その子達はより高いパフォーマンスを引き出す為に時々敢えて自分を追い込んだりしたそうです。
倒立姿勢のきつい状況で脚の筋や足裏を先輩に刺激してもらいながらライバルと向かい合わせで行けるところまで平衡姿勢取り続けたり
男子競泳選手に混じって潜水距離伸ばしたり
バサロ潜水で行けるところまで頑張ったりなどは時々やったそうです。

それで頑張り過ぎるとあっちの方へ持っていかれそうな感覚になってそれを持ちこたえようと頑張るのですが
そのうち数回だけ絶好調時にいくら頑張ってもキツく感じなくて
客観的に空から頑張っている自分を見ている感覚になった事があったそうです。
他の競技でもそうですけど、本当に頑張って来た人だけが味わう事の出来るボーナス、全盛期にゾーンに入った事があるというパターンですね。

もちろんそんなときの最長不倒記録なんて瞬間最大風速みたいなもので2度と繰り返せない奇跡のようなものだと言ってましたけど。