散々キスを繰り返して、汗だくになった俺達は、どちらからともなく、二人でお風呂に入ることにした。
先に入って、と言われて、掛け湯した後に湯船に入った俺だったけど、その後で絵里香さんは掛け湯して、俺の前に納まるように入ってきて。
少し肉の付いたお腹やお尻も、少し垂れそうな美乳も、髪と項の間から漂う汗の匂いも、初めて見る甘えるような顔も、全部がいやらしく感じられて。

「あら……充君、こんな私に興奮してくれるの?」
「大丈夫よ、嫌ったりしないわ…。エッチしたことは……ないのね?」
「さっきのキスがファーストキス…だったの?おばさんなんかがファーストキスの相手で本当に良かったのかしら?」
「きゃっ……もう、おばさん、本気にしちゃうわよ?」
「ええ、良いわ…。何回でも、何時間でも、おばさんが受け止めるから。いっぱいいっぱいエッチしましょうね?」

湯あたりする前に二人で風呂場を出て、おじさんの下着を借りた俺は、同じくパンティだけを身に着けたおばさんに、夫婦のモノだった寝室に連れてこられて。
あぁ、もうそれからはダメだった。
絵里香(さんを付けたり、おばさんと呼ぶと嗜められた)に教えられながら、女性とのセックスを教えられて。
堪え性の無さが情けなるぐらい、何度も何度も射精してしまって。
それも、絵里香の口や膣穴にだ。
最後は、絵里香に甘えるように胸元に抱き締められながら、寝てしまった。

──さて、翌朝のことである。
幾ら乱れたことがあったとて、平日の朝は七時に目を覚まし、学校に行く準備をしなくてはいけない。
目を覚ました俺が見たのは、肌エプロンで朝食を作る絵里香。
半裸の二人で朝食を食べるのは何とも言えない感じがしたけど、お弁当まで作ってくれていて。
昨日の服に着替えて、一回家で制服に着替えて学校に行きます、と言った俺に、微笑んでくれて。

「着替え、うちに置いておく?」

つまり、そういうことなのだろう。
俺は学校帰りに着替えを多めに持ってきますと約束して、家を出た。
それから、毎日のように絵里香と愛し合い続けることになるのだが、それはまた別の話である。