ダメよ悟ちゃん、おちんちんを洗うときは皮を剥いて洗わないと。
カスが溜まって病気になっちゃうわよ。
先生はそういうと、皮を剥いて、舌で浄めてくれる。
亀頭を、鈴口を舌先で刺激されて、時折強く吸われて。
こみ上げる射精感に、俺は先生の頭を掴み、抱え込むようにした。
ペニスの先端が先生の口腔を擦り、そのまま射精。射精に尿が混じったのが分かる。
先生の頭を掴んだまま、脈動は続き、余韻も含めて満足しきった後、先生の頭から手を離して……。
先生は、恨めしげに俺を睨んでいた。
私はオナホールじゃないわ、酷いことはしないで欲しいの、あの人じゃないんだから、と。
元旦那さんのことを聞いて、俺はカッとなったことは覚えている。
先生を押し倒して、無理矢理犯した。
先生は、やめて、酷いことはしないで、無理矢理はダメと言いながら、途中で泣き始めた。
先生が泣き始めて、俺はハッとしたんだ。
ごめんなさい先生と謝って。
先生のヴァギナに突き立てていたペニスを引き抜こうとして、ギュッと抱き着かれた。
優しくしてね、女の子は華奢なの、乱暴にされると壊れちゃうの。
だから、このままじっと、繋がったまま抱き合っていましょう?と。
先生が両腕両足で抱き着いてきて、俺も同じように両腕で抱きしめた。
AVのような激しい動きもない、繋がったまま互いの体温と匂いを楽しむような一時。
たまに顔を近付けるだけで、それ以外は互いに喋ることさえしない一時。
結局、堪え性のない俺のペニスが先生のヴァギナに射精して、引き抜いて、先生がソレを舐めて浄めてくれて。
それから、互いの携帯番号などを交換して、その日の再会は終わりを告げた。

何度かお茶をしたり、夕食に誘われたりしながら、俺と美奈子先生は抱き合うことが増えていき。
二年程の後、美奈子先生が妊娠したのを切っ掛けに、俺達は結婚した。
親には苦言を呈されたものの、俺は憧れの先生と結婚出来たことに喜び、先生も最後には喜んでくれたと思う。
最近は先生ではなく美奈子と呼ぶようになったことと、結婚・妊娠した美奈子の無自覚な色気が習字教室の少年たちを惑わさないことを願うばかりである。