まだまだ季節としては寒いし、着衣の乱れを直し、布団をかけてやるだけなのが大人の男の正常だとは分かっ
ていたが、元々姪っ子の体温が高めなことにかこつけて、ちょっとの間、観察してみることにした。
肘のちょっと上に大きめのホクロがあって、そこから生えている毛は少し濃いようだし密度も高い。こんなのオッ
サンと同じじゃじゃないか!年頃になったら気にするんだろうな・・・。
あ、この子って寝る時もブラ外さないんだっけ、留め具がないから普通の肌着の感覚に近いのかも?そんなこ
とにも気付いたり、想像したり。
隠されると覗いてみたくなるのが人情。まあパンツをおろしてどうのって気もないし、普段から姪っ子が裸体を隠
す素振りを見せていないことも後押しして、ちょっと覗くだけなら大丈夫かなどと自分を納得させ、横寝しているT
シャツの、そのめくれ上がった裾に手を伸ばした。
その前に元嫁が眠っているか、それが熟睡の域なのかを目視確認。
キッチン部分の灯りを消し忘れて、というか不慣れな姪っ子がトイレに起きた時に大丈夫なようにと消さないで
おいたのだが、それが幸い味方して、豆球だけでは判りえない情報を伝えてくれる。
今だと、100円ショップを覗けば小指のふた関節ほどのサイズのLEDライトが売ってたりするが、それが当時にも
あったらなあ・・・。

下乳というほどの曲面でもないのだが、それがが覗いているのは、ブラがフィットしていないから、それとも位置
が悪いのか。
どうやら背中を丸めた横寝のせいでたわみが出ているのが原因とは判った。
上になっている左乳ならもっとブラをめくれるに違いないと思った瞬間に元嫁が何か喋ってビクッとしたが寝言。
少しも重力の影響を感じさせないでいて、それでいてそれなりの膨らみがあって先端へ続いていている稜線とい
えるのか、そのバランスは時期としてかなりレアな印象に俺は浸っていた。
このあたりは俺の拙い文では伝わらないか。
流れない弾力のチカラっていうのか、もっと大人になったらたゆたゆのおっぱいに育つのだろうが絶妙の未熟さ
加減に今しかないにプレミアムを感じた。
結局、先は見ずにやめた。
俺の手指は驚く程に冷たいと気付いて、これがもし肌に直に触れてしまったら・・・と思ったのもある。
その時の俺の線引き。自制。