「あ、あのさ」
「…何か用、変態?」
「…まだ、片付けてないよな?」
「何か言いたい事でもあるの?」
「その…なんだ…凄かった。」
「……ふーん。」

何かを察したように、ジト目で見つめてくる。
…主に、がちがちになってしまっている俺の股間を。

「そういえば今日貴方、掃除当番よね。」
「そ、そうだけど。」
「それじゃ、私の代わりに流しておいてって言ったら、やる?」
「な……っ!?」

バケツと手袋を、なんでもないように差し出してくる。

「なんてね、冗談…」
「…やる。」
「…本気?」

こくり、と頷く。

「……見下げ果てた変態ね、貴方。」

それだけ言って、掃除道具を手渡してくる。

「じゃ、後はお願いね。」

すれ違い様に、耳元で呟かれる。

「…7日分。」
「な、そんなに…っ!?」

シジルは振り返りもせず、去って行く。



〜女子トイレ・個室〜

ドアをばたん、と強く閉める。

「私、何をっ……!!」

溢れる感情のままに、和式便器を跨いで下着の中に前後から指を突っ込む。
後悔。羞恥。興奮。背徳。

ぶっ、ぶぶぶっ!

「ッ、あァっ……♥♥♥」

オナラを漏らしながら、少し乱暴に、ぐちゅぐちゅと。
肛門を、クリトリスを、おまんこを。
彼女の喘ぎ声と湿った水音、和式便器の水面に何かがぽたぽた垂れる音が女子トイレに響く―――


               つづく