【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ15【総合】
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0001 ◆lBOCRI2fXtwt 2012/11/02(金) 00:16:58.81ID:ed/DdGP9
ワードナ率いるヴァンパイア軍団や、ローグ、オークその他のモンスターに凌辱される女冒険者たち。
プリーステス、ウィッチ、サキュバス、獣人などの女モンスターやNPCを凌辱する冒険者たち。
ここはそんな小説を読みたい人、書きたい人のメイルシュトローム。
凌辱・強姦に限らず、だだ甘な和姦や、(警告お断りの上でなら)特殊な属性などもどうぞ。
過去スレその他は、>>2-10辺り。
0713 ◆pT3tKNJdzbPc 2018/01/20(土) 20:08:22.26ID:OV/PYKPR
4カ月も何の作品もなかったのか。さびしい
0714始まりのニンジャ〜第四話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2018/01/20(土) 20:10:09.43ID:OV/PYKPR
 
   ***   ***

 泥の中にいるような微睡みから、ゆっくりと意識が浮かび上がる。
目覚めたケインの目に飛び込んだのは、窓からの柔らかな日差しだった。

(いないな……)
裸の女はすでにベッドから去っていた。
夕べはあんなに激しくヤり合ったのにつれないなと思うケインだったが、目覚めてすぐ横であの女に
「おはよう(はぁと」と言われるのは何だか心臓に悪そうなのでやっぱりいなくていい、ということにした。

ケインはベッドから飛び起きると、すぐに身仕度を始めた。
これからやる事はたくさんある。強要されたとはいえ、これから彼は冒険者に戻らなければならないのだから。
(そういやアイツの名前聞いてないな……)
裸の女がニンジャなのはわかったが、ニンジャ女と呼ぶのはなんか違うなとケインは思った。


「おやおや〜?声無しのケインじゃないですか〜!?」
チェックアウトのため1階に降りると、ソバカス面のホビットがカウンターからケインを見てニヤニヤ笑っていた。

「昨日はお楽しみでしたねぇ〜〜、いつの間にオンナ引き込んでたんですかぁ〜〜?ウヒヒヒw」
宿の外にまで聞こえるような大声でホビット野郎が訊ねてくる。

「しかもアンアンアンアンすごい声上げてマジたまんねーwwもしかしてあの声ケインの声?
だったらマジキモいんだけどwwwなんてwwwうえっwww」
汚いソバカス顔のホビットのニヤケ面は何もかもが不愉快で目障りだった。

(…死ねクソガキ!)
ケインは宿代である二枚の銀貨を指先に挟むと、巧みな指捌きでホビット野郎の鼻の穴にねじ込んだ。

「ほげェエ゙エ゙ェエ゙エ゙━━ッッ!!!!」
悶絶し、のた打ち回るホビット野郎の絶叫など知らん顔でケインは宿を後にした。


それから約30分後。

(まあこんなもんかな…)
冒険者の店にて、買い込んだ装備一式を身に着けながらチェックを行うケイン。
ラフな格好から装いを改めた彼は、すっかり半年前の冒険者の姿に戻っていた。
こうしていると、冒険者だったころの思い出が脳裏に浮かび上がってくる。
もっとも、それはケインにとって辛く苦い思い出ばかりであったが。
店での用事を終えると、ケインは足早に立ち去った。

「………」
そしてその後を、一つの影が静かに追っていった。
0715始まりのニンジャ〜第四話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2018/01/20(土) 20:11:54.47ID:OV/PYKPR
 

(この道を行けば北の正門に早く着く、今ならダイジロウより早い!)

 息を急かしながら人気の無い路地裏を駆けるケイン。
装備のために有り金を使い果たし、行き着けの宿のクソガキを半殺しにしてまで来たのである。
ここでダイジロウを取り逃がしたら苦労が無駄骨どころか、本当にあの女に殺される。
いや、ダイジロウも殺されるかもしれない、ケインは自分の命以上の重みを感じながら必死に走っていた。
と、その時である。


「──やはりここを通りますか、ケイン」
突然、ケインの行く手に一人の少女が立ちはだかった。

(?! なんだコイツ!?)
思わず足を止めたケインは、いきなり現れて自分の名を呼ぶ少女に警戒と苛立ちを覚える。
年の頃は14〜5歳か。ショートの髪を後ろで小さく束ね、動きやすそうな着衣を纏い、
短めのスカートの下から伸びる両脚を薄手の履き物がぴったり覆っている。
その姿に、ある記憶がケインの脳裏に浮かび上がる。

(そうか…こいつ昨日ダイジロウを迎えに来たガキだ!)
昨夜、ケインとダイジロウが飲んでいるところにやってきて、彼女に帰るように諭されて
ダイジロウは酒席を切り上げたのだ。
その時、ケインを一瞥した彼女の表情を思い出す。
少女は無表情で淡々としていたが、その眼差しには明らかに蔑みの色が表れていた。
そして今、その時と同じ眼でケインを見据えながら、少女は彼の前に立っていた。

(コイツ、一体なんのつもりだ…?)
思わぬ足止めを食らい、焦るケインに少女が話しかける。

「まさかミオ様がアナタを推すとは思いませんでした。でも……」
そこまで言った瞬間、少女の姿が目の前から消えた。

(なッ!?)
驚いて後ずさったケインの頭上から少女が飛びかかってきた。
ケインは身体をそらし、ステップを踏んで少女の攻撃をかわした。

「いい反応ね。でも期待外れだわ」
そうつぶやく少女の手には奇妙なナイフが逆手に握られていた。
刀身と柄が一体になったような、柄の端に丸い輪の付いたナイフ。
そのナイフと少女の身のこなしに、ケインは驚愕した。

(コイツ、ニンジャか!)
昨日ダイジロウからニンジャのことを聞かされ、夜中は裸の女に再開し、今はニンジャ少女に襲われている。
続くニンジャとの因縁の連鎖に戦慄するケイン。
そこへ、少女の蹴りが飛んできた。
0716始まりのニンジャ〜第四話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2018/01/20(土) 20:15:12.45ID:OV/PYKPR
 
ドスッッ━━!!

「ッッ!!」
みぞおちに衝撃を受け、ケインの体勢が揺らぐ。
そこへ間髪入れずに足払いを食らい、ケインは仰向けに倒れてしまった。

(く…クソが…!)
立ち上がろうとするケインだったが、踏みつけてきた少女の足が上半身を地面に押さえつけた。

「…!…!」
「……まったく、骨がないですね。この程度じゃただの足手まといだわ」
冷たい視線がケインを見下ろす。
(ふざけんな!)
ケインは腰のショートソードを抜いたが、すかさず少女の足がショートソードを蹴り飛ばした。

ドスッ!!

「カハッ!!」
「見苦しいですね……なんでこんな男をミオ様が推したのかわかりませんが、ここで終わりにしましょうか」
腹を踏みにじられ、たまらず息を吐いたケインの耳に少女の言葉が響く。
(ミオ…?ミオ様…?)
少女が二度も口にしたある名前がケインの中で引っかかる。
このニンジャ少女が様付けで呼び、ケインを推したと言っている、この“ミオ”とはまさか……

「さようなら。これも運命だと思って諦めて下さい」
少女が慣れた手つきでナイフを持ち直す。
ケインに向けられた刃が冷たく輝き、振り下ろされそうとした、まさにその時だった。


『縫火!!何をやっている!?』
突然、上がった男の怒声に少女が硬直した。

(こ、今度は何だよ!?)
寸前で命拾いしたものの、更なる事態にただただ困惑するばかりのケイン。
少女に踏まれて動けない中、急いた足音がケインと少女に近づく。

『儂はケインとやらを知らないからお前を迎えに行かせたのに、どういうつもりだ、この馬鹿モノ!!』
『も、申し訳ありません…』
『儂が話をつける、さっさと下がれ!』
『はい…』
彫りの深い顔の壮年の男が少女を怒鳴りつけると、少女は恐縮しながらケインから離れた。
なお、2人の会話はヒノモト言葉だったため、ケインにはさっぱりわからなかった。

「大丈夫ですかな、ケイン殿」
壮年の男がケインをいたわりながら起こす。

「さっきは使いの者が失礼をして本当にすまない。
私はヤマジと申す。あの娘ヌイに代わって先程の無礼、お詫び申し上げる」
そう言ってヤマジを名乗る男は、ケインに恭しく頭を下げた。
その頭はツルツルに剃られた丸坊主であった。
0717始まりのニンジャ〜第四話〜 ◆pT3tKNJdzbPc 2018/01/20(土) 20:20:49.50ID:OV/PYKPR
(別にあんたに謝られてもなぁ……)
ケインがチラッと見ると、襲ってきたヌイとかいう少女はしれっと澄ました顔をしている。
コイツ、絶対悪いなんて思ってねえ。ケインは怒りを募らせつつもヤマジの話に付き合う。

「昨晩、儂の下に文が来ましてな、差出人はミオとあった。
ミオ殿は我々の同士で、この異国の地で何かと協力してくれる素晴らしいお方だ」
(ああ、さっきのガキも言ってたな、ミオ様ミオ様って)
「そのミオ殿が言うには、ケイン殿をダイジロウ殿の仲間に加えてほしい、ついては
その手伝いを儂にしてほしいとのことであった」
(結構な念の入り様だな、さすが“ミオ様”)
「ミオ殿が推したとなれば無視するわけにもいかぬゆえ、どうか儂とともにダイジロウ殿のもとに来てくだされ」
ヤマジの頼みにケインは頷いて応えた。

ヌイが言っていたこととヤマジの話からして、ミオが裸の女なのはほぼ間違いないだろう。
ミオ本人がケインを応じさせたからこそ、ダイジロウの仲間にも根回ししてきたのだ。
どうしてそこまで自分をダイジロウの仲間に入れたいのか、未だミオの思惑がわからないケインであったが
仲間になるからには、盗賊は盗賊にできることをするだけである。

(続く)
0718 ◆pT3tKNJdzbPc 2018/01/20(土) 20:23:22.64ID:OV/PYKPR
しばらくエロいシーンはない。でもメスガキには大人のお仕置きをお見舞いしたい。

あけましておめでとうございます
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