論点は常に競技環境と競技者の暮らしの保全を図る事
ここを外してはいけないし、これが議論を進める大前提になると思う
その上で陸連が打ち出したガイドラインだけど、俺はこれは方針としても概ね妥当なところだったと考えてる
まず一点目に、法律的な観点から、“加害的な撮影”の違法性を立証し告発する方針は現実的には採れないという点
そして二点目に、運営能力の観点から、逐一“加害的な撮影”を抽出し対処する能力が不十分だという点
運営スタッフは基本的に陸連や学校、保護者など関係団体の関係者によるボランティアであることが殆どで、専門教育も受けていない素人であり、その能力もまちまちで対処能力に期待できない
これらを踏まえると、客席からの一律な撮影の禁止という方針は、いま陸連が採れる方針としては唯一効果がありそうで、かつ大会運営において実効可能な対策ではないかと考えられる