【スカトロ】排泄系妄想廃棄所16【汚物】 [無断転載禁止]©bbspink.com
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他スレで日ごろ迫害されがちなスカトロ系の妄想ネタやSSなどを吐き出すスレです。
版権物の二次パロ、非版権物のオリジナル、いずれも歓迎です。
ネタはライトな便意我慢やトイレ覗きから、ディープな飲尿吐瀉食糞塗便まで、
女性キャラの排泄関連をテーマとしていれば大小上下固形液ガス問いません。
ふと思いついた一行ネタから、貼るに貼れずお蔵入りしていた長編SSまで、
巧拙に関わりなく、形式その他なんでもありで参りましょう。
sage推奨。紳士はこういう時sageるものです。
■前スレ
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1451123134/ 〜カルベアスの街・公園の小さなトイレ前〜
「さーてと、次はここかね。」
防水性の作業着を着て、腰にツールポケットをつけた男。
彼の名はエルローニア。
この街のトイレ事情を社長と共に担っている。
今日は毎日の仕事の一つ、トイレ掃除だ。
文字通り街のトイレを周り、別ルートを回っている社長と一緒に掃除していくのだが人手不足と、
エルフのトイレは色々と凄いので朝始めると終わるのが午後になる。
やはりというか、誰もやりたがらない仕事。だが、彼は不満など一つも持っていなかった。
この公園のトイレは、男子トイレと女子トイレに便器が1つずつと、女子トイレ側に小さな器具庫。
彼はまず男子トイレの掃除から始める。
だが、この街に男は数えるくらいしかいないので、滅多に使われない。
そもそも男子トイレすらなく、男女共用の所が多い。
このトイレの便器と床と壁は、自動浄化機構が備わっているので、ほぼ手を加える必要が無い。
風で入ってくる砂埃や、雨の日の靴の泥。跳ねたおしっこの飛沫や、滅多に無いが飛び散った下痢の液体まで。
数時間たてば染み一つ無く消える。少ない人数で掃除が終わるのもこのおかげだ。
何でも、エルフ達の排泄物に含まれる微弱な魔力に反応してるんだとか。
この技術は牧畜のカバーにも使われている、と聞いた事がある。詳しくは知らないけど。
ならば何故、自動で綺麗になるのなら掃除するのかと言うと。
「まあ、やっぱりあるよな。」
男子トイレの個室、和式便器には、大きなウンコが横たわっていた。
一目でエルフ達の物だとわかるサイズ。そもそも男にこんなのは無理だ。
そう、彼の仕事は彼女達がしたうんこの後片付けである。
軽い汚れならまだしも、彼女達の大便に自動浄化が勝てるはずもないので…
…なぜ男子トイレにエルフの大便があるのか?
主に"エルフ達が"男子トイレを利用するのだ。
しかもわざわざ探して、狙い撃ちで出しに来る。
社長曰く、「エルフが男子トイレでするのは、いけない場所でしている背徳感がそそる」と言っていた。
やけに詳しいけど体験談ですか、と聞いたら赤い顔でそっぽを向いて「エル君の馬鹿」と言われたけど。
他にも、エルフのカップルが色々と致すスポットにもなっているとか。
女子トイレが空いていない時も使うらしいし、実質男子トイレはエルフ達が使う第二のトイレと化している。
(…まあ、気持ちはわからんでもないけどさ。)
勿体無い、という気持ちを抑えながら水流のレバーを引く。もちろん"大"の方向に。
激しい水の音と共に、ほんのり冷めたエルフのウンコがゆっくり押し流され……
うん、ギリギリ流れた。つまりこれをしたエルフは、流さずに放置していったのだろう。
(後で社長のウンコ使わせてもらおう……)
そんな事を考えながら、細かいチェックをし、男子トイレを後にする。
彼女達はトイレ自体は綺麗に扱うので、掃除する身としては助かる。
……大きすぎて流れない・そもそも流さない、以外は。 手洗い場のセンサーやペーパーの予備など、細かいチェックを終える。
次は女子トイレ。清掃中の立て札をかけて個室に入ると、置き土産の大便こそ無かったが、ペーパーが切れている。
器具庫に予備を取りに個室の隣の器具庫に入ると――
〜同時刻・公園〜
「はっ、はっ、はっ、はっ。」
公園の池の周りをランニングしている背の高いエルフが一人。
彼女はジーリン。背もかなり高く、スポーツをやっているアスリート。
だがその体はトレーニングによって引き締まっている。
燃えるような赤い髪。エルフの美しさには似合わない野暮ったいジャージに身を包み、
その下から主張する、100センチ超えの巨大なバスト。
そう、彼女は「色々と」でかい女性なのである。
口調も「オレ」で性格も男勝りの為、イケメン扱いされて女性からよく言い寄られる。
(うぐ…ウンコ、出そうだ……。)
ランニング中の彼女に芽生えた、小さな便意。だが。
(まだノルマ終わってないし、後でいいか。)
彼女は便意より、目の前のタスクを優先してしまった。これが後に大変な事になるとも知らずに。
この池の周りは、丁度250メートル。便意を感じてから2週ほど走った後。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はあぁっ。」
ぷっ、ぷすっ、ぶぅっ、ぶぶっ!
彼女の吐息は明らかに乱れ、お尻からは走りながら小さなオナラが連続して出ている。
近くまで降りてきている大便を、走る事で上下に揺さぶっているのだから無理も無い。
何故途中でトイレに行かないのか、彼女には自分で決めた制約があった。
それは、「トレーニング中は絶対に中断しない」という取り決めである。
ジーリンは今までそうやってきたことで、自分がここまで来れた、という誇りみたいな物を持っている。
ここでこの決まりを破るような精神力では、試合をした所で勝てない、という思い込みでもあるのだが。
「あと、50メートルっ……!」
ブブブっ、ブスーッ!
オナラが大きくなる。大便がそこまで降りてきている事を主張している。
そしてお腹を押さえながら走り、とうとうゴールを超える。
ボフッ、バスッ、バフッ!!
ゴールした安堵感からか、一際大きなオナラを出す。
(よ、よしっ…!これでトイレに…!)
もうウンコは肛門の口をノックしている。そしてトイレの方向を見ると。
(大体80メートルくらいか…)
「……行くしかねえかっ!」
この状況で更に走るのは、かなりリスクが大きい。
だが、ゆっくり行っているほどの余裕も無い。
スポーツマンとしての経験からか、トイレまでの大体の距離はわかる。
そしてこの思い切りの良さも、ライバル達と競ってきた結果か。
彼女はさっきまでのランニングとは比べ物にならない速さで、トイレに一直線に駆け出した。 ジーリンの脚力があれば、トイレには数秒で着ける。
「よし、間に合った…っ!」
もうウンコが出る5秒前、といった感じか。
ジーリンには確信があった。このウンコ、月に1、2回ある凄まじいやつだ、と。
飛び込むように女子トイレに駆け込み、そして個室へ――
だが、彼女が得た希望は一瞬で絶望に変わった。
個室のドアにかけられた文字。
「そんな、清掃、中……!?」
その無慈悲な3文字に、彼女は絶望するしかなかった。
その時。
「トイレなら使えます、入って大丈夫です!」
個室の隣の器具庫から、男の声がした。清掃員、そっちにいたのか。
あと5秒あったなら、それは救いの言葉になっただろう。だが。
「ああ、清掃員、もう、ダメだ…!」
ジーリンの肛門は、走ってきた事によってもう限界だった。
…もう、大便が肛門をこじ開けて先端を出している。
…もう、便器まで間に合わない。
「…すまねぇ。」
そんな懺悔の言葉を、器具庫にいる男に投げかける。
これから自分のうんこの後始末をさせる男に。
これから自分のウンコを全て床にぶちまけるのに。
彼がそこにいるのに、ジャージと同時にパンツをずり下げ、トイレの床に両手と膝をつけ、四つんばいの姿勢。
大便が、尻肉をこじ開ける。
あと一歩届かなかった、薄壁一枚挟んだ便器の前で。
声が、勝手に上がる。開放感、罪悪感、背徳感、そして快感が混ざった声が。
「あっ、ああっ、あああっ………!」
ぶりゅぅっ、ブリュリュリュリュリュリューーッ!
パンツを下ろしてから、1秒も経たなかった。
ウンコが、勝手に出てくる。止まらない。
パツパツに広がったアナルから、一本の繋がった極太うんこが。
さながら、肛門から生える茶色い尻尾のよう。
体の大きなジーリンは、アスリートでもある。
カロリーの消費も激しく、1日に6食ほど、それも一度に何杯も食べることもある。
そして野菜も、彼女は良い野菜、としか思っていないがエルフのした肥料で育てた物を食べているので…。
それでも太らないのは、彼女の体質か、運動の成果か。少なくとも胸は成長しているが。
そんなだからウンコの量もとてつもなく、6、70センチ級が頻繁に出る。
ぶっといのは言うまでも無い。 「ああ、やっぱり、これっ…!」
大便を産んでいる彼女の確信は、正しかった。
いつもより…太い。
いつもより…長い。
いつもより…重い。
今まで何本も何本も出してきた経験が、彼女に告げる。
(2本分、だっ………!)
いつものうんこも勿論大きい。だけど、月に1、2回ほど、もっと出る時がある。
そう、あろうことか、2本の大便が彼女の中で繋がってしまうのだ。…元から規格外に大きいのに。
こうなった大便は間違いなく便器から溢れ、そのトイレは確実に使い物にならなくなる。
少しすつ出せば、とは勿論考えた。だが、肛門で噛み千切れるようなウンコなら彼女は苦労していない。
放物線を描いて床にぶちまけられ、のたうち回る大蛇。
便器に出すよりはむしろ床に出したほうがいいのではないか、そんな事すら考えてしまう。
いつもは便器に出せないからと、LLサイズのペットシートに出し、少しづつ流している。
先に出た自分のうんこを後から出たウンコが押しのける。
そのうち押しても動かなくなり、既に出た一本糞の上に一本糞がのしかかる。
とぐろを巻き、S字を描き、ぐにゅりと曲がり、にゅるにゅるとうねり。
モリモリ、ブリブリと、卑猥な音。
自分の排泄物に体内を撫でられ、肛門をしごかれ、小さなトイレに響く喘ぎ声。
そして彼女の足の間、お尻が向いている先には、肥大化が止まらない大便。
ぶうっ♥ぶぽォッ♥♥
…1メートルは、ゆうに超えている。
いやらしい音と共に、肛門から途切れた大便の後端が勢いよく出る。
このままずっと続くんじゃないかと思われた大便が、やっと止まる。
「あ…はぁぁっ……」
四つんばいのまま、肩で息をする。たぶん今までで一番いっぱい出た。
「ああ…スッキリしたぁ…♥」
蕩けた声で、小さく呟く。正直言って、便器を気にせず思いっきりぶっぱなすのはとても気持ちがよかった。
そしてその姿勢から何とか立ち上がり、おそるおそる後ろを見る。
「うわぁ……。」
それしか、言葉が出てこない。
(そういや、昨日も一昨日も出してなかったもんなぁ…)
自分がしたとは信じたくない、凄まじい量の、太くてたくましいうんこの山。だが、一番恐ろしいのは。
「これ、全部繋がってるんだよなぁ…」
そう、このうんこ、途切れていない肉厚の一本糞なのだ。
こんなぶっといウンコ。それも、メートル級。
胃腸の強さには自信があったが、ここまでくるとちょっと怖い。
…どーすんだ、これ。
とりあえずお尻を拭こうと思って個室のドアを開けるが、紙は無い。
どうしたものか、と考えて、器具庫なら予備があるんじゃないか、という結論に至る。
そして躊躇わず、パンツを下げたまま器具庫のドアを開けると。 「………あっ?」
「ど、どーも。」
狭い器具庫にいた彼、清掃員と目が合った。
……時間が、止まったんじゃないかと思った。
お互いに思考がフリーズし、数秒見つめ合う。
………そうだった。こいつ、ここにいたんだった。出してる最中に忘れてた。
さっき、女子トイレは使えるって言ってくれたじゃないか。
「――――――!」
言葉にならない悲鳴を上げたのはどっちか。
気がつくとオレは、こいつの顔の横に手を出して壁に追い込んでいた。
前に立ち読みした雑誌に載ってた"壁ドン"だったっけか。やるほうとやられるほうが逆だが。
「おいお前…ずっと、いたよな?」
「は、はい。い、居ました…」
彼は嫌な汗をかきながら首を縦に振る。女とはいえ自分より背の高い奴に壁に追い込まれたら誰だって怖いだろう。
だが、嫌な汗をかいているのはこっちだって同じだ。
「じゃあ、その……オレの…聞いて、たよな?」
「…………一応、耳は塞いでたんだが。」
目を逸らしながら、それだけ言って口を紡ぐ。まあ嘘はついてないだろう。
「その………」
「何だよ?」
「これ使っていいんで、えっと……はいてくれ。」
さし出されたのは、新品のトイレットペーパー。
そういえばまだ、拭いてなかった。その上、パンツすら下げたまま。
「…ッ!」
ペーパーを強引にひったくって、清掃員を器具庫に入れたままドアを乱暴に閉める。
そして急いで肛門を拭いて、拭いたペーパーを片付ける。
……このまま、逃げるのもアリかもしれない。けど、床を見ると、自分がひり出した巨大なウンコ。
こいつはオレの、こんなに床にどっさり出したのを片付けてくれるんだろう。
見ず知らずの、他人の排泄物を。
それにさっきも、こっちが必要だったペーパーを何も言ってないのに渡してくれた。
「……………。」
ジャージを上げなおし、ほんの少し考えて、閉じた器具庫のドアを再び開ける。
「おい。その……これ、助かった。あと………悪かった。」
清掃員にペーパーを返す。
「ああ、個室に札をかけっぱなしだったこっちも悪かった。」
「…で、えっと、頼みがあるんだがよ…」
ちらり、と床の方を見る。
「その…悪いんだが、床に出しちまったやつの片付けを頼みたいんだ…。」
黙っていても彼は片付けるだろうが、手間をかけたのはアタシなんだから、せめて自分から頼まないと。
「ああ、元からそのつもりだ。」
そう言って清掃員は器具庫から出ようとし―― 「ま、待ってくれ!やっぱ見んな!」
もう一回こいつの肩を掴んで器具庫に押し返す。
「はぁ!?俺に片付けろって今言っただろ?」
「恥ずかしいもんは恥ずかしいんだよ言わせんな!」
「どうしろと!?」
「…目隠し?」
「無茶言うな。」
そんな子供染みた問答を繰り返す。
「大体、床にしておいて今更恥ずかしいとか無いだろう?」
「んぐっ……だ、大体元はと言えばお前が原因だろうが!」
「だから俺が原因だから片付けるって言ってるだろ!」
会話が堂々巡りだ。
「…わかった。…見ていい。し、仕方なくだかんな!あと、オレは他の奴に
そんな事言うような痴女じゃねーぞ!仕方なくお前だけに見せるんだからなっ!」
「はいはい、わかったから手をどけてくれ。まあ大きいのは慣れて―ー」
「…引くんじゃねーぞ?」
そう言って道を開け、清掃員が器具庫から出てくる。
彼が見たのは、蛍光灯に照らされ、ぬらぬらと輝く巨大うんこの山。美しいエルフが産みたての、醜悪で凶悪なモノ。
横たわる一本糞、ではない。特大サイズの大便の山、である。
幾重にも折り重なった、一つのウンコのカタマリ。
「……………なっ!?で、でかっ…!」
「き、今日は、たまたまだっ!いつもはこんなに大きいのは、その…」
(ああ…見られた……!)
よりによって、過去最大級の凄まじいやつを。見ていい、とは言った。けど。
(ウンコを見られるって、こんなに恥ずかしいのかよ……!)
驚いた清掃員が、オレのお腹と出たモノを見比べる。
このお腹からこんな物が、とでも考えているんだろう。
「で、デカくて悪いかっ。」
精一杯の強がり。…顔から火が出そうだ。
「おい、あ、あんまじろじろ見るんじゃねーぞ。はず、恥ずかしいって言ってんだろ。」
「えっと…太いし長いし、たっぷり出たんだな…」
「す、す…、スッキリしたんだよ、文句あっかよ。」
そう言ってそっぽを向く。顔が赤いのが自分でもわかる。こいつと顔を合わせられない。
「何キロあるんだろうなこれ…」
「う、うるせえよ、オレに聞くな!」
ウンコを見るこいつは、なんか嬉しそうに見えるのはオレの気のせいだろうか? 「これ、全部1本に繋がってるけど便秘だったのか?」
「ち、ちげーよ、何聞いてんだよ。」
なんでパッと見ただけでわかるんだこいつは。セクハラで訴えてやろうか。
「いつもこんないっぱい出るのか?」
「…今日はたまたまだって言ってんだろ。…いつもはこの半分くらいだ。
ここまで出るのは1ヶ月に1、2回で、今回は多分2本が繋がっ……」
ここで、ポロッと言った言葉に慌てて口を押さえる。
自分はいつもこんな凄まじいうんこをしてるんじゃない、そう言いたかっただけだ。なのに。
こんなウンコをしてますよ、と言ってしまったようなものだ。
「おいお前、今象のウンコみてーだなとか思ったか?」
無理矢理話を逸らす。
「思ってない思ってない!…自覚あるんだ。」
「なんか言ったか?」
「い、いや何でも…」
彼はオレのウンコをまじまじと見る。
「な、なあ、もういいだろ?とっとと片付けて…」
「……撮っていいか?」
清掃員はいつの間にか撮影水晶を手にしている。
「…ぶっ飛ばされたいのか、お前?つーかそれ、立体的に撮れるやつじゃねーか!」
「いや、規則なんだって!流れないのは写真に撮ってから解体しろって決まりなんだよ!」
「ヘンタイかこの野郎!」
「仕方ないだろ、なるべく大きいやつのデータ撮ってこいって命令なんだから!」
軽く説明を聞くと、流れないウンコでも流せるトイレを作る為のデータが欲しいらしい。
「おい、まさかとは思うが持って帰りたいとか言わねーよな…おい、なんで目を逸らすんだ?」
こいつ、マジで一発くらいひっぱたくべきだろうか。まあ、喧嘩とかしたことねえけど。
「…わかったよ、もう見られてるんだ。一枚なら許す。じゃあ外で待っててやるからとっとと片付けてくれ。」
「…なんで待っててくれるんだ?」
「お前が持って帰らねーか見張るためだっつの!ほら、さっさとやってくれ!」
それだけ言って、半ば強引にトイレから飛び出した。
〜女子トイレ・外〜
(あああああああああああああああああああああ!!!!)
清掃員から見られない所に来て、両手で顔を押さえる。
(最悪だ…とっとと逃げるんだった…)
あいつの前では、顔を覆わずになんとか耐えた。悶える姿なんて見せられないから。
ウンコを見られるなんて、今まで生きてきて初だ。それも、過去最大級の大物を。
(恥ずかしすぎて、死んじまいそうだ……!)
あいつにはオレのうんこをじっくり見られるだろう。その権利を与えたのは自分だ。
撮影もしたのだから、あいつはオレのうんこを何回でも見れる事になる。
解体、とあいつは言っていた。ちょっとHな雑誌の宣伝で、ウンコ解体用のナイフを見たことがある。
あいつがそれを持って、オレのうんこに…
(うあああああぁぁぁ!)
断面も、重さも、太さも、全てバレる。想像しただけで、悶え死にしそうだ。
トイレから飛び出してきたのだってそうだ、自分のウンコを解体してるシーンなんて、直視できるはずもないから。
(ハダカを見られたほうがまだマシだ………!)
そんな事を考えていると。 「終わったぞ。」
「えっ!あっ、早いな!?」
「まあ…慣れてるし…うん。」
慣れている。慣れてると言ったか、こいつは。私の他にも、ウンコを観察されて解体された奴がいるのか。
「こ、こういう事ってよくあるのか?」
「まあ、床に出たやつの解体は初めてだった。けっこう時間もかかった方かな。」
「う……しょ、しょうがねえだろ、漏れそうだったんだから。
オレもよ、あんなに…モリモリ出るなんて思ってなかったしよ…」
「まあ、量も太さもそうだけど、なにより肉厚だったから刃が通りにくく…いえ何でもないです。」
「お前、一言多いってよく言われねーか?」
「…立派で大きいうんこでした。」
「誰が感想言えって言ったよこのバカ…」
こいつと組んでる奴は苦労しそうだな、なんて思う。
それと、気になった事が一つ。
「なあ…その、オレの、うんこ…なんだけどよ…やっぱりオレって、他の女より大きいほうなのか?」
「…かなり。ウチの社長と同クラス。」
「やっぱりか……」
うすうす気づいていた答え。誰と比べてるのか知らないが、"社長と同クラス"というのは聞かなかった事にしよう。
「そうだ、また凄いのが出そうっていうなら、ここを使ってくれ。」
清掃員から、座標を書いたメモを渡される。
「なんだここ、大通りの裏じゃねえか。」
「まあ、やばいのが出そうならそこを使ってくれ、とだけ言っておく。」
「歯切れが悪いな…まあいいや、気が向いたら行ってみるさ。じゃあな。」
そして振り返り、別れる間際。
「そういや、お前…女の大便、好きだろ。」
わかりきった質問。
「…なッ!?…い、いや別に………。」
嘘が下手だなこいつ。好きだから、手際がいいし詳しいんだろう。
じゃなきゃあんなに手早く解体できないだろうに。
「おい清掃員、お前の名前は?」
「エルローニアだ。」
「そうか、オレはジーリン。」
そしてエルローニアの耳元に、口を近づける。エルローニア…長いからエルでいいか。
「じゃあエル、今回の礼と詫びだ、1回だけならオカズにしてもいい。」
「え、ええっ!?」
そしてオレはエルの返答を待たずに、反対方向に走り出す。
「これで貸し借り無しだかんなー!」
体は、さっきよりも軽かった。何であんな事を言ったのか、よくわからない。
なんか妙に距離感近いし、なんか色々慣れててムカつくし、
一言多いバカでヘンタイだし…なんか気兼ねなく話せるし…
あいつ、エルの事、割と気に入ってたのかもしれない、なんて後から思う。
その時オレは知らなかった。
この邂逅がきっかけだったのか、エルと何度もトイレで遭遇する事。壷におもいっきりひり出したウンコは測定される事。
そして、とある女と張り合う羽目になる事を…
つづく はい、新作でした。
連投規制を食らい、投稿がまたもやズレました。すみません。
このお話は、ジェントル中尉様の「間に合ったけど間に合わなかった」という
フレーズに大きな影響を受けました。本当にありがとうございます。
今回は出した後のやり取りに少し力が入ってるつもりです。
そのうちジーリンと社長がウンコで張り合うお話でも書こうかなと思います。…いつになるやら。
下痢好きな方、すみません。私はかわいい女の子のエグい一本糞が好きなので…
どうでもいいですが、女の子が「スッキリした」って言うの、そそりますよね。
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