ぐぐってもらえれば明らかなのですが、本来はエロゲシナリオの展開上でツンツンカリカリから
事後でベタ惚れ、デレデレへ推移するヒロインのステータス的表現でした。
しかしそこで鬱ゲーや泣きゲーと同様のメタ的な視点の遷移が生じ、人口に膾炙された結果、
今では広義に「素直でないヒロインの典型的一類型」となっています。
これにはそういう気の強い、高飛車なキャラが登場しても、いずれはそれが主人公(=観測者である
読者や視聴者、あるいはプレイヤー)へ惚れてしまう事が既に宿命づけられてしまっているので、
いわゆるエロゲ的、あるいはラノベ的ハーレム作品では「気の強い娘=ツンデレ」があっさりと
成立してしまう事となる、萌え産業が抱える構造的特色あるいは欠陥が色濃く反映されています。
そのような認識は現在では誤ってはいませんが、そのような状況に陥ってしまうのは何とも
アレなことですなあ……と高二病的、年寄り的愚痴を添えつつ、果たして回答になっているので
あろうかというマジレス気味長文の結びとさせていただきます。かしこ。