TIGER & BUNNYでエロパロ2
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0400名無しさん@ピンキー2013/07/21(日) NY:AN:NY.ANID:Xrz8az61
このふたりはどこまでもすれ違うのがらしいと思うんだ(異論は受け入れる)
お互い明後日の方角に全力疾走してしまうというか。

色んな人のエロ読みたいなあ。兎薔薇とか獅子薔薇とかアニエスさんとか
0401名無しさん@ピンキー2013/07/22(月) NY:AN:NY.ANID:KyBAu+Xh
なんというGJ

「どこまでもすれ違うのがらしい」に異論は無い
ありがとうそしてありがとう
0402名無しさん@ピンキー2013/07/22(月) NY:AN:NY.ANID:N2C6wrue
朝から泣いてしもうた。・゚・(ノД`)

結ばれて欲しいけれど、すれ違うのが正しいっていうか、らしいのには全面同意。
あと、兎薔薇とかアニエスさんの枕営業とか見たいのも同意。
0405名無しさん@ピンキー2013/08/22(木) NY:AN:NY.ANID:xG2tQ7t5
ローズはどS女王様キャラだけどカリーナ自身はMっぽい匂いがする
なんかいじめたくなるというか可愛がりたくなるタイプというか
でもそんなカリーナががんばって虎徹の上になろうとするのもいいなあと某彼氏彼女コピペを見て思いました
0407メイン2013/09/14(土) 08:20:23.59ID:7P0OIq+w
慎ましく上下に揺れるカリーナたんのおっぱいをにまにま見上げてるわけですか
うらやましけい
0408名無しさん@ピンキー2013/10/10(木) 11:21:46.26ID:SQ0Jhh2L
ほしゅ

ローズちゃんのお尻とアニエスさんのおっぱいに挟まれてぎゅうぎゅうにされたい
0409名無しさん@ピンキー2013/10/11(金) 21:50:51.99ID:NymXuXg8
ライジングで二部ヒーローも活躍しないかなー
情報が少なすぎてエロパロ妄想もままならぬ…
せめて本名と能力だけでもわかんないかなぁ
0410名無しさん@ピンキー2013/10/12(土) 23:28:36.83ID:DNz4x6WN
今日SP見たけど、二部ヒーローのことは出なかった。

カリーナはポニテになったし、パオリンはショートカットになった。
0412名無しさん@ピンキー2013/10/13(日) 08:01:21.62ID:VafUnwyh
ベリーショートのパオリンもポニテ野カリーナもスゲー良かった!
0413名無しさん@ピンキー2013/10/13(日) 22:58:12.94ID:UCBqjoLe
ライヤンがどうやらいい奴らしいので(噂)俺様しながら
ブルロちゃんになついたり、キッドちゃんをかわいがったりするといいと思う
0414名無しさん@ピンキー2013/10/14(月) 12:10:44.34ID:nu7B9uPi
ライヤンが思った以上にいいヤツっぽいので
青薔薇ちゃんに横恋慕して無理チューする妄想はそろそろ封印すべきか…
最初は身体まさぐって下着の上からクリクリするぐらいまでは妄想してたんだが
いいヤツっぽい情報がでてくる度にエロパロとしては妄想が後退していくよ……
0416名無しさん@ピンキー2013/10/15(火) 03:20:14.67ID:DH0xPi+I
SPみてカリーナたんのうなじ丸出しおパンツ丸見え?けしからん
おじさん説教しちゃうぞーとなったので、仕事に支障が出る前に吐き出しておく。
【使用レス数】 5
【カップリング】 虎薔薇一応恋人同士
【特殊嗜好等】 どS虎×どM薔薇 言葉攻め
0417虎薔薇1/52013/10/15(火) 03:21:45.07ID:DH0xPi+I
「これ、どう〜?」
 くるっとカリーナは回ってみせた。白地に要所要所に赤のポイントが入った新しいミニワンピは清楚な印象をかもし出して
これなら虎徹でもぐっと来るはずとネイサンにアドバイスを受けただけあって自分でもこれならいけるはずと思っていたのだが。

 が、振り向き様に見える虎徹の反応が予想外だ。むっとしているように見える。これはどうしたことか。
「タ、タイガー?気に入らなかったの?」
そのくせ、じーっとカリーナを見つめていた虎徹が獲物を捕らえる肉食獣のようにすばやくうごいた。

「きゃっ」と叫び声は虎徹の手で塞がれる。
「うー。あうっ…」それだけでなく壁に押し付けられ、塞いだ手が、指先がカリーナの唇を咥内を犯すように蠢く。
「お前ね。こんな男をその気にさせるような格好。人前でするんじゃねーよ」後ろから耳元で低い声が囁いた。
 ぎゅっと下半身に押し付けられる硬い熱。
 囁かれながら耳朶を食まれ、揺れる結い上げた髪の元、白いうなじへと舌がぺろりと舐めあげた。
「んーっ」ぴくりとカリーナが震えると、虎徹がいつになく欲を剥き出しにして嗤った。
0418虎薔薇2/52013/10/15(火) 03:22:56.85ID:DH0xPi+I
「お前、首とか、耳朶一番弱いの、おじさん知ってるんだからな。それにパンツ丸見えじゃねー?
 そんなところ、なんだ、感じやすいのに丸見えにして、露出狂か。淫乱娘が。
 視線で感じちゃうとか、そういうこと楽しんでるんじゃないよなぁ?」
「ち、違う…」思ってもみなかったことを言われ、カリーナは泣きそうになる。
「嘘つけ。」いつの間にか、太ももを撫で擦りワンピースの裾から進入した手先が布越しに筋をなぞる。
 熱い。くりくりと核のあたりを転がされ、入り口に指が布ごと押し込まれて、立っていられなくなりそうだ。
「あー。もうぐっちょぐっちょ。本当、お前、俺にこういうこと言われて濡れるよな。このマゾ娘が」
「んんーっ」もう首を振って否定してもその体が感じていることをあからさまに物語っている。
 カリーナからは見えないがぺろと虎徹が指を舐める音がした。
「いいかー。このまま動くなよ。男をその気にさせるイケないカリーナにはたっぷりお仕置きしてやるからな」
 ひくひくと揺れるカリーナが否定できるはずもなくただ、黙り込むのが答えだった。
0419虎薔薇3/52013/10/15(火) 03:24:08.52ID:DH0xPi+I
「ふぁ…あんっ」相変わらず壁に顔を向けさせられた姿勢のまま崩れ落ちそうになる体を支えさせられる。
 虎徹がすばやくしゃがみこみ、少し足を開かせると顔をワンピースの中に突っ込む。
「んーっ…!!」下着をぎゅっと持ち上げられ筋に食い込まされた。くいくいと虎徹がその状態で引っ張り続ける。
「ああっ。やぁっ」甘い歓喜の声が入り混じり、体が跳ねて支えきれなくなりそうな脚を虎徹の手が抱えとめる。
「んくぅっ!!」細く食い込まされた下着の脇から虎徹の舌が入り込んだ。
 そこから全身を廻る快楽の波に飲み込まされそうなカリーナの肢体を虎徹が押さえつけて離さない。
 ぴくぴくと震え続けるカリーナの核を虎徹の舌がたっぷりと舐め回し筋を伝って入り口をもかき回され、
それでも崩れ折れそうな体は虎徹によって動くことすら出来ない。
 息も絶え絶えに懇願するのが、カリーナにとっての精一杯だった。
「こ、虎徹…お願い、ちょ、ちょうだい…んんっ」
0420虎薔薇4/52013/10/15(火) 03:25:37.60ID:DH0xPi+I
「ひゃあぁんっ!!」待ってましたとばかりに一挙に下着を引き摺り下ろされ、ぐいとカリーナの中に虎徹自身が押し込まれる。
 と同時に執拗に耳朶からうなじを食まれ甘噛みされる。
「全く、こんなに見せつけてやがって、男に食ってくださいって言ってるようなもんだぞ、お前」
「んんーっ、やぁっ。そ、そんなじゃ」
 下からの突き上げと敏感すぎる場所を同時に刺激され、おかしくなってしまいそうだ。
カリーナの幾度も絶頂に達して跳ね上がりそうな体は壁に阻まれて虎徹の腕の中で、悲鳴を上げることすら苦しい。
「こ、虎徹っ。今日は変……っ」
涙ながらに抗議しても唇を咥内を指で犯されて耐えるしかない。
「お前、こうやって荒くされるの好きだろうが、ほら、お前の膣内いつになく熱くて締め付けてくるんですけど」
「やぁぁーっ」
ぎゅっと首筋を吸い上げられると同時に虎徹の精液が最奥に放たれ。開放されると思ったのだが。

 結局、ぐちゅぐちゅと男女の絡み合う音が激しく室内にこだまし続けて虎徹が満足するまで犯され、カリーナはもう、くたくただった。
0421虎薔薇5/52013/10/15(火) 03:27:50.80ID:DH0xPi+I
「何で、こんなことをしたのよ。」
やっと開放され、お互い乱れた服を調えつつ、カリーナが虎徹を問い詰めた。
「何でって、言ったとおりだけど。お前、目のやり場に困るような格好は俺以外に見せんな、って」
…そんなことで、といいたいところだが、言い方を変えれば虎徹にぐっと感じさせたことは間違いなく。
ただ、寧ろさせすぎたのは問題だったが。

「とりあえず、目のやり場に困るパンツ丸見え状態と、そのうなじ見せ付けるのはやめろよな。俺以外には」
痕残したから隠さないとまずいぞー、なんてにたりと嗤う虎徹に、
カリーナはさーっと青ざめてあわてて結い上げていた髪を下ろす。
「も、もう何てこと、して…ってんんーっ」
今日会ってから初めての恋人からの口接けにカリーナは観念するより他なかった。
0422名無しさん@ピンキー2013/10/15(火) 03:31:58.92ID:DH0xPi+I
あ、SPのネタばれありって書き忘れた、すまん。
まあ、最初の文面でわかるとは思うけど。もうし分けない。

ということで吐き出してすっきりしたのでおやすみー。
0423名無しさん@ピンキー2013/10/15(火) 20:07:48.24ID:CFk2NW0e
久しぶりの投稿キター
乙乙!
S虎とM薔薇イイ!
どんどん吐き出してくだせぇ
0425名無しさん@ピンキー2013/10/15(火) 22:37:54.62ID:4lCcreph
おおお乙乙!
あの首筋はむしゃぶりつきたくなるさ、仕方ない、うんうん
0430名無しさん@ピンキー2014/02/11(火) 12:52:53.70ID:Hegps94d
劇場版見てきた!ライアンとホァンちゃんでなんか書けたら投下しにくる!
0432名無しさん@ピンキー2014/02/11(火) 14:51:15.90ID:Uzh9YSzw
ライアン良いキャラだよな
ヒーロー達の交流シーンがなかったのが残念
0434名無しさん@ピンキー2014/02/26(水) 19:06:57.46ID:umS6RPsi
組み手で汗をかいていたら別の組み手に雪崩れ込んでしまった折龍に期待!そして待機だ!
0436名無しさん@ピンキー2014/03/16(日) 13:18:54.38ID:GflA8ocb
父の日に贈る虎徹へのプレゼント探しをバーナビーに頼む楓
サプライズプレゼントしたくて、虎徹に素っ気なく接する楓
ある日、虎徹がバーナビーと手を繋いで楽しそうに歩く楓を発見
暴走弾丸ライナー・ワイルド虎発進

なんだかんだで、父娘仲良し


なんてのが突然浮かんできた
誰かいい感じの形にしてください
0437名無しさん@ピンキー2014/03/16(日) 15:18:01.94ID:VNxeZW6E
>>436
面白そうだがエロに繋げられるか疑問w
鉄板ネタっぽいから渋で探した方が早くね?
0438名無しさん@ピンキー2014/03/16(日) 15:33:20.00ID:UJ10LUIN
エロ要素ねじ込むとしたら
手を繋ぐ→不順異性交友→あはんうふん
という虎頭の中で繰り広げられる妄想兎楓くらいか。
兎楓ってどんな感じになるのかね。
映画の「やっぱいいわぁ」の男前っぷりを見るに、
楓様の押せ押せな感じにたじたじなバーナビーとか面白そうだ。
0439名無しさん@ピンキー2014/03/29(土) 00:02:16.37ID:TZVrP3Pi
青年×幼女の歳の差カプ好きの自分にとって、兎楓には無限のロマンを感じる。
ただ、本編であれだけ父子愛が押し出されているだけに、エロとかちょっと想像しづらい。
しかもお相手はコンビの相棒とか尚更。ドロドロするだろこれ…。

この2人はいってもお手々繋いでキャッキャッウフフくらいかなぁ。
0440名無しさん@ピンキー2014/03/29(土) 13:57:08.97ID:QxwgZ9s7
そこで牛龍ですよ!って牛は青年枠にならんかw
30代前半なら青年でもいいけど牛は多分後半だし
おそらくタメ歳だろう虎が父親キャラでおじさん呼びありだから
青年扱いごり押しはしにくいw
0441名無しさん@ピンキー2014/03/29(土) 14:32:02.08ID:LoiHVDBD
兎楓でエロは確かに想像し辛いなぁ。
虎徹の面倒をみれた友恵さんの娘なら
色々拗らせてる兎だって面倒みてくれそうで好きなんだが、
なんつーか微笑ましい枠というかエロ脳が働かない。
兎楓エロを許容するおじさんが想像出来ないのと、
相棒の知らない間に娘に手を出すバーナビーも想像出来ないのが原因か。


牛はちゅうn(ry
牛龍はグイグイ押されるおっさん好きにはたまらんものがある。
0442名無しさん@ピンキー2014/03/30(日) 01:42:40.36ID:C7Y8lstj
牛龍いいよ!牛龍!
最近、獅子龍も気になる
なんかこう、むらむらする!

兎楓は、新婚初夜なら何とか妄想できるかな…
付き合っていてもお互いになかなか一線が越えられず、結婚しちゃっていっきにどかーんと!
…具体的にはむづかしいので、だれか…orz
0443名無しさん@ピンキー2014/03/30(日) 17:04:05.23ID:WK68vnEO
楓ちゃんがオトシゴロになって子供として扱いにくくなってきた頃
別に変な目で見てるわけじゃないのに急に扱い方変えるのも微妙
かといって子供扱いし続けるのもそろそろ拙いんじゃ?と思い始める兎
チャンスを逃してなるものかとわざと子供ぶって攻めていく肉食女子楓様
無邪気を装って際どい攻め方をしてくる楓をいつしか女性としか思えなくなってくる兎
未成年かつ相棒の娘をそういう目で見たらダメだろうと相談しにくい悩みを抱え込み続け
うっかり「子供じゃないんだからそういうことはやめた方がいい」「勘違いされる」と本人に言ってしまい
楓は「子供じゃないならどう思ってるの?」「勘違いしてよ」と兎に玉砕覚悟のラストアタックを仕掛け(ry

事後、賢者状態になった兎がテンパって責任とって結婚しますと虎に言いに行ったり
数年かけて諦めという名の覚悟完了してた虎も流石に寝耳に水過ぎて混乱したり
関係を持つことを甘く考えてた楓が青くなったり、周囲に初体験のことがモロバレすぎて赤くなったり
最終的に楓はまだ学生なので節度あるお付き合いをとなし崩し的に虎公認の関係に

みたいなシリアルコメディな方向しか想像できない……
0445名無しさん@ピンキー2014/04/23(水) 19:43:07.43ID:hIppvy9P
ほす
0446名無しさん@ピンキー2014/05/03(土) 01:45:49.31ID:jLJebQ3m
補習。
ヒーローで補習に縁があるのは学生のローズくらいか。
映画でしっかり勉強している描写があったし、他媒体見ても学力的には問題ないんだろうけど、
ヒーロー業アイドル業のしわ寄せで補習とかはありそう。

というわけで単位落としたくなかったら先生のジョイスティックを咥えなさいって言われるローズちゃんください。
0449名無しさん@ピンキー2014/07/24(木) 04:49:39.90ID:k4EJIQUp
映画面白かったから色々話が上がっているのかと思ったらそうでもない様子
滾ったから書いた 書いたから投下

【使用レス数】 6
【カップリング】 虎徹とカリーナ
【特殊嗜好等】 食ザー(直接表現無し)
【その他】 本番無し
0450隠し味 1/62014/07/24(木) 04:51:28.14ID:k4EJIQUp
「……どうしてこの夏の暑い時期に、シチュー?」
「ブルーローズが、炒飯は嫌だって言ったからだろ」
 俺の炒飯食った事無いくせに。虎徹が不満気に口を尖らせている。
 いつだかの話の流れで、カリーナは意外と上手なのだと言い張る虎徹の手料理を食べるという
機会をもぎ取ったのだが、まさか虎徹の自宅にお呼ばれされるとは思っていなかった。それも二人
っきり。昼日中ではあるし、料理を食べるだけではあるが、カリーナが緊張をしないわけがない。
しかし、あまりに意外なメニューが出てきたため、思わずそんな声を上げたのだ。
 いくら冷房で涼やかな室内とはいえ、季節的にちぐはぐだ。何より――
「なんか、タイガーとシチューってあんまりイメージとして繋がらないっていうか……」
「文句言うなら食うな」
 シチュー皿を虎徹が下げようとしたので、カリーナが慌てた。
「あっ!ご、ゴメン。食べる、食べるからっ!」
 その必死な様子を見て、虎徹がにいと満足気な笑みを浮かべた。あんな事を言ったが、本当に皿を
取り上げるつもりはなかったようだ。それはそうだ。
 ――これは、カリーナのために、作られた料理なのだから。
0451隠し味 2/62014/07/24(木) 04:52:24.65ID:k4EJIQUp
「……ん。じゃあ、どうぞ」
「タイガーは?」
 テーブルをわざわざ動かして対面に椅子を持ちこみ座った虎徹に、カリーナが問いかける。準備
されているのは自分の皿だけだ。
 虎徹は俺の分なんてあるわけがない、と、返事を返してきた。
「お前にって作ったんだから、そういうの気にせず食えって」
「わ、私のために」
 カリーナが頬を染めて目の前の何の変哲もないように見えるシチューを見つめた。
 たしか、売り言葉に買い言葉みたいな感じであれよあれよという間に虎徹の作った料理を食べる、
という事になってしまったのだ。迷惑になったのではないかと考えていたが、これを作る間中自分の
事を考えてくれていたのかと思うと、なんだか胸がどきどきしてくる。目の前の虎徹をちらと盗み
見れば満面の笑みを浮かべている。時間は取らせてしまったが、迷惑ではない、みたいだ。カリーナが
ほっと息をつく。
「そうそう。ブルーローズのために」
 ありがとう、というと、カリーナがシチュー皿にスプーンを入れた。ひとさじすくい、口へ
運ぼうとする。虎徹がじっとその様子を見ている。味、ちゃんとわかるかなとカリーナが緊張
しながら――まず、一口。
「……」
 こくりと喉の奥に流し込む。
 それと同時に、それを見守る虎徹も唾を嚥下した。
「どうだ?」
「どうって……」
 よくある、シチューの素を使ったシチューの味だ。
「美味しい、けど」
 その言葉を聞き、虎徹が薄く笑った。一瞬それに違和感を覚えたが、すぐにいつもの笑顔に変わった。
「そうかー。美味しいか」
 にこにこと満足そうだ。さっきのあの顔は、見間違いだったのかもしれない。だったら食え食えと
上機嫌で虎徹がすすめてくるので、そんなに一気に食べられるわけないでしょ!と文句を言いながら、
食事をすすめた。
 ちょっと具材の切り方は大ぶりだが、これが虎徹の好みなのだろうと考えると、なんだかワクワクして
くる。男の人だからかな。そういえばいつも物を食べる時って大口で食べていたなと思い出す。……覚えて
おこう。もくもくとシチューを口に運んでいく。
「……もう少し、食えるか?」
「二杯はちょっと、多いかも」
 っていうか、二杯分あるんなら、やっぱり一緒に食べたかった。そんな事を思いながらカリーナは
二杯目を辞退した。少し残念そうな顔をされたが、本当に無理か?と、問われる。よく聞けば、実は
他にもメニューがあるんだとの事。そんなに色々料理をするんだと意外に思いながら――一緒にいられる
時間が少しでも長くなるのならばとカリーナはじゃあ少しだけならそれも、とお願いする事にし、取り立てて
変わったところの無く見えたシチューの方はすべてカリーナの胃袋に収まる事になった。
0452隠し味 3/62014/07/24(木) 04:53:19.39ID:k4EJIQUp
「次は何?」
 まさかカレーなどと言いはすまいか。そうでなくても重たいものは御免だ。できれば甘いデザートを、
などとは思うが、そんな物を作る虎徹は想像しがたい。
 何にせよ、何が出てくるかは興味深い。
「あー、それなんだけどな?ちょーっと準備が必要なんだよ」
「待つよ?」
 わくわくと目を輝かせるカリーナは、いつもの様子と比べてとても幼く、愛らしく見えた。期待する
様子に虎徹は気をよくしているようだ。しかし、言葉が濁る。
「……えーと、だな。ちょっと、席、開けてくんねえ?」
「なんで」
 冷蔵庫から出してくるか、鍋から盛り付けるだけではないのか。素直な疑問に虎徹の表情が引きつった。
すると明らかに誤魔化すように大きな身振り手振りで説明を始めた。
「何でって――そう、サプライズだ!何が出てくるかお楽しみ、な!?」
 ……たいした説明とも思えなかったが。
 ともかく、虎徹は強行するようで、ぐいとカリーナの手を引き、席を立たせ――きょろきょろと辺りを
見回した後、バスルームの方へと押しやるようにした。
「出すもん出して、胃袋空けて来い、な!?」
「……っ、さいってー!」
 カリーナがキリリと眉を吊り上げ、声を荒げたので虎徹もしまったと慌てる。
「ほ、ほら。女は化粧直しとか、と、ともかく色々あるんだろ?ともかく、時間くれよ、時間!」
「……どれくらいよ」
 どれくらいって……と、虎徹が視線を漂わせた。
「――なあ、さっきのアレ、美味かった?」
「え?あ、うん。美味しいのは美味しかったけど……」
 にっと虎徹が笑った。だったらいいんだ、と。
「美味そうにシチュー食ってるところ見たら、すっげーヤる気出てきたし、すぐできそう。そんな
かからないと思うから」
 待ってろよ、と――なんだかんだで結局バスルームに押し込まれてしまった。
 まあ、虎徹の言う通り洗面台で化粧を整えてもいいかもしれないとカリーナは考え直し、鏡を見た。
「……やだ」
 口の端にシチューがついていた。指で白く残るシチューを拭う。虎徹が食べるのを急かしたせいだ。
気づいていただろうに、言ってくれてもいいじゃないとカリーナがぺろりとそれを舐めた。うん、
美味しい。結構タイガーって料理上手なんだと感心する。女の子としては、あまりに料理上手すぎる
想い人というのも複雑だが。
 虎徹が引っ張って連れてきたものだから、化粧ポーチはおろか、携帯電話すら持ち込めなかった。
手持ち無沙汰だ。いったいどれほど時間がかかるのか。
 シャワーでも浴びちゃおうかしら。
 そう考えたところでやだ!シャワーとかっ!浴びてどうするつもりなのよー!などと無駄にテンションを
上げ、一人きゃあきゃあとひとしきり騒いだところで、我に返る。
「た……タイガー。まだぁ?」
 こんな馬鹿な事を考えるのも、長い時間ほったらかしのせいだとカリーナがバスルームからひょこりと
顔を出した。
「……ねえ、タイガー!」
 サプライズという虎徹の意思を尊重し、一応奥の方は見ないようにする。しかし、どこで何をしているの
だろうか。そう考えていると、虎徹の慌てる声が聞こえた。
「――っ、ちょっと、もうちょっと待ってろ、もうすぐだから!」
「ねえ、もしよかったら手伝おうか?」
 二人並んで、料理を作る。何だか恋人同士――ううん、新婚夫婦みたい!カリーナがまたもやテンションを
上げる。
「あー、いいな、ソレ――って、駄目だ駄目だ!今はまだちょっと早い!もうちょっとだから、いい子して
待ってろ、な!?」
 あえなくカリーナの申し出は却下されてしまった。
0453隠し味 4/82014/07/24(木) 04:55:10.23ID:k4EJIQUp
 ようやくテーブルに着いたのだが――
 確かにサプライズだ。ある意味驚きだ。カリーナがテーブルに出された物を見つめている。
「あのさ。別にいいんだけど。……普通、コレ、先だよね?」
 サラダだ。
 シチューの後に、サラダ。しかも、話しぶりから察するに、これがラスト、かつメインらしい。
「文句の多い奴だな。女の子だから野菜が多い方がいいだろうという、俺なりの気づかいだってのに」
 気づかうところ、そこ!?
 ――とは言いたかったが、そう言われるとあまり強くは出られない。カリーナは善意には弱い。相手の
気持ちを察するあまり、それが若干的外れでも責める事ができない。しかし、待たされた時間と出てきた物が
アンバランスすぎる。あれだけ待ったのなら、キャラメルリボンで可愛らしくデコレーションされたケーキが
出てきたっていいのではないか。
「そうは言うけど、野菜切って盛り付けるだけじゃない……これでどうしてあんなに時間が――」
「仕方ねーだろ。俺だってこんなかかるとは思わなかったんだよ。男の体は、思ってるより繊細なの!」
「は?」
「……だっ!ひ、ひと手間かかってんだよ、ひと手間」
 いいから食えと虎徹がサラダをカリーナの前に押しやった。
 さくり、さくさく。
 一口二口食べたところで、カリーナが固まった。少し眉をしかめ、確かめるようにもごもごと咀嚼する。
 ただのシーザーサラダだと思っていたけど、何かコレ――
「どうした?」
 虎徹が問いかけてきたのでカリーナがはっとして、とりあえず口の中の物を噛み砕き、飲み込むと口を
開いた。
「あの……なんか……」
「そのドレッシング。俺特製なんだけど、駄目だった、か?」
「――ああ、それで!」
 なあんだそうか。カリーナが胸を撫で下ろした。
「何か変な味――えっと、その、こ、凝った味だなって思ってたのよ」
 正直、痛んだドレッシングでも使われたのかと思った。虎徹お手製というのなら、これはシーザーサラダ
っぽく見えたが、あくまでそれっぽいだけの――言うなれば、虎徹サラダなのだろうと納得する。シーザー
サラダだと思って食べたから不味――変な味だと感じただけで、こういうサラダなのだと思えば、食べられる、
かもしれない。
「隠し味、きかせ過ぎたかもな」
「何入れたの?」
「隠し味だからナ・イ・ショ」
「可愛くないから」
 こんな言い方をすれば、拗ねたり不満気に文句を言ったりしそうなものだが、虎徹はただにやにやと
笑っているだけだった。
「栄養たっぷりなんだから、ちゃーんと残さず食えよ?」
「子どもじゃないんだからやめてよね。た、タイガーが私のために作ってくれたんだから……ちゃんと、
食べるよ……」
 照れてカリーナはあまり虎徹の顔を見る事ができなかった。……見ていれば、虎徹の不穏な笑みに
ついて、何かを察知できたかもしれなかったのに。
 ともかく、フォークを使ってサラダを食べる。……ドレッシングをちゃんとつけた方がおいしいのかも
しれない。そう思い、多めにかかっているところを取ってみる。
「……」
 虎徹が息を飲むのがわかった。
 どうやらずいぶんこのドレッシングに自信があるらしい。すごく注目されているのをひしひしと感じる。
正直、カリーナには、これが美味しいとは思えなかった。しかし自分のために作ってくれた物だと、覚悟する。
 ……いったいどんな隠し味を使ったのだろうか。
 オリエンタル的な何かだろうか。ミソとか、ショウユとか、ああいう。もしかしたら折紙が言っていた
ナットウやクサヤというものかもしれない。ともかく、虎徹がこうも押してくるものなのだ。虎徹の故郷の
物だとすれば――将来的な事も考えて、きちんと食べるようにしなくてはと決心もつく。
 そうして一口二口、食べ進めていくのだが――
「あ、あの。あんまりじっと見ないで」
 虎徹の視線が、カリーナには熱すぎる。
「いやー。やっぱさ、あー……手間かけて作った物だから、食べてもらえると嬉しくって」
「あ、じゃあ、タイガーも食べる?」
「いやいやいや!俺はいらねえって!」
 上手く言って量を減らそうと思っていたカリーナの思惑は外れてしまった。
0454隠し味 5/72014/07/24(木) 04:56:13.87ID:k4EJIQUp
 ――しかし。
「最初はね?正直変な味って思ってたんだけど……結構個性的な味してる。あんまりシーザーサラダっぽく
ない感じ」
「ふうん?」
 まあ、シーザーサラダじゃねえし?
 虎徹が呟いた言葉に、やっぱりかと納得する。
「あの、でも……美味しい、よ?」
「へえ、この味好きか?」
「う、うん。結構好き、かも」
 お世辞ではなく。
 噛みしめるたびに、味わいが出てくるというか――もくもくと、食べ進める。その様子に、虎徹が笑っている。
「ねえ。コレ、スシバーとかに行ったら食べられる?」
「ん?」
「この辺のスーパーとかじゃなくって、専門店とかに行ったら、このドレッシング、あるの?」
「なんだー?そんなに気に入ったか?」
「……」
 こくりとカリーナが頷いた。
 虎徹の口元がいびつに歪んだ。笑っているのだ、と、気づくのに少し遅れる。
「これは特製だからなー。売りもんじゃねえんだわ」
「……なあんだぁ」
「そのかわり、俺なら作れるから。さっきのシチューにも入れてたんだぞ?」
「え、そうなんだ。……レシピとかは?」
 シチューの方は全く気づかなかった。量が少なかったのだろうか。
 しかし変な味、としかいいようがないのだが――今まで味わった事のないもので、どうにも気になる。
せめて何で作られたものかわかればとカリーナが食い下がった。
「レシピ……は、だから内緒っつったろ?」
「隠し味以外ものもでいいから」
「つーか、コレに至っちゃ隠し味がメイン、っていうか?」
「隠れてないじゃん。……ねえ、ホントに何で作ったの?」
 カリーナが問うが、虎徹は上手くはぐらかし続ける。怪しすぎる。
「…何か、変な物入れてるんじゃないでしょうね」
「!」
 びくりと虎徹が凍り付いた。
「ちょっ……タイガー!?」
「いや、その……」
「まっ……麻薬とか、そういう――」
「入れるかよっ!?」
 馬鹿言うなと虎徹が真っ青な顔で否定する。
「あのなあ、なんでそんな――」
「だって、変――個性的な味で――く、癖になりそうな感じだったから……」
「……癖に?」
「う、うん。ごめんね。タイガーが作ってくれたものだもんね。そんな変な事、するわけないよね」
 ぴくりと虎徹が肩を揺らした。カリーナの顔を一瞬申し訳なさそうに見つめたようにカリーナには
見えた。悪いのは変に疑った私の方なのに。カリーナがしゅんと肩を落とした。
0455隠し味 6/72014/07/24(木) 04:57:22.09ID:k4EJIQUp
「あ……あー、ま、まあなんだ。そんなへこむなって!ぜ、全然気にしてないから!」
 でも。
 そう言おうとするカリーナの頭を、励ますつもりか、わしわしと撫でた。だが、その撫で方が、
しだいに穏やかな――とも違うが、ともかく撫でられる。
「そうかそうか。コレ、好きかー。お前、そんなに俺のが好きってかー?これが食えるんなら、
どんな物でもいけるな。いやー、レパートリーが広がるなー」
「え。また、作ってくれるの?」
 あんなに失礼な事を言ったのに。目尻に涙をにじませていたカリーナが虎徹を見た。
「ブルーローズは食いしん坊みたいだからな」
「食いしん坊じゃないっ!」
 その剣幕を見て、いつもの調子が戻ってきたなと虎徹が満足そうに笑った。
 それから、カリーナの目をじっと見つめてきた。カリーナの目を――いや、もっと奥の、ナニカを。
その視線に、何故かカリーナがぞくりと身を震わせた。
 急に、ドキドキと鼓動が早くなる。
「でも、美味しかったんだろ?――俺の」
 変にしっかりと、確かめるように問いかけられる。その声音がいつもと違うように感じて、鼓動は
より、早くなる。
「……うん、美味しかった」
 変な味。だけど――癖になって。わけがわからないけれど、また食べたいと、口にしたいと、思って
しまった。きっとそれは、美味しいから、なのだろう。
 あの変なのを、また、味わってみたい。
「――そうか」
 そう短く口にした時の虎徹の満足そうな顔に、カリーナはひどく驚いた。笑顔――のはずなのだろう
けれど、ひどく妖しげに見えた。怖い。見た事も無い表情だ。怖い。怖い――けど、けれど……
 どうしてこんなにも、体が熱くなるのだろうか。
 いったいどんな隠し味を、使ったのだろうかと、カリーナは自身の心の変調に困惑するばかりだった。
0456隠し味 7/72014/07/24(木) 04:58:21.79ID:k4EJIQUp
「いやー。思わぬ楽しみが増えちまったな」
 近くの駅まで送ってやると出してくれた車の中で、虎徹は大変上機嫌だった。ラジオから流れてくる
ブルーローズの新曲を鼻歌まじりで歌うほどに。もちろん、また虎徹お手製の料理を食べる約束を
取り付けたカリーナも助手席で上機嫌だった。
「私も楽しみ!あ、あの、別に、その、これは……」
 食い意地が張ってるわけじゃないんだからねっ!?カリーナが言い張るが、虎徹は適当に相槌を打つ
ばかりだ。
「そのうち、隠し味が何かも教えてやるな?」
 驚くぞー、と虎徹がにいっと笑っている。
「ねえ、今じゃダメなの?」
「今はダメー。もっと隠し味の虜になったらな?隠し味の正体がわかっても、どうにもなんない
ぐらいになったらー」
「ねえ。本当に何なの、隠し味って。……虫!?ねえ、虫なの?」
「なーいしょー!」
 何なら今すぐ教えてやりたいぐらいなんだけどなー。今すぐ俺の隠し味、直で味あわせてやりたい
ぐらいなんだけど、ホントもう残念だよなー。虎徹がそう笑いながら静かにブレーキを踏んだ。気づけば
駅の停車場だ。
「次食べる時には隠し味、当てるからね?」
「お前じゃ無理だ」
 シートベルトを外しながら宣戦布告をするカリーナに虎徹はけらけらと笑っている。あのサラダを
目にして――口にしてすら気づかなかったようでは、と。
「私じゃ、無理?だったら、折紙とか他の人に聞けば――」
「だっ!馬鹿!他の奴には言うな!絶対だぞ!んな事したら、次が無くなるだろ!」
 身を乗り出す勢いで虎徹が止めに来た。どうやら、助言を乞えば正解にたどり着く事自体は難しくない
らしい。しかし、それだと、虎徹の家での食事会は無くなってしまう――だとしたら、答えは一択だ。
「じゃあ、自力で頑張る」
「……そうそう!俺と、ブルーローズとだけの、秘密な?」
「ひ、秘密……」
 内緒の隠し味に、二人だけの秘密。何やら心ときめく単語が舞い踊る。カリーナの顔がぱあっと
明るくなり――虎徹もそんなカリーナを見て、何やら含みながらも笑って返す。
 内緒で秘密の隠し味。さて、答えはいかに。それにカリーナが気づくのはいつになるのだろうか。
0457名無しさん@ピンキー2014/07/24(木) 07:42:32.58ID:k4EJIQUp
連投規制に引っ掛かってました
ちゃんと分けてなかったから分母がふわふわした 色々ごめん 以上です
0458名無しさん@ピンキー2014/07/24(木) 09:19:00.05ID:VMxYbWSk
乙そして乙!朝からとても良い物を見た…
食ザーいいな、カリーナちゃんは何回目で分かるようになるかな
0459名無しさん@ピンキー2014/07/26(土) 14:53:51.48ID:ubbDkHAD
乙乙!
虎徹め!なんてものをカリーナに食わせるんだ!けしからんもっとやれ!
0460名無しさん@ピンキー2014/07/26(土) 15:11:20.16ID:8ohn9MuG
2人だけの秘密ってずるいな素晴らしいな>>449のおかげで新たな扉を開いてしまった有り難う
0461名無しさん@ピンキー2014/07/27(日) 06:55:35.87ID:kIM6tAP9
カリーナがわからないままにハマっていく感じがなんかたまらない
何も知らない子にいけないコト教えて…悪い大人だな!
0468名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 13:49:15.72ID:e82hEP3v
数字板のスレにSS投稿すると嫌われるんじゃないの
あっちはあっちで過疎化してるみたいだけど
0471名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 21:29:14.91ID:evTEcWgK
801のことなんざしらん、興味もない
支部にでもいけば18禁801とかごろごろしてんじゃないのか?
でも、立てたいならここで聞かずに自分で判断して立てれば良いだろ
0472名無しさん@ピンキー2014/11/06(木) 10:10:49.25ID:4jwr0ea4
471はスレストッパーになったね

ということはここは実質とにかくカリーナと男キャラの専スレか
アニエスありとしてパオリン楓未成年だし
ほか女キャラは経理のオバちゃん2部バイオレット
なかなかの特殊需要じゃしかたない
0474名無しさん@ピンキー2014/11/11(火) 09:51:27.82ID:Q3B/vFeB
・巻き子
・役立たず能力三姉妹
・カーシャ
探せば女性キャラけっこういるぞ。
 
他にも未成年なら、大人になるご都合NEXT能力使えばいいじゃない。
0475名無しさん@ピンキー2014/11/11(火) 17:51:50.90ID:1uYD0K7P
ご都合ネクストあり設定なら安寿さん若返りとか
性転換ネクストで男キャラ逆転でノーマルCP化だな
スレ復活おめ!
0476名無しさん@ピンキー2014/11/12(水) 03:40:58.63ID:1sr5xiJ5
元が男だと性転換してもBL扱いじゃないか…?
TSパオリン×TSイワンみたいな両者性転換とかならともかく
0477名無しさん@ピンキー2014/11/12(水) 18:49:15.76ID:EYM9cP62
某エロパロスレで男主人公×複数女キャラで連作投下して賞賛受けてたシリーズの
最終話が複数女子キャラTS×主人公TSで一部を除きボロカスに言われてたよ…
注意書きがなかったせいもあるとは思うけど割とエロけりゃ何でもありな雰囲気のシリーズで
それまでも一切注意書きなしでやってて何も言われなかったから加減間違えたんだろうな

BLかどうかの判断は横に置いとくとしてもTS自体が特殊嗜好なのは間違いないんで
最低限注意書きは必須だと思われ
0480名無しさん@ピンキー2014/11/13(木) 23:25:51.43ID:hv72AB60
虎徹とアニエスは双方駆け出し時代、若気の至り&酒の勢いでやっちゃった感がある…
まぁ虎徹は何だかんだ言って心は嫁オンリーなんだろうけど
0481名無しさん@ピンキー2014/11/14(金) 02:14:08.21ID:s9bZTfFl
HERO駆け出しの頃はまだ未婚だよな
じゃ浮気でもないし
0482名無しさん@ピンキー2014/11/14(金) 08:04:38.12ID:z1TiFW9w
未婚でも恋人がいるのに他の誰かとやったら浮気だろJK…
0483名無しさん@ピンキー2014/11/14(金) 22:16:58.77ID:yabaOR0V
ヒーロー歴10年で娘が9歳なのに駆け出し時未婚はないだろうしな
デビュー決まって生活の安定が見込まれるから結婚したか
元々結婚はしてて避妊やめたくらいが妥当だと思う
0484名無しさん@ピンキー2014/11/16(日) 22:49:29.43ID:s+oLajJE
インモラルいいじゃないか
条件ぜんぶとっぱらって虎アニエスは萌える

性転換でBLってのはCPの片方だけすれば
ノーマルになるってことで成人女子キャラ不足の苦肉の策
0485名無しさん@ピンキー2014/11/17(月) 00:50:55.27ID:XaeYpRXx
ノマのエロパロって基本的にこの女子キャラにエロイことしたい&させたいっつー
リビドーに従って書くもんだと思ってたわ
でなきゃカップリング妄想
私はどっちかと言えば後者でパオリンちゃん絡みカプだと
たいてい前段階で男側が食べ物与えてる妄想が入ってしまう自分の妄想幅の狭さに笑える
0486名無しさん@ピンキー2014/11/17(月) 23:33:42.16ID:1Oj3cB7c
自分はは女子キャラにえろいことをしたりさせたりしているものを読みたい…
0487名無しさん@ピンキー2014/11/26(水) 03:05:18.25ID:fZCmW1kD
ミラジャンの髪を伸ばしたパオリンを見て髪を耳にかけつつフェラーリなパオリン妄想をしてる
あれからベリショになるんかー
ベリショも可愛かったんだけどエロ的には髪長い方が萌えるよな
0489名無しさん@ピンキー2015/01/24(土) 05:08:27.36ID:2xSuQdpl
牛アニ読みたい
自分で妄想してるとアニエスは成熟した女性でこなれてるのと
あんなんでいて実は慣れてないのとで悩む
干物女系でもいいな
0490名無しさん@ピンキー2015/01/25(日) 21:24:12.88ID:ObZHKVZi
>>489
見た目において女らしさと男らしさに溢れてるキャラ同士だから、
お互いが引き立ついい組み合わせだと思うんだよね 牛アニ
0491名無しさん@ピンキー2015/03/20(金) 00:26:27.13ID:4mfCPcgh
失礼します

【使用レス数】 6
【カップリング】 虎徹×カリーナ
【特殊嗜好等】 なしくずし
【その他】 無し
0492虎徹×カリーナ 1/62015/03/20(金) 00:32:38.64ID:4mfCPcgh
「いやー。しかし、こんな感じかー。ふーん」
 人には腹が出たのなんのと偉そうに言うけど、だったらブルーローズはどう
なんだと、個室の居酒屋で虎徹がカリーナの二の腕を確かめている。少々酔い
始めたのか、有無を言わせない強引さだった。
「ね、ねえ。いいでしょ、もう……」
 鍛え辛いところを指定するなんて意地が悪い。あと、先ほどからしつこいほど
確かめていて、居心地が悪い。――そもそも、虎徹になら、どうされたって
カリーナはドキドキしてしまう。
 あと、こんな感じとはどんな感じの事か。疑問が表情に出ていたらしい。
「いや、言うだろ?二の腕の柔らかさが、胸の柔らかさって――うっお、
危ねえ!?」
「ああ、惜しい!」
 ぐいと肘を突き出し、エルボーを食らわせようとしたが叶わなかった。
「何っだよ怒るなよ。年の割にふにょふにょの張りのない胸でも、いいと思うぞ?
俺は」
「ふざけないで!」
「大丈夫だって。お前の名誉のために、お前の小さいおっぱいがたるんたるんだ
ってのは、俺の胸の中にしまっておくから。俺、口固いから!」
「め、名誉棄損!名誉棄損だわ!?」
 ぴちぴち、ぷるっぷるの女子高生を相手になんという事をとカリーナが真っ赤な
顔で怒るが、それを聞き、虎徹がにいと笑った。
「じゃあ、ホントかどうか、確かめないとな?」
「――え?」
 ぐいと腕を強く引かれると、あぐらをかいた虎徹の腕の中にカリーナがおさまって
しまった。後ろから、抱きかかえられるような格好になっている。
「けど、そうだろ?真実を告げただけなのに名誉棄損だって騒がれたら、それは
俺のメイヨがキソンされちまうからな?」
 耳元で囁かれる生温かい吐息に、カリーナの体が打ち震えた。
「え?え?」
 法解釈の詳しいところは、顔色の悪い管理官の解説を得たいところではあるが、
今の論点はそこではないのだろう。
「確かめさせろよ、な?それでぜーんぶ、上手くおさまるだろ?」
 おさまるわけが。
 ただ、あまりの事にろくな反論ができなかったのは、まずかった。
0493虎徹×カリーナ 2/62015/03/20(金) 00:35:03.40ID:4mfCPcgh
「……っ」
 きゅっと身を小さくするが、虎徹の手は遠慮も無く、カリーナの胸を鷲掴む。
 もちろんこんな暴挙、虎徹に限らず、誰にだって許した事は無い。どうすれば
いいのかわからないまま、カリーナは耐えている。
「……邪魔」
 不満気に虎徹が呟くと、ぐしゃぐしゃとワンピースをずらす。
「ちょっ――!」
 虎徹の意図がカリーナにもわかり、抵抗する。確かに、胸の柔らかさを確認
しようというなら下着など邪魔でしかないだろう。店内だから流石に酔った虎徹も
カリーナの服を脱がせようとはしないが、かわりに布越しにその柔肌に触れようと
しているらしい。
「なんだよ。ただでさえワンピース越しだってのに、ワイヤーとパットで何が
わかるっていうんだよ」
「パットは入れてないから!」
「なんだ。なら、そこそこあんじゃねえか」
 胸のサイズについて周りからとやかく言われ、放っておいてよと思う事が多かった
ので、虎徹にそう言われてカリーナの表情が思わず緩む。
 そして、抵抗が緩んだその間に、虎徹の指が下着をずらす。服の中、胸の上の
あたりでぐしゃぐしゃとまとまって、カリーナには気持ちが悪いようだ。もぞもぞと
後ろから抱きすくめられたまま、もぞもぞ身を捻る。
 ……だが武骨な虎徹の指や手のひらがその胸を撫でまわし始めると、そちらへ注意を
向けていられなくなる。
「――あ、っ」
 きゅうっとカリーナが、虎徹の太もものあたりを掴み、爪を立てる。抗議のため
ではない。
「――お?」
「……っ、はっ……ぅ」
 胸に与えられる刺激もそうだし、カリーナの耳元、笑い声の混じる虎徹の吐息が
熱を帯びていくのにも――カリーナの体が反応していく。
 カリーナは虚勢こそ張るが、元来嘘は得意ではない。そして。……カラダの方も、
そうらしい。
 唇を噛み、虎徹のズボンを引き裂くのではと思うほど強く掴んで堪えている。
そうしないと、声が漏れてしまいそうだったからだ。
 周りからは、オーダーの声や、下げた食器が打ち合う音が聞こえる。繁盛している
ようで、ブザーで呼ばない限り店員が来ないのは、この場合良い方向に働いていると
言えるのだろうか。
「ひゃ、あ。たい……たいが、そんなの、やめ……やぁっ!」
 こくりと、嬌声と共に溢れる唾液を、カリーナが嚥下する。叫び声をあげて周りに
助けを呼べばそれだけで終わる事なのに、カリーナはそれができないようだ。……あえて
していないのだとすれば面白いが、そこまでの頭は回らないらしい。
「小さいと敏感とか言うけど、このサイズでも、そうみたいだな?」
 くにくにと、立ち上がりかけているカリーナの乳首を、わざと押し込めるように
虎徹が刺激をしている。その緩急と、布地との摩擦にカリーナが時折ひくりと体を引き
つらせる。
「あ……タイガー、もう、わかった、でしょ?やめ――っあ!」
「ほらほら、ブルーローズ。余計な事しゃべってたら、変な声、出ちまうぞー?」
 やめてと目で訴えかけるが、上気した頬とうるんだ瞳で見つめられたら、誘っている
としかとられない。
「……っ!……!」
 意地悪く笑う虎徹からの責めが一段と容赦のない物になる。虎徹の腕の中で、カリーナが
小さな悲鳴と共に大きくびくりと震える。
 体への刺激に慣れていない事もあるが、何より周りが気にかかるせいで、神経が
研ぎ澄まされてしまっているのがある。
 漏れる自分の声が大きくなっていないだろうか。荒い息のまま耳をすませば、自分以上に
興奮した虎徹の吐息に気づかされる。時折部屋の向こうから驚いた声が聞こえると、こちらの
事に気づかれたからではないのかと心臓が掴まれた感じがする。驚きと恐怖で鼓動が早まるだけの
はずなのに、それを興奮と勘違いした体がますます敏感になっていく。……太ももをすり合わせる。
0494虎徹×カリーナ 3/62015/03/20(金) 00:36:39.08ID:4mfCPcgh
「掴むんなら、俺の足なんかより、こっちにしてくれよ……ほら」
 そう言って両手でカリーナの胸を刺激していた虎徹が、片手でカリーナの手に触れ、
その位置を動かす。――あぐらをかいているその中心。こんもりとした――先ほどから、
カリーナの尻に違和感を与えていたそこへ。
「――やっ……!」
「お前だってこんなに乳首おっ立ててるんだから、お互い様だろ?」
 勝手な理論を展開させている虎徹が、待ってろ、今出すからなとベルトを緩め、ジッパーを
下ろす。
「……ほら。気になるくせに」
 ドキドキしながら虎徹の様子を見守っていた事に、そこでカリーナ自身も気づいたが、
慌てて体を揺すり逃げ出そうとする。――しかし、今更だ。
「ほーら。ブルーローズ?」
 カリーナにとってはグロテスクな、勃ち上がりかけたそれがずるりと引き出された。
「――な。扱いてくれよ、ほら」
 首筋にキスをしながら虎徹がカリーナに促す。しかし、カリーナが首を振る。視線はそこから
動かさないが、手を伸ばせない。
「お前ばっか気持ちいいの、ずるいだろ?それともアレか?もっと気持ちよくしてやらないと、
駄目ってか?」
 カリーナの胸を楽しむのは左手に任せ、虎徹の右手がするするとカリーナの体を艶めかしく
滑り落ちていく。そして、ワンピースの裾、たっぷりとしたフリルをわずらわしそうにかき分け
はじめた。
「やっ!それは、それは駄目!」
 その反応が面白くないのか、虎徹はわずかに舌を打ったように見えたが、とりあえず右手は、
カリーナの太ももや尻にかけてのラインを広く刺激する事に留めるらしい。
「だったらしてくれよ。ほら。……しろよ、な?」
 首を振れば、右手がするりと滑り、カリーナのナカに向けて動こうとする。
「だから、それは――」
 これまでの間にすっかり蕩けてしまった体は、その指の侵入を歓迎したがっているようにも感じた。
 もっと直接的な刺激を。周りは確かに人が多いが、これだけ騒がしければ、少しぐらい変な声が
混じっても、ばれないのではないだろうか。
 だって現に、我慢しているとはいえ時折漏れてしまうこの声についても、何事かといった声は無い。
 もっと、気持ちよくなりたい。
 普段、離れて眺めていただけの虎徹の手は、武骨に見えた。しかし、荒々しい動きもあるが、
こんなにも繊細な動きをするだなんて、カリーナには想像もできなかった。
 嫌だ駄目だと言ってはいるが、それは理性や道徳心がそう言わせているだけの事。
 すでにカリーナの体は胸を弄る虎徹の手を受け入れ、縋り付き求めるように虎徹の体に擦りつけ、
しなを作っている。
「その……でも、やり方……わかんない……から――だから。できない……よ。駄目、なの」
 なかなかしぶとい。虎徹はそう感じたが、知らぬふりではなく、実際に知らないのかもしれないと
考え直した。
「そうか、知らないか」
「ん。知らな……いの」
「知ってたら、できるのにな?」
「え」
 そう言われて、カリーナが逡巡する。
「――」
 虎徹がたずね直す。
「できるよな?」
「……」
 何度も。
「な?」
「――う、ん。できる」
「だよなあ。ブルーローズは、お利口さんだもんなー?」
 よしよしと頭を撫でると、ふにゃりとカリーナが笑った。
 後ろから抱きしめられていたが、もう子犬か何かのように、虎徹に縋り付こうと上半身を捻っている。
0495虎徹×カリーナ 4/62015/03/20(金) 00:38:28.76ID:4mfCPcgh
「……ブルーローズ、口開けろ。舌出せ、舌」
 言われるままに舌を出せば、それを吸い取るように、虎徹がキスをし始めた。じゅるじゅると、
ぺちゃぺちゃと音が立つ。
 舌だけでなく、絡みあうようにして虎徹が畳にカリーナを組み伏す。とまどうカリーナの表情に、
ぞくぞくと欲望がもたげる――どころか、弾け飛んでしまいそうだ。
「ちょっとだけ、我慢してくれよ。……悪いな」
 手の刺激では今さら満足できない。虎徹がカリーナのワンピースの裾をまくり上げる。
 白い肌。人形のようだが、そこに触れ力をこめれば、人形にはない柔らかさと温かさがある。
 ついと手を滑らせれば、カリーナが身をよじらせる。怯えたような目ではない。期待する、
熱い目だ。
 服をすべて脱がしてしまわなければ、いざバレても、何とか言い逃れもできる――そういう事に
しようと、言い聞かせる。
「……教えてやるからな?」
 ベタベタと濡れきった薄布をずらして押し当てれば、十分すぎる湿り気があった。腰ほんの少し
動かせば、吸い込まれてしまうだろう。欲しがっているのだ。まだその体が、この快楽を知りも
しないのに、すでに。
 万一の事を考え、カリーナの口を手で覆う。
 ああ、こりゃもう完全な犯罪者だな。そう考えながら、虎徹がカリーナの中に押し入りはじめる。
「――!」
 押し進めるたびに、カリーナの体の中身が動いていくのがわかる。内臓がしっかり詰まって余分な
スペースなどないはずの細い体に、今まで受け入れた事も無い物が、入り込んでくるのだから、窮屈そうだ。
 だが、その体は、男を受け入れるようにできている。……すぐには無理でも、慣れ、求めるようになる。
「うぅ……う、ふぁい、あー……いあい……!んっ、うーっ!」
 くぐもった悲鳴で手のひらが震うが、外にたいした音は漏れていないだろう。絵面的には大変
ショッキングな光景であるが、邪魔者を立ち入らせないための方法であり、行為自体は合意の上の事だ。
――何かあったらそう言い張って逃げ切る他ない。
 周りに気づかれないため、思い切った動きができないのが不満ではあるが、それはそれで、ただでさえ
刺激なこの行為をさらなる物へと変えていく。
「んんっ、んぅ……ん!んんぅ!」
 きっと虎徹の胸を蕩かせるような嬌声をあげているだろうに、漏れないように口元を覆ってしまって
いるのがもったいなくて仕方がない。しかし、場を仕切り直して――などと、ここから歩いても十分と
かからないホテルまで向かう間すら、今は惜しかった。
 大きく打ちつける事はできないが、その分何度も、縋り付くように、擦り付けるように細かく腰を動かす。
 ――と、カリーナの足が虎徹を挟み込むように腰に絡んできた。ホールドするには少しばかり早すぎる。
もっと動かせてほしい。それからだ。しかし――
「素でコレするとか、怖えな、オイ」
0496虎徹×カリーナ 5/62015/03/20(金) 00:40:18.73ID:4mfCPcgh
「……すっげえな、お前」
 どうも気があるらしい。ならばいったいどうやって口説いてやろうか。あの時の礼という事に
するか、それとも――などと色々考えていたはずなのに、なんて事かとは思う。だが、どうにも
理性より本能が勝ってしまったのだから仕方ない。
 口を押さえこんでいた手を緩める。
 初めての行為であるにもかかわらず快感に蕩けきったカリーナは、甘い吐息を履いた。これならば、
押さえつける必要もないかと思ったが、腰を動かし突き入れると、明らかな嬌声があがり、慌てて口を
塞ぎなおす。
「お前なあ……って、ああ、そうか。そんなにいいのか。俺が。仕方のない奴だな?」
 ただ口を塞ぐだけでなく指を、カリーナの口の中に数本押し込む。指先で舌を愛撫すれば、
ちゅうちゅう、くちゅくちゅとカリーナが虎徹の指をしゃぶり始める。腰を動かせばその衝撃と快楽を
耐えるため虎徹の指に歯が立てられる。喰いちぎられるのかと思う時もあるが、それでも、虎徹は指も
合わせて、カリーナを犯していく。心も体も、すべてを真実虎徹だけの物に染めていく。
 カリーナの内壁は今日のところは強弱も無く、ただ引き絞らんばかりに締め付けるだけで、回数や
年月を経て会得していく閨でのアレコレ的なものは何もないが、これだけでも十分だった。
 もしかして、内壁で千切れてしまうかもしれないなどと思いながらも、虎徹は腰を動かす。もっと派手に、
音を立てるほど打ち付けたいが、今でもかなりの物音がしているはずなのに、これ以上は無理だ。
 カリーナの唾液でどろどろになった指を引き抜く。噛まれてついた歯型や――場所によっては血が滲んで
いるのを確かめると、俺の舌にはそんな事するなよとキスをする。
 わずかなリップ音ぐらいであれば紛れるだろうと何度かそれを繰り返し、一旦離す。
 そして今度はぐっと背を丸め、繋がったまま、衣類ごとカリーナの乳首に歯を立てる。ぷっくりと
立っているので、判別も含めそれは容易だった。わずかに歯で圧を加え、舌で先端をつつけば、カリーナが
大きく体をくねらせた。じゅううと吸いつけば、続いてカリーナが身もだえし――特に大きく体をのけぞらせた。
「――!」
 そうなるよう促したのだが、思っていた以上に、達したカリーナの締め付けは容赦のないものだった。
 そこから抜くつもりがはたしてあったのか、虎徹自身もわからないが、このところ念入りに鍛え上げて
いる腹筋が震え、だくだくとカリーナの内壁に注ぎ込む。
 出すだけなら普段一人で行っているが、ナカにとなると久々だ。ずいぶんとテンションが上がっているのか
どうなのか、自分でも、出しすぎだろ、コレ。と思うほど、出ている気がする。すべてそのまま注ぎ込んで
しまっているので、実際の量などはわからないが。
「たい……がー……タイ……ガ……」
「ん。よく我慢したな」
 ちゅっちゅと額に、頬にキスを落とす。……ただ、カリーナは、最初に行った、濃密なキスがお好みらしい。
0497虎徹×カリーナ 6/62015/03/20(金) 00:41:39.82ID:4mfCPcgh
「……ん。できたよ?これで、いい?」
「はいはい。よくできましたー」
 後始末と称して、虎徹自身とカリーナのものでどろどろになっていたモノを掃除させ――案の定途中で勃ったので、
カリーナの手と口で一発抜いて――虎徹ががちゃがちゃとしまった。
 気があるらしいと気づいてから色々想像していたが、やっぱ口でってのもいいなと、だらしなくにやつきそうに
なるのを堪える。
 ……思ったより汚さずにすんでよかった。これならまさか食事以外の物もいただいていたなんてわからない――
はずだ。
「おい。……大丈夫か?……その」
「?」
 初めての割にそんなに痛くないのか――多分頭と体がふわふわしていてよくわかっていないのか、カリーナの方は
ふにゃふにゃとタコかイカかといった感じでふにゃふにゃにこにこしている。何と言ったものかと落ち着きのない
虎徹を見て、えへへと恥ずかしそうに笑った。
「……」
 一度体を重ねたせいもあるのかもしれないが、普段きっちりしっかりして怒りっぽいカリーナのそんな様子を見て
いると、最中とは別の胸の高鳴りが生まれてくる。
 久々の――それも、勢いに任せた特殊な状況下での行為で虎徹の方はどっと疲れている。正直、家に帰らずこのまま
ここで寝てしまいたいがそうもいかない。
「ブルーローズ」
「なに?タイガー」
 そして何より、二の腕や布越しでは堪能したが、生の胸を見ていない。
 このままでは引き下がれない。
 大丈夫。俺はまだまだ若い。ブルーローズなんて正真正銘若い。
 虎徹がそうやってうんうんと頷いているのをわけもわからずカリーナが眺めている。
 一番近いところでも歩いて十分かからない。『ハジメテ』をなし崩しですませてしまった贖罪をするなら、もう少し
奮発したところでもいい。ともかく、虎徹側の選択肢は一つしかなかった。
「じゃあ、河岸を変えて二次会といくか。……なあ?」
0499名無しさん@ピンキー2015/03/29(日) 12:07:46.78ID:QEj5K0nS
おお!久しぶりにのぞきにきたら良いもの見れた!
GJGJ!!
05000/62015/05/16(土) 22:45:02.08ID:WsW8Hlct
失礼します

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【カップリング】ライアンとパオリン
【特殊嗜好等】 多分なし
【その他】 パオリンややビッチ風味・可哀想
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