んじゃお言葉に甘えて49歳のセフレの話。

美奈は厳格な家庭で育った。
父も母も教師で、特に世間体を気にする母は忙しいこともあって子供にとっては愛情というより「しつけ」をされたと言う。
機嫌が悪いとモノや子供に当たるので、常に母の顔色を伺う子供になり、美奈の性遍歴は母親の影響が大きいようだ。

高校時代、バイト先の店長と人生初のデートをし車の中で初キスをした時。
キスはとても甘く気持ちがよかったが、その先に進もうとされるのが怖かったそうだ。
でも店長の手が下着の中に入ってきて触られたとき、「ぐちょぐちょに濡れてた」。

「その時頭に浮かんでたのはね、お母さんの顔だった。ざまぁみろ!って私思ってたんだよね…」
店長を好きとかセックスに興味あるとかないとかどうでもいい。
母親が知ったら…顔をしかめるような嫌がることをしている事が重要だった。
後から思うと、母との関係を象徴的に表す出来事だと美奈は言う。

結局店長が自分の大きくなったものを美奈に握らせたとき、とてつもない嫌悪感で「やだーーーー!!」と大声を出して
その先は免れたそうだ。