性器が女性器の中でうまく射精される必要がありますが、それにはいくつかの段階があります。
性商品などの中にはハードな作品があり、いくつかの適切な段階を飛ばしているものもありますので、お互いが安全に、
そして満足した性生活を送れるよう、正しいセックスを学びましょうね」

 正しいセックス、とはなんなのか。こんなことを教室の中で習ったところで、思春期の子供たちに相手のことを考えられる余裕があるとは思えなかった。

 半ばやけくその気持ちだった。浅野が告げる。

「ではお二人とも、服を脱いでください」
0279タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/06/23(土) 19:26:39.48ID:rKi8neBu
「全裸、ですか」

 事前に授業内容を確認していなかったことを悔やんだ。自分の受け持つ授業なら、あの数学の世界なら、こんなことはありえなかった。だがきちんと説明しない浅野にも、責任があるじゃないか。

「はい」

 浅野が満面の笑みで答えた。私は渋々服を脱ぎ始めた。浅野は廊下側の壁際まで行き、備え付けの空調機の温度を上げた。私の心拍数も、その機械的な音と共に上がっていく。

 長袖のカッターシャツを脱いで紫色のブラが露出した時、主に男子から、わあっと歓声が起きた。大きい、きれい、こんなブラ着けてるんだ……など口々に声が漏れる。

「私語厳禁ですよ」

浅野が意味のない注意をした。私はひそかに自分のプロポーションの良さを自画自賛していたが、それはいままで誰にも見せないものだった。

 こんな形で披露することになるなんて、屈辱だった。

 ストッキングも脱ぎ、同色のパンツも脱ぐ。女性の中には上下を揃えない人がいるというけれど、本当だろうか。

 私は完全な全裸になった。おお、と感嘆の声が漏れた。

 宮地を見やる。宮地は私より早く脱ぎ終わっているはずだ。

 私は思わず目を丸くした。宮地はすでに、すでに――。

 勃起していたのだ。

「白鳥先生、やはりあなたは欲求不満なんだ。紫色には、そういう意味があります」
0280タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/06/23(土) 19:37:22.78ID:rKi8neBu
「白鳥先生、やはりあなたは欲求不満なんだ。紫色には、そういう意味があります」

明智は、宮地が楽しみにしている、と言った。単なる嫌味かと思っていたが、まさか。

 この男は、私とのセックスを本気で楽しみにしているというのか。

「い、いや……」

 私は突如恐怖に襲われた。この場から逃げ出したい気持ちに駆られた。だがそのためには服を着なければならない。そんな時間は残されていなかった。

「何が嫌なんです。いつもは男子を、男性を誘惑しているというのに、この期に及んで拒否するのですか。女はいつだってずるい。女はいつだって優位だ」

  壊してしまいたい、と宮地は耳元で囁いた。身体が熱い。

「白鳥先生」

 宮地の厚い手が、私の肩に触れた。

「ひっ」

 わたしの胸がぶるんと揺れた。逃げたい。こんなセックスなど、嫌だ。

「美しい……」

「それでは実習を始めてください。まずは互いの身体を触り合ったり、キスすることから始めます。これを愛撫といい――」

 浅野の言葉なんて耳に入らなかった。

「いや――」

 私の言葉を、宮地の唇、いや、舌が奪った。
0281名無しさん@ピンキー2018/06/25(月) 12:04:42.46ID:YDpVVxZ2
その後が気になる。
0282名無しさん@ピンキー2018/06/25(月) 17:04:55.23ID:m0kTkL3Y
続き来てた!
ありがとうございます
次はついに…ですよね?
引き続き待ってます
0283名無しさん@ピンキー2018/07/02(月) 07:42:45.53ID:2zuKg0rA
おお、早く続きを読みたい。
0284名無しさん@ピンキー2018/07/08(日) 13:33:32.41ID:2dauIGTI
その後はどうなるのかな?
生徒に正しい知識を教えるのは教育者の義務だからとか耳元で囁く保健師とか?
比較出来るように半分剃毛とか?
少子高齢化対策だから避妊具なしとか?
いろいろ想像しちゃいます。
0285タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/07/08(日) 18:17:46.86ID:KYXUoDr+
「ん……んむぅ……」

 宮地の舌が、私の口内を蹂躙する。生徒たちはきゃあ、と黄色い声をあげたが、私はそれどころではなかった。

 嫌なはずだった。なのに、まるで脳に電流が走ったかのように強い衝撃が私を襲い、そのあとに経験したことのないような甘美が私を困惑させた。

 月並みな言い方――私が過去軽蔑してきた女たちがよく口にしていた月並みな言い方だが、まさに脳が溶ける、と思った。

 溶けてはいけない、この男に支配されてはいけない、と抵抗する理性はほぼ皆無に等しかった。私は情けないことに宮地の舌を追いかけるように本能的に舌を絡ませ、唾液を垂らし、あるはずのない愛を追いかけた。

「ん……んむ……んんっ! ――ぷはっ」

 唇を離した宮地は勝ち誇ったように笑った。

「やっぱり」

「ち、違います」
0286タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/07/08(日) 18:18:32.46ID:KYXUoDr+
「強情な女(ひと)だ。あなたの認識はどうあれ、今この瞬間にあなたは僕のものになったのです。その美しい瞳も、唇も、肢体も、この大きな乳房もすべて」

 宮地が私の右乳首に顔を寄せた。

「僕のものだ」

 優しい口付けなどではなかった。じゅるるる、という小汚い音を立てながら宮地は私の乳首を吸った。

「い、いや――いやあっ……」

 私の拒絶の言葉はだんだんと小さくなっていった。生徒たちは、宮地先生赤ちゃんみたいと笑ったが、母性などという生易しい言葉では言い表すことはできなかった。

 これは、支配のセックスだった。

 私は、宮地に支配されかけていた。

 宮地に屈服しかけていた。

 それでもいい、と思い始めていた。

 甘く激しい感覚だった。当たり前の話だが、初めてだった。
0287タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/07/08(日) 18:19:26.79ID:KYXUoDr+
「2人の準備ができたら、避妊具を装着して――せ、先生!?」

「きゃあっ!」

 宮地は乱暴に私の身体を反転させ、挿入を試みた。

「ひ、避妊して……」

「僕のものだ、僕のものだ――」

 宮地は完全に理性を失っていた。今まで再三思ったように、逃げなければならなかった。しかしもう身体が言うことを聞かなかった。

「僕のものだ!」

 宮地の絶叫とともにそれは中に侵入した。ぶつぶち、と古くなった処女膜が破られ、すぐに頭が真っ白になる。これが「授業」であることも、後ろに浅野がいることも、前に生徒たちがいることも分からなかった。どうでもよかった。

 早く終わってほしいという想いと、もっとこの快楽に溺れたいという気持ちがない交ぜになっていた。
0288タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/07/08(日) 18:20:38.60ID:KYXUoDr+
「白鳥先生、白鳥先生っ――」

 激しいピストン。まるで母親におもちゃをねだる少年のように情けない声で宮地は私を呼び続けた。私は快感に耐えるのに必死だった。

「んう……やっ、やぁっ……」

「好きだ! 誰にも、誰にも渡さない!!」

 ああ、膣内(なか)射精(だし)される――。私の少しの理性が諦めと幸せを感じた瞬間、白い命が私の中に満たされた。数秒の余韻が、教室全体を包んだ。私が冷静さを取り戻した頃、背後では宮地が熱い息を弾ませていた。
0289タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/07/08(日) 18:21:49.17ID:KYXUoDr+
「宮地先生、だめじゃないですか、膣内(なか)射精(だし)なんて! これじゃあ性教育の意味が――」

 浅野が声を荒げた。私と宮地は完全に野生に戻っていて、言葉の意味がよくわからなかった。

 誰かが拍手したことを皮切りに、大喝采が巻き起こった。

「ちょ、ちょっとあなたたち……!!」

「俺もしたい! 先生、いいだろ!?」

 最前列の丸坊主の男子が、浅野に襲いかかった。床に倒れ込んだ浅野の白衣がはためく。

「ちょ、ちょっとあなたたち――」
0290タイトル『保健実習』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/07/08(日) 18:23:32.41ID:KYXUoDr+
 いけ、やれ、とヤジが飛ぶ。そのさなか宮地のものが私の中から抜かれ、白濁液をぽたぽたと垂らした。

「はぁ、はぁ……」

「あれほど激しくしてたのに、バテちゃったの?」

「……」

 宮地は黙ったまま顔をそむけた。傍らでは浅野が服を脱がされていた。

「さっき好きだって言ったの、本当?」

「……何の話ですか」

 混乱に乗じて、明智が私の前にやってきた。

「明智さん」

「白鳥先生、おめでとう」

「……余計なお世話よ」

 ふふ、と明智は笑う。

「浅野先生のも、みようよ」

「やめ、やめなさい! これは授業――」

 いい気味だ。さあ、浅野がどんなセックスを見せてくれるのか、見物といこう。

 もはや、授業など体をなしていなかった。

 人間の中に眠る野生は恐ろしいものだ、と思いながらお腹をさする。

 私の中に新たないのちがやどっているのか、それは先になれば分かることだ。

 それでも、私の胎は脈動を始める気がした。
0291催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/07/08(日) 18:25:02.96ID:KYXUoDr+
おわりです

時間がかかってすみませんでした
応援してくれた方、ありがとうございました。
0292名無しさん@ピンキー2018/07/14(土) 09:27:21.64ID:ejfj9/id
続き来てたの、今気づきました
乙であります!
明智先生のターンも読みたいです
つか、スカしてた癖に宮地先生って…早漏?
0294名無しさん@ピンキー2019/05/13(月) 15:37:18.38ID:FHy2VeM1
こういうシチュエーションのAVないのかな
0295名無しさん@ピンキー2019/09/24(火) 02:30:30.95ID:dPOdw7KR
こう、退魔士とかファンタジーとかの世界観で、お互いにor女側に恋人がいるのに、
家の命令や淫魔の毒を浄化するためにセックスしなければならないとかのシチュって、
こっちよりもNTRになるんかね?
0296名無しさん@ピンキー2019/09/24(火) 07:18:41.48ID:eSCF0BRZ
まー状況的にはこっちじゃね?
淫魔毒を解呪する為に恋人とか家人が居る前で強制的にセックスするならNTRっぽくもあるけど。
0297名無しさん@ピンキー2019/09/28(土) 14:59:50.22ID:/WsmkZAO
そういう家の命令シチュだと互いにあからさまに嫌がるよりも
女退魔士は使命感から前向きに受け止めて恋人との将来を諦め
家からあてがわれた男にも笑顔で真摯に尽くそうと努力するんだけど
自分自身にもどうにもならない本音の部分で恋人に未練タラタラ

男の方も女退魔士の健気な態度にはほだされつつも
本心では無理してるのに勘付いている上に
相手の恋人が自分の親友である事を知って乗り気になれないというのが良い
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