「へへへ。なかなかいいぞ。ついでに下の口も使って足も洗えよ!」
「ヴッ!」
男はナウシカの股間に脛を押し付けてくる。
「もっと股を開けよ! ちゃんと洗えないだろう? オラ、もっとだ!」
ナウシカは言われるまま男の腰に腕を回してギュッとしがみつき、泡だらけの男根を咥えて出し入れして“洗い“、同時にこれ以上ないまでに股を大きく開き、秘所を押し付けて上下させる。
(ああっ! 入っちゃう! 入っちゃうのに!)
大切な場所に泡が入ってしまうのが気になって気になって仕方ない。

それにしてもなんという惨めな恰好か!
男根を咥えたままなので、立ったりしゃがんだりする事は出来ないから、
全身を上下させる幅はぐっと小さくなった。
唾棄すべき相手から強要された行為なのだが、
事情を知らぬ者が見れば、これはもはや、ただの多淫な女が男根を貪り、
それだけでは物足りぬとばかり股を擦り付けているようにしか見えない。
品性の欠片も感じられぬ、性欲に支配されたメスの如き痴態。

その様子を目にする者は誰しも軽蔑し、「なんて卑俗な女だろう!」と眉をひそめるはずだ。
低俗の極みであり、卑しい淫売の域まで堕とされ、
「これは一国の王女なのだ」と聞かされても、もう誰一人信じるまい。
谷の人間がこの光景を目撃したら一体何と思うことか。
「クククッ! しっかし、なんつー恰好だよお姫様!」
「まるで発情したメスイヌだな!」

ナウシカは血涙せんばかりの恥辱を押し殺し、命じられるままに身体を男に密着させ、上下に動き続ける。
「もういいからよ、ちゃんと全身洗ってもらおうか」
男が立った姿勢のままだと、下は股間を使ってなんとか男の脛まで洗えるのだが、
上の方は体格差があるため、ナウシカの胸は背伸びをしても、そして両手で持ち上げるようにしても、男の鳩尾からせいぜい胸の辺りまでしか届かない。
今だって精一杯やっているのに、これ以上一体どうせよというのか。

(続きます)