大学のゼミでは、体育会系枠で入った子もゼミ参加で一般学生との交流が認められていて、
競泳部のかなりのレベルの子と一緒に海水浴へ行く機会がありました。

身長が180近くあって、各パーツもビッグサイズな子でしたけど、体力に秀でていて、海水浴でもわざわざ穴場の岩場近くの、急に深くなっているところへ連れていってくれたのだけど、
人間というより、アザラシとイルカの中間みたいな海洋生物が海で泳いでいる感じで、
水中の美というよりも、海洋哺乳類が動いているイメージに一同びっくりでした。
はじめは3点セットに黒いウエットスーツという、ザ・ダイバーな出で立ちでしたが、
海水温が高かったので、普通の水着とマスクだけになって、カエルの煽り足で力強く動いていました。
能力は申し分ないけど、潜水そのものが下品で、しかも最後に浮上してマスクを外した時に、鼻が水道の蛇口状態になっていたのにはがっかりさせられました。
多分、ペットボトル1杯分ぐらいの水を蛇口から放水していたような記憶があります。

そういう訳で、現実にはあまりお上品ではなく、ロマンも無いですけど、それでもフェチ志向というのがあるのでしょうね。