姪っ子 [転載禁止]©bbspink.com
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血縁ありの場合となしの場合、どちらも姪っ子。
「義理の姪」とは聞いたことがない。 29の時に同級生と結婚したのだが、嫁と7つ(かな?)違いの義姉の娘が当時で中2だったのか?
出会った頃にはまだ小学生で、その子がいずれ離婚の原因になるとは夢にも思っていなかった。 姪っ子が離婚の原因になったってのは言い過ぎだった。
彼女とそうなってきた頃に、いわゆるモテ期ってのが来て、それが直接の原因だわ。
姪とのことが嫁や義姉、ひいては義兄になぞ知れていたら、カタワにされてたかも。
あの武闘派の義兄が「やぁ元気!」なんて声をかけてくることがあるってことは、つまり耳に入って
ないってことだと断言できる。
そんなことはどうでもいいか・・・。 元嫁と元義姉はともに150センチ台で元義姉に関しては、実は150切ってるんじゃ?との疑念あり。
二人に比較して姪っ子はスラッと四肢が伸びていて、それでいて出るところと引っ込むところのバ
ランスが絶妙で、一世代を経てようやくリニュアールしましたってイメージ。
顔の美醜で比較すると、姪っ子>>元義姉>元嫁ってなるかな。
但し元義姉は経年劣化が激しい。けれど巨乳。
抱くか抱かないかと問われたら、抱くと即答できるが俺に対して羞恥心を見せなさ過ぎたのが難。
「お姉ちゃんと呼びなさい」が口癖で、よほど弟が欲しかったと見える。
俺たちの離婚を一番残念がったのも元義姉。
見た目は、元々が琉球系なので色白ってことは全員ない。
嫁は加藤ローサに似てると何度か言われたことがあるようだが、俺はあまりそうは思わない。
ビビアン・スーに似てるかもって思ったことはあるけど、口にしたことはない。
姪っ子は平愛梨の妹に似てるなって思ってた時期があったが、最近の平妹には似ていない気が
する。
幼い頃はややO脚気味だったが最近は気にならないレベルになっていると思う。これには俺の尽
力もあった。
右胸・・・じゃなくて左胸か、に大きめのホクロがあって、それを初めて見た時の話から始めようか。 語呂っていうか、それがちょっと悪いので元嫁以外から元を取ることにさせてもらう。
姪っ子には二つ違いの兄がいる。
この男児に幼い頃、元嫁がよく世話を焼いたらしい。
義姉にとっての第一子で全てが初めての体験だから大変なことも多かったろうとは容易に想像
できる。
その頃俺と元嫁は単なるクラスメイトだった。
ともに高校生で元嫁には彼氏もいた。これは後になって補完された記憶かもしれないが、女子高
生だった元嫁は、赤ん坊の甥っ子を構うことにも夢中だったとは想像にたやすい。
で、何が言いたいかというと、俺と嫁が大学に進んで姪っ子が生まれた頃になると、元嫁ももう赤
ちゃんにちょっと飽きてきていて、甥っ子の時ほどは姪に構わなかったろうし、それは両親にも少
なからず言えるのでは?と俺は考えている。
それからさらに時が流れて、俺と元嫁はもうなんだか友達みたいな関係に変わりかけていた。
後にはこれが離婚につながってしまうのだが、別の女の子にちょっかいを出したりもしていたが、
残念ながら俺にまだモテ期は訪れておらず、成功はほんに稀だった。
それでも、なんだかんだでいつも一緒にいるのは元嫁で、世にはやれクリスマスだバレンタイン
だと、シングルでいるのが恥ずかしい、肩身が狭いって状況がどんどん進んできていて、いつしか
俺は普通に義姉の家で夕食を呼ばれたりするようになっていた。
この時が姪っ子との出会いなのだが、元嫁が「甥っ子は私が育てたようなもの」と胸を張るのに比
べ、姪っ子との関係は思いのほか希薄で、ひょっとしたらそれが最大の原因だったのかもしれな
いのだが、不思議なぐらいに姪っ子が俺に懐いた。
もうそろそろ体にも大人へ変わっていく変化が少しずつ現れてきて、普通なら恥ずかしさが先に
立つのが当たり前のタイミングで、実は血縁もない赤の他人である異性の俺に彼女は危ないぐら
いに懐いてきた。
それを後押しする事情として、義姉の、というか義兄がそろそろ家を建てるってことになって、義姉
はパートに出ることになり、姪っ子からすると、ますます親らから構ってもらえなることに他ならず、
それは客観的に見て不憫と思える状況だった。
それを見て俺の姪っ子贔屓が始まるわけだが、少し格好よく書き過ぎたかもしれない。 元嫁との馴れ初めを書きそびれたが、それには誰も興味がなかろうということで省く。
つまりは俺と付き合い始めた時には、もう処女ではなかったことは記しておく。
童貞ではなかったものの、さほど経験のない俺とすでにテクニシャンの域に達している元嫁の関
係は何も、悪いってことではないが、男としては“調教”していく楽しみの要素が欠如していて、言
い訳めいてしまうが、俺が後に姪っ子に入れ込むのは、それあってのことだとも思える。
俺と姪っ子が出会った頃には、元嫁とはもうセックスレスに近い状態だった。
避妊が面倒くさくなってきていて、「外出しでいいよ」と元嫁は言うが、男としてはなかなかそうもい
かない部分があって、それは内心で「あなたそう言いますけど、キュッと締めて俺に中出しさせる
ことなんてたやすいでしょ?」みたいな疑い・恨み節・負け惜しみもあった。
やがて俺たちは、というか俺は、性欲よりも、その時々の自分たちのブームを一緒に追求すること
に熱中していった。
それは食べ歩きだったり動物園巡りだったりと様々に移ろったが、やがてそのどのシーンにも姪っ
子が加わっているという状況に、知らぬ間になっていた。
姪っ子には、キツい、譲らない、コダワリの部分みたいのがあって、それを元嫁と、姪のいぬ間に
ネタとして弄るのも楽しかった。
その中で、やっぱ姪っ子はちょっと変わっている。この先大丈夫かな、と心配するところがあって、
元嫁は楽観的だったが、俺はちょっとヤバいのでは?と考えていた。
そこを書き始めるとさらに長なるので省くが、何かひとつメンタルな面で危惧があったと置いてもら
えると助かる。
前乗りというか遠出の前には3人で俺の部屋に泊まることもあった。
姪っ子が小5かそのあたりだから、そこから計算して俺と元嫁は26ぐらいか、元嫁の両親にまだ挨
拶もしていない状態だったが、以心伝心というか、どちらかというと俺贔屓の義姉の加勢も裏であっ
たのかもしれないが、元嫁の両親からの外泊に対するクレーム的なものは、拍子抜けするほどに
皆無だった。 ひょっとしたら事実婚みたいに思われていたのかもしれない。
後で知ったのだが、元嫁の両親は里へ引き揚げることをそろそろ考えていて、そうなると次女を連れ
ていくわけにもいかないだろうし、少々頼りないがこの男に託してしまおうという、悪く言うと魂胆みた
いな意図もあったらしい。
そんなバックグラウンドはいいとして、姪っ子が俺の部屋でシャワーを使ったり、川の字になって寝た
りと、今書いていて状況はどんどんと危険な方向に進んでいるように見えるが、まだ俺は能天気だっ
た。
多分そんな頃のある日だったと思うのだが、姪っ子が俺に耳打ちするように、「叔母ちゃんと結婚しな
いの?ひょっとしてうちが大人になったらお嫁さんにしようと思ってるんじゃないの?」と囁いた。
無論図星なんかではなく当時は的外れもいいところだったが、姪っ子が妙に色気づいてきたことを知っ
た一日にはなった。 川の字って書いたのは言葉足らずだった。
実際には同平面ではない。元嫁と姪っ子が俺のベッドに寝て、その横の床に俺が寝る形。
姪っ子のお泊り時専用で折り畳みのマットレスを買った覚えがある。
朝、目が覚めたら姪っ子が俺の横で丸くなって寝ていたってことも何度かあって、一度は俺が夜中に目
を覚ましたのだが、隣に姪っ子がいるのはまあいいとして、俺の手がその胸に乗っていて焦ったことが
ある。
目覚めたのが俺だったからよかったものの、元嫁だったらどうなっていたことか・・・。
シャワーあとの姪っ子が全裸で俺のいる前でウロウロしても「床が濡れる」とだけしか注意しない元嫁
だったが、そういう部分に触れていたとなれば話は違うだろう。
元嫁にとって俺たちの間に姪っ子が入ってくるメリットって何だったのだろう。
うがったというか、うぬぼれの入った推測をすると、やはり結婚を煽らせたかったのかもしれない。 元嫁が「あの子、もうブラジャー着けたほうがいいんじゃないかな、どう思う?」と俺にきいてきたことが
あった。どの時期に入れたらいいエピソードなのか分からないが、姪っ子が小5かそのぐらいなのでは
なかったかと思う。11歳か。まだ>>12で書いてる頃だな。
その年の年末だと思うのだが、俺は会社の忘年会か何かのビンゴ大会でムービーカメラを手に入れた。
低機能の安物だったと思うが動物園巡りに重宝した。
家電製品には造詣が深いほうだと思うのだが、当時ムービーは結婚して子供が生まれたら、その成長
記を撮るものって先入観が俺の中を占めていていて、購入を検討したことは一度もなかったが、その貰
い物を使ううちに不満が出てきて、自力で買い直したのは春過ぎだったから半年も経っていなかったこと
になるな。
姪っ子はスチルと違ってムービーを撮られるのはあまり好んではいなかったようだが、被写体の殆どは
彼女が占めるようになっていった。
ムービー動画を見直して気付くことだが、人の見ているものというのはかなり主体的というか、見つめて
いないものは殆ど情報として入ってきていないが、ムービー動画は画面のすべての情報が並列化してい
るので、いろんなことを後から気付かせてくれる。
被写体の殆どが姪っ子なのだから、自ずとそれは姪っ子についてのことになる。 あと、深夜に独りで視聴するってスタイルが多くなるから、やはり“そういう”方面に興味が向かってしまう。
先のブラの話が前フリだということになるが、割と線は細めなのに、確かに姪っ子は胸が大きかった。
左右があまり離れていないから余計に普段目立たないのだろう。
父親が娘を見る視点をさらに客観的にして、そこへアイドルを見るファン心理を加え、微妙な道徳観に遮
られながら少しはエロくも見る。
そういう状況だったというより、そんな時期に差し掛かってきていたのかもれない。
姪っ子の左胸のホクロについて、それを見た日のことから書き始めようと書いて(>>10)から、まだ全然到
達できていないな・・・。
一応順調に時間を追って書いて行けてはいるのだが。 年が明けて正月、急転直下というか元嫁の両親が俺たちに暇があるのなら来いと言っていると聞かされた。
元嫁の両親はつまり姪っ子の祖父母だ。
「ユウも一緒だから軽い気持ちでいいでしょ」と嫁は言うのだが、俺としてはとうとう来るべきものがきたか・・・
といった感じ。
正月休みの最終日を選んで伺った。
車で行ったのは酒を断るためでもある。
何かを予感しているのか、耳あてなど着けたユウ(姪っ子)は目を輝かせている。
「私がビデオ撮ろうか」
おやめなさい!
もうおせちが終わって当然か、やや豪勢めだが普段の食事が並ぶ中、それなりにかしこまった挨拶をする。
ユウがウケてゲラゲラと声を上げて笑う。
何となく将来的に一緒になるってことを交際の条件として出された形になって、それを飲んだ体になった。
俺は一滴も飲まなかったが、元嫁はつぶれる程に酔った
それが何かを物語るのだろうが、この場ではまあいいとする。
熟睡しそうな酔っぱらいは後部座席に押し込んで、姪っ子が初めてかな、助手席に座った。
案の定、車内が暖まってくると元嫁は眠ってしまった。
姪っ子がいなければ実家なのだから置いてくればいいのだが俺ひとりでユウを送り届けるのは少し躊躇われ
て、役には立たないが形だけの付き添いとして元嫁を積み込んだってわけだ。 「ふふ、寝てる寝てる」そう言って姪っ子が笑う。不敵な笑みなんだろうなと想像するが車内は暗くて実際
には確認できない。
「遠回りしよ。行って欲しいとこがある」
義姉にメール連絡はしたようだったが、少しならいいかと思って従った。
何分か走って指示に従って車を止める。
「ここここ、ここにバレエで通ってた」
俺の知らないユウの情報だった。
「・・・やめちゃったんだけど、続けてたほうがよかったかな」
それに答えないでいると「ねえ、どう思う」とさらに迫って来たので「そりゃあまあ継続はナントカなりって言う
しな」と濁した。
「バレエ続けてたら撮って欲しかったな、ビデオ。・・・撮ってくれる?あ、くれてた?」
「撮るよ。体育館(暗めの室内の意)だったトランポリンはデジカメ(スチル)で失敗したからなあ。ビデオ持っ
てたらもっと上手く撮れただろうし」
その時は日曜に義兄が用事で来られないので代わりに撮影要員として駆り出されたのだが、ひょっとした
らこの時が真の、ユウ&義姉との初めての顔合わせだったかもしれない。
甥っ子ですらまだ聞き分けができないほど幼くて、じっと見学しておれないガキだったので、かなり前か。
義姉がビデオを回していたから俺がどうのってこともなかったのだろうが、ひょっとしたら義姉はそういう撮
影的なことが、ド下手だったのかもしれない。 そろそろ気が済んだかなと思った時に姪っ子がかなりの勢いでダウンジャケットだかのファスナーを下ろし
た。音が出るのを控えるとかそういう配慮の全く感じられない、ぶっきらぼうな行動だった。
「あたし、もうこんなのしてるんですよ、へへ」
ユウが自分のことを「あたし」という時は要注意。(何の事前エピソードも書いてなくて唐突で恐縮だが)
何かアルファベット列が赤でプリントされたグレーのトレーナーの首を広げた先に見えているのは水色の縁
どりの付いた下着、ブラだった。
それよりも何よりも、ちゃんと谷間が形成されているのが驚きだったし、布地とのほぼ境目にある大きめの
ホクロがやけに目について、いい大人が狼狽えるのを隠す意図もあって「おっぱいにホクロ」などと口走っ
てしまった。
「ハートになってるよ」
アニメか何かで胸にハート形のホクロのあるキャラがいるらしいが、動物園のキリンにハート形の模様のあ
る個体がいて、それを探し出したら恋愛関連のご利益が・・・からの応用と見るのが可能性大か。
どれどれ?と俺が顔を近付けるのとユウがルームランプのスイッチに手を伸ばすのタイミングが重なって、
あやうくキスみたいになりかけて慌てて顔をよけた先に熟睡元嫁のだらけた顔。
ほぼ真円に近いホクロではあったが2時の方向に肌色の部分があって、そのおかげでハートとも見えなくも
ないような、ちょっと苦しいような・・・。
その流れのままゆっくりと車を発進できたので事なきを得た。
ははぁショッピングモールみたいなところで一度俺だけがのけ者にされたことがあったが、この“大人下着”
のためだったか・・・。
「今も続けてたらよかったのはトランポリンのほうかな」みたいなことを言いかけてやめたのを覚えている。
それはちょっとゲス過ぎだな。 その夜はなんだかちょっと興奮して、姪っ子を送り届けた後に元嫁が「今夜はアンタのとこに泊まるわ」と
言うので持ち帰ったら部屋の中はものすごく冷えていて、一旦我に返ったのだが、車に忘れ物をして取りに
行って帰ってきたら、ベッドの元嫁が妙に艶かしくて、我慢できなくなってパンツを膝まで下げて、両足を、
足首かな?を担ぐ格好で、俺もズボンは中途まで下ろしただけでペニスを開放したら、見る間に我慢汁が滲
んできて、それを塗りつけてすぐさま挿入した。
締め自慢の元嫁もさすがにこの時はどうしようもなかったようで、接合部を覗いたらちょっと湯気が立って
いて、元嫁は「いやいや」と言って(これはシャワーを浴びて洗っていないから、の意か)俺の腕を掴んで押
しのけようと初めはしていたが、やがて力が抜けてあんあんと鳴き始めた。
俺はなんだか、初めてセックスで主導権を握れたような気もして、加えて、もう避妊も必要ないかとまで飛
躍して、最後は膣内で射精してしまった。
さすがに元嫁も酔いが覚めたようで、バスルームに駆け込んで行ったが、戻ってきたら激怒?と思ったら、
「今のでデキてたら春には入籍ってことになるよ」とだけ言って、また先に寝てしまった。
横道にそれたが、結局その日の中出しで妊娠には至らず。
春になったら一番先に俺が歳を取る。
一か月遅れでユウの誕生日が来て、27と12か。
合同で誕生会みたいのをして、三脚立ててビデオ回した覚えがあるが義兄の取り仕切る行事を真似ただけみ
たいになって大して面白こともなかったが、姪っ子が指折りながら「二人にも赤ちゃんができたら誕生日揃
えたらいいよ」みたいなことを言うので、え?人の交尾とか十月十日とか、そいういうのもう理解してる?
と、おののいた記憶が・・・。 この頃だったかな、元嫁が「ユウってもうブラしてるの知ってた?」と聞いてきて「あ・・・そうなん?」と、とぼけ
たのは。
この年は3人でいちばん精力的にあちこちへ出かけた一年だった。
夏にプールか海へ行く計画は、ユウが何かの伝染病に罹ってボツとなったが。
また年が明けて、今度は元嫁&ユウを伴って、こっちの実家へ来てもらった。
高額な年玉を手にしてユウは喜んでいたが、春からは中学生だ。
近頃は赤飯がどうのとはあまり言わなくなったが、元嫁の家は子どもが娘二人だけだったせいのあるのだろ
うが、そういうのはきっちりする家だったようで、そうなると俺にもそろそろ報告があるかな?ちょっとドキドキ
するような複雑な心境があって、見た目はもう女子高生って言ったら言い過ぎか、中2ぐらいには充分に間違
うほどだった。
これは駅の改札を抜ける時にピヨピヨと鳴って、駅員の注目がかなり念入りなことも裏付けになるが俺と元
嫁に中学生の娘がいるように見えるか!と元嫁は少し立腹気味。
「中学生になったら部活なにやるの?」
「う〜ん、バスケかな。バベボール(ユウが使ってた幼児語)かもw」
で、結局はテニス部。
そんなこんなで中学になるとユウも忙しくなって、一緒に遊びに行く回数はめっきり減った。
前乗りお泊りに関しては、確か0になった。
なので春休みに戻してみる。 たいした行き先じゃなかったけれど、新しく届いた制服を見て欲しいってことで前乗り。
金曜の夜に箱に入ったまま持ってきて、順番に風呂に入り、上がり…そのままファッションショーみたいになっ
た。
セーラー服ではなくて紺のブレザーに同色のひだスカート。
地味としか言い様がなかったので「可愛い」と繰り返すほかなかった。
意外に思われるかもしれないが、思えばユウのスカート姿はかなりレアだ。
そのせいか、未だに足の行儀はよいほうではなかった。
気付けばすぐに開いてしまっている。
「明日それ着て行くか?」
「やだよ恥ずい」
深夜に目が覚めたら、また姪っ子が俺の横にいる。
もうだいぶ体が大きくなっいて邪魔というか、ちょっと動いただけで現状以上に触れてしまいそうになる。
目が慣れた先の壁に、持ち込まれた専用のハンガーに制服がかかっていた。
もうこういう生活も終わるのかな、としみじみして布団を直そうとしたら、ユウがお腹を晒していることに気がつ
いた。
父、つまり義兄も義姉もどちらも元は南方系の人種なので色白というわけにはいかない地黒タイプだが、相応
に日本女子の肌の色で、元嫁を基に推察して、正直きれいなピンクってこともなかろうが、やはりちょっとアノ
先が気になった。 まだまだ季節としては寒いし、着衣の乱れを直し、布団をかけてやるだけなのが大人の男の正常だとは分かっ
ていたが、元々姪っ子の体温が高めなことにかこつけて、ちょっとの間、観察してみることにした。
肘のちょっと上に大きめのホクロがあって、そこから生えている毛は少し濃いようだし密度も高い。こんなのオッ
サンと同じじゃじゃないか!年頃になったら気にするんだろうな・・・。
あ、この子って寝る時もブラ外さないんだっけ、留め具がないから普通の肌着の感覚に近いのかも?そんなこ
とにも気付いたり、想像したり。
隠されると覗いてみたくなるのが人情。まあパンツをおろしてどうのって気もないし、普段から姪っ子が裸体を隠
す素振りを見せていないことも後押しして、ちょっと覗くだけなら大丈夫かなどと自分を納得させ、横寝しているT
シャツの、そのめくれ上がった裾に手を伸ばした。
その前に元嫁が眠っているか、それが熟睡の域なのかを目視確認。
キッチン部分の灯りを消し忘れて、というか不慣れな姪っ子がトイレに起きた時に大丈夫なようにと消さないで
おいたのだが、それが幸い味方して、豆球だけでは判りえない情報を伝えてくれる。
今だと、100円ショップを覗けば小指のふた関節ほどのサイズのLEDライトが売ってたりするが、それが当時にも
あったらなあ・・・。
下乳というほどの曲面でもないのだが、それがが覗いているのは、ブラがフィットしていないから、それとも位置
が悪いのか。
どうやら背中を丸めた横寝のせいでたわみが出ているのが原因とは判った。
上になっている左乳ならもっとブラをめくれるに違いないと思った瞬間に元嫁が何か喋ってビクッとしたが寝言。
少しも重力の影響を感じさせないでいて、それでいてそれなりの膨らみがあって先端へ続いていている稜線とい
えるのか、そのバランスは時期としてかなりレアな印象に俺は浸っていた。
このあたりは俺の拙い文では伝わらないか。
流れない弾力のチカラっていうのか、もっと大人になったらたゆたゆのおっぱいに育つのだろうが絶妙の未熟さ
加減に今しかないにプレミアムを感じた。
結局、先は見ずにやめた。
俺の手指は驚く程に冷たいと気付いて、これがもし肌に直に触れてしまったら・・・と思ったのもある。
その時の俺の線引き。自制。 同い年の幼馴染に、いつでもおっぱいを触らせてくれる娘が一人いた。
上半身に限れば自分と同じだったものが少しずつ違っていくドキュメントに日々接していたわけだ。
なので性的な意味合いは今から思い浮かべるほど多くはなかったのだろう。
彼女は小5の3学期に転校していったのだが、その子がずっと俺の近くにいてくれたら、おそらく童貞卒業はもっ
と早かったろう、と少しゲスな思い出も浮かんだことを経験値の紹介として軽く・・・。
その経験があったお陰で姪っ子の乳房に触れずに留まれたのかもしれない。
幼馴染との延長線、追体験と言ったほうがいいか、すぐそばに元嫁がいて、そんなことに浸り切れるほど現実
の状況はメルヘンではなかった。
男を知らない体に確かに興味はあったが、もうちょっと年齢がいってからでいい。
それでもそのあとはやはり元嫁の体は求めた。そばにあるのだから仕方がない。
今回は彼女もユウのことを気にできるほど早くに覚醒して、俺のを世話してくれたりしたが、ユウの存在がどう
しても気になるらしく「口でイってよ」と珍しく言ってきたが、探ってみるともうグショグショに濡れていたので有無
を言わさずに挿入したところ元嫁の反応がいつになく激しくて、最後は、自己申告によるとイったとのことで、そ
のあと腰振りを制限されてしまい止むなく自力を足して口に出した。
それまでは、イキそうと囁かれたことはあったけれど、イったと申告されたのは初めてだった。
すぐに復活したのでまた挿入。
前のあの日と違ってベッドが軋む。
貰い物のパイプベッド、またネジを締め直さねばと思っているうちに元嫁がイって、俺は2回目の射精はせずに
終了。
すぐにズボンを上げてユウを抱き上げてベッドに上げた。
元嫁が余韻に浸っているのが少しシャクだったからでもある。
パジャマ越しではあったけれど、俺の勃起を少し彼女の尻に突き立てたような気もするし、これは後に加わった
妄想ってのが事実なのかもしれない。
元嫁は口の、つまり精液の匂いを姪っ子に嗅がせてはいけないと思ったのか、背を向けてしまった。
これは考え過ぎか。 ミスった。
>>30
加減に今しかないにプレミアムを感じた。・・・・・・×
加減に今しかないプレミアムを感じた。・・・・・・・・○ かなり記憶が怪しい部分に挑戦してみようと思うが、元嫁が、レスが治ったのはユウが泊まるようになったお陰
みたいなことを皮肉めいて口走り、かなり激しい口論になったことがある。
取りようによっては、俺がユウに欲情して、その代償として元嫁を求めたってことにもなるが、それだけはやは
り避けたいと考えた。
姪っ子は「叔父ちゃんと結婚しないんだったら、うちが貰うよw」そんなようなことを元嫁に言って煽ってもいたよ
うで、それが下支えになっている発想ならば捨て置いてもよさそうなものだが、俺としてもムキになるのは核心を
突かれていると思う部分もあったからだろうと思う。
「3年経ったら16か・・・すぐだね」
元嫁の言葉には裏がある。
自分が16で初体験をしたことを暗に自慢というか、さりげなく明かしているのは、その周辺の発言と合わせると
疑いようがなかった。
これは、日頃から俺が、ユウが育ったら元嫁よりも義姉よりもずっといい女になるだろうとか、そういうことを言っ
ていることへの反撃かとも思えた。
これも、まあいいか。
中学のテニス部は練習熱心で、土日といえども姪っ子に暇はなく、以前よりも疎遠になったが、顔を合わせる間
隔が広くなると、こっちとしてはそれだけ成長に驚かされる訳で、それもストレートな感じではなく、日焼けしてい
るせいでコントラストが強調された、隠れた部分や、玄関先に脱ぎ散らかされた臭い靴でさえ、大人への変化を
感じさせた。
ある日、里から米だかの確か農産物が送られきて、義姉のところへ取りに行く用事があった。
わりと頻繁にあることで、たいていは元嫁も同行して、2時間やそこらたわいのない話をしたりするのが常だった
が、その日は俺一人だった。
玄関が開くと見るからに散らかった様子で、扉が閉まらないようにと上がりがまちからバランスを取って手で押さ
えてくれる姪っ子は、汚れた体操着姿で、何度か車へと往復する俺は彼女の胸のすぐ下をすり抜けるような形に
なって、姪っ子が何を勘違いしたのか「腋?・・・ちゃんと抜いてるよ」と笑った。
半袖から俺が脇を覗き込んだように見えたのか。
「ユウ一人だけど、上がる?」
そう言いながら腕まくりをして脇を見せてくる。
抜き残しを見ろということだった。 ひょっとしたら力こぶを自慢したい部分もあるのかもしれないが相手は女の子なのでそのへんは微妙だ。
「テニスってそんなに汚れるかい?」
俺としては話をそらしたつもりだった。
「臭う?」そう言って姪っ子は腋に当たっていた部分をねじり寄せて匂いを嗅いだ。
最初玄関に入った時に、てっきり甥っ子の靴からだと思って、話の掴みみたいな扱いで鼻をつまんでみせたのだが、
それが尾を引いたか。
「いや、大丈夫」
「汚れるのはね、トンボとか色々あるんすよ」とおどける。
姪っ子は中学に入ってからショートカットにしている。部活の決まりなのかもしれない。
「ショートの髪型もだんだん似合うようになってきた」
照れ隠しなのか半笑いの表情を見せる姪っ子。
「大人の毛の話だけど、そういうのってカミソリで剃らないのか?」
おおよそこんなような不用意な俺の一言が彼女のこだわりに火をつけたのかもしれない。
あるいは、ひとりの男の意見として、中学生ととは言え腋毛の手入れができていないのはダメだ、と受け取られた
のかもしれない。
『大人の毛』の部分にはノってこなかった。
「剃るとか怖い怖い。そんなのはウチひとりででっけん(できない)」
「他の同級生とかは?」
もう腋毛が生えていて当然という流れになっている。
「みんな抜いてるんと違うかな。そんなは話せんけどな」
タメ口が可愛い時期だ、と俺は感じていた。
首をコキコキと鳴らしながら歩く後について、こんな耳だっけか・・・と不思議に思った。
義姉も元嫁とも似ていない部分の新発見だった。
リビングには音声がやけに小さくテレビが点いていて、見るというよりは静けさを紛らわせるアイテムのように思えた。
「最近一人多いの?」と俺。
散らかったものをどけて座れる場所を作った。
「だいたいお兄ちゃんいるけどね。今日は彼女の家行ってる」
へえ、甥っ子にもう彼女がいるのか・・・。それは聞いてなかったな。
姪っ子はボックスソファ一の上だけをキレイに片付けてくれて、そこへ座れと促した。
俺が触りかけた場所から下着のような物が見えたように思えたが、姪の扱い方からして、それは義姉の物に違いな
かった。 義姉はパートへ出る、というか元の職場に上手く復帰してから部屋の散らかり方が酷くなった気がする。新築の家なの
にこれでは台無しだ。
元嫁も姉妹なのだから似たものなのかな?と、そんな危惧に近い想像がふと頭に浮かんだが、姪っ子の次の行動が
俺にそんなことを考えている余裕を与えなかった。
膝枕というか、もう股間に近い部分に頭を突っ込んできて、仰向けだからいろんな意味でセーフ・・・というか、もう腋の
毛の抜き残しにしか思考が向かない様子だった。
姪っ子は、まぁここまで日に焼けて大丈夫なのかと思うほどに真っ黒になっていて、それにも増して肩の筋肉が発達し
ているのが目を引くというか、本人もそれがかなりの自慢らしく誇らしげに見せてくるのだが、すればするほどぞんざい
に扱われるブラの肩紐が気になって、それは紐というよりサポーターのベルト部と表したほうが適切に思えるが、こうい
ういわゆるスポーツブラというものに接した経験がないので、それなりに興味が湧いた。
手渡される毛抜き、見ると小テーブルにいくつも転がっている。
思いのほかしっかりとした毛に驚いたが、抜き残しは大した本数ではなかった。
抜く瞬間に毛抜きを持つ手と違うほうの手の指で毛の生えている部分の周囲を強めに押し拡げることを指示され、その
押す痛みがあることによって毛を抜く時の痛みが緩和されるというかごまかされるというか、文章にするとまどろっこしい
が、腋から胸に通じる筋の部分を押せば、普通ならブラジャーと肌に隙間ができようものだと思うのだが、スポーツブラ
はフィットする追従力が半端なくて、ただただその焼け残りの白さに目を奪われるばかり。
作業が無言になって、甥っ子の彼女の話に持っていったほうがいいかなと思った時、姪っ子は片方の腋がもう終了した
と解したのか不意に向き替えをして、結果彼女の乳房の感触が俺の膝にいきなり来た。 元嫁が言うには中学の頃に、姉と一緒の時に俺と出くわしたことがあるらしい。
元嫁と義姉は確か7つ違いだったから、義姉はもう二十歳を越えていたことになる。
あの巨乳が子どもを産む前からだったのか、ミルクタンクとして発達したのか知る機会だったのに、残念ながら俺には記憶
が残っていない。
出くわしたという認識も当時からなかったので、これは仕方がないか。
腋の抜き残し処理が済むと姪っ子は俺の手から毛抜きを取って、今度はスネの毛の手入れを始めた。
もう俺の膝にいる必要はないと思うが、そのまま離れない。
ボウっとしていると、私を見ていろとばかりに俺の毛を抜くいたずらを仕掛けてくる。
そろそろ俺はそわそわとし始めていた。
ここの主の勤務体系を俺は詳しくは知らない。
だが夜勤があるってことは何となく聞いて知っていて、そうなったらいつ帰ってきてもいいことになり、こんな場面に踏み
込まれたらどう言い訳をしてよいものか・・・。
俺の車は荷物を積み込んだ後にコインパーキングに移しておいた。
姪っ子が乗り込んできてそうしろと言ったからだが、長居して食事を呼ばれたりもしたことがあったが、それはあくまでも
元嫁が一緒にいる時のことだった。
コインパーキングのメーターがそろそろ上がるからと理由をつけて姪っ子の体をどける。
女らしく柔らかく育ってきた部分とスポーツで鍛えられた筋肉質が混在していて不思議な感触のある体躯だった。
外に出ると腕を組もうとしてくるので、それは何とか拒んで(頭を鷲掴みにして力比べのように遠ざけつつ)並んで歩く。
ご近所の目が怖い。小学校の頃ならば腕にぶら下がったりまとわりついていたりしても微笑ましいだけかもしれないが、も
う中学生なのだし、遠目には大人の男女に見えてもおかしくないほどだろう。
道すがらどんな会話をしたかは全く覚えていないが、料金を機械に投入している間に姪っ子はキーレスでドアロックを解除
することを要求して、解錠すると勝手に車に乗り込んでしまった。 記憶が残っていないが金曜の夜だったのか、荷物の搬入がしやすいようにと駐車スペースには頭から突っ込んでいて、バッ
クで出す必要があった。
ちょうど出ようとするタイミングで新たにコインパーキングに入ってくる車があって、それを目で追っていて、ちょっとボンヤリ
する瞬間があって、姪っ子が何か言ったのを聞き逃した。
ややこしいタイミングだったのでしばらくスルーして、パーキングから公道へ出る境目のところで一旦車を停めた。
姪っ子はそこで車から降りるものだとばかり俺は思っていた。ドアはまだロックしていない。
再び家の前まで送ろうと思ったのかもしれないが、そのあたりももう記憶にない。
そうだ、家の前にまで帰ったけれど姪っ子がすぐに降りなくて、そうこうするうちに隣人が犬の散歩から帰ってきて、知らぬ
他人が助手席側をする抜けると想定していなかった、つまり俺にはその散歩オヤジが隣人かどうか初め判らず、それでも
助手席の側を抜けていこうとするのを俺が嫌って車を出したのは覚えている。
一つの住宅街から出る交差点の所で俺だけが歩いてくるユウの父親、つまりは義兄に気付いた。
で、とっさに逆方向への一般道に合流してしまった。
「ユウ携帯持ってたっけ?ヨウコ(元嫁)にいつごろ帰るかメールできいてみて」
そう言って俺は繕った。
「持ってるけど置いてきた」
「そっか・・・・」
「・・・で、行ってもいいの?」と姪っ子。
「ん??」
「叔父ちゃんの家じゃん」
部屋と言わないところがまだ子どもという印象を持たせる。
「え?うち来たって叔母ちゃんもおらんが」
軽く流したが、俺も元嫁も当時「叔父ちゃん、叔母ちゃん」呼ばわりに抵抗はなかった。
考えたら結婚もまだしていないわけだからおかしいと言えばそうなのだが、甥や姪にとっては叔母の恋人なのだから叔父で
もいいだろうし、知らない人であっても「おじさん」か「おにいさん」には違いないわけで。 殆どが偶然なのだが車は俺の部屋に向かっている。
「じゃあ(携帯渡すから元嫁に)きいてくれ、そろそろ帰るのかって」
姪っ子が電話で話しているうちに大きな交差点に差し掛かって、ここを越えたら流れの速いバイパス道に乗ってしまうので
そのままユウを帰すとしてもそこそこのドライブにはなりそうだった。
元嫁は実はもう仕事はとうに終えていて、友達と会っているとのことだった。
切り上げることもできるようなニュアンスだったが、こっちに呼びつけるほどの理由は浮かばなかった。
じゃあ姪っ子をよろしくみたいな伝言で終わったらしいのだが、ちょっとどういうことなのか・・・?
元嫁も荷物のことはあらかじめ知っているが、俺の車にユウが同乗してる経緯や理由については想像が及ばないだろう。
しばらくすると「デートみたいやな」と姪っ子が煽ってきた。
「いえいえ、子守っすわ」と俺も応戦する。
やがて高速道路のインターの近くに来た。
何軒ものラブホが建ち並んでいて、間違いなく姪っ子はそれをそれなり理解して眺めているように思えた。
当時の俺は喫煙者でタバコでごまかしたのかもしれないが、甥も姪もタバコの煙は嫌うほうだし、加えて新築の家に引越し
てからは当然のことのように室内は禁煙だった。
なのでタバコに逃げることはできなかったかもしれない。
その頃だったか、元嫁が極端に吸う量を減らしたので、義姉以下姪っ子も、さては妊娠の可能性あり?みたいな詮索をす
ることもあったが、姪っ子が「でも叔父ちゃん次第やしな」などと微妙なことを述べ、「あーうちも将来子ども産むんかな」など
と独り言で締めくくったようだが、なんだかんだ言って姪っ子は俺たちの結婚を煽っているのだろう、と俺は理解することに
していた。
かつての元嫁がそうだったように、子供など生まれて、それを構いたいのかもしれない、と、その時の俺は思っていた。
姪っ子の俺たちへの煽りについては、すでに最初のほうに書いていたな。
ユウがスポーツ系女子になる前のおませさんだった頃の話。 「15分で家に戻るけど」と元嫁からメールが届いた。
姪っ子がまだ俺の携帯を持っていて、メールは読み上げてくれたように記憶している。
なるほど、最寄りの駅前にいたわけか。
時間がハッキリしているということは、もうバスに乗ろうとしている可能性が高い。
このまま迎えに行っても行き違いになる公算も強い。
荷物荷物と書いているが、里といってもそれは義兄の両親からの届け物で、まあ元嫁の実家に最終的には届けるわけだが、
そもそもおすそ分けなのかもしれず、俺から見たら元嫁とたとえ結婚した段階であっても義兄の両親なんてのは、もう他人
以外の何者でもなく、元嫁の両親が車で動く人たちではないから俺が代わりを務めているだけで、考えたらちょっと変な橋
渡しのようにも思うが、ユウにとっては肉親なのだから、その運搬には付き添うほうが理屈としては自然とも思え・・・・??
つまりは、元嫁の両親は長女の旦那の里から送られてきたことに対して、本人に礼を述べる前にその孫に礼を、と。
まあどのみち俺は元嫁の実家へ行くわけである。
一般的にも、こういうのは好き好んでとはなかなかいかないわけで、そう言う意味においては姪っ子がいてくれたら助かる部
分もあるのは間違いがなかった。
荷物だけ置いてとっとと帰ってもよさそうなものだが、そう思わなかったことからも、この日が週末だったのだろうという根拠に
なる。
この時元嫁は連れて行っただろうか?もうこのあたりグダグダでモラルとかそういうのは言える立場ではなかったんだろうなと
思えた。
裏返せば「うちの娘のこと、責任はとってくれるんだろうな、ええ?」みたいな状況だと素になって考えてみると、もう俺は追い
詰められてるなあ、と自虐笑いしか出ない。
バス停の近くに書店があるからそこで待てばいいかと俺は結論付け、黙って向かう。
ユウが窓の外ばかりを見て、変におとなしくなっていたのを覚えている。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています