時々3点セットもなんにもつけないでノーマスクノーフィンでそれで真っパで夜の海を泳ぎたくなるのは元々の動物的な本能だということでなんかとても納得出来たのです
まだ小学校に入る前は水中で眼をしっかり開けて水着だけで潜るのが普通だったもん。

1人で夜の海を真っパで密かに泳ぎ出るとなんか野生的な本能が呼び出されるというかとても不思議な気分になれました
暗くて視界もきかないのに海底はここ、ここは海の上だとちゃんと分かるものなんだなって
それで本当の真っパで夜の海底へ向かってどんどん進んで行くと全然違う感覚というか何千年もこうやって海で生活していたんだなってすごく実感出来たのです
夜の海は静かなので自分の出す息のあぶく音や動きで上下海面がわかるし、お腹の息がクークー音を出したり横隔膜が動いたりするのが自分でもよく分かるのです
昔の人はこういう音を聞きながら潜っていたんだなって海面へ息継ぎに上がりたくなくなるぐらい泣きそうになるほど感動しました

実現は無理かもしれないけどいつか真っパで夜の海へ泳ぎ出して沖へ出て、息の続く限り耳抜きの限界の先までどんどん潜ってみたいなと一度はやってみたいなってバカなことを夢見ることもあったりします
そうやって昔の海女さんは陸へ帰って来ないまま行方不明がかなりいたそうです
なんか憧れるというか吸い込まれそうなんです。なんかバカですね。