「ふふ、今日もすごいね」
 素っ裸になって、おっぱいもアソコも曝け出したみづきがからかうように言ってくる。
 魅惑あふれるカラダを俺はじっと見つめ、勃起しまくっているペニスを握り、ぐいぐい
としごく。
 脱衣麻雀は、こっちが勝てば女を脱がせ、あられもない姿を拝める。ずっとそうだった
が最近になってみづきは、見るだけじゃなくオカズにしていいと言い出した。見ながら自
分でしごいて抜く、いわゆる“見抜き”をしていいと。
 ペニスには、ちゃんとゴムがかぶさっている。いくら出しても汚れないように。
 本当はゴムなんか使わず、派手に出したい。ぶっかけたい。ああ、みづきの褐色の肌を
ザーメンで白く染めたい。
 残念ながら、そこまでは許されていない。
「……」
 いつしか、みづきの軽口が消えている。じっと俺を、しごかれるペニスを、見つめてく
る。
 きっとみづきも、想像している。見抜きなんて中途半端なことでなく、セックスを。ペ
ニスをアソコに突っこまれ、出したり入れたりで、気持ちよくなることを。
 見るだけから、見抜きになった。だったら、いずれ本番になる可能性だってある。いや、
今のみづきの顔つきからして、きっとなる。
 自然と笑みが浮かぶ。みづきが秘めている望みを、叶えてやろうじゃないか。
「そうだ。もっとよく見ろ。このペニスで、犯してやる」
「な、なに言ってるのよ」
 言葉で煽り、より強く、派手にしごく。切先をみづきの顔に向ける。
「見たいんだろ、出すところを。だったら」
 俺はしごくのを止め、ゴムをはずした。生ペニスをあらためて見せつける。
「だ、だめって、そんなの……」
 声は小さく、勢いはなく、すっかり呑まれている。
 俺は距離をつめ、みづきを“範囲”に捉えて、猛然としごいていく。
「こ、これで、俺は……みづき、みづきを、お、おおっ!」
 ゴムつきのときからしごきまくっていたから、終わりは早かった。
 ビクンとペニスが跳ね、猛然とザーメンが迸る。
「きゃあああっ!」
 べとべとした粘液が次々に降りかかり、みづきは悲鳴をあげる。
 構わずしごく。しごいてしごいて、ぶっかける。
 あっという間にバストに、腹に、ふとももに、白い粘液が散っていく。みづきが俺の色
に染まっていく。
 出しに出しまくり、放出は終わったがそれでもペニスは固いまま、ピーンと伸びきって
いる。
「ひどい、ひどいよ」
「これだって“見抜き”だろ。うへへ」
 半泣きのみづきを、せせら笑う。
「次は中を汚してやるよ。みづきだって、そうしたいだろ」
 堂々と宣言すれば、みづきはうなだれるだけになる。うなじが真っ赤になっているのは、
受け入れるという証。
 アソコに突っこむのは次の対局の後として、こんなに勃起してるんじゃ終われない。
 俺はもう一歩距離を詰め、ペニスを再びしごきだす。
 みづきは開き直ったのか、しゃがんで間近で見入っている。吐き出す熱い息が、くすぐ
ったい。
 このまま出せば、顔面シャワーだ。可愛い顔を、どろどろに汚せる。
 早くも昂奮と射精感が高まり、しごく俺の手は加速していく……。

(了)