ツクシはウバメの森に来ていた。鬱蒼として高い木々に囲まれたこの森は昼でもなお暗い。
初めてここに来たものであったならその気味の悪さに怖気づくかもしれない。
しかし、ジムも近いこともありツクシは何度もここに訪れていた。