「サイズがちっちゃな方がえっちぃんだよ!」
「Σな、なんですとぉ!」
そう言われたニャルラトホテプはお約束のリアクションもそこそこにしげしげと、
珠緒と自身の身体の一部を見比べた。
むんずと掴める二つの膨らみ。一方……。
「むぅ……」
掌サイズに収まりつつも、見た目より肉付いたそれを確かめながら、
ニャルラトホテプは複雑な顔をした。
「柔らかさは有りつつも、指にフィットする肋骨と大胸筋……」
「感度はたしかに……いや、しかし……」
「あの……ニャル子ちゃん……おっぱいの話しじゃない……」
「むぅ……」
名残惜し気に手を離すニャルラトホテプ。
珠緒は咳ばらいをすると、今回のミッションを説明した。