TIGER & BUNNYでエロパロ2
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0523兎龍2015/12/14(月) 02:50:55.43ID:090dceDg
「あっ……!」
「やっぱり、痛いですか?」
「痛い……けど、最初の時ほどじゃ、ない……」
「なるべく、早く終わらせますからね?」
「え、遠慮しなくていいよ!バーナビーさん初めてなんだから!」
 ……そう言えば、そういう事になっていた。
「遠慮しなくていいよ?ボクは、我慢できるから……!っん……あっ……痛……っ――だ、大丈夫!」
 奥に進むたびびくりと体を震わせるのでバーナビーは申し訳なく思うが――自分だって、まだまだ若い。気遣う余裕はあっても、快感を、快楽を求めてしまう。
「はっ……くっ――パオリン。今、全部、入りましたよ?」
「うん、わかってる……バーナビーさん――バーナビーが、ぴったりくっついてる」
 ぎゅっとパオリンがバーナビーにしがみついてきた。
「良かったね、バーナビー。これで童貞卒業だよ?」
「はは。そうですね。ありがとうございます――と、言いたいところですが」
 これだけでは学長の挨拶が終わったぐらいですよ。そう言って、バーナビーがパオリンの腰に手をやった。
「んっ、あっ、ふぁっ――」
 打ち付けるたびに、パオリンから声が漏れる。辛そうだが――『童貞を卒業させてあげる』というありがたい申し出に全力で胸を借りる事にする。
 ふるふると、パオリンの胸が揺れる。時折腰から手を離し、その胸の柔らかさを確かめる。ついつい余分な力が入りそうになるが、ぐっとこらえ、そのなめらかな感触を堪能する。
 内壁の襞が吸いついてくるようだ。腰から砕けそうになる。蕩けて、溶けきってしまいそうだ。
「ばっ……バーナビー、なんだか、必死すぎて……いつものバーナビーじゃ、ないみたい」
「貴女が、こうさせるんですよ?」
「そっかぁ。ボク、そんなに、すごいんだ」
「ええ。流石の一言に……尽きますね」
 軽口を喋るのもまだるっこしい。ただただ、その体に溺れてしまいたい。
 小さな体は、バーナビーがほんの数時間前まで想像していたような子どもの物ではなく、十分すぎるほど、女性の体をしていた。
 まごう事なく『女の体』だ。
 バーナビーのはち切れそうな欲望を苦しみながらもすっかり咥え込み、離すまいと吸いつくように絞り切ろうとしている。
「あっ……パオリ……ンっ!はっ……あっ……!」
 漏れる声がずいぶんと情けない。
 もう限界だ。
「パオリン、離してくださ……い。もう、出そう……ですから!」
 子どものようにしがみついているパオリンにそう訴える。しかし、パオリンからの拘束は解けない。快感の波のせいで、聞こえていないのかもしれない。あるいは、体が上手く動かせないのかも。
 そう思ったが、紅潮した頬のまま、パオリンがバーナビーを見た。
「――!」
 蕩けたようなその表情の艶めかしさに、バーナビーが言葉を失う。
「せっかく初めてなんだから、このまま、してよ……」
「い、いえ、それは流石に……!」
 駄目だ、限界が近い。
「あのね、バーナビー」
「はい!?」
「実はね、ボクも初めてだったんだ」
 知ってますわかってます!痛いって言ってましたよね?もしかして、わかってないと思ってました!?僕が『童貞』だから!?言いたい事は色々あったが、それどころではない。
 しかし、パオリンの細いしなやかな足が、ぎゅうっとバーナビーの腰に絡みついて離れない。
「ボクの処女、ちゃんと、貰って……?」
「なっ……!」
 耳元で囁かれた声がとどめだった。
「あっ……ぅ……」
 気の抜けた声とともに、一気に脱力感がやって来る。
 しまった。しかし、もう何もかも遅い。息をつくたびに、パオリンの内壁へと注がれていく。
「あっ……!ね。バーナビーさん。もしかして、コレ……ね!そうなんだよね?」
 卒業おめでとう。にこにこ嬉し気にバーナビーの頭を撫でているパオリンの顔を見ていると、もう、これでもいいだろうという気になってくる。
0524兎龍2015/12/14(月) 02:51:41.06ID:090dceDg
 翌日。
 トレーニングルームでの皆から受ける視線が痛い。
 いずれは何がしかの方法でバレるとは思っていたが、まさか昨日の今日でとは。
「お前……」
 絶句している虎徹。しかし、ごほんと大きく咳をした。
「まあ、アレだ。前からお前らアヤシイなーとは、俺も思ってたんだよなー?ともかく、やったな、バーナビーセンセイ。これでお前もチェリーボーイを晴れて卒業だな!」
 ああどうも。貴方の節穴っぷりは今日も抜群に冴えわたってますね。顔をひくつかせながらバーナビーが虎徹の目を見る。
「……なあ。俺にも教えてくれよ。すっげー舌使いなんだって?すげーなお前、実践無しでそれって。何、バニーちゃんもしかして潮とか吹かせられんの?」
 どこで使うんですか誰に使うんですか。そんな皮肉で虎徹をやりこめる元気すら出てこない。
「……気持ち悪い」
 恋する乙女のカリーナには、生々しいそれらは汚らしい物に映っているらしい。そこについても弁明したいところだが、視線を合わせようとすると真っ赤な顔でキースの背に隠れてしまった。キースはあいまいな笑顔を浮かべている。
「バーナビー!」
 元気の良い声が響いた。パオリンだ。
「えへへ」
 いつもはハードなトレーニングメニューもこなしているのに、今日はストレッチなど、軽めの物をしているらしい。それはそうかもしれない。照れくさそうに小さくひらひらと手を振っている。
 バーナビー、ですってよ。聞きました?奥さん。虎徹がからかうように、早速見せつけてるぞあいつら、等とカリーナ達と話している。

 バーナビーがむっとした顔で、マットを出してストレッチをしていたパオリンの方に向かった。そして叱りつけるように眉間に皺を寄せ、目線を合わせるためしゃがみこんだ。
 そしてそっと耳元に囁いた。
「いちいち皆にしゃべってしまうと、僕が貴女にイロイロできなくなるでしょう?わかりましたか?――『パオリン』」
 ぱちくりと、パオリンが瞬きをした。色の白いバーナビーの肌は真っ赤になっている。
 その気は確かに無かった。だが、最初がどうあっても、本当にまったくその気が無ければ、いくらなんでも昨日のような行為になんておよぶわけがない。
「聞こえてます?返事は?」
「……もう一回」
 あらためて言われて、バーナビーがわざとらしい空咳で照れを必死で誤魔化した。声を潜め、囁く。
「……来週、僕のために予定を開けておいてくれますよね?その……パオリン」
 可愛い後輩のお願いだ。パオリンに断る理由などない。名前は二人きりの時に、喉が枯れるまで呼び合えばいい。だから今は、バーナビーと同じく、パオリンも囁き返した。
 もちろんだよ、バーナビー、と。
0525兎龍2015/12/14(月) 02:53:54.41ID:090dceDg
以上です。
久々に見たら他にも人がいたみたいなので書いてみたけど、もっとファッショナブル?スタイリッシュ?な
サバサバした感じの方が良かったんだろうか…
0527名無しさん@ピンキー2015/12/14(月) 20:22:06.64ID:8d+BIW3u
乙!2人とも可愛い!
いいもの読ませてもらった、ありがとう
兎龍好きになったよ
0528名無しさん@ピンキー2015/12/14(月) 21:04:24.12ID:Ht9FmXdo
乙!乙!乙!萌えた!そして面白かった!
部活っぽい兎龍希望と書いた者です
久し振りに覗いたら珠玉の兎龍が投下されてて感謝感激
すっとんきょうな先輩後輩が可愛かった!ありがとうございます!
0529名無しさん@ピンキー2015/12/16(水) 22:16:17.47ID:9HXG2j5n
まさかそんなに早く反応が返ってきていたとは…
感想ありがとうございました!
0530名無しさん@ピンキー2015/12/22(火) 01:18:47.33ID:3ejl14Y2
おつおつ!!!
久々に良いものを読ませてもらった!
ニヤニヤします!
0531名無しさん@ピンキー2015/12/27(日) 03:02:41.40ID:FgMWA11C
いいもの読ませてもらった、感謝

くれくれで申し訳ないのだが、ベタなラブコメみたいな獅子薔薇読んでみたい
0532名無しさん@ピンキー2016/01/25(月) 01:26:04.31ID:B++JpyTj
>>517
やべぇよ可愛いよ
兎龍なら肉食×肉食カプかなーと思ってたけど、こういう初々しい感じもいいなぁ…
0533虎薔薇 0/72016/02/15(月) 05:25:23.71ID:IsG622K+
日付変わってしまったけど流します ご確認の上お願いします

【使用レス数】 7予定
【カップリング】 虎薔薇 (虎徹とカリーナ)
【特殊嗜好等】 無理矢理 ほぼレイプ
【その他】 虎徹視点
0534虎薔薇 1/72016/02/15(月) 05:27:13.83ID:IsG622K+
 俺もいつだって笑顔でいたいところだが、昨日ポイントゼロのまま橋を二車線分ぶっ壊して、朝からスポンサーが三社、契約を打ち切るの何のと大騒ぎ。昼からは、前から争っていた賠償金裁判で全面敗訴。控訴もするだけ無駄と会社が判断していたため、即日判決が確定。
 あちこちから嫌味と、実務的な書類仕事と、踏んだり蹴ったり。俺の嫌し
である楓はといえば、友達の家にお泊りとの事で、電話で声も聞けないときた。
 いくら俺でも気分がささくれ立つ。

「た、タイガー、遅かったじゃない」
 残業をどうにか終わらせ、このまま帰って寝ても悪い夢を見るだけだと一汗かきにトレーニングルームに来たのだが、またうるさい奴が。
 遅かったじゃないって、俺、お前と約束とかしてたか?
 ……ブルーローズがいい子だというのはわかっている。ずいぶん俺も助けられた。しかし、いかんせん口やかましい。あと、昨日の出動でコイツが一番ポイントを掻っ攫っていったというのも、仕事なんだから別個に考えるべきとは思いつつも気に入らない。 
 この上お小言なんて聞きたくもない。何でこんな遅い時間までコイツ残ってるんだよ。適当に挨拶をしてトレーニングをしようと思ったのだが、そのブルーローズが、ちょこちょこと駆けてくる。
 顔赤いんだけど。何、いきなり怒られるの?ものすごい剣幕で?いい加減心折れちゃうぞ?
 そう思っていたら、ブルーローズが小さな箱をぐいと差し出してきた。
「あの、その。……これ!チョコレート」
 ああ、そうか。今日はバレンタインデーか。そう言われてテンションが上がる。
 とはいえ、当然の如く義理だ。確か会社に言われて仕方なくとか言ってたよな。義理も義理。もはや業務の一環で、義理すら感じていないのではない。
 ……上がったテンションが下がった。むしろさっきよりも下がった。
「あー、あんがとな」
 そう言って受け取ると、ぱっとブルーローズの表情が明るくなった。そうか、俺にこれ渡すまで帰れなかったのか。やっと帰れるって事か。はいはいお仕事ご苦労様。
 ……俺はさ、ちょっと嬉しいなとか、一瞬思ったってのに。
 今日一日ろくな事が無かったのは俺のせいで、こいつにあたっても仕方ないとはわかっているが、俺だって聖人ではない。頭でわかっていても、どうにもならない事だってある。……少しだけ、意地悪をしてやろうという気に、なってしまった。
「けどな。チョコなんて貰ってもなー、俺、甘いもん苦手だし」
 そう口にすれば、ブルーローズがびくりと体をこわばらせた。
「ご、ごめん……」
 その様子に、うわ、悪い事をしたな、そんな事ないぞ、俺、毎年すげー喜んでただろ?ほら、酒と一緒に食べると結構美味いしな――とフォローを入れねばと思う。……いつもなら、もちろんそうした。
 なんなら今も、うっそでーす、ドッキリだーいせーいこーう!などと言って安心させたいと思っているのだが、申し訳なさそうなブルーローズの様子が、何故かすごく、愉快だった。
 すげー疲れてる。これは駄目な兆候だ。そう思うが、どういうわけか歯止めがきかない。
「義理とか感じられても、欲しくも無い物貰ってもしょうがねえよな」
「……!」
 俺の言ってる事もかなり酷いけど、そんなに気落ちする事ないんじゃないか?こんなの、明らかな難癖じゃないか。そりゃ厚意を無碍にされたら悲しくはなるだろうけど。 
 普段強気なブルーローズがしゅんとしてしまっているのが意外で、ついつい言わなくていい事が口をつく。
「そんな顔するなって。俺はな?欲しいモノをくれるなら、すっげー嬉しい、って言ってるんだよ」
 そうやって話を振れば、ブルーローズが媚びるように――というわけではないだろうが、俺を見上げてきた。
「な、何がいい?あの……えっと、お酒とかは私じゃ買いにいけないから、他の物で――あと、お小遣いで何とかできる範囲でお願いしたいんだけど」
 そんな必死になる事か?そんな顔を見てしまうと――悪い考えを、思いついてしまうじゃないか、なあ?
「金なんてかかんねえって。学生さんにたかるとか、鬼かよ、俺は」
「べ、別にたかられてるとかは思わないわよ。ただ、せっかくだから、気に入ってもらえるものの方がいいなって」
「殊勝な心がけだな?よしよし。……ほら、アレだ。父の日の肩たたき券とかソレの延長だよ。――要は、お前が俺にどれだけ感謝してるか、って話」
「……え?」
 ああ、俺、ずいぶん悪い顔をしてるのかもな。ブルーローズの顔が、警戒したものになっている。けど、まだまだお子ちゃまだよなあ、ブルーローズ。ヤバいと思ったら、様子なんて見てる場合じゃないだろ。さっさと逃げ出さないと。
0535虎薔薇 2/72016/02/15(月) 05:28:10.98ID:IsG622K+
「――ん」
 シルバーステージの一角にある、そういう意図で使うホテルの一室に、ブルーローズを連れて入る。
「あの……」
 ずいぶんと怯えた様子だ。まあ、そりゃそうだよな。
 けど、あからさまにそういう所に車で乗り付けてるんだし、受付で俺が昔と色々システムが違って何とも格好のつかないやりとりをしている間に、逃げ出そうと思えば逃げ出せただろ。着いて来たんだから、今さらそんなつもりありませんでしたは通らない――はずだ。
 しかし、お前何で今日、制服だよ。俺、冷や冷やしたぞ。俺の連れているのが学生だとここのホテルもわかっていただろうが、コスプレだと思っていましたとか何とか、ともかく知らぬ存ぜぬで通すらしい。まったく、なんてところだ。
 ……ブルーローズはともかく、俺とホテル側には口裏を合わせる限り不利益を被る事はないので、そこはもういい。
「こんな所に来ているんだから、わかるだろ?」
「わかるだろって……」
「日々のお仕事で疲れてるオジサンを癒してください、って事」
 お前のカラダで。
 わざわざわかりやすように、そう付け足してやる。まさかこんな所に連れ込んでおいて、肩叩きや人生相談で終わるわけがないだろう。
「――」
 ……泣くかな。泣くよな。泣きそうだもんな。
 どうしよう。
 まだ、冗談だとか、思っているのかもしれない。俺、本気だぞ。本気でお前としちゃうからな。……な、泣かれたり、怒鳴られたりしたら、流石にしないぞ。……どうなんだよ。

「わ、わかった……」
「わ――!?」
 わかったって何!?お前、癒してくれるの?お前のカラダで?俺を!?本気か!?
「……シャワー、浴びるね?……た、タイガーが先の方がいい?」
「――いや、ブルーローズが先でいいけど」
 ちょっと待て。色々時間が経って少しは冷静になって来たけど、マズイだろ。シャワーの音を横に聞きながら、俺はベッドの上で正座をしている。
 最近って、そういうの、アリなのか?
 え、お金とか請求されるやつ?後から脅されるやつ?
 どっから合意?あー、何かそういうの、ヒーローになる時の法律の講習で習った気がするぞ?そんなところまでヒーローの仕事に関係あるかよって、ろくに頭に入れてなかったのが悔やまれる。
 しかし、ブルーローズ、まだ学生だぞ?こんなオジサンとしちまうの?今ってそんな感じ?ブルーローズってそんな奴だったの?
 自分でそう言っておきながら、混乱している。
 ――けど、ブルーローズだって、もう大人っていえば大人なんだよな。つーか、こんなとこに来て、付き合ってもないオジサン相手にするぐらいなんだから、もうオトナになっちまってるんだろうな。
 ……だったら、いいんじゃないか?
 どうせ、いっぱいヤってるんだろ?あんな可愛い顔して。俺の知らないところでしてたんだろ?だったら俺と一回するぐらい――
0536虎薔薇 3/72016/02/15(月) 05:28:52.58ID:IsG622K+
「あの……じゃあ、タイガー、どうぞ……」
 早ぇなおい!?そう思ったのだが、時計を見れば、そこそこの時間だった。むしろかかり過ぎているぐらいだ。
「あ……ああ――」
 そう言ってベッドから降り、シャワーに向かおうとしたのだが――すれ違う時の、ブルーローズの湯上りの匂いと、その血行の良くなった火照る肌に、やられてしまった。
 ぐいとブルーローズの手を掴み、そのまま押し倒してしまう。
 ヤバい。たまらねえ。
「や、やだ!シャワー、シャワー浴びてよ!」
 ここに来てやっと抵抗らしい抵抗を受けた。
「うっせえよ。そんな汚くねえよ」
 今朝、風呂には入っている。今日は一日冷や汗のかきどおしだったが。そりゃ俺だってどうせならさっぱりとして事におよびたい。しかし、どうせならこの方がらしくていいのではないかと、思ってしまった。
「何だよ。やっぱヤる気とか無いんじゃないか」
「そんな事――」
「お前がもたもたシャワー浴びてるから、時間ねえんだよ。何?時間切れとか何とかで逃げおおせられるとか、思った?」
 そうじゃないと言っているが、覚悟がついていない事はわかった。そりゃそうだろう。けど、もう今さら逃すわけがない。
「ん……んんっ……」
 キスとか、すげえ久々だ。そう思いながら、組み伏すようにしながら繰り返す。柔らかい。ぷるぷるしてる。だよなあ。こいつすげえいい唇してると思ってたんだよ。もっと寄越せよ。……口開けろって。こんなところで焦らすんじゃねえよ。
 そうそう、いい子いい子。じゅるじゅると逃げ回ろうとする舌を追い掛け回す。たっぷりと唾液を流し込んでやれば、むせ込み、涙ぐみながらそれを飲み込んだ。
「もっと力抜けって。これじゃあまるで、俺が犯してるみたいだろ?」
 みたいも何も。そう思いつつ、服を脱ぎながら、ブルーローズの体を弄る。
「そんな事、言われたって、わかんない……」
 なに今さらお嬢ちゃんぶってるんだよ。しばらくいじってやればこんなにしっかり乳首おったててるくせに。
0537虎薔薇 4/72016/02/15(月) 05:29:32.59ID:IsG622K+
「……ほ、ほら。しろよ。普段世話になってる感謝の気持ちを込めて、懇切丁寧に」
 がしりと頭を掴み、押し付けるようにする。流石にブルーローズもフェラなんてしたくないようで、はっきり嫌とは言わないものの、口を引き結んで咥えようとはしない。結果、ブルーローズの頬や唇が、俺のに擦り付けられるだけだった。
「……んっ……んー!んんっ……!」
 シャワーに入っておけば少しは違っただろうか。しかし今さらちょっと待ってろともいかない。……さっさと挿れてしまった方がいいようだ。
 こいつに咥えてもらってもうちょっとしっかり勃ってからと思っていたが、仕方ない。自分である程度扱いて硬度を確保する。
 では――
「……なあ、ブルーローズ。お前、俺に感謝してるんだよな?」
「え。そ、それは――」
 まあ、犯されかけててまだ感謝の気持ちが残っているはずもないか。でも、感謝してもらわないと、いけないんだよ。
「感謝してるよな?だからお前、ここに来てるんだよな?」
「……か、感謝はしてるけど――」
「そうそう。いい子だよな。物事への感謝を忘れない。いい心がけだ」
 後に続くであろう言葉を掻き消すように言葉を重ねる。
「お前の感謝の気持ち、ちゃーんと受け取るからな?」
 備え付けの安物なんて、使ったところで意味なんてないだろう。
 学生さんと生でヤれる機会なんて、多分もう一生、ない。だったら、たっぷり味わうしかないだろ。
 心配していたが、それなりに濡れている。このぐらいならいける――はずだ。ぐっと押し込む。
「や、あぁあ……!」
「んー?嫌じゃねえだろ、ありがとうございます、だろ?日々の感謝を言葉にしろって。義理チョコの代わりぐらい務めて見せろよ」
「ひぅっ……あ、りがと……ごさいます……たいが……ぁ、ありがとうござ、ございますぅう……!」
 素直なもんだな。それともそれだけ怖いのか?けれど、何と言うか、気持ちがいい。こっちの方は、こういう事をするのが久しぶりのせいなのか、思ったほど上手く挿入らなくってちょっと焦ってるんだが――
「――!?」
「あっ……ふぁ……うぅ……」
 お前――
 ちょっと待て。ちょっと待てちょっと待て!?
「ブルーローズ、お前、初めてか!?」
「……」
 ぼろぼろと涙を零していたブルーローズがこくりと頷いた。
0538虎薔薇 5/72016/02/15(月) 05:30:11.42ID:IsG622K+
「……」
 どうする。
 お前こんな無理強いされてホテルでやるとか、二回目三回目とか関係なしにきつい事だろうに、なんで初っ端からやらかしてるんだよ、ないだろ普通!
 いや、待て、初めてだから断り切れなかったとかか。
 怖い同僚に因縁つけられて、力づくだったからどうにもできませんでしたってか。うわ酷え。鬼の所業だ。
 じゃあ処女じゃなけりゃ許されるかつったらそうじゃない。そうではないが、こりゃまずいだろ。
 しかし今さらどうする。
 突っ込んじまってるぞ、血ぃ出てるぞ。やっちまってるぞ。今さらまっさらにはどうしたってできねえだろ。あと、何ならもう俺、射精そうなんだけど。
「……」
「ごめ……なさい、タイガー……」
 ごめんなさいじゃないだろ、ごめんなさいは俺の方だろ。ごめんなさいどころじゃすまないだろ。
「感謝、してるから……ずっと。だから……タイガーが、気持ちよくなるように、して……ください……」
「――」
 お前、何なんだよ。感謝ぐらいで男にヤらせるのかよ。他の奴らでも、難癖つけたらさせたのかよ。
 ……こんな難癖、どんな人間がつけるんだよ。無いよな、普通。
「……そうか」
 何でも人の言う事聞いてちゃいけないんだぞと、教え込むためにも。痛い目に合わせておいた方がいいよな。そうだよな?
 ずちゅりと引き抜くと、先ほどよりしっかりとブルーローズの朱の痕が俺にまとわりついているのがわかった。
「――ちゃんと、感謝を、示せよ?普段俺が世話してやってる義理を、果たすんだぞ?」
「う、うん……痛っ……!」
「痛いじゃないだろ?」
「あ、ありがとうごさいます……っ」
「そうそう。いい子だなあ、ブルーローズは」
 ぐぷぐぷと、押し込む。初めてなら、もっと濡らしておいてやった方が良かっただろうが、もはや今更だ。
 あえて、激しく突く。
「あっ、ふゃあ……あっ、んっ……やああ――じゃ、ない……あ、ありがとうございます。タイガー、気持ちいいです……っ!気持ち……ふぇえ……」
 抱きこむようにしていたが、辛そうな顔が見ていられない。
 これ以上見ていると――ますます酷い事したくなってしまう。
 後ろから突く事にする。バックでといきたいが、ブルーローズに四肢を踏ん張る事はできそうにないようだった。おかげでずいぶん窮屈な事になる。どうにか立膝をつかせ、それでも時折へばりそうになるのを俺が支えて、どうにかバックらしい体勢をつくる。
「あっ……ふぅん……それ……」
 ぐちゅぐちゅと擦りつけるように動いていると、甘い声が出始めた。なに?お前、こねくり回されるのが好きなの?
 後ろから覆いかぶさるようにして首や肩口に歯を立てると、悲鳴に近い声があがる。けれど、こうすると締まって気持ちいい。それに、声の割にブルーローズの顔は恍惚としている。
 あー、お前、こういうのが好きな人?
 ――じゃあ、やっぱ激しくてもいけるだろ。ピストン運動を再開する。
0539虎薔薇 6/72016/02/15(月) 05:31:26.38ID:IsG622K+
「あっ、ああっ、あっ、タイガー、たいがあぁ……!」
 慣れてきたのか、反応が変わってきた。
 ずこずこと突きまくっているのに、なかなか上々の色気のある声があがっている。俺の方も、ブルーローズの感謝の気持ちが直に伝わってきて、かなりいい感じだ。限界が近い。
 どうするかな。このまま尻にぶっかけるか。それとも、あの可愛いお口にぶっ刺して、喉の奥に叩きつけてやるか。
「たいがぁ、タイガー、あっ、ありがと……ありがとうございます、ありがとうございますぅう……!」
「――」
 ……こんなに俺とできて感謝してるんだから、俺が気を使って外に出してやる必要とか、ないんじゃないか?
 むしろこんなに感謝されてるのに、外に出すとか、そっちの方が酷いだろ。――ああ、そうだとも。
「あっ!?」
「ブルーローズ。お前の俺への気持ち、よーくわかったぞ?」
 感謝の気持ち、な?
「えっ!?」
 今まで蕩けたような顔をして腰をくねらせていたのに、急に正気に戻ったような顔になる。……どうした?
「あっ、あの……」
 本当に動揺している。どうしたんだろうか。俺がイきそうなのがわかったのか?突然きゅうきゅうと締め付け始めた。……こりゃもう、内壁で射精せって事だろ。
「そ、その……あの、タイガー、あの……」
「よしよし、よくわかったからな?だから、いい子でもうちょっと我慢しろよ?」
「――!」
 ぱんぱんと、今まで以上に激しく、リズミカルに打ち付ける。結構な力がかかっているのか、ブルーローズの体が、跳ね動く。
 ああ、たまらねえ、すごくいい。
「ああっ!タイガー、タイガー!激し……っ……!壊れちゃう……お腹、変になるぅ……!」
 一回きりで壊しちまうような使い方するかよ。俺はもっともっと――お前と、こういう事、したいんだからな!?
「ひゃらぁああ――!」
 ひときわ大きな声をブルーローズがあげ、体をのけぞらせた。ぎゅうっと、内壁が激しく収縮する。それにあわせて、俺も、一気にブルーローズの内壁に、吐き出した。

「ふぁ……あああ……や、らぁ……カラダ……ちから、入らない……ぃ……ひぅっ……たいがー……んぅ……」
 びくびくと、ブルーローズが時折体を震わせるたびに、俺は腰を動かし、ブルーローズの快感の波が長く続くようにしてやる。
 そんな事をしているものだから、中途半端に内壁でまた勃ってしまって、半端な刺激で射精なんだかなんだかわからない物を時々惰性のようにブルーローズの内壁に流し込む。小さな子宮が俺の流し込んだモノを嚥下しようとこぷりと音を立てた気がした。
0540虎薔薇 7/72016/02/15(月) 05:32:28.11ID:IsG622K+
「たい……がー……んぅ……ん……」
 ヤる前は嫌がっていたのに、一回してしまったせいか、ブルーローズは従順にフェラに応じた。あのぷるんとした唇が、俺の物に触れ、吸い付く。まるでありがたい物であるようにとろんとした瞳がそれを見つめ、また、それ越しに俺を見上げた後、口に含んでいく。
 もちろん、そんな光景を目の前にしているのだ、ブルーローズの口の中に一回射精した。まーたコイツが美味そうに頬張るんだ。
「そんなもん、美味いのかよ」
「うん……美味しい……」
 ずいぶん素直になっちまって、まあ。いや、元々扱い辛くはあったが、根は真面目で素直な奴ではあったけど。
 普段の様子が頭にあるから、ベッドの上で、汗ばんだ体で俺の事をタイガータイガーと懐く様がなんというか……可愛い?ともかくたまらなくなり、何度もキスをした。
「たいがー、好き、好きぃ……!」
「な、何だよそれ、サービス?」
 俺の気を荒立たせないため、頭を働かせたのだろうか。けれど、そんな言葉に浮かれ、いい気になる。
「タイガーも、好き……なんだよね?」
「へ?あ、ああ……す、好きだぞ」
「えへへ……!好き……たいがぁ、すき……!」
 そんな顔をされてしまうと、どきりとしてしまう。好きとか、何だよ。嘘だってわかってても、ドキドキしちまうじゃねえか。オジサンはなあ、もうあんまり人に好きとか言ってもらう事ないから、それだけで嬉しくなっちまう悲しい生き物なんだぞ?
 好きと何度も言われると、本当にコイツ俺の事好きなのかもなあなんてこっちは馬鹿正直に反応してしまう。
 勃ったら、そのたびにブルーローズとヤった。最後の方は、もう出る物もないのか、イってるんだけど、あんま出ねえし、挿れようとしたら初めの頃に出した分が押し出されて溢れてくるような有様だったが。それでも挿れたし、出した。

「……おい、ブルーローズ。そろそろ出るぞ」
 延長したけど、これ以上長居するのもまずいだろう。なにせこいつは学生なんだし。
「う……ん」
 シャワーですっきりし、脱ぎ散らかした服を着ながらブルーローズに声をかけると、うとうとしていたブルーローズが起き上がる。あんまカラダ見てると、またやりたくなっちまう。もう出るもんもなさそうだけど。
 ただまあ、気持ちとしてはそんな風に昂ぶってきりが無いので、シャワールームに向かうブルーローズから視線をそらす。
 ……今日がバレンタインデーで、義理があるから、俺の難癖を素直に聞き入れて、こいつは俺としたんだよな?
 じゃあ、一年お預け?いや待て、確かホワイトデーってのがあるはず。……一か月だって、我慢できない。
 俺もう枯れてんじゃねえのかななんて思っていたのが嘘のようだ。
 アイツ、本命、別にいるんだろうか。ずっと前に聞いた時はいないとか言ってたけど、流石に今もそのままはないか。でも、好きな奴はいるみたいな事でファイヤーエンブレム達と騒いでたよな。……ソイツのために、取っておいたんだろうな。
 ざまあみろ。どこのガキか知らないが、お前がのんびりしてる間に、俺がやっちまったぞ、ブルーローズの処女、いただいちまったぞ。どうだ、ははは。……はは。
 俺みたいなオジサンじゃ――駄目だよな。駄目も何も、犯してるんだし、それ以前の問題だよな。
「タイガー好き……か」
 ベッドの上で、アイツが自分を守るために言っただろうその言葉が、悲しいほどに、嬉しくて、こんな形でしか繋がれない事に、泣きたくなった。
0541虎薔薇2016/02/15(月) 05:33:07.07ID:IsG622K+
お邪魔しました!
0542名無しさん@ピンキー2016/02/24(水) 21:20:39.99ID:R8yODL9h
乙!!!
久々に来てみたら!
なんかいろいろだめなおじさんに好き勝手されちゃうローズちゃんおいしいです!
0543名無しさん@ピンキー2016/03/11(金) 21:38:19.03ID:FUbmw8IN
乙!乙!!

私も久々に来てみたらこんなに美味しいすれ違い虎薔薇が…っ
虎徹の大人のズルさと弱さというか駄目っぷりというかにひっかかっちゃうカリーナたん可哀想可愛い
これすれ違ったまんまなのかなぁ?
それだとさすがにカリーナがちょっと可哀想すぎるのでホワイトデーには誤解がとけて
ちゃんとカップルになってると勝手に信じておくことにする!
05461/62016/09/20(火) 04:55:46.47ID:+0tTbdJT
「たいが……ぁ」

 ブルーローズが俺の上に乗っかってる。ゆさゆさ揺れてる。それだけならまだよかった。
「――」
 ずっぽり入ってる。
 がっちりヤってる。イってる。のみならず、ナカに射精してる。
 はーい。ばっちり役満。ダブル?トリプル?飛ぶぞこれ。何が?俺の首?
05472/62016/09/20(火) 05:01:43.34ID:+0tTbdJT
「怖い……」
 欲のままに動いておいて、今さら何が怖いのかとは思うが、降りてこようとするその膝がぶるぶると震えている。こいつはそれで満足しているようだが、俺にしてみりゃ、先の方を擦っているだけで、歯がゆいだけだ。
 さっき最初にヤった時は、ちゃんと奥まで突いてやっただろ?
 腰に手を添えると、ブルーローズはびくりと体を震わせた。わずかにいやいやと首を振っている。
 酔いは――いくらか覚めた。
 あんなぼんやりした記憶で終わりだなんて、そんなもので満足できるわけがない。ぐっと手に力を籠め、落とし込もうとする――が、以外とこいつ強情だな。仕方ない。
「――っあぁ!」
 下から突き上げてやると、それだけでイったみたいだ。それも、さっきまでこいつが自分で動いていた時みたいな軽いやつじゃなく、ちゃんと、しっかり。
「ん……んんっ……」
「こっちの方がいいだろ?」
「いっ……いい……いい、のぉ……はぅ、ぅ……あっ、んっ……ぅ……」
 ブルーローズの口の端からこぼれた涎が、顎を伝った後、俺の腹に落ちてきた。突くのではなくそのまま腰を動かしてやると、また声をあげ――しまいにはくたりと崩れ落ちる。
 一回腰を動かすたびに、人形みたいにぐわんぐわんと大きく体が揺れる。このままだと壊してしまいそうで怖い。体を支えるために、手を伸ばす位置を変えた。
「たい……タイガー……」
 やめてくれと、懇願するのだろう。流石に調子に乗りすぎた。初めての相手なんだから、もう少し気遣ってやらないとな。
 大丈夫だ。ごめんな。疲れたか?――どれかはともかくそう伝えようと開きかけた口は、ブルーローズの唇で塞がれた。
 ガキみたいなキス。多分こういうものなんだろうという、聞きかじった情報からなされる、深くも何ともない、底の浅いディープキス。
 犬か猫にじゃれつかれでもしているような何とも微笑ましい――ほんの数秒のそれのあと、ブルーローズがわずかに唇を離し、息をついた。
 吐息がエロい。
 なんだよ。すげえな、お前。そんな吐息、つけんだ?そんな顔、するんだ?
 ぞくぞくとしてきたところに、とどめがきた。
「……もっと、して?」
 怖いけど、やっぱり気持ちいい。恥じらいを見せながらも、その目は、行為への期待に満ちており――何より俺への締めつけっぷりが雄弁すぎた。『嫌だやめて』じゃねえのかよ。まるで脅迫でもするように、締めつけてくる。
「あっ、タイガー、何……んっ」
 ぐっと抱え込むように体を抱きしめると、ブルーローズが期待に満ちた声をあげた。けど、ごめんな?下から突くのって、結構体力いるんだわ、コレが。醒めてきたとはいえ、酔っ払いには結構堪えるんだよ。だから、楽をさせてもらう。
 繋がったまま体を起こし、位置を入れ替える。
 後ろから突くとか、なんならちょっと冒険してアクロバティックな体位でってのもいいけど、それはまた今度って事で。
 ――今度?
 今度、って、またこいつとヤるつもりか、俺は。酒の席での過ちって事にしときゃいいのに、また今度ってか?……とことん馬鹿なクズ男だな、俺
0548名無しさん@ピンキー2016/09/20(火) 05:10:12.07ID:+0tTbdJT
書き込みが上手くできなくてごちゃごちゃやってる間に
一つ分すっ飛ばして書き込んでるし 続いて書き込みも上手くいかない
もう無理 年寄りには厳しい……
0549名無しさん@ピンキー2016/09/22(木) 01:45:05.16ID:UDOzF8b7
+   +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +        
 と__)__) +
0551名無しさん@ピンキー2018/05/05(土) 14:24:46.47ID:ggvJdc+d
『TIGER & BUNNY』の歴代主題歌まとめ
http://youtubelib.com/tigerbunney-songs

1.1 オープニングテーマ編
1.1.0.1 OP1. UNISON SQUARE GARDEN『オリオンをなぞる』
1.1.0.2 OP2. NOVELS『ミッシングリンク』
1.2 エンディングテーマ編
1.2.0.1 EN1. 藍坊主『星のすみか』
1.2.0.2 EN2. 珠妃『マインドゲーム』
1.3 挿入歌編
1.3.0.1 1. ブルーローズ『GO NEXT!!』
1.3.0.2 2. カリーナ・ライル『My Song』
1.4 劇場版『TIGER &BUNNEY』編
1.4.0.1 劇1. UNISON SQUARE GARDEN『リニアブルーを聴きながら』
1.4.0.2 劇2. NOVES『アースダイバー』
1.4.0.3 劇3. Rihwa『約束』
2 『TIGER & BUNNY』人気主題歌ランキング
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