立場だけの交換・変化 8交換目 ★2 [無断転載禁止]©bbspink.com
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0001名無しさん@ピンキー2016/10/30(日) 02:21:39.11ID:3RUURgJZ
いわゆる人格が入れ替わる「入れ替え」や性別が変化するTSではなく、
「肉体や人格はそのまま、突然別の立場に変化する」系統の小説や雑談などをするスレです

たとえば成人会社員と女子小学生の立場が交換されたり、
AV女優と女子高生の立場が交換されたり、
ペットと飼い主の立場が交換されたりと、
周囲は立場の交換に気づいていたりいなかったり
交換や変化の内容はさまざまです

前スレ
立場だけの交換・変化 8交換目
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1411385081/

by びんたん次スレ一発作成
0033名無しさん@ピンキー2017/06/15(木) 00:54:26.46ID:CgHokQGT
>>32
自分はむしろ、その立場交換で大人ばかりになったクラスの様子を見ていたい。
0034名無しさん@ピンキー2017/06/16(金) 21:10:03.32ID:+MBelvIp
集団立場交換でそれまでの人間関係がガラリと変わる
ラブラブな初恋カップルが険悪な中年夫婦と交換されちゃったり
0035名無しさん@ピンキー2017/06/17(土) 11:47:45.74ID:hWDGaMzW
「ちょっとパパ!今日は父の日だから予定空けといてって言ったでしょ!?」
「すまん……すっかり忘れてたんだ……」
父の日。
父親への感謝を表し仕事の疲れを労うため、父親を父親と言う役割から解放する日……
手っ取り早く言えば、一年のうち今日この日だけは、父親と子供がその立場を交換して過ごす日なのである。
俺も多忙な日常に追われて忘れていたが、今日がまさにその父の日だったのだ。
寝る前の俺は妻と娘を持つサラリーマンだったのに、目が覚めると自分の娘の立場になっていた。
そして、すぐに今日の予定を思い出して、俺の立場になっている娘に対して抗議したのだ。
「パパが良くっても、迷惑するのはあたしなのっ!もうっ、本当にカンベンしてよー」
「すまん。しかし、今日はお前が俺の娘なんだ。頼むよ」
「わかったわよ。そのかわり、今度何か埋め合わせしてよね!」
すっかり俺の立場になりきって、申し訳なさそうにしている娘に頼み込まれてしまい、
俺は……いや、あたしは断り切れずに身支度を始めた。
まったく。父の日を忘れて、彼氏とデートの約束してるなんて一体どういう神経してるのよ。
実際にデートしなきゃいけないのは、娘の立場になってるあたしの方なのに。
せっかくあたしが残業してまで日曜を休みにしたっていうのに、これじゃあ意味ないじゃない。
……なんてコトを考えてたはずなのに、あたしの頭の中もだんだん娘の立場に馴染んできたみたいで、
服を決めてメイクを始めた時になると、鏡の中の自分の顔がずいぶんとニコニコしていることに気付いた。
四十代のオヤジの癖に、これからのデートのことを考えて、胸をドキドキさせてる。
なんだかあたし、本当に女の子になっちゃったみたい。
ショーツの中で大きくなってるおちんちんのことを除けば、だけどね。
「どうだタカヒコ。そろそろ出ないと待ち合わせに……おっ、なかなかいいじゃないか」
なかなか準備が整わないのを心配して様子を見に来たパパが、あたしのことを褒めてくれた。
本来は女の子であるはずのパパから褒めてもらえて、なんだかあたしも自信が湧いてきちゃった。
「ありがとパパ。それじゃあいってくるね」
いってきますと元気に声をかけて、あたしは待ち合わせ場所に向かう。
足取りが軽くスキップ気味になっている自分に気付いて、あたしは苦笑すると、少し歩調を落とした。
(続かない)
0037名無しさん@ピンキー2017/06/18(日) 01:47:21.17ID:HMmwPj8R
続かないって言ってるじゃないか!
深く考えずに書いてたから微妙に前半と後半で矛盾してる所があるけど、
気にせずに雰囲気だけでも楽しんでくれたら嬉しい。
時間に余裕があったら、このあとの娘の彼氏とのデートも書きたかったのだけど、
相手を『彼氏と立場交換中の彼氏の父親』と
『兄弟の誰かが父親と立場交換しているので、父の日の影響を受けていない彼氏本人』で迷ってしまって。
パパがお好きな相手と甘酸っぱいデートを過ごす様子を各自でご想像ください。
0038名無しさん@ピンキー2017/06/18(日) 07:56:59.00ID:jVlrzPvo
娘の彼氏と入れ替わっていたその父親が、学生時代の後輩だったとか、面白そう。
0039名無しさん@ピンキー2017/06/18(日) 09:35:06.08ID:aCaoAzKJ
逆に母の日で少年野球やサッカーチームが母親だらけになる様子とか見たい。スケベ男子中学生や不良息子と美人母が立場入れ替わるのもいい
0041名無しさん@ピンキー2017/06/19(月) 22:00:40.92ID:D54fCPaG
街中でランダムに立場交換が起こって離れ離れになった家族や恋人がバッタリ再会
お互い別人の立場になっていてその変わり様に驚きつつ連絡先を交換して度々会うように
0042名無しさん@ピンキー2017/06/28(水) 01:28:14.41ID:GnKquOpk
母の日・父の日・敬老の日なんかのネタはすごく良いんだけど、
一日こっきりってのがちょっともったいないので、
例えば、母の日週間みたいな感じで何日か立場交換して過ごしてほしいかな。
こうして考えると、祝祭日はネタにしやすくて良い。
祝祭日に限らず、恋人の日(6/12)に恋人同士で立場交換とかも美味しかったのに、
気付いたのがたった今というもったいなさ。
0043名無しさん@ピンキー2017/06/29(木) 21:09:15.88ID:jULlmizz
男とラブドール
女と小便小僧
みたいな感じで無機物との立場交換
0045名無しさん@ピンキー2017/07/01(土) 00:01:21.93ID:o6mqvKJl
暇で創作意欲が湧いちゃったので1本書いてみました。
・自身2作目で元々文章センスない上にエロいシーンを書くのは初めてなのであまり期待せずに読んでもらえると助かります。
・立場交換のシーンまでちょっと時間かかります。余計な描写が多いかもしれませんが文章力のなさのせいです。ご容赦ください。
・極力自分でもエロいと感じるように書いたつもりですが満足できなかったらすみません。

それでは次から始めたいと思います。
0046名無しさん@ピンキー2017/07/01(土) 00:01:50.17ID:o6mqvKJl
(1)
「ブラックボックス展?」
「そう、友達に紹介してもらったの」
ブラックボックス展。どういった展示をしてるか、どこで行われているのかといったことは全て謎に包まれていて唯一わかっていることはツイッター上で紹介してもらったカップルのみが入場を許されるということだけ。
それに行こうと彼女である双葉が言い出したのだ。
「でも何の展示なのかわかんないんだろ。そんなのにわざわざ行くのもなぁ…」
「ブラックボックスっていうんだから飛行機とかのアレに関するもの見れるんじゃない?キー君飛行機好きって言ってなかったっけ?」
「俺が好きなのは戦闘機だし」
「まぁいいじゃん。折角紹介してもらったし、キー君明日ひまなんでしょ?1000円で1日暇潰しできるっていうしいいんじゃない?」
「双葉がそんなに言うんならいいけど、夜はちゃんと付き合えよ」
「えーまたやるの?この間シたばっかりじゃん」
「いいんだよ。何度ヤっても気持ちいいんだから」
「うー、しょうがないなぁ、わかったよ。じゃあ今日はもう寝るね」
「おう、明日の朝迎えに行くから。じゃおやすみ」
「うん、おやすみ」
この時、彼氏である清は翌日とんでもないことに自分が巻き込まれること、そして双葉が電話の向こうでニヤリとした笑みを浮かべていることに気づいてはいなかった。
0047名無しさん@ピンキー2017/07/01(土) 00:04:44.63ID:o6mqvKJl
(2)
翌朝、清は双葉の家に迎えに来ていた。
「おまたせおまたせ。じゃ行こっか」
「にしてもなんでこんなにはえー時間から行くの?」
「なんか展示だけじゃなくて体験型のアトラクションとかもあって全部回るのにけっこう時間がかかるんだって。どうせならちゃんと全部まわりたいじゃん?」
「そーいうことね。まぁこの時間なら電車混んでるからアレできるしいいんだけど」
「えー、またやるの〜?私が変な目で見られるから嫌なんだけど」
「いいじゃん、いいじゃん双葉も無理やりヤられて気持ちよさそうにしてるしゃん」
「気持ちいいのは認めるけどヤらないでくれたらその方が助かるんだけどなぁ」
「ん?なんて?」
双葉のぼやきは清の耳には届かなかったようだが、正直なところ双葉は最近の清の態度に飽き飽きしていた。
双葉自身は特段SでもMでもない(自身では気づいてないが実は軽いM)のだが清は自称Sらしく、双葉とのセックスも少し無理やりなプレイが多かった。
別にそういったプレイが好きではない双葉はそろそろ清との関係を考え直そうと思っていた。
そうこうしていると駅に着いた。
ゴールデンウィーク最終日ということもあり人でごった返している。
2人が乗り込んだ電車も例に漏れず満員電車であった。ここから7駅の間双葉にとっては憂鬱な時間が始まる。
2駅が過ぎた頃、清が双葉の後ろについた。周りは人がビッシリで身動きがとれないし目もこっちには向いていない。清にとっては絶好のロケーションだった。
「んっ」
清の手が服の間から入ってきてヘソの辺りを撫でてブラジャーの上から胸を触り始めた。
「ちょっとやめてよ。んんっ」
「やめてって言いながら乳首ビンビンにしてんじゃん。見られるかもしれないってので感じてるんだろ」
「ほら、後ろのおっさん見てみろ。ちらちらこっち見てニヤニヤしてんぞ」
「そんなこと……っんないもんっ」
「喘ぎ声出しながら乳首コリッコリにして言っても説得力ねーよ」
「じゃ下触るから声ちゃんと抑えとけよ」
そう言うと清は上着の中に入れていた手をスルスルっとスカートの中に移動させた。
クチュッ
「嫌々言いながらちゃんと濡れ始めてるじゃん」
「あっ❤️うる……さい……っん❤️」
「お、エロい顔になってきた」ニチャ
「もうすぐッ着くでしょ……っん……そろそろやめよ」ビクンッ
「チッ、しゃーねーか」
ようやく解放され、他の人に気付かれなくてよかったっと双葉はホッとしたと同時に、こんなのももう少しの辛抱だと自身を奮い立たせ電車を後にした。
0048名無しさん@ピンキー2017/07/01(土) 00:06:11.65ID:o6mqvKJl
(3)
駅を出て数分歩き雑居ビルが立ち並ぶ裏通りに入ると人通りはグッと減った。
しばらく歩くと数組のカップルが列をなしているビルを見つけた。
「あれ光一じゃん」
列の中に顔見知りがいてこちらにも気づいたようだ。
「あっ、ふーちゃんに清くんだ〜、おーい」
そう言って手を振ってきたのは光一の彼女である麻子だ。
4人は同じ大学の同級生で1年の時から仲良しグループだった。
「光一もこれに来てたんだな」
「うん、まーちゃんがどうしても行くって聞かなくて」
「むー、光一くんも気になってたんでしょ?折角紹介してくれる人探したのにー」
「ごめんごめん。ありがとねまーちゃん」ナデナデ
「えへへー」
やんわりした雰囲気で見るからに好青年の光一と小柄でかわいらしい麻子。
お似合いのカップルだが2人には他人に隠している顔がある。
いつもニコニコしている光一だがスイッチが入るとびっくりするほどのドSに豹変する。その様は清も面食らうほどであった。
そして彼女の麻子はそんな光一を受け入れきれるドMのど変態なのだ。
そういった意味でも2人はお似合いのカップルであった。
「てことは双葉に紹介したのって」
「そ、まーちゃんに紹介してもらったの」
「ふーちゃんも紹介してくれる人探してたみたいでね〜」
「なんだ、双葉も行きたかったんじゃん」
「えぇ、まぁね」
なぜか目をそらす双葉。
「ふーちゃんもたちb「まーちゃん、まーちゃん」と小声で遮りながらシーっとジェスチャーをする双葉。どう見ても様子がおかしいが幸い男2人は気付かなかったようだ。
そうこうしていると会場の時間が近づいて来たのでちゃんと並ぶことにした。
「来た時よりちょっと増えてるな、話しすぎたか」
「まぁこれぐらいならすぐ回ってくるでしょ」
列が進み始めて大人しく待っていると程なくして順番が回ってきた。
入り口には黒人の男性が立っていてそこでチェックをしているようだった。
黒人のチェックを受けお金を払って少し暗めの部屋に進むと女性が立っていた。
「こちらウェルカムドリンクになりますのでどうぞ」
手渡されたのはお茶のようだった。
2人はそれを飲み干すと展示場の入り口のカーテンの前に立った。
「じゃ、行こっか」
そう言って双葉はカーテンを開けるとその向こうは真っ暗闇だった。
「なんだこれ?」
清がそう言った瞬間、フラッシュの様な強烈な光が2人を襲う。
光が治ったとき2人はその場に倒れてしまっていた。
0049名無しさん@ピンキー2017/07/01(土) 00:08:28.27ID:o6mqvKJl
(4)
(うぅ、なんだったんだあれは)
清が目を覚ましたとき目の前は光を浴びる前と同じ様に真っ暗だった。
(そうだ、双葉は!?)
双葉を呼ぼうとした清だったがなぜか声が出なかった。
(なんだこれは!?声が出ねぇ)
「あーごめんね。今声出せないようにしてるからちょっと辛抱しててね」
清が自分の身に何が起きたのかとパニックに陥っているとどこからか女の声が聞こえた。
「今あなたには催眠術をかけて自由に動けなくしてるの」
「なんでって思ってるんでしょ?まぁそういうアトラクションだからとしか言えないんだけどね」
「じゃあいくつか指示を出してくね。抵抗してもいいけど体は勝手に動くから変に抵抗しない方が楽よ」
「まずはあなたが着ている服を全部脱いじゃいましょうか」
女がそう言うと清の意思とは関係なく手が動き始めた。
程なくして全裸になった清。恥ずかしくてアソコを隠したかったがそんなことは指示されていないので当然体は動いてくれない。
「じゃあちょっと待っててね〜」
(嘘だろ!?こんな状態でいつまでいろって言うんだ)と思っていたが思いの外すぐに戻ってきたようだ。
「あなたの新しい服を持ってきたからそれに着替えてね。って言っても前見えてないから服がどこにあるかもわからないわね。じゃあ着せてあげるから大人しくしててね」
そういうと急に人が側に来たように感じるといきなり右足を持ち上げられ、何か布のようなものを通された感じがした。
右足を下ろすとすぐに左足も持ち上げられ同じように布のような感触を感じた。左足を下されると布のようなものがスルスルと上がってきた。
(これは…パンツか?にしてはやたらぴっちりしてるし尻も半分くらいはみ出てねーか?ブリーフを履かせられたのか?)
困惑する清をよそにまたしても右足が持ち上げられ今度は足先から何かに包まれるような感じがして膝の少し上の辺りにきた所でパチンとゴムで絞められる音がした。
同じように左足にも履かせられる。
(これは靴下ってことか?でもこの位置で止められるってことはまさかニーソか?ニーソなんて女の履くものじゃないか。なんで俺が)
またもや足を上げられ何かを通されたがパンツを履かされたときほど上がってくる時の締め付けられたような感じはない。スルスルと上がってくると腰骨の上の方でキュッと止められた。
何かを止められてその周りに布の感触はあるが下腹部より下にその感覚が続かない。
(これってまさか…)
清が自分に起こっていることに気付き始めた時、今度は腕を少し持ち上げられ紐のようなものが肩まで上がってきたと思ったら胸の辺りにも布の感触がきて続けて締め付けられる感覚に襲われた。
(これブラジャーを着けられたんじゃないか?俺女装させられてるのか?)
たまったもんじゃないと抵抗したかったが体は動いてくれない。
思いとは裏腹に上半身を前に向けて倒されると脇の辺りに引っ張られるような痛みが襲った。
(痛い痛い痛い!なにしてんだこれ!?)
背中の方から胸の前に肉を持ってくるというブラジャーを着ける時のテクニックなのだが、男の清は知る由もない。
こうして些細なものではあるが男には無い膨らみができたが視界を遮られている清は気付かない。
(誰なんだこんな悪趣味なことをしているのは!?)
自分に何をされているのか気づいた清は憤るが依然として体は言うことを聞かない。
次に着せられたのはタンクトップのようだった。これは男でも着る物なのでそこまでの恥ずかしさはない。とはいえこれも女物なのだろう。
そうこうしていると頭の上から何かを被せられてまたもや腕を持ち上げられ通される。両腕を通した後二の腕の辺りにフワッとした感覚が襲ってきた。今着せられたものの感覚は二の腕までしかなく肩の辺りには先ほどのブラジャーとタンクトップの感覚のみ。
何を着せられたのかと考えていると女が喋り始めた。
0050名無しさん@ピンキー2017/07/01(土) 00:10:20.75ID:o6mqvKJl
(5)
「はい、それで着替えはお〜わり。じゃあ着替え終わったところでどんな気分か聞いてみようか♪」
「喋れるようにしてあげたわよ。体はうごかせないから気をつけてね」
「てめぇ何しやがった!どうなってるんだ!?」
「何って着替えさせてあげただけよ。これからのあなたにピッタリのお洋服に♪何を着せられたのかなんとなく気づいてるんでしょ?」
「女装させて何をしたいんだ!?俺にそんな趣味はない!」
「女装してるとこまでは気づいてるのね。でも惜しいわ。服が生暖かいことに気づかなかった?自分が今着せられてる服に覚えはない?」
「何を言いたい!もともと俺が着てたとでも言いたいのか!?」
「違うわよ。今のあなたのコーディネートを教えてあげるわね。上からネイビーのニットオフショルダー、同じ色のタンクトップ、ミニのプリーツスカートにニーソックスね。下着はもちろん上下お揃いのものよ。見覚えないかしら?」
清には1人だけ心当たりがあった。
「まさか…双葉が着ていた…」
「ピンポンピンポーン♪大正解!彼女のことよく見てるじゃない」
「双葉は無事なのか!?何もしてないだろうな!?」
「そんなに怒らないの♪何もしてないわよ。」(なんならずーっと側にいたんだけどね♪)
そう、動けない清に女装させていたのは双葉だったのだ。
今のこの状況は全て双葉が仕組んだものだった。
ブラックボックス展の実態は彼氏の浮気や性癖に鬱憤を募らせた女子が彼氏と立場を入れ替え懲らしめてやろうというものであった。
入れ替える方法などは運営側しか知らないがここで何が起こるかは彼女達は全て知っていた。
余談だが麻子に関しては光一に対して嫌な気持ちなど微塵もなかったが一度逆の立場を体験してみたかったそうだ。光一はそんなこと知りもしないが。
双葉は自分のことをMだと決めつけ望まぬプレイをしてきた清に自分がしてきたことを知ってもらいたくて参加を決めた。
「じゃ、仕上げに入りましょうか」
0051名無しさん@ピンキー2017/07/01(土) 00:16:27.04ID:o6mqvKJl
規制?かかったみたいなんでここまでです。
一応完成してるのでできるだけ早くあげようと思います
0053名無しさん@ピンキー2017/07/01(土) 14:47:18.92ID:VWaKI38V
規制されてるならなろうかピクシブに上げてみてはどうだろう
布教にもなるし一石二鳥だと思います
0054名無しさん@ピンキー2017/07/01(土) 22:28:20.95ID:zBj/ZAEb
それでは続きいこうと思います。
>>52
ありがとうございます!
>>53
こちらで全部載せ終わったらピクシブの方にも載せようと思います。

(6)
「仕上げってなんだ!?これ以上にまだ何かするのか!?」
「ホントはダメなんだけど〜意外と彼女想いで感心したから特別に教えてあげるわね」
「これからあなたには双葉さんの彼女になってもらうわ。別に体を作り変えたり変なことはしないわ。ただあなた達の立場を入れ替えるの。」
「あなたが女の子になって双葉さんが男の子。朝早くから起きてデートのためにお化粧するのもあなた、満員電車の中で痴漢プレイされるのもあなた、ベッドの上でアンアン喘ぐのもあなたになるのよ」
「なっ…」
理解が追いつかず呆気にとられている清をよそにさぞ楽しそうに女は続ける。
「よかったじゃない。女の快感は気持ちいいわよ〜。男のままじゃ味わえない快楽に虜になってヤリマンになる子も結構多いのよね〜♪この場合ヤリチンって言った方が正しいかしら?」
「それに出産もできるわよ。赤ちゃんができればおっぱいも出るようになるの。男に生まれながら女の子の幸せも享受できる。こんなにお得なことはないわよ♪」
「ふざけるな!俺はそんなこと求めてないしそんなことできるわけないだろ!」
「あら、あなたの体が動かなくなってることで私たちにそういった力があることがわからないかしら?」
「うぐ…」
「よろしい。詳しくは教えてあげられないけど端的に言うと魔法みたいなものかしらね。そういう力が使えるのよ私たちは。で、気が向いた時にその力を使ってこういうイベントをして悩める乙女を救ってるのよ」
「というわけでこの後会場を出るとあなたは周りから女の子として見られなくなるの。かわいそうだから今まで経験した思い出は消さないでおいてあげる。女の子としての思い出だけども。まぁ今まで会ったことある人たちからも女の子として扱われるしね。」
「だからあなたが女の子として生きてきた場合に発生していたであろう人間関係も存在していることになるわよ。そういったものは勝手に思い出せるから心配しないでね♪よかったわね、男の子からも女の子からも人気の女の子だったってことになるわ。結婚式も賑やかになるわね」
「これで説明はだいたい終わりだけど何か質問はある?」
「…」
「ないわね。というよりも唖然呆然で何も言えないかしら?まぁいいわ。仕上げに入るわね。気持ちいいから安心してね♪それじゃあ双葉ちゃん、清くんを…いや清ちゃんを女にしてあげて❤️」
女がそういうと双葉は静かに動き始めた。
「じゃあキーくん、イクね♪」
0055名無しさん@ピンキー2017/07/01(土) 22:31:15.75ID:zBj/ZAEb
(7)
「双葉、何をするんだ…やめてくれ…」
「いやよ。私がやめてって言ってやめてくれたことあったっけ?」
「それは謝るから!これからはちゃんと双葉の意思を尊重するから!許してくれ…」
「ざ〜んねん、もう遅いわよ。安心して気持ちよくしてあげるし、キーくんのこと幸せにするから」
双葉はそう言いながら上着の中に手を入れヘソの辺りをさすり始めた。
「ンッ……ン」
「あれ〜もう感じ始めちゃってる?案外好きなんじゃないこういうこと“される”のも?」
「そんなこと……ない……ンッくすぐったかっただけだ」
「あらそう、すぐに気持ちよくなるよ」
次に双葉は脇腹をさすり始めた。
「この辺がね〜女の子だとくびれになるとこなの。今はないけどそのうちくびれちゃうかもね♪それかくびれがないことを気にして作りたくなるかも。楽しみね」
強がりながらも感じているらしくピクンッピクンッと清の体が震える。
「それじゃあお待ちかねのおっぱいにいくわね」とブラジャーの上から微かな膨らみを揉み始めた。
「ンンッ……いい加減にンッしてくれ……俺はンヒィ……男だ」ハァハァ
「おっぱい揉まれて気持ちよさそうな声あげて息切らして男だって言われてもねぇ。顔も気持ちよさそうにトロンとしてるわよ。私より感じちゃってるんじゃない?男のくせに」
ビクンッビクンと清の体の震えも大きくなる。どうやら言葉責めも効いているようだ。
ブラジャーの中に手を進めると乳首をつまみあげた。
「あら乳首もビンビンじゃない。男なのに乳首コリッコリにしてるのね。かわいい」
「ンンン〜ッ❤️」
「気持ちいいならもっと声出してもいいのよ。女の子みたいにね❤️」
「誰が……ハァン❤️……そんなことンッ❤️」
「ふーん、強情ね。認めて声出しちゃえばもっと気持ちよくなるのに」
清はこれ以上があるのかと驚いた。正直なところもう限界が近かった。男の時には感じたことがない快感に声をあげそうになっていたが男のプライドで我慢をしていた。
でも、これ以上のがくるのか?それに耐えられる自信がなかった。
乳首をいじりながら双葉が続ける。
「今も気持ちよくてお腹の奥がキュンキュンしてるかもしれないけど、女の子のアソコはもっと気持ちいいのよ。キーくんが、いや清が今の気持ちよさを認めれば触ってあげてもいいけど、男だって言い張るんなら気持ちよくしてあげられないな〜」
もう清に拒否する体力も気力も残ってなかった。
0056名無しさん@ピンキー2017/07/01(土) 22:32:04.76ID:zBj/ZAEb
(8)
「ひゃぁ……もう駄目ッ❤️ああッん感じてるのぉ❤️くぅうんっ❤️」
「どこが感じちゃってるのか教えてほしいな〜」
「あんッ❤️乳首……ック❤️乳首が気持ちいいのぉ❤️」
「よくできました。ご褒美にアソコもいじってあげるけど〜どこを触ってほしいのか清の口から聞きたいなぁ」
「双葉はやくぅ❤️俺のチンコを気持ちよくしてぇぇ❤️」
「うーん、女の子にそんなものついてないからいじってあげられないなぁ。あと清のこと私がいつもなんて呼んでたっけ?」
「あぁん❤️わかりましたぁ……フーくん俺のマンコをぉ……ンッ❤️いじってくださひぃ❤️」
「俺じゃなくて私っていって欲しかったけどまぁ今はいいか」
スカートの中に手を入れると清のおちんちんは快感の割には萎えきっていて、自分の分泌した液体でヌルヌルになっていた。
「もう濡れ濡れね。男なのにね♪」
「はやくぅ❤️はやくぅ❤️」
双葉の皮肉はもう届いていなかった。
「Sだって言ってたけど実はドMだったんじゃない?じゃあイクわね」
そういうとおちんちんをクリクリッといじると今日一番の快感が清を襲った。
「ッンンンー❤️」
「今触ったのがクリトリスね。もともとはおちんちんだけどもう勃起する必要ないから2度と勃たないわよ。それでこっちがおマンコよ」
双葉がおちんちんと肛門の間の辺りに指を突き立てると皮膚があるだけの場所なのに指がスススッと中に入っていった。
清は未知の快感に驚きを隠せなかった。
「なにこれぇッ❤️何か入ってくるぅ❤️」
「気持ちいいでしょ?これが膣の感覚よ。これからあんたはここにチンコを受け入れて子どももここを通って生まれてくるの」
双葉が説明していると突如女の声がした。
「双葉ちゃ〜ん、お楽しみのところ悪いんだけどそろそろ時間なのよね〜。仕上げてもらってもいいかしら?」
「わかりましたー。じゃあ清これで終わりね」
「あぁん❤️そんなぁ……お願いたがらイカせてよッ❤️」
「仕方ないわね、これでイキなさい」
というと清のおちんちん、もといクリトリスを指でピンっと弾いた。
「あッ❤️あッ❤️あアァアアアッ!!❤️」
清はイカされてしまい、その場にドサっと倒れ込んだ。
「これでおしまいよ双葉ちゃん。もう双葉くんって呼んだ方がいいかしら?それにしてもなんで最後まで女言葉だったの?もう男言葉の方が自然に出ると思うんだけど」
「あぁ、あえて女言葉の方で責めた方が屈辱かなぁと思って。自分の彼女に辱められてるってシチュエーションの方が燃えません?」
「あなた案外Sなのね。恐ろしい子だこと。そういえばお願いされた処置ね、ちゃんとやっといたから。外に出た時には気持ちよくされたことは覚えてないと思うわよ」
「ありがとうございます」
「それにしてもあえてニュートラルに近い状態にして染まっていく様子が見たいなんていい趣味してるわね。うちに入らない?」
「考えておきますよ。それじゃあお世話になりました」
「こちらこそいいもの見せてもらったわ。ありがとう」
そうして双葉は倒れた清をおぶって会場を後にした。
0057名無しさん@ピンキー2017/07/01(土) 22:33:43.77ID:zBj/ZAEb
(9)
「うぅん」
清が目を覚ますとそこは清の部屋だった。
「やっと目覚ましたか」
「あれ?なにしてたんだっけ?」
「展示場に入ったら急にたおれちゃったんだよ。仕方ないからここまでおぶって来たよ」
「そっかありがとう。すまんな」
そこで清は引っかかった。
「おぶって来たって双葉がか?どうやって!?」
「どうやってって、彼氏が彼女のことぐらいおぶれなくてどうするよ」
「はぁ?何言ってんだ?彼氏は俺だろ」
「俺が男で清は女の子なんだから彼氏が俺で、彼女は清じゃん。それに今日はなんか男っぽい喋り方だしいつもみたいにフーくんって呼んでくれないし。倒れた時に頭でも打ったか?」
(双葉は何を言っているんだ?それに男物というか俺が朝着てた服着てるし)
ふと下に目を向けると双葉が今朝来ていた服を着せられていた。それに布団も自分のではなくあきらかに女の子用の可愛らしいパステルカラーのかわいらしいものに変わっていた。
「こんなことしてなんの悪ふざけなの!?」
「悪ふざけってなんのことだよ?ホントに大丈夫か?病院に連れて行こうか?」
「もういいよ!ちょっと1人にして!」
頰を膨らませプイッと顔を背ける清。
「わかったよ。もし頭が痛くなってきたりしたらすぐに連絡しろよ」
そう言って清が一人暮らしをしている部屋を後にする。
(それにしてもだんだん声のトーンが上がってて怒り方も女の子っぽくなってたけどキーくんまだ気づいてないんだろうなぁ。
女の子っぽくなったキーくん想像するだけで興奮してきちゃうなぁ。あっ勃ってきちゃった。モノは見えないけど確実にアレの感覚はあるのよね〜。夜にはこれをキーくんに挿れちゃうんだろうなぁ。ちょっとムラムラしてきたし家に帰ってスッキリしてくるか)
0058名無しさん@ピンキー2017/07/01(土) 22:35:00.95ID:zBj/ZAEb
(10)
双葉がそんなことを考えてることなんて知らない清は部屋の中を確認して回っていた。だがどこにも男物はなく、自分が男であることを証明するものは見つからなかった。
学生証には女と書かれていたしMTでとったはずの免許証にはAT車に限るという文言と化粧をした自分の写真が載っていた。
クローゼットやタンスの中は女物でギッシリで服の下には隠すようにバイブやローターが入っていてギョッとした。
ちなみに服などは双葉が着ていたものと同じものがほとんどだがそういった器具に関しては清が女になったときに追加されたものだ。双葉の名誉のために付け加えておく。
ある程度部屋の中を確認してひとしきり絶望したところで自分の体を確認することにした。
ペタペタと触ってみるが特に体を変えられた感じはない。
(この胸も豊胸とかされたわけじゃないみたいだが、男の胸をこんな風にするなんて悪趣味な奴め。いったい誰なんだ。)
どこの誰かもわからない相手に悪態をつきながら胸を触ると今までと違う快感が湧いてきて暫く触り続けてしまった。
(ンンッ……胸を触ってるだけなのに気持ちいい。これじゃまるで女みたいじゃないか)
自己嫌悪に陥り上着の中から手を引き抜こうとした時、ブラジャー越しではあるが乳首に手が触れてしまった。
「ンクッ……」
清は急激な快感に思わず声をあげてしまった。
(なんだこれ?ホントに女にされてしまったのか?)
不安になった清は慌ててスカートを捲り上げピンクのパステルカラーのパンティーの中を確認した。
(よかった。ちゃんとある)
確かにあった。しかしこれだけ気持ちよかったのに全く勃起していないのだ。それどころか少し縮んだようにさえ感じた。
それに勃起はしていないがパンティーの中は僅かに湿り気を帯びていた。
不安を覚えながら清は自分の息子に触ってみると今までとは明らかに違う快感が襲ってきた。
(どうなっているんだ!?一瞬頭が真っ白になるぐらい気持ちよかったぞ。なんで…でも気持ちよかったなぁ)
自分の息子がとうに息子ではなくなったことなど知らない清だが一発でその快感に虜になってしまった。
(よくわからんがンッ……気持ちいいし……くぅもっと気持ちよく……ッンなりたいかも)
「別に誰も見てないし……いいよね」
清は誰もいやしないのに言い訳をしてオナニーを始めた。
「んひぃ❤️なにこれぇ……ンクッ❤️凄すぎぃ❤️ひゃああん❤️」
初めての快感に腰を砕きながらも快楽を貪る。
すると今まで何も感じたことがない場所からの快感に気づいた。
「ンクッ❤️……タマタマの下に……ナニかある?」
気になって指を伸ばすと何もないはずの場所に濡れそぼった穴があり指がにゅぷぷと音を立て挿入っていった。
「はあぁん❤️指がぁ……指が挿入ってくるぅぅ❤️出し入れするとぉ気持ち……いいッンン❤️」
また新たな快感を見つけた清についにフィニッシュの時が訪れる。
「ひあっ❤️んぅ…くぅ……ぅぁんんっ❤️何かあぁん❤️くるっぅぅん❤️イクッイクッ❤️あッあッあアァアアアッ❤️」
「ハァハァ……イッちゃった……」
ここで清は正常な思考を取り戻した。
(なんでこんな女みたいに……しかも穴あったよな?なにがどうしてこんなことに)
穴の正体を突き止めようと鏡を持ってきてパンティーを下ろして鏡に謎の穴を映してら確認しようとしたときにガチャっと音がして双葉が駆け込んできた
「清!何か声が聞こえたけど大丈夫か!?」
「キャーッ!見ないでぇ!!」
「うわっごめん!悪かったからもの投げないで!」
「うるさいうるさい!一回出てってよ!」
双葉を追い出したところで清はハッとした。
(なんだよ「キャーッ」って……これじゃホントに女みたいじゃねぇか)
心を落ち着かせながらひとまず乱れた服を直す。その際ズレてしまったブラジャーを直したり、ニーソをきちっと引き上げたり、乱れた化粧を簡単にではあるが直していたことに清は気づいていなかった。
0059名無しさん@ピンキー2017/07/01(土) 22:59:13.47ID:K9lO8Bfn
端末変えたのでid違うかもしれませんが作者です。
またもや規制みたいなんでここまでにしときます。
書き慣れてないと行数とか文字数とかの制限がよくわからなくて面倒ですね。
細切れになってすみません。
0060名無しさん@ピンキー2017/07/02(日) 23:26:05.23ID:4O+TRhbg
再開します。
一本ずつの間隔をちょっと空けながら上げてみようと思います。

(11)
「なぁ清〜もう入ってもいいか〜?」
「ごめん、もういいよ」
「心配になって戻ってきたら何か聞こえたからビックリして中に入ったらアレだったから……ゴメンな」
手を合わせて平謝りする双葉。自分が逆の立場でもそうするなと納得した清は許すことにした。
(いや、俺も悪かった。心配してくれてありがとうな)
「うぅん、私が悪かったの。心配してくれてありがとうねフーくん」
(!?)
清は自分の口から出た言葉に驚いた。
(俺はそんなこと言ってないのに口が勝手に!?)
「清どうした?どこか痛いのか?」
「大丈夫よ。何もないわ」
思った通りに口が動いてくれなくて思わず口に手を当ててしまう。
そんな清を見て心配する素振りを見せた双葉だが内心
(戸惑ってるキーくんかわいい。この顔を写真に残せないのが残念だわ)
当の清はそれどころではない。確実に何か変なことをされたが何も覚えていない。
「ねぇフーくん、私が倒れたの以外にホントに変わったことなかった?」
「だからさっき言った通りブラックボックス展に行って会場内に入ったら清が倒れちゃったからここに連れて帰ってきただけだよ」
「その会場に入るまで私男じゃなかった?」
「何言ってんだよ。清は生まれた時から女の子だろ」
「むー何かおかしいんだよなぁ」
唇を突き出して立てた人差し指を頭に突き立てて考える姿はどうみても男のそれではない。
(かなり定着してきてるわね。仕草なんて完全に女の子よ)
清は意識していなかったがベッドに腰掛ける際スカートの裾がめくれないように下に敷くように手を回してたし、自然と内股になってニーソに包まれた膝の内側がくっついていた。自意識はまだ男のようだったが外側はどうしようもない程に女の子になっていた。
(もう時間の問題ね♪)
そんな時くぅーと可愛らしい音がなった。
双葉が清の方を見ると恥ずかしそうにお腹を抑えていた。
「清お腹すいたよな。簡単なものでも作ろうか?」
「いいよ私が作るよ」
「今日ぐらいは休んどけよ」
「じゃあお言葉に甘えて」
そう言った清の顔はとても嬉しそうだった。
だが内心では
(なんで腹鳴ったぐらいであんなに恥ずかしくなるんだよ。それに双葉がご飯作るのなんていつものことなのになんでこんな特別なことに感じるんだ……)
そんなことを考えていると鍋を振っている双葉が目に入った。
(あっ、フーくんかっこいい……)
思った途端に我に帰った。
(なんで双葉のことをかっこいいなんて……)
自分の思考に違和感を覚えていると双葉が完成したご飯を持ってくる。
「ペペロンチーノ作ったんだけどこれでいいかな?好きだったよな?」
「うん!ありがとね❤️」
食べている最中も清の自己嫌悪は止まらない。
(なんであんな媚びるような口調で……)
しかし無意識のうちにスプーンとフォークを器用に使い分けてパスタを食べていく様は男だった時の清には決してなかったものだった。
0061名無しさん@ピンキー2017/07/03(月) 00:17:24.23ID:XeAEWQ7f
1レスで規制になっちゃったので別の端末からいきます。
(12)
双葉が先に食べ終わり少し遅れて清が食べ終わった時双葉が口を開いた。
「それにしてもさぁ、溜まってたの?」
図星を突かれた清が噴き出しそうになるのをこらえて反論する。
「な、な、ななんてこと聞くのよ!?」
「だって倒れた後なのにどう考えてもオナってたようにしか見えなかったからもしかして欲求不満なのかなぁって」
「思ったからってそんなこと直接聞かないでよぉ」
言いながらも女の子座りしてぴっちりとくっついた太ももをもじもじさせている。双葉の目論見通りだった。
双葉が清の側に行くと耳元で「体調も大丈夫そうだし、気持ちよくしてあげよっか?」
「ひゃぁ!まだいいって言ってないのに……ッン」
双葉は答えを待たずにブラジャーの中に手を突っ込んでいた。
「おっぱいやめてッ……ちっちゃいから触っても楽しくないよぉ」
「顔ははやくシてって顔してたけどな。それに昨日付き合えって言っただろ」
「ンンッ……そうだったかしらあんっ❤️」
(それは私が言ったこと……!?)
ついに頭の中での一人称まで『私』になってしまった。
(なんで『私』だなんて私……ってそうじゃない私は……あぁんどうやっても『私』になっちゃう)
「ンクッわたひはぁわらひはぁ❤️男なのにぃ」
「女にしてやるよ。俺のオンナに」
胸への責めが強さを増した。無理やり作った微かな膨らみを揉みしだきピンっと立った小さな乳首をコリコリッと弄ぶ。
「ひやぁぁん❤️フーくんっ❤️やめてっ❤️わらひがわらひじゃなくなっちゃうぅ❤️」
「清は何も変わってないよ。出会った時からかわいくて、胸が小さなことを気にしてて、ちょっぴりMで、とってもエッチな女の子だ!」
「ちがうもッン❤️これはおっぱいじゃあぁん……ないしおちんちんだってあるもん!」
「これのことか?」清のチンコを揃っと撫ぜる。
「んひぃぃ❤️そうよ……ちょっとちっひゃいかもしれないけどぉぉっ❤️」
「他人よりちょっとだけ大きいからってこんなにかわいいクリをおちんちんだなんて言わなくてもいいんじゃない?俺はこれも好きだよ」
「えぇっ、くひぃ?❤️」ビクンッ
「そう、かわいいかわいいクリトリスちゃん。二度とおちんちんだなんて言ったらダメだぞ。それにこっちには…」
「やあぁ……そこに指ひぃれないでぇ……❤️」
「お尻の穴じゃないのにこんなところに穴があるなんて女の子とし考えられないけどね」
「でもぉ……わらひはぁ……」
男だと言おうとしたら急に手の動きが止まって服の中から手が引き抜かれた。
「なんでぇ…やめちゃうのよぉ……ッン」
「だって清は男だって言うんだろ?俺に男をこんな風に責め立てる趣味はないよ」
「じゃ帰るな。無理やり変なことやって悪かったな」
双葉は身なりを整え外へ出ようとした。
0062名無しさん@ピンキー2017/07/03(月) 00:19:36.30ID:XeAEWQ7f
(13)
(ちがう…そうじゃない…私は気持ちよくなりたいのに)
「やぁっ、待ってフーくん!」
「ん?どうした?」
「待って……私女の子だからぁ……認めるからぁ……だから、だからぁ」
「だから?」
「えっとぉ……その…ね…」
もじもじとして固まってしまう清のもとに双葉が寄っていく。
「………」
「そんなこと恥ずかしくて言えないよぉ……あぁん」
「言わないんだったら何もしてあげないよ」スカートの上から清のチンコを触るかどうかのところで刺激する。
(もう駄目ぇ……我慢できないのっ❤️)
「わらひ……きよッンしはぁ……エッチでかわいいくてぇ……無理やりセックスされるのが大好きなぁぁ……ひぃん❤️……女の子でぇ……フーくんのぉぉ❤️彼女でぇすぅぅ❤️」
完璧に堕ちた瞬間だった。
セリフそのものは双葉が言わせたものだが紛れもなく清の本心からの言葉だった。
「よくできました」ナデナデ
「えへへ〜」
大好きな双葉に頭を撫でられてご満悦な様子の清。
「それじゃ俺の方も気持ちよくしてくれよ」
双葉はズボンとパンツを脱ぎ捨てると自分の性器を清の目の前に突き出した。
「やっぱりフーくんのおおきいなぁ❤️」
側から見るとクリトリスをビンビンに勃起させよだれを垂らしている女性器にしか見えないのだが2人にはあるはずのない男性器が見えているようだった。
「いただきまーす❤️」
清はそういうと勃起したクリトリスの辺りにしゃぶりついた。
ちゅぱっ…ズズッ…ぴちゃぴちゃ…
双葉のおちんちんを『いつものように』口で責め立てていく。
「んぐぐっ、やっはりふーふんもひゃひたかったんれほ?がまんひる…ッンおいひい❤️」
「こんなにかわいい彼女と一緒なんだから当然だろッン」
「ほろほろひーひ?もうがあんれひなひ❤️」
「わかったよ。横になりな」
「ふぁーい」
0063名無しさん@ピンキー2017/07/03(月) 00:21:08.08ID:XeAEWQ7f
(14)
清が下で、双葉が上。1週間前にシタときは逆だったが今はこれでいい。
「フーくん……きてっ」
「おう」
双葉がゆっくり体を重ねると双葉のチンコがにゅぷぷと音をたて清の膣内〈なか〉に挿入っていく。
「きたぁ❤️はいってくりゅうう❤️あぁぁぁあんっ❤️」
「きもちいいのか!?挿れられてきもちいいのかぁきよしぃ!」
「フーくんっ❤️フーくんっ❤️きもひひいよぉ❤️突いて❤️どんどん突いてぇぇ❤️」
「清の膣内きもちいいぞ!」
「やっらぁぁ❤️フーくんが悦んでくれた……アンッ❤️ひあぁぁん❤️」
「今突いたのが清の子宮口だよ。清の一番奥だよ」
「ひゃああんっ❤️そこらめぇ❤️イクっ❤️イっちゃうの〜❤️」
「イっちゃえよ!女としてイっちゃえよ!!」
「あっっ❤️あぁあん❤️あああっアアんあぁ❤️」
双葉が突き上げた瞬間ビクッビクンと体が大きく震えて嬌声をあげながら清の身体から力が抜けていった。
「何へばってんだよ!俺はまだイってないんだよ」
「わらひラメぇ……❤️イっらばっはりなのぉ❤️おかひふなっひゃうぅ❤️」
「おかしくなっちゃえよっ!」
「ひゃああんっ❤️らめらめらめぇ❤️ヒっらばっはでびんかんなのぉ❤️」
「俺が気持ちよくなりてぇんだよ。黙ってヤられてろよ」
キュン❤️キュン❤️
「くっ……おっ締め付けが強くなったな。こんなこと言われて悦ぶなんてお前やっぱりMだな」
「そぉなのぉぉ❤️きよひはえむれぇエッチなおんなのこなのぉ❤️」
「おぉっ……イキそうな顔してんな!ラストスパートだっ!一緒にイクぞ!」
「アッアッアッアッ❤️もうっイクっ❤️イっちゃうぅぅぅ❤️」
「うっ……俺も……出るっ!」
ビュルッビュルルルッ
「あぁんっ❤️フーくんのがぁああわらひにはいってくりゅうう❤️」
本来なら味わうことのなかった膣内に注ぎ込まれる快感に気絶しそうになりながらもオンナとしての幸せを感じていた。
「気持ちよかったよ清」
「ハァハァ……フーくんが悦んでくれて私も嬉しいよ」
「フーくん、先にシャワー浴びてくるね」
「おう、いってらっしゃい」
クローゼットから着替えを選んで浴室へ向かう清に戸惑いや迷いはなかった。
厳密にいうと「どれにすればフーくんが悦んでくれるかなぁ?」といった実に乙女的な迷いはあったのだが。
清が浴室に入って程なくしてシャワーの音と鼻歌が聞こえてきた。
「キーくん楽しそうだな。あんなにかわいくなってくれるとは思ってなかったけどかわいいんだから問題ないわね。それにしても思いのほかMっ気が強く出たっぽいけどもともとの素質なのかしら?それともやっぱりSとMは紙一重ってことなのかしら。まぁかわいいは正義よね」
「それに、男のセックスも気持ちよかったしキーくんがあの感じならちょっと激しめにしても問題なさそうだから色々仕込んでやらないとな」
ニヒヒッといやらしい笑みを浮かべる双葉もかなり男に染まってきているようだった。
0064名無しさん@ピンキー2017/07/03(月) 00:32:28.51ID:XeAEWQ7f
(15)
「♪〜〜」
双葉の企みなど知る由もない清は先ほどの情事を振り返っていた。
「やっぱりフーくんに抱かれるのは気持ちいいなぁ」
(あっ垂れてきちゃった、もったいない)
股間にできた穴から双葉が出したものが垂れてきてしまったので指で掬って舐めとった。
(うん、おいしっ!)
(それにしてもなんで私は自分のことを男の子だって言ってたんだろ?生まれてこのかた女の子でしかなかったはずなのに)
(たしかに女としては貧相な身体かもしれないけどちゃんと女の子なのになぁ)
(フーくんがかわいいって言ってくれたからいいんだけど)
自己満足に浸りながら使ったこともないクレンジング剤を使ってメイクを落としていく。
一通り洗い終わると乳液や化粧水を使って肌のお手入れをする。お手入れが終わると体を拭きあげてバスタオルを胸元に巻いて浴室を出る。
女の子としての初お風呂だったが所作は完璧だった。
(にしても、フーくんは男の子なのにおっぱい大きくていいなぁ)
(それが原因で弄られることもあるって言ってたけどやっぱり羨ましいなぁ)
(フーくんは小さくてもかわいくていいよって言ってくれてるけどやっぱり大きい方が喜んでくれるよね♪)
(今日もこれ着けて目指せBカップだよ清!)
清は着替えの中からナイトブラを取り出し意気揚々と着け始めた。もちろんカップの中に周りの肉を寄せるようにして。
そういう風に思うこともかけられた魔法の影響だが、続けていればブラをしてなくても微かではあるが膨らんだ状態になるだろう。
パステルカラーのパンティーを履き女の子に人気のブランドフィラート・ペケの部屋着を着る。上はもこもこした生地のパーカーで下は同じ生地のショートパンツ。色も肌触りも清好みでお気に入りだった。
(フーくんにもらったものだしねー♪)
短い髪をドライヤーで丁寧に乾かして清は部屋に戻った。
「おまたせー。フーくんも入る?」
「じゃあお言葉に甘えて」
「着替えどうする?私の方がちょっと大きいからTシャツとかなら着れるかもだけど」
「でも、清の服って少女趣味のもの多いからな〜」
清が風呂に入っている間クローゼットなどをチェックしたがどうも双葉が元々持っていた服より少し年齢低めの少女趣味な服が多いようだった。
「とりあえず何着か見繕って一応置いとくね。気に入らなかったら自分の着てちょうだい。あとTシャツ以外は用意できないからね。フーくんがパンティーを履きたがる変態さんなら別だけど」
清が冗談めかして言うと
「じゃあ俺もパンティー履いちゃおっかなー?」
「えっ!?ホンキで言ってるの?」
「冗談、冗談♪さすがに女の子の下着はかんべん」
「もぅ〜ビックリさせないでよね」
「じゃあお風呂もらうね〜」
「いってらっしゃい」
0066名無しさん@ピンキー2017/07/03(月) 22:52:49.98ID:9NMPvle1
とりあえずノクターンに途中まで投稿してきました。
タイトルは「暗闇の先は幸せ?」にしてます。

基本的にはこのスレ優先で投稿していくつもりです。
全部終わったらpixivにも上げます。
0069名無しさん@ピンキー2017/07/04(火) 20:56:36.97ID:ZJqUTo7j
(16)
(フィラペケ着てるキーくんもかわいかったなぁ。それにしてもおっぱい何も感じなくなっちゃったな)
揉んだり乳首を摘んでみても快感は特になくただ胸を触ってるだけとしか感じない。
(キーくんおぶった時もあまり重く感じなかったし体はちゃんと男の子してるんだよなぁ)
事の顛末を知っている双葉は女としての自我も保っているし口調なんかも自由に変えられるが、肉体的にはしっかりと影響を受けているようだった。
ささっとシャワーを浴び、脱衣所に出るとTシャツが2枚置かれていた。
(どっちもシンプルではあるけど両方ともレディース物ね)
どちらも無地のシャツではあったが肩幅が狭く首の開きが広め、くびれもあり丈も少し長めとほぼ間違いなくレディース物である。それに色が淡めのピンクとイエロー。メンズ物にはあまりない色ではある。それに……
(あら、かわいらしい跡もついちゃってる♪)
胸元には清のささやかな膨らみの跡がついていた。せ
(せっかく用意してくれたんだし着てあげようか)
片方を選んで着てみると肩周りが少し窮屈に感じた。
(あれ?体は変わってないはずなのに?)
元々清の方が少し身長が高いぐらいで男と女なのにあまりスタイルが変わらなかった2人。(もちろんくびれの有無や胸などの違いはあったが)
魔法の影響でそういう風に感じるようになっていた。
実際にはぴったりサイズなのだが他人から見ると男性が無理してレディース物を着ているような違和感を感じるし、着ている本人も若干窮屈に感じる。
反対に清が今の双葉の服を来た時はブカブカに感じるようになっている。
見た目は何も変わっていないのに感じ方を操作できてしまう魔法に双葉も感嘆した。
0070名無しさん@ピンキー2017/07/04(火) 20:56:54.58ID:ZJqUTo7j
(17)
Tシャツ以外は元々の服を着なおしてリビングに戻ると清がベットの上でうつらうつらしていた。
「あーフーくんおかえり〜。私のTシャツ着たんだね〜」
「うんありがと。でもやっぱりちょっとキツイな」
「う〜んなんか変な感じするね〜」
「清、もう眠いんだろ。寝てていいよ」
「せっかくフーくんが来てるのに〜」
「今日色々あって疲れてるんだからもう寝なさい。明日から学校なんだし」
「でも〜」
うつらうつらとしながら首を横に振っていやいやと駄々をこねる清。
「俺も今日は楽しかったし(いろんな意味でね♪)そろそろねむたいの」
「むーわかった〜。じゃあ」
と言って清は自分の隣をポンポンと叩く。
「はいはいわかったよ」
双葉は清のベットに入って横になる。
「ん、フーくんあったか〜い」
「風呂から出たばっかりだからな」
「今日も楽しかったよ♪ありがとねフーくん」
「俺もだよ」
「じゃあおやすみ。最後にさ、ん」
目を瞑ってキスを求めてくる。おやすみのキスってやつだろう。
「おやすみ、ん」
清はキスから程なくしてすうすうとかわいらしい寝息を立てていた。
(それにしても見事に女の子ね。元々の私なんかより断然女の子してるわよ。)
2人がかけられた魔法は厳密に言うと2人の立場をそのまま入れ替えた訳ではなく、それぞれが逆の性で生まれていたらというところがベースになった入れ替えなので性格などが若干異なってくるのも当然だった。
(こんなかわいい彼女ができたんだ。明日からが楽しみだ)
これからの日常に期待をしながら双葉も眠りについた。
0071名無しさん@ピンキー2017/07/04(火) 20:58:14.39ID:ZJqUTo7j
(18)
「フーくん、そろそろ起きた方がいいんじゃないの〜?」
ゆさゆさと双葉を揺さぶって起こそうとする清。
「うーん後5分〜」
「そんなベタなこと言ってないで早く起きなよ〜。せっかくお味噌汁も卵焼きも作ったのに食べる時間なくなるよ〜」
「ごめんなさい!起きます!たべたいです!!」
ガバッと勢いよく起きる双葉に対し
「よろしい」
満足気な清。
(包丁も握ったこともなかったキーくんがね〜変わるもんね〜)
そんな清はメイクもバッチリで着替えも済んでいた。
グレーのパーカーにデニムのホットパンツ。脚は厚めの黒のストッキングに包まれている。
「今日もかわいいね」
「なにおっさんみたいなこと言ってるのよ。ありがと!」
「さっ、食べよ食べよ。ごはんよそうね」
テーブルの上にご飯、卵焼き、納豆、味噌汁が並べられる。
「「いただきまーす」」
「おっ、味噌汁美味しいじゃん!インスタントじゃないよね?」
「もちろん!さすがに出汁からは時間ないから出汁入りの味噌だけど喜んでくれて良かったよ〜」
わちゃわちゃと話を続けながら10分程で食事を済ませ家を出る準備をする。
「俺一旦家に帰んなきゃいけないけど清は先に学校行っとく?」
「私もフーくんと一緒に行くよー。それでも間に合うし。あとさー、服はそのまま家にかえるの?」
「そういえばそうか。まぁ上着着てれば見えないだろうしこのまま家に帰って着替えるよ。今度洗濯して返すね」
「じゃあ昨日着てたのはウチで洗濯しとくね」
「ありがと」
清の家を出て双葉の家までの道中、
「ちょっとフーくん、はやいよー」
「あぁ、ごめんごめん」
筋力が上がった影響か無意識のうちに双葉の歩調が速くなっていたようだ。
(この辺も男になった影響かね。いつも通りのつもりだったけど速くなっちゃってたか)
0072名無しさん@ピンキー2017/07/04(火) 20:59:06.41ID:ZJqUTo7j
(19)
そんなこんなで双葉の家に寄ってからそのまま大学へと向かって行く。
その道中スタイルがよく胸もかなりのものを持ったキャリアウーマン風の女性とすれ違った。
あんなデカイと肩こり凄そうだなーと双葉が思っていると、
「フーくん、今の人見てたでしょ。やっぱりおっぱい大きい方がいいんでしょ。私のなんかじゃ満足できないんでしょ」
ジトーっと効果音がつきそうな目つきで双葉を見る不機嫌そうな清。
『嫉妬』どちらの漢字にも女偏のつく実に女性的な感情だ。男が嫉妬しないわけではないけど…
「ち、違う。あれだけでけぇと肩凝るんだろうなぁと思って」
「ふーん。どうせ私には縁のない話ですよーだ」
「ほんとだって。俺はどんな女が相手でも清が一番だから」
「そこまで言うなら信じてあげる。私といるときに他の人見ないでね!特におっぱい大きい人!」
「はいはい、すみませんでした」

大学に着くと2人の少し前には麻子と光一が寄り添って歩いていた。
「あっ、こーちゃんと麻子君だ。おーい!こーちゃーん」
「きーちゃんおはよ〜。双葉君もおはよ〜」
「おはよう!今日もラブラブだな」
「えへへーいいでしょー」
嬉しかったのかドヤ顔で麻子に抱きつく光一。
呼び方でわかるようにこちらのカップルも立場が入れ替わったようだが、そんなことには誰も気がついてはいない。この事態を仕組んだ双葉と麻子以外は。
他愛もない会話を広げながら校舎の中に入ると
「フーくん、麻子君、先に教室行ってて。トイレ行ってくる」
「わたしも〜」
と言って2人はトイレの方に向かって行く。
「じゃあ僕たちはいつものとこに座ってるね」
「はーい」
そう言って女の子2人はトイレの中に消えていった。それが女子トイレなのは言うまでもない。
0073名無しさん@ピンキー2017/07/04(火) 20:59:54.47ID:ZJqUTo7j
(20)
「こーちゃんさ、昨日あの後どうだった?」
「それが途中から記憶が曖昧で気がついたら家にいたんだよ。なんか倒れたらしくて麻子くんがおぶって連れて帰ってくれたんだって」
「麻子君けっこう小さいのに力持ちだね。やっぱり男の子だね」
「そういえば私も昨日そんな感じになっちゃったな。なんだったんだろうねあのイベント」
「でもその後で〜麻子くんに抱いてもらっちゃった♪」
「道理でそんなつやっつやしてるのね」
「そういうきーちゃんもでしょ?」
「まぁね。なんかいつもより気持ちよかった気がするのよねぇ」
「あーわたしもわたしも。麻子くんもいつもより激しくてこんなに気持ちよくなったのはじめてって感じだった」
「相性抜群って言ってたもんね」
「そっ、麻子くんさいこーなんだから♪きーちゃんにだって譲ってあげないからね〜」
「私のフーくんの方がさいこーだよ♪」
こうしてガールズトークは続いていった。
お互いに惚気すぎて遅刻しかけたのはご愛嬌だ。
その頃男2人はというと
「それにしてもあんなにうまくいくなんてね」
「わたしもびっくりだったよ。光一くんもすんごいかわいくなっちゃったし、わたしも光一くん抱え上げれるくらい力持ちになったし」
「あーそれびっくりだよね。見た目全然変わってないのになんか力がみなぎってくる感じ」
「それにベッドの上の光一くんすごかったんだよ〜。わたしなんか目じゃないくらいのドMになっちゃって、あんなの見せられたら責めたくなるっての」
「うちのキーくんもすごかったよ。もう乱れまくっちゃって。かわいかったなー」
「清くんにあんなに不満タラタラだったのによく持ち直したね」
「なんか女の子になったキーくん見てたら愛おしく思えてきてね、守ってあげないと!って」
「まぁわたしたちと別れて普通の男とってのもあれだしね。まぁ本人の意識が女の子なら気になんないかもだけど」
「今のところキーくんを譲る気ないから大丈夫。それにもっとかわいく変えてやろうって気になってきたし。普段もベッドの上でも」
「わたしも責め方勉強しないとな〜。けっこう強めにしないと満足しなくなっちゃいそうだし」
「私にもいつか教えてね。キーくんも意外とMっ気あったみたいだから」
「はぁ思い出したら勃ってきちゃった。そろそろ来るだろうし。口調変えとくか」
「そうだな」
時間ギリギリになって駆け込んで来た清と光一に近くにいた他の友達がおはよーと声をかけていく。
男装女子が2人に女装男子が2人。あべこべになったカップルに違和感を感じるものはいなかった。
0074名無しさん@ピンキー2017/07/04(火) 21:05:32.91ID:ZJqUTo7j
以上で終了となります。
拙い部分ばかりで楽しんでいただけたかわかりませんが、少しでもこのスレの賑わいになればいいなぁと思っています。

それにしてもエロシーンって難しいですね。喘ぎ声とかホントにこれでいいんだろうかと…

一応新しいネタも思いついてるんで書き上げきったら今度は短めにまとめて投稿しようと思います。
0076名無しさん@ピンキー2017/07/06(木) 01:48:48.99ID:xfWF/prV
>>75
ありがとうございます。
一応書き終わりましたがあんまり1人で続けるのもなんなので少し間を空けてから載せようと思います。


それにしてもなろうのアクセス解析見るの楽しいですね。
テープ時代のAVで前の人がどこでイッたのかわかるみたいなことができるのがいい。
0077名無しさん@ピンキー2017/07/06(木) 23:52:19.01ID:/SjmKm/4
立場が逆転それどころか前より差が開いちゃってるみたいな感じがすごくいい
0078名無しさん@ピンキー2017/07/14(金) 21:11:49.61ID:zz27e7NV
おむつの取れない3歳ぐらいの女の子と立場交換して「お兄ちゃん」にお世話してもらいたい
0079名無しさん@ピンキー2017/07/14(金) 23:10:22.81ID:wvKpgSfo
それでは前に言ってた短編をあげていこうと思います
今度は特にエロシーンはありません。
時事ネタで思いつきのままに書いたのでだいぶとっ散らかってると思います
タイトルは『あなたの一票お大事に』です

>>77
ありがとうございます
単なる交換じゃなくて変化にした狙いがそこだったので、狙いが伝わってるみたいで嬉しいです
0080名無しさん@ピンキー2017/07/14(金) 23:11:09.54ID:wvKpgSfo
『あなたの一票お大事に』
20××年、国連で重大な決定がなされた。
『次に行われる各国の国政選挙で全有権者における投票率が80%を下回った場合、国連への拠出金を増額する』

これは全世界的に投票率の低下が見られ政治への関心が薄まってきている状態が長く続いたことを問題視した国連事務総長が提案したことになっているがこれはあくまでも表の理由。

本当の理由は経済大国であるにも関わらず拠出金の減額を宣言した国が出たことによりそれに続けと減らす国が続出したことへの腹いせだが、本当の理由など庶民に伝わらないのが世の常である。

また、上の決定は我が国においては官房長官の記者会見によって発表されたが、実は国連の発表とは少し違うものになっていた。
実際は『次に行われる各国の国政選挙で全有権者における投票率が80%を下回った場合、その国の国会議員の議員報酬を一部カットしその分を国連への拠出金にあて、拠出金を増額する』というものであった。
つまり政府は、実際には自分達の懐が痛むだけであるにも関わらずその部分を隠し、あたかも国民に負担が及ぶかのように改竄していた。
0081名無しさん@ピンキー2017/07/14(金) 23:11:57.05ID:wvKpgSfo
その後あらゆる手を尽くしたが、発表から4年が経った段階で地方自治体の選挙で70%を割ることの方が多かった。

これに酷く頭を悩ました国会はある法案を提出した。
それは『選挙権を行使しなかった場合に罰則を与える』というものであった。
真の国連発表を知る議員達は全会一致でこの法案を通した。ペナルティーの内容に関しては一切の告知がなされなかった。

そうして行われた国政選挙はペナルティーの内容がわからない不安からか投票率は97%を記録した。

残りの3%へのペナルティーは結局発表されないまま特に報道もされなかった。
されなかったというよりはしなかったという方が正しいのだが。要は金を摑まされたというわけだ。
方法はどうであれメディアに出てこないものは忘れられる。これもまた世の常である。

が、もちろん法を破った者へのペナルティーは発動していた。

今回はそんな人達のお話。
0082名無しさん@ピンキー2017/07/14(金) 23:13:51.00ID:wvKpgSfo
ケース1 谷原公人 48歳 会社員 の場合
選挙から1週間経った日曜日。休みを家で満喫しているとチャイムがなった。一緒に暮らす妻が外出していることを思い出し玄関を開けるとスーツを着て妙にニコニコしている若い女とがっしりとした警察官が立っていた。
若い女が谷原の顔を確認すると口を開いた。
「谷原公人さんでお間違いないですね?」
「はい、そうですが…」
谷原が怪訝そうな顔で2人を見ていると警察官が谷原の前に立ち手錠を取り出すと、
「谷原公人、国政選挙法違反の罪で逮捕する」
谷原の両手首には手錠が嵌められていた。

「はぁ!?逮捕ってなんだよ!?」
ため息をつきながら若い女が質問をする。
「谷原さん、あなた投票にいきませんでしたよね?」
「ていうか、警察はともかくあんたはなんなんだよ」
「申し遅れました、わたくしは内閣府特務班の白雪小梅と申します。今回の選挙で選挙権を行使しなかった方へのペナルティーの通達に参りました」
「して谷原さん、先ほどの質問にお答えいただけますか?」
「その日は得意先とゴルフの予定だったんだ。行ってない。それがなんだってんだ!?」

「ほうほう、当日は予定があっていけなかったと。期日前投票には行かれなかったんですね」
「仕事してるんだ。行ってる暇なんてない」
「一応今回は公示の日からいつでも行けるようにしてたんですがねぇ」
「そんなこと知るか!それに俺は今まで一度も投票なんて行ったことないんだ!政治家なんて信用してないからな」
「左様でございますか。これはかなり深刻ですねぇ」
「何がだよ!?というかはやく手錠を外せよ!」
谷原は今にも暴れ出しそうであったが手錠に繋がれた紐を警察官が握っており何かをしようとすればすぐに抑えられてしまうのは明白であった。
0083名無しさん@ピンキー2017/07/14(金) 23:14:28.54ID:wvKpgSfo
それでは、と白雪が切り出した。
「今回のペナルティーをご説明いたします。谷原さんにはこれから選挙権を行使する重要性を時間をかけて学んでいただきます」
「さっきも言ったが仕事があるんだ。お前らにやる時間なんかないぞ」
「ご心配なさらず。これから暫く仕事をする必要なくなりますから」
「は?」
困惑する谷原をよそに白雪は笑みを崩さず続ける。

「谷原さんは選挙権を得てから一度も行使をしていませんね。それも自分勝手な理由で。なので選挙の大事さを時間をかけて学んでもらうためにこれから幼稚園の年中さんになってもらいます」
「何を言いだすかと思えば、からかっているのなら他所へ行ってくれないか」
「まぁ、論より証拠です。じゃいきますよ」
そう言い白雪が指を鳴らすと辺りが眩い光に包まれた。
0084名無しさん@ピンキー2017/07/14(金) 23:15:46.06ID:wvKpgSfo
光が収まると先程と同じようにニコニコ顔の白雪が立っていた。
(何しやがったんだ、くそアマ!)
谷原は怒りをぶつけようとした。
「ねーねーいまのなーに?おねーちゃん」
が口から出た言葉は全く違うモノに変えられていた。
自分の口から出た言葉にギョッとしていると
「これで処置は完了いたしました。こっちばかり見ていないで自分の姿を確認してみてはいかがですか?」

谷原は下を向くと年の割には引き締まっていてゴルフによって日焼けした体に、ピンクのヒラヒラとした小さな女の子が着るようなワンピースを着せられていた。
(なんだこの格好は!?俺は男だぞ!)
「あれ?なんでわたしおんなのこのふくきてるの?」
「さっきも言ったけど谷原さんには年中さんになってもらいました。なのでその年頃の子が着てて普通のものを着てるだけですよ。女の子になってるのは総理の趣味です♪」
「今の谷原さんは体は元のままですが立場は4歳の女の子です。なのでそんな格好してても誰にも変態扱いされることはないので安心してくださいね」

「谷原さんの自意識は自覚を促すためあえて残していますが、立場に合わせて喋り方や知識なども弄っているので同年代の女の子としゃべっててもボロがでないですし、同年代の女の子が知らないことは一切思い出せません」
「最初のうちは思ったことが口に出ずもどかしいかもしれませんがそのうち口調も一致してくると思うので慣れますよ」

「身体能力も4歳の女の子と同じぐらいになってます。一応これから重ねる年齢が元の年齢に追いつくまでは老化はしないので安心してください」

「谷原さんの戸籍ですが、谷原さんの娘さんの子どもということになっています。この後世界をそういう風に書き換えるので心配なさらずに」

「何か質問はありますか?」
その問いに谷原は何も答えられなかった。
「それでは、谷原さん。しっかり選挙のことをお勉強して、ちゃーんと選挙権を使える大人になってくださいね」
パチンと指を鳴らすとまた眩い光に包まれた。
0085名無しさん@ピンキー2017/07/14(金) 23:16:38.33ID:wvKpgSfo
目を覚ますと変わらずニコニコ顔の白雪がそこに立っていた。
抗議のために飛びかかろうとすると後ろから鋭い声が飛んできた。
「こらキミちゃん!勝手に外に出ちゃダメでしょ!」
振り返ると娘の由美が怒りの表情を浮かべていた。
(由美!こいつらが俺を呼び出してわけのわからないことを言ってるんだ!)
と、言おうとしたが、
「ママ、ごめんなさい。でもね、でもね、このおねーちゃんがあそんでくれたの!」
思いとは裏腹に喜びを伝えてしまう。
(なんで由美のことをママなんて…)

谷原が呆然としていると、
「申し訳ございません。公人がご迷惑をおかけしませんでしたか?」
「いえいえとんでもない。とてもかわいらしい娘さんと遊べてなんだか元気になりましたよ」
「それじゃあ公人ちゃん。お母さんの言うことよ〜く聞いていい子にしててね。ばいばーい」
「おねーちゃんありがとう!ばいばーい」
大きく手を振って白雪と警察官を見送る谷原。
そんな谷原を見て由美は
「優しいおねーちゃんで良かったけどわるーい人もいっぱいいるから勝手に外に出ちゃダメよ。キミちゃんはいい子だからママと約束できるよね?」
と投げかける。
「うん!わたしいいこだもん!」
屈託のない笑顔で谷原は答えた。

そんな谷原が数十年後、美人女性議員として国政に出て行くのはまた別のお話。
0086名無しさん@ピンキー2017/07/14(金) 23:18:04.95ID:wvKpgSfo
ケース2 久松嘉人 18歳 高校生 の場合

選挙から3日後の放課後、校内のプールで部活に精を出していた嘉人を白雪は訪れていた。
「久松嘉人君ですね?あなたを国政選挙法違反の罪で逮捕します」
すると嘉人は白雪の後ろに控えていた警察官に手錠をかけられてしまった。

「え?なんでですか?ちゃんと投票しましたよ?」
わけがわからないという表情の久松に白雪が投票用紙を突き出した。
「これは久松君の投票用紙なんだけど、小選挙区と比例代表を逆に書いちゃってるのよ」
「で、これは無効票ってことになるので投票したことにならないの」
「なっ!?」

「まぁでも私たちも鬼じゃないわ。初めての選挙でその辺のルールもわかってなかったかもしれないから他の人達に比べると軽めの処置にしてあるわ」
「じゃ、始めるわね」
そう言って白雪が指を鳴らすと辺りが眩い光に包まれた。
0087名無しさん@ピンキー2017/07/14(金) 23:22:30.26ID:wvKpgSfo
めっちゃ半端な所で規制入っちゃいました
すみません

後程全部あげますので少々お待ちを

pixivと今回はエロなしなのでなろうの方にもあげます
0088名無しさん@ピンキー2017/07/15(土) 13:34:06.36ID:AHGZONWN
嘉人が目を開けると体全体に違和感を感じた。
目線を下に向けると太ももの中程から胸のあたりまでが紺色の布に覆われていた。
「なんなんですかこれ!?」
「何ってスクール水着よ。見てわからない?」
きょとんとした顔で答える白雪。

「そんなことを聞いているんじゃないんです!なんで女物なんですか!?」
先程までは男子用の競泳水着を着ていた嘉人はいつの間にか女子用のスクール水着を着させられていた。
恥ずかしそうに自身の体を抱き縮こまる嘉人に白雪が答える。

「そんなに恥ずかしそうにしなくても大丈夫よ。周りには今までと同じ水着姿に見えてるから」
「それって…」
「あなたには一年間あなたが着る服の立場を入れ替えた状態で過ごしてもらうわ。だからあなたの目には女物に写るものが男物で男物に写るものが実際は女物」
「ただし他人が着ている物はあなたの目に写った通りで間違ってないから友達が女装してるのを見るようなことはないわよ」
「どう?理解したかしら?」
「じゃあ今も女装してるわけじゃないんだな?」
「周りから見るとね。でもあなたが着替えをする時はあなたに見えている服の正しい着方をしないと服を着ているとみなされないわ」

「例えば……ビキニを着るとしてね、下の方だけを履いてもそれは水着を着てると認識されず真っ裸で外に出ちゃってることになっちゃうの」
「だからちゃーんと女の子の服装をして過ごしてね♪」
「これで説明は終わり。あなた来年受験でしょ?この恥ずかしさを胸に受験の時には凡ミスしないようにね」
0089名無しさん@ピンキー2017/07/15(土) 13:34:48.75ID:AHGZONWN
「ちょっ…」
何かを言いたそうに呼び止めようとする嘉人を意に介さず白雪は説明を付け加えた。

「そうそう、この後帰る時に制服に着替えると思うんだけどお察しの通りセーラー服になってるわ。それで女の子の服の中で欠かせないものがあるんだけどわかるかしら?」
嘉人が答えられないでいると、
「ブラジャーよ。あなたの体は男の子のままだから必要ないと思うかもしれないけど着けなきゃ着替えは完了しないから気をつけてね」
「そんなものまで着けさせるのか!?」
真っ赤な顔で反論する久松。

「そうでなきゃペナルティーにならないからね。ちなみになんだけど結構かわいらしい服に感じるようになってるわ。これは総理の趣味なんだけど。今の水着が旧スクなのも総理の趣味よ」
「それとね、まだ気づいてないっぽいから言っておくけど、服装に合わせてかわいらしい髪型にしてるから」
と言って差し出された手鏡を覗き込むと、男としては長めだった髪が少し伸びていてうなじのあたりでちょこんと二つ結びにされていた。

「その髪型は私の趣味よ。お風呂の時や寝る時なんかは解くこともできるけど朝起きたら無意識のうちにその髪型にしちゃうから」
「今度こそ本当に終わりよ。それじゃあ一年間頑張ってね〜」
眩い光に包まれたかと思うと白雪は消えていた。
0090名無しさん@ピンキー2017/07/15(土) 13:36:06.84ID:AHGZONWN
「嘉人〜用事終わったか〜」
「ひぃっ」
同じ部活の同級生に急に声をかけられ、こんな格好を見られたくないと身を竦める嘉人。
「何してんのお前?用事終わったんなら練習続けるぞ!」
「な、なぁ俺なんか変なことないか?」
「別に…体調でも悪いの?」
「いやそうじゃないけど…」
「ならつべこべ言わず練習戻るぞ」
強引にプールに連れ戻される。

プールに戻ると他の部員もいたが何も言われることはなく、そのまま練習を終えた。
更衣室に戻ってロッカーを開けるとこの学校のセーラー服が置かれていた。それだけでなくブラジャーやキャミソール、パンティにニーソックスと言った男には縁のないものがびっしりだった。

もちろんそう見えてるだけで実際は元々自分が着ていた学ランやシャツや下着なのだが。
ここまでのことを振り返りさっきの女が言っていたことは全部本当のことなんだろうと諦め着替えを始めた。
髪を解き、スクール水着を脱ぎ捨てる。

タオルで体を拭き上げるとパンティに足を通す。
男物のパンツにはない柔らかな感じと女には付いていないモノを無理やり押し込める感覚に興奮しそうになるが周りの男を見て心を鎮める。

続いてブラジャーを着けようとするが中々ホックが止まらない。
数分かけてホックを止め、キャミソールを着てセーラー服の上を頭から被る。
0091名無しさん@ピンキー2017/07/15(土) 13:37:18.97ID:AHGZONWN
スカートを履くとかなりのミニ丈だった。
「なんかスースーするなぁ。なんでこんなに短いんだよ」
初めてのスカートに心許ない感じがして無意識のうち内股になって内ももをスリスリと擦り合わせていた。
最後にニーソックスを履いて着替えは完了だ。

ドライヤーで髪を乾かすと説明通り無意識のまま髪をくくっていた。しかも先程は部活中のためか黒の目立たないゴムだったのに今度はピンク色の玉が付いたかわいらしさを強調したようなヘアゴムになっていた。
靴もスニーカーからローファーに変えられていたがそんなことに気がつく余裕はもうなかった。

更衣室から出ると他の男子部員に混じって彼女の翼が待っていた。彼女も同じ水泳部所属だ。
「やっと来た〜。よしくんが私より遅いなんて珍しいね」
「こいつ今日なんかおかしいんだよ。変にコソコソしながら着替えててやたら時間かかってたし」
「なんでもないよ。ちょっと考え事してたらボーッとしちゃってた」
「そ、じゃあ帰ろ♪」

嘉人の腕に抱きついてくる翼を見ると今の自分と同じ格好をしている。それなのに誰もそのことに異を唱えない。いっそのことおかしいと、女装だと言ってくれた方がよっぽど気が楽だと思いながら帰路に着いた。
0092名無しさん@ピンキー2017/07/15(土) 13:38:07.19ID:AHGZONWN
家に帰り自分の部屋に入ると朝と同じ部屋だった。
ここまで変えられたわけじゃないのかとホッとしているとベットの上に置かれたピンク色の布が目に入った。

手に取ったそれはふわふわした女性物のパジャマだったがこれに嘉人は見覚えがあった。
去年の翼の誕生日にプレゼントしたものだった。もっとも翼にプレゼントしたのは水色のものだったが。
その後の嘉人の誕生日には男物のパジャマをもらって今朝もそれを着ていた。

「なんでこんなものが……あっ!」
疑問に思っていると一つの答えに行き着いた。
「脱いだのをここに放ってたな……ということはこれはあのパジャマってことか」
せっかく彼女から貰ったものも正しく認識できなくなっていた。

クローゼットを開けると見慣れない女物の服がずらっと並んでいた。それも同年代の女子より少し下の年代で流行っているような服ばかりだった。

タンスを開けても慣れ親しんだ下着はなく、色とりどりのブラジャーやパンティが並んでいた。
0093名無しさん@ピンキー2017/07/15(土) 13:39:05.83ID:AHGZONWN
一年後、白雪は嘉人に課せられた罰を解きに嘉人の元を訪れていた。
「やぁ久松くん。久しぶりね。電話した通り罰を解きに来たわよ」
「お久しぶりです」
「今、大学生だっけ?」
「はい、あの時までケアレスミスで点数落とすことが多かったんですけど、あれから気をつけるようになって志望校にも合格できました」

「それなら罰を与えてよかったわ」
「じゃあ罰を解くわね」
パチンと音が鳴ると光が嘉人を襲う。
光が収まると自分の姿を確認する嘉人だったが何か落ち着かない様子。
「これちゃんと男物なんですよね?女装させられてないですよね?」
「問題ないわよ。あなたはこれまでも女装してないしこれからもそんなことはないわ。安心しなさい」
「ならいいんですけど……」
「もし何かあったら電話してね」

名刺を残して白雪は帰ってしまった。
久しぶりに男物を着ていることを認識した嘉人は少し恥ずかしくなってしまいその日は大学を早退した。
0094名無しさん@ピンキー2017/07/15(土) 13:40:44.72ID:AHGZONWN
2日後、嘉人は白雪に電話をかけていた。
「はい、内閣府特務班、白雪です」
「白雪さん、久松です!あの……お願いしたいことがあるんですが」
「………」
「ふんふん、わかったわ。その場合戻せなくなるけどいいのかしら」
「かまいません。もう耐えられないんです」
「わかったわ。それじゃあ今からそっちに行くから待ってて」
(それにしてもこう変化するものなのね)
嘉人からの要望はこうだ。
一年間女物を着て生活をしていたため認識を戻された今、男物を着ている事に違和感を感じている。ブラジャーを着けていないと不安になる。こんな格好で外に出られないから戻してほしい。

(せっかくだから嘉人くんの認識を変えずに普通に女装させて、その上でそれが問題ないことにしてあげよう)
思ってもいない変化だったが今後の参考にしようと切り替えて嘉人の元へ車を走らせた。
0095名無しさん@ピンキー2017/07/15(土) 13:44:53.97ID:AHGZONWN
とりあえずここまでです
ケース2に関しては立場交換と言っていいのかもよくわからないですが…

オムニバス形式にしましたが既にネタ切れです

完全に立場を変えるのは既にやったので一部だけ変えるのを作ろうと思ったんですが、中々難しいですね

思いついたらまたあげます
0097名無しさん@ピンキー2017/07/15(土) 18:01:26.24ID:CpI1rH7g
若者の投票率を上げるために投票しなかった若者と投票率の高い高齢者を立場交換
0098名無しさん@ピンキー2017/07/16(日) 00:45:30.99ID:kMlmG63i
>>95
乙でした。1つめの話のほうが特に好き。
また新しいのを思い付いたら、ぜひお願いします。
0100名無しさん@ピンキー2017/07/16(日) 13:59:19.89ID:oXMyqY3W
>>97さんので一つ思いついたので書いてみました
またしても前置きが長いですがご容赦ください
あと深夜のテンションで思いつくままに書いたのでエロシーンありになってます

それでは次から始めます
おそらくまた規制にかかると思うので止まってしまったら少しお待ちください
0101名無しさん@ピンキー2017/07/16(日) 14:00:07.29ID:oXMyqY3W
ケース3 山田大翔・佐藤玲愛 19歳 大学生 の場合

選挙から5日後の昼下がり、白雪は大学近くのファミレスを訪れていた。
店内をキョロキョロと見渡すとほかの客の迷惑も顧みず大きな声で話しているカップルを見つけ、二人に寄っていく。

白雪「すみません、山田大翔君と佐藤玲愛さんですね?」
急に話しかけられ迷惑そうな感じで白雪の方を見る二人。
大翔「そーっすけどなんすか」
玲愛「玲愛たちになんのよう?」
白雪「突然申し訳ございません。私、内閣府特務班の白雪小梅と申します」
白雪「あなた方にお話ししなければならないことがあって来ました。ここのお代は私が持ちますので外でお話しさせていただいてもよろしいですか?」
まぁ払ってくれるならと、渋々店を出る二人。

白雪に着いていき駐車場に停められた大型のバンに乗り込むと、急に白雪がキリっとした表情に変わる。
白雪「あなたたちを国政選挙法違反の罪で逮捕します」
そう言うと車の外に控えていた警察官が二人に手錠をかけていく。
訳が分からないという表情で白雪を見ていた二人が手錠をかけられた途端キレはじめた。

大翔「はぁ!?逮捕ってなんだよ!!俺らなんもしてねーだろーが!はやくコレ外せよ!」
玲愛「そーよ!玲愛たち別に悪いことなんてしてねーし!!」
大きな声で怒鳴り続ける二人に白雪はやれやれといった表情で話し始めた。

白雪「この間の日曜何があったか知ってる?」
大翔「さぁ?何かあったっけか?」
玲愛「しらなーい」
白雪「はぁ。本当に大学生なのか疑いたくなりますね」
大翔「なんだよ、急に来て失礼なことまで言いやがって」
怒っている大翔を意にも介さず白雪は話を続ける。
0102名無しさん@ピンキー2017/07/16(日) 14:01:24.72ID:oXMyqY3W
白雪「衆議院議員総選挙があったのよ。学校で絶対に投票に行くようにって話があったでしょ?それに毎日ニュースとかでもやってたし」
大翔「そんなこと知らねーよ!学校なんて気が向いたときに行ってるだけだしニュースとかおもしろくねーから見ねえし」
玲愛「そーそー、玲愛たちバカだから授業行ってもよくわかんないし友達に会いに学校行ってるだけだし」
白雪「まったく……これだから金持ちのボンボンは……」
白雪のボヤキは二人の耳には届かなかったようだ。
白雪「じゃあ投票に行かなきゃ罪に問われることも知らなかったのね」
大翔「なんだよそれ。そんな法律きいたことねーし」
白雪「まぁいいわ。知らなくてもペナルティはちゃんと受けてもらうから」

白雪がお願いします、と声をかけると後ろの席と仕切っていたカーテンが開いた。
カーテンの向こうには優しそうな老夫婦がいた。
白雪「あなた方にはこちらの江藤夫妻、江藤努さんと江藤礼子さんと立場を入れ替えて生活をしていただきます」
白雪が言うなり、大翔と玲愛は顔を合わせて笑い出した。
大翔「何言ってんだこいつwww意味わかんねーww」
玲愛「おねーさん頭おかしいんじゃない?だいじょうぶ〜?www」
大翔「だいたい立場を入れ替えてってなんだよwww俺がこのじじいになるってのか?ww」

白雪は真顔を崩さず答える。
白雪「言葉のまんまです。あなた方とこちらのご夫妻の立場を入れ替えて、あなた方には老夫婦として生活を送っていただきます」
白雪「体が入れ替わったりするわけではないのでご安心ください。とはいっても65歳の立場になりますので身体能力は落ちますが」
白雪「まぁあなたたちの頭じゃ口で言ってもわからないだろうからやっちゃうわね」
大翔「ちょっと待t」
二人がストップをかける間もなく、白雪が指を鳴らすとあたりが白い光に包まれた。
0103名無しさん@ピンキー2017/07/16(日) 14:02:24.24ID:oXMyqY3W
光が収まり目を開けると二人につけられた手錠は外されていた。
が、そんなことが気にならないような異常事態だった。
大翔「おい!なんだよこれは!」
玲愛「ヒロトどうしたの〜?ってなにそれおばさんみたいな格好じゃんだっせーw」
大翔「うるせー!お前もおっさんみたいになってんぞ」
玲愛「うわっ、なにこれちょーだっせーしなんかくせー」

クラブ通いする人たちに人気なブランドの服でコーディネートしていた大翔の服は、お世辞にもおしゃれとは言えない典型的なおばさんファッションになっていた。
対する玲愛はこってこてのギャルファッションから野暮ったいセーターにスラックス、といったこれまたお世辞にもおしゃれとは言えない格好になっていた。

大翔「それになんか膝とかいろんなところが痛くないか?それに胸のあたりが重たいというか」
玲愛「わかるー。でも、玲愛は胸の重さは軽くなった気がするけどなんか全身が重いって感じがする」

白雪「その服は先ほどまであのご夫婦、江藤さんが着ていたものです。とはいってもサイズが異なるので若干変わってはいますが」
白雪「体の感覚に関しては後程説明いたします」
大翔「それはわかった。じゃあなんで俺が女の恰好してんだよ!?俺は男だぞ!」
白雪「本来なら男女そのままで入れ替えてもペナルティとしては成立するんですが、総理のご意向でこういう形にさせていただきました」
玲愛「なにそれ〜。総理って変態なの?」
白雪「そこに関しては否定できませんね。もともとTS好きだったのが変にこじらせたみたいで……余計な話をしてしまいましたね。忘れてください」
0104名無しさん@ピンキー2017/07/16(日) 14:10:46.07ID:oXMyqY3W
一方の老夫婦、江藤夫妻はこちらも男女入れ替わった格好をしていたが、こちらはそのまま服を入れ替えたわけではなく好青年と清楚な女性といった出で立ちに変わっていた。
これはそのままのファッションで入れ替えてしまうのはかわいそうだと白雪が判断したためだった。

白雪「それでは今回の入れ替わりについて説明させていただきます。先ほども申しあげたとおり皆さんの立場を入れ替えさせていただきました。入れ替わったのは立場だけで見た目の変化はありません。が、立場が変わったことによる身体能力の下落、上昇があります」
白雪「今回こういう形で入れ替えたのは二つ理由があります。まずは若者の投票率上昇を狙ったからです。立場を交換したことで江藤さんご夫妻が選挙に行かなくなってしまっては意味がなくなるので知性などはいじっておりません」
白雪「山田君、佐藤さんも選挙に行ってもらわなければならないので少しだけ知性をアップしています。といってもそんなに頭がよくなったわけではないのでご了承ください」

白雪「もう一つは江藤さんご夫婦はお二人とも大学に行きたかったが家庭の事情等で行くことができないまま定年を迎え、大学に通えなかったことを非常に後悔していたからです。
そこで親の金で大学に行きながら全く授業にも出ず時間を浪費するあなた方と立場を交換することによって大学生活を送ってもらおうとこの交換を実行しました」
白雪「ちなみにそれぞれ男女が入れ替わってるのは総理の趣味です。すみません」

抗議を差し挟む間もなく白雪が説明を続ける。
白雪「次に先ほど山田君、佐藤さんがおっしゃっていた体の感覚に関してですがこちらも交換させていただいております。なので山田君、佐藤さんは体が重く感じたり節々の痛みが気になると思いますが次第に慣れていきますよ。まぁ痛みがなくなるわけではないですが」
白雪「反対に江藤さん夫妻は体が軽くなってたり力が湧くような感じがあるかと思います。ただ、努さんは女の子の立場になってしまったのでおっぱいの感覚があったり少しパワーダウンしたように感じるかもしれませんが」

礼子「確かにさっきから体が軽いし、パワーがみなぎってくる感じがするわ。それに長年悩まされてた膝の痛みや肩こりがスッキリした感じがする。あなたはどう?」
努「おお、確かに体がずっと軽く感じるな。ここまで軽く感じたのは初めてかもしれん。でも、白雪さんの言うとおり胸のあたりは重いな。これがおっぱいの感覚ってやつなのおか」
0105名無しさん@ピンキー2017/07/16(日) 14:12:37.24ID:oXMyqY3W
白雪「ご満足いただけたようで幸いです。性別が変わってしまったことは本当にすみません」
努「いやいやかまわんよ。折角若返ったんだしまた男として何十年も生きるより女として新しい人生が送れる方が楽しそうだよ」
礼子「大学に行ったとしてもまた同じような人生を送っちゃたら飽きちゃいそうだしね」
三人が和やかに話しているとしびれを切らした大翔が突っかかってきた。

大翔「おっさんたちはそれでいいかもしれねーけど俺らはこんなになるなんてマジ勘弁なんだけど」
玲愛「そんな人たちのことなんて知らないわよ。はやく戻しなさいよ!」
するとにこやかに話していた白雪の表情が一気に冷たいものに変わった。
白雪「あなたたちは罰を受けなければならない犯罪者。一方江藤さんは自分の身を差し出してくれた協力者よ。
あなたたちがいい思いできるわけがないじゃない」
白雪「まぁ一ついいことがあるわよ。あなたたちは一度も働くことがなく年金生活を過ごすことができるわよ。なんの苦労もせずセカンドライフに突入できるなんてとてもラッキーじゃない」

冷酷な白雪の目に気圧された二人は押し黙ってしまった。
白雪「もういいかしら?説明を続けるわね」
白雪「次は口調についてです。一応全員にそれぞれの立場にふさわしいしゃべり方ができるようにしております。
それを意図的に切り替えることができるので適宜状況に応じたしゃべり方をしていただければと思います。まぁ元のしゃべり方だと人前で不自由すると思うので普段からしゃべり方を変えて慣れることをおすすめします」
白雪「ただし、江藤さん夫妻に関しては、新しい立場のパーソナリティをそのまま当てはめてしまうとあまりよろしくない言動をさせてしまうことになるので、
一般的な男子大学生、女子大生の口調をできるようにしています」
白雪「交友関係なども併せて修正をしております。どういう関係だったかは勝手に思い出せるようにしているのでご安心ください」
0108名無しさん@ピンキー2017/07/17(月) 23:53:52.81ID:/4Sg0HRf
3%が処罰対象って300万人前後いるんだよね
300万人の立場を好きに変更なり交換できるって凄い事ができそう
0109名無しさん@ピンキー2017/07/18(火) 03:14:15.69ID:eWp0i7Jr
>>108
適当に数字決めてたからそのへん全然考えてなかったけどこうやって数字が出てくるともう少しいろいろできそうな感じがしますね
現状引き出しが全然ないんでなかなか難しいですが・・・

それでは次から再開します
全部乗っけれるかわかんないですがいけるとこまでいきます
0110名無しさん@ピンキー2017/07/18(火) 03:16:11.95ID:eWp0i7Jr
白雪「最後に、軽くではありますが趣味や嗜好を変えております。とはいっても人格形成に影響を及ぼすようなものではありません。
なんとなくこれが好きだったような気がする程度のものです」
白雪「以上で説明は終了です。この後私が指を鳴らすとそれ以降あなた方は他人から新しい立場として見られるようになりますので、
振る舞いには気を付けてくださいね。
特に佐藤さんは元の立場での知り合いを見つけたからと声をかけないように。
最悪不審者として通報されかねませんので」
玲愛「あぁ、はい」
もはや耳に届いてたのかすらも怪しい腑抜けた感じの答えだった。
白雪「それではよい人生を!」
パチンと指がなり再び光に包まれた。

光が収まり目を開けると先ほどまで乗っていた車は消え、一緒に乗っていたはずの人たちもいなくなっていた。
大翔「とりあえず…帰るか」
玲愛「そうだね…」
重くなって思うように動かなくなってしまった体でとぼとぼと大翔の家に向かった。

大翔「やっと着いた…」
二人で息を切らしながらようやく帰り着いたと思って顔を上げると来たこともない一軒家の前にいた。
表札には『江藤』の文字が刻まれていた。
大翔「あれ?なんでだ?家に帰ってたはずなのに…」
玲愛「もしかしてさ、新しい立場に合った家に帰って来ちゃったってことなんじゃない?」
そういわれて一人暮らしをしていた部屋への道を思い出そうとしたが全く思い出せなくなっていた。
0111名無しさん@ピンキー2017/07/18(火) 03:17:22.40ID:eWp0i7Jr
いくらやっても無理だったので諦めて目の前の新しい我が家に入ることにした。
リビングのソファに座ってみたがどうにも落ち着かない。そわそわしていると玲愛が口を開いた。
玲愛「それにしてもヒロト、ダサい格好にされちゃったね。でもなんか似合ってる感じもしちゃうんだよねえ」
大翔「見んなよ、恥ずかしいだろ」
と言って体を捩りながら恥ずかしそうにしている大翔を見て急に玲愛が立ち上がった。
玲愛(なんだろう、恥ずかしがってるヒロトがすっごくエロく感じる)

玲愛は気づくと大翔のことを抱きしめてお尻を撫でまわしていた。
玲愛「なぁ最近ご無沙汰だったし、いいだろう」
大翔「おい、玲愛、どうしたんだよ!?」
急に様子が変わった玲愛を引き離そうとするが力では全くかなわず玲愛の腕の中でもがくのが精いっぱいだった。
しかし大翔の抵抗に気付いた玲愛は、ハッとした表情を浮かべ大翔を離した。
玲愛「ごめん。しおらしくしてるヒロト見てたらなんか急にムラッとしちゃっていつの間にか…」
大翔「しっかりしろよ。ちょっと汗かいて気持ち悪いからシャワー浴びてくるな」

大翔はそう言って浴室に向かった。
玲愛はその後ろ姿を見て先ほどの行いに自己嫌悪するとともにまたしても劣情を抱いてしまっていた。

脱衣所に着いた大翔は1枚ずつ服を脱いでいく。
締め付けられる感覚でなんとなくわかってはいたがブラジャーもしっかり着けられていた。
そのブラジャーを外すと解放感とともに胸が下に引っ張られるような感覚になった。
(これが年を取って垂れたおっぱいの感覚なんだろうか?)
初めての感覚に苛まれながらシャワーを浴びた。肌に水が当たる感覚は心なしかいつもより弱いように感じた。

浴室から出て体を拭きあげてそのまま脱衣所を出ようとしたら急に羞恥心が襲ってきて扉の先に足を踏み出せなかった。
そこで腰回りにタオルを巻いてみたがそれでも羞恥心は拭えず
苦肉の策として胸の上のあたりから全身を隠すようにタオルを巻いたらようやく恥ずかしさが消え外に出ることができた。
(くそぅ、男なのになんでこんな・・・)
0112名無しさん@ピンキー2017/07/18(火) 03:18:27.54ID:eWp0i7Jr
脱衣所を出てタオルを巻いた格好のままリビングを通り着替えのある寝室へ向かう大翔。
悔しさに唇を噛みながら寝室へ歩いて行った大翔は、玲愛がぎらついた目で見つめていることに気が付いていなかった。

寝室に入り箪笥から見たこともない着替えを選んでいると背後からガチャリと音がした。
大翔「玲愛もシャワー浴びてくるのっん!」
聞きながら振り返ると急に唇を奪われた。
舌を入れてこようとする玲愛に抵抗をしようとするが
後頭部を押さえられた手を振りほどくことができず口の中への侵入を許してしまう。

長く情熱的な口づけが終わるころには大翔の方からも舌を絡めていて、二人が離れたときには間に糸が引かれていた。
玲愛の目はぎらぎらとした雄の目に変わっていて、大翔の目はとろんとしていた。
大翔「きゃっ…」
大翔が拒否する間もなくすぐ隣のベッドに押し倒されその上に玲愛がまたがる。

押し倒した時に巻いていたタオルがはだけ、むき出しになった大翔の体は今までと何も変わらないのに玲愛の目にはとても魅力的に扇情的に思えた。
玲愛「ヒロトの体、とってもきれいだ」
そう言うとふくらみの無い胸にしゃぶりついた。
大翔は今まで味わったことのない気持ちよさを感じつつ、
人が変わったように襲い掛かってくる玲愛に若干の恐怖を覚えていた。

大翔「ちょっ……っん、れあ……ん!やめっ」
玲愛「ふーん、やめてもいいんだー?ここはこんなになってるのに」
玲愛がギンギンにいきり立った大翔の棒をいじるとくちゅり、という音ともにとてつもない快感が押し寄せた。
大翔「ひゃぅぅん!なにこれ……こんなの……ひぅっん!はじめて……」
玲愛「口では嫌って言っててもこっちは受け入れ準備できてんじゃねえか」

しばらく胸と股間への責めを受け続けていると急に舌と手の動きがが止まった。
大翔「あれ……なんで……」
玲愛「ちょっと服脱ぐから待ってろ」
生まれたままの姿になった玲愛を見て大翔は逞しいと感じていた。
未知の快感を受け続け大翔はもう自分が男だという自覚が薄れかかっていた。
0113名無しさん@ピンキー2017/07/18(火) 03:19:38.26ID:eWp0i7Jr
服を脱いだ玲愛がのっしのっしと近づいてくると顔の上にまたがってきた。
玲愛「舐めてくれ」
大翔「はい」
大翔も拒否する気はさらさらなかった。
玲愛「うおっ……ヒロトいいぞ……もっと吸ってくれ」
大翔「ふぁい」
ずぞぞぞ、と音を立て玲愛の秘所を責めたてていく。

玲愛「うーん、気持ちいいけどいまいち勃ちが悪いな」
ちょっと待ってろと言うと玲愛が箪笥の中からあるものを取り出した。
大翔「あなた、それは?」
玲愛「あぁバイアグラだよ。恥ずかしくて隠してたんだけどこんなんじゃヒロトを満足させられないと思ってな」

玲愛「おぉ、キタキタ」
そう言う玲愛の秘裂からはだらりと蜜が溢れだしていた。
玲愛「もういっぺん舐めてくれ」
大翔「ふぁい」
言うが早いか玲愛の秘所を舐めはじめていた。
玲愛「うぉおん、ヒロトいいぞ!」
大翔「あなはのこほもおいひいわよ」
玲愛「かわいいこと言ってくれるじゃねえか」
玲愛が指先で大翔の乳首をこねくり回すと
大翔「ひゃぁん!あぁん!」
嬌声を上げる大翔。
0114名無しさん@ピンキー2017/07/18(火) 03:20:21.27ID:eWp0i7Jr
そんな前戯を終え大翔のへそのあたりにまたがる玲愛。
玲愛「それじゃあいくからな」
大翔「んぅぅっん!!あぁぁん!!」
にゅぷぷ、と音を立て大翔の男根が玲愛の割れ目に飲み込まれていく。
画面だけ見ると騎乗位の男女に見えるかもしれないがこの二人にとってはこれが正常位。
それも挿れるのが見た目は女の玲愛で、挿れられるのが見た目は男の大翔。
これが二人にとっての正しい愛の形だった。

大翔「ひぅぅん!!あぁん!んあぁぁっん!!」
玲愛が腰を振るたびに強烈な快感に襲われ、おなかの奥がきゅんきゅんとして快感が高まっていく。
大翔「いぃん!すごいっ……っん……きもひいいっん!!」
玲愛「俺もっ……いいぞ!ヒロトの膣内最高だ!!」
大翔の怒張が玲愛の奥に当たるたびに支配欲が高まり、組み敷いている大翔のことが愛らしくなる。

大翔「あなたっ……ん!わたし……わたし……もう……っん!」
玲愛「俺も……もう出そうだっ……イクぞ!」
大翔「いいわ!キテぇ!」
玲愛のグラインドが激しくなり大翔も腰を浮かせて突き立てる。
大翔「あっ!あっ!あんっ!!イクイクイクー!」
玲愛「うおおっ!ヒロト!出すぞ!!」
大翔「あぁぁぁぁん!なかにでてるぅぅぅぅ!!」
大翔の怒張から精が解き放たれ、玲愛の女陰から白濁した液体が隙間を縫って吹き出す。

大翔が男根をずるりと抜くと、玲愛の秘裂からどろりと白濁液が漏れだす。
大翔「いっぱいでたわね♪お掃除するわね」
そう言うと横になっていた玲愛の股間に顔をうずめ舐め始めた。
玲愛「おぉ、ありがとう」
きれいに舐めあげると満足した表情で大翔が玲愛の横に来る。

そんな大翔を玲愛は腕枕で受け入れる。
玲愛「ご無沙汰だったけどやっぱりヒロトは最高だったよ」
大翔「あなたのもとってもよかったわよ」

その光景はギャルカップルのそれではなく仲睦まじい老夫婦がいるだけだった。
0115名無しさん@ピンキー2017/07/18(火) 03:22:44.52ID:eWp0i7Jr
数年後
大翔「あなたー、そろそろ行くわよー」
玲愛「おぉちょっと待ってくれ。選挙の通知はがきは持ったよな?」
大翔「えぇ、あなたの分も持ってるわ」
玲愛「じゃあ行くか」

立場を交換されてその日のうちに男女の情事を済ませたあと。
二人ともに異性のふるまいを見せたことへの気恥ずかしさからぎくしゃくしていたが、
そのうちに新しい立場が板についてきて今ではご近所でも有名なラブラブ老夫婦になっていた。
そして二人ともに仕事から引退した立場であったので日中することといえば
新聞を読んだり、ニュースやワイドショーを見ることだった。
また、病院に通うことも多くなり常連の間での話には政治のことも含まれるので自然と知識も身について行った。
そうして立場を入れ替えられてから初めての国政選挙を迎えた。
手をつないで会場に向かう道中、コンビニにの前で屯しているギャル風のファッションに身を包んだカップルを見つけた。
玲愛「これ君たち。年はいくつかな?」
彼氏「19だけどなんだよおっさん」
大翔「投票には行ったの?」
彼女「いくわけねーじゃんあんなのw」

大翔「おせっかいだとは思うけど行っといたほうがいいわよ〜。
じゃないと逮捕されて大変な目にあっちゃうんだから。ねぇあなた」
玲愛「そうだぞ!まぁ私たちのように乗り越える気概があるなら構わんがな」
たわわに膨らんだ胸を張りながら大翔を抱き寄せる。
彼女「げぇ逮捕だって」
彼氏「さすがに前科着くのは勘弁だわ。行っとくか」
玲愛「おお、そうしなさい」

カップルと別れて再び投票所へ向かう。
大翔「いいことしちゃったわね」
玲愛「俺らみたいになるのもかわいそうだしな。それにこの国の為なんだし」
大翔「わたしは別に後悔してないんだけどねぇ」
寄り添って歩く二人を見て道行く人たちはあんな夫婦になりたいなぁと思うのであった。








ちょっとだけ番外編

元大翔の家、現礼子の家にて
礼子「あらあなた、とってもかわいいわよ」
努「お前もとっても凛々しく見えるぞ」
そういいながら唇をついばむようなキスをする。
礼子「抱いてもいい?」
努「初めてだから……やさしくしてね」
礼子「もちろんだよ」

このあと滅茶苦茶セックスした。
0116名無しさん@ピンキー2017/07/18(火) 03:36:05.82ID:eWp0i7Jr
以上で終了です。
老夫婦の設定なので少し古風なというか官能小説にありそうな単語を使いながらエロシーンを書いてみました。
まぁ文庫本とかでちゃんと読んだことはないのであくまでイメージですが。

苦労パートも書こうかと思ったんですがいまいち筆が進まなかったのでなしにしました。
大学生に変わった方もあまり差をつけれないと判断したので軽く触るだけにさせていただきました。

>>97さんの書き込みで底辺大学の一クラスと老人会との時間をかけた集団交換なんかも考えたんですが
今の実力じゃ無理だと思ったのでこんな形にしました
>>97さんの思っていたようになったかはわかりませんが読んでいてくれればなぁと思います。

まだ書き始めてませんが次は台本形式でかなり短めにやってみようと思ってます。

それまでに書いてくれる人が一人でも増えたらなぁなんて
0117名無しさん@ピンキー2017/07/18(火) 06:52:11.48ID:Q/rAiR+p
乙です!
適当な思い付きで書き込んだものがこんな素敵なSSになるとは
0118名無しさん@ピンキー2017/07/18(火) 10:41:08.10ID:55+XBMdX
選挙に行って元老夫婦とばったり再会して話し込んだりするところも見たい
0119名無しさん@ピンキー2017/07/18(火) 11:40:34.92ID:eWp0i7Jr
>>117
ありがとうございます!
ご満足いただけたようで安心しました

>>118
いいアイデアをいただいたのでpixivの方で加筆して載せさせていただきました
ぜひpixivの方もご覧ください
0120名無しさん@ピンキー2017/07/19(水) 02:20:59.99ID:sn8Uw06v
ttps://www.youtube.com/watch?v=Jz8JNxBCFUc

見た目は立場変化みたいな感じ
英語わからんので詳細はわからんが
0121名無しさん@ピンキー2017/07/19(水) 09:15:58.17ID:iRAE6AQB
無期限のカールが最初の日にデニスを怒らせた後、彼女は彼女を1人に変えることで女の子のように見せます。
学校で新しい女の子のCarlieのためにSergeが落ちるのはずっと前であり、解決策を見つけるためにPorterに圧力がかかっています。
彼はDeniseをDennyに変えて彼女に自分の薬の味を与えているが、CarlieとDennyが完璧な日付を持つための唯一の方法だ。

英語わからないんでとりあえずあらすじをグーグル翻訳に突っ込んでみた
「女の子のように見せます」
ここをどう捉えるかだな
このスレでの観点なら立場変化とも取れるけど、
おっぱいがあるように見せてたから元の少年をベースに女に見えるように女体化させただけとも取れる

仮に立場変化ネタなんだとしたらイギリスは進んでんな
さすが紳士の国
0122名無しさん@ピンキー2017/07/19(水) 17:29:13.56ID:TOR9rmFp
ttps://www.youtube.com/watch?v=Q1zH5CLT210

これはこのスレ的にもバッチリ該当だと思う
ちなみに、イギリス制作w
0123名無しさん@ピンキー2017/07/19(水) 21:58:25.03ID:iRAE6AQB
イギリス始まってんな

常々思うけどこのジャンルで漫画でもゲームでもAVでもいいからSS以外の形で何かモノが出ればもう少し興味を持つ人が増えるかなと

貞操逆転ものもあの同人が出てから一気に拡大した感あるしあべこべや普通のtsものはAVにもあるし
やっぱり視覚的に分かりやすいのがないと流行らないな

pixivでぎうさんがいくつか書いてくれてるけど他にも出てきたらいいんだけどなぁ
0124名無しさん@ピンキー2017/07/26(水) 16:34:16.30ID:51UUSRdT
新しいの書いたんでまたあげていきます

今回のはまだ書き終わってないので少し間が空くかもしれませんができているとこまでとりあえずあげます

選挙ネタのやつもネタ自体は思いついてるんですが他にも書いてる途中のがあるのでそれが終わったら書き始めようと思います

いつものごとく途中で規制かかると思うのでご理解を

それでは次のレスから始めます
タイトルは『うまい話にゃ裏がある』です
よろしくお願いします
0125名無しさん@ピンキー2017/07/26(水) 16:36:09.86ID:51UUSRdT
金原「部長、お疲れ様です。お先に失礼します」
部長「おぉ、お疲れ」
仕事を終えオフィスを後にすると後輩の鈴木が追いかけて来た。
鈴木「せんぱーい、今日飲みに行きませんか?」
金原「すまん、今月厳しくてな。また今度な」
鈴木「今日は僕が奢りますよ。ちょっとした臨時収入があったんで」
金原「いやでも、後輩に出させる訳には…」
鈴木「お子さんが中学生になってからお小遣い厳しいんですよね?今まで奢ってもらってたお礼に一回ぐらいはいいじゃないですか?ね?」
金原「うーん、そこまで言うなら」

近くの飲み屋に入って飲み始めると久しぶりに外で飲んだせいか話も酒もとにかく弾んだ。
だいぶ酔いが回ったところで鈴木に臨時収入のことを聞いてみた。
鈴木「いやぁ僕も最近結婚して、そしたら意外とお金かかるっていうか、遊ぶのにお金使いづらくなってきまして、そしたらいいバイト見つけたんですよ」
金原「バイト?」
うちの会社は一応副業自由ということになってはいるのでバイトするのも問題はない。めったにする奴いないけど。

鈴木「しかも、3時間で3万稼げるんですよ」
金原「お前それ変なことに巻き込まれたりしてないだろうなぁ?」
鈴木「見ての通り現状なんにもなってないですよ。まぁ僕が始めたのもほんの少し前ですし、そんなに頻繁には行ってないですしね」
鈴木「なんなら紹介しましょうか?誰でも出来ることですし」
金原「本当か?危険なこととかないんだよな?」
鈴木「もちろんです。仮に危険だとしてそんなこと先輩に勧めませんよ」

鈴木「それじゃあウェブから応募する形になるんでアドレス送りますね」
金原「これにアクセスしたらいいんだな」
鈴木「はい!」
送られてきたアドレスをタップしたところで眠気が襲ってきた。

その後、眠気と戦いながら鈴木からバイトについて説明を受けながら登録をした気がするがあまり覚えていない。
気がつくと自宅のベッドの上だった。
体を起こすとそれに気づいたのか隣で寝ていた妻の香織も目を覚ました。
0126名無しさん@ピンキー2017/07/26(水) 16:37:08.03ID:51UUSRdT
香織「パパ、起きたの?」
金原「あぁ、いつの間に家に」
香織「昨晩鈴木さんって方が家まで連れて帰って来てくれましたよ」
金原「潰れちゃってたか」
香織「ちゃんとお礼言っときなさいよ」
金原「あぁ分かってるよ」
香織「じゃあまだ早いから私は寝るね」
金原「おやすみ」
と言い、眠りにつく香織の口元にキスをする。
付き合った当初から香織は必ずおやすみのキスを求めて来ていて、結婚して十何年も経つが未だに続けている。

スーツのままで寝ていたのでリビングで着替えようとするとポケットに入れていたスマホのランプが点滅しているのに気づいた。
確認すると《登録完了のお知らせ》という件名のメールが届いていた。
着替えながらメールを開いてみる。

『この度は《おしゃべりサポートtisipoon change》へのご登録ありがとうございました。
下記アドレスにアクセスし、出勤希望日の登録をお願いします。

我々は好きなタイミングで働いてもらうことを信念としています。
出勤希望を出していても都合が合わない際は当日キャンセルも可能ですので安心して希望をお出しください。

株式会社 Exchange』

最初はスパムメールかとも思ったが昨夜の事を思い出し、サイトにアクセスする。

飛ばされたサイトにはカレンダーが表示されていて日付をタップするとその日の何時から何時まで出勤を希望するかを選択できるようになっていた。
早速入力しようかと思ったが酔っ払っていたせいか鈴木の説明を思い出せなかったので仕事内容を確認することにした。
0127名無しさん@ピンキー2017/07/26(水) 16:37:48.73ID:51UUSRdT
金原「へー、客と話をするだけでいいのか」
サイトによると、基本的には客と一緒に話をする。ただそれだけでいいとのこと。
原則1日3時間で日当3万円。
客からオーダーがあって都合が合えば残業になり残業手当も支給される。
また、指名の場合日当アップや客からオプション利用があった場合も手当が支給されるらしい。

ただし、一度出勤すると3日は出勤不可になるらしい。
少し疑問には思ったがそれ以上においしすぎる条件に疑問もどこかへ行ってしまった。

金原(伊達に10年以上営業やってきてねぇんだ。3時間話をするだけでこんなに貰えるなら迷うことねぇだろ)
そうして今月分の希望を出すとすぐに返信が来た。
『希望日のご登録ありがとうございました。
ご希望いただいた時間の30分前までに下記住所にお越しください。
また、初回のみ業務内容等の説明がありますので1時間前には到着するようお願いします。

東京都○○区△△□□–□××ビル5F

万が一都合が合わなくなった場合下記アドレスまでご連絡ください。
時間変更等もこちらのアドレスで受け付けております。
○○×@exchange.co.jp

株式会社 Exchange』

記載された住所は会社のすぐ近くだった。
初出勤は2日後、月曜の出勤後だ。
これで抑圧された生活に潤いが出るぞとウキウキしながら眠りについた。
0128名無しさん@ピンキー2017/07/26(水) 16:38:30.65ID:51UUSRdT
そして迎えた月曜日。
これからの期待と若干の緊張で仕事は少し上の空だったが定時に仕事を終え指定された場所へ向かう。
香織には残業すると伝えているので時間を気にする必要はない。

会社を出て程なくして到着したのは綺麗なオフィスビルだった。
エレベーターに乗って5階に行くと《株式会社 Exchange》と書かれた看板がかかった扉があった。

ノックして中へ入るとタイトスカートから伸びた足と笑顔が眩しい美女が出迎えてくれた。
金原「この間バイトの登録をしてここに来るように言われたんですが」
美女「かしこまりました。お名前をお伺いしてよろしいですか?」
金原「金原と申します」
美女「金原様ですね。かしこまりました。こちらへどうぞ」
と応接室のような場所へ通された。
美女「担当の者を呼んで参りますのでこちらで少々お待ちください。お待ちの間こちらをどうぞ」
と言ってコーヒーを出してくれた。

コーヒーを飲みながら待っていると頭がボーッとしてきた。
金原(昨日あまり寝付けなかったからかなぁ?)
なんて思っていると俺より少し若い20代後半ぐらいのイケメンが入ってきた。
「すみません、お待たせしました。担当の佐藤と申します。よろしくお願いします」
依然頭はボーッとしたままだが立ち上がって挨拶をする。
金原「金原と申します。よろしくお願いします」

佐藤「それでは早速説明をしていきたいと思いますが、大丈夫ですか?随分とお疲れのようですが」
金原「えぇ、さっきから急に頭がボーッとしてしまいまして……」
佐藤「それでしたら一旦仮眠をとられてはいかがですか?仮眠室も用意しておりますので」
金原「いえ、大丈夫です。来て早々そんな失礼なことできませんし」
佐藤「ですがその状態で説明をして話を聞いてなかったと言われても困りますので」
佐藤「それにこの会社は誰よりもうちで働いてくれる人を大事にしています。今は働く側でもいつかお客様になるやもしれません。できるだけ嫌な気分になる可能性を減らしたいのです」

佐藤の真剣な眼差しで本当に従業員を大事に思っていることが伝わってきた。
金原「わかりました。それではお言葉に甘えて」
佐藤「それでは仮眠室にご案内しますね」

連れて行かれた部屋には2つのベッドが置かれていた。
佐藤「では、こちらでお休みください。30分程度で起こしに参ります」
金原「こんなことしてもらってすみません」
佐藤「いえ、お気になさらず。ゆっくりお休みになってください」
そう言って扉の向こうに消えていく佐藤の口角がニヤリと上がっていたのは金原には見えなかった。
0129名無しさん@ピンキー2017/07/26(水) 16:39:27.67ID:51UUSRdT
佐藤「金原ちゃん、金原ちゃん。そろそろ起きましょうか」
金原「ふわぁー、もう30分ですか?」
佐藤「少し早かったでしょうか?」
金原「いえ、だいぶ頭がスッキリしてきました。ありがとうございます」
高級ホテルのようなふかふかのベッドですぐに眠ってしまったがその甲斐あってか頭はスッキリとしていた。
もう少し寝ていたかったのも事実だがいつまでもこんなことしていてはさすがに失礼だ。

佐藤「それは良かったです。それでは説明に移りたいと思います。そのままで聞いていただいて結構ですよ」
佐藤「まずサイトでもご確認いただいたと思いますが、業務内容としては登録いただいているお客様と原則3時間お話をしていただきます」
佐藤「その際こちらの制服を着ていただきます」
と言って佐藤が取り出したのはセーラー服だった。
佐藤「ちなみに制服はこれだけではなくいろんなものをご用意しております。お客様のご要望や特に希望がなければ金原さんのその日の気分でお選びいただけます」
佐藤「ここまでは大丈夫ですか?」
金原「はい、大丈夫です」

佐藤「出勤日はこちらに30分前までに来ていただいて着替えやメイク等をしてお客様との待ち合わせ場所に向かっていただきます。
集合場所が遠い場合はこちらで車を手配いたしますのでご安心ください。
遠いと言っても都内ですので」
佐藤「そしてお客様と合流していただいて3時間デートをしていただきます。デート中は基本的にお客様がリードしてくれますので心配することはありませんよ」
佐藤「3時間後、メールで終了連絡をしてこちらに戻って来ていただいて着替えをし、その日の日当を支払って終了となります」
佐藤「ここまででご質問はありますか?」
金原「いえ、特にありません」

佐藤「では続けますね。残業についてですが、3時間をオーバーした場合日当を時給換算した金額の1.25倍を分刻みで計算し加算させていただきます」
佐藤「ちなみに時間の都合で延長が不可能な場合は拒否していただいて構いません。お客様へもルールはお伝えしていますので。
逆に時間に余裕がある場合は午後11時までにこちらに戻って来ていただければその間は自由に延長可能ですので、稼ぎたい時なんかは金原ちゃんから延長を誘い出すこともできます」
0130名無しさん@ピンキー2017/07/26(水) 16:43:16.02ID:51UUSRdT
半端なところで規制なっちゃいました、すみません

もう1レスでキリがよかったんですが…

また出直してきます
0133名無しさん@ピンキー2017/07/27(木) 18:41:23.81ID:+6hyN/KV
佐藤「最後にオプションですが、お客様のご指名で日当+5,000円、お触りで+5,000円、
キス+7,000円、フェラ+10,000円、クンニ+10,000円、シックスティーナイン+15,000円、
本番行為は+20,000円となっていますので、お客様に気に入ってもらえるように頑張ってくださいね。
もちろん嫌だったら拒否することもできますので」
金原「え?本番って?」
佐藤「わかりやすいように言うとSEXですね」

金原(あれ?なにかおかしくないか?3時間話をすればいいはずだったよな?なんでセーラー服なんだ?それにデート?どういうことなんだ)
頭を抱え考えこんでいると佐藤が声をかけてきた。
佐藤「金原ちゃん?大丈夫?」
金原(いやどう考えてもおかしいことだらけだろ?いい年したおっさんがセーラー服着てデートだと?絶対におかしい)

金原「すみません、やっぱりこの話は無かったことにしてください」
ベッドから出てドアの方へ向かうが佐藤に腕を掴まれてしまった。
その力はすらっとした見た目とは裏腹にとても強く全く抵抗ができずにベッドに戻されてしまった。
金原「何をするんですか!?帰してください」
佐藤「はぁ〜術が解けちゃったか」
金原「術ってなんですか!?帰してくれないと警察に通報しますよ」
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