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★★★●≧女の足の匂い≦●★★★85臭目
0070名無しさん@ピンキー2025/07/15(火) 22:50:10.02ID:mvmTbeAQ0
>>28
声をかけてみると、その人はゆっくりと顔を上げた。目を合わせた瞬間、どこか遠くを見ているようで、少し疲れたような印象を受けた。

何をしているのか尋ねると、そっと肩をすくめてから、足が痛いと言った。その言葉を聞いて足元に視線を向けると、皮膚が赤く腫れていて、歩くのが辛い様子が伝わってきた。

どうしてこんなに痛いのかと尋ねると、ただ歩きすぎたから、と答えが返ってきた。そんな風に言われても、納得できない気持ちが胸に残った。

じゃあ、靴を履けばどうだろうかと考え、聞いてみると、首を横に振り、静かに答えた。もう、履くことができないんだ、と。その言葉に一瞬、言葉が出なかった。

その後、しばらく無言で座っていると、周囲の音が薄れ、静けさだけが残った。その人の足元に何かがあるような気がして、僕はそのまま黙って見守っていた。
0071名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 05:43:50.53ID:Kcr1xUtQ0
誰も読んでないけど大丈夫?
0072名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 08:19:32.35ID:+s/9P8U+0
>>46
某フリマ 他出品がコスメ試供品(一般サンプルではない)、新品(試着のみ)固定ブランド服
0074名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 09:23:45.72ID:DfVIrolP0
>>25
光のすじが窓から入りこみ白い足にふれてゆく
ほそくてまっすぐでつまさきの形がふしぎなくらいきれい
だれも気にしていないふうだったけれどそこだけちがう空気があった

あるときだれもいなくなったすきに近づいてみた
足裏にはなにもついていなくてしみひとつなかった
そっと目をそらすとまた風がふいた
すこしひやっとしていてまるで水のなかにいるようだった

その子は目をとじたまま動かなかった
ただ足だけがすこしうごいて小さな音をたてた
つぎの日もまたその次の日もすがたを見せなかった

そのすみの場所には足あとがふたつぶんだけのこっていて
その上にちいさな箱がそっと置いてあった
0075名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 09:27:55.98ID:DfVIrolP0
>>25
窓の外を見ながらふと目に入ったのは一人の女だった
女は白いワンピースを着ていて足元は裸足だった
足が地面に直接触れるその姿がなぜか心に残る
カフェの前を歩いているその女に目を奪われた

最初は何気なく見ていただけだった
しかし、次第にその女の足に引き寄せられていった
足が地面に触れるたびにわずかな音を立て
その音が耳に響いていた
その音をしっかりと聞き取ろうとした

その瞬間、女がふと立ち止まりこちらを見た
目が合った瞬間、女は微笑みながら手で髪をかき上げた
その仕草が不思議と心に強く残った
しばらく見つめ合っていたが、女は再び歩き始めた
足元の砂が女の足を軽く包み込むように見えた

女が去った後もずっとその場に座っていた
足元に浮かんだ足の跡が次第に薄れていくのを見ているうちに
何かを思い出そうとしていた
0076名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 09:29:27.93ID:DfVIrolP0
>>25
しかしその足跡はどこかで見覚えがあったような気がしてならなかった

その後何気ない時間が過ぎていき
ふとカフェの店主に話しかけた
今日あの女を見ませんでしたか
店主は静かに答えた
この街では十年前に失踪した方の妹さんだよ
0077名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 09:31:17.40ID:DfVIrolP0
>>21
ふと目の前に一人の女が立った
女は白いシャツにジーンズを合わせていて、足は裸足だった
その足が硬い地面に触れる度に、わずかにひびく音が響く
その音がどこか心地よく、無意識に耳を傾けてしまう

電車が到着するまで、女はじっと立っていた
視線を落としても、ただ足を見つめることしかできなかった
その足の感触が、まるで彼に語りかけてくるように感じる
なぜだか、心の奥に何かが引っかかるような気がしていた

電車が駅に着き、扉が開く
女はそのまま乗り込まず、ただホームを歩き始めた
足が地面に触れるたびに、少しずつその足跡が残っていく
その足跡がどこか遠くへと続いている気がしてならなかった

ふと、足音が遠ざかるのを感じて振り返った
0078名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 09:31:43.27ID:DfVIrolP0
>>21
女の姿はもう見えなかったが、その足跡は今も残っている
何かが引っかかっていたが、それが何かは思い出せない
その足跡が、彼の心に何かを呼び覚ました
0079名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 09:32:33.86ID:DfVIrolP0
>>21
次の日同じホームで再びその場所に立っていると、
今度は別の人がその足跡を踏んで歩いていた
そのときふと気づいた
女の足跡はいつも見かけるはずのない場所に続いている
0080名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 09:34:21.75ID:DfVIrolP0
>>20
古い図書館の隅でひとりの女が本を読んでいた
周りには誰もいない静かな空間
女の足には靴を脱ぎ捨てた足が床に触れている
その足の裏が冷たく感じられるが女は気にする様子もない
ただ黙々とページをめくり続けていた

彼はその光景にふと心を奪われた
女の足がどこか無防備で純粋に見えたからだ
それは言葉で表せない感情だった
足が一歩一歩冷たい床に触れるたびに彼の目はその動きに引き寄せられていく

しばらくして女がページを閉じると静かに立ち上がった
足元の本を閉じたまま彼女はゆっくりと歩き始める
その足の跡が床に残るたび彼はその足に目を奪われていた
やがて女が彼の近くを通り過ぎふと顔を上げると目が合った

目が合った瞬間女はほんの少し微笑んで見せた
その表情が彼の心に深く刻まれる
だがその後女は何も言わずにそのまま図書館の出口に向かって歩き去った
0081名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 09:34:56.74ID:DfVIrolP0
>>20
しばらくして彼はその図書館を出て家へ向かう道を歩きながら
不意に気づいた
女の足跡がどこにも残っていない
床に付いていたはずの足音も跡もどこにも見当たらなかった
0082名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 09:35:28.36ID:DfVIrolP0
>>20
そして翌日も図書館へ行ってみたが
彼女はもうそこにはいなかった
図書館の古びた壁にただ静かに時計の針が進んでいた
0083名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 09:39:01.30ID:VfMKc9vp0
>>18
席に座るといつも右足を少し前に出して左足はその後ろに添えている
まるで何かの作品のように美しくてつい目で追ってしまう

あの日もそうだった
授業中ふと見ると女は足で鉛筆を拾っていた
指先のように器用な足の指に心臓が跳ねた
ああやっぱりただ者じゃない
絶対何かある
そう思って放課後ついに声をかけた

ねえ なんでいつも素足なの

女はふっと笑って首をかしげた
理由はないよ ただ靴が苦手なだけ
その声があまりに普通で拍子抜けした

次の日も女は素足だった
体育の時間も素足で走っていた
0084名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 09:39:31.58ID:VfMKc9vp0
>>18
誰も何も言わなかった
見て見ぬふりだった

そしてある日女は来なくなった
教室の空気が変わった気がした
誰も女の名前を口にしない
0085名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 09:39:56.87ID:VfMKc9vp0
>>18
写真も記録もどこにもない
まるで最初から存在しなかったかのように

それでも俺は忘れられない
確かに見たんだ
黒板の下の床に残った足あと
人間のものとは思えない形のそれを

あの日以来俺も靴を履いていない
なんとなく そのほうが落ち着く気がするから
0086名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 09:40:59.81ID:VfMKc9vp0
>>16
女の足は毎日違う色をしていた
昨日は透きとおるような白だったのに今日は深い青だった
しかもどこにも傷も汚れもない
まるで絵の具を塗ったみたいに完璧でそれが逆に現実味を失わせていた

毎朝女は昇降口で靴を脱ぎそこから裸足で校舎を歩いていた
誰も注意しなかった
先生も友達もまるでそれが普通のことのように見て見ぬふりをしていた

俺だけが変だと思っていた
けどある日ふと気づいた
毎日女と話しているクラスメイトたちの足も少しずつ色が変わっている
初めはほんの先のほうだけ
でも何日か経つとすねまで青くなっている

これはただ事じゃない
そう思って放課後女を校庭の隅に呼び出した
0087名無しさん@ピンキー2025/07/16(水) 09:41:28.87ID:VfMKc9vp0
>>16
なあ 何してるんだよみんなに
なんで足が変な色になるんだよ

女はただにこにこと笑っていた
足って不思議だよね
地面に一番近いのに 誰もちゃんと見てない
だからつい色をつけたくなるの
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